JP7209413B2 - コンクリート型枠装置の構築方法、解体方法及びコンクリート型枠装置の滑車支持部材 - Google Patents

コンクリート型枠装置の構築方法、解体方法及びコンクリート型枠装置の滑車支持部材 Download PDF

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本発明は、トンネル覆工用コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置に関するものである。特に、本発明は、そのコンクリート型枠装置の構築方法、解体方法及びコンクリート型枠装置の滑車支持部材に関するものである。
特許文献1には、この種のコンクリート型枠装置において、車輪ユニットの取付け方法が開示されている。
この特許文献1の方法においては、コンクリート型枠装置のガントリの下部に搬送レールが支持され、その搬送レールにウィンチが支持される。そして、そのウィンチに車輪ユニットが吊下げられて、同ユニットがガントリの車輪装着位置まで移動される。
特開2020-139334号公報
特許文献1のウィンチは、搬送レールに沿って車輪ユニットを水平移動させるために同ユニットを吊下げ状態に保持するものである。従って、コンクリート型枠装置の構成部材を同コンクリート型枠装置の高い位置に組付けることはできない。前記構成部材をコンクリート型枠装置の高い位置に組付けたり、高い位置で解体したりする場合、一般にはクレーンが用いられる。しかし、クレーンを用いる場合は、狭いトンネル内であっても、クレーン本体の設置のためのスペースだけではなく、ブームの旋回,収縮及び昇降のためのスペースを確保する必要がある。このため、クレーンの使用時には、他の工事車両等の通行等が阻害されることになる。従って、トンネル建設の工期が長くなる原因となった。
本発明のコンクリート型枠装置の構築方法においては、トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、前記頂部骨組材の骨組に前記側部骨組材の骨組が連結される前において、そのウィンチからの索が周回される定滑車を前記頂部骨組材の下端位置に吊下げて、前記索を巻取ることによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置に向かってリフトすることを特徴とする。
また、本発明のコンクリート型枠装置の構築方法においては、トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が周回される定滑車を前記頂部骨組材の下端位置に吊下げて、前記索を巻取ることによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置に向かってリフトすることを特徴とする。
また、本発明のコンクリート型枠装置の構築方法においては、トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が定滑車に周回された状態で前記索を巻取ることによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置に向かってリフトすることを特徴とする。
以上の方法においては、ガントリに設けられたウィンチの作動によって索が巻取られると、索の先端に吊下げられた構成部材が組付け位置に向かってリフトされる。従って、リフトされた構成部材をクレーンを用いることなくコンクリート型枠装置の一部としてスムーズに組付けることができる。その結果、トンネル建設におけるクレーン使用の時間が短くなって、工事車両等の通行止め期間が短縮される。このため、トンネル建設の工期を短くすることができる。
また、本発明のコンクリート型枠装置の解体方法においては、トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が周回される定滑車を前記頂部骨組材の下端位置に吊下げて、前記索を繰出すことによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置から地面に降下させることを特徴とする。
また、本発明のコンクリート型枠装置の解体方法においては、トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が定滑車に周回された状態で前記索を繰出すことによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置から地面に降下させることを特徴とする。
以上の方法においては、ウィンチによって構成部材が構築方法とは逆順に動作されることから、構築時と同様に、トンネル建設におけるクレーン使用の時間が短くなって、工事車両等の通行止め期間が短縮される。このため、トンネル建設の工期を短くすることができる結果となる。
また、本発明の滑車支持部材においては、骨組に連結される骨組連結部と、前記ガントリに支持されたサポート部材に連結されるサポート連結部と、定滑車を支持する滑車支持部と、ウィンチの索の先端を固定するための固定部とを備えたことを特徴とする。
従って、この滑車支持部材においては、同滑車支持部材をサポート部材と骨組との間に安定状態で保持できる。従って、索を張るための定滑車などを安定して設置できる。従って、構成部材のリフトや降下をスムーズに行うことができて、工期短縮に貢献できる。
本発明は、トンネル建設の工期を短縮できる効果を有する。
コンクリート型枠装置の使用状態を示すトンネルの簡略断面図。 骨組材を示す斜視図。 面板を示す側面図。 支持架台及び骨組材を示す側面図。 折たたみ状態の足場を示す斜視図。 展開状態の足場を示す正面図。 折たたみ状態の足場を示す正面図。 コンクリート型枠装置の構築状態を示す正面図。 軽量足場のリフト状態を示す一部正面図。 支持金具部分の正面図。 支持金具の斜視図。 支持金具の平面図。 通し材を取付けた状態を示す正面図。 重量足場のリフト状態を示す正面図。 第2実施形態の索張りを示す平面図。 同じく中継定滑車部分を示す斜視図。 (a)は第3実施形態を示す一部正面図、(b)は頂部骨組材の骨組に対する定滑車の支持状態を示す一部断面図、(c)は索に対する側部骨組材の骨組の吊下げ状態を示す一部断面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〈コンクリート型枠装置11の構成及び覆工コンクリートCの打設方法〉
はじめに、図1~図4を中心に、前記コンクリート型枠装置11の構成及び覆工コンクリートCの打設方法を説明する。
図1及び図4に示すように、トンネルTNの地面Sにおける一対の平行なレールR上には、覆工コンクリートCを成形するためのコンクリート型枠装置(以下、型枠装置という)11がトンネルTNの延長方向(前後方向)に沿って移動可能に支持される。
図1及び図4に示すように、型枠装置11にはレールR上を走行する車輪12aを有した左右一対のベース基枠12が設けられている。ベース基枠12はトンネルTNの延長方向に延在している。両ベース基枠12には複数の支持架台13が架設状態で支持されており、各支持架台13はトンネルTNの延長方向に沿って相互間隔をおいて配置されている。ベース基枠12と支持架台13とによってガントリ10が構成されている。
図1及び図4に示すように、支持架台13の上端には梁材14が設けられるとともに、その梁材14上には同梁材14の延長方向に沿って複数の支柱15が立設されている。支柱15の上端間には円弧状の複数本が並設された骨組16aよりなる頂部骨組材16が架設されている。図1及び図2に示すように、頂部骨組材16の骨組16aの両側下端には、側部骨組材17の骨組17aが連結固定されている。その各側部骨組材17の骨組17aの下端には下部骨組材18の骨組18aが連結固定されている。図8に示すように、各骨組16a,17a,18aは、ヒンジ26によって連結された状態で固定される。
図1及び図2に示すように、頂部骨組材16の各骨組16aにおける下端位置の内面(内径側の面)の突出部16b間にはトンネルTNの延長方向に延在する通し材19が固定されている(図13参照)。各支持架台13の両側面と通し材19の複数箇所のブラケット19aとの間には、パイプ材を用いたサポート部材20が介在されている。そして、骨組16aに作用する下方及び内方(ガントリ10側の方向)に向かう負荷が通し材19及びサポート部材20を介して支持架台13によって受けられる。側部骨組材17及び下部骨組材18は、長さは異なるが、前記サポート部材20と同様なサポート部材(図示しない)を介して支持架台13に支持されている。
図1に示すように、前記ガントリ10の上部側の左右(トンネルTNの幅方向)両側面には構成部材としての足場21が支持されている。図5~図7に示すように、この足場21は、複数枚のガントリ側足場板22と骨組側足場板23とがヒンジ24を介して折たたみ可能に連結されて構成されており、全体としてトンネルTNの延長方向に延在している。そして、足場21は、ガントリ側足場板22において、各支持架台13にボルト及びナット(図示しない)によって固定されている。
図1及び図3に示すように、各骨組材16,17,18の外側面にコンクリート成形用の複数枚の面板25が張設固定されている。
そして、図1に示すように、トンネルTNの内壁と面板25との間に覆工コンクリートCが打設されるとともに、面板25によって覆工コンクリートCの内面が成形される。
〈コンクリート型枠装置11の構築方法〉
次に、コンクリート型枠装置11の構築方法について説明する。
コンクリート型枠装置11の構築前において、図5及び図7に示すように、足場21は、ガントリ側足場板22と骨組側足場板23とが重なる折りたたみ状態にされる。この状態で、ガントリ側足場板22の下端位置に複数の起立台31を固定することによって、折たたみ状態の足場21を起立させることができる。このとき、足場21の側面に対して金具(図示しない)等を用いて前記通し材19が固定される。なお、本実施形態の足場21は、小規模の型枠装置11に用いられる軽量足場である。
そして、工場等からトンネル建設現場への足場21の移動に際しては、前記のように、足場21には、起立台31及び通し材19が取付けられる。このため、折りたたみ状態の足場21は、トラック(図示しない)によって起立された状態で搬送される。トンネル建設現場において、図7及び図8に示すように、足場21は、型枠装置11の構築予定位置の左右両側の幅端部において、起立台31によって起立された状態で仮置きされる。
次いで、左右のレールR上にベース基枠12が載せられる。その後、左右のベース基枠12間に支持架台13が組付けられる。支持架台13には頂部骨組材16が組付けられている。このため、ガントリ10が構成される。そして、足場21から起立台31が取外される。次いで、図1に示すように、足場21がリフトされてガントリ10の両側上部に組付けられるとともに、折たたみ状態から展開されて、作業用の足場として機能できる状態になる。
次に、頂部骨組材16の下端に側部骨組材17が組付けられる。また、下部骨組材18が側部骨組材17の下端に組付けられる。最後に、骨組材16,17,18の外周面に面板25が張設される。
〈足場21の組付け及び支持金具46の構成〉
ところで、前述した足場21の組付けは、ウィンチ41を用いて行われる。図4,図9~図10に示すように、ウィンチ41は、トンネルTNの延長方向の両端に位置する支持架台13の側面に対して着脱可能にボルト止めされる。また、足場21の組付けには、両端のウィンチ41と対向して滑車支持部材及び固定部としての支持金具46が用いられる。この支持金具46には、定滑車42と、構成部材の吊下げ部としての吊下げ用のフック43を有する動滑車44とが支持されるとともに、ウィンチ41の索45の先端が固定される。
図10~図12に示すように、支持金具46は、ウェブ51及び一対のフランジ52を有したH型鋼よりなる基材53を備えている。基材53の一方のフランジ52に複数のボルト挿通孔54が形成されている。このボルト挿通孔54を有する一方のフランジ52は骨組連結部としての取付部55を構成する。他方のフランジ52には、一対のサポート連結部としてのサポート側ブラケット56が固着されている。両サポート側ブラケット56は、平行に配置されていて、それらの間には間隔Mが形成されている。両サポート側ブラケット56にはそれぞれ連結孔57と止め孔58とが透設されている。両サポート側ブラケット56の連結孔57は一軸線上において対向している。一方、両サポート側ブラケット56の止め孔58は対向されることなく、連結孔57から外れた位置の異なる軸線上に位置している。
基材53の内側,すなわち、ウェブ51の両側面と両フランジ52の内側面との間には、支持板59が固着されており、この支持板59には支持孔60が透設されている。
図8に示すように、軽量の足場21の組付け作業は以下のようにして行われる。頂部骨組材16を有する複数の支持架台13がベース基枠12に組付けられる。そして、頂部骨組材16に側部骨組材17及び下部骨組材18が組付けられる前であって、頂部骨組材16の各骨組16aの突出部16b間に通し材19が組付けられる前に、ガントリ10にウィンチ41が取付けられる。このウィンチ41の取付箇所は、図4及び図9に示すように、トンネルTNの長さ方向の両端(前後両端)に位置する支持架台13の側面である。
これと相前後して、図10及び図12に示すように、前後両端の支持架台13の側面の架台ブラケット61の連結孔66とサポート部材20の基端側ブラケット62の連結孔(図示しない)とがピン64によって着脱可能に連結される。従って、この状態でサポート部材20はガントリ10の両端に設けられる。また、頂部骨組材16の前後両端の骨組16aの突出部16bに支持金具46が取付部55のボルト挿通孔54を通るボルト及びナット(ともに図示しない)によって着脱可能に取付けられる。そして、図10及び図12に示すように、支持金具46のサポート側ブラケット56の間隔M内にサポート部材20の先端側ブラケット63が挿入される。この状態で、先端側ブラケット63の連結孔(図示しない)及び支持金具46のサポート側ブラケット56の連結孔57にピン35が着脱可能に挿入される。このようにして、支持金具46とサポート部材20とが連結される。
そして、支持金具46の支持孔60に定滑車42が吊下げ状態で支持される。その後、両ウィンチ41のドラム49に巻取られた1条の索45が定滑車42を周回して支持金具46の止め孔58に固定される。その後、定滑車42と止め孔58との間において、索45に対してフック43を有する動滑車44が支持される。なお、ドラム49は、ウィンチ41に内蔵されたモータ(図示しない)によって正逆両方向に回転されるものである。
この状態で、足場21の前後両端部にワイヤ48が巻回されるとともに、そのワイヤ48に前後の動滑車44のフック43がそれぞれ掛けられる。次いで、ウィンチ41のドラム49が索45の巻取り方向に回転されて、足場21が地面Sに近接した宙吊り状態になる。その結果、前後のワイヤ48が玉掛け状態となる。このとき、足場21の起立台31が取外される。さらに、足場21が骨組側足場板23を上にして倒伏される。この横倒し状態でウィンチ41のドラム49が索45の巻取方向にさらに回転される。従って、図9に示すように、動滑車44が上昇して、足場21がその組付け位置に向かってリフトされる。その後、足場21がガントリ側足場板22において支持架台13に対して組付けられるとともに、ワイヤ48が外されて足場21の骨組側足場板23が展開される。このため、骨組側足場板23がほぼ水平状態となる。
足場21のリフト時には、頂部骨組材16の骨組16aに対して足場21の重量による荷重が動滑車44,索45,定滑車42及び支持金具46を介して作用する。この場合,足場21の荷重を受ける支持金具46が斜め下方からサポート部材20によって押し上げるように支持されている。従って、骨組16aに作用する下方への荷重がサポート部材20を介して支持架台13によって受けられる。このため、骨組16aが下方側に変形することを防止できる。
足場21が組付けられた後、ウィンチ41,定滑車42,動滑車44及び索45が撤去される。さらに、骨組16aの突出部16bとサポート部材20の先端側ブラケット63との間から支持金具46が外される。また、前後両端の支持架台13以外の各支持架台13の架台ブラケット61に他の複数のサポート部材20がピン64によって取付けられる。そして、足場21から通し材19が分離されて、図13に示すように、通し材19が各骨組16aの突出部16bにトンネルTNの延長方向に延びるように取付けられる。次いで、その通し材19の各ブラケット19aに各サポート部材20の先端側ブラケット63がピン35によって連結される。
その後、頂部骨組材16に側部骨組材17が組付けられるとともに、側部骨組材17に下部骨組材18が組付けられた後に、各骨組材16,17,18に面板25が張設される。以上のようにして型枠装置11が構築される。その後、覆工コンクリートCが打設される。
〈型枠装置11の解体方法〉
型枠装置11の解体は、構築時とはほぼ逆の手順で作業が進行する。
すなわち、骨組材16,17,18から面板25が取外されて、下部骨組材18が外された後に、側部骨組材17が外される。次いで、通し材19が足場21に組付けられて、足場21が展開状態から折りたたまれた後に、ガントリ10から切離されて、ガントリ10が組付け時とは逆順に分解される。
ここで、ガントリ10の分解前における足場21は以下のように取扱われる。ガントリ10上の足場21の折りたたみ状態において、骨組16aの突出部16bとサポート部材20との間に対して、組付け時とは逆順に支持金具46が組付けられるとともに、その支持金具46にウィンチ41,定滑車42,動滑車44等が支持される。そして、足場21にワイヤ48が巻回されて、そのワイヤ48に動滑車44のフック43が掛けられる。次いで、足場21がガントリ10から分離されて、ウィンチ41の回転に従う索45の繰出しによって足場21がガントリ10の左右両側における地面S上に降下される。その後、足場21に起立台31が取付けられて、その足場21が前記仮置き位置において起立されるとともに、ワイヤ48が外されて、通し材19が取付けられる。
その後、ウィンチ41等がガントリ10から取外されるとともに、ガントリ10が分解される。そして、足場21は仮置き位置から撤去されて、所要位置まで搬送される。なお、足場21の撤去は、ウィンチ41等の取外しや、ガントリ10の分解の前でもよい。
(実施形態の効果)
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)足場21が型枠装置11の組付け位置における両側位置であって、足場21の下側の位置に仮置きされる。このため、足場21の組付けに際して、足場21を仮置き位置からリフトするのみでよいため、リフト及びそれに続く組付けが容易である。
(2)ガントリ10を構成する支持架台13の上部にウィンチ41を設けて、そのウィンチ41から繰出された索45を巻取ったり、繰出したりすることによって足場21をその組付け位置に向かってリフトしたり、組付け位置から降下したりすることができる。従って、足場21の組付け位置が高い部位であっても、その足場21を、クレーンを用いることなく組付け位置に向かって、あるいは組付け位置から容易に移動させることができる。よって、型枠装置11の構築及び解体を短時間で行うことができるばかりでなく、トンネル建設におけるクレーンの使用時間を短くできて、トンネルTN内の工事車両の通行等が阻害されることが少なくなるため、トンネルTNの建設工期を短縮できる。
(3)ウィンチ41をガントリ10の支持架台13の側面,すなわちガントリ10の側面に支持するため、足場21の組付け位置とウィンチ67との間の距離が短くなる。従って、索張りの長さを短くできるため、索45が型枠装置11の構築の邪魔になることを抑制できるとともに、索45の巻取り及び繰出しにおけるエネルギーロスを少なくできる。
(4)索45が周回される定滑車42を支持金具46を介して頂部骨組材16の骨組16aの下端位置に吊下げる。このため、足場21を定滑車42の案内に従って頂部骨組材16の下側の組付け位置まで、あるいは組付け位置から地面Sまで円滑に移動させることができる。
(5)しかも、支持架台13に支持されたサポート部材20と骨組16aとの間に支持金具46が設けられる。このため、吊下げられた足場21の荷重を支持金具46及びサポート部材20を介して支持架台13で受け止めることができる。従って、足場21の重量によって骨組16aが下方へ変形することを回避できる。
(6)支持金具46を用いて足場21をリフトして、その足場21を所要位置に組立てた後に、支持金具46を複数本の骨組16aを連結する通し材19に交換する。そして、その通し材19と支持架台13との間にサポート部材20を介在させる。このようにすれば、各骨組16aをサポート部材20を介して下方から強固に支持できる。このため、頂部骨組材16に側部骨組材17を取付けるとともに、その側部骨組材17に下部骨組材18を取付けても、側部骨組材17及び下部骨組材18の荷重がサポート部材20を介して支持架台13によって受けられる。従って、側部骨組材17や下部骨組材18が大重量のものであっても、十分に耐え得るものとすることができる。
(7)支持金具46には、骨組16aに取付けられる取付部55と、サポート部材20に取付けられるサポート側ブラケット56とが設けられている。そして、支持金具46には、索45の先端が固定されるとともに、定滑車42が支持される。また、索45の先端と定滑車42との間において、索45に動滑車44が支持される。このように、ひとつの支持金具46によって索45の複数の張架支持点を形成できる。従って、索45を周回移動させるための定滑車42や索45の先端を型枠装置11の構成部材を利用して支持したりすることが不要になるため、索45の張架支持点の確保が容易である。よって、索45を容易に、かつ安定して架設することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図14~図16の図面に基づいて第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第2実施形態においては、型枠装置11が大規模なものであって、足場21が大きく、大重量である場合に適する。従って、第2実施形態においては、大型で大パワーのモータ(図示しない)を内蔵したウィンチ67が用いられる。
図14及び図15に示すように、大型のウィンチ67は、ガントリ10の上部における前後両端部に固定された台板68の上面に搭載される。この台板68は、ガントリ10の上部天井板の一部(他の部分は図示を省略している)を構成する。図15及び図16に示すように、ウィンチ67のドラム69上の索70は、ガントリ10内の上部の中継定滑車71と、前記と同様にサポート部材20と骨組16aとの間の支持金具46に吊下げられた定滑車72とを介して足場21の仮置き部に垂下される。図16に示すように、前記中継定滑車71は、支柱15間に固定した横材74に支持される。
そして、ウィンチ67が大パワーであるため、索70上に動滑車を設ける必要はなく、索70の先端にフック73が設けられる。前記索70は、大荷重に耐え得るように太いものが用いられる。このため、定滑車71,72の部分における索70の曲率が大きくなるように、定滑車71,72の位置が設定されている。
第2実施形態においても、サポート部材20及び支持金具46が第1実施形態と同様に用いられるため、骨組16aの変形を防止できるとともに、足場21のリフトを円滑に実行できる。
さらに、第2実施形態においても、足場21のリフト及び型枠装置11の構築は、前記第1実施形態と同様に行われる。ただし、第2実施形態では動滑車が設けられないため、索70の先端が支持金具46に固定されることはない。
第2実施形態においては、ウィンチ67をガントリ10の上面に固定された台板68上に設置しているため、そのウィンチ67として、大パワーで大型のものを使用する場合に適する。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図17(a)~(c)の図面に基づいて第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第3実施形態においては、足場21以外の型枠装置11の構成部材のリフトにおいて、第1,第2実施形態のウィンチ41,67を使用する。
例えば、図17(a)~(c)は、第2実施形態のウィンチ67を使用するものである。
図17(a),(b)は、ガントリ10に対する足場21の組付けに続く全サポート部材20及び通し材19の取付け後を示している。この状態で、定滑車72を取付金具としてのねじクランプ75を介して頂部骨組材16の骨組16aの突出部16bに支持する。そして、図17(b)に示すように、索70の先端のフック73にねじクランプ76を支持する。次いで、ねじクランプ76によって側部骨組材17の1本の骨組17aを把持して吊下げる。なお、骨組み17aの把持は、ねじクランプ76に限らず、ばね力を利用したクランプや、磁力を利用したクランプ等の他の種類の吊下げ手段でもよい。従って、ウィンチ67による索70の巻取りや繰出しによって、頂部骨組材16の骨組16aに連結される側部骨組材17の骨組17aをリフトしたり及び降下したりできる。よって、その骨組17aを頂部骨組材16の骨組16aに組付けたり、骨組16aから分離したりることが容易である。なお、ねじクランプ75,76は、クランプ本体77のねじ78によって骨組16a,17aをクランプする。
頂部骨組材16の1本の骨組16aに対する側部骨組材17の1本の骨組17aの連結後及び分離後は、定滑車71を前記骨組16aとは別の骨組16aに付け替える。このようにすれば、側部骨組材17の骨組17aの組付け時及び分離時のリフト及び降下を順次効率よく実行することができる。
従って、本実施形態においては、ワイヤによる玉掛けを行うことなく、構造材をリフトしたり、降下したりできる。
また、本実施形態においては、定滑車72をねじクランプ75によって骨組16aに支持するため、ねじクランプ75を脱着することによって、定滑車72の支持位置を迅速に配置替えできる。従って、側部骨組材17の骨組17a等の構成部材の組付け位置が複数存在する場合であっても、その組付け及び分離に対して容易に対応できる。
(変更例)
本発明は前記第1~第3実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
・足場21や側部骨組材17の骨組17a以外の構成部材,例えば、下部骨組材18をウィンチ41,67によってリフトしたり、降下したりすること。
・前記第1,第2実施形態では、ウィンチ41,67をガントリ10の前後両端部に設けたが、前後方向の中間部にも設けること。
・第3実施形態において、前記定滑車72を、ねじクランプ75によってガントリ10の支持架台13に支持したり、ガントリ10や頂部骨組材16に取付けられたサポート部材20,通し材19等の取付け部材に支持したりすること。
10…ガントリ
11…コンクリート型枠装置
16…頂部骨組材
17…側部骨組材
18…下部骨組材
20…サポート部材
25…面板
41…ウィンチ
42…定滑車
43…フック
44…動滑車
45…索
67…ウィンチ
70…索
71…定滑車
72…定滑車
73…フック
75…ねじクランプ
C…覆工コンクリート
S…地面
TN…トンネル

Claims (10)

  1. トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、前記頂部骨組材の骨組に前記側部骨組材の骨組が連結される前において、そのウィンチからの索が周回される定滑車を前記頂部骨組材の下端位置に吊下げて、前記索を巻取ることによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置に向かってリフトするコンクリート型枠装置の構築方法。
  2. トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が周回される定滑車を前記頂部骨組材の下端位置に吊下げて、前記索を巻取ることによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置に向かってリフトするコンクリート型枠装置の構築方法。
  3. トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が定滑車に周回された状態で前記索を巻取ることによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置に向かってリフトするコンクリート型枠装置の構築方法。
  4. 前記ガントリと前記頂部骨組材との間に、その頂部骨組材に作用する下方への負荷を支持するためのサポート部材を設けるとともに、そのサポート部材と前記頂部骨組材との間に滑車支持部材を設け、その滑車支持部材に前記定滑車を吊下げる請求項1~3のうちいずれか一項に記載のコンクリート型枠装置の構築方法。
  5. 前記ガントリに支持されたサポート部材と前記頂部骨組材のうちの1本の骨組との間に滑車支持部材を設け、その滑車支持部材に前記定滑車を吊下げて、前記構成部材をリフトし、その後、前記滑車支持部材を外して前記頂部骨組材の複数本の骨組間を通し材によって連結するとともに、その通し材と前記ガントリとの間に前記サポート部材を設ける請求項1~3のうちいずれか一項に記載のコンクリート型枠装置の構築方法。
  6. 前記滑車支持部材に索の先端を固定するとともに、前記定滑車を支持し、前記索の先端と前記定滑車との間において、前記索に前記構成部材を吊下げるための吊下げ部を有した動滑車を支持する請求項に記載のコンクリート型枠装置の構築方法。
  7. 前記定滑車を、ねじクランプによって前記ガントリ若しくは前記頂部骨組材又は前記ガントリ若しくは前記頂部骨組材に取付けられた取付け部材に支持する請求項1~3のうちいずれか一項に記載のコンクリート型枠装置の構築方法。
  8. トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が周回される定滑車を前記頂部骨組材の下端位置に吊下げて、前記索を繰出すことによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置から地面に降下させるコンクリート型枠装置の解体方法。
  9. トンネルの覆工コンクリートを成形するためのコンクリート型枠装置において、そのコンクリート型枠装置は、トンネルの地面上に設置されるガントリと、そのガントリ上に支持されて、外周面にコンクリート成形用の面板が取付けられる骨組材とを有し、前記骨組材は、前記覆工コンクリートの頂部に対応して位置する複数本の骨組が並設された頂部骨組材と、前記各骨組の両側下端に連結される複数本の骨組を有する側部骨組材とを備え、前記ガントリの上部にウィンチを設けて、そのウィンチからの索が定滑車に周回された状態で前記索を繰出すことによって前記コンクリート型枠装置の構成部材をその組付け位置から地面に降下させるコンクリート型枠装置の解体方法。
  10. 請求項に記載の前記滑車支持部材は、ガントリの骨組に連結される骨組連結部と、前記ガントリに支持されたサポート部材に連結されるサポート連結部と、定滑車を支持する滑車支持部と、ウィンチの索の先端を固定するための固定部とを備えた滑車支持部材。
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