JP2009217208A - マグネットローラ、現像剤担持体、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
マグネットローラ、現像剤担持体、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】マグネットローラの支持部と、マグネットローラの本体部に設けられた溝部と、の付け根で生じる収縮や組み付け時等の衝撃による支持部の破損を防止した耐久性の高いマグネットローラを提供する。
【解決手段】円柱状の磁界発生手段140と、前記磁界発生手段140の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段140よりも径の細い円柱状の支持部143と、前記円柱状の磁界発生手段140の表面部分に設けられた該磁界発生手段140の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体(図示せず)を挿入するための、溝部140cと、を有しているマグネットローラ133において、前記円柱状の磁界発生手段143が、その中央部分に設けられた本体部140aと、その両端部分に設けられた補強部140bと、で構成され、前記溝部140cが、前記磁界発生手段140の本体部140aの全体にわたって設けられ、そして、前記補強部140bが、前記溝部140cの両端と前記支持部の両端との間に設けられているものとする。
【選択図】図1
【解決手段】円柱状の磁界発生手段140と、前記磁界発生手段140の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段140よりも径の細い円柱状の支持部143と、前記円柱状の磁界発生手段140の表面部分に設けられた該磁界発生手段140の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体(図示せず)を挿入するための、溝部140cと、を有しているマグネットローラ133において、前記円柱状の磁界発生手段143が、その中央部分に設けられた本体部140aと、その両端部分に設けられた補強部140bと、で構成され、前記溝部140cが、前記磁界発生手段140の本体部140aの全体にわたって設けられ、そして、前記補強部140bが、前記溝部140cの両端と前記支持部の両端との間に設けられているものとする。
【選択図】図1
Description
本発明は、非磁性中空体(現像スリーブ)上の現像剤を潜像持体に搬送するために、非磁性中空体内にあって、該非磁性中空体と相対して回転するマグネットローラ、前記マグネットローラを有する現像剤担持体(現像ローラ)、前記現像剤担持体を有する現像装置、前記現像装置を揺するプロセスカートリッジ、及び、前記プロセスカートリッジを有する画像形成装置に関する。
一般的に、電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラムや感光体ベルトからなる潜像担持体上に画像情報に対応した静電潜像が形成され、次ぎに、現像装置によって前記静電潜像に対する現像動作が実行されて、可視像が得られる。かかる電子写真方式による現像処理においては、磁気ブラシによる現像方式が広く利用されている。トナーと磁性粒子とからなる二成分現像剤を用いる場合には、この磁気ブラシによる現像方式では、現像剤担持体の外周面に二成分現像剤を磁気吸着させて磁気ブラシを形成し、現像領域(現像剤担持体と潜像担持体の間で現像可能電界が確保されている領域)において、静電潜像が形成された潜像担持体と電気的バイアスが印加されたスリーブとの間の電界によって、前記磁気ブラシから対向する潜像担持体の潜像面へトナーを選択的に供給付着させることにより、現像が行われる。
近年、現像装置の小型化が注目されており、それに伴い現像ローラを小型化していく必要がある。しかしながら、現像ローラの主極部の高い磁気特性(通常、現像ローラ上で100mT以上)と高精度を達成するためには、従来用いられていた材料やローラ構成及び製造方法では、実現が困難である。マグネット材料については、従来一般的に用いられているフェライト系マグネットでは、要求の達成が困難であるので、現像ローラの主極部にNe−Fe−B等の希土類マグネットを用いる必要が生じている。希土類マグネットは、コストが高いので、現実的な現像ローラ(磁石ローラ)の構成としては、高い磁気特性が必要となる主極部のみに希土類マグネットを用い、その他の極はフェライト系マグネットを使用する構成が望ましい。具体的には、主極部分のみを、希土類マグネットで構成される希土類マグネットブロックで構成し、これを希土類マグネットブロック配置のための溝部を持つマグネットローラに結合したものが、製造方法の面からもコストを最小限とすることができる。
また、小径のマグネットローラの構成については、軸一体型のマグネットローラとし、マグネット体積を確保することで、小型のマグネットローラでも現像主極以外の磁力を確保することができる。しかし、マグネットローラの径によっては、希土類マグネットブロックを配置するための溝部の深さを支持部の位置より深く設定する必要がある。このようなマグネットローラの構造にすると、マグネットローラの成形時において、マグネットローラの溝が収縮するので、マグネットローラの支持部がより軟弱なものとなり、そのために、成形直後や、マグネットローラ組み付け時や、或いは、使用時に、マグネットローラの支持部の破損を招く原因となる。このようなマグネットローラの支持部の破損を防止するために、マグネットローラの支持部に曲率を持たせたり、また、マグネットローラの支持部の径を胴体径から多段的に細くしたりしたマグネットローラが提案されている(特許文献1を参照。)。
図8は、従来のマグネットローラの正面図であり、そして、図9は、従来のマグネットローラの製造における金型内における樹脂の充填状態を示す説明図である。従来のマグネットローラを成形するマグネットローラの成形型においては、図9に示すように、溝部側の曲率を有する支持部を成形する部分がエッジとなるので、樹脂が成形型に充填されにくくなり、そのために、図8に示すように、溝部側に曲率を持たないマグネットローラ、即ち、樹脂が未充填状態となっている部分を有するマグネットローラとなってしまう。その結果、従来のマグネットローラと同様に、マグネットローラにおける支持部と本体部に設けられた溝部との付け根で生じる収縮や組み付け時等の衝撃による支持部の破損が生じてしまう、という問題があった。また、支持部に曲率を持たせるために、金型構造も複雑となってしまうといった問題があった。さらに、主極部の磁力を確保するために、支持部と主極部とを硬質の樹脂磁石材料で一体成形し、他のロール部を軟質の樹脂磁石材料で断面視略Cの字形状に成形したマグネットローラが提案されている(特許文献2を参照。)。しかし、このようなマグネットローラの構造とすると、主極部以外での磁力の確保が困難となったり、また、主極部の磁力や半値幅が必要以上に大きくなってしまう、といった問題があった。
特開2000−114031号公報
特開平11−242391号公報
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。
即ち、本発明は、マグネットローラの支持部と、該マグネットローラの磁界発生手段におけるに設けられた溝部と、の付け根で生じる収縮や組み付け時等の衝撃による支持部の破損を防止した耐久性の高いマグネットローラ、前記マグネットローラを有する現像剤担持体、前記現像剤担持体を有する現像装置、前記現像剤担持体を有するプロセスカートリッジ、及び、前記プロセスカートリッジを有する画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、円柱状の磁界発生手段と、前記磁界発生手段の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段よりも径の細い円柱状の支持部と、前記円柱状の磁界発生手段の表面部分に設けられた該磁界発生手段の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体を挿入するための、溝部と、を有するマグネットローラにおいて、
(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、
(ロ)前記溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、そして、
(ハ)前記補強部が、前記溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられている、
ことを特徴とするマグネットローラである。
(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、
(ロ)前記溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、そして、
(ハ)前記補強部が、前記溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられている、
ことを特徴とするマグネットローラである。
請求項2に記載された発明は、円柱状の磁界発生手段と、前記磁界発生手段の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段よりも径の細い円柱状の支持部と、前記円柱状の磁界発生手段の表面部分に設けられた該磁界発生手段の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体を挿入するための、第1の溝部及び第1の溝部で構成される溝部と、を有するマグネットローラにおいて、
(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、
(ロ)前記第1の溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、
(ハ)前記補強部が、前記第1の溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられ
(ニ)前記支持部の両表面の端に接する該補強部の端から前記第1の溝部の両端の底部にかけて設けられた斜面を有する縦断面三角形の層が前記補強部に設けられ、
(ホ)前記斜面と前記第1の溝部の底面とで形成される角度が、90°を超えて180°未満とされ、そして、
(ヘ)前記第2の溝部が、前記斜面上に設けられている、
ことを特徴とするマグネットローラである。
(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、
(ロ)前記第1の溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、
(ハ)前記補強部が、前記第1の溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられ
(ニ)前記支持部の両表面の端に接する該補強部の端から前記第1の溝部の両端の底部にかけて設けられた斜面を有する縦断面三角形の層が前記補強部に設けられ、
(ホ)前記斜面と前記第1の溝部の底面とで形成される角度が、90°を超えて180°未満とされ、そして、
(ヘ)前記第2の溝部が、前記斜面上に設けられている、
ことを特徴とするマグネットローラである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記磁界発生手段と前記支持部とが一体に成形されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、マグネットローラと、前記マグネットローラの外周に回転自在に設けられた非磁性円筒体と、を少なくとも有する現像剤担持体において、前記マグネットローラとして、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマグネットローラを有していることを特徴とする現像剤担持体である。
請求項5に記載された発明は、現像剤担持体を少なくとも有する現像装置において、前記現像剤担持体として、請求項4に記載の現像剤担持体を有していることを特徴とする現像装置である。
請求項6に記載された発明は、現像装置を少なくとも有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置として、請求項5に記載の現像装置を有していることを特徴とするプロセスカートリッジである。
請求項7に記載された発明は、現像装置を少なくとも有するプロセスカートリッジを少なくとも備えた画像形成装置において、前記プロセスカートリッジとして、請求項6に記載のプロセスカートリッジを備えていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、円柱状の磁界発生手段と、前記磁界発生手段の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段よりも径の細い円柱状の支持部と、前記円柱状の磁界発生手段の表面部分に設けられた該磁界発生手段の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体を挿入するための、溝部と、を有するマグネットローラにおいて、(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、(ロ)前記溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、そして、(ハ)前記補強部が、前記溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられているので、前記磁界発生手段の溝部の底面の軸方向の長さが前記磁界発生手段の本体部の軸方向の長さより短くなって、前記磁界発生手段の本体部の端部とが接しなくなり、それらのために、前記支持部が、前記磁界発生手段の本体部の両端と前記溝部の両端との間において設けられた縦断面矩形の層で構成される補強部で補強されることとなり、よって、マグネットローラの支持部と、該マグネットローラの磁界発生手段における本体部に設けられた溝部と、の付け根で生じる収縮や組み付け時等の衝撃による該支持部の破損を防止した耐久性の高いマグネットローラを提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、円柱状の磁界発生手段と、前記磁界発生手段の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段よりも径の細い円柱状の支持部と、前記円柱状の磁界発生手段の表面部分に設けられた該磁界発生手段の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体を挿入するための、第1の溝部及び第2の溝部で構成される溝部と、を有するマグネットローラにおいて、(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、(ロ)前記第1の溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、(ハ)前記補強部が、前記第1の溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられ、(ニ)前記支持部の両表面の端に接する該補強部の端から前記第1の溝部の両端の底部にかけて設けられた斜面を有する縦断面三角形の層が前記補強部に設けられ、(ホ)前記斜面と前記第1の溝部の底面とで形成される角度が、90°を超えて180°未満とされ、そして、(ヘ)前記第2の溝部が、前記斜面上に設けられているので、前記磁界発生手段の第1の溝部の底面の軸方向の長さが前記磁界発生手段の本体部の軸方向の長さより短くなって、前記磁界発生手段の本体部の端部とが接しなくなり、それらのために、前記磁界発生手段の本体部の両端と前記第1の溝部の両端との間において、前記支持部の両表面の端に接する前記磁界発生手段の本体部側の端から、前記第1の溝部の両端の底部にかけて、設けられた斜面を有する縦断面三角形の層で補強されることとなり、よって、マグネットローラの支持部と、該マグネットローラの磁界発生手段における本体部に設けられた第1の溝部と、の付け根で生じる収縮や組み付け時等の衝撃による該支持部の破損を防止した耐久性の高いマグネットローラを提供することができる。
また、請求項2に記載された発明によれば、(1)使用時におけるマグネットローラの剛性がアップするので、マグネットローラが破損しにくくなること、(2)第2の溝部の端に行くににつれて、溝深さが浅くなるので、第2の溝部の底部上に配置するマグネットブロックが端部で徐々に薄くなり、そのために、エッジ効果が改善されること、(3)前記磁界発生手段が前記補強部であるテーパを有することとなるので、成形型から成形品を抜き易くなること、(4)成形型内における樹脂の流動方向に沿ってテーパを有することとなるので、樹脂の流動が乱れにくくなり、そのために、樹脂の未充填を防止することができること、といった効果を奏する。
請求項3に記載された発明によれば、前記磁界発生手段と前記支持部とが一体に成形されているので、磁界発生手段と支持部との付け根部がより強固なものとなり、そのために、支持部が破損しにくくなる。
請求項4に記載された発明によれば、マグネットローラと、前記マグネットローラの外周に回転自在に設けられた非磁性円筒体と、を少なくとも有する現像剤担持体において、前記マグネットローラとして、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマグネットローラを有しているので、小径で高磁力を有するにも関らず、前記支持部の破損の生じることのない耐久性の高い現像剤担持体を提供することができる。
請求項5に記載された発明によれば、現像剤担持体を少なくとも有する現像装置において、前記現像剤担持体として、請求項4に記載の現像剤担持体を有しているので、小径で高磁力を有するにも関らず、支持部破損の生じることのないマグネットローラを備えることによって、耐久性の高い現像装置を提供することができる。
請求項6に記載された発明によれば、現像装置を少なくとも有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置として、請求項5記載の現像装置を有しているので、小径で高磁力を有するにも関らず、支持部破損の生じることのないマグネットローラを備えることによって、耐久性の高いプロセスカートリッジを提供することができる。
請求項7に記載された発明によれば、現像装置を少なくとも有するプロセスカートリッジを少なくとも備えた画像形成装置において、前記プロセスカートリッジとして、請求項6記載のプロセスカートリッジを備えているので、小径で高磁力を有するにも関らず、支持部破損の生じることのないマグネットローラを備えることによって、生耐久性の高い画像形成装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態を示すマグネットローラを示す図であって、(a)は、正面図であり、そして、(b)は、(a)におけるA−A線断面図である。図2は、本発明の他の一実施形態を示すマグネットローラを示す図であって、(a)は、正面図であり、(b)は、(a)におけるA−A線断面図であり、そして、(c)は、(a)におけるB−B断面図である。図3は、本発明の一実施形態を示すマグネットローラの溝部に長尺磁石成形体を挿入した状態を示す説明図である。図4は、本発明の一実施形態を示す画像形成装置の概略説明図である。図5は、本発明の一実施形態を示す現像装置及びプロセスカートリッジの概略説明図である。図6は、磁性キャリアの説明図である。図7は、図5におけるIII−III線断面図である。
図1に示されているように、本発明のマグネットローラ133は、円柱状の磁界発生手段140と、前記磁界発生手段140の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段140よりも径の細い円柱状の支持部143と、前記円柱状の磁界発生手段140の表面部分に設けられた該磁界発生手段140の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体(図示せず)を挿入するための、溝部140cと、を有している。そして、本発明のマグネットローラ133においては、(イ)前記円柱状の磁界発生手段140が、その中央部分に設けられた本体部140aと、その両端部分に設けられた補強部140bと、で構成され、(ロ)前記溝部140cが、前記磁界発生手段140の本体部140aの全体にわたって設けられ、そして、(ハ)前記補強部140bが、前記溝部140cの両端と前記支持部の両端との間に設けられている。
このように、円柱状の磁界発生手段140と、前記磁界発生手段140の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段140よりも径の細い円柱状の支持部143と、前記円柱状の磁界発生手段140の表面部分に設けられた該磁界発生手段140の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体(図示せず)を挿入するための、溝部140cと、を有するマグネットローラ133において、(イ)前記円柱状の磁界発生手段143が、その中央部分に設けられた本体部140aと、その両端部分に設けられた補強部140bと、で構成され、(ロ)前記溝部140cが、前記磁界発生手段143の本体部140aの全体にわたって設けられ、そして、(ハ)前記補強部140bが、前記溝部140cの両端と前記支持部の両端との間に設けられていると、前記磁界発生手段140の溝部140cの底面140c−1の軸方向の長さが前記磁界発生手段140の本体部140aの軸方向の長さより短くなって、前記磁界発生手段140の本体部140aの端部とが接しなくなり、それらのために、前記支持部143が、前記磁界発生手段140の本体部140aの両端と前記溝部140cの両端との間において設けられた縦断面矩形の層で構成される補強部140bで補強されることとなり、よって、マグネットローラ133の支持部143と、該マグネットローラ133の磁界発生手段140における本体部140aに設けられた溝部140cと、の付け根で生じる収縮や組み付け時等の衝撃による該支持部143の破損を防止した耐久性の高いマグネットローラ133を提供することができる。
図2に示されているように、本発明のマグネットローラ133は、円柱状の磁界発生手段140と、前記磁界発生手段140の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段140よりも径の細い円柱状の支持部143と、前記円柱状の磁界発生手段140の表面部分に設けられた該磁界発生手段140の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体(図示せず)を挿入するための、第1の溝部1401c及び第2の溝部で構成される溝部140cと、を有している。そして、本発明のマグネットローラ133においては、(イ)前記円柱状の磁界発生手段140が、その中央部分に設けられた本体部140aと、その両端部分に設けられた補強部140bと、で構成され、(ロ)前記第1の溝部1401cが、前記磁界発生手段140の本体部140aの全体にわたって設けられ、(ハ)前記補強部140bが、前記第1の溝部1401cの両端と前記支持部143の両端との間に設けられ、(ニ)前記支持部143の両表面の端に接する該補強部140bの端から前記第1の溝部1401cの両端の底面1401c−1にかけて設けられた斜面を有する縦断面三角形の層140b−1が前記補強部140bに設けられ、(ホ)前記斜面と前記第1の溝部1401cの底面とで形成される角度が、90°を超えて180°未満とされ、そして、(ヘ)前記第2の溝部1402cが、前記斜面上に設けられている。
このように、円柱状の磁界発生手段140と、前記磁界発生手段140の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段140よりも径の細い円柱状の支持部143と、前記円柱状の磁界発生手段140の表面部分に設けられた該磁界発生手段140の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体(図示せず)を挿入するための、第1の溝部1401c及び第2の溝部で構成される溝部1401cと、を有しているマグネットローラ133において、(イ)前記円柱状の磁界発生手段140が、その中央部分に設けられた本体部140aと、その両端部分に設けられた補強部140bと、で構成され、(ロ)前記第1の溝部1401cが、前記磁界発生手段140の本体部140aの全体にわたって設けられ、(ハ)前記補強部140bが、前記第1の溝部140cの両端と前記支持部143の両端との間に設けられ、(ニ)前記支持部143の両表面の端に接する該補強部140bの端から前記第1の溝部1401cの両端の底面1401c−1にかけて設けられた斜面を有する縦断面三角形の層140b−1が前記補強部140bに設けられ、(ホ)前記斜面と前記第1の溝部1401cの底面とで形成される角度が、90°を超えて180°未満とされ、そして、(ヘ)前記第2の溝部1402cが、前記斜面上に設けられていると、前記磁界発生手段140の第1の溝部1401cの底面1401c−1の軸方向の長さが前記磁界発生手段140の本体部140aの軸方向の長さより短くなって、前記磁界発生手段140の本体部140aの端部とが接しなくなり、それらのために、前記磁界発生手段140の本体部140aの両端と前記第1の溝部1401cの両端との間において、前記支持部143の両表面の端に接する前記磁界発生手段140の本体部140a側の端から、前記第1の溝部1401cの両端の底部1401c−1にかけて、設けられた斜面を有する縦断面三角形の層140b−1で補強されることとなり、よって、マグネットローラ133の支持部143と、前記磁界発生手段140における本体部140aに設けられた第1の溝部と、の付け根で生じる収縮や組み付け時等の衝撃による該支持部の破損を防止した耐久性の高いマグネットローラを提供することができる。
また、前記発明によれば、(1)使用時におけるマグネットローラ133の剛性がアップするので、マグネットローラ133が破損しにくくなること、(2)第2の溝部1402cの端に行くににつれて、溝深さが浅くなるので、第2の溝部1402cの底面1401c−1上に配置するマグネットブロックが端部で徐々に薄くなり、そのために、エッジ効果が改善されること、(3)前記磁界発生手段140が前記補強部140bを構成するテーパ(前記支持部143の両表面の端に接する前記磁界発生手段140の本体部140a側の端から、前記第1の溝部1401cの両端の底面1401c−1にかけて、設けられた斜面を有する縦断面三角形の層140b−1)を有することとなるので、成形型から成形品を抜き易くなること、(4)成形型内における樹脂の流動方向に沿ってテーパを有することとなるので、樹脂の流動が乱れにくくなり、そのために、樹脂の未充填を防止することができること、といった効果を奏する。本明細書においては、前記「エッジ効果」とは、マグネットブロック又はマグネットローラの両端部の磁力が高くなる現象を意味する。前記エッジ効果が大きくなると、マグネットローラの両端部における現像剤の吸着力が大きくなるので、マグネットローラの両端部の現像剤の搬送量が多くなり、そのために、現像スリーブとドクターブレードとの間の隙間で圧力が大きくなり、よって、現像剤がこぼれてしまう。
本発明においては、前記磁界発生手段140と前記支持部143とは、好ましくは、一体に成形されている。このように、前記磁界発生手段140と前記支持部143とが一体に成形されていると、磁界発生手140段と支持部143との付け根部がより強固なものとなり、そのために、支持部143が破損しにくくなる。
図3に示されているように、本発明のマグネットローラ133には、長尺磁石成形体141が、磁界発生手段140の軸方向に設けられた溝部140cに挿入され、固定される。前記長尺磁石成形体141は、好ましくは、希土類マグネットブロックである。前記溝部140cは、断面コの字状に形成されているが、前記断面コの字状に形成された溝部140cに断面コの字状の溝形部材(図示せず)を予め挿入してもかまわない。142は、溝部140cの側壁である。
図6に示されているように、本発明の現像剤担持体(現像ローラ)115は、マグネットローラ133と、前記マグネットローラ133の外周に回転自在に設けられた非磁性円筒体(現像スリーブ)132と、を少なくとも有している。そして、前記現像剤担持体115において、前記マグネットローラ133として、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマグネットローラ133を有している。このように、マグネットローラ133と、前記マグネットローラ133の外周に回転自在に設けられた非磁性円筒体(現像スリーブ)132と、を少なくとも有する現像剤担持体115において、前記マグネットローラ133として、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマグネットローラ133を有していると、小径で高磁力を有するにも関らず、前記支持部143の破損の生じることのない耐久性の高い現像剤担持体115を提供することができる。
次ぎに、本発明の現像剤担持体(現像ローラ)115について詳しく説明する。
図3,7に示されているように、本発明の現像ローラ115は、マグネットローラ133と現像スリーブ132とを備えている。マグネットローラ133は、現像スリーブ132内に収容されている(内包されている)。マグネットローラ133は、図3に示されているように、軸方向に断面コの字状に形成された溝部140cを持つ円柱状の磁界発生手段140と、この溝部140c内に配置される長尺磁石成形体(希土類マグネットブロック)141を備えている。前記断面コの字状に形成された溝部140cには、予め、断面コの字状の溝形部材(図示せず)を挿入しておいてもかまわない。図3に示されているように、現像主極を形成するための希土類マグネットブロック141は、圧縮磁場成形により製造される、現像ローラ115の軸方向に延びる幅2.0mm、高さ2.4mm、長さ313mmの直方体状のマグネットブロック141であるが、幅が狭く且つ高い磁気特性を得るためには、多くはNe系(Ne・Fe・B等)又はSm系(Sm・Co、Sm・Fe・N等)の希土類マグネットもしくはこれらのマグネット粉を上記と同様の高分子化合物と混合したプラスチックマグネットもしくはゴムマグネットを用いることができる。また、図5に示すように、円柱状の磁界発生手段140は、直径8.5mm、長さ313mmの現像主極以外の磁気特性を形成する磁界発生手段(胴体部)140と、直径6mm、長さ15mmの支持部143を一体成形にて製造したものである。
材料としては磁性粉に高分子化合物を混合したいわゆるプラスチックマグネット又はゴムマグネットを用いることが多い。磁性粉としてはSrフェライト又はBaフェライトを用いることができ、また、高分子化合物としては6PAもしくは12PA等のPA(ポリアミド)系材料、EEA(エチレン・エチル共重合体)又はEVA(エチレン・ビニル共重合体)等のエチレン系化合物、CPE(塩素化ポリエチレン)等の塩素系材料、NBR等のゴム材料を使用することができる。
図1に示されているように、前記溝部140cの形状は、例えば、幅2.7mm、高さ2.4mmであり、また、軸方向にのびる溝部140cの長さは、溝部140cの底面140c−1の軸方向の長さが、本体部140aの長さより短く、且つ、本体部140aの端部と接していない形状となっている。このような形状とするのは、支持部143と溝部140cとの付け根で生じる収縮による支持部143破損を防止するためである。溝部140cの底面140c−1の端部と本体部140aとの間隔は、成形時の未充填による薄肉化や、組み付け時等で生じる衝撃による欠けを考慮すると、0.75mm以上であることが好ましい。
また、図2に示されているように、溝部140cの両端面は、溝部140cの底面140c−1に対して90°以上であり、本体部140aの端面で支持部143と接する角度以下、即ち、159°であることが好ましい。90°以下であると型から取り出す際の抜きが困難となる。支持部143と溝部140cとの付け根で生じる収縮による支持部143の破損を防止することができる上、溝部140cの端になるにつれて、溝深さが浅くなり、エッジ効果が改善される。また、テーパを持つため、型から成形品を抜き易いことは勿論、充填時の樹脂の流動方向に沿ってテーパを持つために流動が乱れにくく、樹脂の未充填を防止できる。
現像スリーブ132は非磁性体からなり、マグネットローラ133を内包し(収容し)て、軸芯回りに回転自在に設けられている。現像スリーブ132は、その内周面が固定磁極に順に相対するように回転される。現像スリーブ132は、アルミニウム、ステンレス鋼(SUS)などからなる。アルミニウムは、加工性、軽さの面で優れている。アルミニウムを用いる場合には、A6063、A5056及びA3003を用いるのが好ましい。SUSを用いる場合には、SUS303、SUS304及びSUS316を用いるのが好ましい。
図5に示されているように、本発明の現像装置113は、現像剤担持体(現像ローラ)115を少なくとも有している。そして、前記現像装置113において、前記現像剤担持体115として、請求項4に記載の現像剤担持体115を有している。このように、現像剤担持体115を少なくとも有する現像装置113において、前記現像剤担持体115として、請求項4に記載の現像剤担持体115を有していると、小径で高磁力を有するにも関らず、耐久性の高い現像装置113を提供することができる。
図5に示されているように、本発明のプロセスカートリッジ106Y、106M,106C,106Kは、現像装置113を少なくとも有している。このように、現像装置113を少なくとも有するプロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kにおいて、前記現像装置113として、請求項5記載の現像装置113を有していると、耐久性の高いプロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kを提供することができる。
図4,5に示されているように、本発明の画像形成装置101は、現像装置113を少なくとも有するプロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kを少なくとも備えている。このように、現像装置113を少なくとも有するプロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kを少なくとも備えた画像形成装置101において、前記プロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kとして、請求項6記載のプロセスカートリッジ106Y,106M,106C,106Kを備えていると、小径で高磁力を有するにも関らず、生耐久性の高い画像形成装置101を提供することができる。
次ぎに、本発明の現像装置1及びプロセスカートリッジ106Y、106M,106C,106Kについて詳しく説明する。
図4,5に示されているように、本発明の画像形成装置101は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像則ちカラー画像を、一枚の転写材としての記録紙107に形成する。なお、イエロー、マゼンダ、シアン、黒の各色に対応するユニットなどを、以下、符号の末尾に各々Y、M、C、Kを付けて示す。前記画像形成装置101は、図1に示すように、装置本体102と、給紙ユニット103と、レジストローラ対110と、転写ユニット104と、定着ユニット105と、複数のレーザ書き込みユニット122Y、122M、122C、122Kと、複数のプロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kとを少なくとも備えている。装置本体102は、例えば、箱状に形成され、フロア上などに設置される。装置本体102は、給紙ユニット103と、レジストローラ対110と、転写ユニット104と、定着ユニット105と、複数のレーザ書き込みユニット122Y、122M、122C、122Kと、複数のプロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kを収容している。給紙ユニット103は、装置本体102の下部に複数設けられている。給紙ユニット103は、前述した記録紙107を重ねて収容するとともに装置本体102に出し入れ自在な給紙カセット123と、給紙ローラ124とを備えている。給紙ローラ124は、給紙カセット123内の一番上の記録紙107に押し当てられている。給紙ローラ124は、前述した一番上の記録紙107を、転写ユニット104の後述する搬送ベルト129と、プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kの後述する現像装置113の感光体ドラム108との間に送り出す。レジストローラ対110は、給紙ユニット103から転写ユニット104に搬送される記録紙107の搬送経路に設けられており、一対のローラ110a、110bを備えている。レジストローラ対110は、一対のローラ110a、110b間に記録紙107を挟み込み、該挟み込んだ記録紙107を、トナー像を重ね合わせ得るタイミングで、転写ユニット104とプロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kとの間に送り出す。
転写ユニット104は、給紙ユニット103の上方に設けられている。転写ユニット104は、駆動ローラ127と、従動ローラ128と、搬送ベルト129と、転写ローラ130Y、130M、130C、130Kとを備えている。駆動ローラ127は、記録紙107の搬送方向の下流側に配置されており、駆動源としてのモータなどによって回転駆動される。従動ローラ128は、装置本体102に回転自在に支持されており、記録紙107の搬送方向の上流側に配置されている。搬送ベルト129は、無端環状に形成されており、前述した駆動ローラ127と従動ローラ128との双方に掛け渡されている。搬送ベルト129は、駆動ローラ127が回転駆動されることで、前述した駆動ローラ127と従動ローラ128との回りを図中半時計回りに循環(無端走行)する。転写ローラ130Y、130M、130C、130Kは、それぞれ、プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kの感光体ドラム108との間に搬送ベルト129と該搬送ベルト129上の記録紙107とを挟む。転写ユニット104は、転写ローラ130Y、130M、130C、130Kが、給紙ユニット103から送り出された記録紙107を各プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kの感光体ドラム108の外表面に押し付けて、感光体ドラム108上のトナー像を記録紙107に転写する。転写ユニット104は、トナー像を転写した記録紙107を定着ユニット105に向けて送り出す。
定着ユニット105は、転写ユニット104の記録紙107の搬送方向下流に設けられ、互いの間に記録紙107を挟む一対のローラ105a、105bを備えている。定着ユニット105は、一対のローラ105a、105b間に転写ユニット104から送り出されてきた記録紙107を押圧加熱することで、感光体ドラム108から記録紙107上に転写されたトナー像を、該記録紙107に定着させる。レーザ書き込みユニット122Y、122M、122C、122Kは、それぞれ、装置本体102の上部に取り付けられている。レーザ書き込みユニット122Y、122M、122C、122Kは、それぞれ一つのプロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kに対応している。レーザ書き込みユニット122Y、122M、122C、122Kは、プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kの後述の帯電ローラ109により一様に帯電された感光体ドラム108の外表面にレーザ光を照射して、静電潜像を形成する。
画像形成装置101は、以下に示すように、記録紙107に画像を形成する。まず、画像形成装置101は、感光体ドラム108を回転して、この感光体ドラム108の外表面を一様に帯電ローラ109により帯電する。感光体ドラム108の外表面にレーザ光を照射して、該感光体ドラム108の外表面に静電潜像を形成する。そして、静電潜像が現像領域131に位置付けられると、現像装置113の現像スリーブ132の外表面に吸着した現像剤が感光体ドラム108の外表面に吸着して、静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム108の外表面に形成する。そして、画像形成装置101は、給紙ユニット103の給紙ローラ124などにより搬送されてきた記録紙107が、プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kの感光体ドラム108と転写ユニット104の搬送ベルト129との間に位置して、感光体ドラム108の外表面上に形成されたトナー像を記録紙107に転写する。画像形成装置101は、定着ユニット105で、記録紙107にトナー像を定着する。こうして、画像形成装置101は、記録紙107にカラー画像を形成する。
本発明のプロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kは、それぞれ、転写ユニット104と、レーザ書き込みユニット122Y、122M、122C、122Kとの間に設けられている。プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kは、装置本体102に着脱自在である。プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kは、記録紙107の搬送方向に沿って、互いに並設されている。
前記プロセスカートリッジ106Y、106M、106C、106Kは、図2に示すように、カートリッジケース111と、帯電装置としての帯電ローラ109と、静電潜像担持体としての感光体ドラム108と、クリーニング装置としてのクリーニングブレード112と、現像装置113と、を備えている。このため、画像形成装置101は、帯電ローラ109と、感光体ドラム108と、クリーニングブレード112と、現像装置113と、を少なくとも備えている。カートリッジケース111は、装置本体102に着脱自在で、かつ帯電ローラ109と、感光体ドラム108と、クリーニングブレード112と、現像装置113と、を収容している。帯電ローラ109は、感光体ドラム108の外表面を一様に帯電する。感光体ドラム108は、現像装置113の後述する現像ローラ115と間隔をあけて配されている。感光体ドラム108は、軸芯を中心として回転自在な円柱状又は円筒状に形成されている。感光体ドラム108は、対応するレーザ書き込みユニット122Y、122M、122C、122Kにより、外表面上に静電潜像が形成される。感光体ドラム108は、外表面上に形成されかつ担持する静電潜像にトナーが吸着して現像し、こうして得られたトナー像を搬送ベルト129との間に位置付けられた記録紙107に転写する。クリーニングブレード112は、記録紙107にトナー像を転写した後に、感光体ドラム108の外表面に残留した転写残トナーを除去する。
本発明の現像装置113は、図5に示すように、現像剤供給部114と、ケース125と、磁性粒子担持体としての現像ローラ115と、現像剤規制部材としての現像剤規制ブレード116とを少なくとも備えている。現像剤供給部114は、収容槽117と、攪拌部材としての一対の攪拌スクリュー118と、を備えている。収容槽117は、感光体ドラム108と長さが略等しい箱状に形成されている。また、収容槽117内には、該収容槽117の長手方向に沿って延びた仕切壁119が設けられている。仕切壁119は、収容槽117内を第1空間120と、第2空間121とに区画している。また、第1空間120と第2空間121とは、両端部が互いに連通している。収容槽117は、第1空間120と第2空間121との双方に現像剤を収容する。
現像剤は、トナーと、磁性キャリア135とを含んでいる。トナーは、第1空間120と、第2空間121とのうち現像ローラ115から離れた側の第1空間120の一端部に、適宜供給される。トナーは、乳化重合法又は懸濁重合法により製造された球状の微粒子である。なお、トナーは、種々の染料又は顔料を混入・分散した合成樹脂で構成される塊を粉砕して得られても良い。トナーの平均粒径は、3μm以上でかつ7μm以下である。また、トナーは、粉砕加工などにより形成されても良い。磁性キャリア135は、第1空間120と第2空間121との双方に収容されている。磁性キャリア135の平均粒径は、20μm以上でかつ50μm以下である。磁性キャリア135は、図3に示すように、芯材136と、該芯材136の外表面を被覆した樹脂コート膜137と、樹脂コート膜137に分散されたアルミナ粒子138と、を備えている。芯材136は、磁性材料としてのフェライトで構成されているとともに、球形に形成されている。樹脂コート膜137は、芯材136の外表面全体を被覆している。樹脂コート膜137は、アクリルなどの熱可塑性樹脂とメラミン樹脂とを架橋させた樹脂成分と、帯電調整剤とを含有している。この樹脂コート膜137は、弾力性と強い接着力を有している。アルミナ粒子138は、外径が樹脂コート膜137の厚みより大きな球形に形成されている。アルミナ粒子138は、樹脂コート膜137の強い接着力で保持されている。アルミナ粒子138は、樹脂コート膜137より磁性キャリア135の外周側に突出している。
攪拌スクリュー118は、第1空間120と第2空間121それぞれに収容されている。攪拌スクリュー118の長手方向は、収容槽117、現像ローラ115及び感光体ドラム108の長手方向と平行である。攪拌スクリュー118は、軸芯周りに回転自在に設けられており、軸芯周りに回転することで、トナーと磁性キャリア135とを攪拌するとともに、該軸芯に沿って現像剤を搬送する。図示した例では、第1空間120内の攪拌スクリュー118は、現像剤を前述した一端部から他端部に向けて搬送する。第2空間121内の攪拌スクリュー118は、現像剤を他端部から一端部に向けて搬送する。前述した構成によれば、現像剤供給部114は、第1空間120の一端部に供給されたトナーを、磁性キャリア135と攪拌しながら、他端部に搬送し、この他端部から第2空間121の他端部に搬送する。そして、現像剤供給部114は、第2空間121内でトナーと磁性キャリア135とを攪拌し、軸芯方向に搬送しながら、現像ローラ115の外表面に供給する。ケース125は、箱状に形成され、前述した現像剤供給部114の収容槽117に取り付けられて、該収容槽117とともに、現像ローラ115などを覆う。また、ケース125の感光体ドラム108と相対する部分には、開口部125aが設けられている。
現像ローラ115は、円柱状に形成され、第2空間121と、感光体ドラム108との間でかつ前述した開口部125aの近傍に設けられている。現像ローラ115は、感光体ドラム108と収容槽117との双方と平行である。現像ローラ115は、感光体ドラム108と間隔をあけて配されている。現像剤規制ブレード116は、現像装置113の感光体ドラム108寄りの端部に設けられている。現像剤規制ブレード116は、現像スリーブ132の外表面と間隔をあけた状態で、前述したケース125に取り付けられている。現像剤規制ブレード116は、所望の厚さを越える現像スリーブ132の外表面上の現像剤を収容槽117内にそぎ落として、現像領域131に搬送される現像スリーブ132の外表面上の現像剤を所望の厚さにする。
現像装置113は、現像剤供給部114でトナーと磁性キャリア135とを十分に攪拌し、この攪拌した現像剤を固定磁極により現像スリーブ132の外表面に吸着する。そして、現像装置113は、現像スリーブ132が回転して、複数の固定磁極により吸着した現像剤を現像領域131に向かって搬送する。現像装置113は、現像剤規制ブレード116で所望の厚さになった現像剤を感光体ドラム108に吸着させる。こうして、現像装置113は、現像剤を現像ローラ115に担持し、現像領域131に搬送して、感光体ドラム108上の静電潜像を現像して、トナー像を形成する。そして、現像装置113は、現像済みの現像剤を、収容槽117に向かって離脱させる。前記収容槽117内に収容された現像済みの現像剤は、再度、第2空間121内で他の現像剤と十分に攪拌されて、感光体ドラム108の静電潜像の現像に用いられる。
(実施例1)
(1)異方性SrフェライトとPA12のコンパウンド(戸田工業製)を用いて、樹脂温度300℃で0.6Tの磁場を溝部の底面と垂直な一方向に印加しながら射出成形して、軸方向に溝部を有するマグネットローラとし、このマグネットローラに0.1Tの磁場を射出時とは逆方向に印加して脱磁を行うことによって、磁界発生手段が、その本体部の外径:φ8.5mm、全長:313mm、幅:2.7mm、高さ:2.4mm、及び、前記溝部の底面の端部と前記磁界発生手段の本体部との間隔:3mmを有していると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して90°の溝部を有しており、そして、支持部が、外径:6mm、及び、長さ:15mmを有している一体型マグネットローラを得た(図1)。
(1)異方性SrフェライトとPA12のコンパウンド(戸田工業製)を用いて、樹脂温度300℃で0.6Tの磁場を溝部の底面と垂直な一方向に印加しながら射出成形して、軸方向に溝部を有するマグネットローラとし、このマグネットローラに0.1Tの磁場を射出時とは逆方向に印加して脱磁を行うことによって、磁界発生手段が、その本体部の外径:φ8.5mm、全長:313mm、幅:2.7mm、高さ:2.4mm、及び、前記溝部の底面の端部と前記磁界発生手段の本体部との間隔:3mmを有していると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して90°の溝部を有しており、そして、支持部が、外径:6mm、及び、長さ:15mmを有している一体型マグネットローラを得た(図1)。
(2)このようにして得たマグネットローラに、反溝部側の本体部の両端から2mm内側を支点として、本体部と支持部との付け根から支持部側13mmの位置に、2Nの荷重を掛けた。ここで掛けた荷重2Nとは、ドクタ上流領域での磁気吸引力が現像ローラを撓ませる力が高ストレス(ドクタ極磁束密度60mT)の場合、約1.2Nであることから、それに余裕を持たせた荷重値として2Nを選択した。この時、10サンプル中の破損状況を確認した結果、全サンプルにおいて支持部の破損が見られなかった。
(実施例2)
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、その溝形状を幅:2.7mm、高さ:2.4mm、溝部の底面の端部と本体部の端部との間隔:3mmを有すると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して159°(本体部の端面で軸と接する角度)の溝部を有しているものとした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た(図2)。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部の破損が見られなかった。
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、その溝形状を幅:2.7mm、高さ:2.4mm、溝部の底面の端部と本体部の端部との間隔:3mmを有すると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して159°(本体部の端面で軸と接する角度)の溝部を有しているものとした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た(図2)。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部の破損が見られなかった。
(実施例3)
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝形状を幅2.7mm、高さ2.4mm、溝部底面端部と胴体部端部との間隔:0.75mmを有すると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して90°(本体部の端面で軸と接する角度)の溝部を有しているものとした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部の破損が見られなかった。
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝形状を幅2.7mm、高さ2.4mm、溝部底面端部と胴体部端部との間隔:0.75mmを有すると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して90°(本体部の端面で軸と接する角度)の溝部を有しているものとした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部の破損が見られなかった。
(実施例4)
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝形状を幅2.7mm、高さ2.4mm、溝部底面端部と胴体部端部との間隔:0.75mmを有すると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して124°(本体部の端面で軸と接する角度)の溝部を有しているものとした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部の破損が見られなかった。
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝形状を幅2.7mm、高さ2.4mm、溝部底面端部と胴体部端部との間隔:0.75mmを有すると共に、その溝部の両端面が溝部の底面に対して124°(本体部の端面で軸と接する角度)の溝部を有しているものとした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部の破損が見られなかった。
(比較例1)
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝形状を幅2.7mm、高さ2.4mm、溝部底面端部と胴体部端部が接触状態とした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た(図8)。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部破損が確認された。
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝形状を幅2.7mm、高さ2.4mm、溝部底面端部と胴体部端部が接触状態とした以外は実施例1と同様にして、マグネットローラを得た(図8)。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部破損が確認された。
(比較例2)
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝部の幅:2.7mm、高さ2.4mmであるものとすると共に、溝部の底面の端部と本体部の端部が接触状態になるものとし、更に、本体部の端部から曲率半径2mmの曲線により直径6mmの支持部が形成されているものとした以外は、実施例1と同様にして、マグネットローラを得た(図8)。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部破損が確認された。
実施例1における(1)において、磁界発生手段が、溝部の幅:2.7mm、高さ2.4mmであるものとすると共に、溝部の底面の端部と本体部の端部が接触状態になるものとし、更に、本体部の端部から曲率半径2mmの曲線により直径6mmの支持部が形成されているものとした以外は、実施例1と同様にして、マグネットローラを得た(図8)。このようにして得たマグネットローラを実施例1における(2)と同様にして、支持部の破損状況を試験したところ、全サンプルにおいて支持部破損が確認された。
133 マグネットローラ
140 磁界発生手段
140a 本体部
140b 補強部
140c 溝部
140c−1 底面
140c−2 側面
1401c 第1の溝部
1402c 第2の溝部
1401c−1 底面
1402c−2 側面
143 支持部
140 磁界発生手段
140a 本体部
140b 補強部
140c 溝部
140c−1 底面
140c−2 側面
1401c 第1の溝部
1402c 第2の溝部
1401c−1 底面
1402c−2 側面
143 支持部
Claims (7)
- 円柱状の磁界発生手段と、前記磁界発生手段の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段よりも径の細い円柱状の支持部と、前記円柱状の磁界発生手段の表面部分に設けられた該磁界発生手段の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体を挿入するための、溝部と、を有するマグネットローラにおいて、
(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、
(ロ)前記溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、そして、
(ハ)前記補強部が、前記溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられている、
ことを特徴とするマグネットローラ。 - 円柱状の磁界発生手段と、前記磁界発生手段の両端に接して同一の軸に設けられた該磁界発生手段よりも径の細い円柱状の支持部と、前記円柱状の磁界発生手段の表面部分に設けられた該磁界発生手段の軸方向に伸びる、長尺磁石成形体を挿入するための、第1の溝部及び第1の溝部で構成される溝部と、を有するマグネットローラにおいて、
(イ)前記円柱状の磁界発生手段が、その中央部分に設けられた本体部と、その両端部分に設けられた補強部と、で構成され、
(ロ)前記第1の溝部が、前記磁界発生手段の本体部の全体にわたって設けられ、
(ハ)前記補強部が、前記第1の溝部の両端と前記支持部の両端との間に設けられ
(ニ)前記支持部の両表面の端に接する該補強部の端から前記第1の溝部の両端の底部にかけて設けられた斜面を有する縦断面三角形の層が前記補強部に設けられ、
(ホ)前記斜面と前記第1の溝部の底面とで形成される角度が、90°を超えて180°未満とされ、そして、
(ヘ)前記第2の溝部が、前記斜面上に設けられている、
ことを特徴とするマグネットローラ。 - 前記磁界発生手段と前記支持部とが一体に成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネットローラ。
- マグネットローラと、前記マグネットローラの外周に回転自在に設けられた非磁性円筒体と、を少なくとも有する現像剤担持体において、前記マグネットローラとして、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマグネットローラを有していることを特徴とする現像剤担持体。
- 現像剤担持体を少なくとも有する現像装置において、前記現像剤担持体として、請求項4に記載の現像剤担持体を有していることを特徴とする現像装置。
- 現像装置を少なくとも有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置として、請求項5に記載の現像装置を有していることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 現像装置を少なくとも有するプロセスカートリッジを少なくとも備えた画像形成装置において、前記プロセスカートリッジとして、請求項6に記載のプロセスカートリッジを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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