JP2009215693A - 内部ばね先端を有する目移し針 - Google Patents

内部ばね先端を有する目移し針 Download PDF

Info

Publication number
JP2009215693A
JP2009215693A JP2009043733A JP2009043733A JP2009215693A JP 2009215693 A JP2009215693 A JP 2009215693A JP 2009043733 A JP2009043733 A JP 2009043733A JP 2009043733 A JP2009043733 A JP 2009043733A JP 2009215693 A JP2009215693 A JP 2009215693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
needle
spring
longitudinal slit
needle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009043733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4954229B2 (ja
Inventor
Klaus Kirchmair
キルヒマイアー クラウス
Frank Weihing
ヴァイヒンク フランク
Juergen Schneider
シュナイダー ユルゲン
Schaffer Oskar
シャッファー オスカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Groz Beckert KG
Original Assignee
Groz Beckert KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Groz Beckert KG filed Critical Groz Beckert KG
Publication of JP2009215693A publication Critical patent/JP2009215693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4954229B2 publication Critical patent/JP4954229B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/04Latch needles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

【課題】目移しばねの締め付け効果なしに針床の針溝に引き込まれることができる目移し針を提供する。
【解決手段】少なくとも1つの目移しばね(8)を有する目移し針において、目移しばね(8)はその一端が保持され、針本体の側方ポケット又は凹部に保持される。目移しばねの先端は、針本体の長手スリットに位置付けられる。この長手スリット(24)は、針本体(5)の長手方向において開いている入口(25)を有する。長手スリット(24)の入口(25)は、フックから離れた長手スリット(24)の端部に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は編み工具としての機能をはたすために配置される目移し針に関する。特に、本発明は、目移しばねの締め付け効果(clamping effect)なしに針床の針溝内に引込まれることができる目移し針に関する。
目移しばねを有する編み工具は公知である。たとえば、特許文献1は、その一端上にフックが設けられる細長い針本体を有する目移し針を開示する。フックはラッチと関連付けられる。ベラ針(ラッチニードル)の軸の両側には、2つの目移しばねの後端部が所定位置に保持される凹部が設けられる。これらの端部に隣接して、目移しばねは側面が外側湾曲した領域を有し、それらの先端は次に針本体の側面凹部に設置される。
このような目移しばねは、編機の針溝において駆動脚部を設けた少なくともそれらの後部領域内に案内される。針溝は、目移しばねの外側湾曲領域によって占められる幅より極めて小さい幅を有する。外側湾曲領域が細い針溝内に進入しなければならないように針が針溝に極めて深く引込まれると、目移しばねは圧迫される。その際、側面凹部に設置される目移し針の先端が外側に向かって広げられることが起こることもある。このことは、針溝における針の摩擦を増加させる結果となり得る。
さらに、実施上の具体的な編み工具は、上部針の背面部と目移しばねとの間に凹部又は段差を有することが多い。このことの結果として、目移しばねの方向において針軸上を滑るハーフステッチが、目移りばね上をさらに滑る前に比較的深い凹部へと落ち込む。
さらに、寸法公差により、目移しばねの先端が針の厚みを越えて突き出るという結果になることもあり、ハーフステッチが、目移しばねの方向に滑るときにそれぞれの先端に引っ掛けられることになることがある。
また、スライドから成る複合針は、特許文献2から公知であり、このスライドは、フックの内部空間を閉じ、さらにステッチを目移しするように配置される。複合針は、長手方向凹部を有する拡張された針胸領域を有する。この凹部は、針のフックに向かって開いている。スライドは長手方向に可動であるように針上で支持され、このスライドは外側湾曲弾性アームを有する。それらの弾力的な先端は互いに当接し、上部から長手方向凹部内に係合する。スライドは、フックの内部空間を開閉し、更にステッチを目移しするように配置される。
国際公開第WO2007/057041パンフレット 特開昭33−10684号公報
このことを考慮すると、本発明の目的は、改良された目移し針を作成することである。
この目的は、請求項1による目移し針によって達成される。
本発明による目移し針は、一端が針本体に堅固に接続され、即ち固定される少なくとも1つの目移しばねを有する。目移しばねは、この後端部から始まり、側方に湾曲されることによって針本体を超えて側方に突設する。目移しばねの前端部は、針本体に向かってさらに湾曲され、針本体の長手スリットに進入する。目移し針の前端部は、この長手スリットにおいて移動可能であるように案内される。好ましくは、針本体は均一幅を有する。そして、針本体の幅は、その2つの好ましくは平坦な側面間で測定される。特に、長手スリットが設けられる針軸の部分が残りの針軸よりも幅が広いときに有利であると考えられる。
この測定の結果として、少なくとも1つ、特に2つの目移しばねを有する目移し針は、締め付け効果又は過剰な磨耗を生じさせることなく、針溝に引込まれることができる。針溝の壁は、目移しばねの外側湾曲領域を圧迫することがある。長手方向における目移しばねの結果として生じる伸長は、目移しばねの前端部が長手スリットにおいていくらか滑動し得るという効果を有する。この滑動を容易にするために、目移しばねの前端部は先細り状であればよい。目移しばねの先端の厚みの先細り又は減少は、目移しばねの幅の50%までの割合を占めてもよい。特定の用途において、この減少は、ばね幅の50%より更に大きいこともある。その際、針本体の長手スリットは、目移しばねの前端部を案内し、針溝の壁に対し摩擦することを防止する。特に、目移しばねの前端部は、それぞれ外側に広がりそれら自体が損傷されることや、針溝の壁に対し損傷を生じることから回避される。
長手スリットに目移しばねの前端部を案内することによって、針本体がこの領域において滑らかな外側面を有するので、針軸の外側面上を滑動するハーフステッチが目移しばねの先細の前端部に引っかかることはない。さらに、目移しばねが針軸の上部の細い表面に滑らかに隣接し得るので、ハーフステッチが欠損されずに針軸から目移しばねまで滑動することもできる。
長手スリットは入口(インレット)を有し、少なくとも1つの目移しばね、つまり上述の目移しばねの前方先端若しくは前端部が入口を通過して長手スリットに進入する。好ましくは、この入口は、目移し針のフックから離れる長手スリットの側面に設けられる。この入口は、少なくとも1つの目移しばねの固定した後端部に向かって開いている開口部を意味することが理解される。
さらにまた、多くの場合は、長手スリットが、フックから離れる側面上と共にフックと対向する側面上で長手方向に開いている場合が有利である。特に、このことは、比較的短い長手スリットを有する針本体の使用に適用する。その際、少なくとも1つの目移しばねの先端が針床の針溝に進入する場合、長手スリットのフック側端部で再び退去することが可能とされる。このことは、2つの目移しばねを備えた目移し針にも適用する。圧縮された状態の目移しばねの先端がスリット端部を越えて部分的に突き出る場合、先端は針溝の壁と直に接触することなく、外側に向かってわずかに傾斜することもある。このように目移しばねの先端を解放した結果、2つのばねを圧縮するのに必要な力は、目移しばねを針溝に進入させるために軽減される。このことの結果として、別な方法で目移し針及び針溝の間に生ずる摩擦力を抑制することができる。
こうした効果は、針本体の長手スリットを画定する壁のうち少なくとも1つに、目移しばねの先端が出っ張ったり又は広がったりする側方への切り抜きが設けられていることで実現することもできる。
目移し針が2つの目移しばねを有する場合、それらの前端部つまり前方先端は、動作位置において、長手スリット内で弾性的に互いに当接する。目移しばねが圧縮される場合でも、2つの前端部間の接触は維持される。せいぜい、目移しばねが互いに接触状態にある部分が、わずかに長手方向に移動する。目移しばねが目移し針の中心面に合う限りにおいて、これらのばねは針溝の壁に直に接触することなく、いくらか外側に向かって(例えば、長手スリットの側壁の開口部を通して)広がることもある。このことは、目移しばねが針本体の側方ポケットに支持される目移し針と比較してかなりの効果を示す。
図1は、本発明による目移し針の概略斜視図である。 図2は、図1による目移し針の拡大細部の斜視図である。 図3は、図2による目移し針の細部の別の斜視図である。 図4は、図1から図3による目移し針の別の斜視図である。 図5は、本発明による目移し針の変更された実施の形態の細部の斜視図である。 図6は、本発明による目移し針の別の変更された実施の形態の細部の斜視図である。 図7は、代替するばね取り付け部品を備えたベラ針の斜視図である。 図8は、図7によるベラ針の側面図である。
本発明の有利な実施の形態の更なる詳細は、図面、説明、又は請求の範囲の主題である。説明は発明及び種々の態様の必須要素に言及する。図面は更なる詳細を開示し、追加の参照としてみなされるべきである。
図1は、ハーフステッチ2を装着する目移し針1を示す。ハーフステッチ2は、作成工程中にある編み物(ニットファブリック)から突き出るステッチの一部によって形成される。目移し針1は1つ以上の更なる針3に対応付けられてもよく、針は例えば、必要に応じてハーフステッチ2を渡すために目移し針1に対して拡張する軸線4に沿って移動する。
目移し針1は、長手方向Lに延びる長手方向の針本体5を有する。針本体5は一端にフック6を設けている。フック6はラッチ7に対応付けられ、このラッチは他のベラ針におけると同様にピボット式に支持される。図1は、後部位置にあるラッチ7を示す。ラッチ7は、フック6に向かって回転でき、糸又はハーフステッチを囲むためにフックと当接することができる。針本体5は、薄肉のバネ鋼シート材料から成る、少なくとも1つ、好ましくは2つの目移しばね8、9を装着し、ばねは針本体5上の所定位置に固定される。目移しばね8、9は、ハーフステッチ2を他の編み工具、例えば、針4へ目移しするように配置される目移し領域を形成する。
目移し領域は、おおよそ長軸部分に隣接される。針本体5はさらに、少なくとも1つの駆動脚部10又は他の駆動手段が設けられることもある。たとえば、針本体は、例としてフット・ニードルなどの駆動要素を接続するために結合手段を設けることもできる。
好ましい実施の形態を考慮して、目移しばね8、9は、互いに鏡像のように構成される。しかしながら、必要に応じて、ばねは、また異なる形状を有することもある。図2、図3、及び図4から明らかであるように、それぞれのばねは取り付け端部の形状の保持部11、12を有する。取り付け端部11、12は、例えばそこから拡張部13、14が上方に延びる板状平坦部であり、この拡張部は軸方向において目移しばね8、9を固定するように動作する。保持部11、12は、針本体5に設けられる側方凹部15に配置される。凹部15は例えば平坦な溝として構成され、それにより、保持部12は、上記溝の平底と当接する。保持部11は、保持部12上に一致して位置付けられてもよい。凹部15は、針本体5の軸の上部幅狭の平坦面まで延びる切削部(カットアウト)16を有し、前記平坦面を切り抜ける。拡張部13、14は、凹部15の切削部16内に延びることができ、目移しばね8、9を軸方向に固定することもできる。その際、拡張部13、14が幅狭の平坦面17を超えて最小限に突出する可能性がある。保持部11、12は、圧縮、溶接、接着、はんだ付け若しくは別の方法によって、針本体に取り付けられればよい。
保持部11、12からフック6の方へ延びるのは、目移しばね8、9の弾性部分18、19である。これら部分18、19は、それらの間に、針本体5の幅を超える距離を規定する。針本体5の幅は、その2つの平行する大きな平坦面35、36の間で測定される。
これら部分18、19の前端部は、互いのほうへ延びるアーム20、21で終わっている。前端部22、23上で、アーム20、21は互いに接触状態にある。端部22、23は、その際に、好ましくは針本体5の上面に開いている長手スリット24内に延びる。長手スリット24は、残りの目移し部分において針本体の幅に一致する幅を有する針本体5の部分に配置される。言い換えれば、長手スリット24の壁は、外向き方向に曲がっておらず、まっすぐである。
図1及び図2に示されるように、長手スリット24はフック6から遠く離れた端部が開いている。そこで、スリットは、保持部11、12のほうへ開いている入口25を有する。端部22、23は、入口25を通って長手スリットに延びる。さらに、長手スリット24は、針の上面で開いている。長手スリット24は、互いに平行であり、外側の好ましくは滑らかな平坦面35、36に対して長手スリット24を制限する2つの壁によって画定される。目移しばね8、9の先端は、長手スリットの壁間に保持され、針溝の壁から離れて保持される。
好ましくは、入口25は段上に配置される。長手スリット24を画定する壁の上部エッジ26、27は、湾曲した円弧のアーム20、21、及び一直線の表面の端部22、23
にそれぞれ隣接する。このことの結果として、ほとんど段のない変化(transition)が長手スリット24を有する針本体5の領域から、目移しばね8、9のそれぞれの端部22、23、及びアーム20、21まで形成される。ハーフステッチは損傷を受けることなく、針本体5から目移しばね8、9のアーム20、21上へのこうした変化にわたって滑動することもできる。その際、目移し針1の一部と針基体5から目移し針1の別の一部までハーフステッチの均一且つ緩やかな滑動が可能である。上部エッジ26、27は、そこに存在する段における入口25で終端する。
端部22、23は、滑動するように長手スリット24に案内される。同時に、それらは、長手スリット24の内側幅よりも最小限に小さい幅を有する。図2によって示されるように、長手スリット24は、入口25及びその上側が開いているだけでなく、さらにフック6に向かって開いていてもよい。図のように、アーム20、21は基本的にそれぞれ上側がまっすぐであればよい。アームは、例えば、上記部分18、19のステッチ支持段部28、29で終わってもよい。
図3は、目移し針の目移しばね7、8を取り付けるための代替的例示の実施の形態を示す。針本体5は目移しばね8、9のそれぞれに対し個別の凹部15、15’を備えることもできる。この第1の凹部15は、大きな平坦面35から針本体5に延び、目移しばね9を収容する。第2の凹部15’は、大きな平坦面34から針基体に延び、目移しばね8を収容する。他の特徴は上述の実施形態と同一であるので、上記の説明が適宜に参照される。
これまで説明してきた目移し針1は、以下のように動作する。
図1から明らかなように、目移し針1はハーフステッチ2を利用することができる。ハーフステッチ2は、針軸にわたってフック6から目移しばね8、9まで滑動することもでき、例えば、これらによって広げられる。それらは、ステッチ支持段部28、29と当接した状態になり、例えば、針3によって展開された形で別の編み工具に引き継がれる。そのために、目移しばね6と大きな平坦面34(図4)との間、及び目移しばね9と大きな平坦面36(図2)との間に十分な中間スペースが存在し、図のように、そこに針3が長手方向に平行に若しくはそれに対する角度で引込まれることもある。必要であれば、針本体5には、このプロセスを容易にするために、切削部30が設けられていてもよく、それにより、目移しバネ8、9が圧縮されるとき、上記切削が部分18、19の下向き拡張部を収容することもまた可能である。
編成作業を実行する場合、目移し針1は針床の長手方向Lに前後移動される。動作は、駆動脚部10によって伝えられる。針溝は、針本体5の幅よりわずかに大きい互いに距離を有する2つの溝壁によって画定される。目移し針1が目移しばね8、9に対する針溝に十分に入り込んで溝壁間の中間スペースに進入する場合、目移しばね8、9は圧縮される。このことの結果として、針本体5の長手スリット24の端部22、23は、前方に押される。しかしながら、端部22、23は、針溝の溝壁との接触から回避される。
さらに、端部22、23は、それぞれの動作モードにおいてハーフステッチ2との接触から回避される。その際に、ハーフステッチ2は、引っ掛かったり破損されたりすることから回避される。
図5は、目移し針1のわずかに変更された実施の形態を示す。この変更態様は、長手スリット24の構成に限られるので、図5における説明は目移し針1の対応する部分に制限される。長手スリット24を画定する壁は、長手方向Lを横断して延びる開口部31が設けられ、該開口部は入口25で終わる。プロング32、33のみが長手スリット24の壁から残存し、プロングは互いに平行に延び、二又(フォーク)を形成する。目移しばね8、9の端部22、23は、プロング32、22間に残存する。しかしながら、端部22、23の最外部先端はまた、プロング32、33の下に開口部31を介していくらか外向きに回転されることもある。
目移しばね8、9が圧縮されると、互いに接触している端部22、23の最外部先端はプロング32、33の下に回転されることもある。このことの結果として、2つのばね8、9を圧縮するために必要とされる力は、減少される。従って、目移し針1は、もっと容易にその針溝に挿入されることもできる。目移し針1及び針溝の壁間の摩擦力が大きく増加されることは回避される。
さらに、図6によって示されるように、長手スリット24を画定する壁は入口25と通じていない1つ以上の横断開口部34が設けられている。さらに、この場合、例えば図6のように構成される1つ以上の横断開口部34が、目移しばね8、9の先端の締め付けを可能にし、針溝における目移し針1のより容易な移動が可能とされる。
図7及び図8は、目移しばね8、9の変更された取り付け部品を有する別の実施の形態を示す。それらを収容するために、適切な後軸部分は、受け止めスリット37が設けられ、このスリットは針本体5の長手方向に延び、上部に向かって、即ち、針背部から離れて開いている。2つの保持部11、12は、この受け止めスリット37内へとそれぞれ当接するように延びる。横断開口部38は、針本体5を通って延び、受け止めスリット37を横切る。基本的に、横断開口部38は所望の形状を有することができる。たとえば、わずかに矩形、又は正方形であってもよい。保持部11、12には、脚部39、40が設けられ、これらは受け止めスリット37の底部を超えて下方に開口部36内に延びる。横断開口部30及び/又は脚部39、40のエッジの塑性変形は、針本体5及び保持ばね8、9間に耐久性の永続的固定を生じさせる。この変形の代わりに、溶接、接着、はんだ付等によって固定をもたらすこともまた可能である。
少なくとも1つの目移しバネ8を有する発明の目移し針1において、この目移しばね8は、その一端が保持され、好ましくは針本体の側方ポケット又は凹部に保持される。目移しばねの先端は、針本体の長手スリットに位置付けられる。この長手スリット24は、針本体5の長手方向Lにおいて開いている入口25を有する。長手スリット24の入口25は、フック6から離れた長手スリット24の端部に配置される。
1 目移し針
2 ハーフステッチ
3 針
4 軸
5 針本体
L 長手方向
6 フック
7 べら
8、9 目移しばね
10 駆動脚部
11、12 保持部
13、14 拡張部
15、15’ 凹部
16 切削部
17 平坦面
18、19 部分
20、21 アーム
22、23 端部
24 長手スリット
25 入口
26、27 エッジ
28、29 ステッチ支持段部
30 切削部
31 開口部
32、33 プロング
34 横断開口部
35、36 平坦面
37 受け止めスリット
38 横断開口部
39、40 脚部

Claims (13)

  1. 長手方向の針本体(5)と、
    少なくとも1つの目移しばね(8、9)であって、前記目移しばね(8、9)の一端(11、12)が前記針本体(5)に永続的に固定され、前記針本体(5)を超えて側方に突出し、前記目移しばね(8、9)の他端(23、22)が前記針本体(5)の長手スリット(24)に嵌入される、前記目移しばね(8、9)と、
    を有する、目移し針(1)。
  2. 前記長手スリット(24)が、前記目移しばね(8、9)の前記固定端(11、12)に向かって開いている入口(25)を有する、請求項1に記載の目移し針。
  3. 前記針本体(5)は細長い形状であって、一端にフック(6)を有し、
    前記長手スリット(24)が前記フック(6)から離れる側面上で開いている、請求項1に記載の目移し針。
  4. 前記長手スリット(24)が、前記フック(6)から離れる側面上と共に、前記フック(6)と対向する側面上で開いている、請求項3に記載の目移し針。
  5. 前記スリット(24)が、前記針本体(5)の平坦面(35、36)に向けて少なくとも1つの開口部(31)を有する、請求項1に記載の目移し針。
  6. 前記目移し針(1)が、2つの前記目移しばね(8、9)を設ける、請求項1に記載の目移し針。
  7. 前記目移しばね(8、9)が、中心領域(18、19)において互いに離れるように湾曲される、請求項6に記載の目移し針。
  8. 前記2つの目移しばね(8、9)のそれぞれの先端(22、23)が、前記長手スリット(24)において最小限のあそびで案内される、請求項6に記載の目移し針。
  9. 前記2つの目移しばね(8、9)のそれぞれの先端(22、23)が、前記長手スリット(24)において互いに当接する状態にある、請求項8に記載の目移し針。
  10. 前記目移しばね(8、9)が先端(22、23)を有し、前記先端(22、23)の前端部が先細状である、請求項1に記載の目移し針。
  11. 少なくとも1つの前記目移しばね(8)が、前記固定端(12)において、前記針本体(5)の側方開口ポケット(15)に案内される、請求項1に記載の目移し針。
  12. 前記針本体(5)が2つの凹部(15)を有し、それぞれの前記凹部が1つの前記目移しばね(8、9)を収容する、請求項1に記載の目移し針。
  13. 第1の前記凹部(15)が大きな平坦面(36)から、第2の前記凹部(15)が大きな平坦面から(35)から、前記針本体(5)へと延びる、請求項10に記載の目移し針。
JP2009043733A 2008-02-27 2009-02-26 内部ばね先端を有する目移し針 Active JP4954229B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP08003528A EP2096200B1 (de) 2008-02-27 2008-02-27 Umhängenadel mit innen liegender Federspitze
EP08003528.0 2008-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009215693A true JP2009215693A (ja) 2009-09-24
JP4954229B2 JP4954229B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=39272834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009043733A Active JP4954229B2 (ja) 2008-02-27 2009-02-26 内部ばね先端を有する目移し針

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7836729B2 (ja)
EP (1) EP2096200B1 (ja)
JP (1) JP4954229B2 (ja)
KR (1) KR101027639B1 (ja)
CN (1) CN101532208B (ja)
TW (1) TWI377275B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10932793B2 (en) 2016-01-11 2021-03-02 Covidien Lp Endoscopic reposable surgical clip applier

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013105239A1 (de) * 2013-05-22 2014-11-27 Groz-Beckert Kg Schiebernadel
DE102015105648A1 (de) * 2015-04-14 2016-10-20 Groz-Beckert Kg Schieberfeder, Schieber, Schiebernadel, Führungsanordnung und Verfahren zum Herstellen wenigstens einer Schieberfeder
EP3418434B1 (de) * 2017-06-19 2019-05-01 Groz-Beckert KG Maschinenstrickwerkzeug, insbesondere maschinenstricknadel
CN107354575A (zh) * 2017-08-09 2017-11-17 南通市光阳针业有限公司 一种新型移圈织针

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328957A (ja) * 1986-07-14 1988-02-06 伊藤 暁 目移しジヤツク付き複合針
JPH034744Y2 (ja) * 1987-05-12 1991-02-07
JP2000282353A (ja) * 1999-03-26 2000-10-10 Groz Beckert Kg 複合針

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2997865A (en) * 1961-08-29 Philip
US885150A (en) * 1906-02-24 1908-04-21 Powell Knitting Company Transferring device for knitting-machines.
GB419601A (en) * 1933-05-11 1934-11-12 Frederick George Coleman Improvements in or relating to knitting needles and knitting machines
US2667770A (en) * 1950-08-23 1954-02-02 Ordnance Gauge Company Transfer needle for knitting machines
FR1407989A (fr) * 1964-09-16 1965-08-06 Aiguille spéciale pour le passage de la maille à côte ou de la maille élastique ou analogue à la maille unie dans un métier de bonneterie rectiligne
ES243765Y (es) * 1979-05-24 1980-04-16 Aguja de transferencia de malla en maquinas de tejidos de punto.
ES256197Y (es) 1981-01-27 1982-04-16 Aguja de transferencia de malla para maquinas de generos de punto
IT8321328V0 (it) * 1983-03-30 1983-03-30 Santoni & C Spa Ago del piatto composito per macchina circolare monocilindrica per calzetteria atta a produrre maglia a costa.
CH664392A5 (de) * 1984-12-18 1988-02-29 Dubied & Cie Sa E Zungennadel fuer maschenuebertragung.
IT1185187B (it) * 1985-07-04 1987-11-04 Mecmor Spa Dispositivo per il passaggio del punto da un ago per la formazione di maglia diritta ad un ago per la formazione di maglia rovescia e viceversa,in una macchina per maglieria e simili
JPH0578962A (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 Shima Seiki Mfg Ltd 編機用コンパウンドニードル
JP3310684B2 (ja) 1992-01-28 2002-08-05 ニチコン株式会社 電解コンデンサの電解液
DE19905668C2 (de) * 1999-02-11 2001-01-25 Groz Beckert Kg Umhängenadel zur Maschenübertragung
DE10227533C1 (de) * 2002-06-20 2003-12-11 Groz Beckert Kg Nadel mit Umhängefeder
US7908890B2 (en) 2005-11-18 2011-03-22 Santoni S.P.A. Needle for transferring stitches therefrom to adjacent needles for hosiery knitting machines or the like
DE502006006452D1 (de) 2006-08-11 2010-04-29 Groz Beckert Kg Zungennadel für maschenbildende Textilmaschine

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328957A (ja) * 1986-07-14 1988-02-06 伊藤 暁 目移しジヤツク付き複合針
JPH034744Y2 (ja) * 1987-05-12 1991-02-07
JP2000282353A (ja) * 1999-03-26 2000-10-10 Groz Beckert Kg 複合針

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10932793B2 (en) 2016-01-11 2021-03-02 Covidien Lp Endoscopic reposable surgical clip applier

Also Published As

Publication number Publication date
US20090211304A1 (en) 2009-08-27
TWI377275B (en) 2012-11-21
EP2096200B1 (de) 2011-06-08
KR101027639B1 (ko) 2011-04-07
KR20090092716A (ko) 2009-09-01
JP4954229B2 (ja) 2012-06-13
US7836729B2 (en) 2010-11-23
CN101532208A (zh) 2009-09-16
EP2096200A1 (de) 2009-09-02
CN101532208B (zh) 2012-02-01
TW201009149A (en) 2010-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4954229B2 (ja) 内部ばね先端を有する目移し針
KR101004421B1 (ko) 물체 유지용 유지장치
JP4163212B2 (ja) 横編機のヤーンキャリア
JP2008190109A (ja) タフティング装置のグリッパー
JP2004167141A (ja) クリップ付きハンガー及びその製造方法
JP2009127185A (ja) 磨耗低減を示す編みシステム用シンカーおよび編みシステム
KR101248050B1 (ko) 내장형 중심 스트립을 갖는 슬라이더 니들
KR100740023B1 (ko) 래치 니들
JP4987889B2 (ja) べら針
HK1056586A1 (en) Nadel fuer strick- oder wirkmaschinen und damit ausgeruestete strickmaschine
TWI415983B (zh) 由織針驅動之脫圈沈降片
JP2013112918A (ja) 横編機の複合針
JP2012516731A (ja) 外科用摺動シャフト器具及び摺動シャフト
WO2004057081A1 (ja) 複合針
JP6021033B2 (ja) ステープラー及び複数傾斜面を有するステープラーの針曲げ台構造
JP2002285455A (ja) 舌 針
JP5723763B2 (ja) 編機
JP2009254507A (ja) カーテンフック
JP3895105B2 (ja) 電動工具のフック
JP2013060690A (ja) 編成部材のかしめ構造
JPWO2009016805A1 (ja) 横編機の選針機構、横編機の選針機構用セレクタ及び横編機の選針機構用スペーサ
CN105821577B (zh) 织针以及针床
JP6667296B2 (ja) 除塵ブラシ
KR200439715Y1 (ko) 머리핀
JP2006057234A (ja) 編機用目移し針

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120306

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4954229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250