JP2009219635A - 液体収容バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】袋体の内部空間に液体を収容した状態で自立でき、しかも、十分な大きさの開口部を形成することが可能である液体収容バッグを提供する。
【解決手段】袋体1の内部空間1aに液体を収容する液体収容バッグ100であって、袋体1は、正面視で対向する2つの側辺7a、7bと、2つの側辺7a、7bの下端間を繋ぐ下辺71とを有し、下辺71は、2つの側辺7a、7bからそれぞれ下に向かって傾斜する2つの傾斜部7c、7dを有し、一方の傾斜部7cには、液体出口4が形成され、他方の傾斜部7dには、内部空間1aに液体を収容したときに内部空間1aの厚み方向に延在して内部空間1aの厚み寸法を広くするマチ部9が形成されている液体収容バッグ100とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体収容バッグに関し、特に、経腸栄養剤などの液体の収容に好適に用いられる液体収容バッグに関する。
従来から、経口による栄養摂取が困難な患者に対し、鼻や口からカテーテルを挿入し、カテーテルを介して体内に経腸栄養剤を注入して栄養補給を行う方法がある。このような方法では、経腸栄養バッグあるいは経腸栄養ボトルに収容された経腸栄養剤を、輸液セットやカテーテルを用いて患者の体内に注入する。経腸栄養剤としては、液状あるいは粉末状の濃縮した経腸栄養剤に、水あるいは温湯を加えて調製されたものが用いられている。経腸栄養剤は、他の容器で調製した後に経腸栄養バッグあるいは経腸栄養ボトルに移し変えて使用されるか、または、液状あるいは粉末状の濃縮した経腸栄養剤の収容された経腸栄養バッグあるいは経腸栄養ボトル内に、水あるいは温湯を供給して直接調製した後に使用される。
しかしながら、他の容器で経腸栄養剤を調製した後に経腸栄養バッグあるいは経腸栄養ボトルに移し変える場合、清潔な他の容器を用意するなどの手間がかかるとともに、調製する際に経腸栄養剤にゴミなどが混入する可能性が高いという欠点がある。
これに対し、経腸栄養バッグあるいは経腸栄養ボトル内で直接経腸栄養剤を調製する場合には、他の容器を用いて移し変える必要がなく、容易に衛生的に経腸栄養剤を調整できる。直接経腸栄養剤を調製する場合に用いられる容器としては、複数の多角形状のプラスチックフィルムの周縁部をシールし、周縁部の一部に内容物注出具が装着された有底の注出具付きパウチ(例えば、特許文献1参照)や、上部が開閉自在な閉鎖手段で閉鎖されるとともに下部に液体出口が設けられてなる袋体の内部空間が、前記閉鎖手段に近接して設けられた容易に剥離可能な隔壁により上下に流体密に区画され、該区画された下側の空間に液体が収容されてなる液体収容バッグ(例えば、特許文献2参照)などがある。
特表2005−206221号公報 特開2001−299875号公報
しかしながら、特許文献1に記載の有底の注出具付きパウチは、水の注入口の大きさが小さいため、経腸栄養剤を調製する際などの作業がしにくい場合があった。
また、特許文献2に記載の液体収容バッグでは、水の注入口として用いられる供給口の大きさを十分に確保できるが、液体収容バッグを自立させることができないため、ワゴンなどを用いて、調製後の経腸栄養剤が収容された複数の液体収容バッグを移動させたい場合などに、ワゴンなどの荷台に液体収容バッグを安定して載置したいという使用者からの要望があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであって、袋体の内部空間に液体を収容した状態で自立でき、しかも、十分な大きさの開口部を形成することが可能である液体収容バッグを提供することを目的とする。
本発明者は、上記問題を解決するために、鋭意検討を重ね、本発明を想到した。即ち、本発明は以下に関する。
本発明の液体収容バッグは、袋体の内部空間に液体を収容する液体収容バッグであって、前記袋体は、正面視で対向する2つの側辺と、前記2つの側辺の下端間を繋ぐ下辺とを有し、前記下辺は、前記2つの側辺からそれぞれ下に向かって傾斜する2つの傾斜部を有し、前記2つの傾斜部のうち一方の傾斜部には、液体出口が形成され、他方の傾斜部には、前記内部空間に液体を収容したときに前記内部空間の厚み方向に延在して前記内部空間の厚み寸法を広くするマチ部が形成されていることを特徴とする。
また、上記の液体収容バッグにおいては、前記マチ部は、前記内部空間の厚み中心線に対して対称な平面形状を有するものであり、前記内部空間に液体が収容されていないときには前記中心線に沿って折りたたまれているものであることを特徴とするものとすることができる。
また、上記の液体収容バッグにおいては、前記マチ部は、前記内部空間に液体が収容されていないときには前記他方の傾斜部から前記内部空間の内側に向かって折り込まれているものとするものとすることができる。
また、上記の液体収容バッグにおいては、前記袋体および前記マチ部材は、樹脂フィルムからなり、前記袋体は、2枚の樹脂フィルムの周囲がヒートシールされることによって形成されたものであり、前記袋体と前記マチ部材とは、ヒートシールされることによって一体化されており、前記ヒートシールされることにより2枚以上の前記樹脂フィルムが溶着されてなるシール部が、少なくとも前記2つの側辺および前記下辺に形成されているものとすることができる。
また、上記の液体収容バッグにおいては、前記樹脂フィルムが、100mN以上の剛性を有するものであるものとすることが好ましい。
また、上記の液体収容バッグにおいては、前記袋体の上部に開口部が設けられ、前記開口部が開閉自在な閉鎖手段で閉鎖されているものとすることができる。
また、上記の液体収容バッグにおいては、前記2つの側辺が平行であり、液体出口が、前記2つの側辺と直交する前記下辺の最下点を通る直線と、前記一方の傾斜部側の側辺から延びる直線と、前記一方の傾斜部とに囲まれた領域内に形成されているものとすることができる。
また、上記の液体収容バッグにおいては、前記液体が、経腸栄養剤であるものとすることができる。
本発明の液体収容バッグにおいては、袋体が、正面視で対向する2つの側辺と、前記2つの側辺の下端間を繋ぐ下辺とを有し、前記下辺が、前記2つの側辺からそれぞれ下に向かって傾斜する2つの傾斜部を有し、前記2つの傾斜部のうち一方の傾斜部には、液体出口が形成され、他方の傾斜部には、前記内部空間に液体を収容したときに前記内部空間の厚み方向に延在して前記内部空間の厚み寸法を広くするマチ部が形成されているので、袋体の内部空間に液体を収容した状態で、マチ部を底面として自立できる。
しかも、本発明の液体収容バッグにおいては、下辺の2つの傾斜部に、液体出口とマチ部とがそれぞれ形成されているので、2つの側辺や上辺に液体出口やマチ部を形成する必要がなく、2つの側辺や上辺に沿って、十分な大きさの開口部を形成するスペースを容易に確保することができ、十分な大きさの開口部を形成することが可能である。
また、本発明の液体収容バッグにおいては、下辺の2つの傾斜部のうち他方の傾斜部に自立したときに底面となるマチ部が形成されているので、自立したときの袋体の平面視最外部に、2つの側辺や2つの傾斜部のうち一方の傾斜部が位置することになり、自立した状態での他方の傾斜部の延在方向におけるマチ部の両端部が、外部と接触しにくいものとなる。したがって、本発明の液体収容バッグは、マチ部に衝撃が加わることに起因する液漏れなどの不都合が生じにくいものとなる。
さらに、自立したときの袋体の平面視最外部に位置する2つの側辺や一方の傾斜部は、マチ部と異なり被設置面と接していないので、外部と接触したとしても容易に変形して、液体収容バッグの機能に支障を来たすことなく袋体に加わった衝撃を吸収できる。したがって、本発明の液体収容バッグは、優れた強度を有するものとなる。
(第1実施形態)
次に本発明の第1実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の液体収容バッグの一例を示した図面であり、袋体の内部空間に液体が収容されていない状態を示した図面である。図1(a)は液体収容バッグの正面図であり、図1(b)〜図1(d)は液体収容バッグの側面図であって、図1(b)は上側から見た図であり、図1(c)は図1(a)における右側から見た図であり、図1(d)は図1(a)における左側から見た図であり、図1(e)は下側から見た図である。また、図2は、図1に示す液体収容バッグの使用状態の一例を示した図であり、袋体の内部空間に経腸栄養剤を収容した状態でマチ部を底面として自立させた状態を示した斜視図である。
図1に示す液体収容バッグ100は、袋体1の内部空間1aに例えば経腸栄養剤などの液体を収容するものである。本実施形態においては、液体収容バッグ100の袋体1の内部空間1aには、濃縮された液状あるいは粉末状の経腸栄養剤(図示略)が予め収容されている。したがって、本実施形態においては、開口部6を介して内部空間1aに、濃縮された経腸栄養剤を薄める水あるいは温湯等が供給されることによって、内部空間1a内において経腸栄養剤が調製される。
図1(a)に示すように、袋体1は、正面視で対向する平行な直線状の左辺7aおよび右辺7b(2つの側辺)と、左辺7aの下端と右辺7bの下端との間を繋ぐ下辺71とを有している。下辺71は、左辺7aから下に向かって傾斜する左傾斜部7c(一方の傾斜部)と、右辺7bから下に向かって傾斜する右傾斜部7d(他方の傾斜部)と、左傾斜部7cと右傾斜部7dとの間を繋ぐ底辺7eとを有している。
図1(a)に示すように、左傾斜部7cには、液体出口4が形成され、右傾斜部7dには、マチ部9が形成されている。
マチ部9は、図2に示すように、内部空間1aに液体を収容したときに内部空間1aの厚み方向に延在して内部空間1aの厚み寸法を広くするものである。マチ部9は、図2に示すように、内部空間1aの厚み中心線91に対して対称な平面形状を有するものである。本実施形態においては、マチ部9は、底辺の等しい2つの二等辺三角形と、その2つの二等辺三角形の底辺を対向する二辺とする矩形とからなる形状とされている。そして、マチ部9は、図1(a)、図1(c)、図1(e)に示すように、内部空間1aに液体が収容されていないときには中心線91に沿って折りたたまれて、右傾斜部7dから内部空間1aの内側に向かって折り込まれている。
また、図1に示す液体収容バッグ100の上部には、予め収容されている濃縮した経腸栄養剤を薄める水あるいは温湯等を供給するための開口部6が、袋体1の左辺7aの上端と右辺7bの上端との間を繋ぐ直線状の上辺81に沿って設けられている。開口部6の幅は、袋体1の幅bから吊り下げ穴5を形成するために必要な寸法を差し引いた寸法とされており、開口部6によって袋体1の上部の大部分が開口されるようになっている。
開口部6は、開閉自在な閉鎖手段であるチャックシール2で閉鎖されている。チャックシール2は、液体収容バッグ100の内壁の対向する位置に設けられた凸条と凹条が嵌合して閉鎖する構造になっており、必要に応じて開いたり閉じたりすることができる。なお、閉鎖手段は、チャックシール2であることが好ましいが、チャックシール2に限定されるものではなく、例えば、開口部6の形状を円筒状にし、円筒状の開口部6に嵌合する蓋体を用いてもよい。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、袋体1の上辺81に2枚以上のフィルムが溶着されてなるシール部8が形成されており、チャックシール2より上側の部分が密封されている。このことにより、図1に示す液体収容バッグ100においては、液体収容バッグ100の上部内壁の汚染を防止できる。
なお、袋体1の上辺81にシール部8が形成されている場合、開口部6から水あるいは温湯等を供給するためにチャックシール2を開閉する際には、事前に、袋体1の上辺81に形成されたシール部8を取り除く必要がある。図1に示す液体収容バッグ100においては、袋体1の上辺81に形成されたシール部8の除去を容易にするために、左辺7aおよび右辺7bを構成するシール部分8のチャックシール2よりも上部の位置に、切り込みなどからなるノッチ82が設けられている。
図1に示す液体収容バッグ100において、袋体1およびマチ部9は、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリアミド(PA)、ポリエステル(PET)、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのシート状の樹脂フィルムから形成されている。なお、液体収容バッグ100に収容される液体が長期間保存されるものである場合や酸化しやすいものである場合には、樹脂フィルムとして、アルミ箔がラミネートされたものなど、酸素不透過性が付与されたものを用いることが好ましい。また、液体の酸化を防止するために、液体収容バッグ100をアルミ箔などで被覆する等の処置をしてもよい。また、樹脂フィルムは、自立したときに十分な剛性が得られるものとするために、100mN以上の剛性を有するものであることが望ましい。
袋体1は、2枚の樹脂フィルムの周囲がヒートシールされることによって形成されたものであり、袋体1とマチ部9とは、ヒートシールされることによって一体化されている。より詳細には、図1および図2に示すように、内部空間1aの厚み方向におけるマチ部9の縁部が右傾斜部7dと接合され、右傾斜部7dの延在方向におけるマチ部9の下方の端部7fが底辺7eに接合され、右傾斜部7dの延在方向におけるマチ部9の右側の端部7gが右辺7bに接合されている。
また、本実施形態においては、図1(a)に示すように、ヒートシールされることにより2枚以上のフィルムが溶着されてなるシール部8が、左辺7aと、右辺7bと、下辺71と、上辺81とに形成されている。シール部8は、2枚以上のフィルムが溶着されてなるものであるので、1枚のフィルムからなる部分と比較して、高い剛性を有している。
また、本実施形態においては、右傾斜部7dの延在方向におけるマチ部9の両端部7f、7gのシール部8が、折りたたまれたマチ部9と袋体1を構成する2枚の樹脂フィルムからなる4枚の樹脂フィルムが溶着されたものとなっているため、非常に高い剛性を有するものとなっている。このことにより、図1に示す液体収容バッグ100は、マチ部9を底面として自立させたときに優れた安定性が得られるとともに、優れた強度を有するものとされている。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、右傾斜部7dと右辺7bとのなす角θが40°〜60°の範囲であることが好ましい。右傾斜部7dと右辺7bとのなす角θが上記範囲外である場合、マチ部9に対する右傾斜部7dの延在方向の荷重のバランスが悪くなり、マチ部9を底面として自立させたときの安定性が不十分となる場合がある。
また、図1に示す液体収容バッグ100が、袋体1の高さa:245mm、幅b:210mmである400gの経腸栄養剤を収容する内容量400gタイプのものである場合、右傾斜部7dの長さcは75mm〜140mmの範囲であることが好ましく、80mm〜90mmの範囲であることがより好ましい。右傾斜部7dの長さcが上記範囲未満である場合、自立したときのマチ部9の被設置面の面積が不足して、マチ部9を底面として自立させたときの安定性が不十分となる場合がある。また、右傾斜部7dの長さcが上記範囲を超える場合、左傾斜部7cの長さを十分に確保できなくなり、液体出口4を取り付けるためのスペースが十分に確保できない場合がある。
また、マチ部9の右傾斜部7dから内部空間1aの厚み中心線91までの寸法d(以下、折込寸法と呼ぶ場合がある。)は、30mm以上であって右傾斜部7dの長さcの半分以下であることが好ましい。折込寸法dが上記範囲未満である場合、自立したときのマチ部9の被設置面の面積が不足して、マチ部9を底面として自立させたときの安定性が不十分となる場合がある。折込寸法dが上記範囲を超える場合、自立したときにマチ部9が内部空間の厚み方向に十分に開かず、マチ部9を底面として自立させたときの安定性が不十分となる場合がある。
液体出口4は、樹脂からなるものである。液体出口4の先端部は、基部よりも外形が小さくなっており、ゴム管などのチューブが直接接続できるようになっている。また、液体出口4は、図1(a)に示すように、ヒートシールされることにより袋体1と一体化されている。また、液体出口4には、液体出口4を封止する閉鎖部材41が液体出口4の先端部を覆うように取り付けられている。閉鎖部材41は、閉鎖部材41の内壁上端部において液体出口4の基部と螺合されており、螺合されている部分をねじ切ることによって取り外され、取り外した後は再び液体出口4を封止することができないようになっている。
また、本実施形態においては、液体出口4は、2つの側辺7a、7bと直交する下辺71の最下点を通る直線Aと、左傾斜部7c側の側辺7aから延びる直線Bと、左傾斜部7cとに囲まれた領域内に形成されている。液体出口4が上記の領域内に形成されていることで、液体収容バッグ100を平積みして矩形の箱内に収納する際などに、液体出口4が邪魔になったり損傷したりすることを防止できるとともに、液体出口4が上記の領域からはみ出している場合と比較して、箱内の余分なスペースを少なくでき、少ないスペースに効率よく収納できる。
しかも、本実施形態においては、2つの側辺7a、7bが平行な直線状のものであり、2つの側辺7a、7bと直交する下辺71の最下点を通る直線Aと上辺81とが平行となっているので、液体収容バッグ100を矩形の箱に効率よく収納できる。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、袋体1の上部における液体出口4と略対角線上の位置に略円形の吊り下げ穴5が設けられている。吊り下げ穴5が設けられていることにより、液体収容バッグ100を点滴スタンドに吊り下げて使用することができる。また、図1に示す液体収容バッグ100においては、吊り下げ穴5が袋体1の上部における液体出口4と略対角線上の位置に設けられているので、吊り下げ穴5を用いて液体収容バッグ100を吊り下げて使用した場合に、液体収容バッグ100内に収容された液体が、液体収容バッグ100内に残留しにくく、液体収容バッグ100内に収容された液体を容易に出し切ることができる。
なお、吊り下げ手段としては、吊り下げ穴5に限定されず、例えば上部に紐をループ状に固着したものであってもよい。
図1に示す液体収容バッグ100は、例えば、シート状の2枚の樹脂フィルムを重ね合わせ、ヒートシールを行うことにより樹脂フィルムの周囲を溶着して袋状に形成し、上部にチャックシール2を設け、左傾斜部7cに液体出口4を設け、右傾斜部7dにマチ部9を形成する方法などによって製造できる。
また、図1に示す液体収容バッグ100は、例えば、以下のようにして使用できる。まず、予め内部空間1aに濃縮された液状あるいは粉末状の経腸栄養剤が収容されている液体収容バッグ100のノッチ82から切り裂いて、袋体1の上辺81に形成されたシール部8を除去する。次に、チャックシール2を開封して水あるいは温湯を供給し、液体収容バッグ100を揉んで濃縮された経腸栄養剤と水あるいは温湯を混合して、経腸栄養剤を調製する。その後、図2に示すように、経腸栄養剤の収容された液体収容バッグ100を、マチ部9を底面として自立させてワゴンなどの荷台に載せ、使用場所まで移動させる。その後、吊り下げ穴5を用いて液体収容バッグ100を点滴スタンドに吊るし、液体出口4の閉鎖部材41をねじ切って液体出口4の先端部に例えばゴム管タイプの点滴セットを接続する。
図1に示す液体収容バッグ100は、袋体1が、正面視で対向する左辺7aおよび右辺7bと、左辺7aおよび右辺7bの下端間を繋ぐ下辺71とを有し、下辺71は、左辺7aから下に向かって傾斜する左傾斜部7cと、右辺7bから下に向かって傾斜する右傾斜部7dとを有し、左傾斜部7cには液体出口4が形成され、右傾斜部7dにはマチ部9が形成され、マチ部9が内部空間1aに液体を収容したときに内部空間1aの厚み方向に延在して内部空間1aの厚み寸法を広くするものであるので、袋体1の内部空間1aに経腸栄養剤などの液体を収容した状態でマチ部9を底面として自立できる。よって、経腸栄養剤などの液体が収容された液体収容バッグ100を、自立させてワゴンなどの荷台に載せることができ、液体の収容された液体収容バッグ100を容易に使用場所まで移動させることができる。
しかも、図1に示す液体収容バッグ100においては、下辺71の左傾斜部7cには液体出口4が、下辺71の右傾斜部7dにはマチ部9がそれぞれ形成されているので、上辺81に沿って、十分な大きさの開口部6を形成するスペースを容易に確保でき、十分な大きさの開口部6を形成できる。
さらに、図1に示す液体収容バッグ100においては、袋体1の上部に十分な大きさの開口部6が設けられ、開口部6が開閉自在なチャックシール2で閉鎖されたものであるので、衛生的で使用しやすいものとなる。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、右傾斜部7dに自立したときに底面となるマチ部9が形成されているので、自立したときの袋体1の平面視最外部に、左辺7aおよび右辺7bや左傾斜部7cが位置することになり、自立した状態での右傾斜部7dの延在方向におけるマチ部9の両端部7f、7gが、外部と接触しにくいものとなる。
また、左傾斜部7cにマチ部9が形成されているので、左傾斜部7cの延在方向におけるマチ部9の両端部7f、7gに直角以下の角度の尖った部分が形成されにくく、マチ部9の両端部7f、7gに直角以下の角度の尖った部分が形成されている場合と比較して、マチ部9が外部と接触しにくいものとなる。したがって、図1に示す液体収容バッグ100は、マチ部9に衝撃が加わることに起因する液漏れなどの不都合が生じにくいものとなる。
さらに、自立したときの袋体1の平面視最外部に位置する左辺7aおよび右辺7bや左傾斜部7cは、マチ部9と異なり被設置面と接していないので、外部と接触したとしても容易に変形して、液体収容バッグ100の機能に支障を来たすことなく袋体1に加わった衝撃を吸収できる。したがって、図1に示す液体収容バッグ100は、優れた強度を有するものとなる。
これに対し、例えば、特許文献1に記載の有底の注出具付きパウチでは、底部シール部と側面のシール部とが直交しており、底部シール部と側面のシール部とが直交することによって形成された尖ったコーナー部が、自立したときの液体収容部分の平面視最外部に位置している。このため、液体を収容した状態で注出具付きパウチを移動させた場合などに、コーナー部が外部と接触しやすかった。また、底部シール部が、被設置面と接しているので、外部と接触したときに衝撃に対抗して容易に変形しにくく、コーナー部が衝撃を吸収しにくいものであった。このため、特許文献1に記載の有底の注出具付きパウチでは、底部シール部と側面のシール部とのコーナー部に衝撃が加わって、液漏れなどの不都合が生じる恐れがあった。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、マチ部9は、内部空間1aの厚み中心線91に対して対称な平面形状を有するものであり、内部空間1aに液体が収容されていないときには中心線91に沿って折りたたまれているものであるので、内部空間1aに液体が収容されていない状態や、内部空間1aに濃縮された液状あるいは粉末状の経腸栄養剤などの少量の粉末や液体が収容されている状態で、液体収容バッグ100を平らに積み重ねたときに、嵩張らず、少ないスペースに効率よく収納できる。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、マチ部9は、内部空間1aに液体が収容されていないときには左傾斜部7cから内部空間1aの内側に向かって折り込まれているものであるので、左傾斜部7cとマチ部9との境界部分が被設置面となる。このため、マチ部9が左傾斜部7cからはみ出すものである場合と比較して、マチ部9を底面として自立させたときに優れた安定性が得られるものとなる。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、袋体1およびマチ部材9は、樹脂フィルムからなり、袋体1は、2枚の樹脂フィルムの周囲がヒートシールされることによって形成されたものであり、袋体1とマチ部材9とは、ヒートシールされることによって一体化されており、ヒートシールされることにより2枚以上の樹脂フィルムが溶着されてなるシール部8が、左辺7aと右辺7bと下辺71とに形成されているので、左辺7aと右辺7bと下辺71が高い剛性を有するものとなり、マチ部9を底面として自立させたときに左辺7aと右辺7bと下辺71を樹脂フィルムの補強部材として機能させることより、優れた安定性が得られるものとなる。
また、図1に示す液体収容バッグ100においては、右傾斜部7dに自立したときに底面となるマチ部9が形成されているので、例えば、下辺全域にマチ部9が形成されている場合と比較して、自立したときに被設置面と接している面積が小さいものとなる。したがって、図1に示す液体収容バッグ100によれば、複数の液体収容バッグ100を自立して配置させる場合に、少ないスペースに密集して配置させることができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について図面に基づいて説明する。図3は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。図3に示す本実施形態の液体収容バッグ200が、図1に示す液体収容バッグ100と異なるところは、液体収容バッグ200に弱シール部3が設けられていることのみであり、それ以外の構成については同一となっている。したがって、図3に示す本実施形態の液体収容バッグ200において、図1に示す液体収容バッグ100と同一の構成については、その説明について省略若しくは簡略化する。
図3に示すように、液体収容バッグ200には、弱シール部3が設けられている。弱シール部3は、チャックシール2に近接して設けられた容易に剥離可能な隔壁である。本実施形態においては、弱シール部3によって、液体収容バッグ200の内部空間1aが上下に流体密に区画されており、下側の内部空間に濃縮された液状あるいは粉末状の経腸栄養剤が予め収容されている。
弱シール部3は、中央部31が上に突出した形状の所謂山形に形成されるとともに、両端部32が両端部32方向に漸次拡幅されている。このことにより、弱シール部3は、中央部31の1部に生じた剥離が山形の線に沿って伝染して開封するようになっており、中央部31から剥離されることで容易に剥離開封できるものとなっている。また、弱シール部3が、両端部32に向かって漸次拡幅するように形成されていることにより、弱シール部3の両端で生じやすい落下衝撃による弱シール部3の開封を防ぐことができる。弱シール部3の両端部32の幅は、中央部31の幅の2倍以上であるのが好ましく、より好ましくは3倍以上である。なお、弱シール部3は、チャックシール2に近接して設けられるが、余りに近接した位置に設けると弱シール部3の開封の際に誤ってチャックシール2まで開放してしまう虞があるので、5mm以上の間隔を置くことが好ましい。
弱シール部3は、例えば液体収容バッグ200を構成する2枚の樹脂フィルムの間に、弱溶着シートを挟んでヒートシールする方法により形成できる。また、液体収容バッグ200を構成する2枚の樹脂フィルム同士が溶着しない温度に制御して、帯状に外部から加圧する方法によってもできる。
図3に示す液体収容バッグ200は、例えば、以下のようにして使用できる。まず、図1に示す液体収容バッグ100の場合と同様にして、シール部8を除去し、チャックシール2を開封する。次に、弱シール部3を中央部31から剥離して開封し、水あるいは温湯を供給する。その後は、図1に示す液体収容バッグ100の場合と同様にして用いることができる。
図3に示す液体収容バッグ200においても、袋体1が、正面視で対向する左辺7aおよび右辺7bと、左辺7aおよび右辺7bの下端間を繋ぐ下辺71とを有し、下辺71は、左辺7aから下に向かって傾斜する左傾斜部7cと、右辺7bから下に向かって傾斜する右傾斜部7dとを有し、左傾斜部7cには液体出口4が形成され、右傾斜部7dにはマチ部9が形成され、マチ部9が内部空間1aに液体を収容したときに内部空間1aの厚み方向に延在して内部空間1aの厚み寸法を広くするものであるので、袋体1の内部空間1aに経腸栄養剤などの液体を収容した状態でマチ部9を底面として自立できる。
また、図3に示す液体収容バッグ200においても、下辺71の左傾斜部7cには液体出口4が、下辺71の右傾斜部7dにはマチ部9がそれぞれ形成されているので、上辺81に沿って、十分な大きさの開口部6を形成するスペースを確保でき、十分な大きさの開口部6を形成できる。
さらに、図3に示す液体収容バッグ200においては、弱シール部3が設けられているので、チャックシール2の開封時に手で触れる可能性のあるチャックシール2に、内部空間1aに予め収容されている濃縮された経腸栄養剤が付着することがなく、内部空間1aに水等を供給する作業を容易に行うことができる。特に、濃縮された経腸栄養剤が液状である場合に、チャックシール2に経腸栄養剤が付着することを効果的に防止でき、内部空間1aに水等を供給する作業を容易に行うことができる。
また、図3に示す液体収容バッグ200においては、弱シール部3が設けられているので、内部空間1aに予め収容されている濃縮された経腸栄養剤の品質が劣化することを効果的に防止することができ、濃縮された経腸栄養剤を長期間保存することができる。また、弱シール部3が容易に剥離可能なものであるので、弱シール部3を設けることでバージンプルーフ機能が得られ、濃縮された経腸栄養剤の収容された液体収容バッグ200を製造する際の検査工程などにおいて、安全性のチェックを行うことができる。また、弱シール部3は、中央部31が山形で両端部32に向かって漸次拡幅されたものであるので、開封が容易で、落下衝撃などによる弱シール部3の開封を防止できるものとなる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態について図面に基づいて説明する。図4は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。図4に示す本実施形態の液体収容バッグ300が、図3に示す液体収容バッグ200と異なるところは、液体収容バッグ300に設けられている弱シール部33のみであり、それ以外の構成については同一となっている。したがって、図4に示す本実施形態の液体収容バッグ300において、図3に示す液体収容バッグ200と同一の構成については、その説明について省略若しくは簡略化する。
図4に示すように、液体収容バッグ200には、直線状の弱シール部33がチャックシール2に沿って設けられている。弱シール部33は、チャックシール2に近接して設けられた容易に剥離可能な隔壁であり、チャックシール2と一体成形された部材としての成形物である。
本実施形態においては、弱シール部33が、チャックシール2と一体成形された部材としての成形物であるので、チャックシール2と一体成形された成形物をチャックシール2とともに取り付けることにより、弱シール部33を形成できる。したがって、本実施形態においては、図3に示す液体収容バッグ200の弱シール部3を形成する場合のように、弱溶着シートを挟んでヒートシールしたり、液体収容バッグ200を構成する2枚の樹脂フィルム同士が溶着しない温度に制御して帯状に外部から加圧したりする弱シール部3を形成するための製造工程を行う必要はなく、製造工程を簡略化することができる。
図4に示す液体収容バッグ300は、図3に示す液体収容バッグ200の場合と同様にして用いることができる。
図4に示す液体収容バッグ300においても、図3に示す液体収容バッグ200の場合と同様に、袋体1の内部空間1aに経腸栄養剤などの液体を収容した状態でマチ部9を底面として自立できるとともに、上辺81に沿って、十分な大きさの開口部6を形成するスペースを確保でき、十分な大きさの開口部6を形成できる。
さらに、図4に示す液体収容バッグ300においても、図3に示す液体収容バッグ200の場合と同様に、弱シール部33が設けられているので、内部空間1aに水等を供給する作業を容易に行うことができる、濃縮された経腸栄養剤を長期間保存することができる、バージンプルーフ機能が得られるなどの効果が得られる。
なお、上記の実施形態においては、液体収容バッグに収容する液体が経腸栄養剤である場合を例に挙げて説明したが、液体収容バッグに収容する液体は、経腸栄養剤でなくてもよく、経腸栄養剤に限定されない。
(他の例)
次に本発明の液体収容バッグの他の例を図面に基づいて説明する。図5〜図8は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。
図5に示す本実施形態の液体収容バッグ400が、図4に示す液体収容バッグ300と異なるところは、袋体1の高さと幅のバランスのみであり、それ以外の構成については同一となっている。図5に示す液体収容バッグ400では、図4に示す液体収容バッグ300と比較して縦長となっている。図5に示す液体収容バッグ400においては、袋体1が縦長であるので、マチ部9を底面として自立させたときの、マチ部9に対する右傾斜部7dの延在方向の荷重のバランスを考慮して、右傾斜部7dと右辺7bとのなす角θを大きくすることが好ましく、具体的には例えば50°〜60°の範囲とすることが好ましい。
また、図6に示す本実施形態の液体収容バッグ500が、図4に示す液体収容バッグ300と異なるところは、液体出口4と吊り下げ穴51のみであり、それ以外の構成については同一となっている。
図6に示す液体収容バッグ500に備えられている液体出口4は、樹脂などからなるノズル42であり、ヒートシールされることにより袋体1と一体化された円筒状の接合部42bと、接合部42bの先端に着脱可能に取り付けられた蓋42aとを有している。蓋42aの頂部には、略円錐状の排出口42dが形成されている。排出口42dには、ゴム管などのチューブが直接接続できるようになっており、排出口42dを覆うキャップ42cが被せられている。接合部42bの先端は、アルミ箔などからなる封止部材で封止されており、いったん蓋42aを外して封止部材を剥離して除去した後、再び蓋42aを取り付けることにより、排出口42dから内部空間1a内の液体を供給できるようになっている。
また、図6に示す液体収容バッグ500に備えられている吊り下げ穴51は、略正三角形であり、一辺が近い側の側辺(図6においては右辺7b)と略平行となっている。
また、図7に示す本実施形態の液体収容バッグ600が、図6に示す液体収容バッグ500と異なるところは、吊り下げ穴52のみであり、それ以外の構成については同一となっている。図7に示す液体収容バッグ600に備えられている吊り下げ穴52は、弱シール部33と側辺(図7においては右辺7b)との間から上辺81までの広い領域にわたって設けられており、図6に示す液体収容バッグ500と比較して、大きさの大きいものとなっている。このため、図7に示す液体収容バッグ600は、点滴スタンドなどに容易に吊るすことができる作業性に優れたものとなっている。
また、図8に示す本実施形態の液体収容バッグ700が、図4に示す液体収容バッグ300と異なるところは、液体出口4と、吊り下げ穴53と、開口部6の設けられている位置のみであり、それ以外の構成については同一となっている。
図8に示す液体収容バッグ700に備えられている液体出口4は、樹脂などからなるキャップ43であり、ヒートシールされることにより袋体1と一体化された円筒状の接合部と、接合部の先端に取り付けられた蓋とを有している。
また、図8に示す液体収容バッグ700に備えられている吊り下げ穴53は、上辺81と側辺(図8においては右辺7b)との一角に、袋体1の外形形状に沿って形成されている。
また、図8に示す液体収容バッグ700に備えられている開口部6は、上辺81と、吊り下げ穴53と反対側の側辺(図8においては左辺7a)との一角に斜めに設けられている。図8に示すように、開口部6の延在方向は、チャックシール2、弱シール部3、右傾斜部7dの延在方向と平行となっている。図8に示す液体収容バッグ700においては、開口部6の延在方向が、右傾斜部7dの延在方向と平行となっているので、袋体1の内部空間1aに経腸栄養剤などの液体を収容した状態でマチ部9を底面として自立させたときに、水面が開口部6と略並行となり、開口部6から液体がもれにくいものとなる。
〔試験例〕
表1に示す袋体1の高さa、幅b、右傾斜部7dと右辺7bとのなす角θ、右傾斜部7dの長さc、マチ部9の右傾斜部7dから内部空間1aの厚み中心線91までの寸法d(折込寸法)、右傾斜部7dの長さcに対する折込寸法の割合((d/c)×100(%))の試験例1〜14の図1に示す液体収容バッグを作成した。なお、シール部8の幅は10mmであった。
Figure 2009219635
試験例1〜14の液体収容バッグの袋体1およびマチ部材9を構成する樹脂フィルムとしては、PET(12)/蒸着PET(12)/PA(15)/CPP(50)(()内は厚み、μm)がこの順で積層されたプラスチック製ラミネートシートを用いた。そして、ループスティフネステスター(株式会社東洋精機製作所製)を用い、常温下で幅25mm、円周150mmのループの反発力を測定することにより、試験例1〜14の液体収容バッグに用いた樹脂フィルムの剛性を測定した。その結果を表1に示す。
また、試験例1〜14の液体収容バッグを用いて以下に示す安定性評価を行った。
「安定性評価」
水平面に対して5°傾けて設置したターンテーブル上に、表1に示す内容量(重量)の水の入れられた試験例1〜14の液体収容バッグを設置し、ターンテーブルを回転させて、液体収容バッグが倒れた場合を×、倒れなかった場合を○と評価した。その結果を表1に示す。
表1に示すように、右傾斜部7dと右辺7bとのなす角θは40°〜60°の範囲であることが好ましいことが分かった。また、右傾斜部7dの長さcは75mm以上であることが好ましいことが分かった。また、折込寸法dは、30mm以上であって右傾斜部7dの長さcの半分以下であることが好ましいことが分かった。
図1は、本発明の液体収容バッグの一例を示した図面である。 図2は、図1に示す液体収容バッグの使用状態の一例を示した図であり、袋体の内部空間に液体を収容した状態でマチ部を底面として自立させた状態を示した斜視図である。 図3は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。 図4は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。 図5は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。 図6は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。 図7は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。 図8は、本発明の液体収容バッグの他の一例を示した正面図である。
符号の説明
1…袋体、1a…内部空間、2…チャックシール、3、33…弱シール部、4…液体出口、5…吊り下げ穴、6…開口部、7a…左辺(側辺)、7b…右辺(側辺)、7c…左傾斜部(一方の傾斜部)、7d…右傾斜部(他方の傾斜部)、7e…底辺、8…シール部、9…マチ部、41…閉鎖部材、91…中心線、71…下辺、81…上辺、82…ノッチ、100、200、300…液体収容バッグ。

Claims (8)

  1. 袋体の内部空間に液体を収容する液体収容バッグであって、
    前記袋体は、正面視で対向する2つの側辺と、前記2つの側辺の下端間を繋ぐ下辺とを有し、前記下辺は、前記2つの側辺からそれぞれ下に向かって傾斜する2つの傾斜部を有し、
    前記2つの傾斜部のうち一方の傾斜部には、液体出口が形成され、
    他方の傾斜部には、前記内部空間に液体を収容したときに前記内部空間の厚み方向に延在して前記内部空間の厚み寸法を広くするマチ部が形成されていることを特徴とする液体収容バッグ。
  2. 前記マチ部は、前記内部空間の厚み中心線に対して対称な平面形状を有するものであり、前記内部空間に液体が収容されていないときには前記中心線に沿って折りたたまれているものであることを特徴とする請求項1に記載の液体収容バッグ。
  3. 前記マチ部は、前記内部空間に液体が収容されていないときには前記他方の傾斜部から前記内部空間の内側に向かって折り込まれているものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体収容バッグ。
  4. 前記袋体および前記マチ部は、樹脂フィルムからなり、
    前記袋体は、2枚の樹脂フィルムの周囲がヒートシールされることによって形成されたものであり、前記袋体と前記マチ部とは、ヒートシールされることによって一体化されており、
    前記ヒートシールされることにより2枚以上の前記樹脂フィルムが溶着されてなるシール部が、少なくとも前記2つの側辺および前記下辺に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の液体収容バッグ。
  5. 前記袋体の上部に開口部が設けられ、前記開口部が開閉自在な閉鎖手段で閉鎖されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の液体収容バッグ。
  6. 前記2つの側辺が平行であり、
    液体出口が、前記2つの側辺と直交する前記下辺の最下点を通る直線と、前記一方の傾斜部側の側辺から延びる直線と、前記一方の傾斜部とに囲まれた領域内に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の液体収容バッグ。
  7. 前記液体が、経腸栄養剤であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の液体収容バッグ。
  8. 前記樹脂フィルムが、100mN以上の剛性を有するものであることを特徴とする請求項4に記載の液体収容バッグ。

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