JP2016202793A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計上想定されていない状況下で遊技球が大入賞口に入球することを防止可能な弾球遊技機を提供する。【解決手段】遊技領域4aのうち特定の遊技領域を流下する遊技球の入賞を可能とする開状態及び入賞を不能にする閉状態に変化可能であって、所定の当りとなった場合、時間T1の間、開状態に変化する大入賞口と、大入賞口の上流側であって、特定の遊技領域を流下する遊技球の通過時間を遅延させる遅延装置20とを備え、遅延装置20は、遊技球を1個ずつ受入可能な入球口と、遊技球を1列に転動可能とする第1転動傾斜面、第2転動傾斜面、及び遊技球を方向転換させる方向転換面を有する遅延通路と、遅延通路を通過した遊技球を特定の遊技領域より下流側に排出する排出口とを有し、遅延通路は、入球口から排出口に到達する時間T2が時間T1以上に設定される。【選択図】図2

Description

本発明は、弾球遊技機に関する。
本出願人は、遊技性を高めるために、遊技盤における遊技領域の中央下方に設けた第1始動入賞口と、遊技領域の右領域に設けた第2始動入賞口と、遊技領域の右領域に設けた特定領域を有する大入賞口と、を備え、遊技状態に係わらず、第1始動入賞口への入賞に基づいて行われる当否抽選で「大当り」に当選する確率と、第2始動入賞口への入賞に基づいて行われる当否抽選で「大当り」に当選する確率とが同一で、かつ第2始動入賞口への入賞に基づいて行われる当否抽選で「小当り」に当選する確率を極めて高くに設定した弾球遊技機を特願2014−228019(先願)として出願した。
特願2014−228019
しかしながら、先願に記載の弾球遊技機においては、遊技性が高まると同時に、遊技球が偶発的に大入賞口に入球し特定領域を通過してしまう可能性や、特定領域を有する大入賞口の開放に合わせて、遊技領域の右領域に遊技球を発射する、いわゆる狙い打ちがなされることによって、遊技球が特定領域を通過してしまう可能性があった。それにより、偶発的、或いは狙い打ちによって遊技球が特定領域を通過した場合でも、大当り遊技後の遊技状態を有利な遊技状態に変化せざるを得ず、設計時に想定された遊技者側への利益が、大幅に増加するという不都合が生じる。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、設計上想定されていない状況下で遊技球が大入賞口に入球することを防止可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
第1の発明は、遊技球が流下可能な遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、前記遊技領域を流下する遊技球が入賞可能な始動入賞口と、前記遊技領域のうち特定の遊技領域を流下する遊技球の入賞を可能とする開状態及び入賞を不能にする閉状態に変化可能であって、遊技球が前記始動入賞口に入賞したことを契機に行われる特図当否抽選の結果、所定の当りとなった場合、時間T1の間、前記開状態に変化する大入賞口と、前記大入賞口の上流側であって、前記特定の遊技領域を流下する遊技球の通過時間を遅延させる遅延装置と、を備え、前記遅延装置は、前記特定の遊技領域に向かって前記発射装置から発射された遊技球を1個ずつ受入可能な入球口と、前記入球口から受け入れた遊技球を1列に転動可能とする第1転動傾斜面、前記第1転動傾斜面の傾斜方向と反対方向へ傾斜する第2転動傾斜面、及び前記第1転動傾斜面を流下する遊技球を前記第2転動傾斜面に向けて方向転換させる方向転換面を有する遅延通路と、前記遅延通路を通過した遊技球を前記特定の遊技領域より下流側に排出する排出口と、を有し、前記遅延通路は、遊技球が複数の前記第1転動傾斜面及び前記第2転動傾斜面を通過することで、前記入球口から前記排出口に到達する時間T2が前記時間T1以上になるように設定され、前記排出口から排出された遊技球は、前記開状態の場合、前記大入賞口に入球可能である。
第2の発明は、第1の発明において、前記大入賞口の内部に、前記大入賞口に入球した複数の遊技球のうち、いずれかの遊技球が通過することで、通常遊技状態とは異なる遊技状態である特定遊技状態を発生させる特定領域部を設け、前記時間T1は、前記大入賞口に、前記複数の遊技球が入球可能な時間である。
本発明によると、設計上想定されていない状況下で遊技球が大入賞口に入球することを防止可能とする。
本発明に係る遊技機の前方から見た斜視図である。 同じく遊技盤の正面図である。 同じく遊技機の各構成要素のブロック図である。 同じく斜め前方からみた大入賞装置の斜視図である。 同じく大入賞装置の正面図である。 同じく斜め前方からみた遅延装置の斜視図である。 同じく遅延装置の正面図である。 同じく図7におけるVIII-VIII線断面図である。 特図当否判定テーブルの概要図である。 図柄種別、遊技状態、保留種別、及び変動時間の関係を示すテーブルである。 普図当否判定テーブルの概要図である。
以下、本発明を実施するための一実施形態を、添付図面を参照しながら詳述する。
また、以下の実施形態は本出願の特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
なお、以下の説明において、弾球遊技機1の各部の左右方向は、その弾球遊技機1の正面に対面する者にとっての左右方向に合わせて説明する。
(遊技機の全体構成)
図1に示すように、弾球遊技機1は、遊技場の島設備に設置される矩形枠状の外枠2と、外枠2の左枠部に蝶番(図示略)により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられる内枠3と、内枠3に装着され、各種要素が組み付けられる遊技盤4(図2参照)と、遊技盤4の前側にあって、内枠3の左枠部に上下の蝶番(図示略)により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられ、遊技盤4の前面を閉塞し、遊技者が透視し得る透明な板であるガラス板(又は、合成樹脂板)5aを嵌め込んだガラス枠5と、遊技盤4の後側に設けられ賞球や貸球等の遊技球を払出可能な賞球払出装置131(図3参照)と、ガラス枠5の下部に設けられ、賞球払出装置131から払い出される遊技球を貯留するための受皿部6と、ガラス枠5の下部裏側に設けられ受皿部6に貯留されている遊技球を導入して遊技盤4の前面に形成される遊技領域4aへ向けて発射するための発射装置132(図3参照)と、ガラス枠5の前面右下部に設けられ、受皿部6に貯留されている遊技球を遊技領域4aへ打ち出す際に操作される発射ハンドル7と、ガラス枠5の上部に設けられ遊技状況に応じた効果音を出力するスピーカ装置8と、ガラス枠5に設けられ遊技状況に応じて点灯、消灯及び点滅する照明演出を行う電飾装置9と、遊技盤4の後側に設置される表示装置10(図2参照)と、を備える。
表示装置10は、例えば液晶ディスプレイから構成され、ガラス板5aを透して遊技者が視認可能な表示画面10aに遊技に係わる情報である各種キャラクタや左列、中列、右列の3列の数字等で構成される演出図柄(図示略)を変動、停止表示すると共に、そのときの遊技状態に応じた動画を表示することによって遊技の盛り上げ演出を行う。
また、弾球遊技機1の背面側(図示略)には、図3に示すように、弾球遊技機1全体を制御するための各々の処理を実行し、その処理結果に応じ、遊技を制御するための各々の制御コマンドを演算処理して出力する主制御装置100と、主制御装置100から制御コマンドを受信して、演出装置121であるスピーカ装置8、電飾装置9、表示装置10等への制御コマンドを送信して演出に係る制御を実行する副制御装置120と、主制御装置100から払出制御コマンドを受信することによって、賞球払出装置131を制御して、受皿部6への遊技球の払出制御を行うとともに、発射ハンドル7の回転操作量に応じて発射装置132を制御して、遊技領域4aへの遊技球の発射制御を行う払出・発射制御装置130と、が設けられる。
なお、本実施形態においては、主制御装置100と副制御装置120とを分離した構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、主制御装置100と副制御装置120とを一体の構成としても良い。
(遊技盤4及びそれに関係する構成)
図2に示すように、遊技盤4は、アクリル樹脂等の透明合成樹脂板により正面視ほぼ方形に形成されると共に、前面には、内外のガイドレール11、11によって包囲される円形状(楕円形を含む)の遊技領域4aが形成される。受皿部6に貯留された遊技球は、発射ハンドル7が回転操作されることにより、発射装置132から発射されて、内外のガイドレール11、11により左斜め上方へ誘導されて、遊技領域4aの左上部から遊技領域4a内に導入されて流下する。
遊技盤4の遊技領域4aの略中央部には、遊技盤4の後側に設置される表示装置10の表示画面10aに表示される演出図柄を視認し得るように開口する表示窓12aを有すると共に、表面に各種模様が施された正面視で枠状の装飾枠12が固定される。
なお、遊技盤4における表示窓12a以外の一部の遊技領域は、模様、彩色等が施された不透明の装飾板等が貼着されることにより、弾球遊技機1の内部構造が見えないように隠蔽される。
さらに、図2に示すように、遊技領域4aには、遊技領域4aに打ち込まれた遊技球の流下方向を変化させる多数の遊技釘4b及び風車4cと、表示窓12aの下方にあって、遊技領域4aの左領域(装飾枠12の左側の領域)4aLを流下する遊技球のうち装飾枠12の左部に設けられたワープ孔12bに進入したワープ球(遊技球)を導入し、当該ワープ球を左右及び前後方向へ転動させ得るステージ12cと、ステージ12cの下方にあって、遊技領域4aを流下する遊技球及びステージ12cの前側から落下したワープ球が入球可能な第1始動入賞口13と、遊技領域4aの右領域(本発明における特定の遊技領域、装飾枠12の右側の領域)4aRにあって、遊技領域4aの右領域4aRを流下する右打ちされた遊技球(以下、「右打ち遊技球」という)の通過時間を遅延させる遅延装置20と、遅延装置20の下方であって、遅延装置20を通過した遊技球が通過可能なスルーチャッカ14と、スルーチャッカ14の真下にあって、遊技領域4aを流下する右打ち遊技球が入球可能な第2始動入賞口(本発明における始動入賞口)15と、第2始動入賞口15の下方にあって、右打ち遊技球が入球可能な大入賞装置30と、遊技領域4aの最下端部にあって、遊技領域4aに打ち込まれた遊技球のうち第1始動入賞口13、第2始動入賞口15、及び大入賞装置30等に入球しなかったアウト球(遊技球)を遊技盤4の裏面側に排出するアウト口16と、が設けられる。
右打ち遊技球は、装飾枠12の上面及び右外周面に、遊技球の直径よりも僅かに広く、2個以上の遊技球が流下不能に形成される右打ち通路12dを通過して遊技領域4aの右領域4aRに導かれる。遊技領域4aの右領域4aRに導出された右打ち遊技球は、遅延装置20及びスルーチャッカ14を通過し、第2始動入賞口15及び大入賞装置30に入球可能となる。
さらに、図2に示すように、遊技盤4における遊技領域4aの外側の右下隅部には、特別図柄表示装置41が設けられる。特別図柄表示装置41は、例えばそれぞれ7セグメントLED(ドット付き)により構成される普通図柄表示部、普通図柄作動記憶表示部、第1特別図柄表示部、第2特別図柄表示部、第1特別図柄作動記憶表示部、第2特別図柄作動記憶表示部及び遊技状態表示部を有している。
普通図柄表示部は、遊技球がスルーチャッカ14を通過したことを契機に、例えば2つのランプ(LED)を交互に点灯させて普通図柄を変動表示し、この変動表示後に普通図柄を停止表示する。普通図柄作動記憶表示部は、例えば2つのランプ(LED)の消灯又は点灯、点滅の組み合わせによって0〜4個の記憶数を表示する。
第1特別図柄表示部及び第2特別図柄表示部はそれぞれ、第1特別図柄及び第2特別図柄の変動状態と停止状態とを表示することができる。第1特別図柄作動記憶表示部は、第1始動入賞口13に遊技球が入球し、後述の第1始動入賞口検知センサ13sによって検出されるごとに、入賞が発生したことを記憶(第1始動情報が増加したことを記憶)し1個ずつ増加後の表示態様へと変化していき(最大4個まで)、その入賞を契機として第1特別図柄の変動が開始されるごとに1個ずつ減少後の表示態様へ変化する。また、第2特別図柄作動記憶表示部は、第2始動入賞口15に遊技球が入球し、後述の第2始動入賞口検知センサ15sによって検出されるごとに、入賞が発生したことを記憶(第2始動情報が増加したことを記憶)し1個ずつ増加後の表示態様へと変化し(最大4個まで)、その入賞を契機として第2特別図柄の変動が開始されるごとに1個ずつ減少後の表示態様へ変化する。
第1始動入賞口13は、常時上向きに開口した遊技球入賞口である。
第2始動入賞口15は、遊技領域4aの右領域4aRに設けた遅延装置20及びスルーチャッカ14の下流側に配置された矩形状に開口する遊技球入賞口であって、左右方向の軸(図示略)回りに回動可能な第2始動入賞口開閉部材15aにより、遊技球の入球を可能とする開状態及び遊技球の入球を不能とする閉状態に変化可能であり、スルーチャッカ14への遊技球の通過検出を契機に主制御装置100によって実行される抽選の結果、当りとなった場合、第2始動入賞口開閉部材15aが、遊技盤4の裏面側に設けた第2始動入賞口開閉ソレノイド140(図3参照)により閉状態から開状態に変化する。
図4、5に示すように大入賞装置30は、遊技領域4aの右領域4aRに設けた遅延装置20、スルーチャッカ14、及び第2始動入賞口15よりも下流側に配置されるとともに、遊技盤4に固定されるケース31と、ケース31の上部に設けられる、左右方向に長い長孔形状の第1大入賞口311と、下端部が左右方向の軸(図示略)によってケース31に枢支され、第1大入賞口311への遊技球の入球を可能とする開状態及び不能とする閉状態に変化可能な第1大入賞口開閉部材312と、ケース31の内部に設けられる第2大入賞口33と、ケース31の内部に前後方向へスライド可能に支持され、第2大入賞口33への遊技球の入球を可能とする開状態及び不能とする閉状態に移動可能な第2大入賞口開閉部材314と、第2大入賞口開閉部材314が開状態にある場合、第2大入賞口33から入球した遊技球を左側へ誘導する誘導路34と、誘導路34から流下する遊技球をほぼ垂直方向に誘導する分岐路35と、分岐路35の遊技球の流下方向と逆側(図5において右側)に設けられ、遊技球が入球することで、通常遊技状態(以下、低確率状態ともいう)とは異なる遊技状態であって、遊技者にとって有利な遊技状態(本発明における特定遊技状態、高確率状態)の発生を確定させる特定領域部37と、分岐路35を通過した遊技球を左側に向けて誘導する非特定領域誘導路38と、特定領域部37に入球しなかった遊技球が入球する非特定領域部39と、ケース31に前後方向にスライド可能に支持され、非特定領域誘導路38と非特定領域部39との境目を開閉可能な堰止部材315と、第1大入賞口311に入球しなかった遊技球を左方向へ誘導する正面視左下り傾斜の誘導路316と、を有する。
堰止部材315が閉鎖位置にある場合には、非特定領域誘導路38の出口を閉鎖することで、第2大入賞口33の開状態(1ラウンド遊技)の処理に基づいて内部に複数個入球した遊技球を、非特定領域誘導路38内に横方向へ一列に所定個数(本実施形態では、遊技球8個)並べて滞留し、所定個数を超えた遊技球(本実施形態では、9個目の遊技球)を分岐路35から特定領域部37へ入球するように誘導する。また、堰止部材315が開放位置にある場合には、第2大入賞口33から入球した遊技球を非特定領域部39に誘導する。
なお、分岐路35から遊技球が特定領域部37に入球すると、特定領域検知センサ37sによって遊技球が検出され、大当り遊技終了後の遊技状態を高確率状態へ変更する処理が主制御装置100により実行される。
第2大入賞口開閉部材314が閉鎖位置にある場合には、上面が誘導路316と略同一面となるような形態で第2大入賞口33を閉鎖することで、第2大入賞口33への遊技球の入球を不能とし、図4に示すように、ケース31の内部に進入した遊技球を矢印Y方向へ誘導する。また、第2大入賞口開閉部材314が開放位置にある場合には、第1大入賞口311に入球しなかった遊技球の第2大入賞口33への入球を可能にする。
(遅延装置の構成)
次に、図6〜8に基づいて、遅延装置20について説明する。
遅延装置20は、遊技領域4aの右領域4aRに配置され、右打ち通路12dを通過した遊技球を受け入れて、当該受け入れた遊技球をスルーチャッカ14の真上に排出する。
遅延装置20は、受け入れた遊技球を遊技者が視認しやすいように、透明合成樹脂材により形成され、図2に示すように遊技領域4aの右領域4aRの上部で、かつ表示画面10aの右部に沿って配置されるため、正面視において、右側部は、遊技領域4aの外周縁に沿うように下側に行くにしたがって外側へ膨出する形状であり、左側部は、略鉛直方向を向く。
遅延装置20は、平面視で横長形状であって(図8参照)、右打ち通路12dを通過した遊技球を1個ずつ受入可能な入球口(入口)21と、入球口21から後述する排出口24までの距離を、直線距離よりも長くすることで、入球口21に進入した遊技球が排出口24に達するまでの時間を遅延させるための螺旋状の遅延通路22と、遅延通路22内を転動する遊技球の流下速度を、遊技球が当接することで減速させることによって、入球口21に進入した遊技球が排出口24に達するまでの時間をさらに遅延させるための減速部を構成する複数の突条部23と、遅延通路22を通過した遊技球をスルーチャッカ14に向けて排出するための排出口(出口)24と、を有している。
図8に示すように、遅延通路22は、螺旋の中心側である内側壁22a、当該内側壁22aの後側にある外側壁22b及び内側壁22aの前側にある外側壁22cと、内側壁22aと後側の外側壁22bとの間に設けられる第1転動傾斜面221と、第1転動傾斜面221の傾斜方向と反対方向であって、内側壁22aと前側の外側壁22cとの間に設けられる第2転動傾斜面222と、各転動傾斜面221、222に向けて方向転換させる各コーナーに形成される第1〜4方向転換面(本発明における方向転換面)223a〜223dを有して、垂直方向へ螺旋筒状に形成される。
なお、内側壁22aと外側壁22b、及び内側壁22aと外側壁22cとの間の幅H1は、遊技球1個分の直径より大きく、かつ遊技球2個分の直径よりも小さくなるように設定される。したがって、遅延装置20の入球口21から進入した遊技球は、1個ずつ1列に遅延通路22を転動することとなる。
第1転動傾斜面221は、入球口21から進入した遊技球を右方へ向けて転動(流下)させるように底面が右下り傾斜する。
第1方向転換面223aは、第1転動傾斜面221を転動してきた遊技球を前方へ向けて跳ね返して誘導するように、遊技球が転動してくる方向に相対する面が傾斜する。
第2方向転換面223bは、第1方向転換面223aにより誘導された遊技球を左方へ向けて跳ね返して誘導するように、遊技球が転動してくる方向に相対する面が傾斜する。
第2転動傾斜面222は、第2方向転換面223bにより誘導された遊技球を左方へ転動させるように底面が左下り傾斜する。
第3方向転換面223cは、第2転動傾斜面222を転動してきた遊技球を後方へ向けて跳ね返して誘導するように、遊技球を転動してくる方向に相対する面が傾斜する。
第4方向転換面223dは、第3方向転換面223cにより誘導された遊技球を右方、すなわち下位の第1転動傾斜面221に向けて跳ね返して誘導するように、遊技球が転動してくる方向に相対する面が傾斜する。
図8に示すように、突条部23は、内側壁22a及び外側壁22bに遊技球の流下方向に沿って複数千鳥状に設けられる。
また、突条部23の形状は、図7に示すように、正面視において上下方向に延伸する突条で、かつ図8に示すように、平面視において各先端部(遅延通路22の中央寄り側の部分)の左右方向の幅が先端に向けて漸次小さくなる凸円弧形状を呈している。これにより、遅延通路22を転動する遊技球は、各突条部23に接触することにより、図8に矢印で示すように、蛇行しながら遅延通路22を螺旋状に転動流下する。
さらに、図8に示すように、突条部23の先端部から対向する一方の側面の前後方向の幅H1は、少なくとも遊技球の直径より大として、遊技球が遅延通路22を転動する際、前後方向へ蛇行しつつ螺旋状に転動可能な寸法に設定される。
以上により、遊技球が遅延装置20を流下する場合、遅延通路22を螺旋状にしたことにより遊技球の転動距離を長くし、また、遅延通路22に突条部23を設けたことにより遊技球が遅延通路22を蛇行しながら転動するため、遊技球は遊技盤面に沿って形成された通路を落下、あるいは流下する場合と比較して、より時間をかけて遊技領域4aを流下することとなる。
本実施形態では、遅延装置20の入球口21から排出口24に到達する時間T2は、時間T1(例えば、10秒)以上(例えば、11秒)になるように設定されている。
図3は、弾球遊技機1の制御回路を説明するためのブロック図である。弾球遊技機1に配設された各装置のうち主要なものは、マイクロコンピュータによって制御される。
遊技全体を統括制御する主制御装置100は、遊技盤4の裏面に取り付けられると共に、制御プログラム及び各種データを記憶したROM101と、CPU103のワークエリアとして機能するRAM102とともに一体型のワンチップCPU103として構成され、RAM102に記憶された制御プログラムにより各部の動作を制御する。
主制御装置100の入力ポートには、発射ハンドル7、第1始動入賞口13内に設けられ、第1始動入賞口13に入球した遊技球の通過を検出する第1始動入賞口検知センサ13s、スルーチャッカ14を通過した遊技球を検出するスルーチャッカ検知センサ14s、第2始動入賞口15内に設けられ、第2始動入賞口15に入球した遊技球の通過を検出する第2始動入賞口検知センサ15s、第1大入賞口311内に設けられ、第1大入賞口311に入球した遊技球の通過を検出する第1大入賞口検知センサ311s、第2大入賞口33内に設けられ、第2大入賞口33に入球した遊技球を検出する第2大入賞口検知センサ34s(図5等参照)、特定領域部37内に設けられ、特定領域部37に入球した遊技球を検出する特定領域検知センサ37s、及び非特定領域部39内に設けられ、非特定領域部39に入球した遊技球を検出する非特定領域検知センサ39sの各信号が入力する。
なお、遊技球が、第1始動入賞口13、第2始動入賞口15、第1大入賞口311、及び第2大入賞口33に入球し、当該入球した遊技球が、第1始動入賞口検知センサ13s、第2始動入賞口検知センサ15s、第1大入賞口検知センサ311s、及び第2大入賞口検知センサ34sによって検出されたことを入賞といい、それに伴い、賞球払出装置131から賞球として大量の遊技球が短時間に受皿部6に払い出される。
主制御装置100の出力ポートには、主制御装置100から制御コマンドを受信して、演出装置121であるスピーカ装置8、電飾装置9、及び表示装置10等への制御コマンドを送信して演出に係る制御を実行する副制御装置120と、第2始動入賞口開閉部材15aを開閉動作させるための第2始動入賞口開閉ソレノイド140と、第1大入賞口開閉部材312を開閉動作させるための第1大入賞口開閉ソレノイド150と、第2大入賞口開閉部材314を開閉動作させるための第2大入賞口開閉ソレノイド160と、堰止部材315を開閉動作させるための堰止部材開閉ソレノイド170と、主制御装置100から制御コマンドを受信して、払出・発射制御装置130を介して賞球払出装置131、及び発射装置132とが接続される。
遊技者の発射ハンドル7の操作により遊技領域4aを流下する遊技球が第1始動入賞口13又は第2始動入賞口15に入球し、入賞すると、主制御装置100は、特別遊技の実行可否に関する抽選(以下、特図当否抽選ともいう)、特別図柄の種類を決定する抽選(以下、特図種別決定抽選ともいう)、特別図柄の変動パターンを決定する抽選(以下、特図変動パターン決定抽選ともいう)等の種々の抽選を実行する。
そして、上記抽選のうち特図当否抽選の結果が当り(「大当り」又は「小当り」)の場合には、大入賞装置30の第1大入賞口開閉部材312又は第2大入賞口開閉部材314を開閉動させ、第1大入賞口311又は第2大入賞口33への遊技球の入球を容易とする特別遊技が実行される。
遊技球が第1始動入賞口13又は第2始動入賞口15に入球し、入賞を契機として取得される始動情報(特図当否抽選結果)は、主制御装置100のRAM102の保留記憶領域に格納される。
なお、以下の説明において、遊技球が第1始動入賞口13へ入球し、入賞を契機として取得される始動情報を特1保留、遊技球が第2始動入賞口15へ入球し、入賞を契機として取得される始動情報を特2保留という場合がある。
RAM102の保留記憶領域は、特1保留、及び特2保留をそれぞれ独立して記憶可能な第1特図保留記憶領域及び第2特図保留記憶領域を備えている。第1特図保留記憶領域及び第2特図保留記憶領域は、それぞれ4つの記憶部(第1記憶部〜第4記憶部)を有している。そして、第1始動入賞口13に遊技球が入球し、入賞すると、特1保留を第1特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶し、第2始動入賞口15に遊技球が入球し、入賞すると、特2保留を第2特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶する。
ただし、第1特図保留記憶領域及び第2特図保留記憶領域に記憶可能な特1保留数及び特2保留数は、それぞれ4つに設定されており、各保留記憶領域の上限を超えて保留数が増加することはない。
図9は、特図当否抽選に係る処理において参照される特図当否判定テーブルの概要を示す図である。遊技球が第1始動入賞口13又は第2始動入賞口15に入球し、入賞すると、0〜65535の範囲から1つの特図当否判定乱数が取得される。図9(a)〜(d)に示すように、特図当否判定テーブルは、特図当否判定乱数が特1保留であって、遊技状態が特図低確率である場合に参照される低確率時特図当否判定テーブル(特1用)と、特図当否判定乱数が特1保留であって、遊技状態が特図高確率である場合に参照される高確率時特図当否判定テーブル(特1用)と、特図当否判定乱数が特2保留であって、遊技状態が特図低確率である場合に参照される低確率時特図当否判定テーブル(特2用)と、特図当否判定乱数が特2保留であって、遊技状態が特図高確率である場合に参照される高確率時特図当否判定テーブル(特2用)と、に細分化されている。
各特図当否判定テーブルには、0〜65535までの特図当否判定乱数に対応する判定結果(「大当り」、「小当り」、「ハズレ」)が規定されている。
例えば、図9(a)に示す低確率時特図当否判定テーブル(特1用)が参照された場合に、判定結果が「大当り」となる確率は、約399分の1である。これに対して、図9(b)に示す高確率時特図当否判定テーブル(特1用)が参照された場合に判定結果が「大当り」となる確率は、約100分の1となる。
また、図9(c)に示す低確率時特図当否判定テーブル(特2用)が参照された場合に判定結果が「大当り」となる確率は、約399分の1であり、「小当り」となる確率は、約1.01分の1である。これに対して、図9(d)に示す高確率時特図当否判定テーブル(特2用)が参照された場合に判定結果が「大当り」となる確率は、約100分の1であり、「小当り」となる確率は、約1.01分の1である。
つまり、遊技状態が低確率状態である場合と高確率状態である場合とでは、判定結果が「大当り」となる確率に約4倍の開きがあるため、遊技者にとっては、高確率状態は低確率状態の場合よりも「大当り」を獲得するのに有利な状態と言える。
本実施形態においては、特2保留に基づいて特図当否抽選が実行された場合、遊技状態を問わず極めて高い確率(1.01分の1)で「小当り」に当選するように設定されている。
特図当否抽選では、上記特図当否判定乱数及び特図当否判定テーブルに基づいて、特別遊技の可否に関する所定の抽選結果(「大当り」、「小当り」、「ハズレ」)を決定する。そして、当該特図当否抽選に係る処理を実行するCPU103が、本実施形態における当否抽選手段に相当する。
特図種別決定抽選は、特図種別決定乱数と各特図種別決定テーブルとに基づいて特図種別を決定する。そして、特図種別抽選に係る処理を実行するCPU103が、本実施形態における図柄種別決定手段に相当する。
なお、特図種別決定抽選によって抽出、決定された特図種別は、特別遊技(「大当り」、「小当り」)の態様を決定する要素として用いられる。また、特図当否抽選の結果が「ハズレ」である場合には、保留種別及び特図種別決定乱数の範囲に関わらず特図種別が無条件に「ハズレ」の態様に決定される。
特図変動パターン決定抽選は、変動パターン決定テーブル及び変動時間決定テール部を参照する。なお、変動パターン決定テーブルは、保留種別、特図当否抽選の結果、遊技状態ごとに複数設けられているが、ここでは、任意の変動パターン決定テーブルを例として説明する。
第1始動入賞口13又は第2始動入賞口15に入球し、入賞すると、例えば0〜238の範囲から1つの変動パターン決定乱数が取得される。変動パターン決定テーブルには、0〜238までの変動パターン決定乱数に対応する1の変動パターン番号によって表される複数の変動パターンが規定され、各変動パターン番号には、それぞれ変動時間が対応付けられている。変動時間決定テーブルに規定された変動時間は、特図当否抽選の結果を示す特別図柄の変動が開始してから停止するまでの時間である。
特別図柄は、保留種別に応じて特別図柄表示装置41で変動表示される。具体的には、特図当否抽選を経て特図種別決定抽選によりいずれかの特別図柄が決定され、変動パターン決定乱数に対応する1の変動パターン番号及び変動時間が決定されると、保留種別に応じて特別図柄表示装置41で変動時間に対応する時間分の特別図柄の変動表示が実行される。そして、変動時間の経過後には、決定されたいずれかの特別図柄が停止表示され、1回の遊技が終了する。
このように、変動時間は、特別図柄表示装置41における特別図柄の変動時間、換言すれば、特図当否抽選の結果(「大当り」、「小当り」、「ハズレ」)を確定させるまでの時間を規定するものである(図10参照)。
また、変動パターン決定テーブルは、保留種別、特図当否抽選の結果(特図種別)、遊技状態ごとに複数設けられているため、変動パターン決定乱数の値が同一であっても、参照されるテーブルの違いによって異なる変動パターン番号、即ち、変動時間が決定されることとなる。つまり、本実施形態においては、変動時間を決定する条件が、特図種別、保留種別、遊技状態に対応して設定されており、これらの条件が複数の変動パターン決定テーブルによって設定されている。
以上のとおり、特図変動パターン決定抽選では、変動パターン決定乱数に対応する1の変動パターン番号及び変動時間が決定される。決定された変動パターン番号に係る情報は、副制御装置120側に変動パターンコマンドとして送信され、副制御装置120は、変動パターン番号に基づいて種々の演出表示を表示装置10に表示させる。
そして、上記変動パターン決定乱数と、変動パターン決定テーブル及び変動時間決定テーブルとに基づいて、少なくとも図柄の変動時間を含む変動パターンを決定する特図変動パターン決定抽選に係る処理を実行するCPU103が本実施形態に係る図柄変動情報決定手段に相当する。
以上説明したとおり、主制御装置100は、特別図柄の変動開始時に上述の特図当否抽選、特図種別決定抽選、及び特図変動パターン決定抽選を実行し、特別図柄の最終的な停止の態様によって、特別遊技(「大当り」、「小当り」)実行の可否と関連する特図当否抽選の結果を報知する。以下、これら特別遊技の実行に関わる各種の抽選処理を総称して特図遊技処理という場合がある。
図10は、図柄種別、遊技状態、保留種別、及び変動時間との関係を説明する図である。上述のように、本実施形態に係る弾球遊技機1では、特図当否抽選の結果が「大当り」となる確率が低く設定された遊技状態である低確率状態と、特図当否抽選の結果が「大当り」となる確率が低確率状態よりも高く設定された遊技状態である高確率状態とが存在し、これらの遊技状態のいずれかが設定された状態で遊技が進行する。
そして、図10に示すように、遊技状態が低確率状態である場合に特1保留に基づいて図柄種別がハズレ図柄に決定された場合、変動時間は3秒から180秒の範囲で決定され、特2保留に基づいて図柄種別がハズレ図柄に決定された場合、変動時間は常に10分間に決定される。
また、遊技状態が高確率状態である場合に特1保留に基づいて図柄種別がハズレ図柄に決定された場合、変動時間は10秒から180秒の範囲で決定され、特2保留に基づいて図柄種別がハズレ図柄に決定された場合、変動時間は常に0.2秒に決定される。
また、遊技状態が低確率状態である場合に特2保留に基づいて図柄種別が小当り図柄に決定された場合、変動時間は常に10分間に決定される。なお、図10の特図当否判定テーブルの内容から明らかなように、特1保留に基づいて図柄種別が小当り図柄に決定されることはないため、変動時間の欄は空欄となっている。また、遊技状態が高確率状態である場合に特2保留に基づいて図柄種別が小当り図柄に決定された場合、変動時間は常に0.2秒に決定される。
また、遊技状態が低確率状態である場合に特1保留に基づいて図柄種別が大当り図柄に決定された場合、変動時間は60秒から180秒の範囲で決定され、特2保留に基づいて図柄種別が大当り図柄に決定された場合、変動時間は0.3秒から60秒の範囲で決定される。
また、遊技状態が高確率状態である場合に特1保留に基づいて図柄種別が大当り図柄に決定された場合、変動時間は60秒から180秒の範囲で決定され、特2保留に基づいて図柄種別が大当り図柄に決定された場合、変動時間は常に0.2秒に決定される。
本実施形態おいては、特別遊技が実行されておらず、かつ、特別図柄表示装置41において第1特別図柄の変動表示が行われていない場合に、遊技球が第1始動入賞口13に入球し、入賞、換言すれば特1保留に基づく特図遊技処理(特図当否抽選,特図種別決定抽選,特図変動パターン決定抽選)が実行可能となる。
また、特別遊技が実行されておらず、かつ、特別図柄表示装置41において第2特別図柄の変動表示が行われていない場合に、遊技球が第2始動入賞口15に入球し、入賞、換言すれば特2保留に基づく上述の特図遊技処理が実行可能となる。即ち、特1保留に基づく特図遊技処理、及び特2保留に基づく特図遊技処理は同時に実行可能となっており、各保留に基づいて1の特図遊技処理、及び当該処理に基づく特別図柄の変動が停止すると、次なる保留に基づく特図遊技処理、及び当該処理に基づく特別図柄の変動が実行される。
一方で、遊技状態が低確率状態である場合において、遊技球が第2始動入賞口15に入球し、入賞(特2保留)に基づいて、図柄種別がハズレ図柄及び小当り図柄に決定された場合の変動時間は常に10分間に決定されるものとされている。
このことは、遊技状態が低確率状態から高確率状態に変更されない限り、次回の特図遊技処理が10分間を経過後するまでは実行されないことを意味する。よって、低確率状態のままでは、特2保留に基づく特図遊技処理は長時間にわたってなされず、遊技者にとっては極めて非効率な状態といえる。
以上のことから、遊技状態が低確率状態である場合には、遊技者からしてみれば実質的に特1保留のみが特図遊技処理の対象となるため、遊技者は遊技球が遊技領域4aの左領域4aLを流下するように調整する必要がある。一方、遊技状態が高確率状態である場合には、特1保留及び特2保留の双方が特図遊技処理の対象となるため、遊技者は、遊技球が遊技領域4aの左領域4aL及び右領域4aRの双方、又はいずれか一方の側を流下するように調整する必要がある。
なお、遊技状態が高確率状態である場合には、遊技球を遊技領域4aの右領域4aRのみに打ち出すことにより、多数の賞球を連続して獲得することが可能となる。
次に、普通遊技実行の可否等に関する種々の抽選処理の概要について説明する。
遊技球がスルーチャッカ14を通過すると、後述の普図当否抽選において参照される普図当否判定乱数が取得され、当該取得された乱数がRAM102の保留記憶領域に格納される。ここで、保留記憶領域は、普図当否判定乱数を記憶可能な普図記憶領域を有しており、普図記憶領域は4つの記憶部(第1記憶部〜第4記憶部)を有している。そして、スルーチャッカ14を遊技球が通過すると、普図当否判定乱数を第1記憶部から順に記憶する。但し、普図保留記憶領域に記憶可能な普図保留数は4つに設定されており、当該上限を超えて普図保留数が増加することはない。
図11は、普図当否抽選において参照される普図当否判定テーブルの概要を示す図である。遊技球が、スルーチャッカ14を通過すると、例えば0〜99の範囲から1つの普図当否判定乱数が取得される。同図に示すように普図当否判定テーブルは、遊技状態が低確率状態である場合に参照される図11(a)に示す低確率時普図当否判定テーブルと、遊技状態が高確率状態である場合に参照される図11(b)に示す高確率時普図当否判定テーブルとに細分化される。
低確率時普図当否判定テーブル及び高確率時普図当否判定テーブルには、0〜99までの普図当否判定乱数に対応する判定結果(「当り」又は「ハズレ」)が規定されている。例えば、低確率時普図当否判定テーブルが参照された場合に判定結果が「当り」となる確率は、50分の1である。これに対して高確率時普図当否判定テーブルが参照された場合に判定結果が当りとなる確率は、1.2分の1である。普図当否抽選では、普図当否判定乱数及び普図当否判定テーブルに基づいて、普通遊技の可否に関する所定の抽選結果(「当り」、「ハズレ」)を決定する。そして、当該普図当否抽選に係る処理を実行するCPU103が、本実施形態における普図当否抽選手段に相当する。
普図変動パターン決定抽選は、普図当否抽選が行われると、普図変動パターンテーブルに基づいて普通図柄の変動時間が決定される。普図変動パターンテーブルは、遊技状態が低確率状態である場合は、普通図柄の変動時間が「30秒」に決定され、遊技状態が高確率状態である場合は、普通図柄の変動時間が「1秒」に決定される。このようにして、普通図柄の変動時間が決定されると、当該決定された変動時間に亘って、普通図柄表示部で表示される普通図柄の変動表示が開始され、変動時間経過後に普図当否抽選の結果(「当り」、「ハズレ」)を示す態様で停止表示される。
また、普通図柄表示部は、普図当否抽選の結果に合わせて複数のLEDランプの点灯、及び消灯する。
普図当否抽選の結果が当りとなり、普通図柄が当りであることを示す態様で停止した場合に実行される普通遊技において、遊技状態が低確率状態である場合は、第2始動入賞口開閉ソレノイド140が通電制御され、第2始動入賞口15の第2始動入賞口開閉部材15aが0.3秒間1回間開状態となる。
また、遊技状態が高確率状態である場合は、第2始動入賞口開閉ソレノイド140が通電制御され、第2始動入賞口15の第2始動入賞口開閉部材15aが1.8秒間開状態となるのが3回繰り返される。
また、遊技状態が高確率状態である場合、低確率状態と比較して普図当否抽選の結果が「当り」となり易く、さらに普通図柄の変動時間が大幅に短縮され、かつ第2始動入賞口開閉部材15aの開放時間の合計が長くなることから、遊技者が遊技球を遊技領域4aの右領域4aRに打ち出す(右打ちする)ことにより、遊技球が第2始動入賞口15に連続して入球し易くなり、遊技球の消費を抑えながら第2始動入賞口15に入球し、入賞(特2保留)を契機とする特図遊技処理を享受することができる。
本実施形態における遊技状態は、低確率状態と高確率状態とに区別される。
決定された大当り図柄に係る特図種別に関わらず、大入賞装置30に設けられた特定領域部37への遊技球の通過有無に基づいて、大当り遊技終了後の遊技状態が低確率状態となるか、高確率状態となるかが規定されている。
遊技球が特定領域部37を通過した場合には、遊技状態が高確率状態となるとともに、特図遊技処理の継続回数(高確回数)が104回に設定される。
また、特図遊技処理が104回実行される間に、再び大当りを獲得した場合には、大当り終了後、再度高確回数(104回)の設定が実行される。一方、特図遊技処理が104回実行される間に、大当り遊技を獲得できなかった場合には、遊技状態が低確率状態に移行(転落)する。
また、遊技球が特定領域部37を通過せず、非特定領域部39を通過した場合は、遊技状態が低確率状態に移行(転落)する。
遊技状態が低確率状態であって、遊技球を遊技領域4aの右領域4aRへ向けて発射させ、遊技球が第2始動入賞口15に入球し、入賞(特2保留)に基づいて、図柄種別がハズレ図柄及び小当り図柄に決定された場合には、変動時間が10分間に設定されていることから、特図遊技処理は長時間にわたって実行されないため、遊技者にとっては極めて非効率な遊技状態といえる。
また、遊技状態が低確率状態であって、遊技球を遊技領域4aの右領域4aRへ向けて発射させ、遊技球が第2始動入賞口15に入球し、入賞(特2保留)に基づいて、図柄種別が大当り図柄に決定された場合は、以下のような遊技の流れとなる。
第2始動入賞口15に遊技球が入球し、入賞(特2保留)に基づいて、特別図柄が大当り図柄に決定された場合、大入賞装置30の第1大入賞口311又は第2大入賞口(本発明における大入賞口)33が開放されるラウンド遊技が複数回実行される。本実施形態では、7回のラウンド遊技が実行される。
そして、上記複数のラウンド遊技のうち、1R(ラウンド)目には、第1大入賞口311が閉鎖され、第2大入賞口33が開放され特定領域部37への遊技球の入球を可能とする。2R目以降のラウンド遊技には、第2大入賞口33が閉鎖されて、第1大入賞口311が開放される。
また、1R目に開放される第2大入賞口33は、最長で時間T1(10秒間)だけ開放され、2R目以降において開放される第1大入賞口311は、最長で時間T3(29秒)開放される。
なお、閉状態の第2大入賞口33が開状態となって、入賞球数が時間T1を経過する前に予め定められた上限数、例えば、2球に達した場合、開状態から閉状態となり、閉状態の第1大入賞口311が開状態となって、入賞球数が時間T3を経過する前に予め定められた上限数、例えば10球に達した場合、開状態から閉状態となる。
次に、遊技状態が低確率状態(左打ち推奨状態)で、発射装置132から発射された遊技球が右打ちされた場合の遊技について説明する。
なお、本実施形態において、第2大入賞口33に入賞したことを契機に行われる特図当否抽選は、第1大入賞口311に入賞したことを契機に行われる特図当否抽選よりも、遊技者にとって有利な大当りの種類(高確率状態の発生)に決定されやすく、低確率状態において、単位時間当りの遊技(抽選)の回数の実行比率が低く設定される。
低確率状態において、右打ちされた遊技球が第2始動入賞口15に入球し、入賞に基づく抽選結果が大当り(本発明における所定の当りで、複数の遊技球が第2大入賞口33に入球可能な遊技状態)となった場合、第2大入賞口33は、遊技球が第2始動入賞口15に入球し、入賞してから所定時間経過後、時間T1開放する。この場合、遊技者は、遊技領域4aの左領域4aLへ向けての遊技球の発射を一旦停止し、遊技領域4aの右領域4aRへ向けて、第2大入賞口33が開放するタイミングに合わせて遊技球を再度発射することとなる。しかしながら、第2大入賞口33が開放した後に右打ちされた遊技球は、遅延装置20の遅延通路22を通過する通過時間が時間T2(10秒)以上要するため、遅延装置20の排出口24から排出された遊技球は、第2大入賞口33に向かって流下するものの、第2大入賞口33の1R目の開放時間は時間T1(最大10秒)のため、第2大入賞口33に入球することはない。
また、遊技球が第2大入賞口33に入球することがないため、特定領域部37に入球することはなく、遊技者にとって有利な遊技状態(高確率状態)の発生を防止することができる。
上記、左打ちは、遊技領域4aの左領域(装飾枠12の左側の領域)4aLを遊技球が流下するように、発射ハンドル7の回転操作量を調整し、遊技球を発射装置132から発射することとし、所定の当りは、遊技球が実質的に第2大入賞口33への入球を難しくする開閉パターンである所謂ショート開放当り以外の当りとする。
また、遊技状態が高確率状態の場合は、第2大入賞口33が開状態の少なくとも10秒以上前から、表示装置10の表示画面10aに右打ちをする旨の報知を行うことで、遊技球が第2大入賞口33に入球できないことがないようにする。
これにより、遊技者が開発者の意図に反する遊技の実施を行うことを抑制することができる。
本実施形態における特定の遊技領域は、円形状の遊技領域4aのうち遅延装置20を含む表示画面10aの右側にある遊技領域と定義する。
また、本実施形態に代えて、遅延装置20を、遊技領域4aのうち表示画面10aの左側にある遊技領域に配置した場合には、特定の遊技領域は、遊技領域4aのうち表示画面10aの左側にある遊技領域であって、右打ち通路12dは含まない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。
(1)遊技状態が低確率状態であって、特2保留に基づいて図柄種別が大当り図柄に決定された場合、変動時間を60秒〜600秒の範囲で決定されるようにすることで、第2大入賞口33の開放時期を予想しにくくなり、さらに開発者の意図に反する遊技の実行を抑制することができる
(2)大入賞装置30の第2大入賞口33の前面を少なくとも不透明部材とすることで、第2大入賞口33の開閉動作を目視し難くする。
(3)遊技状態が高確率状態の場合、第2大入賞口33の開状態の事前報知を、表示画面10aと合わせてスピーカ装置8、電飾装置9によって行ってもよい。
(4)本実施形態では、複数のラウンド遊技のうち、1R目に第2大入賞口33が開放され、2R目以降において第1大入賞口311が開放されるが、1R目を含むすべてのラウンド遊技の際に開放する大入賞口が、第1大入賞口311又は第2大入賞口33どちらであってもよい。
また、第1大入賞口311又は第2大入賞口は、少なくともいずれか一方に特定領域部37を有していればよい。例えば、遊技状態が低確率状態において抽選結果が大当りとなり、特定領域部37を有する大入賞口が1R目に開放する場合は、遅延装置20によって、当該大入賞口に遊技球が入球することはなく、特定領域部37に遊技球が入球しないため、遊技者にとって有利な遊技状態(高確率状態)の発生を防止することができる。
さらに、特定領域部37を有しない大入賞口が1R目に開放する場合は、当該大入賞口に遊技球が入球することはなく、賞球が払い出されることなない。
(5)本実施形態では、T1を10秒、T3を29秒としたが、何秒に設定してもよい。
1 弾球遊技機
2 外枠
3 内枠
4 遊技盤
4a 遊技領域
4aL 左領域
4aR 右領域
4b 遊技釘
4c 風車
5 ガラス枠
5a ガラス板
6 受皿部
7 発射ハンドル
8 スピーカ装置
9 電飾装置
10 表示装置
10a 表示画面
11 ガイドレール
12 装飾枠
12a 表示窓
12b ワープ孔
12c ステージ
12d 右打ち通路
13 第1始動入賞口
13s 第1始動入賞口検知センサ
14 スルーチャッカ
14s スルーチャッカ検知センサ
15 第2始動入賞口(始動入賞口)
15a 第2始動入賞口開閉部材
15s 第2始動入賞口検知センサ
16 アウト口
20 遅延装置
21 入球口(入口)
22 遅延通路
22a 内側壁
22b 外側壁
22c 外側壁
23 突条部
24 排出口(出口)
30 大入賞装置
31 ケース
33 第2大入賞口(大入賞口)
34 誘導路
34s 第2大入賞口検知センサ
35 分岐路
37 特定領域部
37s 特定領域検知センサ
38 非特定領域誘導路
39 非特定領域部
39s 非特定領域検知センサ
41 特別図柄表示装置
100 主制御装置
101 ROM
102 RAM
103 CPU
120 副制御装置
121 演出装置
130 払出・発射制御装置
131 賞球払出装置
132 発射装置
140 第2始動入賞口開閉ソレノイド
160 開口部開閉ソレノイド
170 堰止部材開閉ソレノイド
221 第1転動傾斜面
222 第2転動傾斜面
223a 第1方向転換面
223b 第2方向転換面
223c 第3方向転換面
223d 第4方向転換面
311 第1大入賞口
311s 第1大入賞口検知センサ
312 第1大入賞口開閉部材
314 第2大入賞口開閉部材
315 堰止部材
316 誘導路
315 堰止部材
H1 幅

Claims (2)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域を有する遊技盤と、
    前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、
    前記遊技領域を流下する遊技球が入賞可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域のうち特定の遊技領域を流下する遊技球の入賞を可能とする開状態及び入賞を不能にする閉状態に変化可能であって、遊技球が前記始動入賞口に入賞したことを契機に行われる特図当否抽選の結果、所定の当りとなった場合、時間T1の間、前記開状態に変化する大入賞口と、
    前記大入賞口の上流側であって、前記特定の遊技領域を流下する遊技球の通過時間を遅延させる遅延装置と、を備え、
    前記遅延装置は、前記特定の遊技領域に向かって前記発射装置から発射された遊技球を1個ずつ受入可能な入球口と、前記入球口から受け入れた遊技球を1列に転動可能とする第1転動傾斜面、前記第1転動傾斜面の傾斜方向と反対方向へ傾斜する第2転動傾斜面、及び前記第1転動傾斜面を流下する遊技球を前記第2転動傾斜面に向けて方向転換させる方向転換面を有する遅延通路と、前記遅延通路を通過した遊技球を前記特定の遊技領域より下流側に排出する排出口と、を有し、
    前記遅延通路は、遊技球が複数の前記第1転動傾斜面及び前記第2転動傾斜面を通過することで、前記入球口から前記排出口に到達する時間T2が前記時間T1以上になるように設定され、前記排出口から排出された遊技球は、前記開状態の場合、前記大入賞口に入球可能であることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記大入賞口の内部に、前記大入賞口に入球した複数の遊技球のうち、いずれかの遊技球が通過することで、通常遊技状態とは異なる遊技状態である特定遊技状態を発生させる特定領域部を設け、
    前記時間T1は、前記大入賞口に、前記複数の遊技球が入球可能な時間であることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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