JP2009211237A - 線画処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像レイヤ処理による線画彩色の効率化と、閉領域抽出による線画彩色の効率化とを両立して実現する線画処理装置を提供すること。
【解決手段】線画画像を構成する複数の閉領域を抽出して表示手段に表示し、該表示された複数の閉領域のうち所望の閉領域を操作手段で指定することにより画像レイヤとして抽出する。この時、抽出された閉領域を表示する閉領域表示画面と、抽出された画像レイヤを表示する画像レイヤ表示画面とが表示手段に並列に表示されることにより、適切な閉領域を画像レイヤ化したか否かを容易に判別することができる。また、閉領域を複数指定すれば、該指定された複数の閉領域を画像レイヤとして抽出するので、複数の閉領域をまとめて一つの画像レイヤとして取り扱うことができる。これにより、画像レイヤ処理による線画彩色の効率化と、閉領域抽出による線画彩色の効率化とを両立して実現する、という作用効果を奏する。
【選択図】 図2

Description

線画に対して彩色を行なう線画処理装置であって、特に彩色時に便利な画像レイヤを作成するに際して有用なGUIを提供する線画処理装置に関する。
マンガ(Manga)とは、英語のコミック(Comic)とはニュアンスが異なり、日本独自の風合いを持つ(モノクロ)線画のことを指す。マンガを出版物として印刷する場合、カラー印刷コストがかかるために、モノクロ印刷が中心であったため、階調表現や感情表現について、様々なトーンや掛け網、効果線、ベタ、など白黒による表現が行なわれていた。
しかし、最近では携帯電話において電子データ化されたマンガを購読できるサイトが急増しているため、マンガを液晶モニタで鑑賞する機会が増えたことにより、マンガのカラー化(彩色、Coloring)が求められている。また、海外では、モノクロマンガの文化がほとんどないために、海外における出版物として展開するためにはマンガのカラー化が必要となっている。このようなことから、線画画像によって表現されるマンガを電子データ化するに際して、彩色作業が必要とされている。
線画画像の彩色を簡便に行なうため、例えば下記のような技術が開示されている。
特開2007−220056
線画画像の彩色を行なう際に有用なのが、画像レイヤ処理である。画像レイヤは、仮想的な透明シートとして取り扱われるものであり、彩色を行ないたい線画画像を複数の画像レイヤとして表示することで、各画像レイヤに対して個別に彩色を行なうことが可能となる。画像レイヤごとに彩色を行なうので修正や再彩色が容易であり、また画像レイヤを重複する順序を変更することにより影付けなどの効果を容易に変更することができる。
一般的に画像レイヤ処理を行なう場合、線画画像を複数コピーしたものを画像レイヤとして取扱い、該複数の画像レイヤに対してそれぞれ彩色処理を行なう。彩色処理が行なわれた画像レイヤを集合することにより、完全な彩色が行なわれた1枚の線画画像を得ることが可能となる。
しかし、このような画像レイヤ処理を利用した線画画像に対する彩色において、各画像レイヤそれぞれに彩色を行なう作業そのものは、従来行なわれている線画画像に対する彩色手法と同様、彩色したい部分に対して色を流し込む処理を行なう、あるいは彩色したい部分を拡大表示して手動で彩色を行なうというものであり、彩色作業に手間がかかるという問題が存在する。
また、最近では、線画によって表現される画像を構成する複数の閉領域から彩色を所望する閉領域を抽出し、該閉領域に対して色を流し込む処理を行なう技術が提案されている。この場合、彩色を所望する閉領域を抽出した上で彩色処理を実行するので、彩色ミスは起こらず効率のよい彩色処理を実現することができる。
しかし、マンガに対して彩色を行なう場合、線画で表現される画像であるキャラクタを構成する閉領域の数は多く、しかも複雑な形状を有しているため、所望する閉領域を抽出するのが困難であるという問題があった。例えば、髪の毛の描写等、複数の閉領域によってキャラクタを表現する一つの部品を構成することがある。この場合、「髪の毛」としては一つの領域だが、複数の閉領域によって髪の毛が表現されていることから、髪の毛を彩色する際には髪の毛を構成する複数の閉領域それぞれに彩色処理を行なわなければならないので、閉領域化による彩色処理の効率向上を得ることができない。
そこで、本願発明の課題は、従来技術の欠点を解消し、画像レイヤ処理による線画彩色の効率化と、閉領域抽出による線画彩色の効率化とを両立して実現する線画処理装置を提供することである。
かかる課題を解決する為に、請求項1に係わる発明は、線画を処理するため、表示手段と操作手段とを備えた線画処理装置であって、前記線画によって表現される画像を構成する複数の閉領域を抽出する閉領域抽出手段と、前記抽出された閉領域を前記表示手段に閉領域表示画面として表示する閉領域表示手段と、前記閉領域表示画面にて前記操作手段によって指定された閉領域を画像レイヤとして抽出する画像レイヤ抽出手段と、前記抽出された画像レイヤを前記表示手段に画像レイヤ表示画面として表示する画像レイヤ表示手段と、を備え、前記閉領域表示手段と画像レイヤ表示手段とが、前記表示手段に前記閉領域表示画面と前記画像レイヤ表示画面とを並列して表示すること、を特徴とする。
また、請求項2に係わる発明は、請求項1に記載の線画処理装置であって、前記閉領域表示手段と画像レイヤ表示手段とによって前記表示手段に表示される前記閉領域表示画面および前記画像レイヤ表示画面において各画面内の位置関係が共通であること、を特徴とする。
更に請求項3に係わる発明は、請求項1に記載の線画処理装置であって、前記操作手段によって前記閉領域表示画面において指定された閉領域を前記画像レイヤ表示画面に移動することにより、前記画像レイヤ抽出手段が前記閉領域を前記画像レイヤとして抽出し、前記閉領域表示手段が該画像レイヤの抽出元となった閉領域の表示を削除すること、を特徴とする。
加えて、請求項4に係わる発明は、請求項1に記載の線画処理装置であって、前記操作手段によって前記画像レイヤ表示画面において指定された画像レイヤを前記閉領域表示画面に移動することにより、前記画像レイヤ抽出手段が前記画像レイヤを削除し、前記閉領域表示手段が該画像レイヤの抽出元となった閉領域を再表示すること、を特徴とする。
また、請求項5に係わる発明は、請求項1乃至4に記載の線画処理装置であって、前記画像レイヤ抽出手段によって抽出された画像レイヤに対して彩色を行なう彩色手段を備えること、を特徴とする。
更に、請求項6に係わる発明は、請求項1乃至5に記載の線画処理装置であって、前記表示手段が、前記閉領域表示画面および前記画像レイヤ表示画面に対して、前記線画画像を参照用に表示すること、を特徴とする。
請求項7に係わる発明は、線画を処理するため、表示部と操作部とを備えたコンピュータにおいて線画処理を行なうためのプログラムであって、前記コンピュータのCPUとメモリとによって、前記線画によって表現される画像を構成する複数の閉領域を抽出する閉領域抽出ステップと、前記抽出された閉領域を前記表示部に閉領域表示画面として表示する閉領域表示ステップと、前記閉領域表示画面にて前記操作部によって指定された閉領域を画像レイヤとして抽出する画像レイヤ抽出ステップと、前記抽出された画像レイヤを前記表示部に画像レイヤ表示画面として表示する画像レイヤ表示ステップと、を備え、前記閉領域表示ステップと画像レイヤ表示ステップとが、前記表示部に前記閉領域表示画面と前記画像レイヤ表示画面とを並列して表示すること、を特徴とする。
請求項1に記載の線画処理装置、および請求項7に記載のプログラムは、線画によって表現される画像を構成する複数の閉領域を抽出して表示手段に表示し、該表示された複数の閉領域のうち所望の閉領域を操作手段で指定することにより画像レイヤとして抽出する。この時、抽出された閉領域を表示する閉領域表示画面と、抽出された画像レイヤを表示する画像レイヤ表示画面とが表示手段に並列に表示されることにより、適切な閉領域を画像レイヤ化したか否かを容易に判別することができる。また、閉領域を複数指定すれば、該指定された複数の閉領域を画像レイヤとして抽出するので、複数の閉領域をまとめて一つの画像レイヤとして取り扱うことができる。これにより、画像レイヤ処理による線画彩色の効率化と、閉領域抽出による線画彩色の効率化とを両立して実現する、という作用効果を奏する。
請求項2に記載の線画処理装置は、閉領域表示画面と画像レイヤ表示画面における位置関係が共通なので、線画を構成する複数の閉領域のうち、どの閉領域を画像レイヤとして抽出したのかを容易に確認することができるので、画像レイヤ処理の効率を向上することができる。
請求項3に記載の線画処理装置は、画像レイヤとして抽出された閉領域を画像レイヤとして画像レイヤ表示画面に表示する際に、操作手段による移動操作に基づいて閉領域表示画面から該閉領域の表示を削除するので、閉領域が画像レイヤとして抽出されたことが明確になり、画像レイヤ処理の効率を向上することができる。
請求項4に記載の線画処理装置は、画像レイヤ表示画面に表示された画像レイヤを指定して閉領域表示画面に移動するような操作を操作手段によって行なうことにより、画像レイヤを削除して閉領域表示画面に該画像レイヤの抽出元となった閉領域を再表示するので、画像レイヤの変更を容易に行なうことができ、画像レイヤ処理の効率を向上することができる。
請求項5に記載の線画処理装置は、画像レイヤ抽出手段によって抽出された画像レイヤに対して彩色を行なうので、処理効率の向上した画像レイヤ処理を利用した彩色処理を実現することができる。
請求項6に記載の線画処理装置は、表示手段に表示された各線画画像を参照しながら操作手段による閉領域指定および画像レイヤ指定を行なうことができるので、画像レイヤ処理の効率を向上することができる。
以下、図面を利用しながら、本発明を実施するための最良の形態について、説明を行なう。
図1は本発明を実施するための線画処理装置の構成を示すための図である。
線画処理装置1は、一般的に使用されているパーソナルコンピュータであり、CPU11、表示部12、入力部13、ネットワークI/F14、メディアドライブ15、記憶部16、メモリ17より構成されている。
CPU11は、線画処理装置1全体を制御し、特にメディアドライブ15に挿入されたメディアディスク18に記録されているプログラム181をメモリ17において実行することによって、線画処理装置1の機能を実現している。
表示部12は、線画処理に必要な情報を表示するために使用される。入力部13は、マウスやキーボード、ペンタブレット(登録商標)で構成されており、線画処理装置1に対してオペレータが指示を入力するために使用する。
ネットワークI/F14は、線画処理装置1と図示しないネットワークとを接続するためのものである。ネットワークI/F14を介して、線画処理装置1は図示しないネットワークから線画データLDを取得することができる。また、図示しないサーバより、線画処理装置1の機能を実現するプログラム181をダウンロードするようにしてもよい。
メディアドライブ15は、メディアディスク18に記録されているプログラム181を読み取るために使用する。メディアドライブ15で読み取られたプログラム181により、線画処理装置1の機能が実現される。
記憶部16は、メディアドライブ15で読み取られたプログラム181を格納する。
メモリ17は、記憶部16によって記憶されたプログラム181をCPU11が実行するためのワークエリアである。CPU11によってプログラム181が実行された結果、メモリ17において、閉領域抽出部171、画像レイヤ抽出部172、処理画面表示部173、彩色部174の機能が実現する。
閉領域抽出部171は、線画によって表現された画像を構成する複数の閉領域をそれぞれ抽出する。閉領域抽出部171による閉領域抽出は既知の手法を使用することができる。抽出された閉領域は、閉領域抽出部171が一時的に保存する。
また、閉領域抽出部171は、閉じていない領域に対して閉領域化処理を行ない、閉領域として抽出するようにしてもよい。閉領域化については、オペレータが入力部13を操作して、閉領域抽出部171によって実行するようにしてもよい。
画像レイヤ抽出部172は、後述するプロセスにより表示部12に表示された閉領域が入力部13によって指定されたとき、該指定された閉領域を画像レイヤとして抽出する。画像レイヤ抽出部172は、指定された閉領域のみをレイヤプレーンにコピーすることにより、指定された閉領域を画像レイヤとして格納する。画像レイヤ抽出部172による画像レイヤの抽出は、複数の閉領域を1枚のレイヤプレーンにコピーすることで、同一階層の画像レイヤに複数の閉領域によって表現される線画画像を追加することが可能である。抽出された画像レイヤは、画像レイヤ抽出部172が一時的に保存する。
また、画像レイヤ抽出部172は、入力部13による操作により、抽出された画像レイヤを削除することも行なう。
処理画面表示部173は、閉領域抽出部171、画像レイヤ抽出部172、および後述する彩色部174による処理を表示部12に表示する。また、処理画面表示部173は、入力部13によって処理のために行なわれる操作も合わせて表示部12に表示する。
そのために、処理画面表示部173は、閉領域表示部1731、画像レイヤ表示部1732、線画表示部1733を備えている。
閉領域表示部1731は、閉領域抽出部171によって抽出された複数の閉領域を、閉領域表示画面として表示部12に表示する。閉領域表示画面に表示された閉領域が入力部13によって指定され画像レイヤとして抽出された場合、閉領域表示部1731は該閉領域の表示を中止する。一方、画像レイヤが削除された場合、該画像レイヤを抽出するために指定された閉領域を閉領域表示部1731が再表示する。
画像レイヤ表示部1732は、画像レイヤ抽出部172によって抽出された画像レイヤを画像レイヤ表示画面として表示部12に表示する。画像レイヤが抽出された場合、画像レイヤ表示部1732は該画像レイヤを画像レイヤ表示画面に表示する。一方、入力部13によって、画像レイヤ表示画面に表示された画像レイヤが削除された場合、画像レイヤ表示部1732が該画像レイヤの表示を中止する。
処理画面表示部173は、閉領域表示部1731および画像レイヤ表示部1732によって表示される閉領域表示画面および画像レイヤ表示画面を表示部12に並列に表示する。
また、処理画面表示部173は、閉領域表示画面および画像レイヤ表示画面における各画面内の位置関係が共通となるように、閉領域表示部1731および画像レイヤ表示部1732に対して表示処理を実行させる。すなわち、処理画面表示部173によって実行された閉領域表示部1731によって表示された閉領域表示画面における座標と、画像レイヤ表示部1732によって表示された画像レイヤ表示画面における座標とは合同あるいは相似の関係にある。
さらに、処理画面表示部173は、入力部13によって閉領域表示画面あるいは画像レイヤ表示画面に表示されているいずれかの画面を操作すると、両画面に同時に該操作の結果を反映させる。
例えば、入力部13によって閉領域表示画面に対するズーム処理を操作した場合、処理画面表示部173は、閉領域表示部1731に対して、指定された倍率でズーム処理を行なう処理を実行させることにより、指定された倍率でズーム処理された閉領域表示画面が表示部12に表示される。と同時に、処理画面表示部173は、画像レイヤ表示部1732に対しても同様の倍率でズーム処理を実行させるので、指定された倍率でズーム処理された画像レイヤ表示画面が表示部12に表示される。
逆に、例えば、画像レイヤ表示画面に対して入力部13によってローミング処理を実行した場合、処理画面表示部173は入力された移動量に基づいて画像レイヤ表示部1732に対して画像レイヤ表示画面に表示された画像レイヤ表示を移動する。と同時に、処理画面表示部173は、閉領域表示部1731に対しても同様の移動量でローミング処理を実行させるので、指定された移動量で閉領域表示を移動する。
線画表示部1733は、入力部13による操作時に参照となる線画データにおいて表現されている線画を閉領域表示画面および画像レイヤ表示画面に表示する。閉領域の抽出に使用された線画を閉領域表示画面に表示することにより、線画のいずれの部分の閉領域を画像レイヤとして抽出するかを容易に確認することができる。あるいは、閉領域の抽出に使用された線画を画像レイヤ表示画面に表示することにより、線画のいずれの部分の閉領域が画像レイヤとして抽出されたかを容易に確認することができる。
彩色部174は、画像レイヤ抽出部172によって抽出された画像レイヤに対して、彩色処理を行なう。画像レイヤ抽出部172によって抽出された画像レイヤは、閉領域抽出部171によって抽出された閉領域に基づいて抽出されているので、彩色部174は流し込み処理などの簡便な彩色動作を実行することが可能である。また、彩色部174は画像レイヤに対して彩色を行なうので、彩色対象となる閉領域を混同したり、あるいは彩色対象となる閉領域に対して間違った色を彩色するようなトラブルは生じない。
図2は、図1に示した線画処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、線画処理装置1に対して、線画処理装置1のオペレータが線画データLDを入力する。線画データLDは、ネットワークI/F14に接続された図示しないネットワークを介して、あるいはディスクドライブ16に装着されたメディアディスク18から線画処理装置1へ入力される。もしくは、線画処理装置1が線画作成機能(図示せず)を備えることにより、線画データLDを入力するようにしてもよい。
ステップS2において、閉領域抽出部171が入力された線画データLDから線画画像を構成する複数の閉領域HAを抽出する。線画データLDから複数の閉領域HAを抽出する技術については周知の技術を適宜使用することができる。
ステップS3において、処理画面表示部173が、線画処理を行なうための画面表示を実行する。処理画面表示部173が、線画処理画面を表示すると、閉領域表示部1731が、表示部12に閉領域表示画面を表示してステップS2で抽出した複数の閉領域HAを表示する。と同時に、処理画面表示部173は画像レイヤ表示部1732を起動して、表示部12に画像レイヤ表示画面を表示する。
図3は、処理画面表示部173が線画処理を行なうため表示部12に表示する線画処理画面SGを図示したものである。
線画処理画面SGは、閉領域表示画面HG、画像レイヤ表示画面GGを備えており、入力部13によって操作されるマウスポインタMPが表示される。さらに、線画処理画面SGは、該マウスポインタMPにより入力を行なうための表示閉領域名称ボックスLDB、表示レイヤ名称ボックスGNB、参照線画表示選択ボックスLCB、閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1、画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2、彩色パレットPP、保存ボタンSB、キャンセルボタンCBを備えている。
なお、閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1、画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2、彩色パレットPP、保存ボタンSB、キャンセルボタンCBについては、説明を後述する。
閉領域表示画面HGは、閉領域表示部1731が閉領域抽出部171によって線画データLDから抽出された複数の閉領域HAを表示するための画面である。線画データLDにおいては、線画によって表現される画像は複数の閉領域HAから構成される。閉領域表示画面HGで、画像を構成する複数の閉領域HAを表示することにより、画像レイヤとして抽出すべき閉領域を、線画処理装置1のオペレータが指定することができる。
表示閉領域名称ボックスLDBは、閉領域表示画面HGに表示されている複数の閉領域HAの抽出元である線画データLDの名称を表示する。また、マウスポインタMPによって表示閉領域名称ボックスLDBが指定された場合、入力部13の入力に応じて、線画データLDの名称を入力する。それにより、閉領域表示部1731は、該入力された線画データLDの複数の閉領域HAを閉領域表示画面HGに表示する。
画像レイヤ表示画面GGは、画像レイヤ表示部1732が画像レイヤ抽出部172によって抽出された画像レイヤGLを表示するための画面である。閉領域表示画面HGに表示された複数の閉領域HAのうち指定された閉領域HAを画像レイヤ抽出部172が画像レイヤGLとして抽出することにより、画像レイヤGLが画像レイヤ表示画面GGに表示される。画像レイヤGLは、線画によって表現される画像を構成する画像部品が階層を有するものであり、複数の画像レイヤGLを重複表示させることで、線画によって表現される画像が表示される。画像レイヤ表示画面GGに表示された画像レイヤGLに対して、後述するプロセスで彩色を行なうことができる。
表示レイヤ名称ボックスGNBは、画像レイヤ表示画面GGに表示されている画像レイヤGLの名称及び階層を表示する。オペレータが入力部13を操作してマウスポインタMPにて表示レイヤ名称ボックスGNBを指定することにより、画像レイヤ表示画面GGに表示された画像レイヤGLに対して名称及び階層を付与することができる。
参照線画表示選択ボックスLCBは、閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGに対して、線画データLDによって表現される線画画像を表示するかしないかを選択するためのチェックボックスである。閉領域表示画面HGに表示された複数の閉領域HAを画像レイヤGLとして抽出して画像レイヤ表示画面GGに表示する後述のプロセスにおいて、線画データLDによる線画画像が表示されている方が作業の効率を向上する場合がある。そこで、線画画像を参照して作業したい場合に、参照線画表示選択ボックスLCBにチェックを入れると、閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGに対して、線画表示部1733が線画データLDの線画画像を表示する。
ステップS4にて、画像レイヤ抽出部172が閉領域表示画面HGに表示された複数の閉領域HAから画像レイヤGLを抽出する。線画処理画面SGが表示された後、オペレータは閉領域表示画面HGに表示された複数の閉領域HAのうち所望の閉領域HAを入力部13を操作して指定する。指定後、オペレータはマウスポインタMPを操作して閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1(図3参照)を押下する。閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1が押下されることにより、画像レイヤ抽出部172が閉領域表示画面HGにおいてオペレータが指定した閉領域HAを画像レイヤGLとして抽出する。
また、閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1の押下に対応して、閉領域表示部1731が画像レイヤGLとして抽出された閉領域HAについて表示を中止し、画像レイヤ表示部1732が抽出された画像レイヤGLを画像レイヤ表示画面GGに表示する。これにより、指定された閉領域HAが画像レイヤGLとして抽出されたことが視覚的に理解しやすくなる。
ステップS5で、画像レイヤGL抽出の継続について判定する。オペレータの判断により、画像レイヤGLの抽出が終了するならば、画像レイヤ抽出部172が表示レイヤ名称ボックスGNBに対する画像レイヤGLの名称入力及び階層入力を促す。オペレータが、入力部13を操作して表示レイヤ名称ボックスGNBに対する入力を行ない、保存ボタンSB(図3参照)を押下したならば、画像レイヤ抽出部172は該画像レイヤGLを格納する。その後、ステップS6へ移行する。
一方、画像レイヤGLの抽出を継続するならば、ステップS4へ帰還する。この場合、オペレータが行ないうる画像レイヤGLの抽出作業は、
(1)新規に画像レイヤGLを抽出する
(2)画像レイヤGLに新たな閉領域に基づく画像レイヤを追加する
(3)画像レイヤGLを削除する
のいずれかである。
(1)の場合、オペレータは入力部13を操作して表示レイヤ名称ボックスGNBに対して新規な画像レイヤGLの名称及び階層を入力し、ステップS4にて詳述した作業を実行することにより、画像レイヤ抽出部172が新規に画像レイヤGLを抽出する。
(2)の場合、ステップS4にて詳述した作業を実行した後、オペレータは入力部13を操作して閉領域表示画面HGに表示されている複数の閉領域HAから、さらに閉領域HAを指定する。その後、閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1を押下することにより、指定された閉領域HAを画像レイヤGLとして抽出し、既に抽出されている画像レイヤGLに対して追加する。
(2)に示した作業は、例えばキャラクタの「髪の毛」など、キャラクタを構成する画像部品としては1つだが、キャラクタを構成する閉領域としては複数からなる場合に有効である。すなわち、「髪の毛」は画像部品としては1つであるにも関わらず、複数の閉領域から構成されているので、従来の彩色手法では閉領域各々に対して同じ色を流し込む作業を繰り返さなければならないが、本発明に係わる線画処理装置1では、複数の閉領域を一つの画像レイヤとして取り扱うことができるので、彩色作業を一度で済ますことが可能となり、彩色処理を効率化することができる。
(3)の場合、オペレータは入力部13を操作して、画像レイヤ表示画面GGに表示されている画像レイヤGLを指定する。指定後、オペレータがマウスポインタMPを操作して画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2(図3参照)を押下する。画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2が押下されることにより、画像レイヤ抽出部172が指定された画像レイヤGLを削除する。
また、画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2の押下に対応して、画像レイヤ表示部1732が指定された画像レイヤGLの表示を中止し、閉領域表示部1731が該画像レイヤGLの抽出元である閉領域HAの表示を再開する。これにより、指定された画像レイヤGLが削除されたことが視覚的に理解しやすくなる。
線画処理装置1が、(1)乃至(3)の作業のうちいずれかを実行したならば、ステップS5の判定を再度行ない、線画処理装置1は、ステップS6へ移行するか、あるいはステップS4へ帰還するかの動作を実行する。
ステップS6では、画像レイヤGLに対して彩色処理を行なう。オペレータは入力部13を操作して彩色部174を起動し、線画処理画面SGに彩色パレットPPを表示する。彩色パレットPPは、画像レイヤGLに対して彩色可能な色に関わる複数の色ボタン、および彩色のための様々なツールボタンを備えている。オペレータは入力部13を操作して、彩色パレットPPが備えている複数の色ボタンのうち所望の色ボタンを押下することにより、画像レイヤGLに対して所望の色を彩色することができる。また、入力部13を操作して彩色パレットPPが備えているツールボタンのうち所望のツールボタンを押下することにより、画像レイヤGLに対して例えば「色の流し込み」、「エアブラシ」、「グラデーション」などの彩色手法を実行することができる。
彩色パレットPPによる彩色にオペレータが満足したならば、オペレータは保存ボタンSBを押下して、画像レイヤGLに対して行なった彩色処理を保存する。満足しなかった場合は、キャンセルボタンCB(図3参照)を押下して、再度彩色処理を実行する。あるいは、ステップS4へ帰還して、画像レイヤGLの抽出を再度行なうようにしてもよい。
ステップS7では、他の線画データLDに対して、線画処理装置1による処理を行うか否かを判断する。他に線画データLDが存在し、線画処理装置1による処理が必要ならば、ステップS1に帰還し、これまで説明した動作を再度実行する。線画処理装置1による処理が不要ならば、動作を終了する。
図4は、線画処理画面SGにおける閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGによる画像レイヤGL抽出処理を説明するための図である。
図4(a)は、閉領域表示画面HGに線画画像を構成する複数の閉領域HAが表示されているが、まだ画像レイヤGLが抽出されていない状態を示している。図示しているように、閉領域表示画面HGには、閉領域抽出部171によって抽出された閉領域HA1、HA2、HA3が破線で表示されている。一方、画像レイヤ表示画面GGにおいては、画像レイヤGLが抽出されていないので何も表示されていない。
なお、閉領域表示画面HGに複数の閉領域HAを表示するときは、各閉領域の区別を容易に行なえるように、閉領域HAそれぞれに対して異なった色を配色しておくことが望ましい。
また、この説明では複数の閉領域HAの数を3つとしているが、複数の閉領域HAの数は3つに限定されることはない。
入力部13を操作して、オペレータが参照線画表示選択ボックスLCBにチェックを入れると、図4(b)に示すように、参照線画として線画データLDによって表現される線画画像が実線で閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGに表示される。これにより、キャラクタを構成する閉領域HAのうちどれ指定して画像レイヤGLとして抽出するのか、あるいは画像レイヤGLとして取得すべき閉領域HAの指定を容易に行なうことができる。
図4(c)では、閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGにおいて、閉領域HA2が画像レイヤGL2として抽出された状態を示している。図示しているように、閉領域表示画面HGにおいて閉領域HA2の表示は中止されており、画像レイヤ表示画面GGにおいて閉領域HA2を抽出して得られた画像レイヤGL2が破線で表示されている。
前述のように、閉領域表示画面HGと画像レイヤ表示画面GLの座標は合同あるいは相似の関係にあるので、閉領域HA2と画像レイヤGL2の位置関係もまた合同あるいは相似の関係となり、複数の閉領域におけるどの閉領域を画像レイヤ抽出の対象にしたのかを直感的に理解できる。また、画像レイヤGL2が表示され、抽出された元の閉領域HA2の表示が削除されたことにより、画像レイヤ抽出の対象となった閉領域をより一層明確にすることができる。
図5は、線画処理画面SGにおける閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGによる画像レイヤGLの追加処理および削除処理を説明するための図である。
図5(a)は、閉領域HA1を画像レイヤGL1として、既に抽出していた画像レイヤGL2に追加した状態を示した図である。オペレータは画像レイヤGL2が抽出され、画像レイヤ表示画面GGに表示されている状態で、入力部13を操作して閉領域表示画面HGに表示されている閉領域HA1を指定することにより、画像レイヤ抽出部172が該閉領域HA1を画像レイヤGL1として抽出し、画像レイヤ表示部1732が画像レイヤ表示画面GGに画像レイヤGL1を破線で追加表示する。この時、閉領域表示画面HGにおいて閉領域HA1の破線表示を中止するので、追加して指定された閉領域HA1が画像レイヤGL1として抽出されたことを明確にすることができる。
図5(b)は、画像レイヤGL2を削除したことにより、閉領域表示画面HGと画像レイヤ表示画面GGにおいて生じた変化を示すための図である。画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2が押下されて画像レイヤGL2が削除されると、図示しているように、画像レイヤ表示部1732が画像レイヤGL2の画像レイヤ表示画面における破線表示を中止する。合わせて閉領域表示部1731が画像レイヤGL2の抽出元である閉領域HA2の破線表示を再開するので、画像レイヤGL2が削除されたことが明確になり、画像レイヤ抽出作業の是非について容易に判定することができる。
このように、図1に示した線画処理装置1が図2に示したフローチャートのような動作を行なうことにより、画像レイヤ処理による線画彩色の効率化と、閉領域抽出による線画彩色の効率化とを両立して実現する、という作用効果を実現することができる。
変形例1:これまでの説明では、閉領域表示画面HGと画像レイヤ表示画面GGとの画面サイズが等倍であるように説明してきたが、前述のように閉領域表示画面HGと画像レイヤ表示画面GGの座標は合同乃至相似の関係にあるので、何れか一方の画面サイズが異なっていてもよい。
変形例2:これまでの説明では、閉領域表示画面HGにおける複数の閉領域HAを指定して画像レイヤGLとして抽出する動作、あるいは逆の動作について、線画処理画面SGに表示された閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1、画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2を押下するものとして説明してきたが、閉領域表示画面HGにて所望の閉領域HAをマウスポインタMPで指定した後に、画像レイヤ表示画面GGにドラッグ&ドロップ処理することで閉領域HAを画像レイヤGLとして抽出するようにしてもよい。その逆も実行可能である。あるいはメニューウィンドウを表示して、該メニューウィンドウにて閉領域HAの画像レイヤGL抽出、画像レイヤGLの削除を行なうようにしてもよい。
変形例3:これまでの説明では、1つの表示部12に閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGを表示する線画処理画面SGが表示されるように説明をしてきたが、線画処理装置1が表示部12を2つ備え、閉領域表示画面HGと画像レイヤ表示画面GGとが異なった表示部12にそれぞれ表示されるようにしてもよい。
線画処理装置1の構成を説明するための図である。 線画処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 線画処理画面SGの説明を行なうための図である。 線画処理画面SGにおける閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGによる画像レイヤGL抽出処理を説明するための図である。 線画処理画面SGにおける閉領域表示画面HGおよび画像レイヤ表示画面GGによる画像レイヤGLの追加処理および削除処理を説明するための図である。
符号の説明
1 線画処理装置
11 制御部
12 表示部
13 入力部
14 ネットワークI/F
15 ディスクドライブ
16 記憶部
17 メモリ
171 閉領域抽出部
172 画像レイヤ抽出部
173 処理表示部
174 彩色部
181、381 プログラム
1731 閉領域表示部
1732 画像レイヤ表示部
1733 線画表示部
GG 画像レイヤ表示画面
GL、GL1、GL2 画像レイヤ
GNB レイヤ名称表示ボックス
HA、HA1、HA2、HA3 閉領域
HG 閉領域表示画面
LCB 参照線画表示選択ボックス
LD 線画データ
LDB 表示閉領域名称ボックス
閉領域→画像レイヤ移動ボタンIDB1
画像レイヤ→閉領域移動ボタンIDB2
彩色パレット PP
線画処理画面SG

Claims (7)

  1. 線画を処理するため、表示手段と操作手段とを備えた線画処理装置であって、
    前記線画によって表現された画像を構成する複数の閉領域を抽出する閉領域抽出手段と、
    前記抽出された閉領域を前記表示手段に閉領域表示画面として表示する閉領域表示手段と、
    前記閉領域表示画面にて前記操作手段によって指定された閉領域を画像レイヤとして抽出する画像レイヤ抽出手段と、
    前記抽出された画像レイヤを前記表示手段に画像レイヤ表示画面として表示する画像レイヤ表示手段と、
    を備え、
    前記閉領域表示手段と画像レイヤ表示手段とが、前記表示手段に前記閉領域表示画面と前記画像レイヤ表示画面とを並列して表示すること、
    を特徴とする線画処理装置。
  2. 請求項1に記載の線画処理装置であって、
    前記閉領域表示手段と画像レイヤ表示手段とによって前記表示手段に表示される前記閉領域表示画面および前記画像レイヤ表示画面において各画面内の位置関係が共通であること、
    を特徴とする線画処理装置。
  3. 請求項1に記載の線画処理装置であって、
    前記操作手段によって前記閉領域表示画面において指定された閉領域を前記画像レイヤ表示画面に移動することにより、前記画像レイヤ抽出手段が前記閉領域を前記画像レイヤとして抽出し、前記閉領域表示手段が該画像レイヤの抽出元となった閉領域の表示を削除すること、
    を特徴とする線画処理装置。
  4. 請求項1に記載の線画処理装置であって、
    前記操作手段によって前記画像レイヤ表示画面において指定された画像レイヤを前記閉領域表示画面に移動することにより、前記画像レイヤ抽出手段が前記画像レイヤを削除し、前記閉領域表示手段が該画像レイヤの抽出元となった閉領域を再表示すること、
    を特徴とする線画処理装置。
  5. 請求項1乃至4に記載の線画処理装置であって、
    前記画像レイヤ抽出手段によって抽出された画像レイヤに対して彩色を行なう彩色手段を備えること、
    を特徴とする線画処理装置。
  6. 請求項1乃至5に記載の線画処理装置であって、
    前記表示手段が、前記閉領域表示画面および前記画像レイヤ表示画面に対して、前記線画画像を参照用に表示すること、
    を特徴とする線画処理装置。
  7. 線画を処理するため、表示部と操作部とを備えたコンピュータにおいて線画処理を行なうためのプログラムであって、前記コンピュータのCPUとメモリとによって、
    前記線画によって表現された画像を構成する複数の閉領域を抽出する閉領域抽出ステップと、
    前記抽出された閉領域を前記表示部に閉領域表示画面として表示する閉領域表示ステップと、
    前記閉領域表示画面にて前記操作部によって指定された閉領域を画像レイヤとして抽出する画像レイヤ抽出ステップと、
    前記抽出された画像レイヤを前記表示部に画像レイヤ表示画面として表示する画像レイヤ表示ステップと、
    を備え、
    前記閉領域表示ステップと画像レイヤ表示ステップとが、前記表示部に前記閉領域表示画面と前記画像レイヤ表示画面とを並列して表示すること、
    を特徴とするプログラム。
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