JP2009221686A - 鉄塔の落雪防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットを鉄塔の縦方向に移動させることにより、ネットの展開作業・回収作業を迅速に行い、降雪予想時期以外の降雪等の緊急時に迅速に対応できると共に、作業員が地上においてネットの展開作業・回収作業を安全に行うことのできる、鉄塔の落雪防止装置を提供する。
【解決手段】本発明は、鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開し、鉄塔の外側への落雪を防ぐ鉄塔の落雪防止装置であって、鉄塔における腕金の下側に配置した滑車と、鉄塔の下部から滑車に巻回しているワイヤと、ワイヤに連結されて鉄塔の縦方向に展開・回収されるネットと、から構成されている。また、ネットに複数のパイプを取り付け、ネットの最上部に位置するパイプを、腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤで引き上げ、ネットを上方に展開する。さらに、ネットに取り付けた夫々のパイプは、鉄塔の正面もしくは側面に固定したレールの長手方向に沿ってスライド移動する台車を介して、上方・下方に移動する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開し、鉄塔の外側への落雪を防ぐ鉄塔の落雪防止装置であって、鉄塔における腕金の下側に配置した滑車と、鉄塔の下部から滑車に巻回しているワイヤと、ワイヤに連結されて鉄塔の縦方向に展開・回収されるネットと、から構成されている。また、ネットに複数のパイプを取り付け、ネットの最上部に位置するパイプを、腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤで引き上げ、ネットを上方に展開する。さらに、ネットに取り付けた夫々のパイプは、鉄塔の正面もしくは側面に固定したレールの長手方向に沿ってスライド移動する台車を介して、上方・下方に移動する。
【選択図】図3
Description
本発明は、送電線を支持している鉄塔に雪が降り積もった場合において、鉄塔の外側に雪が落下して器物の損壊等が生じる事態を回避するために、鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開することで鉄塔の外側への落雪を防ぐ、鉄塔の落雪防止装置に関するものである。
近年において、送電線を支持している鉄塔が、都市部に建設される傾向がある。そして、鉄塔は、降雪時には雪が降り積もってしまい、時として、雪が鉄塔に堆積して氷塊状になってしまうことがある。
このような氷塊状の雪が鉄塔から落下した場合、器物の損壊が生じるおそれがあるため、鉄塔にネットを展開して、鉄塔の外側への落雪を防ぐ措置が施されている。
具体的には、図7(a)・図8(b)に示すように、鉄塔Sにおける腕金Aの下側にレール100を配置し、このレール100に沿ってネット101を横方向に移動させて、鉄塔Sの正面もしくは側面にネット101を展開している。
腕金Aは、図7(a)に示すように、鉄塔Sにおける最も下側のものであり、レール100は、腕金Aの下側において鉄塔Sを支える脚部L全体の上部に配置されている。このレール100は、図8(a)に示すように、鉄塔Sにおける脚部Lの外周形状に合わせて、全体が四角形の枠状に形成されている。
四角形の枠状であるレール100を構成するそれぞれの直線部分においては、図8(b)に示すように、レール100に沿って鉄塔Sにおける脚部Lの横方向にスライド移動する台車102を複数取り付けている。また、これらの台車102には、鉄塔Sにおける脚部Lの側面を覆うネット101を取り付けている。
すなわち、レール100は、長方形状の天板と、天板の長手方向における両側を下方に向けて折曲した垂設板と、両垂設板の下部を内向きに折曲した水平板により形成され、垂設板と水平板の内側に溝状の空間が形成されている。
そして、図7(a)に示すように、腕金Aの下側において鉄塔Sを支える脚部L全体の上部にレール100をボルトとナット等で固定し、このレール100の垂設板と水平板の内側の空間に台車102の車輪が収納されている。
また、図8(b)に示すように、この台車102にネット101の上辺を固縛してネット101を吊り下げる。このとき、ネット101の一側辺を、支持ロープ103等を用いて、鉄塔Sの脚部Lを構成する主柱材に固定しておく。
この状態において、図8(b)に示すように、レール100に沿って台車102を横方向にスライド移動させることで、図7(a)乃至(c)に示すように、鉄塔Sにおける脚部Lを構成する一側面に、ネット101を展開する。
また、鉄塔Sにおける脚部Lを構成する他の三側面においても、同様にネット101を展開する。
このようにして、鉄塔Sにおける脚部Lの側面全体を、展開した4枚のネット101により覆ってしまうのである。
なし
しかしながら、従来においては、レール100に沿って台車102を横方向にスライド移動させ、鉄塔Sにおける脚部Lを構成する一側面にネット101を横方向に展開することから、作業員を鉄塔Sにおけるレール100部分と、ネット101の中間部分、さらには、ネット101の下部分のそれぞれに配置しなければならず、ネット101の横方向への展開に多くの作業員が必要であった。
また、レール100部分やネット101の中間部分は、所定の高さを有し、作業員の高所作業となるため、ネット101の展開作業は地上での作業に比べて安全に注意を払う必要があった。
さらに、多くの作業員を要するものの、ネット101を横方向に慎重に展開・回収することから、長い作業時間を費やしていた。
この他、近年の異状気象に伴い、降雪予想時期以外の降雪等の緊急時に、迅速に対応することができていないのが実情であり、苦肉の策として、例えば、鉄塔にネットを約半年間展開したままの状態で放置しているような現場も存在する。
このような現場においては、ポリエチレン製であるネット101が長期間に渡り雪・雨・風等に晒されることとなり、ネット101の経年劣化が著しく早くなってしまう。
そのため、数年後にネット101の全体を取り替えなければならず、設備維持費も嵩んでいた。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、ネットを鉄塔の縦方向に移動させることにより、ネットの展開作業・回収作業を迅速に行い、降雪予想時期以外の降雪等の緊急時に迅速に対応できると共に、作業員が地上においてネットの展開作業・回収作業を安全に行うことのできる、鉄塔の落雪防止装置を提供することを目的とする。
本発明は、鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開し、鉄塔の外側への落雪を防ぐ鉄塔の落雪防止装置であって、鉄塔における腕金の下側に配置した滑車と、鉄塔の下部から滑車に巻回しているワイヤと、ワイヤに連結されて鉄塔の縦方向に展開・回収されるネットと、から構成されていることで、上述した課題を解決した。
また、ネットに複数のパイプを取り付け、ネットの最上部に位置するパイプを、腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤで引き上げ、ネットを上方に展開することで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、ネットに取り付けた夫々のパイプは、鉄塔の正面もしくは側面に固定したレールの長手方向に沿ってスライド移動する台車を介して、上方・下方に移動することで、同じく上述した課題を解決した。
また、ネットの両側を、鉄塔に沿って立設した棒状体により支持していることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤの基端部側を、鉄塔の下部に設置したウインチにより巻き取り、ネットを上方に展開することで、同じく上述した課題を解決した。
本発明は、鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開し、鉄塔の外側への落雪を防ぐ鉄塔の落雪防止装置であって、鉄塔における腕金の下側に配置した滑車と、鉄塔の下部から滑車に巻回しているワイヤと、ワイヤに連結されて鉄塔の縦方向に展開・回収されるネットと、から構成されている。
すなわち、地上に存在するワイヤを操作することにより、ネットを鉄塔の縦方向に移動させ、鉄塔における脚部を構成する側面にネットを容易に展開することができる。
同様に、ネットを鉄塔の縦方向に移動させ、鉄塔における脚部を構成する側面からネットを容易に回収することができる。
このとき、作業員が地上においてワイヤを操作し、ネットの展開作業・回収作業を行うため、高所作業を排除することとなり、全体の作業を安全に行うことができる。
また、作業員が地上において作業することから、少人数の作業員でネットの展開作業・回収作業を迅速に行うことができる。
その結果、降雪予想時期以外の降雪等の緊急時であっても、鉄塔にネットを迅速に展開してこの緊急時に対応できる。
そして、鉄塔にネットを展開した状態を長期間に渡り放置してしまうような事態を回避し、ネットの著しく早い経年劣化を防止することで、全体の設備維持費を節約することができる。
また、ネットに複数のパイプを取り付けたときには、このパイプによりネットを横方向に拡げた状態を維持することができる。また、ネットの最上部に位置するパイプを、腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤで引き上げることにより、鉄塔における脚部を構成する側面にネットを均一に展開することができる。
さらに、ネットに取り付けた夫々のパイプは、鉄塔の正面もしくは側面に固定したレールの長手方向に沿ってスライド移動する台車を介して、上方・下方に移動することから、ネットの荷重をパイプと台車により堅牢に支持し、ネットを滑らかに移動させることができる。また、風圧等の影響を受けて、鉄塔に展開しているネットが煽られ、破断してしまうような事態も防止することができる。
また、ネットの両側を、鉄塔に沿って立設した棒状体により支持していることから、ネットを横方向に拡げた状態を維持しながら、鉄塔における脚部を構成する側面にネットを均一に展開することができる。
この他、腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤの基端部側を、鉄塔の下部に設置したウインチにより巻き取り、ネットを上方に展開するので、鉄塔における脚部を構成する側面にネットを迅速に展開することができる。
そして、鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開したときには、降雪時に雪が鉄塔に降り積もって氷塊状になっている場合に、この氷塊状になっている雪が鉄塔の外側へ落下してしまう事態の発生を確実に防ぐことができるのである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る鉄塔Sの落雪防止装置は、鉄塔Sにおける脚部Lの側面にネット1を展開し、鉄塔Sの外側への落雪を防ぐものである。
具体的には、図1・図2に示すように、鉄塔Sにおける腕金Aの下側に配置した滑車2a,2bと、鉄塔Sの下部(地上)から引き上げて滑車2a,2bに巻回しているワイヤ3a,3bと、このワイヤ3a,3bの先端部に連結されて、鉄塔Sにおける脚部Lの側面において縦方向に移動して展開・回収されるネット1から構成されている。
そして、図1・図3(a)(b)に示すように、ワイヤ3a,3bの基端部側を鉄塔Sの下部で牽引することにより、地上において、鉄塔Sの脚部Lへのネット1の展開操作と、ネット1の回収操作を行うものである。
この鉄塔Sの落雪防止装置は、図1・図2に示すように、ネット1に複数のパイプ4を取り付け、ネット1の最上部に位置するパイプ4を、腕金Aの下側に配置した2個の滑車2a,2bに巻回している2本のワイヤ3a,3bで引き上げ、ネット1を上方に展開するように構成している。
具体的には、図3(a)に示すように、鉄塔Sにおける脚部Lの側面に、複数の横架材5を、上下方向に略等間隔となるようにボルトとナット等で固定している。
そして、鉄塔Sにおける腕金Aの下側に位置する最上部の横架材5の下面に、互いに近接した状態で左右一対の滑車2a,2bを取り付けている。
この滑車2a,2bには、図1に示すように、鉄塔Sの下部(地上)からワイヤ3a,3bを引き上げて巻回している。また、各ワイヤ3a,3bの先端部側は、連結部6に固定されている。この連結部6からは、2本のワイヤ3a,3bが下方に向けて広がった状態に配置され、このワイヤ3a,3bのそれぞれの先端部が、ネット1の上辺部に取り付けているパイプ4の左右の2箇所に、例えば、ナイロンロープ等によって固縛されている。
また、各ロープ3a,3bの基端部側を、鉄塔Sの下部(地上)において2個のローラ7を介して互いに逆向きの水平方向に導いて、地上に設置しているウインチ8にそれぞれ巻き付けている。
一方、ネット1に取り付けている夫々のパイプ4は、図2に示すように、鉄塔Sの脚部Lの側面に固定した左右一対のレール9の長手方向に沿ってスライド移動する台車10を介して、上方・下方に移動するように構成されている。
このレール9は、図4に示すように、所定の長さを有する長方形状の底板9aと、底板9aの長手方向における両側を前方に向けて折曲した垂設板9bと、両垂設板9bの端部を互いに内向きに折曲した水平板9cにより形成され、垂設板9bと水平板9cの内側に溝状の空間が形成されている。
そして、レール9の底板9aを、鉄塔Sの脚部Lの側面に取り付けている複数の横架材5にボルト等で固定している。このレール9の垂設板9bと水平板9cの内側に形成されている空間には、図4に示すように、台車10の車輪11が収納されている。
この車輪11は、パイプ4に対して直角方向に位置するようにパイプ4に取り付けられている。具体的には、二股状の接続部12がパイプ4に取り付けられており、この接続部12の端部にそれぞれ台座部13が固定されている。この台座部13は、それぞれ四車輪11aを備えている。これらの四車輪11aが、レール9の内側に形成されている空間に収納され、それぞれの四車輪11aが、レール9の底板9aに当接しているのである。
そして、ネット1を使用しないときは、ウインチ8にそれぞれ巻き付けているワイヤ3a,3bを引き出して、ネット1の上辺部に取り付けているパイプ4を、台車10を介してレール9に沿って地上側に移動させておく(図3(a)参照)。このとき、ネット1は、地上側においてパイプ4に固定している台車10が積み重なり、ネット1全体は束ねられたような状態となっている。
また、鉄塔Sにおける脚部Lの側面に、鉄塔Sの下部から上方に向けてネット1を展開する場合には、ワイヤ3a,3bの基端部側を、地上に設置しているウインチ8によりそれぞれ巻き取っていく。
すると、図3(b)に示すように、レール9に沿ってパイプ4を固定している台車10が上方に移動し、ネット1の全体が上方に向けて展開していく。
このとき、台車10における四車輪11aが、レール9の底板9aに当接して回転するので、ネット1の全体を滑らかに上方に向けて移動できるのである。
そして、ネット1の上辺部に取り付けているパイプ4が、滑車2a,2bの位置に到達するまで、ワイヤ3a,3bの基端部側をウインチ8により巻き取っていく。
ネット1の上辺部に取り付けているパイプ4が滑車2a,2bの位置に到達したときには、ウインチ8によるワイヤ3a,3bの巻き取りを停止する。このとき、鉄塔Sにおける脚部Lの側面に、ネット1を展開した状態となる。
尚、鉄塔Sにおける脚部Lの全体が四角形に形成されているときは、脚部Lの四側面のそれぞれにおいてネット1の展開作業を個別に行う。
この他、鉄塔Sの落雪防止装置について、図5・図6に示すように、ネット1の左右の両側辺部が、所定の棒状体14に支持されるように構成しても良い。
この鉄塔Sの落雪防止装置は、滑車2a,2bが、鉄塔Sにおける腕金Aの下側に設置されている水平架台15の下面にそれぞれ取り付けられている。
このとき、ネット1は、図5に示すように、左右の両側辺部が、複数のループ状の支持ロープ16を介して、鉄塔Sの脚部Lを構成する主柱材に沿って立設した状態で固定されている棒状体14に支持されている。
また、ワイヤ3a,3bの基端部側を、地上に設置しているウインチ8にそれぞれ巻き付けている。
このネット1を使用しないときは、図6(a)に示すように、ウインチ8にそれぞれ巻き付けているワイヤ3a,3bを引き出して、ワイヤ3a,3bの先端部に固縛しているネット1の上辺部を地上側に移動させておく。
鉄塔Sにおける脚部Lの側面に、鉄塔Sの下部から上方に向けてネット1を展開する場合には、ワイヤ3a,3bの基端部側を、地上に設置しているウインチ8によりそれぞれ巻き取っていく。
すると、図6(b)に示すように、ネット1は、左右の両側辺部が、複数のループ状の支持ロープ16を介して、鉄塔Sの脚部Lを構成する主柱材に沿って立設した状態で固定されている棒状体14に支持された状態で、上方に移動する。
そして、図6(c)に示すように、ネット1の上辺部が滑車2a,2bの位置に到達するまで、ワイヤ3a,3bの基端部側をウインチ8により巻き取っていく。
ネット1の上辺部が滑車2a,2bの位置に到達したときには、ウインチ8によるロープ3a,3bの巻き取りを停止する。このとき、図6(c)に示すように、鉄塔Sにおける脚部Lの側面にネット1を展開した状態となる。
尚、鉄塔Sにおける脚部Lの全体が四角形に形成されているときは、脚部Lの四側面のそれぞれにおいてネット1の展開作業を個別に行う。
本発明に係る鉄塔の落雪防止装置は、送電線を支持している鉄塔に雪が降り積もった場合において、鉄塔の外側に雪が落下して器物の損壊等が生じる事態を回避するために、鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開することの他に、建築現場の足場等の種々の現場において落雪を防止する装置として、幅広く利用することができる。
S…鉄塔
L…脚部
A…腕金
1…ネット
2a…滑車
2b…滑車
3a…ワイヤ
3b…ワイヤ
4…パイプ
5…横架材
6…連結部
7…ローラ
9…レール
9a…底板
9b…垂設板
9c…水平板
10…台車
11…車輪
11a…四車輪
12…接続部
13…台座部
14…棒状体
15…水平架台
16…支持ロープ
L…脚部
A…腕金
1…ネット
2a…滑車
2b…滑車
3a…ワイヤ
3b…ワイヤ
4…パイプ
5…横架材
6…連結部
7…ローラ
9…レール
9a…底板
9b…垂設板
9c…水平板
10…台車
11…車輪
11a…四車輪
12…接続部
13…台座部
14…棒状体
15…水平架台
16…支持ロープ
Claims (5)
- 鉄塔の正面もしくは側面にネットを展開し、鉄塔の外側への落雪を防ぐ鉄塔の落雪防止装置であって、鉄塔における腕金の下側に配置した滑車と、鉄塔の下部から滑車に巻回しているワイヤと、ワイヤに連結されて鉄塔の縦方向に展開・回収されるネットと、から構成されていることを特徴とする鉄塔の落雪防止装置。
- ネットに複数のパイプを取り付け、ネットの最上部に位置するパイプを、腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤで引き上げ、ネットを上方に展開する請求項1に記載の鉄塔の落雪防止装置。
- ネットに取り付けた夫々のパイプは、鉄塔の正面もしくは側面に固定したレールの長手方向に沿ってスライド移動する台車を介して、上方・下方に移動する請求項1または2に記載の鉄塔の落雪防止装置。
- ネットの両側を、鉄塔に沿って立設した棒状体により支持している請求項1乃至3のいずれかに記載の鉄塔の落雪防止装置。
- 腕金の下側に配置した2個の滑車に巻回している2本のワイヤの基端部側を、鉄塔の下部に設置したウインチにより巻き取り、ネットを上方に展開する請求項1乃至4のいずれかに記載の鉄塔の落雪防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008065166A JP2009221686A (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 鉄塔の落雪防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008065166A JP2009221686A (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 鉄塔の落雪防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009221686A true JP2009221686A (ja) | 2009-10-01 |
Family
ID=41238744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008065166A Withdrawn JP2009221686A (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 鉄塔の落雪防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009221686A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113374646A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-09-10 | 重庆大学 | 一种轻钢混凝土预应力组合式风电塔筒段及其风电塔 |
-
2008
- 2008-03-14 JP JP2008065166A patent/JP2009221686A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113374646A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-09-10 | 重庆大学 | 一种轻钢混凝土预应力组合式风电塔筒段及其风电塔 |
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Date | Code | Title | Description |
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