JP6431652B2 - 高欄用足場装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高欄用足場装置に関するものであり、より詳細には、橋梁又は高架橋等の高欄に配置される高欄用足場装置に関するものである。
鉄道等の高架橋又は橋梁に設けられる高欄は、長年に亘って風雨等の外界環境に曝され、コンクリートや金属の経年劣化、腐食等が生じる。このため、高欄を定期的に点検し、適切な時期に補修等を行うことが望ましいが、高欄の外側面は、地上等から足場を設置し難い高所に位置するので、容易に定期点検又は定期補修等を実施することができない。また、過去の高度経済成長期に建設されたコンクリート構造の高架橋等の老朽化が近年において注目される至った事情もあり、既存の高架橋等の高欄に容易に設置可能な高欄用足場装置を開発すべき必要性が近年殊に認識されている。
この種の足場装置として、特開2012-41723号公報(特許文献1)には、高架橋等の高欄の外側領域に配置される高架橋用の足場装置が記載されている。この足場装置は、レールを高欄に固定し、籠形(又はゴンドラ形)のフレームをレールによって移動可能に支持する構造を有する。籠形フレームは、レールに沿って移動できるので、フレーム内の作業員等は、フレームの可動範囲内に位置する高欄の外側面を点検し又は補修することができる。
特開2012-41723号公報
しかしながら、上記構成の足場装置は、レールの支持部材を片持ち梁式に高欄部分に固定して高欄の外側に突出させ、レールによって籠形フレームを移動可能に懸吊する比較的複雑な構造を有するので、比較的困難な足場設置作業及び足場撤去作業が必要とされる。
また、レール及び籠形フレームが高欄の外側面から比較的大きく外方に離間した位置に配置されるので、比較的大きな曲げ荷重がレールの支持部材や、高欄と支持部材との連結部に作用する。このため、比較的高剛性且つ高重量の構造部材をレールの支持部材として使用せざるを得ず、しかも、比較的大きな曲げ応力等が高架橋等の高欄に作用するので、過大な構造的負荷が高欄に課せられる傾向がある。
更に、高欄の外側領域に配置された籠形フレームには、外界環境の風圧等が直に作用するので、籠形フレームに過大な揺動、振動等が発生するのを強風時等においても確実に防止することは、極めて困難である。
また、籠形フレームは、高欄部分に沿って移動するが、籠形フレームの可動範囲は、レールの長さ範囲に限定されるので、籠形フレームの可動範囲を拡大するには、レールの全長を延長する必要が生じる。しかし、現実には、各種支柱や、照明設備、電気配管等が高欄と関連して配置されるので、レールの全長を所望の如く延長することは困難である。仮にレールの全長を延長し得たとしても、全長の増大に伴ってレールの自重が増大するので、レールの設置作業等が更に困難になるとともに、レールを支持する構造体の強度や、高欄に作用する曲げ応力等をも考慮すると、レールの延長には、限界がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、足場を支持する構造体や、高架橋等の高欄に過大な構造的負荷を課すことなく、高欄の外側領域に比較的容易に足場を形成することができ、しかも、足場設置及び足場撤去の作業を簡素化することができる高欄用足場装置を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明は、高架橋又は橋梁の高欄の外側領域に配置される高欄用足場装置において、
高欄の上端部に取付けられる梯子固定枠と、
該梯子固定枠に懸吊され、高欄の外側面に沿って垂下する梯子とを有し、
該梯子は、昇降空間を囲む保護枠と、
該昇降空間の下部に作業床を形成する作業床形成部材とを備え、
該保護枠及び作業床形成部材は、昇降空間を潰して梯子の昇降面に沿って延びる格納位置に変位するように、前記梯子の支柱に枢動可能に連結されることを特徴とする高欄用足場装置を提供する。
本発明の上記構成によれば、高欄の外側面に沿って垂下する保護枠付き梯子と、梯子の昇降面から外側に突出する作業床形成部材とによって高欄の外側領域に足場を形成することができるので、足場を支持する構造体や、高架橋等の高欄に過大な構造的負荷を課すことなく、高欄の外側領域に足場を形成することができる。また、保護枠及び作業床形成部材を回動させて昇降空間を潰した状態では、梯子が全体的に偏平化する。足場の設置作業においては、このよう偏平化した梯子を高欄の外側面に配置し、高欄の外側領域において保護枠及び作業床形成部材を回動させて昇降空間を形成し且つ作業床を形成すれば良いので、足場の設置作業が極めて簡素化し且つ迅速化する。また、足場の撤去作業においては、高欄の外側領域において保護枠及び作業床形成部材を回動させて昇降空間を潰し且つ作業床をなくし、全体的に偏平化した状態の梯子を高欄の内側領域に回収すれば良いので、足場の撤去作業も又、極めて簡素化し且つ迅速化する。
好ましくは、上記梯子固定枠は、高欄の上端面又は上端部外面を転動し、高欄の上端部に沿って梯子固定枠を全体的に移動させる移動手段を有する。このような移動手段を備えた本発明の足場装置によれば、高欄の外側面に沿って足場を横移動させることができるので、足場の移設作業が極めて簡素化する。
更に好ましくは、上記梯子は、高架橋又は橋梁の外側面、或いは、高欄の外側面に着座して、これらの外側面に支承される支承部を有し、梯子の鉛直荷重は、梯子固定枠を介して高欄に支持され、梯子の水平荷重は、支承部を介して高架橋又は橋梁、或いは、高欄に支持される。
本発明の高欄用足場装置において、上記保護枠は、梯子に間隔を隔てて配置された複数の枠体と、該枠体に枢着した複数の縦杆とによって形成され、枠体及び縦は、最上位に位置する枠体に連動して格納位置に変位する。好ましくは、梯子固定枠は、高欄の上端部を梯子固定枠によって挟持するように高欄の上端部に強圧される緊締具を有する。更に好ましくは、高欄の上方域に延びる枠体が、梯子固定枠に立設される。枠体は、高欄の上方域に手摺を形成し、或いは、安全ブロック等の墜落阻止器具や、チェーン、ロープ等の緊張具又は緊締部材を係留するための係留部を形成する。
本発明の高欄用足場装置は更に、上記作業床の上方で上記梯子の踏桟に着脱可能に係止し、上記昇降空間内に水平に突出して昇降空間に中間作業床を形成する補助足場を有する。
このような足場装置によれば、梯子の高さ範囲内において任意の高さ位置に作業床を形成することができる。
他の観点より、本発明は、上記構成の高欄用足場装置を前記高欄に設置する足場設置方法において、
前記保護枠及び作業床形成部材を格納位置に変位させた偏平状態で前記梯子を移動して前記高欄の外側領域に位置決めするとともに、前記梯子の上部を前記梯子固定枠に係止して該梯子を前記梯子固定枠から垂下させ、
前記保護枠及び作業床形成部材を下方に回動させて前記昇降空間及び作業床を前記高欄の外側領域に形成することを特徴とする足場設置方法を提供する。
本発明は又、上記構成の高欄用足場装置を前記高欄から撤去する足場撤去方法において、
保護枠及び作業床形成部材を上方に回動させて前記格納位置に変位させて、前記梯子を偏平化した後、該梯子を引き揚げて前記高欄の内側領域に移動させることにより、前記梯子を回収することを特徴とする足場撤去方法を提供する。
本発明は更に、上記移動手段を備えた高欄用足場装置を移設する足場移設方法において、
前記移動手段によって前記梯子固定枠を移動させ、前記高欄の外側面に沿って前記梯子を横移動させることを特徴とする足場移設方法を提供する。
本発明の高欄用足場装置によれば、足場を支持する構造体や、高架橋等の高欄に過大な構造的負荷を課すことなく、高欄の外側領域に比較的容易に足場を形成することができ、しかも、足場設置及び足場撤去の作業を簡素化することができる。
また、本発明の足場設置方法、足場撤去方法又は足場移設方法によれば、高欄用足場装置の設置、撤去又は移設作業を簡素化し且つ迅速化することができる。
図1は、本発明に係る高欄用足場装置の典型的な使用形態を示す斜視図である。 図2は、本発明に係る高欄用足場装置の設置時又は回収時に梯子部分を偏平化した状態を示す斜視図である。 図3は、図1及び図2に示す高欄用足場装置の構造を示す分解斜視図である。 図4は、高欄用足場装置の構造を示す側面図である。 図5は、高欄用足場装置の構造を示す正面図及び部分拡大図である。 図6(A)は、保護枠付き梯子を偏平化した状態を示す足場装置1の側面図であり、図6(B)は、図4のI−I線における保護枠付き梯子の断面図である。 図7は、補助足場の構成を示す平面図、側面図及び正面図である。 図8は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、梯子固定枠を高欄に取付ける工程が示されている。 図9は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、作業台を歩行通路に配置する工程が示されている。 図10は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、偏平化した保護枠付き梯子を歩行通路上で運搬する工程が示されている。 図11は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、偏平化した保護枠付き梯子を高欄の上側に持ち上げて高欄の外側領域に移動させる工程が示されている。 図12は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、保護枠付き梯子を高欄の外側面に位置決めする工程が示されている。 図13は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、高欄の外側領域で保護枠を拡開する工程が示されている。 図14は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、安全ブロック支柱を梯子固定枠上に取付ける工程が示されている。 図15は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、昇降用梯子を梯子固定枠に係止して高欄に立て掛ける工程が示されている。 図16は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、補助足場を保護枠内の昇降空間に降下させる工程が示されている。 図17は、高欄用足場装置の設置作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、補助足場を梯子の踏桟に係止した状態が示されている。 図18は、高欄用足場装置の撤去作業の過程を概略的に示す高架橋の部分縦断面図及び部分横断面図であり、偏平化した保護枠付き梯子を高欄の上側に持ち上げて高欄の内側領域に回収する工程が示されている。 図19は、高欄用足場装置の他の実施形態を示す部分側面図である。 図20は、高欄用足場装置の更に他の実施形態を示す部分側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態に係る高欄用足場装置の典型的な使用形態を示す斜視図であり、図2は、高欄用足場装置の設置時又は回収時に梯子部分を偏平化した状態を示す斜視図である。なお、図1(A)及び図2(A)は、高架橋の内側領域を視点として描写した斜視図であり、図1(B)、図1(C)及び図2(B)は、高架橋の外側領域を視点として描写した斜視図である。
図1には、鉄道高架橋等の高架橋Aの側部帯域が部分的に示されており、高架橋Aは、鉄筋コンクリート構造等の床版Cと、床版Cの側縁部に配置された高欄Bとを有する。高欄Bは、プレキャストコンクリート版や、鉄骨構造物等の部材又は組立体によって形成され、高架橋Aの側部帯域に沿って延在する。フェンスDが高欄Bの内側に配置され、点検作業等の維持管理のための歩行通路EがフェンスD及び高欄Bの間に区画される。
図1に示す如く、高欄用足場装置1(以下、「足場装置1」という。)は、高架橋Aの高欄Bの外側領域βに配置される。足場装置1は、保護枠付き梯子2(以下、「梯子2」という。)、梯子固定枠3、安全ブロック支柱4、昇降用梯子5及び補助足場6から構成される。梯子固定枠3は、高欄Bの上端部に一体的に取付けられ、梯子2は、梯子固定枠3に懸吊され、高欄Bの外側領域βに配置される。安全ブロック支柱4は、対をなして梯子固定枠3上に立設され、昇降用梯子5は、高欄Bの内側に立て掛けられる。なお、後述する如く、高欄Bと直交する方向に延びる手摺を梯子固定枠3上に配置しても良い(図19)。また、高欄Bの上部外面を転動面とした車輪又はローラ等を有する走行手段を梯子固定枠3に配設し、高欄Bの上端部を走行するように梯子固定枠3を構成することも可能である(図20)。
歩行通路Eの作業員等は、昇降用梯子5を昇って梯子固定枠3の上面に載り、図1(B)及び図1(C)に示すように梯子2を降り、高欄Bの外側面の点検・補修作業等を行うことができる。図1(B)には、梯子2の中間レベルに設置された補助足場6に載って点検・補修作業等を遂行する作業員の状態が示されており、図1(C)には、作業者が作業床形成部材22上で点検・補修作業等を遂行する状態が示されている。使用において、一般に安全ブロックと呼ばれるリトラクタ式墜落阻止器具9のロープ部分が安全ブロック支柱4に係留される。作業者は、器具9の安全フックを安全帯に係留し、梯子2を昇降することができる。
足場装置1の設置作業及び撤去作業は、歩行通路Eの作業員によって実施されるが、梯子2は、迅速且つ簡易な梯子降下作業及び梯子回収作業を可能にすべく、図2に示す如く偏平化することができる。梯子降下作業及び梯子回収作業の具体的な作業形態については、図8〜17に示されている。梯子2の設置及び回収作業の過程については、後述する。
図3〜図5は、足場装置1の構造を示す分解斜視図、側面図、正面図及び部分拡大図である。また、図6(A)は、梯子2を偏平化した状態を示す足場装置1の側面図であり、図6(B)は、図4のI−I線における梯子2の断面図である。
図3に示す如く、足場装置1は、梯子2、梯子固定枠3、安全ブロック支柱4、昇降用梯子5及び補助足場6に分解することができる。これらの足場構成要素2〜6は夫々、中空の金属成形部材(アルミニウム合金成形材等の比較的軽量な金属成形部材)等を組付け又は組立てた構成を有し、少数の作業員等が手作業で移動し得るように軽量化されている。
梯子2は、昇降用の梯子本体20と、折り畳み式の保護枠21と、梯子2の下端部に配置された作業床形成部材22と、高架橋の外側面に当接する支承部23とを備える。梯子本体20は、左右の支柱24と、支柱24の間に水平に延びる踏桟25と、支柱24を梯子固定枠3に係止するためのフック部26とから構成される。フック部26は、支柱24の上端部分に固定され、支柱24から高欄Bの側に突出する。
保護枠21は、昇降空間を囲繞する水平な枠体21aと、上下方向に延びる縦杆21bとから構成される。枠体21aは、上下方向に間隔を隔てて配置され、縦杆21bは、枠体21aに沿って間隔を隔てて配置される。枠体21aは、踏桟25と平行な軸線を中心に枠体21aを回動させる左右一対の枢着部21cによって左右の支柱24に枢着される。縦杆21bは、枢着部21cの枢動軸線と平行な軸線を中心に回動可能に枠体21aに枢着される。
作業床形成部材22は、左右一対の枢着部22cによって床板22aを左右の支柱24に枢着した構成を有する。枢着部22cは、踏桟25と平行な軸線を中心に床板22aを回動させる。図4に示す如く、床板22aの外周部には、床面に置かれた物品等の落下を防止するための巾木22bが取付けられるとともに、保護枠21の縦杆21bが枢着される。縦杆21bは、床板22aに対し、枢着部21cの枢動軸線と平行な軸線を中心に回動する。
図4に矢印θで示す如く、枢着部21c、22cの枢動軸線を中心に枠体21a及び床板22aを上方に枢動させることにより、図6(A)に示す格納位置に枠体21a及び床板22aを変位させ、これにより、保護枠21を潰し又は縮小し、全体的に偏平化することができる。逆に、図6(A)に矢印θ'で示すように枢着部21c、22cの枢動軸線を中心に枠体21a及び床板22aを下方に枢動させることにより、保護枠21を拡げ又は膨張させて拡開位置(図4)に変位させ、これにより、昇降通路Jを保護枠21内に形成することができる。なお、枠体21a及び床板22aに枢着した縦杆21bは、このような枠体21a及び床板22aの枢動に追随して変位するとともに、枠体21a及び床板22aを連動させる。また、矢印θ方向の枠体21a及び床板22aの枢動は、枠体21a及び床板22aが支柱24に衝合することによって制限され、矢印θ'方向の枠体21a及び床板22aの枢動は、枢着部21c、22cのストッパ21d、22dによって制限されるので、枠体21a及び床板22aの枢動範囲は、約90°の角度範囲内に制限される。
保護枠21は、このような偏平化作業又は拡開作業の作業性の向上等を考慮し、支柱24の頂部と最上位の枠体21aとを連結する金属製チェーン29を有する。金属製チェーン29の一端に取付けられたリング部分が、支柱24の頂部に配置されたリング29cに係留され、金属製チェーン29の他端に取付けられたリング部が、最上位の枠体21aに配置されたリング29aに係留される。金属製チェーン29を内側領域αの側に引っ張って最上位の枠体21aを上方に回動させると、縦杆21bに枢着した全枠体21a及び床板22aも又、これに連動して上方に回動し、これにより、梯子2は、折り畳み状態(偏平状態)に変形する。金属製チェーン29の中間部に配置された仮収納用フック29bを支柱24のリング29cに係留することにより、梯子2を概ね偏平状態に保持することができる。
保護枠21内に画成された昇降空間(作業領域)Jには、梯子2の中間レベルに作業床を形成するための補助足場6を設置することができる。図7は、補助足場6の構成を示す平面図、側面図及び正面図である。
補助足場6は、踏台61と、梯子2の踏桟25に係留可能な金属製チェーン62と、踏桟25の中空部に挿入される支持杆63とから構成される。踏台61は、踏桟25に係止可能な係止部64を備える。係止部64は、その凹所部分に踏桟25を受入れた状態で踏桟25に係止するとともに、踏桟25からの脱落をトグルピン65によって防止するように構成される。金属製チェーン62は、踏桟25の中空部から突出する支持杆63の端部に係止される。図4には、補助足場6によって中間作業床を形成した状態が示されている。補助足場6は、作業の必要性に応じて、梯子2に適宜取付け、或いは、梯子2から適宜撤去することができる。また、図7(D)に示す如く、踏桟25を中心に踏台61を上方に回動させ、踏台61を上下の踏桟25の間の領域に適宜格納しても良い。補助足場6は、このような状態で踏桟25に衝合又は当接するストッパ66を備える。図7(A)に示すように、踏台61は、切欠き部69を有する。図7(D)に示す格納位置に踏台61を回動させたとき、切欠部69は、作業者が踏桟25に足を掛けるための開放領域を踏桟25の上側に形成する。
図3に示すように、梯子固定枠3は、左右一対の枠体31と、各枠体31を高欄Bの上端部に係留するための緊締具32と、左右の枠体31を相互連結するフック支受杆33、34と、左右の枠体31を一体的に相互連結する連結部材35とから構成される。枠体31は、下面が開放した門形又は逆コの字形の全体形状を有する金属部材の組立体からなり、枠体31の下面開放領域は、図4に示すように高欄Bの上端部を受入れる。高欄Bの外側領域βに位置する枠体31の垂下部31aは、高欄Bの外側面に当接する当接部36を備える。他方、高欄Bの内側領域αに位置する枠体31の垂下部31bには、上記緊締具32が配置される。緊締具32は、垂下部31bに固定されたナットに螺合した螺子部を有するハンドル付きアジャスタからなり、ナットを貫通して延びる螺子部は、高欄Bの内側面に着座する拡径部を先端に備える。使用において、緊締具32は、垂下部31bに対して締付けられ、高欄Bの上端部は、緊締具32及び当接部36によって挟圧される。これにより、枠体31は、図4に示す如く高欄Bに固定される。
図4に示す如く、梯子2のフック部26がフック支受杆33に係止される。フック部26は、フック本体がフック支受杆33から脱落するのを防止するためのトグルピン26aを有する。フック部26のフックをフック支受杆33に係止した後、トグルピン26aによってフックの開放域を閉鎖することにより、フック部26がフック支受杆33から浮き上がるのを阻止し、これにより、フック部26がフック支受杆33から脱落するのを確実に防止することができる。
梯子2は、フック部26をフック支受杆33に係止することによって高欄Bの外側領域βに懸吊され、梯子2の支承部23は、梯子2の自重によって床版C(又は高欄B)の外側面に当接する。支承部23は、支柱24から高欄Bの側に一体的に突出する支承枠23bと、支柱24及び支承枠23bから高欄Bの側に一体的に突出する当接部23aとを有する。梯子2の鉛直荷重W(図4)は、高欄Bの上部に作用する鉛直反力RVによって支持され、梯子2の曲げ荷重は、高欄Bの外部に作用する水平反力RHによって支持される。
図3及び図4に示す如く、安全ブロック支柱4は、左右一対の支柱組立体40の上端部を着脱可能な連繋杆43によって相互連結した構造を有する。各々の支柱組立体40は、梯子固定枠3の上面に垂直に立設される鉛直支柱41を水平連結部材42によって相互連結した一体的な枠体からなる。支柱組立体40は、梯子2の昇降面の両側において梯子固定枠3に立設され、高欄Bの上方域に延びており、高欄Bの上方域に手摺を形成する。支柱組立体40は又、リトラクタ式墜落阻止器具9のロープ部分や、各種ロープ、金属チェーン等の緊張具を必要に応じて係留可能な係留部45を備える。なお、一方の支柱組立体40を省略するとともに連繋杆43を省略し、片側の支柱組立体40のみを梯子固定枠3上に立設しても良い。
図5(B)に示す如く、鉛直支柱41の下端部には、位置決め用のブラケット91が取付けられ、ブラケット91は、位置決めピン92を備える。枠体31の上部横架材を構成する水平角材38には、位置決め孔38aが穿設されており、位置決めピン92は、位置決め孔38aに挿入され、ブラケット91は、水平角材38の上面に着座する。図5(B)に示す如く、ボルト・ナット組立体90が水平角材38のボルト孔と、水平角材38内の水平スリーブ39とを貫通しており、ボルト・ナット組立体90のナット90aがボルト90bの螺子部に締め付けられ、鉛直支柱41のブラケット部分49が、上部水平角材38に固定される。ボルト・ナット組立体90のボルトは、比較的小径の軸部と、比較的大径の先端螺子部とを有し、先端螺子部は、ボルトヘッド側に形成された水平角材38のボルト孔を通過しない直径を有する。また、ナット90aは、溶接等によりブラケット部分49に予め固着している。このため、ナット90a及びボルト90bの意図せぬ落下等を確実に防止することができる。
図3に示す如く、昇降用梯子5は、左右一対の支柱51と、支柱51の間に水平に延びる踏桟52と、各支柱51の下端部に取付けられた伸縮式の脚部53とから構成される。各支柱51の頂部に配設されたフック部54が、梯子固定枠3のフック支受杆34に係止され、図4に示す如く、昇降用梯子5が歩行通路Eにおいて高欄Bに立て掛けられる。
図1及び図4に示す如く、梯子固定枠3を高欄Bの上端部に固定し、安全ブロック支柱4を梯子固定枠3上に立設し、梯子2を梯子固定枠3によって高欄Bの外側領域βに懸吊し、昇降用梯子5を高欄Bの内側領域αに立て掛けることにより、足場装置1を高欄Bに設置することができる。
図8〜17は、梯子2の設置及び回収作業の過程を概略的に示す高架橋Aの断面図及び部分正面図である。
先ず、図8に示す如く、介錯ロープ(図示せず)を係留するための単管パイプKが高欄Bに取付けられ、梯子固定枠3を高欄Bの上端部に固定される。単管パイプKは、梯子固定枠3の両側に配置される。前述のとおり、梯子固定枠3は、緊締具32(図4)を高欄Bに対して締付けることにより、高欄Bの上端部に固定される。
次いで、図9及び図10に示すように作業台Mが歩行通路Eに配置され、梯子2が少数の作業員によって梯子固定枠3の近傍に運搬される。図11(A)(B)に示す如く、介錯ロープNの一端が左右の単管パイプKに係留され、介錯ロープNの他端が梯子2に係留される。格納時又は遠距離輸送時の梯子2は、図6(A)に示す如く偏平化した状態であり、梯子2は、偏平した状態のまま歩行通路Eを運搬される。なお、梯子2は、通常は、ラッシングベルト等の荷締め具で荷締めされており、梯子2は、偏平状態で移動される。
梯子2は、図11(C)(D)及び図12に示すように高欄Bの外側領域βに移動され、高欄Bの外側面に沿って垂直に配向される。このような梯子2の移動は、介錯ロープNによって作業性及び安全性を確保した状態で遂行される。図12に拡大して示す如く、梯子2のフック部26が梯子固定枠3のフック支受杆33に係止され、フック部26の開放域がトグルピン26aによって閉鎖される。梯子2の鉛直荷重(自重)は、梯子固定枠3を介して高欄Bに伝達し、高欄Bによって支持される。また、梯子2の曲げ荷重(水平荷重)は、梯子2の支承部23から高欄Bの外側面に伝達し、高欄B又は床版Cによって支持される。
しかる後、梯子2の荷締め具(ラッシングベルト等)が解放され、図13に示すように梯子2が高欄Bの外側領域βで拡開又は膨出される。この作業は、急激な梯子2の拡開又は膨出動作を防止すべく、支柱24の頂部と最上位の枠体21aとを連結する金属製チェーン29を補助的に使用して実施される。
次いで、図14及び図15に示す如く、安全ブロック支柱4が梯子固定枠3上に立設され、昇降用梯子5が高欄Bの内側領域αに立て掛けられる。所望により、図16及び図17に示すように補助足場6が保護枠21内の昇降空間Jに降下され、前述の如く梯子2に取付けられる。なお、補助足場6の降下作業は、安全ブロック支柱4の枠体に係留されたロープQ等を用いて実施される。
かくして高欄Bの外側面に設置された足場装置1は、点検・補修等の維持管理作業に使用され、しかる後、保護枠21を折り畳んで昇降空間Jを潰すことにより、図18に示す如く偏平化され、内側領域αに回収される。更に、梯子固定枠3、安全ブロック支柱4及び昇降用梯子5を高欄Bから撤去することにより、足場装置1は、高欄Bから撤去される。
図19は、高欄用足場装置の他の実施形態を示す部分側面図である。
図19に示す高欄Bは、内側領域に水平に延びる延長部分Baを有する。梯子固定枠3の枠体31は、延長部分Baに相応するように延長部分Baに沿って延長される。緊締具32は、延長部分Baの端面及び下面に対して締付けられる。高欄Bと直交する方向に延びる手摺7が枠体31上に立設される。手摺7は、左右一対の支柱71と、支柱71を架橋する手摺部材72及び中桟73とから構成される。
図20は、高欄用足場装置の更に他の実施形態を示す部分側面図である。
図20に示す足場装置1は、梯子固定枠3を高欄B上で走行させる走行装置8を移動手段として備える。走行装置8は、高欄Bの上端面、上部外側面及び上部内側面に転がり接触する車輪(又はローラ)80と、車輪80を回転可能に支持する車輪支持具81とから構成される。車輪支持具81は、梯子固定枠3の枠体31に固定される。
車輪80は、高欄Bの壁芯方向に走行するように車輪支持具81によって支持される。梯子固定枠3は、緊締具32(ハンドル部分のみ図示する)の締付け力を解放すると、高欄Bの上端部外面を転動面として走行し、高欄Bと平行に移動することができる。従って、高欄Bの特定部位を点検し又は補修した後、緊締具32の締付け力を解放して梯子固定枠3を移動させることにより、足場装置1を全体的に横方向に移動させることができる。好ましくは、このような足場装置1の移動前に、金属製チェーン29を引っ張ることにより保護枠21が折り畳まれ、必要に応じて金属製チェーン29の仮収納用フック29bが支柱24のリング29cに係留され、梯子2が全体的に偏平化される。これにより、足場装置1を比較的容易に横移動させることができる。
以上、本発明の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変形又は変更が可能である。
例えば、本発明の足場装置を構成する各部構造の詳細、部材の材質、寸法、断面形状等は、状況に応じて適宜設計変更することができる。
また、本発明の足場装置は、高欄の形状、断面、構造及び材質等に相応して適宜設計変更することができる。
本発明は、橋梁又は高架橋等の高欄に配置される高欄用足場装置に適用される。本発明の足場装置によれば、足場を支持する構造体や、高架橋等の高欄に過大な構造的負荷を課すことなく、高欄の外側領域に比較的容易に足場を形成することができ、しかも、足場設置及び足場撤去の作業を簡素化することができるので、その実用的効果は、顕著である。
1 高欄用足場装置
2 保護枠付き梯子
3 梯子固定枠
4 安全ブロック支柱
5 昇降用梯子
6 補助足場
7 手摺
8 走行装置(移動手段)
21 保護枠
21c、22c 枢着部
22 作業床形成部材
A 高架橋
B 高欄
C 床版
J 昇降空間
α 内側領域
β 外側領域

Claims (9)

  1. 高架橋又は橋梁の高欄の外側面の点検・補修作業のために高欄の外側領域に配置される高欄用足場装置において、
    高欄の上端部に取付けられる梯子固定枠と、
    該梯子固定枠に懸吊され、高欄の外側面に沿って垂下する梯子とを有し、
    該梯子は、昇降空間を囲む保護枠と、
    該昇降空間の下部に作業床を形成する作業床形成部材と、
    前記作業床の上方で前記梯子の踏桟に着脱可能に係止し、前記昇降空間内に水平に突出して該昇降空間に中間作業床を形成する補助足場とを備え、
    前記保護枠及び作業床形成部材は、昇降空間を潰して梯子の昇降面に沿って延びる格納位置に変位するように、前記梯子の支柱に枢動可能に連結されており、
    前記保護枠は、前記梯子に間隔を隔てて配置された複数の枠体と、該枠体に枢着した複数の縦杆とによって形成され、前記枠体及び縦杆は、最上位に位置する前記枠体に連動して前記格納位置に変位することを特徴とする高欄用足場装置。
  2. 前記梯子固定枠は、前記高欄の上端面又は上端部外面を転動し、前記高欄の上端部に沿って前記梯子固定枠を全体的に移動させる移動手段を有することを特徴とする請求項1に記載の高欄用足場装置。
  3. 前記梯子は、前記高架橋又は橋梁の外側面、或いは、前記高欄の外側面に着座して前記外側面に支承される支承部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の高欄用足場装置。
  4. 前記梯子の鉛直荷重は、前記梯子固定枠を介して前記高欄に支持され、前記梯子の水平荷重は、前記支承部を介して前記高架橋又は橋梁、或いは、前記高欄に支持されることを特徴とする請求項3に記載の高欄用足場装置。
  5. 前記梯子固定枠は、前記高欄の上端部を該梯子固定枠によって挟持するように該高欄の上端部に強圧される緊締具を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の高欄用足場装置。
  6. 前記梯子固定枠に立設され、前記高欄の上方域に延びる枠体を更に有し、該枠体は、前記高欄の上方域に手摺を形成し、或いは、墜落阻止器具又は緊張具を係留する係留部を形成することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の高欄用足場装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載された高欄用足場装置を前記高欄に設置する足場設置方法において、
    前記保護枠及び作業床形成部材を格納位置に変位させた偏平状態で前記梯子を移動して前記高欄の外側領域に位置決めするとともに、前記梯子の上部を前記梯子固定枠に係止して該梯子を前記梯子固定枠から垂下させ、
    前記保護枠及び作業床形成部材を下方に回動させて前記昇降空間及び作業床を前記高欄の外側領域に形成することを特徴とする足場設置方法。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載された高欄用足場装置を前記高欄から撤去する足場撤去方法において、
    前記保護枠及び作業床形成部材を上方に回動させて前記格納位置に変位させて、前記梯子を偏平化した後、該梯子を引き揚げて前記高欄の内側領域に移動させることにより、前記梯子を回収することを特徴とする足場撤去方法。
  9. 請求項2に記載された高欄用足場装置を移設する足場移設方法において、
    前記移動手段によって前記梯子固定枠を移動させ、前記高欄の外側面に沿って前記梯子を横移動させることを特徴とする足場移設方法。
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