JP4271628B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そして、上記特許文献2の発明では、交換部品として最低限リールユニットのみを交換可能に形成してあるが、交換ユニットに遊技に影響を及ぼすものが搭載されていない場合に、リールユニットと交換ユニットとを封印固定しても、交換ユニットが筐体から着脱自在であれば、リールユニットと交換ユニットとが封印されたまま交換ユニットを取り外すことができてしまうので、不正交換対策としては不十分である。また、交換ユニットに遊技に影響を及ぼすものが搭載されている場合には、交換ユニットと筐体を固定した上に、さらにリールユニットと交換ユニットとを封印固定しなければならず、二度手間であるという問題点があった。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、正面に開口部(11)を有し前記開口部(11)を開口上部(13)及び開口下部(14)に仕切る中板(12)を備えた筺体(1)と、前記筐体(1)の開口上部(13)を正面側から塞ぐ上扉(30)と、前記筐体(1)の開口下部(14)を正面側から塞ぐ下扉(40)とを備え、少なくとも、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段、及び遊技機の作動を制御するための制御装置を、前記筐体内部に設置した遊技機に係る。
ここで、「図柄表示手段」とは、駆動モータにより回転する複数の図柄を表示した回転リール(25)や、液晶表示装置などを含む。また、「制御装置」は、いわゆる基板といわれるものであり、遊技を制御するための遊技制御装置や、遊技に付随する演出等を制御するための演出制御装置を含む。「制御装置」は、制御基板を基板ケースに収納した基板ユニット(28)として構成することができる。
そして、この遊技機には、前記筐体(1)の開口上部(13)に収納可能に形成され前記上扉(30)を回動自在に取り付けた第一の支持体(第一フレーム21)を有し、この第一の支持体(21)を前記中板(12)上面に載置し筐体内部に収納した状態で、前記上扉(30)が前記筐体(1)の開口上部(13)を開閉自在とする第一交換ユニット(交換ユニット2)と、この第一交換ユニット(2)を前記筐体(1)の開口上部(13)に支持するための支持手段と、前記第一交換ユニット(2)の第一の支持体(21)内部に正面側から収納可能な第二の支持体(22)に、少なくとも、前記図柄表示手段及び前記遊技制御装置を搭載した第二交換ユニット(リールユニット20)とを設けてある。
さらに、第一の支持体(21)を開口上部(13)に保持するとともに定位置に案内するために、筐体(1)の開口上部(13)の裏板(18)等に位置決めピンを設け、第一の支持体(21)の背板に、第一交換ユニット(2)収納時に前記位置決めピンが挿入可能な孔又は凹部を形成してもよい。
そして、本発明では、前記第一交換ユニット(2)を前記筐体に対して着脱自在に形成するとともに、前記第二交換ユニット(20)を前記第一の支持体(21)に対して着脱自在に形成し、少なくとも前記第二交換ユニット(20)を筐体内部に固定するための固定装置(10)を設けてある。前記固定装置(10)は、前記中板(12)の正面側裏面に設けられたキャッチクリップ(60)と、前記第二の支持体(22)の正面側下面に設けられ、第二の支持体(22)を前記筐体(1)の開口上部(13)における前記第二交換ユニット(20)の定位置に設置したときに前記中板(12)よりも下方に垂下するフック(56)とから成り、前記中板(12)の正面には、前記フック(56)が干渉しないための切り欠き部(12a)が設けられているとともに、前記第一の支持体(21)の正面底部には、前記第一交換ユニット(2)の定位置への設置時に前記中板(12)の切り欠き部(12a)と合致する切り欠き部(23a)が設けられており、前記キャッチクリップ(60)と前記フック(56)とを係合させることにより、前記第二の支持体(22)と筐体(1)とが固定され、同時に前記第一の支持体(21)を筐体内部に固定可能に形成されていることを特徴とする。
固定装置(10)には、交換ユニット(2,20)が正規に交換されたことを示す封印を施すことができる。
本発明の遊技機において、いわゆる面替えを行う場合には、最低限、第二交換ユニット(20)を交換することにより、遊技内容を変更することができる。また、遊技内容の変更とともに前扉(30)のデザインを変更する場合には、第二交換ユニット(20)を収納したままの第一交換ユニット(2)を筐体(1)から取り出し、新しい第二交換ユニット(20)が内装されている新しい第一交換ユニット(2)を筐体(1)に取り付ければよい。
さらに、本発明においては、固定装置(10)は第二交換ユニット(20)と筐体(1)とを固定するものであるため、第一交換ユニット(2)に、遊技に影響を及ぼさないものしか搭載されていない場合には、第二交換ユニット(20)が筐体(1)に固定されている状態で、第一交換ユニット(2)だけを交換して、遊技機の正面デザインを変更することが可能である。
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記上扉(30)に、発光体の点滅、音声の出力その他の表示を行うための演出装置を設け、前記制御装置として、前記図柄表示手段の図柄変動を制御するための遊技制御装置と、前記演出装置の作動を制御するため演出制御装置とを設け、前記遊技制御装置を前記第二の支持体(22)に搭載し、前記演出制御装置を前記第一の支持体(21)に搭載したことを特徴とする。
また、前記「遊技制御装置」は、いわゆるメイン基板を搭載したメイン基板ユニット(28A)、「演出制御装置」は、いわゆるサブ基板を搭載したサブ基板ユニット(28B)とすることができる。「演出制御装置」は、エラー報知制御を行うこともできる。
演出制御装置は、遊技制御装置からの信号により上扉(30)の電飾等の制御を行うことができるので、必ずしも同時に交換する必要はない。本発明では、演出制御装置を、遊技内容変更毎に交換しなくともよい第一交換ユニット(2)に取り付けることにより、交換部品をよりスリム化することができる。
(図面の説明)
図1乃至図7は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1及び図2はスロットマシンの分解斜視図、図3はスロットマシンの上部縦断面図、図4乃至図7はガイド機構及び固定装置を示す図である。
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に設けられた交換ユニット2、交換ユニット2内部に着脱自在に設けられたリールユニット20、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。そして、この前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30、筐体1の開口下部14を開閉可能に塞ぐ下扉40とに分割されている。
筐体1は、図1に示すように、底板15及び側板16及び天板17及び裏板18からなる前面(遊技者と対峙する正面)側に開口する箱体であり、高さ方向略中央部には、二つの側板16,16'の間に水平方向に中板12が設けられている。そして底板15の上面には、電源ユニット4とホッパーユニット5が設置固定されている。また、裏板18の開口上部13側には、基板ユニット28と接続するための筐体コネクタ71が設けられている。
ここで、電源ユニット4は、特に図示しないが電源装置が内装されていると共に、ホール管理者が種々の設定を行うためのスイッチ等を有している。ホッパーユニット5は、遊技メダルを貯留すると共に払い出すためのものである。電源ユニット4及びホッパーユニット5は、いわゆる「面替え」に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、遊技機交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、第一交換ユニットであって、正面側に開口する方形状の金属枠からなる支持体としての第一フレーム21と、この第一フレーム21に固定された基板ユニット28とから形成されている。
なお、第一フレーム21は、他の構成部品を固定設置可能であってもかまわない。例えば、スロットマシンSの遊技設定を変更するための設定変更スイッチや、ボリューム調整をするためのスイッチが設けられたスイッチユニットを固定してあってもよい。また、第一フレーム21は、金属枠に限られず、樹脂やカーボン等、適宜の素材により形成された枠体であればよい(第二フレーム22において同じ)。
(リールユニット20)
リールユニット20は、第二交換ユニットであって、方形状の金属枠からなる支持体としての第二フレーム22と、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リール25と、基板ユニット28とを備えている。前記回転リール25は、特に図示しないが、第二フレーム22の内部に固定された駆動モータに軸着されており、第二フレーム22の正面開口から一部露出している。また、前記基板ユニット28は、メイン基板を収納したメイン基板ユニット28Aであって、第二フレーム22の上面に固定されている。
また、メイン基板ユニット28Aの背面には、筐体1の裏板18に設けられた筐体コネクタ71と接続可能なメインコネクタ72が設けられている。メインコネクタ72は、図3に示すように、リールユニット20を第一フレーム21に収納したときに、第一フレーム21の背面よりも外側に突出するようになっている。そして、筐体コネクタ71とメインコネクタ72は、リールユニット20を定位置に設置することにより自動的に接続される。さらに、メイン基板ユニット28Aには、サブ基板ユニット28Bと接続可能なサブコネクタ73が設けられている。サブ基板ユニット28Bとサブコネクタ73は、サブ基板ユニット28B側において、手動で接続する。
リールユニット20は、前記交換ユニット2の正面側から、第一フレーム21の内部に収納可能な大きさに形成されており、前記第二フレーム22の上面正面側には、持ち運び及び着脱の便に資するための取手26が形成されている。また、第二フレーム22の背面(背板又は背面枠)には、前記第一フレーム21に設けられた位置決めピン27が挿入可能な縦長の長孔29が形成されている。さらに、第二フレーム22の下面には、リールユニット20を第一フレーム21内の適位置に誘導するとともに、リールユニット20を交換ユニット2に固定するためのガイド手段50が設けられている。
(ガイド手段50)
ここで、ガイド手段50について詳述する。
ガイド手段50は、リールユニット20の第二フレーム22に設けられたレール51と、交換ユニット2の第一フレーム21に設けられたレールガイド52からなる。
レール51は、図1及び図4に示すように、第二フレーム22の下面の正面側から背面側に向かって、所定間隔を開けて設けられた二本の凸レールである。そして、図3及び図4(A)に示すように、レール51の背面側端部には、リールユニット20を着脱する際に出し入れを容易にできるように、ガイドローラ55が取り付けられている。一方、レール51の正面側端部には、図4(B)に示すように、レール51の上面を切り欠いた段部53が形成されている。また、この段部53よりも若干奥側には、レール51の下面から垂下し下端部には水平方向に張り出す凸部を有するフック56が設けられている。このフック56は、中板12の下面に設けられたキャッチクリップ60の引っ掛け部62と係合させることにより、リールユニット20及び交換ユニット2を筐体1に固定する固定装置10として機能する(図7参照)。
また、前記ガイドローラ55は、リールユニット20を第一フレーム21の定位置に収納すると、底板23の背面側であってガイド溝57と一致する位置に設けられた凹部23b(図5参照)に嵌り込むようになっている。そして、凹部23bの正面側には、奥側から手前側に向かってゆるやかな上り傾斜を形成する傾斜部23cが設けられているので、定位置にセットされたリールユニット20を手前側に引き出すときに、凹部23bの正面側の立面にガイドローラ55が引っかかることがない。なお、図示した例では、凹部23bは、第一フレーム21の底板23を貫通する孔となっているが、底板23に設けた窪みとしてもよい。
レールガイド52の正面側には、レール51の正面側先端部を係止し、リールユニット20が手前側に飛び出すのを防止するためのストッパー54が設けられている。ストッパー54は、図4に示すように、レールガイド52の一方の突条の先端部に、水平方向に回動自在に軸支された断面略L字型の部材である。そして、軸支側と反対側の端部を他方の突条の先端部に固定することにより、ガイド溝57の正面側端部を、上方及び前方から塞ぐことができるようになっているものである。すなわち、ストッパー54は、レール51をガイド溝57に嵌入させた状態で、レール51の正面側先端部に設けられた段部53を上方から抑えることができると共に、段部53を正面側から覆うことができるように形成されている。
(固定装置10)
固定装置10は、中板12の下面に設けられたキャッチクリップ60と、前記レール51の下面に設けられたフック56である。
キャッチクリップ60は、図1に示すように、図7に示すように、中板12に固定される固定部61と、この固定部61に回動自在に取り付けられた可動部63と、可動部63に回動自在に軸止されるU字型の棒状部材である引っ掛け部62とを有している。そして、リールユニット20を第一フレーム21に定位置まで押入した状態で、切り欠き部12a,23aから垂下しているフック56に引っ掛け部62を引っ掛け可動部63を回動させると、引っ掛け部62とフック56が係合して、リールユニット20を中板12に固定することができるものである。 さらに、固定装置10により、リールユニット20と中板12とを固定することにより、第二フレーム22の底部と中板12との間に位置する第一フレーム21の底板23を中板12に固定することができ、ひいては交換ユニット2を筐体1内部に固定することができるのである。
上扉30は、交換ユニット2の第一フレーム21に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、図1に示すように、略中央部に前記回転リール25の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設けてある。そして、前記図柄表示窓31の下方には、種々の表示を行うための表示部32が設けられているものである。
また、図2に示すように、上扉30の裏面上部の左右には、スピーカ35が取り付けられており、上扉30の裏面において右側端部には、第一フレーム21に設けられた支持体ヒンジ24に係合可能な上扉係合部34が上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、上扉係合部34の対向側端部には、ロック機構7が設けられている。
なお、前記飾り部33は、内部にランプなどの発光体を設けて演出用の電飾として形成することができる。このような電飾と、前記スピーカ35は、演出や、遊技機のエラーの報知を行うための演出装置として機能する。演出装置としては、特に図示しないが、液晶表示装置などを設けてもよい。
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
図1に示すように、下扉40の上部は、スロットマシンSを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、扉を閉じた時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。前記操作部41としては、下扉40の上面右端に形成された段部にメダル投入口42、上面左側に設けられたベットスイッチ及び精算スイッチ、正面側にはスタートスイッチ及びストップスイッチが設けられている。なお、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール25の回転を開始及び停止させるためのものである。ベットスイッチは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものである。
さらに、図2に示すように、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの真贋を判断するためのメダルセレクター45が設けられている。また、下扉40の裏面において右側端部には、筐体ヒンジ19と係合可能な下扉係合部44が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部44の対向側端部には、ロック機構7が設けられている。このロック機構7は、上扉30のロック機構7と基本的構造は同じであるが、下扉40の正面側側端部に設けられた鍵穴に所定の鍵を差し込んで回すと、ロックが解除されるようになっている。
以上のように形成されたスロットマシンSについて、いわゆる面替えの際の作業手順を説明する。
まず、リールユニット20のみを交換する場合には、下扉40及び上扉30を開けて、レールガイド52のストッパー54のロックを解除し、ストッパー54を回動させてガイド溝57の正面側端部を開放する(図4参照)。そして、キャッチクリップ60の封印タグ80(図7参照)を取り外し、キャッチクリップ60とフック56の係合を外すことによりリールユニット20が取り出し可能となる。そこで、サブコネクタ72をサブ基板ユニット28Bから外して、リールユニット20を手前側に引き出す。このとき、メインコネクタ72が筐体コネクタ71から離れて、メイン基板ユニット28Aの電気的接続が自動的に切断される。また、ガイドローラ55がガイド溝57内を回転しながら前方に移動するので(図6参照)、リールユニット20を容易に取り出すことができる。そして、リールユニット20を第一フレーム21から引き抜いて、新しいリールユニット20と交換する。
なお、リールユニット20を交換することにより、メイン基板と回転リール25が新しいものになり、遊技内容が変更される。これに合わせて、上扉30の正面パネル(図柄表示窓31の周囲)のデザインを変更したいときには、パネルのみ交換すればよい。また、下扉40についても、下パネルユニットの表示パネルを交換するだけでよい。
交換ユニット2を筐体に収納固定する際には、リールユニット20を予め固定した交換ユニット2を、上扉30を閉じたまま、中板12に乗せて押入すればよい。
このように、本実施の形態によれば、回転リール25とメイン基板ユニット28Aを最低限交換可能にしてあるので、最小の部品交換で新しい機種に入れ替えたのと同様に遊技機交換ができ、遊技機交換にかかるコストをさらに削減することができる。また、固定装置10によりリールユニット20と交換ユニット2の双方を同時に固定することができるので、固定及び封印の二度手間がない。さらに、固定装置10を中板12の下方(開口下部14)に設けてあることから、交換ユニット2の着脱の際には上扉30を開ける必要が無く、作業時間を短縮することができる。
例えば、特に図示しないが、第一フレーム21を、底面のない正面門型の方形枠とし、これを筐体1の天板17の下面から、レール部材などを介して吊り下げ、前後方向に摺動自在に形成する。一方、第二フレーム22は、前記第一フレーム21の内部空間において当該第一フレーム21の上面からレール部材などを介して吊り下げ、これも前後方向に摺動自在に取り付ける。
そして、第二フレーム22を第一フレーム21の内部に収納支持させた状態で交換ユニット2を筐体1内部に収納し、第二フレーム22の底板と中板12とを固定装置10で固定することにより、第二フレーム22と筐体1、第一フレーム21と第二フレーム22とが固定され、ひいては第一フレーム21と筐体1とが固定されるように形成する。この場合、第二フレーム22と第一フレーム21の支持部(レール部材)に、ストッパーや係止ピンなどのロック装置を設けるとよい。また、封印は、固定装置10に設けてもよいし、他の箇所に設けてもよい。
さらに、本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できるものである。例えば、遊技メダルの代わりにパチンコ球などの遊技球を用いて、スロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機にも応用できる。また、図柄表示手段として、液晶表示装置や、ベルト式図柄表示装置を第二フレーム22に搭載した第二交換ユニットを、リールユニット20の代わりに取り付けるようにしてもよい。
1 筐体 2 交換ユニット(第一交換ユニット)
3 前扉 4 電源ユニット
5 ホッパーユニット 7 ロック機構
10 固定装置 11 開口部
12 中板(支持手段) 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板 17 天板
18 裏板 19 筐体ヒンジ
20 リールユニット(第二交換ユニット)21 第一フレーム(第一の支持体)
22 第二フレーム(第二の支持体) 23 底板
24 支持体ヒンジ 25 回転リール
26 取手 27 位置決めピン
28 基板ユニット(制御装置) 28A メイン基板ユニット(遊技制御装置)
28B サブ基板ユニット(演出制御装置)29 長孔
30 上扉 31 図柄表示窓
32 表示部 33 飾り部(演出装置)
34 上扉係合部 35 スピーカ(演出装置)
40 下扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル皿
44 下扉係合部 45 メダルセレクター
50 ガイド手段 51 レール
52 レールガイド 53 段部
54 ストッパー 55 ガイドローラ
56 フック 57 ガイド溝
60 キャッチクリップ 61 固定部
62 引っ掛け部 63 可動部
70 電気的接続手段 71 筐体コネクタ
72 メインコネクタ 73 サブコネクタ
80 封印タグ
Claims (2)
- 正面に開口部を有し前記開口部を開口上部及び開口下部に仕切る中板を備えた筺体と、
前記筐体の開口上部を正面側から塞ぐ上扉と、
前記筐体の開口下部を正面側から塞ぐ下扉とを備え、
少なくとも、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段、及び遊技機の作動を制御するための制御装置を、前記筐体内部に設置した遊技機において、
前記筐体の開口上部に収納可能に形成され前記上扉を回動自在に取り付けられた第一の支持体を有し、この第一の支持体を前記中板上面に載置し筐体内部に収納した状態で、前記上扉が前記筐体の開口上部を開閉自在とする第一交換ユニットと、
前記第一交換ユニットの第一の支持体内部に正面側から収納可能な第二の支持体に、少なくとも前記図柄表示手段及び前記制御装置を搭載した第二交換ユニットとを設け、
前記第一交換ユニットを前記筐体に対して着脱自在に形成するとともに、前記第二交換ユニットを前記第一の支持体に対して着脱自在に形成し、
少なくとも前記第二交換ユニットを筐体内部に固定するための固定装置を設け、
前記固定装置は、
前記中板の正面側裏面に設けられたキャッチクリップと、
前記第二の支持体の正面側下面に設けられ、第二の支持体を前記筐体の開口上部における前記第二交換ユニットの定位置に設置したときに前記中板よりも下方に垂下するフックとから成り、
前記中板の正面には、前記フックが干渉しないための切り欠き部が設けられているとともに、前記第一の支持体の正面底部には、前記第一交換ユニットの定位置への設置時に前記中板の切り欠き部と合致する切り欠き部が設けられており、
前記キャッチクリップと前記フックとを係合させることにより、前記第二の支持体と筐体とが固定され、同時に前記第一の支持体を筐体内部に固定可能に形成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記上扉に、発光体の点滅、音声の出力その他の表示を行うための演出装置を設け、
前記制御装置として、前記図柄表示手段の図柄変動を制御するための遊技制御装置と、前記演出装置の作動を制御するため演出制御装置とを設け、
前記遊技制御装置を前記第二の支持体に搭載し、前記演出制御装置を前記第一の支持体に搭載したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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