JP2009225138A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信側で実際に信号波形が変化する状態に応じて、波形歪みを抑制できる受信装置を提供する。
【解決手段】インピーダンス制御回路4は、受信回路側2で受信される信号の電圧,電流,電力の何れか1つ以上を検知部5により検知することで、検知対象の何れか1つ以上の変化に応じて、受信信号の反射を抑制するように(伝送線路3の特性インピーダンスZ0に整合するように)入力インピーダンスを変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送線路を介して送信された信号を受信する場合に、信号の反射を抑制する機能を備えた受信装置に関する。
伝送線路を介してデジタル信号を伝送する場合、受信側においては、信号レベルが変化するタイミングで信号エネルギーの一部が反射することで、オーバーシュートやアンダーシュートのような歪みが生じる問題があり、従来、波形歪みを抑制する技術については様々な提案がされている。例えば特許文献1では、伝送路の終端回路11において、信号の電圧レベルがロウ,ハイ間で遷移する場合に、遅延回路20において付与される遅延時間の間、終端5のインピーダンスを一時的に低下させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、信号を送信する側において、出力信号レベルが変化するタイミングで出力インピーダンスを連続的に変化させる技術が開示されている。また、特許文献3には、受信側においてオーバーシュートやアンダーシュートを減衰回路112により減衰させると共に、充/放電回路114によって減衰回路112の出力端子を、電源電圧及び接地電圧に対して充/放電させる技術が開示されている。
特開2001−127805号公報 特開2000−353945号公報 特開2000−059444号公報
しかしながら、実際の通信ネットワークにおいては、信号を受信する側で波形がどのような変化を呈するかは様々に異なる。したがって、特許文献1のように所定時間だけインピーダンスを変化させたり、特許文献2のように送信側で出力インピーダンスを変化させても、受信側での波形歪みを十分に低下させることができる保証はない。また、特許文献3についても、オーバーシュートやアンダーシュートが発生した際には、減衰回路112や充/放電回路114により一律な対応を行うだけであるから、同様である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、受信側で実際に信号波形が変化する状態に応じて、波形歪みを抑制できる受信装置を提供することにある。
請求項1記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段は、受信回路側で受信される信号の電圧,電流,電力の何れか1つ以上を検知部により検知することで、検知対象の何れか1つ以上の変化に応じて、受信信号の反射を抑制するように入力インピーダンスを変化させる。したがって、受信信号が実際に変化する状態に応じて反射を抑制することができ、従来よりも反射抑制効果を向上させることができる。
請求項2記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段は、検知対象の何れか1つ以上が設定されたしきい値を超えた場合に入力インピーダンスを変化させるので、インピーダンスをより急峻に変化させることができる。
請求項3記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段は、入力インピーダンスが、伝送線路の特性インピーダンスに整合するように変化させるので、反射を効率的に抑制することができる。
請求項4記載の受信装置によれば、伝送線路が一対の信号線によって差動信号を伝送する場合、インピーダンス制御手段の少なくとも検知部を、各信号線に対応してそれぞれ配置するので、差動信号の立上り変化,立下り変化の何れのタイミングについても、反射を抑制することができる。
請求項5記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段に半導体スイッチング素子を備えるので、半導体スイッチング素子のスイッチング状態を制御することで、入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項6記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段を、半導体スイッチング素子と直列に接続されるインピーダンス素子を備えて構成するので、半導体スイッチング素子が導通することで伝送線路にインピーダンス素子を接続して、入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項7記載の受信装置によれば、半導体スイッチング素子をMOSFETとするので、ソース−ゲート間の電圧変化に応じてFETを導通させて、入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項8記載の受信装置によれば、FETを、受信回路に対して並列となる経路内に配置する。その場合、FETのソース側に、バックゲートを閾値調整用のインピーダンス素子を介して接続し、ドレイン側にゲートを、ゲートバイアス回路を介して接続する。そして、FETのソース側,ドレイン側の何れかに、インピーダンス調整用のインピーダンス素子を接続する。このように構成すれば、受信信号の電圧が変化することで導通閾値を超えるとFETが導通して、インピーダンス素子が通電されるので、入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項9記載の受信装置によれば、半導体スイッチング素子をバイポーラトランジスタとするので、受信信号の変化に応じてベースに電流を供給することでトランジスタを導通させて、入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項10記載の受信装置によれば、トランジスタを、受信回路に対して並列となる経路内に配置し、トランジスタのコレクタ側に、ベースをベースバイアス回路を介して接続し、コレクタ側,エミッタ側の何れかに、インピーダンス調整用のインピーダンス素子を接続する。このように構成すれば、受信信号の電圧が変化することでトランジスタにベース電流が流れると、トランジスタが導通してインピーダンス素子が通電されるので、入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項11記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段を、受信回路に対して並列に接続される、ダイオードを備えて構成する。したがって、受信信号の電圧が順方向閾値電圧を超えるとダイオードが導通して、そのON抵抗により入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項12記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段を、受信回路に対して並列に接続される、ダイオードとインピーダンス素子との直列回路で構成する。したがって、ダイオードが導通すればインピーダンス素子が通電されるので、ダイオードのON抵抗にインピーダンス素子が有するインピーダンス値も加えて入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項13記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段を、受信回路に対して並列に接続される、互いに逆方向に接続される2つのツェナーダイオードを備えて構成する。したがって、受信信号の電圧が、順方向閾値電圧とツェナー電圧との和を超えると、ツェナーダイオードが導通し、そのON抵抗により入力インピーダンスを変化させることができる。
請求項14記載の受信装置によれば、インピーダンス制御手段を、受信回路に対して並列に接続される、互いに逆方向に接続される2つのツェナーダイオードとインピーダンス素子との直列回路で構成する。したがって、2つのツェナーダイオードが導通すればインピーダンス素子が通電されるので、ツェナーダイオードのON抵抗にインピーダンス素子が有するインピーダンス値も加えて入力インピーダンスを変化させることができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。図1は、受信装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。受信装置1は、受信回路2と、伝送線路3と受信回路2との間に配置されるインピーダンス制御回路4(インピーダンス制御手段)とで構成されている。インピーダンス制御回路4は、伝送線路3に挿入される検知部5と、伝送線路3とグランドとの間に接続される、インピーダンス素子6とスイッチ回路7との直列回路で構成されている。
検知部5は、伝送線路3を介して送信された信号について、電圧,電流,電力の何れか1つ以上を検知するもので、その検知対象が、それぞれに対応して設定されたしきい値を超えた場合には、常開型のスイッチ回路7を制御信号CSにより閉じるように制御する。スイッチ回路7が開いている場合のインピーダンス制御回路4全体のインピーダンスZoffは、受信回路2のインピーダンスをZRとすると、Zoff≫ZRとなる関係にある。そして、スイッチ回路7が閉じた場合の、受信回路2のインピーダンスZRと、インピーダンス制御回路4のインピーダンスZonとの合成インピーダンスZon//ZRは、伝送線路3の特性インピーダンスZ0に等しくなるように、インピーダンス素子6のインピーダンス値が調整されている。
次に、本実施例の作用について図2も参照して説明する。図2は、インピーダンス制御回路4の検知部5が検知する、電圧,電流又は電力(検知対象)の変化と、インピーダンス制御回路4のインピーダンス変化とを示すものである。電圧,電流又は電力の何れか1つが、それぞれについて設定されたしきい値Xoff,Xon間において、インピーダンス制御回路4のインピーダンスがZoffからZonに連続的に変化する。
そして、上記インピーダンスがZonになると、受信回路2のインピーダンスZRとインピーダンス制御回路4のインピーダンスとの合成値(伝送線路3側から見た、受信回路2の入力インピーダンス)は、ZRから、Zon//ZR≒Z0 へと変化する。
このようにして、受信信号のエネルギーが変化する過渡的な期間に受信回路2の入力インピーダンスを変化させて、伝送線路3の特性インピーダンスZ0に整合させることで、過剰なエネルギー分をインピーダンス制御回路4により消費させて、信号の反射を抑制する。
以上のように本実施例によれば、インピーダンス制御回路4は、受信回路側2で受信される信号の電圧,電流,電力の何れか1つ以上を検知部5により検知することで、検知対象の何れか1つ以上の変化に応じて、受信信号の反射を抑制するように入力インピーダンスを変化させるので、受信信号が実際に変化する状態に応じて反射を抑制することができ、従来よりも反射抑制効果を向上させることができる。また、インピーダンス制御回路4は、受信回路2の入力インピーダンスが、伝送線路3の特性インピーダンスZ0に整合するように変化させるので、信号の反射を効率的に抑制することができる。
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例は、本発明を、1対の信号線により差動信号を伝送する通信ネットワークに適用した場合である。図3(a)は、差動通信ネットワークの構成を示す。通信ネットワーク11は、複数の通信ノードが、ツイストペア線で構成される伝送線路12を介して接続されており、伝送線路12の途中には、HUB13が挿入されている。
図3(b)は、例えば送信ノード14が送信した信号を受信する、受信ノード15(受信装置)の構成を示す。受信ノード15は、伝送線路12P,12Mの間に接続される受信回路16と、インピーダンス制御回路17(インピーダンス制御手段)とで構成されている。インピーダンス制御回路17は、伝送線路12P,12Mの夫々に挿入される検知部18P,18Mと、伝送線路12P,12M間に接続される、インピーダンス素子19とスイッチ回路20との直列回路で構成されている。
検知部18P,18Mは、第1実施例の検知部5と同様に、伝送線路12P,12Mを介して送信された信号について電圧,電流,電力の何れか1つ以上を検知するもので、その検知対象が、それぞれに対応して設定されたしきい値を超えた場合に、制御信号CSにより常開型のスイッチ回路20を閉じるように制御する。
そして、インピーダンス制御については第1実施例と同様に行われ、スイッチ回路20が閉じた場合の、受信回路16のインピーダンスZRと、インピーダンス制御回路17のインピーダンスZonとの合成インピーダンスZon//ZRは、伝送線路12の特性インピーダンスZ0に等しくなるように、インピーダンス素子19のインピーダンス値が調整されている。
以上のように構成される第2実施例によれば、一対の信号線により差動信号を伝送する伝送線路12について、インピーダンス制御回路17の検知部18P,18Mを、各信号線12P,12Mに対応してそれぞれ配置するので、差動信号の立上り変化,立下り変化の何れのタイミングについても、反射を抑制することができる。
尚、以上の第1,第2実施例は、本発明の基本的作用をなす構成を抽象的に示したもので、必ずしも実態的な構成に対応するものではない。
(第3実施例)
図4及び図5は本発明の第3実施例であり、第2実施例の構成をより具体的に示すと共に、反射抑制効果をシミュレーションした結果も併せて示す。図4(a)は、図3(a)と同様の通信ネットワーク11について具体的な接続条件を示しており、送信ノード14とHUB13との間の伝送線路長は4m,HUB13と受信ノード15(観測対象ノード)との間の伝送線路長は2mである。尚、通信ネットワーク11としては、例えば車載LANの一種であるFlexRay(登録商標)を想定している。
図4(b)は、受信ノード15の具体構成例を示している。伝送線路12P(BP),12M(BM)の間には、受信回路16と共に、2組のインピーダンス制御回路21U,21Dが接続されている。インピーダンス制御回路21U,21D(インピーダンス制御手段)は、NチャネルMOSFET22U,22D(半導体スイッチング素子)を中心に構成されている。FET22Uのゲートは伝送線路12Pに接続されると共に、ドレインは抵抗素子23U(インピーダンス素子)を介して伝送線路12Pに接続され、ソースは伝送線路12Mに接続されると共に、バックゲートは抵抗素子24Uを介して伝送線路12Mに接続されている。尚、抵抗素子23は、FET22のソース側に挿入しても良い。
一方、FET22Dのゲートは伝送線路12Mに接続されると共に、ドレインは抵抗素子23D(インピーダンス素子)を介して伝送線路12Mに接続され、ソースは伝送線路12Uに接続されると共に、バックゲートは抵抗素子24Dを介して伝送線路12Uに接続されている。抵抗素子23は、入力インピーダンスの調整用であり、抵抗素子24は、FET22の閾値電圧を調整するために配置されている。そして、FET22は、伝送線路12P,12M間の電位差が、例えば0.7V程度になるとONするように、閾値電圧が調整されている。尚、差動信号を送信する通信ネットワーク11では、信号が伝送されないアイドル状態では、伝送線路12P,12M間の電位差は0Vである。したがって、FET22が検知部としての機能も備えている。
この場合、インピーダンス制御回路21U側が、受信信号波形(差動電圧波形)の立上がりタイミングで生じる反射を抑制するように作用し、インピーダンス制御回路21D側が、受信信号波形の立下がりタイミングで生じる反射を抑制するように作用する。すなわち、インピーダンス制御回路21Uは、伝送線路12Mを基準とする伝送線路12P側の電位が0.7Vを超えると、FET22UがONして、抵抗素子23Uを伝送線路12P,12M間に接続することで、受信回路16の入力インピーダンスを低下させる。一方、インピーダンス制御回路21Dは、伝送線路12Pを基準とする伝送線路12M側の電位が0.7Vを超えると、FET22DがONして、抵抗素子23Dを伝送線路12P,12M間に接続することで、受信回路16の入力インピーダンスを低下させる。
シミュレーションの条件として、通信速度は2.5Mbps(bit per second),伝送線路12は無損失であるとする。そして、送信ノード14より、図4(a)に示す矩形波状に変化する信号を送信した場合、受信ノード15において観測される波形を図5に示している。(a)はインピーダンス制御回路21を配置しない場合、(b)はインピーダンス制御回路21を配置した場合を示す。この図5から明らかなように、インピーダンス制御回路21の作用により、受信信号波形の反射,リンギングが極めて効果的に抑制されていることが判る。
以上のように第3実施例によれば、インピーダンス制御回路21を、伝送線路12P,12M間にFET22と抵抗素子23との直列回路を接続して構成し、また、FET22の導通閾値を、バックゲートと伝送線路12との間に挿入する抵抗素子24により調整する。そして、受信信号の電圧が変化することで導通閾値を超えるとFET22がONして、抵抗素子23を伝送線路12間に接続することで、受信回路16の入力インピーダンスを急峻に変化させることができる。
(第4実施例)
図6は本発明の第4実施例を示すものであり、第3実施例と異なる部分について説明する。第4実施例のインピーダンス制御回路25(インピーダンス制御手段)は、第3実施例のインピーダンス制御回路21において、伝送線路12P,12M間に直列接続される抵抗素子26及び27を配置し、FET22のバックゲートを、抵抗素子24に替えて、抵抗素子26及び27の共通接続点に接続している。但し、抵抗素子26及び27の抵抗値は、受信装置15Aの差動インピーダンスに影響を及ぼすことがない程度の高い値に設定されている。
以上のように構成される第4実施例によれば、FET22の導通閾値電圧を、バックゲートの電位を決定する抵抗素子26及び27の分圧比によって調整することができる。
(第5実施例)
図7は本発明の第5実施例を示すものであり、第3実施例と異なる部分について説明する。第5実施例のインピーダンス制御回路28(インピーダンス制御手段)は、第3実施例のインピーダンス制御回路21において、伝送線路12P,12M間に直列接続される抵抗素子29及び30(ゲートバイアス回路)を配置し、FET22のゲートを、それらの共通接続点に接続している。この場合、抵抗素子29及び30の抵抗値も、受信装置15Bの差動インピーダンスに影響を及ぼすことがない程度の高い値に設定されている。
以上のように構成される第5実施例によれば、FET22の導通閾値電圧を、ゲート電位を決定する抵抗素子29及び30の分圧比によって調整することができる。そして、分圧比を適宜設定することで、FET22を線形領域で導通させることも可能であり、入力インピーダンスを例えば第1実施例の図2に示すように、ある程度の傾きを付与して変化させることができる。尚、この場合、バックゲートにおける抵抗素子24を削除して、閾値電圧の調整は、抵抗素子29及び30のみで行っても良い。
(第6実施例)
以降の第6〜第8実施例は、何れもインピーダンス制御回路のその他の構成例を示す。図8に示す第6実施例では、インピーダンス制御回路31(インピーダンス制御手段)を、FET22に替えてNPNトランジスタ32(半導体スイッチング素子)を使用して構成している。インピーダンス制御回路31Uを構成するトランジスタ32Uのエミッタは伝送線路12Mに接続され、コレクタは抵抗素子33U(インピーダンス素子)を介して、ベースは抵抗素子34U(ベースバイアス回路)を介して伝送線路12Pに接続されている。一方、インピーダンス制御回路31Dを構成するトランジスタ32Dのエミッタは伝送線路12Pに接続され、コレクタは抵抗素子33Dを介して、ベースは抵抗素子34D(ベースバイアス回路)を介して伝送線路12Mに接続されている。
次に、第6実施例の作用について説明する。第6実施例の場合も、例えば第3実施例と同様に、インピーダンス制御回路31Uは、伝送線路12Mを基準とする伝送線路12P側の電位が0.7Vを超えると、ベース電流が流れてトランジスタ32UがONし、抵抗素子33Uを伝送線路12P,12M間に接続することで、受信回路16の入力インピーダンスを低下させる。また、インピーダンス制御回路31Dは、伝送線路12Pを基準とする伝送線路12M側の電位が0.7Vを超えるとトランジスタ32DがONして、抵抗素子33Dを伝送線路12P,12M間に接続することで、受信回路16の入力インピーダンスを低下させる。
以上のように構成される第6実施例による場合も、第3実施例等と同様の効果が得られる。
(第7実施例)
図9は本発明の第7実施例である。第7実施例では、インピーダンス制御回路35(インピーダンス制御手段)を、ダイオード36(半導体スイッチング素子)及び抵抗素子37(インピーダンス素子)の直列回路で構成している。インピーダンス制御回路35Uを構成するダイオード36Uのアノードは伝送線路12Pに接続され、カソードは抵抗素子37Uを介して伝送線路12Mに接続されている。一方、インピーダンス制御回路35Dを構成するダイオード36Dのアノードは伝送線路12Mに接続され、カソードは抵抗素子37Dを介して伝送線路12Pに接続されている。
次に、第7実施例の作用について説明する。インピーダンス制御回路35Uは、伝送線路12Mを基準とする伝送線路12P側の電位が順方向閾値電圧:例えば0.7Vを超えると、ダイオード36UがONして、抵抗素子37Uを伝送線路12P,12M間に接続することで、ダイオード36UのON抵抗と抵抗素子37Uの抵抗により受信回路16の入力インピーダンスを低下させる。また、インピーダンス制御回路35Dは、伝送線路12Pを基準とする伝送線路12M側の電位が0.7Vを超えると、ダイオード36DがONして、抵抗素子36Dを伝送線路12P,12M間に接続することで、ダイオード36DのON抵抗と抵抗素子37Dの抵抗により受信回路16の入力インピーダンスを低下させる。
以上のように構成される第7実施例によれば、第3実施例等と同様の効果が得られると共に、回路構成をより簡単にすることができる。
(第8実施例)
図10は本発明の第8実施例である。第8実施例では、インピーダンス制御回路38(インピーダンス制御手段)を、ツェナーダイオード39U及び39D(半導体スイッチング素子)並びに抵抗素子40(インピーダンス素子)の直列回路で構成している。この場合、伝送信号の立上がり,立下りに対応する構成は、共通化されている。
次に、第8実施例の作用について説明する。インピーダンス制御回路38Uは、伝送線路12Mを基準とする伝送線路12P側の電位が、ツェナーダイオード39Dの順方向閾値電圧Vfとツェナーダイオード39Uのツェナー電圧Vzの和を超えると、ツェナーダイオード39U及び39Dが何れもONして、抵抗素子40を伝送線路12P,12M間に接続することで、ツェナーダイオード39のON抵抗と抵抗素子40の抵抗により受信回路16の入力インピーダンスを低下させる。また、伝送線路12Pを基準とする伝送線路12M側の電位が(Vf+Vz)を超えると、同様にツェナーダイオード39U及び39Dが何れもONして、抵抗素子40を伝送線路12P,12M間に接続する。
以上のように構成される第8実施例によれば、第3実施例等と同様の効果が得られると共に、回路構成を一層簡単にすることができる。
(第9実施例)
図11は本発明の第9実施例を示すものである。第9実施例は、第1実施例に示す構成の一具体例である。受信回路2に対して並列に、抵抗素子41(インピーダンス素子)とNチャネルMOSFET42(半導体スイッチング素子)との直列回路が接続されており、FET42のバックゲートは、抵抗素子43を介してグランドに接続され、ゲートは、伝送線路3に配置される電流センサ44(検知部)に接続されている。以上が、インピーダンス制御回路45(インピーダンス制御手段)を構成している。
次に、第9実施例の作用について説明する。伝送線路3を介して信号が伝送されることで、電流センサ44が検知する電流値が閾値を超えると、FET42がONして抵抗素子41に通電を行うことで、受信回路2の入力インピーダンスを、特性インピーダンスZ0に整合させるように変化させる。
以上のように構成される第9実施例によれば、伝送線路3に流れる電流を電流センサ44により検知し、その電流値が閾値を超えると、受信回路2の入力インピーダンスを特性インピーダンスZ0に整合させるように変化させて、信号の反射を抑制することができる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
信号の反射を抑制できれば、必ずしも入力インピーダンスを、伝送線路の特性インピーダンスに整合させる必要はない。また、入力インピーダンスを上昇させるように変化させても良い。
第3,第4実施例において、バックゲート側で閾値電圧を調整する必要がなければ、抵抗素子24を削除しても良い。
FETのON抵抗を、インピーダンス素子として利用しても良い。
また、第7,第8実施例において、抵抗素子37,40を削除し、ダイオード36,ツェナーダイオード39のON抵抗を利用して入力インピーダンスを変化させても良い。
NチャネルMOSFETに替えて、PチャネルMOSFETを用いても良い。また、NPNトランジスタに替えてPNPトランジスタを用いても良い。
検知部の検知対象を電流とする場合、例えば伝送線路に対して電流検出用の抵抗素子を挿入して検知すれば良い。また、電力を検知対象とする場合は、電圧と電流との積を求めれば良い。更に、電圧,電流,電力についてそれぞれ閾値を定め、各検知対象が閾値を超えた状態を組み合わせた結果(例えば、AND条件やOR条件など)に基づき、インピーダンス制御手段を動作させても良い。
車載LANに限ることなく、有線伝送路を用いて通信を行うものであれば適用することができる。
本発明の第1実施例であり、受信装置の構成を概略的に示す機能ブロック図 検知部が検知する電圧,電流又は電力の変化と、インピーダンス制御回路によるインピーダンスの変化とを示す図 本発明の第2実施例であり、(a)は差動通信ネットワークの構成を示す図、(b)は受信ノードの構成を示す図 本発明の第3実施例を示す図3相当図 シミュレーションの結果であり、インピーダンス制御回路を配置しない場合と、配置した場合との受信信号波形を示す図 本発明の第4実施例を示す図1相当図 本発明の第5実施例を示す図1相当図 本発明の第6実施例を示す図1相当図 本発明の第7実施例を示す図1相当図 本発明の第8実施例を示す図1相当図 本発明の第9実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は受信装置、2は受信回路、3は伝送線路、4インピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)、5は検知部、11は通信ネットワーク、12P,12Mは伝送線路、15は受信ノード(受信装置)、16は受信回路、17はインピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)、21はインピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)、22はNチャネルMOSFET(半導体スイッチング素子,検知部)、23は抵抗素子(インピーダンス素子)、25はインピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)、28はインピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)、29及び30は抵抗素子(ゲートバイアス回路)、31はインピーダンス制御回路31(インピーダンス制御手段)、32はNPNトランジスタ(半導体スイッチング素子,検知部)、33は抵抗素子(インピーダンス素子)、34は抵抗素子(ベースバイアス回路)、35はインピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)、36はダイオード(半導体スイッチング素子,検知部)、37は抵抗素子(インピーダンス素子)、38はインピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)を、39はツェナーダイオード(半導体スイッチング素子,検知部)、40は抵抗素子(インピーダンス素子)、41は抵抗素子(インピーダンス素子)、42はNチャネルMOSFET(半導体スイッチング素子)、44は電流センサ(検知部)、45はインピーダンス制御回路(インピーダンス制御手段)を示す。

Claims (14)

  1. 伝送線路を介して送信された信号を受信する受信回路と、
    受信信号の電圧,電流,電力の何れか1つ以上を検知部により検知することで、検知対象の何れか1つ以上の変化に応じて、前記受信信号の反射を抑制するように入力インピーダンスを変化させるインピーダンス制御手段とで構成されることを特徴とする受信装置。
  2. 前記インピーダンス制御手段は、前記検知対象の何れか1つ以上が設定されたしきい値を超えた場合に、前記入力インピーダンスを変化させることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記インピーダンス制御手段は、前記入力インピーダンスが、前記伝送線路の特性インピーダンスに整合するように変化させることを特徴とする請求項1又は2記載の受信装置。
  4. 前記伝送線路が、一対の信号線により差動信号を伝送する場合、
    前記インピーダンス制御手段の少なくとも検知部は、各信号線に対応してそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の受信装置。
  5. 前記インピーダンス制御手段は、半導体スイッチング素子を備えて構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の受信装置。
  6. 前記インピーダンス制御手段は、前記半導体スイッチング素子と直列に接続されるインピーダンス素子を備えて構成されることを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  7. 前記半導体スイッチング素子は、MOSFETであることを特徴とする請求項5又は6記載の受信装置。
  8. 前記FETは、前記受信回路に対して並列となる経路内に配置され、
    前記FETのソース側に、前記FETのバックゲートが閾値調整用のインピーダンス素子を介して接続され、
    前記FETのドレイン側に、前記FETのゲートがゲートバイアス回路を介して接続され、
    前記FETのソース側,ドレイン側の何れかに、インピーダンス調整用のインピーダンス素子が接続されることを特徴とする請求項7記載の受信装置。
  9. 前記半導体スイッチング素子は、バイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項5又は6記載の受信装置。
  10. 前記トランジスタは、前記受信回路に対して並列となる経路内に配置され、
    前記トランジスタのコレクタ側に、前記トランジスタのベースがベースバイアス回路を介して接続され、
    前記トランジスタのコレクタ側,エミッタ側の何れかに、インピーダンス調整用のインピーダンス素子が接続されることを特徴とする請求項9記載の受信装置。
  11. 前記インピーダンス制御手段は、前記受信回路に対して並列に接続されるダイオードを備えて構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の受信装置。
  12. 前記インピーダンス制御手段は、前記ダイオードとインピーダンス素子との直列回路で構成されることを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  13. 前記インピーダンス制御手段は、前記受信回路に対して並列に接続される、互いに逆方向に接続される2つのツェナーダイオードを備えて構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の受信装置。
  14. 前記インピーダンス制御手段は、前記2つのツェナーダイオードとインピーダンス素子との直列回路で構成されることを特徴とする請求項13記載の受信装置。
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