JP2009219320A - 回路構成体、回路構成体の製造方法および電気接続箱 - Google Patents

回路構成体、回路構成体の製造方法および電気接続箱 Download PDF

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Abstract

【課題】射出成形時の樹脂の設定温度が非常に高い場合であっても絶縁性の低下を防ぐことが可能な回路構成体、回路構成体の製造方法および電気接続箱を提供する。
【解決手段】複数本のバスバー11と、前記複数本のバスバー11を一体化するようにインサート成形された樹脂成形部20とを備えた回路構成体10であって、前記バスバー11の表面にはメッキが施されたものにおいて、前記樹脂成形部20は、隣り合う前記複数本のバスバー11間に埋め込まれた絶縁部21と、前記複数本のバスバー11のうち前記絶縁部21により絶縁された部分を外部に露出する開口部22とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数本のバスバーをインサート成形により一体化してなる回路構成体と、この回路構成体の製造方法と、回路構成体をケースに収容してなる電気接続箱とに関する。
従来より、複数本のバスバーをインサート成形により樹脂で一体化してなる回路構成体が知られている(例えば特許文献1)。この回路構成体は、バスバーが樹脂により一体化されたことで均熱性が向上し、またバスバー間が樹脂により絶縁されたことで、例えば空気で絶縁された場合に比べて絶縁性が向上している。
特開2003−243562公報
ところで、射出成形時の樹脂の設定温度を、バスバーの表面に施されたメッキ(例えば錫メッキ)の融点よりも高くしなければならない場合がある。そのようなことになる事情として、例えば以下の事情がある。電子部品をバスバーに接続する際、近年においては、環境面からの要請により、鉛を使用しない鉛フリー半田の使用が求められている。鉛フリー半田の融点は、鉛を多く含む半田の融点よりも高いため、電子部品を実装する際のリフロー処理の温度を、従来よりも高温とせざるを得ない。このため、バスバーを一体化する樹脂として、リフロー処理時の高温に耐え得る樹脂であって、その中でも比較的安価な熱可塑性樹脂を使用したいという要望がある。
射出成形時の設定温度が、バスバーの表面に施されたメッキ(例えば錫メッキ)の融点よりも高い場合には、インサート成形時に溶融樹脂の熱によりバスバーが高温になり、その温度がメッキの融点を超えると、メッキが溶融して樹脂に混ざってしまうおそれがある。メッキが樹脂に混ざり込むと、バスバー間の絶縁性の低下を招くことになるので問題である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、射出成形時の樹脂の設定温度が非常に高い場合であっても絶縁性の低下を防ぐことが可能な回路構成体、回路構成体の製造方法および電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明の回路構成体は、表面にメッキが施された複数本のバスバーと、前記複数本のバスバーを一体化するようにインサート成形された樹脂成形部とを備えた回路構成体であって、前記樹脂成形部は、隣り合う前記複数本のバスバー間に埋め込まれた絶縁部と、前記複数本のバスバーのうち前記絶縁部により絶縁された部分を外部に露出する開口部とを有することに特徴を有する。
このような構成によれば、複数本のバスバーのうち樹脂成形部の開口部から外部に露出する部分に、金型を直接接触させた状態にして、インサート成形することができる。これにより、インサート成形時に溶融樹脂からバスバーに伝わる熱は金型へ伝達されるから、バスバーが高温になってメッキが溶融してしまう事態を回避できる。したがって、射出成形時の設定温度が非常に高い場合においても絶縁性の低下を防ぐことができる。
また、前記開口部は、前記複数本のバスバーのうち電子部品が接続される接続面を外部に露出するものであり、前記絶縁部と前記接続面とは段差のない平坦面を形成しているものとしてもよい。このような構成によれば、複数本のバスバーのうち電子部品が接続される接続面と絶縁部とが平坦面を形成しているから、電子部品の表面実装を行いやすい。
また、前記開口部は、前記複数本のバスバーのうち電子部品が接続される接続面を外部に露出するものであり、前記樹脂成形部は、前記開口部が設けられた側の面に、前記電子部品の位置決めを行う位置決め部を有するものとしてもよい。これにより、電子部品の実装を容易に行うことができる。
前記樹脂成形部は、前記開口部を囲って立ち上がる枠部を有しているものとしてもよい。このような構成によれば、枠部内に充填材を投入し、バスバーのうち開口部から外部に露出した部分を充填材により覆うことができるから、水を介したバスバー間の短絡を防止することができる。
前記複数本のバスバーは、外部との導通接続を行う端子部を有し、前記端子部は、前記樹脂成形部から外側へ突出する形状であるものとしてもよい。このような構成によれば、端子部を直接金型で挟み込んでバスバーを支持させた状態で、インサート成形することができる。これにより、インサート成形時に溶融樹脂からバスバーに伝わる熱は、バスバーのうち開口部から外部に露出する部分だけでなく端子部からも金型へ伝わるから、バスバーが高温になることをより確実に回避することができる。
また、前記複数本のバスバーは、外部との導通接続を行う端子部を有し、前記端子部は、前記枠部の立ち上がり端面から外側へ面一に突出する形状であるものとしてもよい。これにより、金型のうち枠部を形成する部分と端子部を挟む部分とを平坦な面にすることができるから、金型の形状を簡素化することができる。
また、前記開口部は、前記複数本のバスバーの表裏両側に形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、複数本のバスバーの表裏両面に金型を直接接触させた状態にして、インサート成形することができる。したがって、バスバーの片面のみから熱を逃がすだけでなく、両面から熱を逃がすことができ、バスバーが高温になることをより確実に抑えることができる。
本発明の電気接続箱は、表面にメッキが施された複数本のバスバーと、前記複数本のバスバーを一体化するようにインサート成形された樹脂成形部とを有する回路構成体と、前記回路構成体を収容するケースとを備えた電気接続箱であって、前記樹脂成形部は、隣り合う前記複数本のバスバー間に埋め込まれた絶縁部と、前記複数本のバスバーのうち前記絶縁部により絶縁された部分を外部に露出する開口部とを有することに特徴を有する。
本発明の回路構成体の製造方法は、表面にメッキが施された複数本のバスバーと、前記複数本のバスバーを一体化するようにインサート成形された樹脂成形部とを備え、この樹脂成形部が、隣り合う前記複数本のバスバー間に埋め込まれた絶縁部と、前記複数本のバスバーのうち前記絶縁部により絶縁された部分を外部に露出する開口部とを有する回路構成体の製造方法であって、前記複数本のバスバーのうち前記開口部から外部に露出する部分に金型を当てた状態にして前記金型内に溶融樹脂を射出することに特徴を有する。
本発明によれば、射出成形時の樹脂の設定温度が非常に高い場合であっても絶縁性の低下を防ぐことが可能な回路構成体、回路構成体の製造方法および電気接続箱を提供することができる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1〜図9によって説明する。
本実施形態における電気接続箱P1は、バッテリー等の電源(図示せず)と、ヘッドランプ、ワイパー等の車載電装品(図示せず)との間に接続されて、各種車載電装品の通電及び断電を行うものである。この電気接続箱P1は、複数本のバスバー11と、複数本のバスバー11を一体化するようにインサート成形された樹脂成形部20とを備えた回路構成体10を、ケース30に収容してなるものである。以下、各構成部材において、図2の上側を表方、下側を裏方、左手前側を下方、右奥側を上方として説明する。
複数本のバスバー11は、平板状の導電板を回路形状に沿って打ち抜いた後、所要の端部を折り曲げて加工したものである。複数本のバスバー11は、インサート成形される前の段階ではタイバーにより連結されており、インサート成形後にタイバーが分断されて回路毎に切り離された状態になる。なお、図面には、タイバーが切断された切断部11Aを示した。
複数本のバスバー11は、折り曲げ加工された端部を除く中間部14が、互いに狭い間隔を空けて同一平面状に並列されている。並列された複数本のバスバー11は、表裏方向から見ると横長の略長方形状をなす。
バスバー11のうち折り曲げ加工された端部は、それぞれ後述するヒューズ33に導通接続するヒューズ側端子部12と、相手側コネクタの端子15B(図示せず)に導通接続するコネクタ側端子部13を構成する。なお、ヒューズ側端子部12とコネクタ側端子部13とは、本発明の端子部に該当する。
ヒューズ側端子部12は、バスバー11の上端部を表方へ略直角に屈曲させてなるヒューズ側立上部12Aの上端から、後方へ向かって略直角に屈曲された部分である(図5参照)。ヒューズ側端子部12の先端は2股に分かれた形状をなし、ヒューズ33の端子33Aを挟持可能とされ、後述するヒューズ装着部32A内に挿入されてヒューズ33に接続する。ヒューズ側端子部12は4つ設けられ、左右方向(図4の左右方向)にほぼ等間隔に配されている。全てのヒューズ側端子部12は、中間部14から等しい寸法分だけ表側へ離間した位置において、中間部14と略平行に延びる形状をなす。
コネクタ側端子部13は、バスバー11の下端部を表方へ略直角に屈曲させてなるコネクタ側立上部13Aの上端から、下方へ向かって略直角に屈曲された部分である(図5参照)。コネクタ側端子部13は、3本ずつ4箇所にわけて設けられ、後述するロアケース31のコネクタ嵌合部31A内に配されて、コネクタ嵌合部31Aに嵌合した相手側コネクタ(ワイヤハーネスを介して車載電装品等と接続されたコネクタ)に接続する。コネクタ側立上部13Aは、ヒューズ側立上部12Aの高さ寸法の約2倍の寸法を備えている。全てのコネクタ側端子部13は、中間部14から等しい寸法分だけ表側へ離間した位置において、中間部14と略平行に延びる形状をなす。
バスバー11の表面には、酸化防止やはんだ付け性の改善を目的として、耐酸化性やはんだ濡れ性に優れた図示しない錫メッキ(融点は232度)が施されている。
複数本のバスバー11には、インサート成形により樹脂成形部20が一体化されている。樹脂成形部20は、熱可塑性樹脂(PBT、PPSまたはPEEK等)よりなり、隣り合う複数本のバスバー11の中間部14の間に埋め込まれた絶縁部21と、複数本のバスバー11のうち絶縁部21により絶縁された部分を外部に露出する開口部22とを有する。
絶縁部21は、隣り合うバスバー11の中間部14の間に隙間なく充填されている。この絶縁部21を介してバスバー11の中間部14は一体化され、一体化した絶縁部21と中間部14とを表裏方向から見ると、横長の略長方形の一枚板状をなす。絶縁部21の表面は中間部14の表面と面一とされ、絶縁部21とバスバー11の中間部14とは段差のない平坦な面を形成している(図5参照)。
開口部22は、樹脂成形部20のうちバスバー11の中間部14の表側の縁に沿って開口する部分、言い換えると、絶縁部21に囲われてなる部分である。すなわち、開口部22の開口寸法は、バスバー11の幅寸法と一致している。開口部22は、全てのバスバー11の中間部14に対して設けられ、全てのバスバー11の中間部14は、開口部22を介して表側に露出している。以後、バスバー11の中間部14のうち開口部22から表側(外部)に露出する部分を露出面14Aと称する。露出面14Aは、全てのバスバー11の中間部14の表面のうち、後述する枠部23と位置決め部とが配置された部分を除いた全範囲である。
バスバー11の中間部14の表面は、リレー15および抵抗素子16(本発明の電子部品に該当する)が接続される接続面である。本実施形態においては、4つのリレー15と4つの抵抗素子16とが実装されている。
リレー15は、回路構成体10の長手方向にほぼ等間隔で並列して配される。リレー15は、略直方体をなす本体15Aと、この本体15Aの上下両面に設けられた端子15Bとを備えている。リレー15の端子15Bは、本体15Aの裏面から上方および下方へそれぞれ延出している。
抵抗素子16は、リレー15に隣接して配される。抵抗素子16は、軸方向に長い略円筒形をなす本体16Aと、本体16Aの長手方向の両端から延出する端子16Bとを有している。リレー15の端子15Bおよび抵抗素子16の端子16Bは、それぞれバスバー11の露出面14Aに配され、鉛フリーの半田により半田付けされて電気的に接続される。
樹脂成形部20は、開口部22を囲って立ち上がる枠部23を有している。枠部23は、バスバー11の中間部14の周囲に沿って表方へ立ち上がる形状をなし、複数の開口部22を一括して囲っている。枠部23は、表側から見ると、横長の略長方形の枠状をなし、詳しくは、中間部14の下縁に沿う下枠部23Lと、中間部14の上縁に沿う上枠部23Uと、中間部14の両側縁に沿う側枠部23Sとを備えている(図14参照)。
下枠部23Lは、コネクタ側立上部13Aに沿って立ち上がり、コネクタ側立上部13Aの表側端までを埋設している(図5参照)。そして、下枠部23Lの表側端から下方へ向かって、コネクタ側端子部13が突出している。コネクタ側端子部13は、下枠部23Lの表側端面(枠部23の立ち上がり端面)と面一に延びている。
上枠部23Uは、ヒューズ側立上部12Aに沿って立ち上がり、ヒューズ側立上部12Aの表側端までを埋設している(図5参照)。そして、上枠部23Uの表側端から上方へ向かって、ヒューズ側端子部12が突出している。ヒューズ側端子部12は、上枠部23Uの表側端面(枠部23の立ち上がり端面)と面一に延びている。
樹脂成形部20は、表側面(開口部22が設けられている側の面)に、リレー15および抵抗素子16の位置決めを行う第1位置決め部24および第2位置決め部25(本願の位置決め部に該当する)を有する。
第1位置決め部24は、リレー15の下端位置を決めるものであり、略直方体をなして表方へ突出する形状である。第1位置決め部24は4つ設けられ、回路構成体10の下端寄りの位置において回路構成体10の左端(図4の左端)の位置から右側に一定間隔をあけて配置されている。第1位置決め部24の上側の面に、リレー15の本体15Aの下面の左側部分(端子15Bが延出していない側の部分)を当接させるようにして配置することで、リレー15の上下方向の位置が決まる。
第2位置決め部25は、リレー15の幅方向の位置と、抵抗素子16との位置を決めるものである。第2位置決め部25は4つ設けられ、回路構成体10の上下方向略中央位置において右端(図4の右端)の位置から左側に一定間隔(リレー15の本体15Aの幅寸法よりも若干大きい寸法)をあけて配置されている。第2位置決め部25は、左右方向に細長い略直方体状をなして表方に突出する形状である。第2位置決め部25の表側面には、上下方向(第2位置決め部25の短手方向)に延びる溝部25Aが形成されている。この溝部25Aに抵抗素子16の本体16Aの中央部分(本体16Aの端部に比べて径が細い部分)を載置することにより、抵抗素子16の上下方向の位置決めがなされるとともに、抵抗素子16の端子16Bがバスバー11の露出面14Aに接近して配される。また、隣り合う第2位置決め部25の間にリレー15の本体15Aを配置することにより、リレー15の左右方向の位置が決まる。なお、左端に配されたリレー15は、第2位置決め部25と、左側の側枠部23Sに突設された補助位置決め部26とにより左右方向の位置決めがなされる。
そして、樹脂成形部20の枠部23内には、例えば合成樹脂からなる充填材(図示せず)が充填される。充填材は、バスバー11の露出面14Aの全面と、露出面14Aに接続された端子15B,16Bを覆うものである。
樹脂成形部20は、バスバー11の裏面を覆う底壁27を備えている。この底壁27は、バスバー11の中間部14の裏面全体を隙間なく覆うものであり、裏方から見ると、横長の略長方形状をなしている。底壁27の厚さ寸法(上下方向寸法)は、バスバー11の板厚寸法の2倍よりも大きい寸法とされている。通電時にリレー15から発熱された熱は、バスバー11から絶縁部21および底壁27に分散して伝わるため、回路構成体10の均熱性は高い。
電気接続箱P1は、回路構成体10を収容するケース30を備えている。ケース30は、回路構成体10に対して下側から組み付けられるロアケース31と、上側から組み付けられるアッパーケース32とを有している。
ロアケース31は合成樹脂製であって上方に開口する形態をなし、下端部には、下方に開口するコネクタ嵌合部31Aが設けられている。コネクタ嵌合部31Aには、図示しない相手側コネクタが嵌合される。
アッパーケース32は合成樹脂製であって、下方に開口する形態をなし、上端部には、ヒューズ33を装着可能なヒューズ装着部32Aが設けられている。ヒューズ装着部32A内には複数のヒューズ33(本実施形態では4つ)が装着されている。
アッパーケース32とロアケース31とは、互いを組付状態に保持するロック部34を備えている。また、アッパーケース32とロアケース31とは、回路構成体10に組み付けられたときに回路構成体10の底壁27を外部に露出させる切欠部35を備えている。回路構成体10、アッパーケース32およびロアケース31を組み付けると、切欠部35が回路構成体10の底壁27で塞がれた状態になる。なお、本実施形態の電気接続箱P1は、コネクタ嵌合部31Aが下側に開口する姿勢で車両に搭載される。
電気接続箱P1は、金属板材をプレス加工して形成した分岐バスバー40を備えている。分岐バスバー40は、ヒューズ装着部32A内に挿入されてヒューズ33と接続する複数(本実施形態では4つ)の第1端子41と、ロアケース31のコネクタ嵌合部31Aに配されて図示しない相手側コネクタ(ワイヤハーネスを介してバッテリー等の電源と接続されたコネクタ)と接続する第2端子4215Bとを有している。分岐バスバー40は、回路構成体10の表側に配されてケース30内に収容される。
次に、電気接続箱P1の製造工程の一例を説明する。
まず、タイバーによって接続された状態の複数本のバスバー11を、金型50内に設置する。金型50は、バスバー11の表側に配される第1金型51と、裏側に配される第2金型52とを有している(図8および図9)。このとき、第1金型51および第2金型52の間(第1金型51および第2金型52の対向面の間)にバスバー11のヒューズ側端子部12とコネクタ側端子部13とを挟み込んで、バスバー11を設置する。すると、バスバー11の中間部14の表面のうち露出面14Aとなる部分の全面に第1金型51が当接して面接触した状態で、バスバー11が支持される。そして、第1金型51と第2金型52との間に形成された空間に、所定の温度に設定した溶融樹脂Mを射出して充填する。
すると、溶融樹脂Mの熱はバスバー11に伝わり、バスバー11の露出面14Aから第1金型51伝わる。ここで、金型とバスバーとの接触部分の面積が非常に小さく、溶融樹脂Mの熱がバスバーから十分逃げることができない場合には、バスバーが高温になり、その温度が、表面に施されたメッキの融点に達すると、メッキが溶融して溶融樹脂Mに混ざり込み、バスバー間の絶縁性の低下を招くおそれがある。しかしながら、本実施形態によれば、バスバー11は、中間部14の表面のほぼ全面を、第1金型51に直接接触させた状態にして、インサート成形することができる。これにより、インサート成形時に溶融樹脂Mからバスバー11に伝わる熱は、広い接触面積を介して十分に金型50へ伝達されるから、バスバー11が高温になることを防ぐことができる。したがって、溶融樹脂Mの設定温度が、錫メッキの融点よりも高温であったとしても、バスバー11が高温になってメッキが溶融してしまう事態を回避でき、もって絶縁性の低下を防ぐことができる。
また、溶融樹脂Mは、バスバー11に当る前に第1金型51または第2金型52に接触させることでも、バスバー11および表面に施されたメッキの温度上昇を抑えることができる。これにより、バスバー11が高温になってメッキが溶融してしまう事態を回避できるから、絶縁性の低下を防ぐことができる。
そして、溶融樹脂Mが固化した後、第1金型51と第2金型52とを離型する。次いで、バスバー11同士を連結するタイバーを切断すると、バスバー11が樹脂成形部20により一体化された回路構成体10が形成される。
次に、リレー15を、第1位置決め部24と第2位置決め部25とに本体15Aを当接させるようにして設置し、また抵抗素子16を、第2位置決め部25の溝部25Aに本体16Aを載置して設置する。すると、リレー15および抵抗素子16は、それぞれ正規の位置に配置される。その後、リレー15および抵抗素子16の端子15B,16Bをバスバー11の露出面14Aに半田付けにより接続する。そして、回路構成体10を、枠部23が上方に立ち上がる向きに設置して、枠部23内に液状の充填材を充填して固化させる。充填材は、バスバー11の露出面14Aとリレー15および抵抗素子16の端子15B,16Bに接触してこれらを覆う高さ位置まで充填する。
次いで、ロアケース31の上方から回路構成体10を差し入れるようにして、ロアケース31のコネクタ嵌合部31A内にバスバー11のコネクタ側端子部13を突出させ、ロアケース31と回路構成体10とを組み付ける。次に、アッパーケース32を、ロアケース31及び回路構成体10に対して上方から差し入れるようにして組み付ける。すると、アッパーケース32とロアケース31とに設けられたロック部34が係合して、ロアケース31、回路構成体10およびアッパーケース32が一体に組み付けられ、これにより電気接続箱P1が完成する。
以上説明したように実施形態1によれば、樹脂成形部20は、複数本のバスバー11のうち絶縁部21により絶縁された部分を外部に露出する開口部22を有するから、バスバー11のうち開口部22から外部に露出する部分に、金型50を直接接触させた状態にして、インサート成形することができる。これにより、インサート成形時に溶融樹脂Mからバスバー11に伝わる熱は金型50へ伝達されるから、バスバー11が高温になってメッキが溶融してしまう事態を回避できる。したがって、射出成形時の設定温度がバスバー11の表面に施されたメッキの融点よりも高い場合であっても絶縁性の低下を防ぐことができる。
また、バスバー11のうちリレー15および抵抗素子16が接続される露出面14Aと絶縁部21とが平坦面を形成しているから、これらの表面実装を行いやすい。さらに、バスバー11の露出面14Aと絶縁部21とが平坦面とされることにより、第1金型51のうちバスバー11の露出面14Aと面接触する部分を平坦な面とすることができる。これにより、例えばバスバー11の回路形状を変更した場合に、第1金型51の形状を変更しなくて済む。
また、樹脂成形部20は、リレー15および抵抗素子16の位置決めを行う第1位置決め部24および第2位置決め部25を有している。これにより、リレー15および抵抗素子16を回路構成体10の所定位置に容易に配置することができ、またリレー15および抵抗素子16が半田付される際の位置のずれを防止することができる。したがって、リレー15および抵抗素子16の実装を容易に行うことができる。
また、樹脂成形部20は、開口部22を囲って立ち上がる枠部23を有しているから、リレー15および抵抗素子16を実装した後に枠部23内に液状の充填材を投入することができる。これにより、バスバー11の露出面14Aが充填材により覆われて防水され、もって水を介したバスバー11間の短絡を防止することができる。
さらに、複数本のバスバー11は、ヒューズ側端子部12およびコネクタ側端子部13を有し、これらの端子部12,13は、樹脂成形部20から外側へ突出する形状である。これにより、端子部12,13を直接金型50で挟み込んで複数本のバスバー11を支持させた状態で、インサート成形することができる。したがって、インサート成形時に溶融樹脂Mからバスバー11に伝わる熱は、バスバー11の露出面14Aからだけでなく、ヒューズ側端子部12とコネクタ側端子部13の表面および裏面からも、第1金型51および第2金型52へ伝わるから、バスバー11が高温になることをより確実に回避することができる。
加えて、ヒューズ側端子部12およびコネクタ側端子部13は、枠部23の立ち上がり端面と面一に延びる形状である。これにより、第1金型51のうち枠部23の表側の端面を形成する部分とこれら端子部12,13を挟む部分とを平坦な面にすることができるから、金型50の形状を簡素化することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係る電気接続箱P2を図10〜図16によって説明する。
本実施形態の電気接続箱P2は、樹脂成形部20のバスバー11を露出させる開口部が、バスバー11の表裏両面側に形成されている点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態の電気接続箱P2は、実施形態1と同様、複数本のバスバー11と、複数本のバスバー11を一体化するようにインサート成形された樹脂成形部20とを備えた回路構成体10を、ケース30に収容してなるものである。
樹脂成形部20は、隣り合う複数本のバスバー11間に埋め込まれた絶縁部21と、複数本のバスバー11のうち絶縁部21により絶縁された部分を外部に露出する開口部(表側開口部60および裏側開口部61)とを有する。絶縁部21の表面および裏面は中間部14の表面および裏面と面一とされ、絶縁部21の表裏両面と中間部14の表裏両面とは段差のない平坦な面を形成している(図13および図14参照)。
表側開口部60は、実施形態1の開口部22と同様の形態をなし、表側開口部60から外部に露出する部分は、実施形態1の露出面14Aと同様の形態をなしている。以後、表側開口部60から外部に露出する部分を、表側露出面62と称する。
バスバー11の裏面側に形成された裏側開口部61は、樹脂成形部20のうちバスバー11の中間部14の裏縁に沿って開口する部分であり、全てのバスバー11の中間部14の裏面は、裏側開口部61を介して露出している。裏側開口部61から外部に露出する裏側露出面63は、全てのバスバー11の中間部14の裏面のうち、後述する枠底壁64が配置された部分を除いた全範囲である。
樹脂成形部20は、実施形態1の底壁27の替わりに、バスバー11の中間部14の裏面の周縁部を覆う枠底壁64を備えている。枠底壁64は、裏方から見ると横長の略長方形の枠状をなし、複数の裏側開口部61を一括して囲っている(図11参照)。詳しくは、枠底壁64は、中間部14の下縁に沿う下底部64Lと、中間部14の上縁に沿う上底部64Uと、中間部14の両側縁に沿う側底部64Sとを備えている。枠底壁64の厚さ寸法(上下方向寸法)は、バスバー11の板厚寸法の2倍よりも大きい寸法とされている。
枠底壁64の下底部64Lおよび上底部64Uは、枠部23Sの下枠部23Lおよび上枠部23Uよりも上下方向の幅寸法がともに大きくされている(図13参照)。そして、枠底壁64の上底部64Uは、下底部64Lよりも上下方向の幅寸法が大きくされている。バスバー11の中間部14のうち枠底壁64に囲まれてなる部分は、枠部23に囲まれてなる部分よりも上下方向の幅寸法が小さく、すなわち、裏側露出面63の面積は、表側露出面62の面積に比べて小さい。
リレー15および抵抗素子16は、実施形態2においては、半田付けではなく抵抗溶接によりバスバー11の表側露出面62に接続される。バスバー11の上側露出面14Aには、溶接のための複数の突起部65がプレス加工の際に設けられる。
次に、実施形態2にかかる電気接続箱P2の製造工程の一例を説明する。
まず、実施形態1と同様、タイバーによって接続された状態の複数本のバスバー11を、ヒューズ側端子部12とコネクタ側端子部13とを第1金型51および第2金型52の間に挟み込んで設置する。すると、バスバー11の中間部14の表側露出面62となる部分に第1金型51が当接して面接触した状態になり、またバスバー11の中間部14の裏側露出面63となる部分に第2金型52が当接して面接触した状態になってバスバー11が支持される。このように、実施形態2によれば、バスバー11は、中間部14の表面のほぼ全面と裏面の大部分とを、第1金型51および第2金型52に直接接触させた状態にしてインサート成形することができる。
そして、第1金型51と第2金型52との間に形成された空間に、所定の温度に設定した溶融樹脂Mを射出して充填する。すると、溶融樹脂Mからバスバー11に伝わった熱は、バスバー11の表側露出面62および裏側露出面63から第1金型51および第2金型52へ伝わる。これにより、表側露出面62から熱を逃がすだけでなく、裏側露出面63からも熱を逃がすことができるから、バスバー11が高温になることをより確実に抑えることができる。したがって、バスバー11が高温になってメッキが溶融してしまう事態を確実に回避でき、もって絶縁性の低下を防ぐことができる。
また、溶融樹脂Mは、バスバー11に当る前に第1金型51または第2金型52に接触させることでも、バスバー11および表面に施されたメッキの温度上昇を抑えることができる。これにより、バスバー11が高温になってメッキが溶融してしまう事態を回避できるから、絶縁性の低下を防ぐことができる。
そして、溶融樹脂Mが固化した後、実施形態1と同様、第1金型51と第2金型52とを離型し、バスバー11同士を連結するタイバーを切断すると、バスバー11が樹脂成形部20により一体化されてなる回路構成体10が形成される。
次いで、実施形態1と同様、リレー15および抵抗素子16を正規の位置に設置し、溶接箇所(突起部)に集中的に通電して加熱すると同時に加圧し、リレー15および抵抗素子16をバスバー11に接合する。そして、枠部23内に液状の充填材を充填して固化させ、ロアケース31、回路構成体10およびアッパーケース32を一体に組み付けると、電気接続箱P2が完成する。なお、図示はしないが、実施形態2のロアケース31およびアッパーケース32には、回路構成体10の裏面を露出する切欠部35はなく、バスバー11の裏側露出面63は、ロアケース31およびアッパーケース32により覆われた状態になる。
以上のように本実施形態においては、開口部60,61は、複数本のバスバー11の表裏両側に形成されているから、複数本のバスバー11の表裏両面に金型50を直接接触させた状態にして、インサート成形することができる。したがって、バスバー11の片面から熱を逃がすだけでなく、両面から熱を逃がすことができるから、バスバー11が高温になることをより確実に抑えることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、バスバー11の表面には錫メッキが施されているが、バスバー11の表面には錫とは異なる他の金属が被覆されていてもよい。
(2)上記実施形態では、絶縁部21とバスバー11の露出面14Aとは段差のない平坦面を形成しているが、絶縁部はバスバーの露出面よりも突出していてもよい。そして、突出した絶縁部が枠部を形成するものとしてもよい。また、絶縁部の一部分をバスバーの露出面と平坦なものとし、一部分を露出面14Aより突出するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、熱可塑性樹脂により樹脂成形部20が形成されているが、樹脂成形部20は熱硬化性樹脂により形成してもよい。
(4)上記実施形態では、リレー15および抵抗素子16は、半田付けまたは抵抗溶接によりバスバー11に接続されているが、電子部品の接続方法はこれに限らず、例えば超音波溶接やレーザー溶接等であってもよい。
(5)上記実施形態では、開口部22は、樹脂成形部20のうちバスバー11の中間部14の表側の縁に沿って開口する部分であるが、開口部は、バスバーの中間部の縁よりも内側に沿って開口するものであってもよい。すなわち、開口部は、その幅寸法がバスバーの幅寸法より小さくてもよい。
(6)上記実施形態では、開口部22は、全てのバスバー11の中間部14に対して設けられているが、これに限らず、開口部は複数のバスバーのうち所定のバスバーに対してのみ、例えばバスバーの並列方向の中央領域に配されたバスバーに対してのみ、または両端領域に配されたバスバーに対してのみ設けてもよい。
実施形態1に係る電気接続箱の外観斜視図 電気接続箱の分解斜視図 回路構成体の外観斜視図 同平面図 図4のA−A断面図 図4のB−B断面図 回路構成体を裏面側からみた外観斜視図 射出成形の様子を表す図4のA−A位置における断面図 射出成形の様子を表す図4のB−B位置における断面図 実施形態2に係る回路構成体の外観斜視図 回路構成体を裏面側からみた外観斜視図 回路構成体の平面図 図12のC−C断面図 図12のD−D断面図 射出成形の様子を表す図12のC−C位置における断面図 射出成形の様子を表す図12のD−D位置における断面図
符号の説明
M…溶融樹脂
P1、P2…電気接続箱
10…回路構成体
11…バスバー
12…ヒューズ側端子部(端子部)
13…コネクタ側端子部(端子部)
15…リレー(電子部品)
16…抵抗素子(電子部品)
20…樹脂成形部
21…絶縁部
22,60…開口部
23…枠部
24…第1位置決め部(位置決め部)
25…第2位置決め部(位置決め部)
50…金型
61…裏側開口部

Claims (9)

  1. 表面にメッキが施された複数本のバスバーと、前記複数本のバスバーを一体化するようにインサート成形された樹脂成形部とを備えた回路構成体であって、
    前記樹脂成形部は、隣り合う前記複数本のバスバー間に埋め込まれた絶縁部と、前記複数本のバスバーのうち前記絶縁部により絶縁された部分を外部に露出する開口部とを有することを特徴とする回路構成体。
  2. 前記開口部は、前記複数本のバスバーのうち電子部品が接続される接続面を外部に露出するものであり、
    前記絶縁部と前記接続面とは段差のない平坦面を形成していることを特徴とする請求項1に記載の回路構成体。
  3. 前記開口部は、前記複数本のバスバーのうち電子部品が接続される接続面を外部に露出するものであり、
    前記樹脂成形部は、前記開口部が設けられた側の面に、前記電子部品の位置決めを行う位置決め部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回路構成体。
  4. 前記樹脂成形部は、前記開口部を囲って立ち上がる枠部を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の回路構成体。
  5. 前記複数本のバスバーは、外部との導通接続を行う端子部を有し、
    前記端子部は、前記樹脂成形部から外側へ突出する形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回路構成体。
  6. 前記複数本のバスバーは、外部との導通接続を行う端子部を有し、
    前記端子部は、前記枠部の立ち上がり端面から外側へ面一に突出する形状であることを特徴とする請求項4に記載の回路構成体。
  7. 前記開口部は、前記複数本のバスバーの表裏両側に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の回路構成体。
  8. 表面にメッキが施された複数本のバスバーと、前記複数本のバスバーを一体化するようにインサート成形された樹脂成形部とを有する回路構成体と、前記回路構成体を収容するケースとを備えた電気接続箱であって、
    前記樹脂成形部は、隣り合う前記複数本のバスバー間に埋め込まれた絶縁部と、前記複数本のバスバーのうち前記絶縁部により絶縁された部分を外部に露出する開口部とを有することを特徴とする電気接続箱。
  9. 表面にメッキが施された複数本のバスバーと、前記複数本のバスバーを一体化するようにインサート成形された樹脂成形部とを備え、この樹脂成形部が、隣り合う前記複数本のバスバー間に埋め込まれた絶縁部と、前記複数本のバスバーのうち前記絶縁部により絶縁された部分を外部に露出する開口部とを有する回路構成体の製造方法であって、
    前記複数本のバスバーのうち前記開口部から外部に露出する部分に金型を当てた状態にして前記金型内に溶融樹脂を射出することを特徴とする回路構成体の製造方法。
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