JP2009203044A - ローラコンベヤ設備 - Google Patents

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明 宮原
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Abstract

【課題】回転駆動軸とローラとの間における無端回動体の掛け渡しを、位置ずれを少なくして行えるローラコンベヤ設備を提供する。
【解決手段】ローラ60,60a群の下方にカーブ状搬送経路58の方向に沿った回転駆動軸70を、カーブ状搬送経路の方向において複数に分断するとともに、分断軸体70a,70b,70cの対向端間を屈曲自在な連結部材70dを介して連結して設けた。ローラには、軸心方向の複数箇所に環状溝部61A,61Bを形成し、少なくとも一部のローラと分断軸体とは、分断軸体に近い環状溝部に掛けた無端回動体75を介して連動連結した。回転駆動軸とローラとの間における無端回動体の掛け渡しを、コンベヤ幅方向における位置ずれを少なくして行え、捻り状に掛けられる無端回動体は、環状溝部を形成した縁部に摺接することが少なくなって、摩損し難いなど耐久性を向上できる。無端回動体は、環状溝部の部分に対する巻き付け姿勢を好適にでき、回転駆動力の伝達を十分に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被搬送物をカーブ状搬送経路で支持搬送するのに採用されるローラコンベヤ設備に関するものである。
従来、この種のものとしては、次のような構成が提供されている。すなわち、円弧状に湾曲している転向コンベヤ装置は、多数の搬送ローラが設けられており、搬送ローラは無端ベルトを介して駆動軸に連結されている。この駆動軸は搬送ローラ群の下方に設けられ、枢着部を有した複数の直棒で構成されている。そして駆動軸に形成された無端ベルト溝と、搬送ローラに形成された無端ベルト溝とに亘って無端ベルトが掛けられている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2001−187633号公報(第3頁、図3−図5) 特開平8−113335号公報
しかし、上記した従来構成によると、円弧状に配置される搬送ローラ群に対して直棒(駆動軸)は直線状に配置されており、この場合、駆動軸の無端ベルト溝と搬送ローラの無端ベルト溝とが上下で重合する箇所では支障ないが、両無端ベルト溝間にコンベヤ幅方向において位置ずれが生じている箇所においては、無端ベルトは摩損し易く、また回転駆動力の伝達が好適に行えない。すなわち、両無端ベルト溝間に捻り状に掛けられる無端ベルトは、コンベヤ幅方向における位置ずれによってさらに変位し、無端ベルト溝を形成した縁部(溝形成コーナ部)に摺接(接触)することになって摩損し易いなど、耐久性が短い要因になる。また、無端ベルトは、コンベヤ幅方向における位置ずれによって、両無端ベルト溝の部分に対する巻き付け姿勢(巻き付け長さ)が乱れ、以て駆動軸から搬送ローラへの回転駆動力の伝達が不十分になる。
そこで本発明の請求項1、2記載の発明は、回転駆動軸とローラとの間における無端回動体の掛け渡しを、位置ずれを少なくして行えるローラコンベヤ設備を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載のローラコンベヤ設備は、左右一対のコンベヤフレーム間で、カーブ状搬送経路の方向の複数箇所にローラが遊転自在に配設されたローラコンベヤ設備であって、ローラ群の下方にはカーブ状搬送経路の方向に沿った回転駆動軸が、カーブ状搬送経路の方向において複数に分断されるとともに、分断軸体の対向端間が屈曲自在な連結部材を介して連結されて設けられ、前記ローラには、軸心方向の複数箇所に環状溝部が形成され、少なくとも一部のローラと分断軸体とは、分断軸体に近い環状溝部に掛けられる無端回動体を介して連動連結され、前記回転駆動軸に連動連結する回転駆動部が設けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、回転駆動部の駆動回転により回転駆動軸を回転させ、この回転駆動軸の回転を、無端回動体を介して一方の端部材の部分に伝達し、以てローラを駆動回転して、ローラ群により支持している被搬送物を搬送経路上で搬送し得る。その際に、回転駆動軸とローラとの間における無端回動体の掛け渡しを、コンベヤ幅方向における位置ずれ(変位)を少なくして行え、以て捻り状に掛けられる無端回動体は、環状溝部を形成した縁部(溝形成コーナ部)に摺接(接触)することが少なくなる。また無端回動体は、コンベヤ幅方向における位置ずれを少なくし得ることによって、環状溝部の部分に対する巻き付け姿勢(巻き付け長さ)を好適に行える。
また本発明の請求項2記載のローラコンベヤ設備は、左右一対のコンベヤフレーム間で、カーブ状搬送経路の方向の複数箇所にローラが遊転自在に配設されたローラコンベヤ設備であって、ローラ群の下方にはカーブ状搬送経路の方向に沿った回転駆動軸が、カーブ状搬送経路の方向において複数に分断されるとともに、分断軸体の対向端間が屈曲自在な連結部材を介して連結されて設けられ、前記ローラには、軸心方向の複数箇所に環状溝部が形成され、前記連結部材の上方に位置されるローラを除く各ローラは、その少なくとも一箇所の環状溝部が分断軸体に設けられた伝動輪体に上下方向で重合状に位置され、重合状の環状溝部と伝動輪体とに亘って無端回動体が掛けられることで、回転駆動軸とローラとが無端回動体を介して連動連結され、前記回転駆動軸に連動連結する回転駆動部が設けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、回転駆動部の駆動回転により回転駆動軸を回転させ、この回転駆動軸の回転を、無端回動体を介して一方の端部材の部分に伝達し、以てローラを駆動回転して、ローラ群により支持している被搬送物を搬送経路上で搬送し得る。その際に、伝動輪体と環状溝部との間における無端回動体の掛け渡しを、コンベヤ幅方向における位置ずれ(変位)が殆ど無い状態で行え、以て無端回動体は、環状溝部を形成した縁部(溝形成コーナ部)に摺接(接触)することが殆ど無くなる。また無端回動体は、コンベヤ幅方向における位置ずれを殆ど無い状態にし得ることによって、環状溝部の部分に対する巻き付け姿勢(巻き付け長さ)を好適に行える。
そして本発明の請求項3記載のローラコンベヤ設備は、上記した請求項1記載の構成において、環状溝部は断面円弧状に形成され、無端回動体が無端丸ベルトからなることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、環状溝部の断面円弧状の面に、無端丸ベルトの断面円状の面が接触することで、捻り状に掛けられる無端丸ベルトは、より摩損し難いものとなる。
さらに本発明の請求項4記載のローラコンベヤ設備は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、ローラは、環状溝部群が形成された筒状本体部と、この筒状本体部の中心部に設けられた回転用軸体とからなり、この回転用軸体の両端に対して軸心方向から外嵌自在な滑り軸受が設けられ、これら滑り軸受がコンベヤフレームに形成されたU溝に落とし込まれることで、コンベヤフレーム間にローラが遊転自在に支持されていることを特徴としたものである。
したがって請求項4の発明によると、ローラの組み込みを容易に行え、しかも滑り軸受によりガタつきのない配設を行えるとともに、無端回動体を安定して掛け付け(巻き付け)し得る。
しかも本発明の請求項5記載のローラコンベヤ設備は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成において、ローラは、1つの環状溝部に掛けられる無端回動体を介して回転駆動軸に連動連結され、残りの環状溝部に掛けられる無端回動体を介して、隣接したローラに連動連結されることを特徴としたものである。
したがって請求項5の発明によると、連結部材などを設けた箇所のローラは、無端回動体を介して隣接したローラと一体状に駆動回転し得、以て全てのローラを安定して駆動回転し得る。
上記した本発明の請求項1によると、回転駆動部の駆動回転により回転駆動軸を回転させ、この回転駆動軸の回転を、無端回動体を介してローラに伝達でき、以てローラを駆動回転して、ローラ群により支持している被搬送物を搬送経路上で搬送できる。その際に、回転駆動軸とローラとの間における無端回動体の掛け渡しを、コンベヤ幅方向における位置ずれ(変位)を少なくして行うことができ、以て捻り状に掛けられる無端回動体は、環状溝部を形成した縁部(溝形成コーナ部)に摺接(接触)することが少なくなって、摩損し難いなど耐久性を向上できる。また無端回動体は、コンベヤ幅方向における位置ずれを少なくできることによって、環状溝部の部分に対する巻き付け姿勢(巻き付け長さ)を好適にでき、以て回転駆動軸からローラへの回転駆動力の伝達を十分に行うことができる。
また上記した本発明の請求項2によると、回転駆動部の駆動回転により回転駆動軸を回転させ、この回転駆動軸の回転を、伝動輪体と無端回動体を介してローラに伝達でき、以てローラを駆動回転して、ローラ群により支持している被搬送物を搬送経路上で搬送できる。その際に、伝動輪体と環状溝部との間における無端回動体の掛け渡しを、コンベヤ幅方向における位置ずれ(変位)が殆ど無い状態で行うことができ、以て無端回動体は、環状溝部を形成した縁部(溝形成コーナ部)に摺接(接触)することが殆ど無くなって、摩損し難いなど耐久性を向上できる。また無端回動体は、コンベヤ幅方向における位置ずれを殆ど無い状態にできることによって、環状溝部の部分に対する巻き付け姿勢(巻き付け長さ)を好適にでき、以て回転駆動軸からローラへの回転駆動力の伝達を常に十分に行うことができる。
そして上記した本発明の請求項3によると、環状溝部の断面円弧状の面に、無端丸ベルトの断面円状の面が接触することで、捻り状に掛けられる無端丸ベルトは、より摩損し難いものにできて耐久性を向上できる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、ローラの組み込みを容易に行うことができ、しかも滑り軸受によりガタつきのない配設ができるとともに、無端回動体を安定して掛け付け(巻き付け)できることで、ローラの部分での騒音を軽減できる。
しかも上記した本発明の請求項5によると、連結部材などを設けた箇所のローラは、無端回動体を介して隣接したローラと一体状に駆動回転でき、以て全てのローラを安定して駆動回転できる。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態1を、複数の直線状ローラコンベヤ装置とカーブ状ローラコンベヤ装置を採用した状態として、図に基づいて説明する。
図2、図7、図8において、直線状ローラコンベヤ装置1とカーブ状ローラコンベヤ装置(ローラコンベヤ設備の一例)51が準備される。すなわち、直線状ローラコンベヤ装置1のフレーム本体2は、左右一対の直線状コンベヤフレーム3と、両直線状コンベヤフレーム3の下部間に設けられた連結フレーム4などにより構成され、そして、直線状コンベヤフレーム3の下部間でかつ長さ方向における複数箇所には脚部材5が着脱自在に連結されている。両直線状コンベヤフレーム3間には、長さ方向(搬送経路方向)における複数箇所に位置されて直状ローラ10が遊転自在に設けられ、これにより、直状ローラ10群の上方に直線状搬送経路8が形成される。
図9〜図12において、全て(少なくとも一部)の直状ローラ10は、金属製の筒状本体部11と、この筒状本体部11の両端部分に差し込みにより圧入結合された樹脂製の端部材12,13と、これら端部材12,13の中心部にそれぞれ設けられた回転用軸体14,15とからなる。ここで一方の端部材12は、筒状本体部11から一部(約半分)が突出されるとともに、この突出部分12Zにおける軸心方向の2箇所(複数箇所)に、無端回動体(後述する。)が掛けられる環状溝部12E,12Fが一体成形されている。また他方の端部材13は、ほぼ全長が筒状本体部11の端部分に差し込まれている。
すなわち一方の端部材12は、外側筒部12Aと、内側筒部12Bと、両筒部12A,12Bの外端間に位置される多孔円板部12Cと、両筒部12A,12B間で周方向の6箇所(複数箇所)に放射状で位置される連結補強部12Dとからなり、回転用軸体14をインサート成型し、かつ断面円弧状の環状溝部12E,12Fが一体成形される状態で射出成型により得られる。その際に回転用軸体14は、その両端が端部材12から突出する長さとされ、そして長さ方向の中央部分にローレット加工部14aを形成していることで、インサート成型における内側筒部12Bとの結合が強固なものとされている。
さらに一方の端部材12には、その外側筒部12Aの外面で長さ方向の中央部分に外側への段部12Gが一体成形されており、筒状本体部11の端部分に差し込みにより圧入結合させる際に、この段部12Gを筒状本体部11の端面に当接させることで、環状溝部12E,12Fが一体成形されている突出部分12Zを、筒状本体部11から所定量突出させるように構成されている。このとき、筒状本体部11の端部分に対する端部材12の圧入結合は、外側筒部12Aや連結補強部12D群の樹脂弾性力に抗する状態で強固に行われる。なお一方の端部材12には、その外側筒部12Aの内端部分で外面に差し込み案内用の傾斜面12Hが形成されている。
他方の端部材13は、外側筒部13Aと、内側筒部13Bと、両筒部13A,13Bの外端間に位置される円板部13Cと、両筒部13A,13B間で周方向の6箇所(複数箇所)に放射状で位置される連結補強部13Dとからなり、回転用軸体15をインサート成型する状態で射出成型により得られる。その際に回転用軸体15は、その両端が端部材13から突出する長さとされ、そして長さ方向の中央部分にローレット加工部15aを形成していることで、インサート成型における内側筒部13Bとの結合が強固なものとされている。
さらに他方の端部材13には、その外側筒部13Aの外面で長さ方向の外端部分に外側への段部13Gが一体成形されており、筒状本体部11の端部分に差し込みにより圧入結合させる際に、この段部13Gを筒状本体部11の端面に当接させることで、ほぼ全長を筒状本体部11の端部分に差し込むように構成されている。このとき、筒状本体部11の端部分に対する端部材13の圧入結合は、外側筒部13Aや連結補強部13D群の樹脂弾性力に抗する状態で強固に行われる。なお他方の端部材13には、その外側筒部13Aの内端部分で外面に差し込み案内用の傾斜面13Hが形成されている。以上の11〜15などにより、直状ローラ10の一例が構成される。
このように構成された直状ローラ10は、その回転用軸体14,15の外側突出部分が直線状コンベヤフレーム3に、滑り軸受18を介して遊転自在に支持されている。すなわち滑り軸受18は、六角状筒部18Aと、この六角状筒部18Aの外端に位置される円板部18Bとにより、内端が開放された真円状穴部18Cが形成されている。そして六角状筒部18Aの各角部には、その外端から中間部に亘ってカット面18Dが形成されるとともに、中間部には非カットの端面により外向きのストッパ面18Eが形成されている。また六角状筒部18Aのストッパ面18Eよりも内側の箇所には、六角状筒部18Aに連通される給油口18Fが形成されている。
その際に真円状穴部18Cの内径は、回転用軸体14,15の外側突出部分の外径に対して少し大きく形成されており、したがって滑り軸受18は、回転用軸体14,15の外側突出部分に対して軸心方向から外嵌自在に構成されるとともに、回転用軸体14,15の外側突出部分と両滑り軸受18とは、相対的に滑り回転自在(摺接回転自在)に構成される。そして、両滑り軸受18が直線状コンベヤフレーム3に形成されたU溝に落とし込まれることで、直線状コンベヤフレーム3間にローラ10が遊転自在に配設されることになる。
すなわち、直線状コンベヤフレーム3はC型レール体(逆向きC型レール体)からなり、上位板部と側板部とにより形成される上位角部にはカット状のU溝6が、直線状搬送経路8の方向で所定ピッチ置きに複数形成されている。そして滑り軸受18は、その給油口18Fを上向きとしてU溝6に落とし込まれることで、一対のカット面18DがU溝6の側面に摺接案内されるとともに、外向きのストッパ面18Eが側板部の内側面に当接可能に対向され、以て直線状コンベヤフレーム3間に直状ローラ10が、一対の滑り軸受18を介して遊転自在に配設されることになる。
図7〜図11において、前記直状ローラ10群の下方には、搬送経路8の方向に沿った回転駆動軸20が設けられ、この回転駆動軸20の両端近くが、フレーム本体2側に設けられた軸受21を介して回転自在に支持されている。ここで回転駆動軸20は、直線状コンベヤフレーム3と同様の長さであって、その両端部には、それぞれカップリングなどの連結体22が設けられている。そして、この回転駆動軸20と前記直状ローラ10とが、無端丸ベルト(無端回動体の一例)25を介して連動連結されている。すなわち、各直状ローラ10における内側の環状溝部12Eに下方から対向する位置において、前記回転駆動軸20には伝動輪体(Vプーリー)23が外嵌固定されており、この伝動輪体23と内側の(1つの)環状溝部12Eとの間に無端丸ベルト25が捻り状で掛けられている。
前記回転駆動軸20に連動連結する回転駆動部30が設けられている。すなわちフレーム本体2側の下面には、モータや減速機などからなる回転駆動部30が、連結具(ボルト・ナットなど)36を介して着脱自在に設けられている。そして、回転駆動部30の出力軸31と前記回転駆動軸20とが、巻き掛け連動機構32を介して連動連結されている。ここで巻き掛け連動機構32は、出力軸31と回転駆動軸20に取り付けた輪体(スプロケットなど)33,34と、両輪体33,34間に巻回された無端回動体(チェーンなど)35とからなる。
なお、巻き掛け連動機構32などが設けられた箇所などにおいては、回転駆動軸20に伝動輪体23を外嵌固定できない状況にあり、この箇所の直状ローラ10は回転駆動軸20によって直接に回転駆動できない。このとき、この直状ローラ10における外側の環状溝部12Fと、隣接した直状ローラ10における外側の(残りの)環状溝部12Fとの間に無端丸ベルト(無端回動体の一例)26が掛けられることで、この箇所の直状ローラ10は隣接した直状ローラ10に連動連結されている。
図1〜図6において、上述した直線状搬送経路8を形成した直線状ローラコンベヤ装置1の他に、カーブ状搬送経路58を形成したカーブ状ローラコンベヤ装置51が準備される。すなわちカーブ状ローラコンベヤ装置51のフレーム本体52は、左右一対の円弧状コンベヤフレーム(コンベヤフレームの一例)53と、両円弧状コンベヤフレーム53の下部間に設けられた連結フレーム54などにより構成され、そして、円弧状コンベヤフレーム53の下部間でかつ長さ方向における複数箇所には脚部材が着脱自在に連結されている。
両円弧状コンベヤフレーム53間には、長さ方向(カーブ状搬送経路58の方向)における複数箇所に位置されて円錐状ローラ(ローラの一例)60が遊転自在に設けられている。すなわち、全て(少なくとも一部)の円錐状ローラ60は、金属製の筒状本体部61と、この筒状本体部11の中心部に貫通状に設けられた回転用軸体62などからなる。そして、筒状本体部61の一方(小径側)の端部分で軸心方向の2箇所(複数箇所)には、無端回動体(後述する。)が掛けられる断面円弧状の環状溝部61A,61Bが、パイプへの溝加工製作などにより一体成形されている。以上の61〜62などにより、円錐状ローラ60の一例が構成される。
このように構成された円錐状ローラ60は、その回転用軸体62の両端突出部分が円弧状コンベヤフレーム53に、上記した滑り軸受18と同様の構成からなる滑り軸受(軸受の一例)18を介して遊転自在に支持されている。すなわち、円弧状コンベヤフレーム53はC型レール体(逆向きC型レール体)からなり、上位板部と側板部とにより形成される上位角部にはカット状のU溝66が、カーブ状搬送経路58の方向で所定ピッチ置きに複数形成されている。そして滑り軸受18は、回転用軸体62の両端突出部分に対して軸心方向から外嵌自在に構成されるとともに、回転用軸体62の両端突出部分と両滑り軸受18とは、相対的に滑り回転自在(摺接回転自在)に構成される。
この滑り軸受18は、その給油口18Fを上向きとしてU溝66に落とし込まれることで、一対のカット面18DがU溝66の側面に摺接案内されるとともに、外向きのストッパ面18Eが側板部の内側面に当接可能に対向され、以て円弧状コンベヤフレーム53間に円錐状ローラ60が、一対の滑り軸受18を介して遊転自在に配設されることになる。その際に各円錐状ローラ60は、カーブにおける小径側の直径が小でかつカーブにおける大径側の直径が大として位置されるとともに、その長さ方向を円弧中心に向けた状態とし、かつ上位面を水平状として配置されている。これにより、円錐状ローラ60群の上方にカーブ状搬送経路58が形成される。
前記円錐状ローラ60群の下方には、カーブ状搬送経路58の方向に沿った回転駆動軸70が設けられている。この回転駆動軸70は、カーブ状搬送経路58の方向において3つ(複数)に分断されるとともに、分断軸体70a,70b,70cの対向端間が屈曲自在な連結部材70dを介して連結され、そして分断軸体70a,70b,70cのそれぞれが、連結フレーム54側に設けられた軸受71を介して回転自在に支持されている。ここで回転駆動軸70は、円弧状コンベヤフレーム53と同様の長さであって、その両端部には、それぞれカップリングなどの連結体72が設けられている。
少なくとも一部の円錐状ローラ60と分断軸体70a,70b,70cとは、分断軸体70a,70b,70cに近い環状溝部61A,61Bに掛けられる無端丸ベルト(無端回動体の一例)75を介して連動連結されている。すなわち、前記連結部材70dの上方に位置される円錐状ローラ60aを除く各円錐状ローラ60は、その少なくとも一箇所の環状溝部61A,61Bが分断軸体70a,70b,70cに設けられた(外嵌固定された)伝動輪体(Vプーリー)73に上下方向で重合状に位置され、重合状の1つの環状溝部61A,61Bと伝動輪体73とに亘って無端丸ベルト75が捻り状で掛けられることで、円錐状ローラ60とが無端丸ベルト75を介して連動連結されている。
なお、連結部材70dが設けられた箇所などにおいては、回転駆動軸70に伝動輪体73を外嵌固定できない状況にあり、この箇所の円錐状ローラ60aは回転駆動軸70によって直接に回転駆動できない。このとき、この円錐状ローラ60aにおける外側の環状溝部61Bと、隣接した円錐状ローラ60における外側の(残りの)環状溝部61Bとの間に無端丸ベルト(無端回動体の一例)76が掛けられることで、この箇所の円錐状ローラ60aは隣接した円錐状ローラ60に連動連結される。
上記のようにして構成された直線状ローラコンベヤ装置1を、直線状搬送経路8の方向において2台(単数台または複数台)配設するとともに、回転駆動軸20の対向端部間を連結し、そして下流側の直線状ローラコンベヤ装置1に、カーブ状搬送経路58を形成した前記カーブ状ローラコンベヤ装置51を、カーブ状搬送経路58の方向において1台(単数台または複数台)配設するとともに、回転駆動軸20,70の対向端部間を連結し、さらにカーブ状ローラコンベヤ装置51の下手に、直線状搬送経路8を形成した前記直線状ローラコンベヤ装置1を、直線状搬送経路8の方向において1台(単数台または複数台)配設するとともに、回転駆動軸70,20の対向端部間を連結している。
すなわち、コンベヤフレーム3,53の対向端部間が当て板やボルト・ナットなどからなる連結手段40により連結されるとともに、対向された連結体22,72間が連結具(ボルト・ナットなど)41により連結されている。そして直線状ローラコンベヤ装置1群のうちの1台に、前述したように回転駆動部30などをセットすることで、1つの回転駆動部30により4本(複数)の回転駆動軸20,70を駆動するように構成されている。これにより、前記回転駆動軸70に連動連結する回転駆動部30が設けられることになる。ここでカーブ状ローラコンベヤ装置51として、カーブ状搬送経路58が90度状の形式を採用しており、したがってカーブ状ローラコンベヤ装置51の前後の直線状ローラコンベヤ装置1は、その直線状搬送経路8の方向を直角状として配置される。
以下に、上記した実施の形態1における作用を説明する。
据付現場では、カーブ状搬送経路58の方向の両端(上流端と下流端)においてそれぞれ直線状ローラコンベヤ装置1を配設して、コンベヤフレーム3,53の対向端部間を連結手段40により連結するとともに、回転駆動軸20,70の対向端部間、すなわち対向した連結体22,72間を連結具41により連結する。この前後に、1台の直線状ローラコンベヤ装置1では、フレーム本体2側に回転駆動部30を連結具36により連結し、そして回転駆動部30の出力軸31と回転駆動軸20とを、巻き掛け連動機構32を介して連動連結している。以上によって、3台の直線状ローラコンベヤ装置1と1台のカーブ状ローラコンベヤ装置51とを連結して各直線状搬送経路8とカーブ状搬送経路58を連続状とし、1つの回転駆動部30により4本の回転駆動軸20,70を駆動するように構成し得る。
このように構成したローラコンベヤ設備による被搬送物(折畳みコンテナ、コンテナ、ダンボール箱など)の搬送は、次のようにして行われる。すなわち、回転駆動部30を駆動することにより、その出力軸31の駆動回転を、巻き掛け連動機構32を介して回転駆動軸20に伝達し得、以て連結している回転駆動軸20,70群を一体回転させる。各直線状ローラコンベヤ装置1における回転駆動軸20の回転は、伝動輪体23と無端丸ベルト25とを介して一方の端部材12の部分に伝達され、以て直状ローラ10群を駆動回転し得る。なお巻き掛け連動機構32などが設けられた箇所の直状ローラ10は、無端丸ベルト26を介して隣接した直状ローラ10と一体状に駆動回転し得る。また、カーブ状ローラコンベヤ装置51における回転駆動軸70の回転は、伝動輪体73と無端丸ベルト75とを介して伝達され、以て円錐状ローラ60群を駆動回転し得る。なお連結部材70dなどが設けられた箇所の円錐状ローラ60aは、無端丸ベルト76を介して隣接した円錐状ローラ60と一体状に駆動回転し得る。
すなわち、1つの回転駆動部30の駆動により、巻き掛け連動機構32を介して回転駆動軸20,70群を一体回転させるとともに、各ローラコンベヤ装置1,51においては、無端丸ベルト25,26、75,76を介してローラ10、60,60a群を駆動回転し得、以て連続状とした直線状搬送経路8上からカーブ状搬送経路58上に亘って、ローラ10、60,60a群により支持している被搬送物を搬送し得る。これにより、3台(単数台または複数台)の直線状ローラコンベヤ装置1と1台(単数台または複数台)のカーブ状ローラコンベヤ装置51とを接続し、1つの回転駆動部30により駆動する形式にでき、以てカーブ状搬送経路58を含む長い(任意の長さの)搬送経路の設備を安価(コストダウン)に実現できる。
その際にカーブ状ローラコンベヤ装置51では、円錐状ローラ60群の下方にカーブ状搬送経路58の方向に沿った回転駆動軸70を、カーブ状搬送経路58の方向において複数に分断するとともに、分断軸体70a,70b,70cの対向端間を屈曲自在な連結部材70dを介して連結して設け、前記円錐状ローラ60の軸心方向の複数箇所に環状溝部61A,61Bを形成し、少なくとも一部の円錐状ローラ60と分断軸体70a,70b,70cとを、分断軸体70a,70b,70cに近い環状溝部61A,61Bに掛けた無端丸ベルト75を介して連動連結したことで、回転駆動軸70と円錐状ローラ60との間における無端丸ベルト75の掛け渡しを、コンベヤ幅方向における位置ずれ(変位)を少なくして行うことができ、以て無端丸ベルト75は、環状溝部61A,61Bを形成した縁部(溝形成コーナ部)に摺接(接触)することが少なくなって、摩損し難いなど耐久性を向上できる。また無端丸ベルト75は、コンベヤ幅方向における位置ずれを少なくできることによって、環状溝部61A,61Bの部分に対する巻き付け姿勢(巻き付け長さ)を好適にでき、以て回転駆動軸70から円錐状ローラ60への回転駆動力の伝達を十分に行うことができる。
またカーブ状ローラコンベヤ装置51では、円錐状ローラ60群の下方にカーブ状搬送経路58の方向に沿った回転駆動軸70を、カーブ状搬送経路58の方向において複数に分断するとともに、分断軸体70a,70b,70cの対向端間を屈曲自在な連結部材70dを介して連結して設け、前記円錐状ローラ60,60aの軸心方向の複数箇所に環状溝部61A,61Bを形成し、前記連結部材70dの上方に位置する円錐状ローラ60aを除く各円錐状ローラ60は、その少なくとも一箇所の環状溝部61A,61Bを分断軸体70a,70b,70cに設けた伝動輪体73に上下方向で重合状に位置し、重合状の環状溝部61A,61Bと伝動輪体73とに亘って無端丸ベルト75を掛けることで、回転駆動軸70と円錐状ローラ60とを無端丸ベルト75を介して連動連結したことで、伝動輪体73と環状溝部61A,61Bとの間における無端丸ベルト75の掛け渡しを、コンベヤ幅方向における位置ずれ(変位)が殆ど無い状態で行うことができ、以て無端丸ベルト75は、環状溝部61A,61Bを形成した縁部(溝形成コーナ部)に摺接(接触)することが殆ど無くなって、摩損し難いなど耐久性を向上できる。また無端丸ベルト75は、コンベヤ幅方向における位置ずれを殆ど無い状態にできることによって、環状溝部61A,61Bの部分に対する巻き付け姿勢(巻き付け長さ)を好適にでき、以て回転駆動軸70から円錐状ローラ60への回転駆動力の伝達を常に十分に行うことができる。
そして、環状溝部61A,61Bの断面円弧状の面に、無端丸ベルト75の断面円状の面が接触することで、捻り状に掛けられる無端丸ベルト75は、より摩損し難いものにできる。
さらに円錐状ローラ60を、環状溝部61A,61B群を形成した筒状本体部61と、この筒状本体部61の中心部に設けた回転用軸体62とから構成し、この回転用軸体62の両端に対して軸心方向から外嵌自在な滑り軸受18を設け、これら滑り軸受18を円弧状コンベヤフレーム53に形成したU溝66に落とし込むことで、円弧状コンベヤフレーム53間に円錐状ローラ60を遊転自在に支持し得ることで、円錐状ローラ60の組み込みを容易に行うことができ、さらに滑り軸受18によりガタつきのない配設ができるとともに、無端丸ベルト75を安定して掛け付け(巻き付け)できることで、円錐状ローラ60の部分での騒音を軽減できる。
しかも円錐状ローラ60は、複数箇所に形成した環状溝部61A,61Bのうち、1つの環状溝部61A,61Bに掛けた無端丸ベルト75を介して回転駆動軸70に連動連結し、残りの環状溝部61B,61Aに掛けた無端丸ベルト76を介して、隣接した円錐状ローラ60aに連動連結することで、連結部材70dなどを設けた箇所の円錐状ローラ60aは、無端丸ベルト76を介して隣接した円錐状ローラ60と一体状に駆動回転でき、以て全てのローラ60,60aを安定して駆動回転できる。
また直線状ローラコンベヤ装置1では、直状ローラ10を、金属製の筒状本体部11と、この筒状本体部11の両端部分に差し込み結合した樹脂製の端部材12,13と、これら端部材12,13の中心部にそれぞれ設けた回転用軸体14,15とから構成し、一方の端部材12は筒状本体部11から一部を突出させるとともに、この突出部分12Zに、無端丸ベルト25,26が掛けられる断面円弧状の環状溝部12E,12Fを一体成形したことで、樹脂製の端部材12,13は射出成型などにより短時間で容易に製作できるとともに、回転用軸体14,15は射出成型時のインサート成型によって容易にかつ強固に一体化でき、以て直状ローラ10を、安価に製作できるとともに、2本の短尺の回転用軸体14,15でよいことから軽量化できる。
さらに樹脂成形される環状溝部12E,12Fの表面は滑らかにでき、以て捻り状に掛けられる無端丸ベルト25は、摩損し難いなど耐久性を向上できる。しかも環状溝部12Eの断面円弧状の面に、無端丸ベルト25の断面円状の面が接触することで、捻り状に掛けられる無端丸ベルト25は、より摩損し難いものにできる。
また軸受が、回転用軸体14,15の外側突出部分に対して軸心方向から外嵌自在な滑り軸受18からなり、これら滑り軸受18をコンベヤフレーム3に形成したU溝6に落とし込むことによって、コンベヤフレーム3間に直状ローラ10を遊転自在に配設し得ることで、直状ローラ10の組み込みを容易に行うことができ、さらに滑り軸受18によりガタつきのない配設ができるとともに、無端丸ベルト25を安定して掛け付け(巻き付け)できることで、直状ローラ10の部分での騒音を軽減できる。
しかも複数箇所に形成した環状溝部12E,12Fのうち、1つの環状溝部12Eに掛けた無端丸ベルト25を介して回転駆動軸20に連動連結し、残りの環状溝部12Fに掛けた無端丸ベルト25を介して、隣接した直状ローラ10に連動連結することで、全ての直状ローラ10を安定して駆動回転できる。
上記した実施の形態1では、ローラ10、60,60aにおける軸心方向の2箇所に環状溝部12E,12F、61A,61Bが形成された形式が示されているが、これは3箇所以上(複数箇所)に環状溝部が形成された形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、無端回動体として無端丸ベルト25,26、75,76を使用した形式が示されているが、これは無端回動体として無端Vベルトや無端平ベルトを使用した形式などであってもよく、これらの場合、環状溝部や伝動輪体23、73の形状が考慮される。
上記した実施の形態1では、全ての直状ローラ10や全ての円錐状ローラ60を駆動する形式が示されているが、これはローラの駆動を、たとえば1つ置きや複数置きなど、飛び飛びで行う形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、回転用軸体14,15、62の外側突出部分に外嵌させた滑り軸受18を、コンベヤフレーム3、53に形成されたU溝6、66に落とし込む形式が示されているが、これはベアリング(転がり玉軸受)をコンベヤフレーム3、53に定着(固定)させる形式などであってもよい。また、回転用軸体14,15、62をコンベヤフレーム3、53側に定着(固定)させ、この回転用軸体14,15、62に対して筒状本体部11、61を、ベアリング(転がり玉軸受)を介して遊転自在に外嵌させる形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、カーブ状ローラコンベヤ装置51のローラとして円錐状ローラ60,60aを使用した形式が示されているが、これは直状ローラを使用した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、カーブ状ローラコンベヤ装置51のローラとして筒状本体部61のみからなる円錐状ローラ60,60aを使用した形式が示されているが、これはカーブ状ローラコンベヤ装置51のローラとして、直線状ローラコンベヤ装置1に使用した直状ローラ10と同様の構成、すなわち樹脂製の端部材などからなる構成のものを使用した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、直線状ローラコンベヤ装置1とカーブ状ローラコンベヤ装置51とを連続状に配設した形式が示されているが、これはカーブ状ローラコンベヤ装置51を単数配設した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、カーブ状搬送経路58が90度状のカーブ状ローラコンベヤ装置51を1台組み込んだ形式が示されているが、これはカーブ状搬送経路58のカーブ角度(30度状や45度状など)やカーブ方向は任意であり、また組み込み台数も任意である。
上記した実施の形態1では、上手側の直線状ローラコンベヤ装置1と中間のカーブ状ローラコンベヤ装置51と下手側の直線状ローラコンベヤ装置1とからなる形式が示されているが、これは上手側の直線状ローラコンベヤ装置1と下手側のカーブ状ローラコンベヤ装置51とからなる形式、上手側のカーブ状ローラコンベヤ装置51と下手側の直線状ローラコンベヤ装置1とからなる形式、上手側のカーブ状ローラコンベヤ装置51と中間の直線状ローラコンベヤ装置1と下手側のカーブ状ローラコンベヤ装置51とからなる形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、筒状本体部11の端部分に対する端部材12,13の圧入結合として、外側筒部12A,13Aや連結補強部12D,13D群の樹脂弾性力に抗する状態で行われる形式が示されているが、これは差し込んだのちに接着材で結合させる形式などであってもよい。
本発明の実施の形態1を示し、カーブ状ローラコンベヤ装置の要部の一部切り欠き平面図である。 同カーブ状ローラコンベヤ装置と直線状ローラコンベヤ装置との概略平面図である。 同カーブ状ローラコンベヤ装置の一部切り欠き平面図である。 同カーブ状ローラコンベヤ装置の要部の一部切り欠き側面図である。 同カーブ状ローラコンベヤ装置の要部の一部切り欠き正面図である。 同カーブ状ローラコンベヤ装置の要部の正面図である。 同直線状ローラコンベヤ装置の一部切り欠き平面図である。 同直線状ローラコンベヤ装置の一部切り欠き側面図である。 同直線状ローラコンベヤ装置の要部の一部切り欠き平面図である。 同直線状ローラコンベヤ装置の要部の一部切り欠き側面図である。 同直線状ローラコンベヤ装置の要部の一部切り欠き正面図である。 同直線状ローラコンベヤ装置における一方の端部材と滑り軸受の一部切り欠き斜視図である。
符号の説明
1 直線状ローラコンベヤ装置
3 直線状コンベヤフレーム
6 U溝
8 直線状搬送経路
10 直状ローラ
11 筒状本体部
12 一方の端部材(端部材)
13 他方の端部材(端部材)
14 回転用軸体
15 回転用軸体
18 滑り軸受(軸受)
20 回転駆動軸
22 連結体
23 伝動輪体
25 無端丸ベルト(無端回動体)
26 無端丸ベルト(無端回動体)
30 回転駆動部
32 巻き掛け連動機構
40 連結手段
41 連結具
51 カーブ状ローラコンベヤ装置(ローラコンベヤ設備)
53 円弧状コンベヤフレーム(コンベヤフレーム)
58 カーブ状搬送経路
60 円錐状ローラ(ローラ)
60a 円錐状ローラ(ローラ)
61 筒状本体部
61A 環状溝部
61B 環状溝部
62 回転用軸体
66 U溝
70 回転駆動軸
70a 分断軸体
70b 分断軸体
70c 分断軸体
70d 連結部材
71 軸受
72 連結体
73 伝動輪体
75 無端丸ベルト(無端回動体)
76 無端丸ベルト(無端回動体)

Claims (5)

  1. 左右一対のコンベヤフレーム間で、カーブ状搬送経路の方向の複数箇所にローラが遊転自在に配設されたローラコンベヤ設備であって、ローラ群の下方にはカーブ状搬送経路の方向に沿った回転駆動軸が、カーブ状搬送経路の方向において複数に分断されるとともに、分断軸体の対向端間が屈曲自在な連結部材を介して連結されて設けられ、前記ローラには、軸心方向の複数箇所に環状溝部が形成され、少なくとも一部のローラと分断軸体とは、分断軸体に近い環状溝部に掛けられる無端回動体を介して連動連結され、前記回転駆動軸に連動連結する回転駆動部が設けられていることを特徴とするローラコンベヤ設備。
  2. 左右一対のコンベヤフレーム間で、カーブ状搬送経路の方向の複数箇所にローラが遊転自在に配設されたローラコンベヤ設備であって、ローラ群の下方にはカーブ状搬送経路の方向に沿った回転駆動軸が、カーブ状搬送経路の方向において複数に分断されるとともに、分断軸体の対向端間が屈曲自在な連結部材を介して連結されて設けられ、前記ローラには、軸心方向の複数箇所に環状溝部が形成され、前記連結部材の上方に位置されるローラを除く各ローラは、その少なくとも一箇所の環状溝部が分断軸体に設けられた伝動輪体に上下方向で重合状に位置され、重合状の環状溝部と伝動輪体とに亘って無端回動体が掛けられることで、回転駆動軸とローラとが無端回動体を介して連動連結され、前記回転駆動軸に連動連結する回転駆動部が設けられていることを特徴とするローラコンベヤ設備。
  3. 環状溝部は断面円弧状に形成され、無端回動体が無端丸ベルトからなることを特徴とする請求項1または2記載のローラコンベヤ設備。
  4. ローラは、環状溝部群が形成された筒状本体部と、この筒状本体部の中心部に設けられた回転用軸体とからなり、この回転用軸体の両端に対して軸心方向から外嵌自在な滑り軸受が設けられ、これら滑り軸受がコンベヤフレームに形成されたU溝に落とし込まれることで、コンベヤフレーム間にローラが遊転自在に支持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のローラコンベヤ設備。
  5. ローラは、1つの環状溝部に掛けられる無端回動体を介して回転駆動軸に連動連結され、残りの環状溝部に掛けられる無端回動体を介して、隣接したローラに連動連結されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のローラコンベヤ設備。
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