JP2009201049A - 地上波デジタル放送受信装置、地上波デジタル放送受信方法、及び地上波デジタル放送受信プログラム - Google Patents

地上波デジタル放送受信装置、地上波デジタル放送受信方法、及び地上波デジタル放送受信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】視聴者が番組情報の受信状況をリアルタイムに把握し得るようにすること。
【解決手段】複数の放送局のそれぞれから送信された複数の放送信号を受信するアンテナ15と、アンテナ15により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定する主制御部11と、主制御部11により測定された受信状況に応じて前記各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる主制御部11と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、地上波デジタル放送受信装置、地上波デジタル放送受信方法、及び地上波デジタル放送受信プログラムに関する
従来より、視聴可能なすべての放送局から提供される番組に関する番組情報を事前に取得することのできる地上波デジタル放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、同時に複数の放送局をチューニングできる地上波デジタル放送受信装置であれば、1つのチューナを視聴用に割り当て、その間に別のチューナを番組情報のために使用することが可能となる。したがって、視聴者へ画像及び音声(画音)を欠落させることなく番組情報を提示できる。
特開2004−207978号公報
しかしながら、上述の特許文献の地上波デジタル放送受信装置において、同時に1つの放送局しかチューニングできない場合、すべての放送局の番組情報を取得するためには、その間、視聴者への画音提示を停止しなければならない不便さがあった。また、すべての放送局の番組情報を取得するには、多大な時間が必要である。このため、画音停止時間は、視聴者の円滑な画音の享受を妨げるものであった。
また、移動体の地上波デジタル放送受信装置においては、視聴者が番組情報の提示を受けるときの表現形式は、番組表と呼ばれる新聞のテレビ欄に掲載されるようなラジオテレビ欄(ラテ欄)の表現が多く利用されている。移動体の地上波デジタル放送受信装置における表示画面は、固定式に比べて小さな画面を使用することが多い。それゆえ、一画面に表示できる番組情報量は、視聴可能なすべての放送局の番組情報に対して著しく制限される。視聴者は、現在表示されている番組表の情報が常に最新の情報であれば好みの番組を正しく見つけ出すことができる。しかし、上述の特許文献のように、事前にすべての放送局の番組情報を受信しておくことは、番組情報が放送局の都合により常に変化する可能性があることを考慮に入れると、視聴者は最新の情報を参照できないため効率的でない。
また、移動体の地上波デジタル放送受信装置の場合、移動により受信電波の強弱が刻々と変化する。したがって、事前に受信した番組情報をもとに視聴者が好みの番組を見つけ出したとしても、新たにその放送局の画音を受信できるかどうかを含め、受信状況の良否の度合いは、視聴を試みるまでは判断できなかった。受信状況が極端に悪く画音の提示を受けられない場合、視聴者は再度番組情報の提示を受け、別の好みの番組を探さなければならない。このような行為は、時間を要すると共に非常に煩わしいものであった。このとき、視聴者は、番組情報の受信状況をリアルタイムに把握することができれば、再度番組情報の提示を受け、別の番組を探す手間を省くことができる。
本発明の課題は、視聴者が番組情報の受信状況をリアルタイムに把握し得るようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の地上波デジタル放送受信装置は、
複数の放送局のそれぞれから送信された複数の放送信号を受信する受信部と、
前記受信部により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定する測定部と、
前記測定部により測定された受信状況に応じて前記各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる制御部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の地上波デジタル放送受信装置において、
情報を表示する表示部を備え、
前記制御部は、
前記受信状況に応じて前記各放送信号に付加された前記各番組情報の表示態様を変化させて前記表示部に表示させる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の地上波デジタル放送受信装置において、
前記制御部は、
前記受信状況に応じて前記各放送信号に付加された前記各番組情報の表示色を変化させて前記表示部に表示させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の地上波デジタル放送受信装置において、
前記測定部により測定された受信状況が良好でないか否かを判別する判別部を備え、
前記制御部は、
前記判別部により受信状況が良好でないと判別された場合、当該受信状況が良好でない番組情報に対応する番組の視聴を禁止する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の地上波デジタル放送受信装置において、
情報を入力する入力部を備え、
前記制御部は、
前記入力部を介して前記受信状況が良好でない番組情報の選択入力を禁止する。
請求項6に記載の発明の地上波デジタル放送受信方法は、
複数の放送局のそれぞれから送信された複数の放送信号を受信する受信工程と、
前記受信工程により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定する測定工程と、
前記測定工程により測定された受信状況に応じて前記各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる制御工程と、を含む。
請求項7に記載の発明の地上波デジタル放送プログラムは、
コンピュータを、
複数の放送局のそれぞれから送信された複数の放送信号を受信する受信部、
前記受信部により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定する測定部、
前記測定部により測定された受信状況に応じて前記各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる制御部、として機能させる。
本発明によれば、視聴者が番組情報の受信状況をリアルタイムに把握し得るようにすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
先ず、図1を参照して、地上波デジタル放送受信装置1の装置構成について説明する。地上波デジタル放送受信装置1は、携帯型の地上波デジタル放送受信装置である。地上波デジタル放送受信装置1は、測定部、制御部としての主制御部11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入力部としての入力装置14と、受信部としてのアンテナ15と、チューナ部16と、復調部17と、映像・音声出力装置18と、表示部としての表示装置19と、スピーカ部20と、現在位置検出部21と、を備えて構成される。
主制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を備えて構成され、地上波デジタル放送受信装置1の各部を中央制御する。ROM12は、情報を読み出し可能なメモリであり、特に、後述する番組表表示プログラムを記憶する。RAM13は、格納する揮発性のメモリであり、各種プログラム及び各種データを展開するワークエリアを有する。
主制御部11は、ROM12に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムやRAM13に記憶されたデータを読み出して当該RAM13に展開し、RAM13に展開されたプログラムやデータとCPUとの協働で、各種処理を実行する。
主制御部11は、番組表表示プログラムとの協働により、アンテナ15により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定し、当該測定された受信状況に応じて各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる。
ここで、各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定するとは、各放送局から受信した放送信号に基づいて、各放送局の番組情報を取得可能か否かをリアルタイム(放送局からの放送信号の受信時)に判別することをいう。各放送信号の受信状況は、例えば、放送信号を復調する際に、復調部17から取得したBER(Bit Error Rate)やC/N(Carrier to Noise)比に基づいて、測定される。また、画音や番組情報のデコードにおいて、画質、音質、番組情報の欠落の度合いなどを映像・音声出力装置18から取得して測定することとしてもよい。
各放送信号の受信状況を示す情報とは、各放送信号に付加された番組情報の受信状況を示す情報や、後述する番組表22の外にアンテナマーク等を表示して各放送信号の受信状況を示す情報等のことをいう。ここで、番組情報とは、各放送信号に付加された情報であり、各放送局で放送されている番組の情報のことをいう。例えば、番組名、番組の放送時間などに該当する。
また、受信状況に応じて各放送信号の受信状況を示す情報を出力させるとは、例えば、受信状況に応じて各番組情報の表示態様を変化させて表示装置19に表示させることをいう。受信状況に応じて各番組情報の表示態様を変化させるとは、例えば、受信状況に応じて各番組情報の表示色を変化させて表示装置19に表示させることをいう。
入力装置14は、例えば、各種の操作信号を入力するための各種のキー等を備え、視聴者により操作されることによって、各種の操作信号を主制御部11に出力する。
アンテナ15は、地上波デジタル放送の放送波(放送信号)を受信する。そして、地上波デジタル放送の放送信号(RF(Radio Frequency)信号)をチューナ部16に出力する。
チューナ部16は、ミキサ,選局回路,A/D変換回路(いずれも図示省略)等を備えて構成される。具体的には、チューナ16は、ミキサ,選局回路等により、アンテナ15から入力されたRF信号から視聴者が所望する番組を放送するチャンネルの放送信号を選択し、当該選択した放送信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換する。そして、A/D変換回路により、IF信号をデジタルデータに変換する。そして、変換されたデジタルデータを復調部17に出力する。
復調部17は、チューナ部16からのデジタルデータに復調処理を行う。そして、復調された復調信号を主制御部11に出力する。復調信号は、主制御部11を介して映像・音声出力装置18に出力される。また、復調部17は、地上波デジタル放送受信装置1の対応する放送方式の映像・音声データや放送されている番組に関するデータなどの復調が可能な復調装置を全て含んでいる。
映像・音声出力装置18は、主制御部11により出力された復調信号を可視映像又は可視音にデコード(変換)する。そして、変換された映像を表示装置19に、変換された音声をスピーカ部20にそれぞれ出力する。
表示装置19は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等を備えて構成され、映像・音声出力装置18から出力された映像を表示する。
スピーカ部20は、スピーカ等を備えて構成され、映像・音声出力装置18から出力された音声を出力する。
現在位置検出部21は、例えば、ジャイロセンサ、GPS測位部等から構成され、地上波デジタル放送受信装置1自身の現在位置情報を検出し、検出した現在位置情報に基づく現在位置検出信号を主制御部11に出力する。
次に、図2を参照して、表示装置19に表示される番組表22について説明する。番組表22は、番組情報の全部又は一部により構成される。具体的には、番組表22は、横軸を放送局とした格子、縦軸を放送時間とした格子を構成する。また、時刻(放送時間)と放送局の格子上で交わる領域は、番組情報(番組名、放送時間)を示す。
図2に示す番組表22の場合、1画面に「A放送局」「B放送局」「C放送局」の3放送局について、午後1時〜4時台までを表す「PM1」〜「PM4」までの番組名が表示されている。また、番組表22には、視聴者の操作のためにカーソルが置かれる。例えば、視聴者が「B放送局」の「芸能○○」を視聴しており(すなわち、B放送局が選局されており)、その状態から番組表の表示操作を行ったとする。この場合、カーソルの初期位置は「芸能○○」にあるものとする。また、このとき、番組表22には、現在選局されている「B放送局」の他に「A放送局」と「C放送局」も表示される。
次に、図3を参照して、表示装置19に表示される番組表31について説明する。番組表31は、各番組を放送する放送信号の受信状況を測定した場合、測定結果に応じて各番組情報の表示態様を表示する一例を示したものである。例えば、「B放送局」に関しては、はじめに番組表を表示したとき(番組表22を表示したとき)と同様に表示されている。これは、現在、受信状況が良好であり、継続して良好な画音を視聴者に提示できる状態であることを示している。
ここで、「A放送局」に関しては、番組情報を表示する背景色がはじめに番組表を表示したとき(番組表22を表示したとき)と変化している。これは、現在、受信状況が悪く、番組情報の取得ができないことを示している。また、「C放送局」に関しては、番組情報を表示する背景色がはじめに番組表を表示したとき(番組表22を表示したとき)と変化しており、かつ、「A放送局」と異なる背景色となっている。これは、現在、受信状況が良好でなく、番組情報の取得は可能であったが、良好な画音を視聴者に対して提示出来ない状態であることを示している。この番組情報の背景色の変化は、受信状況の測定結果を反映したものであり、当該測定及び測定結果の表示は、繰り返し実施される。
次に、図4を参照して、地上波デジタル放送受信装置1の主制御部11で実行される番組表表示処理を説明する。番組表表示処理は、受信状況に応じて各放送局の番組情報を表示装置19に表示させる処理である。
例えば、ユーザにより入力装置14を介して番組表表示処理の実行指示の入力がされたこと等をトリガとして、ROM12から読み出されて適宜RAM13に展開された番組表表示プログラムと、主制御部11との協働により番組表表示処理が実行される。
ここで、予め、初期電源投入時や視聴者の操作により、受信可能な放送局の検索がされ、受信可能な放送局の周波数や放送局に関する情報がRAM13のテーブル(受信可能周波数テーブル)に記憶されているものとする。当該受信可能周波数テーブルは、視聴者によるチャンネル切り替え(選局)時における選局先の特定などに用いられる。そして、視聴者により入力装置14を介してチャンネルの選局が行われ、選局されたチャンネルの番組情報がRAM13に蓄積される。以上の条件下における番組表表示処理を説明する。
先ず、過去に蓄積された番組情報(蓄積情報)に基づいて番組表が表示される(ステップS11)。具体的には、現時点でRAM13蓄積されている番組情報に基づいて番組表が作成され、当該作成された番組表が表示装置19に表示される。
そして、現在表示している放送局のリスト及び時間帯が記憶される(ステップS12)。例えば、現在、「A放送局」、「B放送局」「C放送局」、及び時間帯「PM1」〜「PM4」が表示されているとする。この場合、放送局のリストとして「A放送局」、「B放送局」「C放送局」の情報、及び時間帯として「PM1」〜「PM4」がRAM13に記録(記憶)される。これにより、例えば、他局の番組情報を取得する際、記憶された放送局のリスト及び時間帯が参照されることにより、受信状況を測定すべき放送局及び時間帯が明らかになる。
ステップS12の実行後、番組情報取得及び受信状況の測定が開始される(ステップS13)。すなわち、RAM13に記憶された放送局のリストにおける各放送局の番組情報及び受信状況の測定が開始される。
そして、リストが参照され、次の放送局の選局が行われる(ステップS14)。具体的には、ステップS12においてRAM13に記憶された放送局のリストが参照され、当該リストの中から現在選局されている放送局とは別の放送局が選局される。ここで、放送局の選局は、RAM13に記憶されているリストの上から順々に選局してもよいし、ある放送局に重み付けし、重み付けされた放送局の順に選局を行う方法でもよい。
ステップS14の実行後、選局された放送局の受信状況が測定され、番組表記載の時間帯の番組情報が取得される(ステップS15)。受信状況の測定は、放送信号を復調する際に、復調部17から取得したBERやC/N比から受信状況を測定してもよいし、画音や番組情報のデコードにおいて画質、音質、番組情報の欠落の度合いなどを測定してもよい。ここで、受信状況の測定は、リアルタイム(放送局からの放送信号の受信時)に行われる。また、番組情報の取得に関しては、番組表記載の時間帯に限ることで次の処理への移行を早めることができるが、それ以外の時間帯を取得してもよい。また、番組情報の更新を行わず、受信状況のみを更新するのであれば、番組情報を取得しなくても構わない。
そして、番組情報を取得できたか否かの判別が行われる(ステップS16)。具体的には、例えば、「番組情報すら取得できない最悪の状態」「番組情報を取得できるがBERが良好でなく、画音提示に適さない状態」「番組情報を取得でき、BERが良好で画音提示に適する状態」の3つの基準に基づいて、受信状況の結果を判別することにより番組情報を取得できたか否かが判別される。
ステップS16において、番組情報を取得できなかったと判別された場合(ステップS16;NO)、取得した受信状況「最悪」(「番組情報すら取得できない最悪の状態」)により、番組表が更新される(ステップS21)。すなわち、現在受信状況が悪いため、番組情報の取得ができないことを示す表示態様に番組表が更新され、更新された番組表が表示装置19に表示される。本ステップは、図3の番組表31における「C放送局」における番組情報の表示態様に該当する。ステップS21の実行後、後述するステップS20に移行される。
ステップS16において、番組情報を取得できたと判別された場合(ステップS16;YES)、新たに取得された番組情報により番組表が更新される(ステップS17)。そして、受信状況の測定結果が良好(「番組情報を取得でき、BERが良好で画音提示に適する状態」)であるか否かが判別される(ステップS18)。すなわち、新たに取得された番組情報の番組を放送する放送信号に基づいて、受信状況の測定結果が良好であるか否かが判別される。
ステップS18において、受信状況の測定結果が良好でないと判別された場合(ステップS18;NO)、取得した受信状況「不良」(「番組情報を取得できるがBERが良好でなく、画音提示に適さない状態」)により、番組表が更新される(ステップS22)。すなわち、現在、受信状況が悪く画音の提示ができないことを示す表示態様に番組表が更新され、更新された番組表が表示装置19に表示される。本ステップは、図3の番組表31における「A放送局」における番組情報の表示態様に該当する。ステップS22の実行後、後述するステップS20に移行される。
ステップS18において、受信状況の測定結果が良好であると判別された場合(ステップS18;YES)、取得した受信状況により番組表が更新される(ステップS19)。すなわち、現在、受信状況が良好であり画音の提示が可能であることを示す表示態様に番組表が更新され、更新された番組表が表示装置19に表示される。本ステップは、図3の番組表31における「B放送局」における番組情報の表示態様に該当する。
ステップS19の実行後、視聴者の入力により入力装置14を介して終了指示を受け付けたか否かが判別される(ステップS20)。終了指示を受け付けていないと判別された場合(ステップS21;NO)、入力装置14を介してカーソル移動の操作指示の受け付けが行われる(ステップS23)。ステップS23の実行後、ステップS12に移行される。
ここで、例えば、図3に示す表示画面31が表示装置19に表示されており、視聴者より入力装置14を介してカーソルを右に移動する操作(ステップS23に対応する操作)が受け付けられたとする。この場合、図5に示す表示画面51が表示装置19に表示される。すなわち、「D放送局」の番組情報が右の列に現れる。そして、ステップS12に移行され、「D放送局」の情報がリストに記憶される。そして、ステップS13〜S20の処理が同様に行われる。
ここで、図5に示す表示画面51において、「C放送局」の番組情報は、受信状況が最悪であるため、視聴者は番組の画音の提示を受けられない。また、「C放送局」の番組情報は、最新の番組情報でもない。このため、例えば、視聴者がカーソルを番組情報「メレンゲの○○」に移動させて、画音の提示を受けようとしても、画音を提示することはできない(図5参照)。この場合、例えば、図6に示す表示画面61が表示装置19に表示される。
表示画面61は、受信状況が良好でない場合(例えば、受信状況が最悪の場合)、受信状況が良好でない番組情報に対応する番組の視聴を禁止することを示した画面である。例えば、表示画面61において、「C放送局」は、受信状況が最悪の放送局であるとする。この場合、視聴者は、カーソルにより、「C放送局」の番組情報を選択入力できない。具体的には、入力装置14を介して、受信状況が良好でない「C放送局」の番組情報の選択入力が禁止され、「C放送局」の番組の視聴が禁止される。この場合、視聴者が入力装置14を介してカーソルを操作して、「C放送局」の番組情報を選択入力しようとすると、カーソルが「D放送局」の番組情報(例えば、番組情報「王様の○○」)に移動する。これにより、視聴者が画音の提示ができない番組を誤って選択することを防ぐことができる。
ステップS20において、終了指示を受け付けたと判別された場合(ステップS20;YES)、番組情報表示処理は終了される。
以上、本実施の形態によれば、主制御部11は、受信状況に応じて各放送信号に付加された各番組情報を出力させる。これにより、リアルタイムに測定された受信状況に応じて番組情報が出力されるので、視聴者は出力された番組情報を参照することにより、番組情報の受信状況をリアルタイムに把握することができる。また、視聴者は、番組情報の中に好みの番組があった場合、好みの番組に関する受信状況を容易に知ることができる。
また、受信状況に応じて各番組情報の表示態様を変化させて表示装置19に表示させることができる。具体的には、受信状況に応じて各番組情報の表示色を変化させて表示装置19に表示させることができる。
また、受信状況が良好でない番組情報に対応する番組の視聴を禁止する。これにより、視聴者が受信状況の良好でない番組を誤って選局することや、予約することを防ぐことができる。
また、入力装置14を介して受信状況が良好でない番組情報の選択入力を禁止することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る地上波デジタル放送受信装置、地上波デジタル放送受信方法、地上波デジタル放送受信プログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、番組表の表示色(背景色)を変える表示形態により、受信状況を視聴者に通知することとしたがこれに限定されるものではない。例えば、携帯電話の表示部に表示されるようなアンテナバーや棒グラフ、デジベル表示などの表示形態としてもよい。具体的には、受信状況に応じて、番組表22の外に受信状況に応じたアンテナマーク等を表示して各放送信号の受信状況を示すこととしてもよい。また、画面表示ではなく、カーソル移行した際に音(音声案内やビープ音の高低)などにより受信状況を視聴者に通知することとしてもよい。
また、番組情報表示処理のステップS16において、「番組情報すら取得できない最悪の状態」「番組情報を取得できるがBERが良好でなく、画音提示に適さない状態」「番組情報を取得でき、BERが良好で画音提示に適する状態」の3つの基準に基づいて、番組情報を取得できたか否かが判別したがこれに限定されるものではない。例えば、他の基準を用いて判別してもよいし、判別する段階数をさらに多くしたり少なくしたりすることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、受信状況が最悪の放送局(「C放送局」)がある場合、カーソルにより「C放送局」の番組情報の選択入力を禁止することとしたがこれに限定されるものではない。例えば、「C放送局」の番組の予約を制限する、「C放送局」の番組の録画予約を制限する、「C放送局」の選局時に「視聴できない可能性があります」などのメッセージを表示する、受信できる可能性のある同系列の別の放送局の番組の視聴を推奨するメッセージを表示する、カーソルにより視聴可能な場所や向きを提示する、電話網やインターネット網を利用したテレビ放送に切り替えること等としてもよい。これにより、受信できる可能性のある放送局の代替の視聴手段を提供できるので、視聴者は、受信可能な放送局を視聴することができる。
その他、上記実施の形態における地上波デジタル放送受信装置1の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る地上波デジタル放送受信装置の構成図である。 表示画面を示した図である。 受信状況測定後の表示画面を示した図である。 番組表表示処理の流れを示すフローチャートである。 カーソル移動操作後の表示画面を示した図である。 カーソル移動操作後の表示画面を示した図である。
符号の説明
1 地上波デジタル放送受信装置
11 主制御部
12 ROM
13 RAM
14 入力装置
15 アンテナ
16 チューナ部
17 復調部
18 映像・音声出力装置
19 表示装置
20 スピーカ部
21 現在位置検出部

Claims (7)

  1. 複数の放送局のそれぞれから送信された複数の放送信号を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定する測定部と、
    前記測定部により測定された受信状況に応じて前記各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる制御部と、
    を備える地上波デジタル放送受信装置。
  2. 情報を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、
    前記受信状況に応じて前記各放送信号に付加された各番組情報の表示態様を変化させて前記表示部に表示させる請求項1に記載の地上波デジタル放送受信装置。
  3. 前記制御部は、
    前記受信状況に応じて前記各放送信号に付加された前記各番組情報の表示色を変化させて前記表示部に表示させる請求項2に記載の地上波デジタル放送受信装置。
  4. 前記測定部により測定された受信状況が良好でないか否かを判別する判別部を備え、
    前記制御部は、
    前記判別部により受信状況が良好でないと判別された場合、当該受信状況が良好でない番組情報に対応する番組の視聴を禁止する請求項1から3のいずれか一項に記載の地上波デジタル放送受信装置。
  5. 情報を入力する入力部を備え、
    前記制御部は、
    前記入力部を介して前記受信状況が良好でない番組情報の選択入力を禁止する請求項4に記載の地上波デジタル放送受信装置。
  6. 複数の放送局のそれぞれから送信された複数の放送信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定する測定工程と、
    前記測定工程により測定された受信状況に応じて前記各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる制御工程と、
    を含む地上波デジタル放送受信方法。
  7. コンピュータを、
    複数の放送局のそれぞれから送信された複数の放送信号を受信する受信部、
    前記受信部により受信された各放送信号に基づいて、当該各放送信号の受信状況をリアルタイムに測定する測定部、
    前記測定部により測定された受信状況に応じて前記各放送信号の受信状況を示す情報を出力させる制御部、
    として機能させる地上波デジタル放送受信プログラム。
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