JP2009223202A - 露光用データ作成方法及びフォトマスク製造方法 - Google Patents

露光用データ作成方法及びフォトマスク製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】露光パターンの形状に関わらず、レチクル作成ルールに違反するか否かの判定と、違反部分の抽出及び修正を容易に行い得る露光用データ作成方法を提供する。
【解決手段】レチクル作成ルールから第一の矩形パターンを生成し、第一の矩形パターンをレチクル露光を行なうための対象パターンに敷き詰め、対象パターン内の第一の矩形パターンがN×Nで配置される第二の矩形パターンを抽出し、第二の矩形パターンの中心座標間の距離に基づいてレチクル露光パターンのパターン幅及びパターン間隔の違反検出処理と修正処理を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体集積回路装置の製造工程において、電子ビーム露光とレチクル露光を併用して行うリソグラフ工程で使用するハイブリッド露光用データの作成方法に関するものである。
電子ビーム露光(以下EB露光という)は、高精度な露光を行うことができるとともに、レチクルを必要としないのでレチクル作成コストを省略することができる。しかし、露光処理に要する時間が長くなって、リソグラフ工程のスループットが低下する。
そこで、露光精度を必要としない大面積のパターン(例えばダミーパターン等)をレチクル露光で行い、露光精度を必要とする微細なパターンをEB露光で行うハイブリッド露光が行われるようになった。このハイブリッド露光は、露光工程のスループットの向上を図ることが可能であるとともに、大面積のパターンをEB露光する際に発生するビームボケ等の不具合を解消することも可能となる。
しかし、近年の半導体集積回路装置の回路パターンの微細化により、レチクル露光も高精度な露光が必要となっている。すなわち、レチクル露光の光源として波長の短い光で高精度な露光が可能となるArF光源を使用し、精度を向上させるための光学的な補正処理であるOPC処理、精度を向上させるためのレンズ補正を処理であるLFC処理、ローカルフレアによる精度低下を補正するための位相シフタ等の補正処理を施す必要がある。このため、レチクル製造コストが大幅に上昇し、ハイブリッド露光を行うメリットが少なくなることとなった。
レチクル製造コストを抑制するためには、波長の長い光を出力するKrF光源を使用するレチクルを採用することが考えられる。KrF光源を使用するレチクルでは、上記のようなOPC処理、LFC処理、位相シフタ等の補正処理を行う必要がなく、レチクル製造のための工数を削減して、レチクル製造コストを低減することが可能である。
しかし、KrF光源を使用するレチクルでは微細なパターンを高精度に露光することはできず、近年の微細な露光パターンに対応することができない。
特許文献1〜3には、KrF露光の解像寸法あるいはdeep−UV解像寸法を基準としてレチクルパターンを取り出す構成が開示されているが、上記のような図形処理によりレチクルパターンを取り出すため、処理時間の短縮を図ることはできない。
特許文献4には、ハイブリッド露光を行うためのパターン形成方法が開示されているが、上記問題点を解決する手段は開示されていない。
特許文献5には、ハイブリッド露光を行うための図形パターン発生方法が開示されているが、パラメータ値や図形処理手順の変更をともなう図形処理によりパターンを発生するめ、上記問題点は依然として解決されていない。
特開2001−330940号公報 特開2001−109128号公報 特開2001−189259号公報 特開平3−54817号公報 特開平4−26109号公報
KrF露光によるレチクル露光とEB露光とによるハイブリッド露光では、レチクルデータの作成に際し、ArF露光によるレチクルデータの作成時に必要となる補正処理が不要となる反面、設計ルールを満たすか否かの違反箇所検出処理及び違反箇所の修正処理に要する時間が長くなるという問題点がある。
この発明の目的は、露光パターンの形状に関わらず、レチクル作成ルールに違反するか否かの判定と、違反箇所の検出及び修正を容易に行い得る露光用データ作成方法を提供することにある。
上記目的は、レチクル作成ルールから第一の矩形パターンを生成する工程と、前記第一の矩形パターンをレチクル露光を行なうための対象パターンに敷き詰め、前記対象パターン内の第一の矩形パターンがN×Nで配置される第二の矩形パターンを抽出する工程と、前記第二の矩形パターンの中心座標間の距離に基づいてレチクル露光パターンのパターン幅及びパターン間隔の違反検出処理と修正処理を行う工程とを含む露光用データ作成方法により達成される。
開示された露光用データ作成方法では、露光パターンの形状に関わらず、レチクル作成ルールに違反するか否かの判定と、違反箇所の検出及び修正を容易に行うことができる。
図20は、ハイブリッド露光用データの一般的な構成を示す。露光データD1は、EB露光用データD2とレチクル露光用データD3とに分解される。レチクル露光用データD3は、露光データD1の中央部を露光するデータであり、EB露光用データD2は露光データD1の周囲を露光するデータである。
そして、EB露光用データD2でEB露光を行い、レチクル露光用データD3でレチクル露光を行うハイブリッド露光を行うと、露光パターンPが露光される。すなわち、レチクル露光用データD3によるレチクル露光により、露光パターンPの中央部が低精度で露光され、EB露光用データD2で露光パターンPの外周部分が高精度に露光される。
図21(a)〜(d)は、KrF光源を使用する低精度のレチクル露光(KrF露光)で発生する不具合を示す。露光データD5の内側にレチクル露光用データD6を生成する際、当該データD6をKrF露光用パターンの設計ルールを満たすか否かを判定する。そして、図21(a)に示すように、データD6にパターン幅が基準値を満たさない違反部分V1が発生すると、図21(b)に示すように、その違反部分V1を除去して、レチクル露光用データD7,D8に分割する。
すると、データD7,D8間にはパターン間隔が基準値を満たさない微小段差が違反部分V2として発生する。そこで、図21(c)に示すように、違反部分V2の間隔を拡大する処理をおこなってデータD9,D10を生成すると、データD9,D10には基準値を満たさない微小段差が違反部分V3として発生する。
また、データD7,D8間の違反部分V2を除去するために、図21(d)に示すように、データD7,D8を高さ方向に離間させるようにしてデータD11,D12を生成すると、データD12に基準値を満たさない微小段差が違反部分V4として発生する。
上記のような違反箇所検出処理及びデータの修正処理は、各図形データの座標を基準値と比較し、違反部分の座標を基準値を満たすように変更する図形処理により行われるため、その修正処理に要する時間が長くなるとともに、修正処理により新たな違反部分が発生し、さらに処理時間が長くなる。
以下、この発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のハイブリッド露光用データの作成手順を示すフローチャートである。ステップ1では、レチクルの作成基準から正方形状の矩形パターンAのサイズと配置間隔を求める。
レチクル作成用のパターンデータには、図2に示す最小パターン幅w、最小パターン間隔d、最小パターン段差gが作成ルールとして設定されている。そして、図3に示すように、矩形パターンAの矩形サイズsは、
最小パターン段差g=矩形サイズs+配置間隔da
最小パターン幅w=矩形サイズs×N+配置間隔da×(N−1)
となるようにする。ここで、Nは矩形パターンAの配置個数であり、最小パターン幅w÷最小パターン段差gで求められ、あまりがある場合はN+1とする。
前記最小パターン間隔dは、図4に示すように、露光パターンの設計ルールで規定される最小間隔wxにレチクル発生マージンm1を付加した値として設定され、レチクル発生マージンm1を調整することにより適宜に変更可能である。レチクル発生マージンm1は、一般的にハイブリッド露光を行うために必要なものであり、レチクル露光とEB露光とを行った際に、レチクル露光で位置ずれが発生しても露光領域からはみ出さないようなマージンを設定する。
また、図4においてAR1はEB露光領域であり、その内側のAR2はレチクル露光領域である。そして、EB露光領域AR1とレチクル露光領域AR2とは互いに重なる被りマージンm2が設定される。
ここで具体的な作成ルールに基づいて説明すると、図8に示すように、最小パターン幅wが300nm、最小パターン段差gが90nmに設定されると、上式より、矩形サイズsは30nm、配置間隔daは60nmとなり、配置個数Nは4となる。
次いで、ステップ2に移行して、図5に示すように、ハイブリッド露光を行うための露光パターンデータRDを入力パターンとして取り込み、その露光パターンデータRDから前記レチクル発生マージンm1相当分で縮小した対象パターンPAを作成する。この対象パターンPAがレチクル露光の対象となる領域である。
次いで、ステップ3に移行して、図6に示すように、対象パターンPAにステップ1で算出した矩形パターンAを敷き詰める。
次いで、ステップ4に移行して、敷き詰めた矩形パターンAがN×N、すなわちここでは4個×4個の配置構成となっている領域の中心を求める。この領域はそれぞれ一部が重なりあっていてもよいとする。すると、図6では中心c1〜c7が求められる。
次いで、ステップ5に移行して、各中心c1〜c7に対応するN×Nの領域を矩形パターンB1〜B7として設定する。次いで、ステップ6で各中心c1〜c7のX−Y座標に基づいて最小パターン幅w及び最小パターン間隔dに対する違反の有無を検出する。
ここで、最小パターン幅w及び最小パターン間隔dに対する違反の有無の検出処理の原理と、その修正処理の原理を図7に従って説明する。
図7(a)に示すように、矩形パターンBの幅は最小パターン幅wとなり、矩形サイズsと配置間隔daの和が最小パターン段差gとなる。なお、ここでは矩形パターンBをN=3で説明する。
そして、図7(b)(c)に示すように、矩形パターンBaの中心CaのX−Y座標をX1,Y1とし、矩形パターンBbのX−Y座標をX2,Y2としたとき、次の条件で両矩形パターンBa,Bb間の最小パターン幅wが違反となる。すなわち、図7(b)に示すように、|X1−X2|の値が最小パターン幅w以下で、かつ|Y1−Y2|の値が最小パターン幅w以下であるとき、矩形パターンBa,Bb間の最小パターン幅wが違反となる。このとき、|X1−X2|及び|Y1−Y2|のいずれかが0であれば違反とはならない。
また、図7(c)に示すように、|X1−X2|−wが最小パターン間隔d未満で、かつ|Y1−Y2|−wが最小パターン間隔d未満となるとき、矩形パターンBa,Bb間の最小パターン間隔dが違反となる。このとき、座標間隔は最小パターン幅w以上であることとする。また、矩形パターンBa,Bbの中心Ca,CbがX軸及びY軸に対し斜め方向に位置する場合には、中心Ca,Cbの間隔はX軸方向及びY軸方向の間隔より大きくなるため、その間隔増を考慮して違反となるか否かを判定する。
また、矩形サイズsと配置間隔daの和をRとしたとき、N−|X2−X1|÷Rを算出すると、最小パターン幅wに関して違反を起こしている矩形パターンAの個数が矩形パターンBの領域でX方向にいくつあるかが求められる。
同様に、矩形サイズsと配置間隔daの和をRとしたとき、N−|Y2−Y1|÷Rを算出すると、最小パターン幅wに関して違反を起こしている矩形パターンAの個数が矩形パターンBの領域でY方向にいくつあるかが求められる。
また、(|X2−X1|−w)÷Rを算出すると、最小パターン間隔dに関して違反を起こしている矩形パターンAの個数が矩形パターンBの領域でX方向にいくつあるかが求められる。
同様に、(|Y2−Y1|−w)÷Rを算出すると、最小パターン間隔dに関して違反を起こしている矩形パターンAの個数が矩形パターンBの領域でY方向にいくつあるかが求められる。
そして、中心Ca,Cbの2点間の方向を考慮すると、矩形パターンBでどの矩形パターンAが違反しているかが特定される。
上記のような最小パターン幅w及び最小パターン間隔dに関する違反検出原理に基づいてステップ6の処理が行われる。すなわち、図9において、矩形パターンB4,B6で重なる矩形パターンA1が最小パターン幅wの対象となることが検出される。なお、図9に示す対象パターンPAでは最小パターン間隔dに対する違反は発生していないものとする。
次いで、ステップ7に移行して違反があるか否かを判定する。そして、違反がある場合には、ステップ8に移行して、違反した箇所に関係する矩形パターンAを削除する。従って、図9においては矩形パターンA1が違反しているので、この矩形パターンA1を削除する。
次いで、ステップ4,5の処理を再度行う。すると、図10及び図11に示すように、図6に示す状態から中心C4,C5が削除され、矩形パターンB4,B5が削除されたものとなる。
次いで、ステップ6の処理を再度行い、図11において違反箇所がなくなっているので、ステップ7からステップ9に移行する。ステップ9では、図11に示す矩形パターンB1,B2,B3を併合して図12に示すレチクル露光パターンRP1を生成する。また、矩形パターンB6からレチクル露光パターンRP2を生成し、矩形パターンB7からレチクル露光パターンRP3を生成する。そして、各レチクル露光パターンRP1〜RP3をEB露光との被りマージンm2分縮小したパターンをEB露光データ生成用パターンPe1〜Pe3を生成する。
次いで、ステップ10では、図13に示すように、ステップ2で取り込んだ前記露光パターンデータRDから前記EB露光データ生成用パターンPe1〜Pe3を除去したパターンをEB露光パターンEBPとして生成する。すると、図14に示すように、ステップ2で取り込んだハイブリッド露光を行うための露光パターンデータRDからレチクル露光パターンRP1〜RP3とEB露光パターンEBPが生成される。
次いで、ステップ11ではレチクル露光パターンRP1〜RP3の角部における被りマージンm2の補正処理を行う。例えば、図15(a)に示すレチクル露光パターンRP4とEB露光パターンEBP1でハイブリッド露光を行うと、レチクル露光の精度が悪いため、実際に露光されるパターンRP4aは図15(b)に示すように、レチクル露光パターンRP4の凸方向の角部Xにおいて丸くなる。この結果、同図(c)に示すように、被りマージンm2が不足することがある。
そこで、図16(a)に示すように、EB露光パターンEBP1の凹方向の角部、すなわちレチクル露光パターンRP4の角部Xに対峙する角部に、高さαの矩形部Yを形成する。このαは、被りマージンm2の不足を補うように任意に設定する。
このようなEB露光パターンEBP2を使用してハイブリッド露光を行うことにより、図16(b)に示すように、レチクル露光パターンRP4の角部Xの被りマージンm2を確保することができる。
図17及び図18は、前記矩形パターンAの敷き詰め方法の別例を示す。対象パターンPA内にはできるだけ多くの矩形パターンAを敷き詰めると、レチクル露光で露光できる領域を拡大できる可能性がある。そして、レチクル露光領域を拡大すれば、ハイブリッド露光のスループットを向上させることができる。
すなわち、図17に示すように、矩形パターンAが対象パターンPAの外形線に接しない状態で敷き詰める場合に比して、図18に示すように、矩形パターンAを対象パターンPAの外形線に対し内側から接するように敷き詰めると、対象パターンPA内に敷き詰められる矩形パターンAの数を多くすることが可能となる。
従って、対象パターンPA内により多くの矩形パターンAを敷き詰めることにより、対象パターンPA内の矩形パターンBの数を多くすることが可能となり、矩形パターンBの数を多くすることによりレチクル露光領域を拡大することができる。
図19は、対象パターンPAがX軸及びY軸に対し斜めとなる外形線でレイアウトされる場合を示す。
図19(a)に示すように、斜め方向の対象パターンPAに対し矩形パターンAを敷き詰め、上記のような処理を行ってレチクル露光パターンを生成すると、図19(b)に示すように、生成されたレチクル露光パターンRP5の外形線は階段状の段差gaとなる。そして、その段差gaの1辺の長さは、矩形パターンAのサイズsと配置間隔daの和となる。この段差gaは、レチクル検査で擬似エラーとなる可能性がある。
そこでこのような場合には、図19(c)に示すように、段差gaを抽出し、同図(d)に示すように、1辺がその段差gaと等しい矩形パターンAxを各段差gaに嵌め込む。そして、同図(e)に示すように、対象パターンPAの斜状の外形線と重なる矩形パターンAxの対角線をレチクル露光パターンの外形線とし、前記レチクル露光パターンRP5と併合してレチクル露光パターンRP6を生成する。
このような処理を施すことにより、レチクル検査での擬似エラーの発生を防止することができるとともに、レチクル露光領域を拡大することができる。
上記のようなでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)レチクル作成ルールから生成した矩形パターンAを対象パターンPAに敷き詰め、その対象パターンPAから矩形パターンBを生成し、その矩形パターンBの中心位置からレチクル露光パターンのパターン幅及びパターン間隔の検証を行い、違反箇所の修正を行なうことができる。従って、対象パターンPAの座標を用いてパターン幅及びパターン間隔の検証を行う必要がないので、検証処理を容易に行うことができる。
(2)矩形パターンAのサイズsと配置間隔daは、レチクル作成ルールの最小パターン幅w、最小パターン段差gから容易に算出することができる。
(3)矩形パターンBの1辺に配置する矩形パターンAの個数Nは、レチクル作成ルールの最小パターン幅w、最小パターン段差gから容易に算出することができる。
(4)矩形パターンBの中心位置の間隔に基づいて、最小パターン幅w及び最小パターン間隔dに違反する箇所を容易に検出することができる。
(5)最小パターン幅w及び最小パターン間隔dに違反する箇所の矩形パターンAを削除して矩形パターンBを再生成し、再生成された矩形パターンBの中心位置の間隔に基づいて、最小パターン幅w及び最小パターン間隔dに違反する箇所があるか否かを検出することにより、違反箇所の修正処理を容易に行うことができる。
(6)最小パターン幅wに違反するか否かを検出するには、矩形パターンBの中心のX−Y座標に基づいて、|X1−X2|の値が最小パターン幅w以下で、かつ|Y1−Y2|の値が最小パターン幅w以下であるか否かを算出することにより検出することができる。
(7)最小パターン間隔dに違反するか否かを検出するには、矩形パターンBの中心のX−Y座標に基づいて、|X1−X2|−wが最小パターン間隔d未満で、かつ|Y1−Y2|−wが最小パターン間隔d未満となるか否かを算出することにより検出することができる。
(8)対象パターンPAに斜辺が存在するときに、レチクル露光パターンとして生成される階段状の段差gaに矩形パターンAxを嵌め込み、その矩形パターンAxの対角線をレチクル露光パターンとすることができる。レチクル検査時の擬似エラーの発生を防止し、レチクル露光領域を拡大することができる。
上記実施の形態は、以下に示す態様で実施することもできる。
・矩形パターンAに代えて、グリッド(点)で矩形位置を設定してもよい。この場合には、グリッドの間隔をレチクル作成ルールの最小パターン段差gに設定すればよい。
・図16において、EB露光パターンEBP1の凹方向の角部に、高さαの矩形部Yを形成したが、矩形以外の階段形状あるいは三角形状のパターンを付加してもよい。
・レチクル露光パターンデータの生成方法として説明したが、露光工程で使用するマスクのパターンデータ生成方法として実施し、そのマスクパターンをマスク基板に生成するようにしてもよい。
本発明のハイブリッド露光用データ作成方法を示すフローチャートである。 レチクル作成ルールを示す説明図である。 矩形パターンAの生成方法を示す説明図である。 レチクル作成ルールを示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 (a)〜(c)はレチクル露光パターンの違反箇所抽出処理を示す説明図である。 矩形パターンBの抽出処理を示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 ハイブリッド露光用データ作成方法を示す説明図である。 (a)〜(c)はハイブリッド露光で被りマージンが不足する場合を示す説明図である。 (a)(b)はEB露光データの補正処理を示す説明図である。 矩形パターンAの敷き詰め方法を示す説明図である。 矩形パターンAの敷き詰め方法を示す説明図である。 (a)〜(e)は対象パターンの斜辺部での露光データ生成方法を示す説明図である。 ハイブリッド露光の概念を示す説明図である。 (a)〜(d)は従来のレチクル露光データの違反箇所検出処理と修正処理を示す説明図である。
符号の説明
A,Ax 第一の矩形パターン
B,B1〜B7 第二の矩形パターン
PA 対象パターン
w 最小パターン幅
g 最小パターン段差
d 最小パターン間隔
s 矩形サイズ
da 配置間隔
m1 レチクル発生マージン
m2 レチクル被りマージン

Claims (9)

  1. レチクル作成ルールから第一の矩形パターンを生成する工程と、
    前記第一の矩形パターンをレチクル露光を行なうための対象パターンに敷き詰め、前記対象パターン内の第一の矩形パターンがN×Nで配置される第二の矩形パターンを抽出する工程と、
    前記第二の矩形パターンの中心座標間の距離に基づいてレチクル露光パターンのパターン幅及びパターン間隔の違反検出処理と修正処理を行う工程と
    からなることを特徴とする露光用データ作成方法。
  2. 前記修正処理は、前記違反検出処理に基づいて違反箇所となった前記第一の矩形パターンを除去することを特徴とする請求項1記載の露光用データ作成方法。
  3. 前記修正処理後の第二の矩形パターンを併合してレチクル露光パターンを生成することを特徴とする請求項2記載の露光用データ作成方法。
  4. 前記第一の矩形パターンのサイズと配置間隔を、レチクル作成ルールの最小パターン幅と、最小パターン段差から算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の露光用データ作成方法。
  5. 前記第二の矩形パターンの1辺に配置する前記第一の矩形パターンの個数Nは、レチクル作成ルールの最小パターン幅と、最小パターン段差から算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の露光用データ作成方法。
  6. 前記第二の矩形パターンの中心座標間の距離に基づくパターン幅の違反検出処理は、2つの第二の矩形パターンの中心のX−Y座標に基づいて、各中心のX座標の間隔及びY座標の間隔がレチクル作成ルールで設定された最小パターン幅以下であるか否かを算出することにより検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の露光用データ作成方法。
  7. 前記第二の矩形パターンの中心座標間の距離に基づくパターン間隔の違反検出処理は、2つの第二の矩形パターンの中心のX−Y座標に基づいて、各中心のX座標の間隔からレチクル作成ルールで設定された最小パターン幅を減算した値及び各中心のY座標の間隔から前記最小パターン幅を減算した値がともに最小パターン間隔未満となるか否かを算出することにより検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の露光用データ作成方法。
  8. 前記レチクル露光パターンの階段状の段差に、1辺が当該段差の高さに等しい矩形パターンを嵌め込み、その矩形パターンの対角線を抽出してレチクル露光パターンとすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の露光用データ作成方法。
  9. マスク作成ルールから第一の矩形パターンを生成する工程と、
    前記第一の矩形パターンをマスクで露光するための対象パターンに敷き詰め、前記対象パターン内の第一の矩形パターンがN×Nで配置される第二の矩形パターンを抽出する工程と、
    前記第二の矩形パターンの中心座標間の距離に基づいてマスクパターンのパターン幅及びパターン間隔の違反検出処理と修正処理を行う工程と、
    修正処理後のマスクパターンをマスク基板に生成する工程と
    からなることを特徴とするフォトマスク製造方法。
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