JP2006263213A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
前扉が上下に分割され、交換ユニットを筐体の開口上部に着脱自在に形成したた分離型遊技機において、下扉を開放しなくても上部交換ユニットを着脱可能とし、交換作業の効率を高める。
【解決手段】
上扉30の下端部にほぼ横幅に亘って設けられるとともに上扉30に移動可能に支持され、閉扉時において上扉30の下端と下扉40の上端との隙間を扉裏側から遮蔽する遮蔽部材51と、遮蔽部材51を移動させるための移動手段と、遮蔽部材51の下端が下扉40の上端よりも下方に突出した位置、及び遮蔽部材51の下端が下扉40の上端よりも上方になる位置で、遮蔽部材の移動を禁止する固定手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、前扉が上下に二分割されたスロットマシンなどの遊技機の不正防止に関するものである。
従来より、遊技機、例えばスロットマシンにおいては、いわゆる「面替え」の際、遊技内容の変更に最低限必要な構成部品のみ交換し、遊技内遊に関係なく共通使用できる構成部品は遊技場に据え置いたままにして、資源の有効利用及び経費削減を図るべく、分離型スロットマシンが考案されている。この分離型スロットマシンは、前扉を上扉と下扉に分け、支持体にリールユニットと制御基板を搭載した交換ユニットと、上扉のみを最低限交換可能に形成してある。このような、前扉を二分割してある遊技機においては、上下扉の隙間からワイヤ等の異物を挿入されやすく、一枚扉の遊技機に比べていわゆるゴト行為に弱いという問題点がある。そこで、この問題点を解決するために、上扉の下扉側端部に、下扉の上扉側端部の裏側にまで達する隠し部を設けて、上扉と下扉の隙間から異物を挿入されないようにしたスロットマシンが考案されている(特許文献1参照)。
特開2003−52890号公報
しかし、上記したスロットマシンでは、隠し部の構造上、下扉を開放しないと上扉が開かないようになっている。従って、交換ユニットを交換する際には、一旦下扉を完全に開放してからでないと、隠し部が下扉の上端部に引っかかり、交換ユニットを筐体内部から取り出すことができない。
そこで、本発明は、従来技術の有する問題点を解決すべくなされたものであり、上記した分離型スロットマシンのような分離型遊技機において、下扉を開放しなくても上部交換ユニットを着脱可能とし、交換作業の効率を高めることを目的とする。
本願発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号及び図面番号は、発明の実施の形態において用いた符号及び番号を示し、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、正面側に開口する筐体(1)と、前記筐体(1)の開口上部(13)を開閉自在に形成された上扉(30)と、前記筐体(1)の開口下部(14)を開閉自在に形成された下扉(40)と、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能に形成された図柄表示手段と、前記図柄表示手段の図柄表示を制御するための制御装置とを少なくとも備え、前記図柄表示手段及び前記制御装置を支持体(21)に搭載して構成される交換ユニット(2)を、前記筐体の開口上部(14)内に着脱自在に形成した遊技機に係る。
本発明は、前扉が上扉(30)と下扉(40)に二分割された遊技機であり、上記構成要件の他に、電源装置(4)や、メダルなどの遊技媒体を払い出すための払い出し装置(ホッパーユニット5)を有していても良い。
ここで、前記「図柄表示手段」は、表面に複数の図柄を表示した回転リール(23)や、液晶表示装置などとすることができる。また前記「制御装置」は、遊技や遊技に付随する演出を制御するためのものであって、種々の電子部品を搭載した基板を基板ケースに収納したもの(基板ユニット24)とすることができる。
またここで、前記交換ユニット(2)は、遊技内容の交換に最低限必要な部品を一体として交換可能とするためのものであり、前記支持体(21)は、それらの部品を固定可能な方形状の枠体を含む。また、上扉(30)に係合部(上扉係合部36)を設け、支持体(21)には前記上扉係合部(36)と回転自在に係合する係合部(支持体ヒンジ25)を設け、前記交換ユニット(2)を筐体(1)に固定した状態で、筐体(1)の開口上部(13)を上扉(30)で閉塞可能に形成してもよいものである。
さらに本発明においては、前記上扉(30)の下端部にほぼ横幅に亘って設けられるとともに上扉(30)に移動可能に支持され、閉扉時において上扉(30)の下端と前記下扉(40)の上端との隙間を扉裏側から遮蔽する遮蔽部材(51)と、前記遮蔽部材(51)の下端が前記下扉(40)の上端よりも下方に突出して遮蔽部材(51)が前記隙間を遮蔽する位置(以下、下方位置という)から、前記遮蔽部材(51)の下端が前記下扉(40)の上端よりも上方になる位置(以下、上方位置という)までの間で前記遮蔽部材(51)を移動させるための移動手段と、前記上方位置及び下方位置において、前記遮蔽部材の移動を禁止する固定手段とを備えていることを特徴とする。
ここで、前記遮蔽部材(51)は、例えば上扉(30)の裏面や側面内側に軸支された平板状の板材や断面L字型のアングル材などとすることができる。
またここで、「移動手段」は、人が手で操作することにより構成部品が位置移動する機構的構成(リンク装置74)や、所定のスイッチ操作による電気信号に基づいて作動する装置(例えばモータやソレノイド)を含む。「移動」には、回動、上下動を含む。
さらに、「固定手段」は、結果として遮蔽部材(51)の移動を禁止できる形態であればよく、遮蔽部材(51)そのものの移動を阻止するストッパーなどの他、例えばモータ停止時にモータ軸の回転をロックするロック装置や、リンク装置に設けられたバネなどのように「移動手段」が内包している手段も含まれる。なお、本発明においては、「固定手段」の固定を解除する固定解除手段を有していてもよい。また、前記「移動手段」が「固定手段」として機能するもの(例えばシリンダー錠(71)に設けられたリンク装置(74))であってもよい。
(作用)
本発明において、上扉(30)及び下扉(40)の閉扉状態においては、遮蔽部材(51)の下端はは下扉(40)の上端より下方に位置しており、「固定手段」により移動が禁止されている。そして、遮蔽部材(51)は、上扉(30)と下扉(40)の接合部に生じる隙間を扉の裏側から塞ぎ、この隙間への正面側からの異物の挿入を阻止している。上扉(30)を開ける場合には、所定の方法により「固定手段」の固定を解除し、「移動手段」により遮蔽部材(51)を移動させる。遮蔽部材(51)の下端が下扉(40)の上端より上方に位置するまで移動したら、遮蔽部材(51)は当該位置において「固定手段」により移動を禁止される。そこで上扉(30)を開放すれば、遮蔽部材(51)が下扉(40)と干渉することはない。
従って、本発明によれば、下扉(40)を閉めたまま上扉(30)を開くことができるので、交換ユニット(2)を交換する際にも下扉(40)を開ける必要が無く、交換作業を効率的に行うことができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記上扉(30)は、前記筐体の開口上部(13)を閉塞した状態で開放不能とするための施錠装置(上扉ロック機構6、シリンダー錠71)と、施錠状態を解除するための解錠装置(シリンダー錠71)とを備えている。そして、前記固定手段は、前記施錠装置(6,71)の施錠操作及び前記解錠装置(71)の解錠操作に基づいて、前記遮蔽部材(51)を固定可能に形成されているとともに、前記移動手段は、前記施錠装置(6,71)の施錠操作及び前記解錠装置(71)の解錠操作に基づいて、前記遮蔽部材(51)を移動可能に形成されている。そして、前記施錠装置(6,71)の施錠操作により、前記固定手段は上方位置にある遮蔽部材(51)の固定状態を解除して前記移動手段が遮蔽部材(51)を下方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記遮蔽部材(51)を下方位置で固定状態にし、前記解錠装置(71)の解錠操作により、前記固定手段は下方位置にある遮蔽部材(51)の固定状態を解除して前記移動手段が遮蔽部材(51)を上方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記遮蔽部材(51)を上方位置で固定状態にすることを特徴とする。
本発明は、上扉(30)の解錠又は施錠と、遮蔽部材(51)の移動とを同時に行うことができるようにしたものである。
ここで、施錠装置(6,71)は、鍵により施錠する鍵錠装置の他、上扉(30)に設けた上下方向に移動可能なフック(37)を、筐体(1)又は交換ユニット(2)に設けられた突出片(26)に係合させることによりロック状態となり、前記係合が解除されることによりロック解除状態となる装置とすることができる。なお、シリンダー錠(71)のように、解錠装置が施錠装置を兼ねているものを用いてもよい。
またここで、「施錠操作」とは、鍵穴に鍵を挿入して施錠方向に回し錠前をロック状態にすることのほか、上扉(30)を閉めることによりロックされるように形成されている場合には、上扉(30)の閉操作も含む。「解錠操作」とは、鍵穴に鍵を挿入して解錠方向に回し錠前をロック解除状態にすることを含む。
そして、「固定手段」が「施錠操作又は解錠操作に基づいて遮蔽部材(51)を固定可能」とは、「固定手段」が鍵操作や閉扉操作により遮蔽部材(51)の移動を禁止することであり、例えば、鍵穴に挿入した鍵を施錠方向(錠前が施錠状態となる方向)に回転させることにより、遮蔽部材(51)を係止する「固定手段」としてのストッパーを突出させたり、逆に鍵穴に挿入した鍵を解錠方向(錠前が解錠状態となる方向)に回転させることにより、突出しているストッパーを没入させて遮蔽部材(51)の係止状態を解除したり、「移動手段」を「固定手段」としてのロック装置がロック状態にして遮蔽部材(51)が当該位置で位置固定されるようにしたり、「移動手段」をロック解除状態にして「移動手段」が遮蔽部材(51)を移動させることができる状態にすることを含む。
さらに、「移動手段」が「施錠操作又は解錠操作に基づいて遮蔽部材(51)を移動」とは、鍵操作をすることにより「移動手段」としてのリンク装置(74)が連動して遮蔽部材(51)を移動させたり、鍵操作により「移動手段」としての駆動モータやソレノイドを作動させるためのスイッチがONになって、「移動手段」が作動して遮蔽部材(51)を移動させることを含む。
(作用)
本発明においては、上扉(30)の施錠及び解錠操作と、遮蔽部材(51)の移動とが一つの手順で済むので、迅速な開閉を行うことができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記施錠装置(6,71)の施錠操作及び前記解錠装置(71)の解錠操作によりスイッチONとなる作動スイッチ(60)を設け、前記移動手段として、前記作動スイッチ(60)のON信号に基づいて前記遮蔽部材(51)を移動させる作動装置(回転駆動装置53)を設け、前記固定手段は、前記作動スイッチ(60)のON信号に基づいて、前記遮蔽部材(51)の固定状態を解除可能に形成されていることを特徴とする。
本発明は、「移動手段」を電気信号に基づいて作動する装置にするとともに、この作動装置(53)を作動させるための作動スイッチ(60)を、「固定手段」の固定状態を解除する「固定解除手段」として位置づけたものである。
ここで、作動装置(53)は、駆動モータやソレノイドを含み、作動スイッチ(60)は、遮光センサや接触センサ、押圧スイッチなどを含む。
また、作動スイッチ(60)は、上扉(30)の解錠装置(71)と連動してスイッチング可能に形成されている。例えば、解錠装置(71)としての錠前に近傍に、解錠方向に鍵を回すとスイッチONになるセンサや押圧ボタンを設けることができる。
(作用)
本発明においては、解錠操作と同時に作動スイッチ(60)がONとなり、作動スイッチ(60)がONとなることにより、「固定手段」の固定状態が解除され、作動装置(53)が作動して遮蔽部材(51)を移動させる。作動スイッチ(60)がONになることにより「固定手段」が固定解除状態となるので、遮蔽部材(51)は作動装置(53)により移動することができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記遮蔽部材(51)は、前記上扉(30)の裏面側に軸支部(52)を介して前後方向に回動可能に取り付けられ、前記作動装置(53)は、前記遮蔽部材(53)の反軸支部側端部が前記下扉(40)の上端よりも上方に位置している場合には、前記作動スイッチ(60)の操作により前記遮蔽部材(51)の反軸支部側端部を前方に回動させ、前記遮蔽部材の反軸支部側端部が前記下扉(40)の上端よりも下方に位置している場合には、前記作動スイッチ(60)の操作により前記遮蔽部材(51)の反軸支部側端部を後方に回動に回動させることを特徴とする。
本発明及び請求項5記載の発明は、遮蔽部材(51)の移動の態様を具体的に限定したものである。
本発明における遮蔽部材(51)は、上扉(30)の裏面や側板内面に設けられた軸支部(52)によってその上端部又は上方側端部を支持された板材やアングル材とすることができ、上扉(30)及び下扉(40)の閉扉時において鉛直方向に垂下する平板部を少なくとも有している。
また、前記作動装置(53)は、前記軸支部(52)を回転させることができる駆動モータやロータリーソレノイドとすることができる。
(作用)
遮蔽部材(51)は、閉扉時においては平板部が上扉(30)と下扉(40)の隙間を塞ぐ位置に固定されている。そして、例えば上扉(30)の解錠操作によって作動スイッチ(60)がONとなり作動装置(53)が作動すると、軸支部(52)を中心に後方に回動して平板部の下端が後方に跳ね上げられ、例えば平板部が水平状態となる位置で固定される。また、後方に跳ね上げられた状態の遮蔽部材(51)は、例えば上扉(30)の施錠操作によって作動スイッチ(60)がONとなり、作動装置(53)の作動に基づいて平板部が鉛直状態となる位置まで前方に回動して固定される。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項5記載の発明は、前記遮蔽部材(51)は、前記上扉(30)の裏面側に上下方向にスライド可能に取り付けられ、前記移動手段は、前記遮蔽部材(51)の下端が前記下扉(40)の上端よりも上方に位置している場合には、前記遮蔽部材(51)を下方に移動させ、前記遮蔽部材(51)の下端が前記下扉の上端よりも下方に位置している場合には、前記遮蔽部材(51)を上方に移動可能に形成されていることを特徴とする。
本発明の遮蔽部材(51)は、例えば上扉(30)の底面に幅方向に形成されたスリット(39)に挿通され上下方向にスライド可能に支持された平板状の板材とすることができる。また、作動装置(53)としては、遮蔽部材(51)の上端部に結合された回転運動を上下運動に変えるためのリンク装置(54)を作動させことができるロータリーソレノイドや、遮蔽部材(51)の側端部に設けられたラックと噛み合う歯車を回転させる駆動モータなどとすることができる。
(作用)
遮蔽部材(51)は、閉扉時においては上扉(30)と下扉(40)の隙間を塞ぐ位置に固定されている。そして、例えば上扉(30)の解錠操作によって作動スイッチ(60)がONとなり作動装置(53)が作動すると、上方にスライド移動してその下端が下扉(40)の上端よりも上方となる位置で固定される。また、上方に移動した状態の遮蔽部材(51)は、例えば上扉(30)の施錠操作によって作動スイッチ(60)がONとなり、作動装置(53)の作動に基づいてその下端が下扉(40)の上端よりも下方となる位置までスライド移動し固定される。
本発明によれば、前扉が上下に分割された分離型遊技機において、下扉を開放しなくても上部交換ユニットを着脱可能とし、交換作業の効率を高めることができる。
本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、第一の実施の形態及び第二の実施の形態に分けて、図面に基づき説明する。
(第一の実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図10は、本発明の第一の実施の形態を示すものである。
図1及び図2は隠し部を示す上扉及び下扉の部分縦断面図、図3はスロットマシンの分解斜視図、図4は前扉を外したスロットマシンの斜視図、図5及び図6はロック解除装置の作動図、図7乃至図10は隠し部の他の例を示す断面図である。
(スロットマシンS)
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図3に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1、筐体1内部に設けられる交換ユニット2、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されており、さらにこの前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30、筐体ユニット1の開口下部14を開閉可能に塞ぐ下扉40とから構成されている。
(筐体1)
筐体1は、底板15及び側板16,16'及び天板17及び裏板からなる正面側に開口する箱であり、高さ方向略中央部には、二つの側板16,16'の間に水平方向に中板12が設けられている。この中板12の下面には、電源ユニット4が固定されているとともに、底板15にはホッパーユニット5が載置されている。電源ユニット4及びホッパーユニット5は、いわゆる面替えと言われる遊技機交換の際、筐体1に据え置いたままにされるものである。
そして、正面左側の側板16'には、下扉40を係合させ、回転自在に支持するための筐体ヒンジ18が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられて設けられている。さらに、筐体ヒンジ18の対向側の側板16には、下扉40を閉めた際、下扉40をロックするための突出片19が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体21と、この支持体21に固定されたリールユニット22及び基板ユニット24とから形成されている。
支持体21は、図3に示すように、方形状の金属枠からなり、リールユニット22及び基板ユニット24を支持するとともに、これらを一体的に取り扱い可能とするためのものである。支持体21としては、他の構成部品を支持固定可能であってもよい。支持体21の正面左側の縦枠には、上扉30を回転自在に係合するための支持体ヒンジ25が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、この支持体ヒンジ25の対向側の縦枠には、上扉30を閉めた際、上扉30をロックするための突出片26が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
リールユニット22は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リール23と、特に図示しないが、回転リール23を回転させるための駆動モータを有している。また、基板ユニット24は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えた基板を基板ケースに収納したものであり、遊技及びスロットマシンの作動を制御するための制御装置として機能する。なお、基板ユニット24としては、メイン基板ユニットとサブ基板ユニットを別々に設けてもよい。
そして、交換ユニット2は、筐体1の中板12の上に載置した状態で開口上部13内部に収納され、キャッチクリップなどの固定装置10により筐体1に固定される。また、面替えの際には、遊技内容の変更に伴い交換する必要のある制御装置及びリールユニット20を、一体的に交換することができるようになっている
(上扉30)
上扉30は、交換ユニット2の支持体21に回動自在に取り付けられ、かつ支持体21にロック可能に形成されている板状の扉であり、図3に示すように、略中央部に回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、図柄表示窓31の周囲には、飾り部33が形成されている。飾り部33は、ランプなどの電飾としてもよい。また、図柄表示窓31の下方には、7セグメント表示器や液晶表示装置を用いて、遊技に関する数字その他を表示するための表示部32が設けられている。そして、上扉30の下方右端には、上扉30の施錠を解除する際に所定の鍵を挿入可能な鍵穴34が設けられている。
さらに、図4に示すように、上扉30の裏面上部には、音声を出力するためのスピーカ35が設けられているとともに、一方の側面内部には、前記支持体ヒンジ25に係合可能な上扉係合部36が上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、上扉係合部36の対向側の側面内部には、フック37を有する上扉ロック機構6が設けられている。
さらに、上扉30の下端部には、図4に示すように、下縁部に沿って隠し部50が形成されている。この隠し部50は、前扉3を閉じたときに、上扉30の下端と下扉40の上端との間の隙間を扉裏側から塞ぐためのものであるが、これについては後述する。
そして、上扉30は、交換ユニット2を筐体1に収納固定した状態でロックすることにより、筐体1の開口上部13を密閉する。また、上扉30は、面替えの際、交換ユニット2と一体で筐体1から取り外すことができる。
(上扉ロック機構6)
ここで、上扉ロック機構6について詳述する。
上扉ロック機構6は、図示しないバネにより常時上方向に付勢され、上扉30の側面内部を上下方向に摺動可能に取り付けられた可動板38と、この可動板38から上扉30の背面側に突出し、上側又は下側に斜辺を有する鉤状のフック37を備えている。そして、前記フック37を、交換ユニット2の支持体21に設けられた突出片26に係止させることにより、上扉30をロックするものである。すなわち、上扉ロック機構6は、上扉30を閉めると、フック37の斜辺が突出片26に当接して可動板38が下方に押し下げられた後、バネの力で元の位置に復帰して自動的にフック37が突出片26に係止されるようになっている。
一方、上扉30を解錠する場合には、前記鍵穴34に所定の鍵を挿入して回転させることにより、フック37と突出片26との係合を外すことができるようになっている。すなわち、鍵穴34の奥側には、解錠装置としてのシリンダー錠71が設けられており(図3参照)、このシリンダー錠71の作動により、フック37と突出片26との係合が解除されるものである。
シリンダー錠71は、外筒に収納された回転体(図示せず)を有し、シリンダー錠71の背面側端部には、図5に示すように、前記回転体の回転に伴って回転する回転板71Aが設けられている。また、回転板71Aには、可動板38に形成された開口部38Aと係合する突起71bが設けられている。そして、鍵穴34に所定の鍵を差し込んで回すことにより、図5(B)に示すように、回転板71Aが回転して可動板38を下方に押し下げ、フック37と突出片26の係合が解除されて、上扉30を開くことができるものである。
なお、上扉ロック機構6には、前記隠し部50を電気信号により作動させるための作動スイッチ60が設けられているが、これについては後述する。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16'に回動自在に取り付けられ、かつ筐体1にロック可能に形成されているものである。下扉40の上部には、スロットマシンSを作動させるための操作スイッチを有する操作部41が設けられている。
ここで、操作部41としては、図3に示すように、遊技メダルを投入するためのメダル投入口42、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのベットスイッチ、貯留した投入メダルを払い出すための精算スイッチ、回転リール23の回転を開始させるためのスタートスイッチ、回転リール23の回転を停止させるためのストップスイッチが設けられている。また、前記メダル投入口42の下方には、下扉40の施錠を解除する際に所定の鍵を挿入可能な鍵穴44が設けられている。
下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43が形成されており、前記操作部41とメダル受け皿43の間には、パネルユニットが着脱自在に取り付けられている。
さらに、図4に示すように、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター45が設けられている。また、下扉40の一方の側面内部には、筐体ヒンジ18と係合可能な下扉係合部46が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部46の対向側の側面板の内部には、フック47を有する下扉ロック機構7が設けられている。
下扉ロック機構7の構成は、上扉ロック機構6と基本的には同様である。すなわち、鍵穴44の奥側に解錠装置としてのシリンダー錠70が設けられており(図3参照)、シリンダー錠70の背面側端部には、図6に示すように、鍵の回転により回転する回転板70Aが設けられている。また、回転板70Aには、可動板48に形成された開口部48Aと係合する突起70bが設けられている。そして、鍵穴44に所定の鍵を差し込んで回すことにより、図6(B)に示すように、回転板70Aが回転して可動板48を下方に押し下げ、フック47と突出片19(図4参照)の係合が解除されて、下扉40を開くことができるものである。
なお下扉40は、面替えの際には、パネルユニットを新機種に対応したものに交換して、本体は筐体1に据え置かれたままにされるものである。
(隠し部50)
隠し部50は、図1に示すように、上扉30の裏面下部に取り付けられた遮蔽板51と、上扉30の側面板内側に設けられ前記遮蔽板51を上方両端部において軸支する支持軸52と、支持軸52と同軸の回転軸を有し前記遮蔽板51を前後方向に回動させるための回転駆動装置53を備えている。
遮蔽板51は、図4に示すように、上扉30の底辺の横幅とほぼ同じ長さに形成された平板部材である。そして、図1に示すように、遮蔽板51が鉛直状態となっているときには、その下端が、上扉30の底部から下方に突出し下扉40の上端よりも下方に位置するようになっている。すなわち、上扉30の下端と下扉40の上端との間の隙間を、扉の裏側から遮蔽するようになっている。そしてこの遮蔽板51は、回転駆動装置53により、前後方向に回動可能に形成されている。
ここで、回転駆動装置53は、前記支持軸52を回転させることができるロータリーソレノイドや駆動モータであり、支持軸52の回転により遮蔽板51が前後方向に回動するようになっている。そして、回転駆動装置53は、鉛直状態の遮蔽板51が水平状態となるまで、又は水平状態の遮蔽板51が鉛直状態となるまで、遮蔽板51を回動させるように設定されている。
さらに、回転駆動装置53は、遮蔽板51が図1に示す鉛直状態で停止しているとき、及び遮蔽板51が図2に示す水平状態で停止しているときには、遮蔽板51を後方又は前方に回動させる方向に力が加えられても遮蔽板51を当該位置で固定させることができるようになっている。具体的には、回転駆動装置53は、特に図示しないが、停止位置において支持軸52又は回転駆動装置53の回転軸を回転不能にロックする固定手段としてのロック装置を内蔵している。すなわち、回転駆動装置53は、遮蔽板51を移動させるための作動装置(移動手段)であると同時に、遮蔽板51を固定するための固定手段としても機能しているものである。
なお、固定手段としてのロック装置を回転駆動装置53以外の場所に設けてもよい。具体例としては、例えば、特に図示しないが、支持軸52又は回転駆動装置53の回転軸にギヤ状の突起を設け、上扉30の扉枠や遮蔽板51に鉤状の係止爪を移動可能に取り付け、回転駆動装置53の駆動停止と同時に前記係止爪が突出して前記突起に係合し、遮蔽板51と軸支部とを固定するようにしたものとすることができる。あるいは、支持軸52又は回転駆動装置53の回転軸に軸直方向に形成されたピン孔を設け、上扉30の扉枠や遮蔽板51に、前記ピン孔に挿入可能な係止ピンを軸方向に移動可能に取り付け、回転駆動装置53の駆動停止と同時に、前記ピン孔に向かって係止ピンを突出させて遮蔽板51と軸支部とを固定するものとすることがてきる。
ここで、遮蔽板51は、上記した平板状のものの他、図7、図8に示すような、平板部51aの反軸支側端部から垂直方向に張り出す張り出し部51bを有する断面L字型の部材としてもよい。この場合、下扉40の上端部には、背面側に開口する凹部49を設け、遮蔽板51が前方に回動した状態、すなわち図7に示すように平板部51aが鉛直状態となったときに、前記張り出し部51bが凹部49に背面側から挿入されるようになっている。このように形成することにより、上扉30と下扉40の隙間から筐体内部に至るまでの空間が複雑に折れ曲がり、隙間から筐体1内部に異物挿入を行うことがより困難になる。
(作動スイッチ60)
作動スイッチ60は、前記回転駆動装置53を作動させるためのスイッチであって、本実施の形態においては、上扉30の施錠を解除するための解錠操作によりスイッチのON、OFFを切り替えられるようになっている。すなわち、作動スイッチ60は、鍵穴34に所定の鍵を挿入してシリンダー錠71の回転板71Aを所定の角度(例えば45度)回転させることによりスイッチング可能に形成されている。
具体的には、作動スイッチ60は、図5に示すように、上扉30の例えば側板内側に固定された発光部及び受光部を有するフォトセンサ61と、可動板38に固定された遮光板62とからなる遮光センサであって、遮光板62がフォトセンサ61の受光部の受光を遮ることによりスイッチONとなり、フォトセンサ61の受光部が受光している場合にはスイッチOFFとなるように形成されている。そして、上扉30の施錠状態、すなわち可動板38に設けられたフック37が、支持体21の突出片26と係合している状態においては、図5(A)に示すように、遮光板62はフォトセンサ61の位置になく、上扉30の解錠時、すなわち鍵の操作で回転板71Aを回転させ可動板38を押し下げてフック37と突出片26との係合が解除されたときには、図5(B)に示すように、遮光板62がフォトセンサ61の受光部及び発光部の間に位置するようになっている。
なお、上扉30を閉める際、フック37の斜辺と突出片26が当接して可動板38が下方に移動するが、この移動距離を、遮光板62がフォトセンサ61を遮光する位置までは達しないように設定することにより、上扉30の閉操作のみでは作動スイッチ60がスイッチングされないようにすることができる。例えば、フック37と突出片26の当接によっては、図5(A)において細線で示した位置までしか遮光板62が下降しないように設定すればよい。あるいは、フック37を可動板38に上下方向に揺動自在に取り付けるとともに、バネにより斜辺側に回動する方向に付勢されるように形成し、上扉30を閉める際にはフック37のみが下側に回動した後、元の位置に復帰することによりフック37と突出片26が係合するようにしてもよい。一方、フック37と突出片26の当接によって遮光板62が図5(B)の位置まで下降するように設定すれば、上記とは逆に、上扉30の閉操作によって作動スイッチ60がスイッチングされるようにすることができる。
ここで、回転駆動装置53は、作動スイッチ60がONになると、所定の方向に所定の角度だけ支持軸52を回転させて作動停止し、作動スイッチ60がOFFの場合、又はOFFになったときには作動しないように形成されている。すなわち、遮蔽板51が鉛直状態(図1参照)のときに作動スイッチ60がONになった場合には、回転駆動装置53は、遮蔽板51が90度だけ後方に回動するよう支持軸52を回転させて、その後作動停止する。また、遮蔽板51が水平状態(図2参照)のときに作動スイッチ60がONになった場合には、回転駆動装置53は、遮蔽板51が前方に90度だけ回動するよう支持軸52を回転させて、その後作動停止する。このように、作動スイッチ60は、鍵穴34に挿入した鍵を解錠方向に回転させるごとに、遮蔽板51を後方、前方の交互に回動させることができるものである。
ところで、回転駆動装置53を作動させるための電力は、筐体1の電源ユニット4から供給されるようにすることができるが、これだと上扉30と交換ユニット2を筐体1に装着し通電状態にしないと回転駆動装置53が作動しない。ただ、隠し部50の初期状態を遮蔽板51が跳ね上がった状態にしておけば、交換ユニット2の収納時に遮蔽板51が邪魔になることはない。そして、交換ユニット2の装着後、通電状態にしてから鍵を操作して遮蔽板51を前方に回動させればよい。もちろん、回転駆動装置53を作動させるための電力を、交換ユニット2に設けた蓄電器、充電器などから供給するようにしてもよい。
なお、図示した例では、作動スイッチ60を遮光センサとしたが、作動スイッチ60としては、解錠操作に伴いスイッチONとなる押圧スイッチや接触センサであってもよい。
(上扉30の開閉)
以上のような構成を有するスロットマシンSの、上扉30の開閉及び交換ユニット2の着脱について説明する。
まず、閉扉状態(施錠状態)においては、図5に示すように、作動スイッチ60は、スイッチOFFである。このとき、隠し部50の遮蔽板51は、図1に示すように、回転駆動装置53がロック状態となって鉛直状態に固定されており、前方から押圧力を受けても回動することはない。また遮蔽板51の下端が下扉40の上端部よりも下方に位置し、上扉30下端と下扉40上端の間の間隙を扉裏側から塞いでいる。この状態においては、隙間から針金などの異物を筐体内部に挿入することができない。また、遮蔽板51が下扉40の上端に引っかかるので、下扉40を閉めたままでは、上扉30を開くことはできない。
上扉30を開く場合には、所定の鍵を鍵穴34に挿入して、開錠方向(例えば右方向)に回転させる。これによりシリンダー錠71が解錠状態(回転板71Aが可動板38を押し下げた状態。図5(B)参照)となり、上扉ロック機構6のフック37と支持体21に設けられた突出片26の係合が解除され、上扉30と支持体21とのロックが解除される。また、解錠操作に伴い、図5(B)に示すように、作動スイッチ60がONとなる。
作動スイッチ60がONとなることにより、回転駆動装置53が作動して、図2に示すように、遮蔽板51を後方に回動させる。回転駆動装置53は、遮蔽板51が水平状態となるまで支持軸52を回転させた後ロック状態となるので、遮蔽板51が回動停止後、自重で前方に回動することはない。この状態において、遮蔽板51と下扉40とが干渉し合わず、上扉30が開く方向に回動可能となるので、上扉30の右側を手前に引いて上扉30を開く。
この後、交換ユニット2を筐体1から取り外す場合には、まず交換ユニット2と筐体1側の内部装置(電源ユニット4、ホッパーユニット5)との電気的接続を絶ってから、固定装置10の固定を解除して、上扉30と一体で交換ユニット2を筐体1の開口上部13から抜き出す。この場合、上扉30を閉めるとフック37と突出片26が係合して施錠状態となるが、上扉30の閉操作のみでは作動スイッチ60がスイッチングされないように形成してあれば、鍵を回転させない限り回転駆動装置53は作動しないので、遮蔽板51を上方に跳ね上げたままにしておくことができる。従って、上扉30を閉じた状態で、下扉40と干渉することなく交換ユニット2を取り出すことができる。なお、上扉30の閉操作のみで作動スイッチ60がスイッチングされるように形成した場合には、交換ユニット2の取り出し時に上扉30を開けたまま(施錠されない状態)にしておけばよい。
次に、開放した上扉30を閉める場合には、上扉30を閉じる方向に回動させるだけでよい。遮蔽板51は下扉40の上端部と干渉しないので、上扉30の回動が妨げられることはない。上扉30は閉扉と同時にフック37と突出片26が係合して施錠される。ここで、上扉30の閉操作のみでは作動スイッチ60がスイッチングされないように形成した場合には、上扉30を閉じたまま鍵穴34の鍵をもう一度解錠方向に回転させる。これは、上扉30を解錠するためではなく、作動スイッチ60をONにするためである。作動スイッチ60がONとなることにより、回転駆動装置53が作動して、後方に跳ね上げられている遮蔽板51を前方に回動させ、図1に示すように鉛直状態にする。これにより、上扉30と下扉40の間隙が塞がれる。
交換ユニット2を取り出した後、新しい交換ユニット2を装着する場合には、新しい交換ユニット2の上扉30の隠し部50は、遮蔽板51が跳ね上げられている状態であるので、下扉40と干渉することなく開口上部13に収納することができる。交換ユニット2を筐体1に固定して通電状態にしたら、上扉30を閉じて施錠状態にしたうえ、鍵を操作して遮蔽板51を前方に回動させればよい。
このように、本実施の形態によれば、隠し部50を移動可能に形成したことにより、上扉30と下扉40との間の隙間を塞ぎ、その隙間から異物を挿入するなどの不正行為を防止することができると同時に、上扉30と下扉40を別々に開くことができる。特に、上扉30は下扉40を閉じたままでも開くことができるので、交換ユニット2の交換作業を効率的に行うことができる。また、上扉30の解錠操作により隠し部50が移動するようになっているので、上扉30を開放する際に、解錠操作とは別に隠し部50を移動させるための操作手順を踏む必要がない。
(隠し部50の他の形態)
ところで、上記実施の形態においては、上扉30と下扉40の隙間から異物を差し込んで、遮蔽板51を力一杯押された場合を想定すると、遮蔽板51の固定部が左右両端部のみであり、回転駆動装置53のロック装置だけで遮蔽板51の回動を阻止している状態では、強度的に不安が残る。この場合、遮蔽板51の回動を阻止することができるストッパーを上扉30の裏面や側面内部に設けることが考えられる。例えば、特に図示しないが、遮蔽板51が後方に跳ね上げられているときには遮蔽板51の下面を下側から支持し、遮蔽板51が垂下しているときには遮蔽板51の裏面を裏側から支持可能な出没片を設け、遮蔽板51の前方又は後方への回動を規制するものである。しかし、回転駆動装置53の他に上記したような装置を設け、なおかつ両者の作動を同期させることとなると、構成が複雑になるという不利益がある。
そこで、遮蔽板51を上下方向にスライド移動させることにより、上扉30と下扉40の接合部を遮蔽するように形成した。すなわち、隠し部50としては、図9に示すように、平板状の遮蔽板51と、ロータリーソレノイド又はモータからなる回転駆動装置53と、遮蔽板51の上端と回転駆動装置53の回転軸とを連結し、回転駆動装置53の回転運動を遮蔽板51の上下運動に変えるためのリンク装置54とを設ける。また前記遮蔽板51は、上扉30の底板に幅方向に亘って形成されたスリット39を挿通するように設置されている。
そして、前扉3の閉扉時には、図9に示すように、遮蔽板51はスリット39から下方に突出し、その下端を下扉40の上端部よりも下方に位置させて、回転駆動装置53のロック装置により固定されている。この状態で作動スイッチ60をONにすると、回転駆動装置53が作動して、リンク装置54を介して遮蔽板51を上方に引き上げる。遮蔽板51はスリット39にガイドされつつ、上方にスライドし、図10に示すように、その下端が下扉40の上端部よりも上方となる位置で移動停止し、ロック装置により固定される。そして、上扉30が開放可能になる。上扉30を閉めるときには、図10の状態において作動スイッチ60をONにすれば、回転駆動装置53の作動により遮蔽板51は下方にスライドする。
このように形成した場合には、遮蔽板51が奥方向に移動しないので、上扉30の裏面側、又は中板12の正面側にスペースを設ける必要がないという利点がある。また、遮蔽板51は、上扉30の底板に設けられたスリット39から下方に突出し、その表裏面をスリット39の端部に支持され前後方向の移動を規制されるようになっているので、図1に示す上扉30と下扉40の隙間を裏側から塞いでいる状態において、当該隙間から異物を挿入して遮蔽板51を押されても、容易に奥側に移動したり湾曲したりすることがない。
なお、遮蔽板51を上下動させる機構は一例であって、上記したリンク装置54を用いたものに限られない。例えば、特に図示しないが、遮蔽板51の側端部にラックを形成し、これと噛み合うギアを回転駆動装置53により回転させることで遮蔽板51が上下動するようにしてもよい。
(第二の実施の形態)
(図面の説明)
図11乃至図13は、本発明の第二の実施の形態を示す。図11及び図12はシリンダー錠71及び隠し部50の作動を示す図、図13は隠し部50と連結装置80の概略を示す上扉30の正面図である。
ここで、スロットマシンSの基本的構成は、第一の実施の形態と同様であるので、重複部分の説明は省略し、本実施の形態の特徴点のみ説明する。
(上扉ロック機構6)
本実施の形態においては、上扉ロック機構6として、図11及び図12に示すように、上扉30の鍵穴34の奥側に設けられ、鍵の回転により左右方向に出没可能に形成された係止突起73を有するシリンダー錠71と、交換ユニット2の支持体21の反ヒンジ側の正面縦枠に設けられ、前記係止突起73が嵌入可能な係合凹部27が設けられている。なお、図11(A)及び図12(A)は上扉30と下扉40の接合部分の断面図であり、図11(B)及び図12(B)は図11(A)及び図12(A)を正面視した図である。そして、鍵穴34に所定の鍵を挿入して、鍵を施錠方向、例えば右側に回転させることにより、前記係止突起73を係合凹部27を嵌入させて上扉30を施錠し、鍵を解錠方向、例えば左側に回転させることにより、前記係合凹部27と係止突起73の係合を解除して上扉30を解錠するようになっている。すなわち、本実施の形態では、シリンダー錠71は、解錠装置及び施錠装置として機能するものである。
ここで、シリンダー錠71は、図11に示すように、背面側の奥端部には、回転運動を横方向の直線運動に変えるためのリンク装置72が設けられ、このリンク装置72から係止突起73が上扉30の側面側に向かって突出している。リンク装置72の詳細は図示しないが、シリンダー錠71の内部の回転体が鍵の回転に伴って回転することにより、係止突起73を左右に移動させるための構造を有している。
また、シリンダー錠71の奥行き方向略中央部には、回転運動を上下方向の直線運動に変えるためのリンク装置74が設けられ、このリンク装置74の下端部からは、上扉30の底面側に向かって連結板74Aが突出している。リンク装置74の詳細は図示しないが、シリンダー錠71の内部の回転体が鍵の回転に伴って回転することにより、連結板74Aを上下に移動させるための構造を有している。
前記連結板74Aは、図11(B)に示すように、係止突起73が係合凹部27と係合しているとき(係止突起73が係合凹部27に嵌入したとき)にはリンク装置74の下端部から下方に突出し、図12(B)に示すように、係止突起73と係合凹部27との係合が解除されたとき(係止突起73が係合凹部27から抜け出たとき)にはリンク装置74の内部に収納されるようになっている。
(隠し部50)
隠し部50は、図11及び図12に示すように、上扉30の底板に幅方向に亘って形成されたスリット39を挿通する遮蔽板51である。この遮蔽板51の正面右側の上端部は、前記シリンダー錠71のリンク装置74に結合されている。さらに、遮蔽板51の正面左側の上端部は、以下に述べる連結装置80に結合されている。
連結装置80は、図13に示すように、上扉30のシリンダー錠71と対向側に設けられており、上扉30の裏面側に回転可能に支持された回転体81と、シリンダー錠71と回転体81に掛け渡された連結部材82とを有している。連結部材82は、環状のワイヤーやチェーンであって、シリンダー錠71の回転を回転体81に伝達するためのものである。連結部材82としては、その両端部がシリンダー錠71及び回転体81に固定された棒状部材を設けてもよい。また回転体81には、図11又は図12に示すリンク装置74と同様のリンク装置83が設けられている。
遮蔽板51は、その両端部をシリンダー錠71と連結装置80の回転体81に吊り下げられるようにして、上扉30の裏面側に支持されている。そして、鍵穴34に所定の鍵を挿入して回転させることにより、連結部材82を介してシリンダー錠71と回転体81が連動して回転し、シリンダー錠71のリンク装置74と連結装置80のリンク装置83とが連動して上下動する。これにより、遮蔽板51はスリット39の内部を上下方向に移動可能となっているものである。
なお、遮蔽板51の移動を阻止するためのロック装置は特に設けてないが、シリンダー錠71のリンク装置72,74の機構的構成により、遮蔽板51が図11に示す上方に移動した位置から自重で下方に移動するとはない。例えば、特に図示しないが、リンク装置74には、内部の移動体が所定位置(連結板74Aが最も上端又は下端まで移動した位置)に移動した場合には、移動体の移動を規制する方向にバネの力が働くようになっており、バネの規制力よりも大きい力を加えない限り、移動体が移動することがないようになっている。また、図11に示す上扉30と下扉40の隙間を遮蔽板51が塞いでいる状態において遮蔽板51が前方から押圧力を受けても、遮蔽板51はスリット39の端部に表裏面を支持されているので奥側に移動したり湾曲したりすることはない。
(上扉30の開閉)
以上のような構成を有する上扉30の開閉について説明する。
まず、前扉3の閉扉状態(施錠状態)においては、図11(A)に示すように、遮蔽板51はスリット39から下方に突出し、その下端を下扉40の上端部よりも下方に位置させて停止している。また、図11(B)に示すように、係止突起73は係合凹部27に嵌入している。この状態で鍵穴34に挿入した鍵を解錠方向(例えば右側)に回すと、図12(B)に示すように、係止突起73がリンク装置72の内部側に移動し、係合凹部27との係合がはずれて解錠状態になるとともに、連結板74Aが上方に移動して遮蔽板51が上方に移動する。遮蔽板51はスリット39にガイドされつつ、上方にスライドし、図12(A)に示すように、その下端が下扉40の上端部よりも上方となる位置で停止する。そして、上扉30が開放可能になる。
上扉30を施錠する場合には、上扉30を閉じてから鍵を施錠方向(例えば左側)に回すことにより、係止突起73が係合凹部27に向かって突出すると同時に、連結板74Aが下方に移動して遮蔽板51も下方に移動する。そして、係止突起73と係合凹部27が係合して上扉30が施錠状態になるとともに、遮蔽板51はその下端が下扉40の上端部よりも下方となる位置で停止し、上扉30と下扉40の隙間を遮蔽する。
このように、本実施の形態によれば、遮蔽板51を手動で動かすことができるので、スロットマシンSの通電状態の如何を問わず上扉30の開閉を行うことができる。
なお、第一及び第二の実施の形態におけるスロットマシンSは、上扉30を施錠する上扉ロック機構6と、隠し部50を備えたものであったが、隠し部50は上扉30と下扉40の隙間を塞ぐと同時に、下扉40の施錠時において上扉30を開放不能にする役割も果たしている。従って、上扉ロック機構6(すなわち第一の実施の形態においてはフック37及び突出片26、第二の実施の形態においては係止突起73及び係合凹部27)を設けずに、遮蔽板51の移動により上扉30の施錠及び解錠ができるようにしてもよい。この場合、遮蔽板51は上下動するタイプにしたほうが好適である。また、上扉30には、施錠装置の代わりに、上扉30を支持体21に一時係止するための係止装置(例えば凸部が板バネにより形成された凹部と係合するものなど)を設けるとよい。
本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できる。例えば、遊技媒体としてメダルの代わりにパチンコ球などの遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に適用することができる。
本発明の第一の実施の形態であって、隠し部の断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、隠し部の断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシンの分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、前扉を外したスロットマシンの斜視図である。下扉の分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、シリンダー錠の作動を示す図である。 本発明の第一の実施の形態であって、シリンダー錠の作動を示す図である。 本発明の第一の実施の形態であって、隠し部の他の例を示す断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、隠し部の他の例を示す断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、隠し部の他の例を示す断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、隠し部の他の例を示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、シリンダー錠及び隠し部の作動を示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、シリンダー錠及び隠し部の作動を示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、シリンダー錠及び連結装置の概略を示す図である。
符号の説明
S スロットマシン 1 筐体
2 交換ユニット 3 前扉
4 電源ユニット 5 ホッパーユニット
6 上扉ロック機構(施錠装置) 7 下扉ロック機構
10 固定装置 11 開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板 18 筐体ヒンジ
19 突出片
21 支持体 22 リールユニット
23 回転リール 24 基板ユニット
25 支持体ヒンジ 26 突出片
27 係合凹部
30 上扉 31 図柄表示窓
32 表示部 33 飾り部
34 鍵穴 35 スピーカ
36 上扉係合部 37 フック
38 可動板 39 スリット
40 下扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル受け皿
44 鍵穴 45 メダルセレクター
46 下扉係合部 47 フック
48 可動板 49 凹部
50 隠し部 51 遮蔽板(遮蔽部材)
52 軸支部 53 回転駆動装置(作動装置、固定手段)
54 リンク装置
60 作動スイッチ 61 フォトセンサ
62 遮光板
70 シリンダー錠 71 シリンダー錠(解錠装置、施錠装置)
72 リンク装置 73 係止突起
74 リンク装置(移動手段、固定手段)
80 連結装置 81 回転体
82 連結部材 83 リンク装置

Claims (5)

  1. 正面側に開口する筐体と、
    前記筐体の開口上部を開閉自在に形成された上扉と、
    前記筐体の開口下部を開閉自在に形成された下扉と、
    複数の図柄を変動表示及び停止表示可能に形成された図柄表示手段と、
    前記図柄表示手段の図柄表示を制御するための制御装置とを少なくとも備え、
    前記図柄表示手段及び前記制御装置を支持体に搭載して構成される交換ユニットを、前記筐体の開口上部内に着脱自在に形成した遊技機において、
    前記上扉の下端部にほぼ横幅に亘って設けられるとともに上扉に移動可能に支持され、閉扉時において上扉の下端と前記下扉の上端との隙間を扉裏側から遮蔽する遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材の下端が前記下扉の上端よりも下方に突出して遮蔽部材が前記隙間を遮蔽する位置(以下、下方位置という)から、前記遮蔽部材の下端が前記下扉の上端よりも上方になる位置(以下、上方位置という)までの間で前記遮蔽部材を移動させるための移動手段と、
    前記上方位置及び下方位置において、前記遮蔽部材の移動を禁止する固定手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記上扉は、前記筐体の開口上部を閉塞した状態で開放不能とするための施錠装置と、施錠状態を解除するための解錠装置とを備え、
    前記固定手段は、前記施錠装置の施錠操作及び前記解錠装置の解錠操作に基づいて、前記遮蔽部材を固定可能に形成されているとともに、
    前記移動手段は、前記施錠装置の施錠操作及び前記解錠装置の解錠操作に基づいて、前記遮蔽部材を移動可能に形成されており、
    前記施錠装置の施錠操作により、前記固定手段は上方位置にある遮蔽部材の固定状態を解除して前記移動手段が遮蔽部材を下方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記遮蔽部材を下方位置で固定状態にし、
    前記解錠装置の解錠操作により、前記固定手段は下方位置にある遮蔽部材の固定状態を解除して前記移動手段が遮蔽部材を上方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記遮蔽部材を上方位置で固定状態にすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記施錠装置の施錠操作及び前記解錠装置の解錠操作によりスイッチONとなる作動スイッチを設け、
    前記移動手段として、前記作動スイッチのON信号に基づいて前記遮蔽部材を移動させる作動装置を設け、
    前記固定手段は、前記作動スイッチのON信号に基づいて、前記遮蔽部材の固定状態を解除することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記遮蔽部材は、前記上扉の裏面側に軸支部を介して前後方向に回動可能に取り付けられ、
    前記作動装置は、前記遮蔽部材の反軸支部側端部が前記下扉の上端よりも上方に位置している場合には、前記作動スイッチの操作により前記遮蔽部材の反軸支部側端部を前方に回動させ、前記遮蔽部材の反軸支部側端部が前記下扉の上端よりも下方に位置している場合には、前記作動スイッチの操作により前記遮蔽部材の反軸支部側端部を後方に回動に回動させることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記遮蔽部材は、前記上扉の裏面側に上下方向にスライド可能に取り付けられ、
    前記移動手段は、前記遮蔽部材の下端が前記下扉の上端よりも上方に位置している場合には、前記遮蔽部材を下方に移動させ、前記遮蔽部材の下端が前記下扉の上端よりも下方に位置している場合には、前記遮蔽部材を上方に移動可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
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