JP2009225938A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】無効球を簡単に減らすことができるパチンコ機を提供する。
【解決手段】パチンコ機10は、保留球が上限個数未満の場合、開閉羽根36を閉じ位置に移動し、開口部18aからセンター役物18の内部に入った遊技球をワープ通路38に案内する。また、保留球が上限個数に達すると、開閉羽根36を開き位置に移動して、開口部18aからセンター役物18の内部に入った遊技球を遅延通路40に案内する。遅延通路40には、送り出し機構64、螺旋通路62が設けられ、ワープ通路38を通る場合よりも、遊技球がステージ50に案内されるまでに要する時間が遅延される。このため、保留球が上限個数に達したときにすでに打ち出されている打ち出し済みの遊技球が、保留球が消化された後に始動入賞口16へ入賞するようになり、無効球を減らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で用いられるパチンコ機に関するものである。
パチンコ機では、発射ハンドルを操作すると発射装置から遊技球が発射され、発射された遊技球が遊技領域に打ち出される。遊技領域には始動入賞口が設けられ、遊技球がこの始動入賞口に入賞すると、当たりまたはハズレを決定する当たり抽選が行われる。また、この当たり抽選の結果に基づいて図柄の変動表示が行われる。そして、変動表示後に停止表示された図柄の組合せによって当たり抽選の結果が報知される。
また、パチンコ機では、図柄の変動表示中に始動入賞口に遊技球が入賞すると、所定の上限個数(例えば、4個)を限度として、入賞した遊技球を保留球として記憶する。そして、パチンコ機では、保留球が上限個数に達するまでは、図柄の変動表示中に始動入賞口に遊技球が入賞しても、当たり抽選を受けられるようになっている。しかし、保留球が上限個数に達している状態で遊技球が始動入賞口へ入賞しても、当たり抽選を受けることができない。
このため、パチンコ機では、止め打ちスイッチを設け、この止め打ちスイッチが操作されている間は、発射ハンドルが操作されても遊技球が発射されないようにしている(下記特許文献1参照)。そして、遊技者は、保留球の個数を確認しながら、止め打ちスイッチを操作したり、発射ハンドルの操作を止めたりすることによって、当たり抽選に関与しない遊技球(無効球)の発生を抑えるように遊技を行っている。
特開2002−165943
しかしながら、遊技球が発射されてから始動入賞口に入賞するまでには時間差があり、この間にも新たな遊技球が発射されるため、保留球が上限個数に達してから止め打ちスイッチを操作しても、この操作時にすでに発射されている遊技球は無効球となってしまう。また、遊技球が発射されてから始動入賞口に入賞するまでの時間差を考慮して、保留球が上限個数に達する前に止め打ちスイッチを操作するといったことも考えられるが、この方法では遊技者に負担がかかってしまい煩わしいといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、無効球を簡単に減らすことができるパチンコ機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のパチンコ機は、遊技領域を流下する遊技球が始動入賞口へ入賞したことを契機に、当たりまたはハズレを決定する当たり抽選を行い、この抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行うとともに、図柄の変動表示中に遊技球が始動入賞口へ入賞した場合、所定の上限個数を限度として、入賞した遊技球を保留球として記憶するパチンコ機において、始動入賞口の上方に配置され、始動入賞口へ向けて傾けられたステージと、ステージの上方に配置された受け入れ口を有し、受け入れ口に入った遊技球を、ステージ上に案内する遊技球通路と、受け入れ口を開放する開き位置と、受け入れ口を閉じる閉じ位置との間で移動自在に設けられた開閉部材と、保留球が上限個数未満のときは、開閉部材を閉じ位置に移動させ、保留球が上限個数に達したときは、開閉部材を開き位置に移動させる開閉部材制御手段とを備えるとともに、遊技球が遊技球通路を介さずに始動入賞口へ到達する時間よりも、遊技球通路を介して始動入賞口へ到達する時間の方が長くなるように、遊技球通路を構成したことを特徴としている。
なお、始動入賞口へ到達する時間が長くなる遊技球通路と比較して、始動入賞口へ到達する時間が短くなる第2遊技球通路(ワープ通路)を設け、受け入れ口に入った遊技球を当該遊技球通路と第2遊技球通路との何れかに振り分けるようにしても良い。第2遊技球通路を設けた場合には、受け入れ口に入った遊技球を、時間をかけずにステージに案内するよう切り替えられるので、遊技の進行速度を調整でき好適である。
遊技球通路には、遊技球をせき止めた後、せき止めた遊技球を予め設定されたタイミングで送り出す遊技球送り出し機構が設けられており、この送り出し機構により遊技球の通過速度を制限することによって、遊技球通路を介さずに始動入賞口へ到達する時間よりも遊技球通路を介して始動入賞口へ到達する時間の方が長くされるものでもよい。
なお、保留球が上限個数に達したとき、または、その直前で実行させる図柄変動時間(開閉部材を開放させている際の図柄変動時間)を予め定めた規定時間に設定しておいた場合には、遊技球送り出し機構が遊技球を1つ送り出す間隔時間は、当該図柄変動時間(規定時間)から、送り出した1つの遊技球が始動入賞口に到達するであろう推定時間を減算した間隔時間(遊技球の流下遅延時間)にすると、次の保留球の処理を行い得る保留球上限未満の状態で、当該送り出した遊技球を始動入賞口に入賞させることができるので好適である。
また、遊技球通路の長さは、遊技球通路を介さずに始動入賞口へ到達する遊技球の移動経路よりも長くなるように決定されているものでもよい。
なお、遊技球の移動経路を長くするために、ステージの一端部の上方からステージの他端部の上方へ流下させてから下方のステージに向けて落下させる遊技球通路であって、ステージに向けて落下させる通路部分に遊技球の落下速度を減速させる減速部材(例えば、落下してきた遊技球を一旦受け止めてから、再び下方に落下させる衝撃吸収性を有するクルーン(図1の符号70参照)などの振り分け部材や樋状の部材(図8の符号122a参照)などを設けると好適である。
また、遊技球が遊技球通路を流下するとともに、ステージを介して始動入賞口へと向かう流下時間は、上述の規定時間(図柄変動時間)に相当する流下時間に近づけさせると良い。
さらに、遊技球通路は、螺旋状の経路を介して遊技球をステージ上に案内するものでもよい。
また、遊技球通路の出口近傍に配置され、遊技球をステージ上に案内、または、ステージ外に落下させる振り分け部材を設けてもよい。
ステージは始動入賞口へ向けて傾けられているので、ステージ上に案内された遊技球は、ステージ外に落下された遊技球よりも高い確率で始動入賞口へ入賞する。
このため、この振り分け部材を設けることで、ステージ上に案内される遊技球の数を減らして遊技球の入賞確率を低下させ、ステージ上に案内されない遊技領域を流下する遊技球の入賞確率を同等となるように設計調整をすることができるようになる従って、保留球が上限個数であるか否かに関わらずに、始動入賞口への入賞確率が変化しない安定性のあるものとできるので好適である。
さらに、受け入れ口の近傍に配置され、遊技球を受け入れ口へ向けて案内する第1位置と、遊技球を受け入れ口から遠ざかる方向へ向けて案内する第2位置との間で移動自在の第2振り分け部材を設けてもよい。
なお、上述の開閉部材、または、第2振り分け部材に関し、その取り付け位置が遊技領域の中央に設置されたセンター役物の左端または右端となるように設け、受け入れ口に案内させるように開放しているときには、センター役物の左右の何れかの遊技領域を流下する遊技球を拾って積極的に受け入れ口に案内させるようにすると、保留球が上限個数となった際に遊技球の発射強度の調整操作をせずに、そのまま発射した多くの遊技球を遊技球通路に案内させ、始動入賞口へ向かわせる遊技球の遅延をできるので好適である。
また、保留球が上限個数未満のときは、第2振り分け部材を第2位置に移動させ、保留球が上限個数に達したときは、第2振り分け部材を第1位置に移動させる第2振り分け部材制御手段を設けてもよい。
本発明によれば、保留球が上限個数に達すると自動的に受け入れ口が開放され、この受け入れ口に入った遊技球が遊技球通路に案内される。そして、遊技球通路に入った遊技球は、この遊技球通路を介して始動入賞口へ向かうことにより、遊技球通路を介さずに始動入賞口へ向かう場合と比較して、始動入賞口へ到達するまでの時間が遅延される。これにより、無効球を簡単に減らすことができる。
図1に示すように、パチンコ機10は、遊技盤12を備えている。遊技盤12の盤面上には遊技領域14が形成されており、打ち出された遊技球はこの遊技領域14を流下する。遊技領域14には、始動入賞口16、センター役物18、アタッカ20、並びに、遊技領域を流下する遊技球の動きに変化を与えるための遊技釘(図示せず)や風車22が設けられている。
始動入賞口16に遊技球が入賞すると、予め設定された個数の遊技球が賞球として払い出される。また、始動入賞口16に遊技球が入賞すると、当たりまたはハズレを決定する当たり抽選が行われる。そして、当たり抽選に当選すると、当たりモードへと移行する。当たりモードでは、アタッカ20が開放されて大入賞口24が露呈され、この大入賞口24に遊技球を入賞させることで大量の賞球を得ることができる。
センター役物18には、液晶ディスプレイ30、保留球表示部32、可動羽根(第2振り分け部材)34、開閉羽根(開閉部材)36、ワープ通路38、遅延通路(遊技球通路)40が設けられている。液晶ディスプレイ30は、当たり抽選の実行に伴って図柄の変動表示を行い、この変動表示後に停止表示する図柄の組合せによって当たり抽選の結果を報知する。
保留球表示部32は、4つのランプを備えている。パチンコ機10では、図柄の変動表示中に始動入賞口16へ遊技球が入賞すると、入賞した遊技球が保留球として扱われ、当たり抽選を受ける権利が持ち越される。保留球は4個を上限に記憶され、保留球が1つ記憶される毎に保留球表示部32のランプが1つ点灯する。また、図柄の停止表示後、保留球が記憶されている場合は、保留球が1つ消化されて当たり抽選が1回実行される。そして、保留球が1つ消化されると、保留球表示部32のランプが1つ消灯する。
可動羽根34は、センター役物18の上部に形成された開口部18aに配置されている。可動羽根34は、遊技盤12に軸着されて回動自在に保持されており、開口部18aを開放し、遊技球をセンター役物18の内部へ案内する(遊技球を後述する遅延通路40の入口(受け入れ口)40aへ向けて案内する)第1位置と、開口部18aの一部を塞ぎ、遊技球をセンター役物18の内部に入り難くする(遊技球を遅延通路40の入口40aから遠ざかる方向に案内する)第2位置との間で移動する。
開閉羽根36は、開口部18aからセンター役物18の内部に入った遊技球を、ワープ通路38と、遅延通路40とに振り分けるために設けられている。開閉羽根36は、遊技盤12に軸着されて回動自在に保持されており、ワープ通路38の入口38aを閉じ、遅延通路40の入口(受け入れ口)40aを開放する開き位置と、ワープ通路38の入口38aを開放し、遅延通路40の入口40aを閉じる閉じ位置との間で移動する。
図2(A)、同図(B)に示すように、可動羽根34及び開閉羽根36は、モータ(またはソレノイド)を含む駆動機構(図示せず)を介して、パチンコ機10を統括的に制御する制御部42に接続されている。そして、可動羽根34及び開閉羽根36は、制御部42によってその位置が制御される。
制御部42は、保留球が上限個数未満の場合、図2(A)に示すように、可動羽根34を第2位置に移動させるとともに開閉羽根36を閉じ位置に移動させる。これにより、開口部18aからセンター役物18の内部に遊技球が入り難くなるとともに、開口部18aからセンター役物18の内部に遊技球が入ると、この遊技球がワープ通路38に案内される。
また、制御部42は、保留球が上限個数に達すると、図2(B)に示すように、可動羽根34を第1位置へ移動させるとともに開閉羽根36を開き位置に移動させる。これにより、開口部18aからセンター役物18の内部に遊技球が入り易くなるとともに、開口部18aからセンター役物18の内部に遊技球が入ると、この遊技球が遅延通路40に案内される。
図1に戻り、ワープ通路38は、液晶ディスプレイ30の下方に設けられたステージ50上に遊技球を案内するためのものであり、上下に長く形成されている。ワープ通路38は、入口38aから入った遊技球を、ステージ50の側方に形成された出口38bから排出してステージ50上に案内する。ステージ50は、複数の曲面が組み合わせられた複雑な形状に形成されているが、全体としては始動入賞口16へ向けて傾くように形成されている。そして、ステージ50上に案内された遊技球は、ステージ50上を左右に揺動した後、始動入賞口16やその近傍へ向けて落下する。
遅延通路40は、液晶ディスプレイ30の上方に形成された水平通路60と、液晶ディスプレイ30の側方に形成された螺旋通路62とを備えている。水平通路60は、遅延通路40の入口40aから螺旋通路62へ向けて(液晶ディスプレイ30の左端から右端へ向けて)僅かに傾斜するように形成されている。また、水平通路60の途中には送り出し機構64が設けられている。そして、遅延通路40の入口40aから入った遊技球は、この水平通路60を通り、送り出し機構64に案内される。
図3(A)、同図(B)に示すように、送り出し機構64は、回転羽根66を備えている。回転羽根66は上下に延びる回転軸66aを備え、この回転軸66aを中心に回転自在に設けられている。また、回転羽根66は、回転方向沿って90度間隔で配置された4つの突起66bを備えており、各突起66bは、回転羽根66の回転とともに順次、水平通路60内に挿入される。回転羽根66は、モータ68により駆動され、パチンコ機10の電源が投入されている間、常に一定速度で回転を続けている。
回転羽根66の回転速度は、遅延通路40の入口40aから回転羽根66に向かう遊技球の速度よりも遅く設定されている。これにより、図3(A)に示すように、水平通路60を通る遊技球は、回転羽根66の突起66bにより一端せき止められる。この後、せき止められた遊技球は、同図(B)、並びに、同図(C)に示すように、回転羽根66の回転に伴って下流側(螺旋通路62側)へ移動し、回転羽根66が90度回転する毎に1球ずつ水平通路60の下流側へ送り出されて、螺旋通路62へ向かう。このように、送り出し機構64によって遊技球の通過速度を制限することによって、送り出し機構64を設けずに遊技球を螺旋通路62へ案内する場合と比較して、遊技球が螺旋通路62に到達するまで時間が遅延される。
図1に戻り、螺旋通路62は、遊技球を螺旋状の経路を介して下方に流下させ、下端部に形成された出口40bから、ステージ50の上方に配置されたクルーン(振り分け部材)70上に排出するものである。このように、螺旋状の経路を介して遊技球を下方に案内することで、例えば、ワープ通路38のように、遊技球を直線的に下方へ落下させる場合と比較して、遊技球の移動距離が長くなり、また、移動速度も低下するため、クルーン70へ到達するまでの時間が遅延される。
図4に示すように、クルーン70は円盤状に形成され、その板面が略水平となるように配置されており、2つの貫通孔70a、70bを備えている。貫通孔70aは、その中心がステージ50の前端部よりも後方に位置するように形成され、貫通孔70bは、その中心がステージ50の前端部よりも前方へ位置するように形成されている。これにより、貫通孔70aへ入った遊技球はステージ50上に案内され、貫通孔70bに入った遊技球はステージ50外に落下される。このように、螺旋通路62から排出された遊技球は、クルーン70によって、ステージ50上に案内されるものと、ステージ50外に落下されるものとに振り分けられる。
以下、上記構成による本発明の作用について、図5に示すフローチャートをもとに説明する。パチンコ機10では、保留球が上限個数に達するまでの間、開閉羽根36が閉じ位置に保持されており、開口部18aからセンター役物18の内部に入った遊技球がワープ通路38に案内される(図2(A)参照)。また、パチンコ機10では、保留球が上限個数に達すると、開閉羽根36が開き位置に移動され、開口部18aからセンター役物18の内部に入った遊技球が遅延通路40に案内される(図2(B)参照)。
ワープ通路38では、遊技球がほぼ垂直に落下してステージ50に案内される(図1参照)。このため、保留球が上限個数未満であるときは、速やかに遊技を進行することができる。他方、遅延通路40では、送り出し機構64、及び、螺旋通路62により遊技球がステージ50に案内されるまでに要する時間が遅延される(図1参照)。このため、保留球が上限個数に達したときにすでに打ち出されている打ち出し済みの遊技球が、保留球が消化された後に(図柄の変動表示が終了した後に)始動入賞口16へ入賞するようになり、無効球を減らすことができる。
また、パチンコ機10では、保留球が上限個数に達するまでの間、可動羽根34が第2位置に保持されており(図2(A)参照)、開口部18aからセンター役物18の内部に遊技球が入り難いが、保留球が上限個数に達すると、可動羽根34が第1位置に移動され(図2(B)参照)、開口部18aからセンター役物18の内部に遊技球が入り易くなる。これにより、保留球が上限個数に達したときにすでに打ち出されている打ち出し済みの遊技球が遅延通路40に案内される確率が上がるので、より確実に無効球を減らすことができる。
なお、本発明は、保留球が上限個数に達した際に遊技球を遅延通路に案内するものであればよいので、細部の構成は上記実施形態に限定されず適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、可動羽根を設ける例で説明をしたが、図6に示すパチンコ機100のように、可動羽根を廃止し、センター役物102内に遊技球を受け入れるための開口部102の大きさを一定としてもよい。なお、図6以降の図面を用いた説明では、上述した実施形態と同様の部材については、同様の符号を付して説明を省略している。
さらに、上記実施形態では、センター役物内に入った遊技球をワープ通路、または、遅延通路のいずれかに振り分ける例で説明をしたが、図7に示すパチンコ機110のように、ワープ通路を廃止して、センター役物112内に入った全ての遊技球を遅延通路40に案内してもよい。
さらに、遅延通路は、この遅延通路を介して始動入賞口へ向かう方が、遅延通路を介さずに始動入賞口へ向かう場合よりも、遊技球が始動入賞口へ到達するまでの時間が長くなるように構成されていればよいので、細部の構成は上記実施形態に限定されるものではなく適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、遅延通路に、送り出し機構と螺旋通路とを設けた例で説明をしたが、これらのうちのいずれか一方を廃止してもよい。
また、上記実施形態では、遅延通路の出口にクルーンを設ける例で説明をしたが、これを廃止して、遅延通路に投入された全ての遊技球をステージに案内してもよい。もちろん、クルーン以外の周知の振り分け部材を設け、遅延通路から排出された遊技球をステージに案内するものとステージ外に落下させるものとに振り分けてもよい。
さらに、上記実施形態では、送り出し機構として、回転羽根を回転させる機構を用いる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、遅延通路内に突出して遊技球の通過を阻止する位置と、遅延通路外に退避して遊技球の通過を許容する位置との間で移動自在のシャッタを備え、このシャッタを一定周期で移動させる機構を送り出し機構として用いてもよい。また、上述した螺旋通路に代えて、図8に示すパチンコ機120のように、樋状の部材を互い違いに配置した通路122を設け、この通路122を介して、遊技球をステージに案内してもよい。
パチンコ機の正面図である。 可動羽根と開閉羽根が移動する様子を示す説明図である。 送り出し機構により遊技球が送り出される様子を示す説明図である。 クルーンの上面図である。 保留球の個数に応じて可動羽根と開閉羽根の位置を変化させる流れを示すフローチャートである。 パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の正面図である。
符号の説明
10、100、110、120 パチンコ機
12 遊技盤
14 遊技領域
16 始動入賞口
18、102、112 センター役物
18a、102a 開口部
30 液晶ディスプレイ
32 保留球表示部
34 可動羽根(第2振り分け部材)
36 開閉羽根(開閉部材)
38 ワープ通路
40 遅延通路
42 制御部
50 ステージ
60 水平通路
62 螺旋通路
64 送り出し機構
70 クルーン(振り分け部材)
122 通路

Claims (7)

  1. 遊技領域を流下する遊技球が始動入賞口へ入賞したことを契機に、当たりまたはハズレを決定する当たり抽選を行い、この抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行うとともに、図柄の変動表示中に遊技球が始動入賞口へ入賞した場合、所定の上限個数を限度として、入賞した遊技球を保留球として記憶するパチンコ機において、
    始動入賞口の上方に配置され、始動入賞口へ向けて傾けられたステージと、
    ステージの上方に配置された受け入れ口を有し、受け入れ口に入った遊技球を、ステージ上に案内する遊技球通路と、
    受け入れ口を開放する開き位置と、受け入れ口を閉じる閉じ位置との間で移動自在に設けられた開閉部材と、
    保留球が上限個数未満のときは、開閉部材を閉じ位置に移動させ、保留球が上限個数に達したときは、開閉部材を開き位置に移動させる開閉部材制御手段とを備えるとともに、
    遊技球が遊技球通路を介さずに始動入賞口へ到達する時間よりも、遊技球通路を介して始動入賞口へ到達する時間の方が長くなるように、遊技球通路を構成したことを特徴とするパチンコ機。
  2. 遊技球通路には、遊技球をせき止めた後、せき止めた遊技球を予め設定されたタイミングで送り出す遊技球送り出し機構が設けられており、この送り出し機構により遊技球の通過速度を制限することによって、遊技球通路を介さずに始動入賞口へ到達する時間よりも遊技球通路を介して始動入賞口へ到達する時間の方が長くされることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 遊技球通路の長さは、遊技球通路を介さずに始動入賞口へ到達する遊技球の移動経路よりも長くなるように決定されていることを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ機。
  4. 遊技球通路は、螺旋状の経路を介して遊技球をステージ上に案内することを特徴とする請求項3記載のパチンコ機。
  5. 遊技球通路の出口近傍に配置され、遊技球をステージ上に案内、または、ステージ外に落下させる振り分け部材を設けたことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のパチンコ機。
  6. 受け入れ口の近傍に配置され、遊技球を受け入れ口へ向けて案内する第1位置と、遊技球を受け入れ口から遠ざかる方向へ向けて案内する第2位置との間で移動自在の第2振り分け部材を設けたことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載のパチンコ機。
  7. 保留球が上限個数未満のときは、第2振り分け部材を第2位置に移動させ、保留球が上限個数に達したときは、第2振り分け部材を第1位置に移動させる第2振り分け部材制御手段を設けたことを特徴とするパチンコ機。
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