JP2009215060A - センサー情報通報システム、エレベータ用センサー情報通報システム、センサー情報通報方法 - Google Patents

センサー情報通報システム、エレベータ用センサー情報通報システム、センサー情報通報方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センサーの配線作業の削減およびセンサーの設置制限の緩和が可能なセンサー情報通報システムを提供する。
【解決手段】センサー1,2,3,4は、検出したセンサー情報をDTMF信号の周波数音として生成してそれぞれに内蔵のスピーカーから無線化情報として出力し、インターホン15のマイクに入力する。インターホン15は、受け取ったDTMF信号の周波数音を通報装置11に有線回線35経由で転送する。通報装置11は、転送されたDTMF信号の周波数音に対応するセンサー情報を処理して、公衆網13を介して保守センサー12に送信する。通報装置11は、センサー情報の転送指示を行う際、該転送指示に対応するDTMF信号の周波数音を生成し有線回線35経由でインターホン15のスピーカーから無線化情報として出力させる。センサー1,2,3,4はそれぞれに内蔵のマイクにてインターホン15からのDTMF信号の周波数音を受け取る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、センサー情報通報システム、エレベータ用センサー情報通報システム、センサー情報通報方法に関する。
各種のセンサー情報を外部装置に対して通報するセンサー情報通報システムについては、従来技術の場合、センシング動作を行うセンサーと外部装置への通報を行う通報装置との間が有線回線で接続された構成からなっていた。例えば、特許文献1の特開2005−145686号公報「エレベータの非常連絡装置」のようなエレベータ用の通報装置の従来の構成について、図4を参照して説明する。図4は、従来のエレベータ用センサー情報通報システムのシステム構成を示すシステム構成図である。
図4において、各種センサー(センサー1A、センサー2A、センサー3A、センサー4A)は、通報装置11Aと有線回線31,32,33,34にて接続されており、接点センサーであれば、検出したON/OFF情報を、アナログ値センサーであれば、アナログ値に関する情報を、有線回線を介して、通報装置11Aが読み取ることによって、対応する各種処理を実行していた。処理した結果は、通報装置11Aから、公衆網13を介して、保守センター12へ通報されることになる。
特開2005−145686号公報(第3頁)
しかしながら、従来のセンサー情報通報システムにおいては、例えば、図4に示すような従来の通報装置11Aのセンサーにおいては、センサーと通報装置11Aとの間を有線回線31,32,33,34で接続しているために、次のような課題がある。
第1の課題は、保守作業者が各種センサーを設置しようとする場合、配線スペースを確保できない場合が生じることにある。例えば、図4のエレベータ用センサー情報通報システムの場合、エレベータかご21の昇降等の事由によりエレベータ昇降路22内のスペースを確保するために、各種センサー(センサー1A、センサー2A、センサー3A、センサー4A)の配線に制限があり、場合によっては、設置することができない箇所が生じてしまう。
第2の課題は、センサーと通報装置との間の作業員の配線作業に危険を伴う場合があるという点にある。例えば、図4のエレベータ用センサー情報通報システムの場合、エレベータ昇降路22内での各種センサー(センサー1A、センサー2A、センサー3A、センサー4A)の配線作業を実施する際に、保守作業員が転落する危険性があり、建物が高層になるほど、配線作業に危険を伴うことになる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、各種センサーと通報装置との間で転送されるセンサー情報をDTMF(Dual Tone Multi Frequency)音にて送受信することにより無線化を図ることを可能とし、もって、センサーの配線作業の削減およびセンサーの設置制限の緩和を可能とする仕組みを提供することを、その目的としている。
つまり、各種センサーに内蔵されたスピーカーからセンサー情報をDTMF音として出力し、インターホンのマイクにて受信して通報装置へ転送することによって、あるいは、通報装置のマイクにて直接受信することによって、各種センサーから送信されるセンサー情報の無線化を可能とすることを目的としている。例えば、図4のようなエレベータ用センサー情報通報システムの場合、各種センサー(センサー1A、センサー2A、センサー3A、センサー4A)に有線回線31,32,33,34を接続する代わりに、各種センサーにスピーカーを内蔵し、内蔵されたスピーカーからセンサー情報をエレベータかご21内のインターホン15のマイクへ入力し、通報装置11Aに転送する、あるいは、通報装置側にもマイクを備え、各種センサーからのセンサー情報を通報装置のマイクへ直接入力するように構成する。
一方、通報装置から各種センサーへのセンサー情報の転送指示は、通報装置からインターホンに転送されて、インターホンのスピーカーからDTMF音として、または、通報装置のスピーカーから直接DTMF音として、送信され、各種センサーに内蔵されたマイクにて受信して、要求されたセンサー情報を、内蔵されたスピーカーから送信することによって、各種センサーから送信されるセンサー情報の無線化を可能とすることを目的としている。例えば、図4のエレベータ用センサー情報通報システムの場合、通報装置11Aからエレベータかご21内のインターホン15に転送されてきた各種センサーへのセンサー情報の転送指示を、エレベータかご21内のインターホン15のスピーカーからDTMF音として出力して、あるいは、通報装置にスピーカーを備えさせて、通報装置のスピーカーからDTMF音として出力して、各種センサーに内蔵されたマイクへ入力する。各種センサーは指示されたセンサー情報を取得し、各種センサーに内蔵されたスピーカーからDTMF音として出力し、エレベータかご21内のインターホン15のマイクへ入力し、通報装置に転送する、あるいは、通報装置に備えたマイクへ直接入力するようにする。
さらに、各種センサーにバッテリー等の内蔵電源を搭載することにより、スピーカーからのDTMF音の出力動作、また、マイクへのDTMF音の入力動作についての無線化を可能とする。
前述の課題を解決するため、本発明によるセンサー情報通報システム、エレベータ用センサー情報通報システム、センサー情報通報方法は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)監視対象の状態を検出するセンサーからのセンサー情報を受け取って、処理した結果を外部装置に対して通報する通報装置を備えたセンサー情報通報システムにおいて、前記センサーは、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号の周波数音を出力するスピーカーを備え、当該センサーが検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、前記スピーカーから出力し、前記通報装置は、当該通報装置に有線回線で接続したインターホンのマイクによって、前記センサーからのDTMF信号の周波数音を受信して、当該通報装置に前記有線回線を介して転送させ、受け取ったDTMF信号の周波数音に対応するセンサー情報を処理した結果を前記外部装置に対して送信するセンサー情報通報システム。
本発明のセンサー情報通報システム、エレベータ用センサー情報通報システム、センサー情報通報方法によれば、以下のような効果を得ることができる。
第1の効果は、各種センサーからのセンサー情報、各種センサーへの指示信号を無線化することによって、センサー設置箇所の制限を大幅に削減することができることである。
第2の効果は、保守作業員のセンサーの設置・配線作業が不要になることによって、センサーの設置・配線作業に伴う保守作業員の事故を低減することができることである。
第3の効果は、各種センサーからのセンサー情報、各種センサーへの指示信号を無線化することによって、センサーの設置・配線作業に掛かる保守作業員の作業時間を大幅に短縮することができることである。
以下、本発明によるセンサー情報通報システム、エレベータ用センサー情報通報システム、センサー情報通報方法の好適な実施形態について添付図を参照して説明する。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴について、その概要をまず説明する。本発明は、各種センサーからのセンサー情報を処理した処理結果を外部装置に対して通報する通報装置を備えたセンサー情報通報システムに関するものであって、各種センサーに内蔵されたスピーカーからセンサー情報をDTMF音(Dual Tone Multi Frequency:可聴周波数帯の高音系、低音系の2周波の組合せ信号からなる周波数音)として出力し、通報装置に有線回線にて接続したインターホンのマイクにより受信して当該通報装置へ転送することによって、あるいは、通報装置のマイクにより直接受信することによって、各種センサーから送信されるセンサー情報の無線化を可能とすることを特徴としている。
一方、通報装置から各種センサーへのセンサー情報の転送指示は、有線回線にて接続したインターホンに転送され、インターホンのスピーカーからDTMF音として、または、通報装置のスピーカーから直接DTMF音として、送信され、各種センサーに内蔵されたマイクにて受信して、指示されたセンサー情報を、内蔵されたスピーカーから送信することによって、通報装置またはインターホンから送信される各種センサーへの転送指示、各種センサーから送信されるセンサー情報の双方の無線化を可能とすることを特徴としている。
さらに、DTMF音にてそれぞれ無線化された、センサー情報を送信し、センサー情報の転送指示を受信するために、各種センサーに内蔵されたスピーカー、マイクを動作させるバッテリー等の内蔵電源を各種センサーに搭載することにより、各種センサーの無線化の動作を可能とする。
つまり、本発明は、各種のセンサー情報を収集する接点センサー、アナログ値入力センサー等の各種センサーにDTMF(Dual Tone Multi Frequency)音を無線信号として送受信するマイクとスピーカーとを内蔵し、さらに、マイクとスピーカーとによるDTMF音の送受信動作を可能とするためのバッテリー等の内蔵電源を各種センサーに搭載することを特徴としている。
さらに、各種センサーと通報装置との間でDTMF音を直接送受信する場合に備えて、該通報装置にも、DTMF音を無線信号として送受信するマイクとスピーカーとを備えていることを特徴としている。なお、通報装置は、各種センサー情報からのセンサー情報を処理して、処理結果を外部装置例えば保守センター等へ通報する機能、および、外部装置例えば保守センター等からの指示を受信して、各種センサーへ該指示に応じたセンサー情報の転送を指示するための転送指示をDTMF音として直接または有線回線にて接続したインターホンを介して各種センサーへ送信する機能を備えている。
以下の実施形態の説明においては、本発明によるセンサー情報通報システムの一例として、エレベータの運用状態を監視するためのエレベータ用センサー情報通報システムの場合を例にとって、その実施形態について、具体的に説明するが、本発明はかかるエレベータ向けのものに限るものではなく、観測用システムやセキュリティ用の警備システムなど、センサー情報を収集するシステムであれば、如何なる用途のシステムにも広く適用することができることは言うまでもない。
(実施形態の構成)
まず、本発明によるセンサー情報通報システムのシステム構成の一例について、エレベータ用センサー情報通報システムのシステム構成の一例を図1に示す。図1に示すように、本エレベータ用センサー情報通報システムは、エレベータかご21内やエレベータ昇降路22内やエレベータ用モーター制御部14内等に配置された各種センサー(センサー1,センサー2,センサー3,センサー4)と通報装置11と外部装置である保守センター12とを基本的な構成要素として少なくとも備えて構成されている。
通報装置11は、各種センサーからのセンサー情報を処理して、エレベータ監視結果の情報として保守センター12へ送信したり、保守センター12からの指示を受け取って該指示に応じたセンサー情報の転送指示を各種センサー側へ送信したりする機能を有しており、図1においては、保守センター12との間を、アナログ網やPHS網等からなる公衆網13を介して接続している場合を示している。しかし、保守センター12とは公衆網13ではなく専用網にて接続するようにしても良いし、デジタル網にて接続しても良いし、あるいは、専用回線にて接続するようにしても良い。
また、通報装置11は、各種センサー(センサー1,センサー2,センサー3,センサー4)からのセンサー情報を受け取ったり、各種センサーへの転送指示を送信したりする際に、通報装置11と有線回線35にて接続され、エレベータかご21内に設置されているインターホン15を介して送受信する場合を示している。しかし、場合によっては、通報装置11に、DTMF音を送受信するためのスピーカー、マイクを搭載し、各種センサーとの間で、インターホン15を介することなく、直接、DTMF音による無線信号を送受信するように構成しても良い。
また、各種センサー(センサー1,センサー2,センサー3,センサー4)には、次のような特徴的な回路が搭載されている。
(1)各種センサーへのスピーカーおよび/またはマイクの搭載
エレベータ用センサー情報通報システムにおける構成要素である接点センサーやアナログ値入力センサー等の各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)には、それぞれ、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)音の出力用のスピーカーおよび/または入力用のマイクを内蔵している。本実施例においては、スピーカーとマイクとの双方を備えている場合を示しているが、場合によっては、スピーカーのみによって構成されていても良い。
エレベータ昇降路22内に設置されたセンサー1、エレベータかご21内に設置されたセンサー2,3、エレベータ用モーター制御部14内に設置されたセンサー4それぞれのセンサー情報は、内蔵したスピーカーからDTMF音として出力され、エレベータかご21内に設置されたインターホン15のマイクに入力される。インターホン15のマイクにて受信されたセンサー情報は、有線回線35を経由して通報装置11に転送される。センサー情報を受け取った通報装置11は、前述のように、各種の処理を行い、その処理結果を、公衆網13を介して、保守センター12へ通報する。
なお、図1の構成において、前述のように、例えば、エレベータ設置環境や各種センサーとの間の無線通信環境の如何によっては、通報装置11にDTMF音を入力するマイクを備えるように構成して、エレベータかご21内のインターホン15を介することなく、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)からのセンサー情報を、通報装置11が直接受信するような構成とすることも可能である。
一方、通報装置11から各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)へのセンサー情報の転送指示は、有線回線35を経由してエレベータかご21内のインターホンに転送される。インターホン15は、通報装置11から転送されてきた各種センサーへのセンサー情報の転送指示を、スピーカーからDTMF音として出力して、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)それぞれに内蔵されたマイクへ入力する。転送指示に応じて、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)はセンサー情報を取得し、各種センサーそれぞれに内蔵されたスピーカーからDTMF音として出力し、エレベータかご21内のインターホン15のマイクへ入力する。インターホン15のマイクにて受信したセンサー情報は、有線回線35を経由して通報装置11に転送される。
なお、図1の構成において、前述のように、通報装置11にDTMF音を出力するスピーカーと入力するマイクとを備えるように構成して、インターホン15を介することなく、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)への転送指示の送信動作、各種センサーからのセンサー情報の受信動作を、通報装置11が直接行うような構成とすることも可能である。
(2)各種センサーへのバッテリー等の内蔵電源の搭載
DTMF音にてセンサー情報を送信し、通報装置11が指示するセンサー情報の転送指示をDTMF音にて受信するために、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)にバッテリー等の内蔵電源を搭載し、センサー情報、センサー情報の転送指示の送受信動作の無線化を可能にする。
(実施形態の動作例の説明)
次に、図1のエレベータ用センサー情報通報システムの動作の一例として、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)のセンサー情報を通報装置11を経由して保守センター12へ転送する場合について説明する。まず、エレベータ昇降路22内に設置されたセンサー1がON/OFFのみを検出する接点センサーであった場合について説明する。
センサー1の接点センサーがONした場合、接点センサーに内蔵されているスピーカーからDTMF信号“1”の周波数音をあらかじめ定めた一定時間a秒(例えば1秒間)出力し、エレベータかご21内に設置されたインターホン15のマイクへ入力する。インターホン15は、マイクに入力されたa秒継続するDTMF信号“1”を、有線回線35を経由して、通報装置11へ転送する。
通報装置11には、各種センサーそれぞれからセンサー情報として出力されるすべてのDTMF信号の周波数音と継続時間とが、センサー情報登録データとしてあらかじめ設定登録されている。したがって、通報装置11は、インターホン15から転送されてきたa秒継続するDTMF信号“1”というセンサー1のセンサー情報がセンサー情報登録データにあらかじめ登録されているので、センサー情報登録データと入力されてきたa秒継続するDTMF信号“1”とを照合することによって、センサー1がONしたことを判別する。通報装置11は、判別結果であるセンサー1がONしたという情報を、公衆網13を介して保守センター12へ送信する。
次に、エレベータかご21内に設置されたセンサー2についても、ON/OFFのみを検出する接点センサーであった場合について説明する。
センサー2の接点センサーがONした場合、接点センサーに内蔵されているスピーカーからDTMF信号“2”の周波数音をあらかじめ定めた一定時間b秒(例えば1秒間)出力し、エレベータかご21内に設置されたインターホン15のマイクへ入力する。インターホン15は、マイクに入力されたb秒継続するDTMF信号“2”を、有線回線35を経由して、通報装置11へ転送する。
通報装置11には、前述のように、各種センサーそれぞれからセンサー情報として出力されるすべてのDTMF信号の周波数音と継続時間とが、センサー情報登録データとしてあらかじめ設定登録されている。したがって、通報装置11は、インターホン15から転送されてきたb秒継続するDTMF信号“2”というセンサー2のセンサー情報がセンサー情報登録データにあらかじめ登録されているので、センサー情報登録データと入力されてきたb秒継続するDTMF信号“2”とを照合することによって、センサー2がONしたことを判別する。通報装置11は、判別結果であるセンサー2がONしたという情報を、公衆網13を介して保守センター12へ送信する。
次に、エレベータかご21内に設置されたセンサー3が、エレベータかご21内の温度を計測する温度センサーであった場合について説明する。
保守センター12の保守員がエレベータかご21内の温度を知りたい場合、保守センター12から温度の計測結果の転送を指示する指令信号を、公衆網13を介して、通報装置11に対して発信する。通報装置11が、保守センター12からの該指令信号を受信すると、通報装置11は、受信した該指令信号を処理し、有線回線35を経由して、エレベータかご21内のインターホン15のスピーカーからDTMF信号“3”の周波数音を一定時間c秒(例えば1秒間)出力させる。
インターホン15のスピーカーから出力されたc秒継続するDTMF信号“3”は、エレベータかご21内に温度計測用のセンサーとして設置されたセンサー3のマイクへ入力される。温度計測用のセンサー3に内蔵されている処理部には、マイクに指示信号として入力されてくる当該センサー3向けのすべてのDTMF信号の周波数音と継続時間とが、指示信号登録データとしてあらかじめ設定登録されている。したがって、センサー3は、マイクに入力されてきたc秒継続するDTMF信号“3”というセンサー3向けの指示信号が指示信号登録データにあらかじめ登録されているので、指示信号登録データと入力されてきたc秒継続するDTMF信号“3”とを照合することによって、エレベータかご21内の温度の返送指示が受信されたことを判別する。
センサー3の温度センサーは、エレベータかご21内の温度を計測し、計測した温度通知用信号として、例えば20℃であった場合には、DTMF信号“320”、25℃であった場合には、DTMF信号“325”というように、温度に比例した周波数音のDTMF信号を内蔵されたスピーカーから一定時間d秒の間の断続音として(例えば1桁目の数字を1秒間ONし、1秒間OFFした後、2桁目の数字を1秒間ONし、1秒間OFFした後、3桁目の数字を1秒間ONして)出力する。ここに、前述の温度通知用信号となるDTMF信号の3桁の数字列のうち、1桁目の数字は、温度センサーのセンサー情報であることを示す“3”であり、2桁目、3桁目の数字は、計測した温度を示す。
センサー3のマイクから出力された例えばd秒の間断続するDTMF信号“320”は、エレベータかご21内に設置されたインターホン15のマイクへ入力される。インターホン15は、マイクに入力されたd秒の間断続するDTMF信号“320”を、有線回線35を経由して、通報装置11へ転送する。
通報装置11は、インターホン15から転送されてきたd秒の間断続するDTMF信号“320”というセンサー3の温度計測用センサー情報(1桁目が“3”の場合、2桁目、3桁目の数字が計測温度を示しているという情報)がセンサー情報登録データにあらかじめ登録されているので、センサー情報登録データと入力されてきたd秒の間断続するDTMF信号“320”とを照合することによって、エレベータかご21内の温度が20℃であったことを判別する。通報装置11は、判別結果であるエレベータかご21内の温度20℃という情報を、公衆網13を介して保守センター12へ送信する。
次に、エレベータ用モーター制御部14内に設置されたセンサー4が、エレベータ用モーターの回転速度を計測するアナログ値入力センサーであった場合について説明する。
保守センター12の保守員がエレベータ用モーターの回転速度を知りたい場合、保守センター12からエレベータ用モーターの回転速度の計測結果の転送を指示する指令信号を、公衆網13を介して、通報装置11に対して発信する。通報装置11が、保守センター12からの該指令信号を受信すると、通報装置11は、受信した該指令信号を処理し、有線回線35を経由して、エレベータかご21内のインターホン15のスピーカーからDTMF信号“4”の周波数音を一定時間e秒(例えば1秒間)出力させる。
インターホン15のスピーカーから出力されたe秒継続するDTMF信号“4”は、エレベータ用モーター制御部14内にエレベータ用モーターの回転速度計測用のセンサーとして設置されたセンサー4のマイクへ入力される。エレベータ用モーターの回転速度計測用のセンサー4に内蔵されている処理部には、マイクに指示信号として入力されてくる当該センサー4向けのすべてのDTMF信号の周波数音と継続時間とが、指示信号登録データとしてあらかじめ設定登録されている。したがって、センサー4は、マイクに入力されてきたe秒継続するDTMF信号“4”というセンサー4向けの指示信号が指示信号登録データにあらかじめ登録されているので、指示信号登録データと入力されてきたe秒継続するDTMF信号“4”とを照合することによって、エレベータ用モーターの回転速度の返送指示が受信されたことを判別する。
エレベータ用モーター制御部14からはエレベータ用モーターの回転速度に準じた電圧が出力されているので、センサー4のアナログ入力値センサーは、エレベータ用モーター制御部14から出力されている出力電圧を計測し、計測したモーター回転速度通知用信号として、例えば出力電圧が3Vであった場合には、DTMF信号“43”、また、5Vであった場合には、DTMF信号“45”というように、計測した出力電圧に比例した周波数音のDTMF信号を内蔵されたスピーカーから一定時間f秒の間の断続音として(例えば1桁目の数字を1秒間ONし、1秒間OFFした後、2桁目の数字を1秒間ONして)出力する。ここに、前述のモーター回転速度通知用信号となるDTMF信号の2桁の数字列のうち、1桁目の数字は、モーター回転速度計測用のアナログ入力値センサーのセンサー情報であることを示す“4”であり、2桁目の数字は、モーター回転速度に準じる電圧として計測したエレベータ用モーター制御部14の出力電圧を示す。
センサー4のマイクから出力された例えばf秒の間断続するDTMF信号“43”は、エレベータかご21内に設置されたインターホン15のマイクへ入力される。インターホン15は、マイクに入力されたf秒の間断続するDTMF信号“43”を、有線回線35を経由して、通報装置11へ転送する。
通報装置11は、インターホン15から転送されてきたf秒の間断続するDTMF信号“43”というセンサー4のモーター回転速度計測用センサー情報(1桁目が“4”の場合、2桁目の数字がエレベータ用モーター制御部14の出力電圧を示しているという情報)がセンサー情報登録データにあらかじめ登録されているので、センサー情報登録データと入力されてきたf秒の間断続するDTMF信号“43”とを照合することによって、センサー4のセンサー情報としてエレベータ用モーター制御部14の出力電圧3Vであったことを判別し、出力電圧3Vに相当するモーター回転速度に変換する処理を行う。しかる後、通報装置11は、出力電圧3Vから変換されたエレベータ用モーターの回転速度を、公衆網13を介して保守センター12へ送信する。
(通報装置の構成例)
次に、図1に示す通報装置11の内部構成の一例について、図2を用いて説明する。図2は、図1に示す通報装置11の内部構成の一例を示すブロック構成図である。図2に示すように、通報装置11は、制御部11a、メモリ11b、クロックIC11c、USBインターフェース部11d、イーサネットインターフェース部11e、RS−232Cインターフェース部11f、RS−485インターフェース部11g、PHSモジュール11h、モデム部11i、PBトランシーバ部11j、レベル検出部11k、ハンズフリーIC11l、スピーカーアンプ11m、呼出ボタン検出部11nの各回路部から構成されている。
制御部11aは、通報装置11全体の制御を司り、各種信号の処理を行うCPUやGA(ゲートアレイ)等から構成される。メモリ11bには、通報装置11の基本動作を実行する制御プログラムや端末ID、自局電話番号、各種センサーからのDTMF信号の周波数音を登録するシステムデータつまりセンサー情報登録データ等が記憶されている。クロックIC11cは、各回路部への制御用クロック信号を生成したり、時計情報を計時したりする部位である。
また、USBインターフェース部11dは、USBコントローラIC等を含み、USB端末との接続用のインターフェースである。イーサネットインターフェース部11eは、イーサネットコントローラIC等を含み、イーサーネットLAN構成用のインターフェースである。RS−232Cインターフェース部11fは、RS−232CドライバIC等を含み、1対1接続型のシリアル伝送用インターフェースである。RS−485インターフェース部11gは、RS−485ドライバIC等を含み、マルチポイント接続型のシリアル伝送用インターフェースである。
PHS(Personal Handyphone System)モジュール11hは、公衆網13がPHS網の場合に使用され、無線信号によってPIAFS(Personal Handyphone System Internet Access Forum Standard)規格等に準拠したデータ通信または通話を可能としたモジュールであり、制御部11aとはシリアル伝送を行い、ATコマンドにて制御される。
モデム部11iは、公衆網13がアナログ網の場合に使用され、アナログ網を介してデータ通信を行うための変復調回路であり、制御部11aとはシリアル伝送を行い、ATコマンドにて制御される。PBトランシーバ部11jは、DTMF信号つまり周波数信号、コールプログレストーンを送受信するための回路である。レベル検出部11kとは、PBトランシーバ部11jやハンズフリーIC11lに入力された音声信号レベルがあらかじめ定めた基準値以上であった場合をHigh、基準値よりも低い場合をLowとして、制御部11aへ出力する回路である。
ハンズフリーIC11lは、ハンズフリー通話を可能とするためのICであり、送受信データのゲインコントロール、エコーキャンセラ、ノイズキャンセラ等の機能を有している。スピーカーアンプ11mは、エレベータかご21に設置したインターホン15のスピーカーへ出力するDTMF信号つまり周波数信号や音声信号を増幅する回路である。呼出ボタン検出部11nは、エレベータかご21に設置した呼出ボタン16のON/OFFを検出する回路である。
なお、前述したように、場合によっては、通報装置11に、各種センサー(センサー1,センサー2,センサー3,センサー4)との間で、直接、DTMF音を送受信するためのスピーカー、マイクをさらに備えるように構成することも可能である。
(センサーの構成例)
次に、図1に示すセンサー1の内部構成の一例について、図3を用いて説明する。図3は、図1に示すセンサー1の内部構成の一例を示すブロック構成図であり、センサー部1eの内部構成以外は、他の各種センサー(センサー2、センサー3、センサー4)も全く同様の構成である。図3に示すように、センサー1は、制御部1a、メモリ1b、クロックIC1c、RS−232Cインターフェース部1d、センサー部1e、PBトランシーバ部1f、スピーカーアンプ1g、スピーカー1h、マイク1iの各回路部およびバッテリー1jから構成されている。
制御部1aは、センサー1全体の制御を司り、各種信号の処理を行うCPUやGA(ゲートアレイ)等から構成される。メモリ1bには、センサー1の基本動作を実行する制御プログラムやセンサーID、通報装置11からインターホン15を介して入力されてくるDTMF信号の周波数音を登録するシステムデータつまり指示信号登録データ等が記憶されている。クロックIC1cは、各回路部への制御用クロック信号を生成したり、時計情報を計時したりする部位である。
RS−232Cインターフェース部1dは、RS−232CドライバIC等を含み、1対1接続型のシリアル伝送用インターフェースである。センサー部1eは、接点センサーであるセンサー1の場合、監視対象のON/OFFを検出する部位である。
PBトランシーバ部1fは、DTMF信号つまり周波数信号、コールプログレストーンを送受信するための回路である。スピーカーアンプ1gは、内蔵しているスピーカー1hへ出力するDTMF信号つまり周波数信号や音声信号を増幅する回路である。マイク1iは、インターホン15からのDTMF信号を入力する部位である。また、バッテリー1jは、スピーカー1h、マイク1iを駆動して、DTMF信号の周波数音を送受信する動作を可能とする内蔵電源である。
(通報装置、センサーの内部の動作例)
次に、図2に示す通報装置11および図3に示すセンサー1の内部の各回路部の動作についてその一例を説明する。
通報装置11は、通常運用時、各種センサーによるエレベータかご21内およびエレベータ昇降路22の状態監視等を行い、異常が検出されると、保守センター12へ公衆網13を介してデータ通報を行う。
また、エレベータかご21内の呼出ボタン16が押下されると、呼出ボタン検出部11nがONして、通報装置11は、端末ID、かご番号、エレベータ番号等を、呼出ボタン押下信号として、公衆網13を介して保守センター12へ送信する。端末ID、かご番号、エレベータ番号等を含む呼出ボタン押下信号を受信すると、保守センター12は、通報装置11に対して受信完了信号を送信し、受信完了信号を受信した通報装置11は、エレベータかご21内のインターホン15を、通報装置11、公衆網13を経由して、保守センター12へ接続する音声パスを構築する。音声パスが開通すると、エレベータかご21内の搭乗者と保守センター12の保守員との間の会話が可能となる。
図2の通報装置11においては、保守センター12からのセンサー情報要求指令信号(例:1ないし数桁のDTMF信号)を、PHS網またはアナログ網等の公衆網13を介して、通報装置11のPHSモジュール11hまたはモデム部11iにて受信すると、CPU等の制御部11aのI/Oポートにて、PBトランシーバ部11jを制御し、各種センサー向けのDTMF信号を生成して出力する。生成されたDTMF信号は、ハンズフリーIC11lにて、ゲイン調整され、スピーカーアンプ11mを介して、有線回線35から、エレベータかご21内のインターホン15に転送され、インターホン15のスピーカーからDTMF信号が送出される。
図3に示すセンサー1のマイク1iに入力されたDTMF信号はPBトランシーバ部1fにてDTMF信号と判断し、CPU等の制御部1aとの間のI/Oポートを制御する。CPU等の制御部1aはメモリ1b内のDTMF登録情報つまり指示信号登録データを参照して、受信した指示信号を判別し、該指示信号に該当するセンサー情報をセンサー部1eにて取得する。CPU等の制御部1aは、取得したセンサー情報に対応するDTMF信号を生成するように、PBトランシーバ部1fを制御し、スピーカーアンプ1gを経由してスピーカー1hからDTMF信号を送出する。
エレベータかご21内のインターホン15のマイクにセンサー1から入力されたDTMF信号は、有線回線35を介して、通報装置11のPBトランシーバ部11jに転送されて、PBトランシーバ部11jにてCPU等の制御部11aとのI/Oポートを制御するように処理される。
CPU等の制御部11aは、PBトランシーバ部11jからのDTMF信号を解析し、解析結果を、PHSモジュール11hまたはモデム部11iから公衆網13を介して、保守センター12へ送信する。解析結果を受け取った保守センター12から受信終了信号(例えば、数桁のDTMF信号)が返送されてくると、通報装置11は、通常の運用状態に復帰する。
以上、図2、図3の動作例について詳細に説明したがUSBインターフェース部11d、イーサネットインターフェース部11e、RS−232Cインターフェース部11f、RS−485インターフェース部11gは、本発明と直接的には関係がない回路部であり、かつ、当業者に良く知られた回路部であるので、ここでの詳細な説明は割愛する。
なお、以上の説明においては、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)と通報装置11との間の情報の送受信をDTMF信号としているが、DTMF信号の代わりに、その他の可聴周波数または非可聴周波数などを用いても良い。
また、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)と通報装置11との間の情報の送受信において、DTMF信号をあらかじめ定めた一定時間連続的に出力する連続音のみならず、温度センサーのセンサー3やモーター回転速度計測用センサーのセンサー4の場合のように、一定時間の間に亘って断続する断続音として出力する場合も混用しているが、場合によっては、いずれの場合においても、一定時間連続的に出力する連続音としても良い。例えば、モーター回転速度計測用センサーであるセンサー4のセンサー情報(エレベータ用モーター制御部14の出力電圧計測結果)の送出については、出力電圧が3Vであれば、前述のDTMF信号“43”の代わりに、DTMF信号“4”を3秒ONした後、1秒OFFとし、出力電圧が5Vであれば、前述のDTMF信号“45”の代わりに、DTMF信号“4”を5秒ONした後、1秒OFFとするように、出力電圧に比例した継続時間の間連続して出力するようにしても良い。
また、各種センサー(センサー1、センサー2、センサー3、センサー4)と4個のセンサーについて説明したが、任意の個数(n個:正整数)のセンサーとしても良い。また、センサーは、接点用、アナログ値入力用だけでなく、煙探知機、重量センサー等であっても良い。
(実施形態の効果の説明)
以上、詳細に説明したように、本実施形態においては、以下に記載するような効果を奏することができる。
第1の効果は、各種センサーからのセンサー情報、各種センサーへの指示信号を無線化することによって、センサー設置箇所の制限を大幅に削減することができることである。
第2の効果は、保守作業員のセンサーの設置・配線作業が不要になることによって、エレベータ昇降路22内における保守作業員の転落事故を低減することができることである。
第3の効果は、各種センサーからのセンサー情報、各種センサーへの指示信号を無線化することによって、センサーの設置・配線作業に掛かる保守作業員の作業時間を大幅に短縮することができることである。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。例えば、本発明の実施態様は、課題を解決するための手段における構成(1)に加えて、次のような構成として表現できる。
(2)前記通報装置は、前記センサーのセンサー情報の転送指示を前記センサーへ指示する際に、該転送指示に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、当該通報装置に有線回線で接続した前記インターホンのスピーカーから出力し、前記センサーは、DTMF信号の周波数音を入力するマイクを備え、前記インターホンからのDTMF信号の周波数音を受信して、受信したDTMF信号の周波数音に対応する転送指示に基づいてセンサー情報を検出して、検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、前記スピーカーから出力する上記(1)のセンサー情報通報システム。
(3)監視対象の状態を検出するセンサーからのセンサー情報を受け取って、処理した結果を外部装置に対して通報する通報装置を備えたセンサー情報通報システムにおいて、前記センサーにDTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号の周波数音を出力するスピーカーを備え、前記センサーのセンサー情報を前記スピーカーからのDTMF信号の周波数音として出力し、前記通報装置は、当該通報装置にDTMF信号の周波数音を入力するマイクを備え、該マイクによって前記センサーからのDTMF信号の周波数音を受け取って、受け取ったDTMF信号の周波数音に対応するセンサー情報を処理した結果を前記外部装置に対して送信するセンサー情報通報システム。
(4)前記通報装置は、当該通報装置にDTMF信号の周波数音を出力するスピーカーを備え、前記センサーのセンサー情報の転送指示を前記センサーへ指示する際に、該転送指示に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、当該通報装置に備えた前記スピーカーから出力し、前記センサーは、DTMF信号の周波数音を入力するマイクを備え、前記通報装置からのDTMF信号の周波数音を受信して、受信したDTMF信号の周波数音に対応する転送指示に基づいてセンサー情報を検出して、検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、前記スピーカーから出力する上記(3)のセンサー情報通報システム。
(5)前記センサーは、当該センサーに備えた前記マイクおよび/またはスピーカーを駆動して、DTMF信号の周波数音を入出力させるための内部電源をさらに備えている上記(1)ないし(4)のいずれかのセンサー情報通報システム。
(6)前記センサーと前記通報装置または前記通報装置に有線回線で接続した前記インターホンとの間で送受信するDTMF信号の周波数音として、あらかじめ定めた一定時間連続する連続音、および/または、あらかじめ定めた一定時間の間において断続する断続音とする上記(1)ないし(5)のいずれかのセンサー情報通報システム。
(7)前記センサーと前記通報装置または前記通報装置に有線回線で接続した前記インターホンとの間で送受信する情報を、DTMF信号の周波数音の代わりに、あらかじめ定めた周波数帯の無線信号の周波数音を用いる上記(1)ないし(6)のいずれかのセンサー情報通報システム。
(8)上記(1)ないし(7)のいずれかのセンサー情報通報システムを、エレベータの運用状態を監視する監視システムとして実施するエレベータ用センサー情報通報システム。
(9)監視対象の状態を検出するセンサーからのセンサー情報を通報装置により受け取って、処理した結果を外部装置に対して通報するセンサー情報通報方法において、前記センサーから、当該センサーが検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して無線化情報として出力し、前記センサーからのDTMF信号の周波数音を受信した前記通報装置は、受け取ったDTMF信号の周波数音に対応するセンサー情報を処理した結果を前記外部装置に対して送信するセンサー情報通報方法。
(10)前記通報装置は、前記センサーのセンサー情報の転送指示を前記センサーへ指示する際に、該転送指示に対応するDTMF信号の周波数音を生成して無線化情報として出力し、前記センサーは、前記通報装置からのDTMF信号の周波数音を受信して、受信したDTMF信号の周波数音に対応する転送指示に基づいてセンサー情報を検出して、検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して無線化情報として出力する上記(9)のセンサー情報通報方法。
本発明によるセンサー情報通報システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 図1に示す通報装置の内部構成の一例を示すブロック構成図である。 図1に示すセンサーの内部構成の一例を示すブロック構成図である。 従来のエレベータ用センサー情報通報システムのシステム構成を示すシステム構成図である。
符号の説明
1 センサー
1a 制御部
1b メモリ
1c クロックIC
1d RS−232Cインターフェース部
1e センサー部
1f PBトランシーバ部
1g スピーカーアンプ
1h スピーカー
1i マイク
1j バッテリー
2 センサー
3 センサー
4 センサー
1A センサー
2A センサー
3A センサー
4A センサー
11 通報装置
11A 通報装置
11a 制御部
11b メモリ
11c クロックIC
11d USBインターフェース部
11e イーサネットインターフェース部
11f RS−232Cインターフェース部
11g RS−485インターフェース部
11h PHSモジュール
11i モデム部
11j PBトランシーバ部
11k レベル検出部
11l ハンズフリーIC
11m スピーカーアンプ
11n 呼出ボタン検出部
12 保守センター
13 公衆網
14 エレベータ用モーター制御部
15 インターホン
16 呼出ボタン
21 エレベータかご
22 エレベータ昇降路
31 有線回線
32 有線回線
33 有線回線
34 有線回線
35 有線回線

Claims (10)

  1. 監視対象の状態を検出するセンサーからのセンサー情報を受け取って、処理した結果を外部装置に対して通報する通報装置を備えたセンサー情報通報システムにおいて、前記センサーは、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号の周波数音を出力するスピーカーを備え、当該センサーが検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、前記スピーカーから出力し、前記通報装置は、当該通報装置に有線回線で接続したインターホンのマイクによって、前記センサーからのDTMF信号の周波数音を受信して、当該通報装置に前記有線回線を介して転送させ、受け取ったDTMF信号の周波数音に対応するセンサー情報を処理した結果を前記外部装置に対して送信することを特徴とするセンサー情報通報システム。
  2. 前記通報装置は、前記センサーのセンサー情報の転送指示を前記センサーへ指示する際に、該転送指示に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、当該通報装置に有線回線で接続した前記インターホンのスピーカーから出力し、前記センサーは、DTMF信号の周波数音を入力するマイクを備え、前記インターホンからのDTMF信号の周波数音を受信して、受信したDTMF信号の周波数音に対応する転送指示に基づいてセンサー情報を検出して、検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、前記スピーカーから出力することを特徴とする請求項1に記載のセンサー情報通報システム。
  3. 監視対象の状態を検出するセンサーからのセンサー情報を受け取って、処理した結果を外部装置に対して通報する通報装置を備えたセンサー情報通報システムにおいて、前記センサーにDTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号の周波数音を出力するスピーカーを備え、前記センサーのセンサー情報を前記スピーカーからのDTMF信号の周波数音として出力し、前記通報装置は、当該通報装置にDTMF信号の周波数音を入力するマイクを備え、該マイクによって前記センサーからのDTMF信号の周波数音を受け取って、受け取ったDTMF信号の周波数音に対応するセンサー情報を処理した結果を前記外部装置に対して送信することを特徴とするセンサー情報通報システム。
  4. 前記通報装置は、当該通報装置にDTMF信号の周波数音を出力するスピーカーを備え、前記センサーのセンサー情報の転送指示を前記センサーへ指示する際に、該転送指示に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、当該通報装置に備えた前記スピーカーから出力し、前記センサーは、DTMF信号の周波数音を入力するマイクを備え、前記通報装置からのDTMF信号の周波数音を受信して、受信したDTMF信号の周波数音に対応する転送指示に基づいてセンサー情報を検出して、検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して、前記スピーカーから出力することを特徴とする請求項3に記載のセンサー情報通報システム。
  5. 前記センサーは、当該センサーに備えた前記マイクおよび/またはスピーカーを駆動して、DTMF信号の周波数音を入出力させるための内部電源をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のセンサー情報通報システム。
  6. 前記センサーと前記通報装置または前記通報装置に有線回線で接続した前記インターホンとの間で送受信するDTMF信号の周波数音として、あらかじめ定めた一定時間連続する連続音、および/または、あらかじめ定めた一定時間の間において断続する断続音とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のセンサー情報通報システム。
  7. 前記センサーと前記通報装置または前記通報装置に有線回線で接続した前記インターホンとの間で送受信する情報を、DTMF信号の周波数音の代わりに、あらかじめ定めた周波数帯の無線信号の周波数音を用いることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のセンサー情報通報システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載のセンサー情報通報システムを、エレベータの運用状態を監視する監視システムとして実施することを特徴とするエレベータ用センサー情報通報システム。
  9. 監視対象の状態を検出するセンサーからのセンサー情報を通報装置により受け取って、処理した結果を外部装置に対して通報するセンサー情報通報方法において、前記センサーから、当該センサーが検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して無線化情報として出力し、前記センサーからのDTMF信号の周波数音を受信した前記通報装置は、受け取ったDTMF信号の周波数音に対応するセンサー情報を処理した結果を前記外部装置に対して送信することを特徴とするセンサー情報通報方法。
  10. 前記通報装置は、前記センサーのセンサー情報の転送指示を前記センサーへ指示する際に、該転送指示に対応するDTMF信号の周波数音を生成して無線化情報として出力し、前記センサーは、前記通報装置からのDTMF信号の周波数音を受信して、受信したDTMF信号の周波数音に対応する転送指示に基づいてセンサー情報を検出して、検出したセンサー情報に対応するDTMF信号の周波数音を生成して無線化情報として出力することを特徴とする請求項9に記載のセンサー情報通報方法。
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