JP2009214463A - 積層二軸延伸ポリエテルフィルム - Google Patents

積層二軸延伸ポリエテルフィルム Download PDF

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Abstract

【課題】比較的少ない粒子添加量で、光拡散性に優れた積層二軸延伸ポリエテルフィルムを提供する。
【解決手段】少なくとも二層の共押出層からなるポリエステルフィルムであり、一方の表層が共重合ポリエステルまたは共重合ポリエステルとポリエチレンテレフタレートとの混合物からなり、平均粒子径が1.0〜20μmの粒子を0.3〜20重量%を含有し、フィルムヘーズが30%以上であることを特徴とする積層二軸延伸ポリエテルフィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、バックライトユニットの拡散板、プリズムシートやプロジェクター用スクリーンの基材として使用されるフィルムであって、光拡散性に優れる二軸延伸ポリエステルフィルに関するものである。
艶消し性を有する積層ニ軸延伸フィルムについては、過去にも提案されている。例えば特許文献1によれば、光沢度(グロス値)が低くヘーズ値が低めで光線透過率の高いフィルムが記載されている。また特許文献2によれば、延伸スピードをコントロールすることで光拡散性に優れたフィルムが記載されている。
しかし、特許文献1のフィルムは、ヘーズ値が低く、光拡散性に劣る、また特許文献2のフィルムは、フィルムに添加する粒子量が比較的大きくなり、粒子凝集や溶融ポリエステル樹脂の流路に設けるフィルターの寿命が短くなることが懸念される。
特開2004−230893号公報 特開2007−178788号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その解決課題は、比較的少ない粒子添加量で、光拡散性に優れた積層二軸延伸ポリエテルフィルムを提供することにある。
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有する二軸延伸ポリエステルフィルムによれば、上記課題を容易に解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、少なくとも二層の共押出層からなるポリエステルフィルムであり、一方の表層が共重合ポリエステルまたは共重合ポリエステルとポリエチレンテレフタレートとの混合物からなり、平均粒子径が1.0〜20μmの粒子を0.3〜20重量%を含有し、フィルムヘーズが30%以上であることを特徴とする積層二軸延伸ポリエテルフィルムに存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、少なくとも二層の共押出層、すなわち粒子を含有するA層(表層)と他のB層を有するフィルムである。単層では目的の艶消し性や光拡散性を達成するためには、粒子の添加量を多くする必要があるため好ましくない。
また、粒子を含有するA層のポリエステルは、共重合ポリエステルまたは共重合ポリエステルとポリエチレンテレフタレートとの混合物からなる。共重合ポリエステルとは、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸等のような芳香族ジカルボン酸と、エチレングリコール、ジエチレングリコール、テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等のようなグリコールとのエステルを主たる成分としジカルボン酸成分の30モル%以下が主成分以外のジカルボン酸成分であり、および/またはジオール成分の30モル%以下が主成分以外のジオール成分であるようなポリエステルである。
当該ポリエステルは、芳香族ジカルボン酸とグリコールとを直接重合させて得られるほか、芳香族ジカルボン酸ジアルキルエステルとグリコールとをエステル交換反応させた後、重縮合させる方法、あるいは芳香族ジカルボン酸のジグリコールエステルを重縮合させる等の方法によっても得られる。
当該ポリエステルの代表的なものとしては、テレフタル酸(主成分)イソフタル酸(副成分)とエチレングリコールとの共重合体、テレフタル酸(主成分)ナフタレン−2,6−ジカルボン酸(副成分)とエチレングリコールとの共重合体、またテレフタル酸、エチレングリコール(主成分)プロピレングリコール(副成分)の共重合体がある。
共重合成分として用いる副成分のモル濃度は、3〜20モル%が好ましく、さらに好ましくは4〜15モル%、特に好ましくは5〜12モル%である。共重合成分として用いる副成分のモル濃度が3モル%未満では光拡散性を高めるために粒子添加量を上げる必要があり、一方、共重合成分として用いる副成分のモル濃度が25モル%を超えるとフィルム延伸時にクリップ粘着が発生しフィルム破断の原因になることがある。
またA層のポリエステルの融点は、B層のポリエステルの融点より5℃以上低くかつ190℃以上であることが好ましく、より好ましくは、10℃以上低くかつ200℃以上である。B層のポリエステルの融点との差が5℃未満では、光拡散性に優れたフィルムをつくることができないことがあり、一方、A層のポリエステルの融点が190℃未満では、フィルムの熱固定温度が低くなるためフィルムの熱収縮率が大きくなる傾向がある。
B層に用いるポリエステルとしては、エチレングリコールとテレフタル酸から製造されるポリエチレンテレフタレート(PET)、エチレングリコールとナフタレン−2,6−ジカルボン酸から製造されるポリエチレン−2,6−ナフタレート(PEN)、1,4−ビスヒドロキシメチルシクロヘキサンとテレフタル酸から製造されるポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)(PCDT)、エチレングリコールとナフタレン−2,6−ジカルボン酸とビフェニル−4,4’−ジカルボン酸から製造されるポリ(エチレン2,6−ナフタレートビベンゾエート)(PENBB)が例示される。中でも、エチレングリコールとテレフタル酸からなるエチレンテレフタレート単位および/またはエチレングリコールとナフタレン−2,6−ジカルボン酸から成るエチレン−2,6−ナフタレート単位を含有することが好ましく、これらの単位を90%以上、好ましくは95%以上含有するポリエステルが好ましい。
また層の構成は、A/B層、A/B/A層やA/B/C層の構成をとることができ、A層はフィルムの少なくとも片面の表層を構成する。
本発明においてA層に含有する粒子は無機または有機粒子であり、それらの平均粒子径は、1.0〜20μmであり、好ましくは2.0〜15μm、さらに好ましくは2.5〜10μmである。平均粒子径が2.0μm未満では、光拡散性に劣り、平均粒子径が20μmを超える場合は、フィルム製造時のポリエステル押出工程におけるフィルターの圧力上昇が大きくなり生産性が低下する問題が発生する。
かかる粒子の含有量は、A層に対して0.3〜20重量%、好ましくは0.5〜15重量%である。0.3重量%未満では、光拡散性が劣る。一方、20重量%を超えての添加では、高濃度の粒子マスターバッチをつくることが難しく、実質的に添加することはできない。
なお、本発明で使用する無機または有機粒子は、単成分でもよく、また、2成分以上を同時に用いてもよい。具体的な粒子の例としては、炭酸カルシウム、シリカ、酸化アルミニウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、ガラス等の無機質微粒子や
メラミン樹脂、ポリスチレン、有機シリコーン樹脂、アクリル−スチレン共重合体等の有機粒子が挙げられる。
本発明のA層の厚みのフィルム全体の厚みに占める割合は、1〜20%であることが好ましい、1%未満では光拡散性に劣る傾向があり、20%を超えるとフィルム強度が低下することがある。
また、本発明のフィルム中には必要に応じて、アンチブロッキング剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、酸化防止剤、蛍光増白剤等の添加剤を含有してもよい。
本発明のフィルムのヘーズは、30%以上、さらには40%以上、特に50%以上であることが好ましい。ヘーズが30%未満では、光拡散性が劣る傾向がある。
本発明のフィルムの光拡散性は、主にフィルム表面凹凸により光の進行方向が曲げられることにより発現する。そのためフィルムの表面粗さRaは、200nm以上が好ましく、よりに好ましくは250nm以上、さらに好ましくは300nm以上である。表面粗さRaが200nm未満では、光拡散性が劣る傾向がある。
さらに本発明のフィルムの光沢度は、70以下が好ましく、より好ましくは60以下、さらに好ましくは50以下である。光沢度が70を超えると、光拡散性が低下する傾向がある。
本発明のフィルムの総厚みは、30〜500μmが好ましい。30μm未満では、フィルムの剛性が低下し、加工作業性が悪くなることがあり、500μmを超えると、延伸工程が困難になることがある。
本発明のフィルムの表面には、必要に応じて帯電性、易滑性、易接着性を有する塗布層を設けてもよい。
次に本発明のフィルムの製造方法を具体的に説明するが、本発明の構成要件を満足する限り、以下の例示に特に限定されるものではない。
本発明のフィルムを製造するときには、ポリエステルを少なくとも2台の押出機に供給し、各ポリエステルの融点以上の温度に加熱してそれぞれ溶融させる。次いで、各押出機からの溶融ポリマーをギヤポンプとフィルターを介してフィードブロックで合流させダイから溶融シートとして押出す。続いて、溶融シートを回転冷却ドラム上でガラス転位温度未満にまで急冷し、非晶質の未延伸フィルムを得る。このとき、未延伸フィルムの平面性を向上させるために、静電印加密着法や液体塗布密着法等によって、未延伸フィルムと回転冷却ドラムとの密着性を向上させてもよい。そして、ロール延伸機を用いて、未延伸フィルムをその長手方向に延伸(縦延伸)することにより一軸延伸フィルムを得る。このときの延伸温度は、原料レジンのガラス転移温度(Tg)のマイナス10℃からプラス40℃の温度範囲で延伸する。また、延伸倍率は、好ましくは1.5〜6.0倍、さらに好ましくは2.0〜5.0倍である。さらに、縦延伸を一段階のみで行ってもよいし、二段階以上に分けて行ってもよい。次いでテンターに導きテンター延伸機を用いて、一軸延伸フィルムをその幅方向に延伸(横延伸)することにより二軸延伸フィルムを得る。このときの延伸温度は、原料レジンのガラス転移温度(Tg)からプラス50℃の温度範囲で延伸する。また、延伸倍率は、好ましくは2.5〜6.0倍、さらに好ましくは3.0〜5.0倍である。さらに、横延伸を一段階のみで行ってもよいし、二段以上に分けて行ってもよい。また縦と横を同時に行う同時二軸延伸を行ってもよい。そして二軸延伸フィルムを熱処理することにより積層フィルムが製造される。このときの熱処理温度は、A層に用いるポリエステルの融点をTmとすると、Tm−6〜Tm−18℃である。また熱固定の時間は1.5〜10秒である。また二軸延伸フィルムを熱処理するときには、二軸延伸フィルムに対して20%以内の弛緩を行ってもよい。
本発明によれば、粒子添加量を抑えても光拡散性に優れた積層二軸延伸ポリエテルフィルムを提供することができ、本発明の工業的価値は高い。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例および本発明で用いた測定法および用語の定義は次のとおりである。
(1)A層の平均粒子径
低温灰化プラズマ装置にて、フィルム延伸方向の表面を1μmまで灰化した後、走査型電子顕微鏡にて、粒径1μm以上の粒子の長径と短径を少なくとも100個について求め、相加平均を平均粒子径とする。
(2)ヘーズ、全光線透過率
分球式濁度計NDH−300A(日本電色工業株式会社製)を用いてその値を測定する。
(3)表面粗さの面粗さRa
3次元非接触表面形状測定システム MN537N−M100(株式会社 菱化システム)を用いて測定する。
(4)ポリエステルの融点
ティー・エイ・インスツルメント社製MDSC2910を用い、300℃でポリエステル原料またはフィルムサンプル試料を加熱融解後に急冷し昇温速度20℃/分で0℃から300℃まで測定を行い、結晶融解における吸熱ピーク温度を融点とする。
(5)光沢度
JIS Z−8741−1983の方法3(60゜光沢度)によって、単層フィルム表面もしくはA層表面のフィルムに光を入射して測定する。
(6)視認性
蛍光灯下の机にMSゴシックの書体で大きさが8ポイントの1から9の数字を印刷した紙を置き、試験フィルムを通して30cmの距離から観察して、光が拡散されるために数字の文字が判別できなくなるフィルムと紙の間の距離を測定する。 文字の視認性は以下のように評価する。
○:数字が見えなくなる距離が3cm以下であり、光拡散性が優れる
△:数字が見えなくなる距離が3〜5cm以下であり、光拡散がやや良い
×:数字が見えなくなる距離が5cmを超え、光拡散性が劣る
(原料の調整)
・ポリエステルa
テレフタル酸ジメチル100重量部とエチレングリコール60重量部とを出発原料とし、触媒として酢酸マグネシウム・四水塩0.09重量部を反応器にとり、反応開始温度を150℃とし、メタノールの留去とともに徐々に反応温度を上昇させ、3時間後に230℃とした。4時間後、実質的にエステル交換反応を終了させた。この反応混合物にエチルアシッドフォスフェート0.04部を添加した後、三酸化アンチモン0.04部を加えて、4時間重縮合反応を行った。すなわち、温度を230℃から徐々に昇温し280℃とした。一方、圧力は常圧より徐々に減じ、最終的には0.3mmHgとした。反応開始後、反応槽の攪拌動力の変化により、極限粘度0.63に相当する時点で反応を停止し、窒素加圧下ポリマーを吐出させた。得られたポリエステルaの極限粘度は0.63、融点は253℃である。
・ポリエステルb
テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジメチルとエチレングルコールを用いて、イソフタル酸を22モル%含有する共重合ポリエステルを常法により合成した極限粘度0.70、融点198℃の共重合ポリエステル樹脂である。
・ポリエステルc
テレフタル酸ジメチル、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルとエチレングルコールを用いて、2,6−ナフタレンジカルボン酸を15モル%含有する共重合ポリエステルを常法により合成した極限粘度0.65、融点223℃の共重合ポリエステル樹脂である。
・ポリエステルd
ポリエステルaに平均粒径4μmの架橋スチレン−アクリル有機粒子を練り込み10重量%含有させたものである。
・ポリエステルe
ポリエステルaに平均粒径6μmの架橋スチレン−アクリル有機粒子を練り込み4重量%含有させたものである。
・ポリエステルf
平均粒子径0.7μmの合成炭酸カルシウム粒子をポリエチレンテレフタレートの重縮合時に添加し合成された、該粒子の含有量が1.0重量%の極限粘度0.68、融点253℃のポリエチレンテレフタレート樹脂である。
・ポリエステルg
ポリエステルaに平均粒径80μmのシリカ粒子を練り込み10重量%含有させたものである。
実施例1:
表層(A層)を形成するポリエステルa/ポリエステルb/ポリエステルdの比率が12/55/33(重量比)の混合物をベント付き2軸押出機(サブ)に供給し、中間層に構成するポリエステルaを別のベント付き2軸押出機(メイン)に供給して溶融温度280℃で溶融したあと、各押出機からの溶融ポリマーをギヤポンプとフィルターを介してフィードブロックで合流させ、ダイを通してキャスティングドラムに引き取り2種3層の未延伸フィルムを得た。かくして得られた未延伸フィルムを縦延伸ロールに送り込み、まずフィルム温度83℃で3.0倍延伸した後、テンターに導き95℃で横方向に3.6倍延伸して二軸配向フィルムを得た。次いで、得られた二軸配向フィルムを熱固定ゾーンに導き、210℃で熱処理し、下記表1に記載した厚みのポリエステルフィルムを得た。
実施例2:
表層(A層)を形成するポリエステルa/ポリエステルb/ポリエステルdの比率が、32/35/33(重量比)の混合物を用いて220℃で熱処理したほか実施例1と同じ条件でフィルムを得た。
実施例3:
表層(A層)を形成するポリエステルc/ポリエステルdの比率が、67/33(重量比)の混合物を用いて縦延伸温度を86℃とし、220℃で熱処理したほか実施例1と同じ条件でフィルムを得た。
比較例1:
ポリエステルa/ポリエステルb/ポリエステルeの比率が、20/55/25(重量比)の混合物を用いて、縦方向の延伸倍率が3.5倍、横方向の延伸倍率が4.0倍、熱固定温度を180℃として50μmの単層フィルムを得た。
比較例2:
225℃で熱処理したほか実施例1と同じ条件でフィルムを得た。
比較例3:
表層(A層)にポリエステルa/ポリエステルdの比率が、81/19(重量比)の混合物を用い、表1に記載したフィルムを得た。
比較例4:
表層(A層)にポリエステルa/ポリエステルfの比率が、30/70(重量比)の混合物を用い、表1に記載したフィルムを得た。
比較例5:
表層(A層)にポリエステルa/ポリエステルdの比率が、98.3/1.7(重量比)の混合物を用い、表1に記載したフィルムを得た。
比較例6:
ポリエステルdの代わりにポリエステルgを用いて実施例1と同じく製膜を試みたが、フィルム製造時のポリエステル押出工程におけるフィルターの圧力上昇が大きくなりフィルムを作成は断念した。
比較例7:
ポリエステルaに平均粒径4μmの架橋スチレン−アクリル有機粒子を練り込み30重量%含有の粒子マスターバッチをつくろうとしたが、レジンのチップ化ができずに表層に粒子を20重量%添加したフィルムはできなかった。
以上、得られたフィルムの評価結果をまとめて下記表1に示す。
Figure 2009214463
実施例1〜3のフィルムは、フィルム粒子添加量が少ないにもかかわらず光拡散性に優れたフィルムである。一方、比較例1は、単層フィルムのため粒子の添加量も大きくなり、全光線透過率も低かった。比較例2は、熱処理温度が層Aのポリエステルより高いためヘーズが低下した。比較例3は、表層に低融点のポリエステル成分を含まないので全光線透過率が低下した。比較例4は表層に添加した粒子の粒子径が小さいため、また比較例5は表層の粒子添加濃度が小さいためヘーズが低く光散乱性に劣った。
本発明のフィルムは、例えば、バックライトユニットの拡散板、プリズムシートやプロジェクター用スクリーンの基材として好適に利用することができる。

Claims (1)

  1. 少なくとも二層の共押出層からなるポリエステルフィルムであり、一方の表層が共重合ポリエステルまたは共重合ポリエステルとポリエチレンテレフタレートとの混合物からなり、平均粒子径が1.0〜20μmの粒子を0.3〜20重量%を含有し、フィルムヘーズが30%以上であることを特徴とする積層二軸延伸ポリエテルフィルム。
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