JP4283207B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであり、以下のような目的を有する。
すなわち、請求項1記載の発明は、側方からの異物挿入を防止するとともに、筐体に取っ手を形成する必要をなくして筐体の軽量化及びコスト削減を図ることを目的とし、請求項2記載の発明は、上記目的に加え、交換ユニットを確実に筐体内に支持可能とすることを目的とする。また、請求項3記載の発明は、上記目的に加え、交換ユニットの固定を容易にできるようにすることを目的とする。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、天板(17)、底板(15)、側板(16)及び裏板(18)を有し正面が開口する筺体(1)と、前記筐体(1)の開口部(11)を正面側から塞ぐ前扉(3)と、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段と、遊技機の作動を制御するための制御装置とを備え、少なくとも、前記図柄表示手段及び前記制御装置を、これらを支持する支持体(21)に搭載した交換ユニット(2)を、前記筐体(1)に着脱自在に形成した遊技機に係る。
ここで、「図柄表示手段」とは、駆動モータにより回転する複数の図柄を表示した回転リール(25)や、液晶表示装置などを含む。また、「制御装置」は、いわゆる基板といわれるものであり、遊技を制御するための遊技制御装置や、遊技に付随する演出等を制御するための演出制御装置を含む。「制御装置」は、制御基板を基板ケースに収納した基板ユニット(24)として構成することができる。
前記支持体(21)は、方形状の金属枠などを含み、前記図柄表示手段及び制御装置を固定すると共に、それらを一体的に取り扱い可能とするためのものである。そして、交換ユニット(2)は、支持体(21)に図柄表示手段及び制御装置を搭載した状態で、前記筐体(1)に着脱自在に形成されている。ここで、「着脱自在」とは、ただ単に取り付け取り外しができるということではなくて、ドライバなどの工具を使わずに、あるいは工具を使用したとしても極めて簡単な作業で、着脱作業が行えることを意味している。すなわち、遊技機交換の際、遊技機のリサイクル工場に持ち帰って分解するのではなく、遊技場において必要な交換部品(最低限、交換ユニット(2))を交換することで、あたかも新たな遊技機に取り替えたように使用できるものである。
また、挿入片(71)は、スリット(12)に差し込んだとき、上下に隙間ができないような厚みを有しており、挿入片(71)の奥行き方向の長さは、スリット(12)の奥行き方向の長さとほぼ一致させるのが好ましい。そして、挿入片(71)は、支持体(21)の底板(26)の両側端部を側方に突出させて、あるいは底板(26)の両側端部に側方に突出する部材を取り付けて形成してある。
本発明においては、挿入片(71)は、支持体(21)の側面から側方に突出した部分の先端部から上方に向かって設けられた、相対向する断面「く」の字型のレール状に形成されている。なお、「常態」とは、挿入片(71)に何の力も加えない状態のことである。さらに、「挿入時に前記スリット(12)を塞ぐ」とは、挿入片(71)をスリット(12)に挿入すると、挿入片(71)とスリット(12)との間に隙間が生じないようになっていることを意味する。
なお、「挿入片(71)の挿入側端部(71A)と前記スリットの奥端部(12C)が当接した状態で、筐体内の固定位置に収納」とは、挿入片(71)をスリット(12)に挿入させ、しっかりとした嵌合状態となったときに、交換ユニット(2)が筐体(1)内部に固定可能な位置に設置されるようになることを意味する。つまり、挿入片(71)は交換ユニット(2)の奥行き方向の位置決めも兼ねているものである。
本発明においては、筐体(1)に中板を設ける必要が無く、筐体(1)の軽量化を図ることができる。また、支持体(21)の挿入片(71)を、左右両端が開放するスリット(12)に差し込んで交換ユニット(2)を固定することができるので、筐体(1)や挿入片(71)の横方向の寸法ズレを吸収することができる。
また、本発明の遊技機においては、交換ユニット(2)を筐体(1)内に収納固定すると、支持体(21)の底板(26)が、筐体(1)の開口部(11)を開口上部(11A)と開口下部(11B)に仕切る中板の役割を果たすものとなる。
さらに、挿入片(71)には、凹部(74)が設けてあるので、側板(16)に取っ手を形成する必要がなく、より製造コストの削減ができる。
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記筐体の裏板(18)に、略水平方向に形成された凹部(背面スリット(13))を設け、前記支持体(21)の背面には、前記交換ユニット(2)の収納時に前記凹部(13)に嵌入可能な凸部(差し込み片(29))を設けたことを特徴とする。
(作用)
交換ユニット(2)は、前記凸部(29)と前記凹部(13)と嵌り合うことで、背面側から支持され、裏板(18)に係止されることとなるため、より確実に筐体内部に固定される。
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記支持体(21)の少なくともいずれか一方の側面から、前記筐体(1)の側板(16)に向かって出没自在な突出部(55)を設け、前記側板(16)には、前記突出部(55)を嵌入可能な係合凹部を設け、前記突出部(55)を前記係合凹部に係合させることにより、前記交換ユニット(2)の前後方向の移動を規制可能に形成されていることを特徴とする。
ここで、前記突出部(55)は、支持体(21)側に設けた左右にスライド自在な棒状部材とすることができ、前記係合凹部は、側板(16)に設けたこの突出部(55)を挿入可能な孔(52)や凹みなどとすることかできる。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、側方からの異物挿入を防止するとともに、筐体に取っ手を形成する必要をなくして筐体の軽量化及びコスト削減を図ることができ、請求項2記載の発明によれば、交換ユニットを確実に筐体内に支持することができる。また、請求項3記載の発明によれば、交換ユニットの固定を容易にでき、交換作業を効率的に行うことができる。
(図面の説明)
図1乃至図4は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1及び図2はスロットマシンの分解斜視図、図3は筐体と支持体底板の斜視図、図4はスライド手段及び固定装置を示す図である。
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図1に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に設けられた交換ユニット2、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。そして、この前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30、筐体1の開口下部14を開閉可能に塞ぐ下扉40とに分割されている。
筐体1は、図1に示すように、底板15及び側板16,16'及び天板17及び裏板18からなる前面(遊技者と対峙する正面)側に開口する箱体である。そして底板15の上面には、電源ユニット4とホッパーユニット5が設置固定されている。
ここで、電源ユニット4は、特に図示しないが電源装置が内装されていると共に、ホール管理者が種々の設定を行うためのスイッチ等を有している。ホッパーユニット5は、遊技メダルを貯留すると共に払い出すためのものである。電源ユニット4及びホッパーユニット5は、いわゆる「面替え」に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、遊技機交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
さらに、前記裏板18の高さ方向略中央部には、横長の背面スリット13が形成されている。これは、交換ユニット2の収納時に、支持体21に設けられた差し込み片29が差し込まれるものである。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、正面側に開口する方形状の金属枠からなる支持体21と、この支持体21に固定されたリールユニット20及び基板ユニット24とから形成されている。
リールユニット20は、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リール23と、特に図示しないが、各回転リール23を回転させるための駆動モータを備えている。
基板ユニット24は、CPU、ROM、RAMなどを有する制御基板を基板ケース内に収納したものであり、スロットマシンSは、主として遊技を制御するためのメイン基板と、演出や遊技機のエラーを制御するためのサブ基板を有している。前記メイン基板は、当選役を決定する抽選や回転リール25の回転及び停止を制御するためのものであり、遊技全般を司るものである。すなわち、メイン基板を変更することにより、スロットマシンSの遊技内容が変更されるもので、基板ユニット24を回転リール23と一体で交換することにより、スロットマシンSを新しい機種に交換したのと同様に扱えるものである。なお、交換ユニット2の基板ユニット24に搭載されるのは、少なくとも前記メイン基板でよく、サブ基板は、例えば基板ユニット24とは別のユニットとして形成し、支持体21以外の場所に取り付けても良いものである。
ここで、支持体21の底板26の背面側には、図3に示すように、筐体1の背面スリット13に差し込み可能な差し込み片29が形成されており、底板26の正面側底部には、円筒形のパイプ部材27が横方向にわたって設けられている。差し込み片29は、交換ユニット2を定位置まで収納したとき背面スリット13に差し込まれるもので、交換ユニット2を筐体内に支持するためのものである。パイプ部材27は、交換ユニット2の着脱の際の手掛かりになるとともに、固定装置50としての突出部55が内装されているものであるが、これについては後述する。さらに、底板26の左右側端部には、交換ユニット2を収納する際のスライド手段70が設けられているが、これについても後述する。
交換ユニット2は、底板26の両側端部(挿入片71)を筐体1の側方スリット12に嵌め入れた状態で、開口上部11A内部に収納されるものである。そして、固定装置50により、筐体1に固定される。そして、交換ユニット2を筐体1に固定すると、支持体21の底板26が、筐体1の開口上部11Aと開口下部11Bを上下に仕切る中板の役割を果たすものとなる。
(上扉30)
上扉30は、交換ユニット2の支持体21に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、図1に示すように、略中央部に前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設けてある。そして、前記図柄表示窓31の下方には、種々の表示を行うための表示部32が設けられているものである。
ここで、前記ロック機構7は、上扉30側に設けられた係止片が、特に図示しないが、筐体1の反ヒンジ側の側板16'の内側面に設けられた凸部に係止され、扉を閉めると自動的にロックされ、解錠手段によりロックが解除さるように形成されている。そして、交換ユニット2を筐体1に収納し固定した状態で上扉30を閉めると、筐体1の開口上部11Aを塞ぐことができ、同時にロックされて開口上部11Aを施錠することができるものである。さらに、上扉30のロック機構7は扉外側から解錠することができず、下扉40が開いているときにロック解除可能となっている。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部11Bを塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
図1に示すように、下扉40の上部は、スロットマシンSを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、扉を閉じた時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。前記操作部41としては、下扉40の上面右端に形成された段部にメダル投入口42、上面左側に設けられたベットスイッチ及び精算スイッチ、正面側にはスタートスイッチ及びストップスイッチが設けられている。なお、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール23の回転を開始及び停止させるためのものである。ベットスイッチは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものである。
さらに、図2に示すように、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの真贋を判断するためのメダルセレクター45が設けられている。また、下扉40の裏面において右側端部には、筐体ヒンジ61と係合可能な下扉ヒンジ63が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉ヒンジ63の対向側端部には、ロック機構7が設けられている。このロック機構7は、上扉30のロック機構7と基本的構造は同じであるが、下扉40の正面側側端部に設けられた鍵穴に所定の鍵を差し込んで回すと、ロックが解除されるようになっている。
ここで、スライド手段70について詳述する。
スライド手段70は、筐体1の側板16,16'に形成された側方スリット12と、交換ユニット2の支持体21の底板26に設けられた挿入片71とから構成されている。
側方スリット12は、図3に示すように、側板16,16'の高さ方向略中央部に、正面側から奥側に向かって略水平に形成された側面コ字型の切り欠きであり、側板正面に開口しているとともに、側板16,16'の奥行き長さよりもやや短い長さに形成されている。
なお、特に図示しないが、側方スリット12の正面開口側の角部にテーパーを設けて入り口を広げるようにすると、挿入片71を挿入しやすくなって好適である。また、これも特に図示しないが、側方スリット12を、正面側から奥側に向かってやや下り傾斜となるよう形成してもよい。
そして、交換ユニット2を筐体1に収納する際、挿入片71の挿入側端部71Aを側方スリット12の正面側に合わせて交換ユニット2を正面側から押すと、屈曲部73が撓んで挿入片71が側方スリット12に挿入され、図4(A)に示すように、側方スリット12の上面12Aと、下面12Bの間に底板26の側端部と挿入片71が挟まれるような形となるものである。なおこのとき、屈曲部73の反発力により、挿入片71は側方スリット12の上面12Aを押し上げ、底板26の側端部は側方スリット12の下面12Bを押し下げているので、底板26はがたつくことなくしっかりと筐体1の側板16に支持される。
(固定装置50)
固定装置50は、交換ユニット2の正面下部に設けられたパイプ部材27の両端部から左右に突出可能な突出部55と、側板16,16'の側方スリット12の正面側下方に設けられ前記突出部55を挿入可能な孔52、及び孔52の奥側に立設された係止片53とから構成される。
そして、レールガイド51の係止片53の手前側には、側板16に形成された孔52と開口が合致するように孔が形成されており、交換ユニット2を筐体内の定位置、具体的には挿入片71の背面側端部が側方スリット12の再奥部に達する位置に収納したとき、前記突出部55が孔52に挿入可能な位置となる。また、その位置で、つまみ54を側板16側に動かして、突出部55を孔52に挿入させると、突出部55の背面側に係止片53が位置するようになっている。さらに、前記突出部55と、前記係止片53には、図4(B)に示すように、突出部55を孔52に挿入した状態で正面側から貫通する小孔が形成されており、ここに封印タグ80を取り付けることができる。封印タグ80は、一度固定するとループ部分を切り取らない限り外れないようになっており、不正に交換ユニット2を脱着したことがすぐにわかるようになっている。
以上のように形成されたスロットマシンSについて、交換ユニット2の着脱の作業手順を説明する。
まず、交換ユニットを筐体1から取り出す場合には、下扉40のロックを解除して下扉40を開けると、交換ユニット2の底部が開放される。そこで、上扉30は閉めたまま、突出部55と係止片53とを封印している封印タグ80(図4(B)参照)を取り外し、つまみ54を反側板側に移動させることにより、突出部55と孔52の係合を外す。これにより、交換ユニット2と筐体1との固定が解除され、交換ユニット2を取り出し可能となる。
次に、交換ユニット2を筐体1に収納固定する場合には、まず挿入片71の挿入側端部71Aを、側方スリット12の正面開口に挿入する。このとき、屈曲部73の背面側を上方から押さえて、下方に撓ませた状態で側方スリット12に挿入すると入れやすい。またこのとき、突出部55は、つまみ54を一番内側まで移動させて、パイプ部材27の両端から露出する長さが最も短くなる位置にセットしてあり、側板16,16'の間の横幅寸法内に納まるようになっている。それから、交換ユニット2を正面側から押せば、挿入片71が側方スリット12に押し込まれながら、交換ユニット2は筐体1の開口部11内に押入されていく。
なお、本実施の形態においては、挿入片71を支持体21の底板26に設けたが、本発明としては、挿入片71を底板26以外の場所、例えば支持体(21)の上板や、支持体(21)の側面の高さ方向中央部に設けてもよい。さらに、挿入片71を複数(例えば両側面の上下に)設けてもよい。この場合には、当然、挿入片71を側方スリット12に挿入したときに、交換ユニット2が固定位置に収納されるよう、側方スリット12を形成する。
なお、本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できるものである。例えば、遊技メダルの代わりにパチンコ球などの遊技球を用いて、スロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機にも応用できる。また、図柄表示手段として、液晶表示装置や、ベルト式図柄表示装置を支持体21に搭載してもよい。
1 筐体 2 交換ユニット
3 前扉 4 電源ユニット
5 ホッパーユニット 7 ロック機構
11 開口部 12 側方スリット
13 背面スリット 15 底板
16 側板 17 天板
18 裏板9
20 リールユニット 21 支持体
23 回転リール 24 基板ユニット
26 底板 27 パイプ部材
28 長孔 29 差し込み片
30 上扉 31 図柄表示窓
32 表示部 33 飾り部
35 スピーカ
40 下扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル皿
45 メダルセレクター
50 固定装置 51 レールガイド
52 孔 53 係止片
54 つまみ 55 突出部
61 筐体ヒンジ 62 支持体ヒンジ
63 下扉ヒンジ 64 上扉ヒンジ
70 スライド手段 71 挿入片
72 立設部 73 曲部
74 取っ手用開口
80 封印タグ
Claims (3)
- 天板、底板、側板及び裏板を有し正面が開口する筺体と、
前記筐体の開口部を正面側から塞ぐ前扉と、
複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段と、
遊技機の作動を制御するための制御装置とを備え、
少なくとも、前記図柄表示手段及び前記制御装置を、これらを支持する支持体に搭載した交換ユニットを、前記筐体に着脱自在に形成した遊技機において、
前記筐体の両側板の高さ方向略中央部に、側板正面に開口し正面側から奥側に向かって形成されたスリットを設け、
前記支持体は平板状の底板を有し、この底板の両側端部には、正面側から奥行き方向にわたって形成され、交換ユニットを筐体に収納した時に前記側板の内側面よりも外側に突出し、前記スリットに正面側から挿入可能であり挿入時に前記スリットを塞ぐ挿入片を設け、
前記挿入片は、その突出方向の先端部から立ち上がる立設部及びこの立設部の上端から内側に向かって折れ曲がり上下方向に弾力性を有する屈曲部を有し、常態において前記スリットの開口高さよりも高くなるよう形成されており、
前記挿入片には、側面側から手指を入れることができる凹部を設けてあり、
前記交換ユニットは、前記挿入片を前記スリットに挿入させて前記筐体に対して前後方向にスライド自在に形成されているとともに、前記挿入片の挿入側端部と前記スリットの奥端部が当接した状態で、筐体内の固定位置に収納され、
前記凹部は、前記交換ユニットを前記筐体に収納固定した状態で、前記筐体の取っ手を形成することを特徴とする遊技機。 - 前記筐体の裏板に、略水平方向に形成された凹部を設け、
前記支持体の背面には、前記交換ユニットの収納時に前記凹部に嵌入可能な凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記支持体の少なくともいずれか一方の側面から、前記筐体の側板に向かって出没自在な突出部を設け、
前記側板には、前記突出部を嵌入可能な係合凹部を設け、
前記突出部を前記係合凹部に係合させることにより、前記交換ユニットの前後方向の移動を規制可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
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