JP2009210182A - 車両用冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】箱型荷台1の前面における上部断熱パネル11に、上下方向に長い矩形状の2個の側方フレーム2を並行して固定し、その荷室側をカバー体3で覆う。側方フレーム2の下部にエバポレータEを取り付け、上部に遠心式のエバポレータファン5を設けるとともに、エバポレータファン5の吸入口に導風孔を備えた導風板4を設置する。エバポレータEで冷却された冷気は、エバポレータファン5により、カバー体3と導風板4との間の流路を介して吸引され、導風板4の上方を通過して荷室内に吹き出される。エバポレータファン5は、軸方向の短い遠心式のファンであるため、エバポレータE等を装着する側方フレーム2の前後方向の寸法を小さくすることができる。
【選択図】図1
Description
車両の運転台の上方にエバポレータユニットとコンデンサユニットとの組立体を装着する車両用冷凍装置は、一例として特開平11−20460号公報に記載されており、図6にはこの公報に記載された冷凍装置を示す。
本発明の課題は、冷凍車等の荷室内に設置されるエバポレータユニットをコンデンサユニットから分離し、箱型荷台の断熱パネルを利用してエバポレータユニットを取り付け、しかも、エバポレータユニットが荷室内に張り出すことのないよう、その厚さを極力小さくして上述の問題点を解決することにある。
「車両に搭載され、断熱パネルを備えた箱型荷台の荷室内を冷却する冷凍装置のエバポレータユニットであって、
前記断熱パネルには、上下方向に長い矩形状の2個の側方フレームが間隔を開けて並行に固定されるとともに、前記2個の側方フレームの前記断熱パネルと反対側には、上部に開口部を有する板状のカバー体が固定されており、
前記2個の側方フレームの下部の間には、前記冷凍装置のエバポレータが、その両端部が前記2個の側方フレームのそれぞれに固定されて設置され、
前記2個の側方フレームの上部の間には、前記断熱パネルと平行な縦仕切り板と、前記縦仕切り板の上端と前記カバー体との間を連結する上部仕切り板と、前記縦仕切り板の下端と前記箱型荷台の断熱パネルとの間を連結する下部仕切り板とを有する導風板が固定されており、
前記縦仕切り板と前記断熱パネルとの間には、中心から径方向外方に流体を流す遠心式のエバポレータファンが、その回転軸が前記断熱パネルと直交するように設置され、かつ、前記縦仕切り板には、前記エバポレータを通過した冷気を前記エバポレータファンに導く導風孔が形成されている」
ことを特徴とするエバポレータユニットとなっている。
また、上部断熱パネルが下部断熱パネルよりも車両前方側に位置しているため、両者の結合部には段差が形成されており、請求項3の発明のように、その結合部にエバポレータのドレン受けを設置することができる。エバポレータのドレン受けは、エバポレータに付着して滴下する凝縮水を集めるための樋状の部材であり、2個の側方フレームの下部に設置したエバポレータの下方に、エバポレータの全長に亘って設けられる。
エバポレータEは、上部断熱パネル11を貫通する図示しない管路を介してコンデンサユニットCUに接続されている。冷凍装置の膨張弁は、その管路の途中に介在されるが、これを側方フレーム2の外側に取り付けることも可能である。エバポレータEの下方の傾斜した断熱材13には、エバポレータEの幅方向の全長に亘るドレン受け14が設置されており、エバポレータEから滴下する凝縮水を集めて外部に排出する。ドレン受け14には、エバポレータの除霜の際に高温の冷媒が通過するバイパス管路を設置して、凝縮水の凍結を防止するようにしてもよい。
図1の箱型荷台1の荷室内には、冷凍食品や生鮮食料品等、低温の輸送が必要な貨物が積載される。エバポレータファン5を駆動すると、図3の破線の矢印で示されるように、荷室内の空気は、カバー体3の下部の開口32(図1)からエバポレータEへ流れる。空気がエバポレータEを下方から上方へ通過するときに、エバポレータ内の低温の冷媒との熱交換が行われ、空気は低温の冷気となる。冷気は、導風板4の縦仕切り板41とカバー体3の間の流路を経由して導風孔44に導かれ、シュラウド45により整流されながらエバポレータファン5の吸入口に吸引される。
上述の実施例では、本発明のエバポレータユニットを箱型荷台の段差を備えた前面パネルに取り付ける場合について説明したが、段差のないフラットな前面パネルにも取り付けができること、あるいは、中仕切りを設置して前後の荷室に分割した冷凍車の、後側荷室の後面パネルに設置される後側荷室専用のエバポレータユニットとして、本発明のエバポレータユニットを適用できることは言うまでもない。また、並置されるエバポレータファンの個数を適宜増減する、ブラケットとねじによる導風板の取り付けを溶接による取り付けに変更するなど、実施例に対し種々の変形が可能であることは明らかである。
11 上部断熱パネル
12 下部断熱パネル
2 側方フレーム
3 カバー体
4 導風板
41 縦仕切り板
44 導風孔
45 シュラウド
5 エバポレータファン
E エバポレータ
EU エバポレータユニット
CU コンデンサユニット
Claims (5)
- 車両に搭載され、断熱パネルを備えた箱型荷台の荷室内を冷却する冷凍装置のエバポレータユニットであって、
前記断熱パネルには、上下方向に長い矩形状の2個の側方フレームが間隔を開けて並行に固定されるとともに、前記2個の側方フレームの前記断熱パネルと反対側には、上部に開口部を有する板状のカバー体が固定されており、
前記2個の側方フレームの下部の間には、前記冷凍装置のエバポレータが、その両端部が前記2個の側方フレームのそれぞれに固定されて設置され、
前記2個の側方フレームの上部の間には、前記断熱パネルと平行な縦仕切り板と、前記縦仕切り板の上端と前記カバー体との間を連結する上部仕切り板と、前記縦仕切り板の下端と前記箱型荷台の断熱パネルとの間を連結する下部仕切り板とを有する導風板が固定されており、
前記縦仕切り板と前記断熱パネルとの間には、中心から径方向外方に流体を流す遠心式のエバポレータファンが、その回転軸が前記断熱パネルと直交するように設置され、かつ、前記縦仕切り板には、前記エバポレータを通過した冷気を前記エバポレータファンに導く導風孔が形成されていることを特徴とするエバポレータユニット。 - 前記箱型荷台は、下部断熱パネルと、前記下部断熱パネルよりも車両前方側に位置する上部断熱パネルとを有する前面パネルを備えており、
前記2個の側方フレームが前記上部断熱パネルに固定され、かつ、前記板状のカバー体を含む前記側方フレームの車両前後方向の寸法が、前記上部断熱パネルと前記下部断熱パネルとの間の距離を越えないよう設定されている請求項1に記載のエバポレータユニット。 - 前記下部断熱パネルと前記上部断熱パネルとの結合部には、前記エバポレータのドレン受けが設置されている請求項2に記載のエバポレータユニット。
- 前記縦仕切り板の導風孔は、前記エバポレータファンと対向する位置に形成され、前記エバポレータファンに導く冷気を整流するシュラウドを備えている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエバポレータユニット。
- 前記2個の側方フレームの上方には、前記エバポレータファンから吹き出される冷気を荷室側に導く風向板が設置されている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエバポレータユニット。
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