JP2010109792A - 出音方法、出音装置、及び受像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】盛り上がった副番組の音声の聞き漏らしを防止できるテレビジョン受像機1を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機1の音声用IC5は、主番組及び副番組の2画面表示中には、ユーザ設定で出力音声として選択された第1音声又は第2音声の音声信号を、AMP6に出力する。また、音声用IC5は、ユーザ設定で出力音声の自動切替が選択されていると、副番組が盛り上がると出力音声を第1音声から第2音声に切り替えて選択し、第2音声の音声信号をAMP6に出力する。音声用IC5は、デコード回路4が生成した第2音声の音声信号の信号レベルが、所定の設定値を上回っていると副番組が盛り上がっていると判別する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、第1の番組の第1音声及び第2の番組の第2音声の何れか一方又は両方を出力音声として選択して出音する出音方法、及び、該出音方法を用いた出音装置並びに受像装置に関する。
下記の特許文献1に記載の放送受信装置では、音声解説副音声を有する番組の主音声から副音声への切り替えを、煩わしい操作を必要とせずに行えるようにしている。
この放送受信装置では、音声情報のデータストリームに音声解説副音声が含まれているかを判断すると共に、利用者が映像表示を見れない不可視状態であることを検出し、音声情報に音声解説副音声が含まれているときに不可視状態が検出されると、音声選択手段がその副音声を自動的に選択する。
特開2005−151214号公報
主番組及び副番組を同時に視聴している場合にも、主番組の音声のみの出音時に煩わしい操作を行うことなく出力音声を副番組の音声に切り替えて、例えば得点が入って盛り上がったスポーツ番組の副番組を視聴できるようにすることが望まれていた。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記課題を解決できる出音方法、出音装置、及び受像装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の出音装置は、第1の番組の第1音声及び第2の番組の第2音声の何れか一方又は両方を出力音声として選択して出音する出音装置であって、前記第2音声の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別する信号レベル判別手段と、前記信号レベル判別手段が所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を出力音声として選択する出力音声選択手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記信号レベル判別手段が、前記第2音声の所定の周波数帯域の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする。
また、本発明は、前記出力音声選択手段が、前記信号レベル判別手段が所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を、前記第1音声と共に出力音声として選択し、前記出力音声選択手段が前記第2音声を出力音声として選択すると、該第2音声の音量に比べて小さな音量で前記第1音声を出音する音量変更手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記第2音声の音声信号を番組の映像の出力まで一時的に記憶する記憶手段を備え、前記出力音声選択手段が、前記記憶手段に記憶された音声信号が、所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする。
また、本発明の受像装置は、上記出音装置で出力音声を選択して出音を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記第1音声及び前記第2音声の何れが選択されているかを知らせる表示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記第1音声が出力音声として選択されている場合には、前記第1の番組を前記第2の番組に比べて大きく表示し、前記第2音声が出力音声として選択されている場合には、前記第2の番組を前記第1の番組に比べて大きく表示することを特徴とする。
また、本発明は、前記第2音声の音声信号が所定レベルを上回ったと前記信号レベル判別手段が判別すると、前記第1の番組及び前記第2の番組の2画面表示から前記第2の番組の1画面表示に移行することを特徴とする。
本発明の出音方法は、第1の番組の第1音声及び第2の番組の第2音声の何れか一方又は両方を出力音声として選択して出音する出音方法であって、前記第2音声の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別する信号レベル判別工程と、前記信号レベル判別工程で所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を出力音声として選択する出力音声選択工程とを含むことを特徴とする。
本発明は、前記信号レベル判別工程では、前記第2音声の所定の周波数帯域の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする。
本発明は、前記出力音声選択工程では、前記信号レベル判別工程で所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を、前記第1音声と共に出力音声として選択し、前記出力音声選択工程で第2音声を出力音声として選択すると、該第2音声の音量に比べて小さな音量で前記第1音声を出音する音量変更工程を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記出力音声選択工程では、前記第2音声の音声信号を番組の映像の出力まで一時的に記憶し、該記憶された音声信号が、所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする。
本発明によれば、第2音声の音声信号が所定レベルを上回っていると、その第2音声が出力音声として選択されて出音されることから、煩わしい操作を行うことなく盛り上がった第2の番組を視聴できる。
以下、図面を参照して本発明を実施する最良の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した第1の実施形態であるテレビジョン受像機1の構成の概略を説明する図である。
テレビジョン受像機1は、地上デジタル放送の放送波を受像する受像機であり、複数の番組の何れかを主番組(第1の番組)、他を副番組(第2の番組)として各番組の音声を映像と共に提供する。なお、図1には放送波に含まれる音声信号の処理系だけを示してあり、映像信号及びデータのデコード後の処理系については省略してある。
テレビジョン受像機1は、アンテナで受信した複数の物理チャンネルの放送波の中から1つの物理チャンネルの放送波をそれぞれ選択するチューナ2a,2bと、チューナ2a,2bから入力された放送波を復調して映像,音声,データ等の各TS信号に分離する復調回路3a,3bと、復調回路3a,3bで得られた各信号をデコードするデコード回路4と、デコード回路4で生成された主番組の音声(第1音声)又は副番組の音声(第2音声)の音声信号を出力する音声出力部(音声用IC)5と、音声用IC5から出力された第1音声又は第2音声の音声信号を増幅する音声増幅部(AMP)6と、AMP6からの音声信号を基に出音するスピーカ7とを備えている。なお、デコード回路4でデコードされた映像信号は、主番組及び副番組の何れかの映像信号として映像表示に用いられる。
音声用IC5は、主番組及び副番組の2画面表示中には、ユーザ設定で出力音声として選択された第1音声又は第2音声の音声信号を、AMP6に出力する。また、音声用IC5は、ユーザ設定で出力音声の自動切替が有効にされていると、副番組が盛り上がると出力音声を第1音声から第2音声に切り替えて選択し、第2音声の音声信号をAMP6に出力する。音声用IC5は、デコード回路4が生成した第2音声の音声信号の信号レベルが、所定の設定値を上回っていると副番組が盛り上がっていると判別する。音声用IC5では、デコード回路4で得られた映像信号と同期させて、音声信号が出力される。上述の判別処理は、デコード回路4から入力された音声信号を、映像信号と同期させてAMP6に出力するまでの待ち時間に実行される。
以下、副番組が盛り上がったときに、出力音声を第1音声から第2音声に切り替えて選択するために音声用IC5が実行する音声出力切替処理について説明する。図2は、音声出力切替処理の概略を示すフローチャートである。
この音声出力切替処理では、音声用IC5は、図2に示すように、第2音声の音声信号の所定の周波数帯域での信号レベルが設定値を上回るか否かを判別する(S1)。所定の周波数帯域は、番組が盛り上がっているかを判断するのに適した周波数帯域であり、例えば、人間が発信する声の周波数帯域である85〜1100Hzのうちの何れかの周波数帯域を定めることができる。この判別が“Yes”だと、音声用IC5は、ユーザ設定で出力音声の自動切替が有効になっているか否かを判別し(S2)、判別が“Yes”だと出力音声を第2音声に切り替えて選択する(S3)。S1又はS2の判別が“No”の場合、処理はS1に戻って上述の処理が繰り返される。
出力音声を第2音声に切り替えた後、音声用IC5は、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値以下であるか否かを判別し(S4)、この判別が“Yes”になるまでS4の処理を繰り返す。第2音声の音声信号の信号レベルが所定の設定値を下回り、S4の判別が“Yes”になると、音声用IC5は、ユーザ設定で第1音声への自動復帰モードが選択されているか否かを判別する(S5)。この判別が“Yes”だと、音声用IC5は、一定時間が経過してタイムアウトしたときに、出力音声を第2音声から第1音声に切り替えて選択する(S6)。
第1音声への自動復帰モードが選択されておらずにS5の判別が“No”になると、音声用IC5は、第1音声への切替操作をユーザが行ったか否かを判別し(S7)、判別が“Yes”だと出力音声を第2音声から第1音声に切り替えて選択する(S8)。S7の判別が“No”の場合、又は、S6若しくはS8の処理が終了すると、処理はS1に戻って上述の処理が繰り返される。
音声出力切替処理での第2音声へ切り替えと、第2音声の音声信号の信号レベルとの関係を説明する。図3は、音声出力切替処理での第2音声の切り替えと、第2音声の音声信号の信号レベルとの関係を説明する図である。なお、図3(a)において、テレビジョン受像機1の表示画面11中の主番組及び副番組のうち実線で囲まれた番組は、出力音声として選択されていることを、一点鎖線で囲まれた番組は、出力音声として選択されていないことを示している。
主番組及び副番組の2画面表示が行われているときには、通常、図3(a)の左側の表示画面11に示すように、主番組の第1音声が出力音声として選択されてスピーカから出音されている。従って、視聴者は第1音声のみを聴くことができる。
このようにして2画面表示が行われているときに、副番組が盛り上がり、図3(b)に示す第2音声の音声信号の信号レベルが、時刻t1に設定値を上回ると、図3(a)の中央の表示画面11に示すように、第2音声が出力音声として選択された状態に移行する。従って、視聴者は第2音声のみを聴くことができる。
その後、副番組の盛り上がりがなくなり、図3(b)に示す第2音声の音声信号の信号レベルが、時刻t2に設定値を下回り、時刻t3にタイムアウト又は第1音声への切替操作が生じると、図3(a)の右側の表示画面11に示すように、第1音声が出力音声として選択された状態に移行する。従って、視聴者は第1音声のみを聴くことができる。
本実施形態によれば、副番組の第2音声の音声信号が所定レベルを上回ると、その第2音声が出力音声として選択されて出音されることから、煩わしい操作を行うことなく盛り上がった副番組を視聴できる。しかも、自動的に第2音声への切替が行われることから、盛り上がった副番組の音声の聞き漏らしを防止することができる。
例えば、副番組のスポーツ番組で得点が入って番組が盛り上がり、これに伴い第2音声の音声信号の信号レベルが上がると、主番組の第1音声に代えて第2音声が出音される。このため、得点が入ったことを表示画面11で確認してから出力音声の切替操作を行うといった煩わしい操作を行うことなく、副番組を音声と共に視聴することができる。従って、得点が入って盛り上がった副番組の音声の聞き漏らしを防止することができる。
なお、上記第1の実施形態では、地上デジタル放送の放送波を受像するテレビジョン受像機1に本発明を適用した場合について説明したが、アナログ放送の放送波を受像するテレビジョン受像機にも本発明は適用することができる。以下、アナログ放送の放送波を受像するテレビジョン受像機10に本発明を適用した第2の実施形態について説明する。図4は、テレビジョン受像機10の構成の概略を説明する図である。
テレビジョン受像機10は、アンテナで受信した複数の放送波の中から1つの放送波をそれぞれ選択して復調するチューナ20a,20bと、チューナ20a,20bから入力された第1音声又は第2音声の音声信号を出力する音声用IC50と、音声用IC50から出力された第1音声又は第2音声の音声信号を増幅する音声増幅部(AMP)60と、AMP60の音声信号を基に出音するスピーカ70と、音声用IC50の制御及びモニタ11への画像表示を行う制御部80と、画像表示するモニタ11とを備えている。制御部80にはビデオプロセッサが含まれており、チューナ20a,20bから入力された主番組及び副番組の映像信号に基づき、モニタ11での映像表示が行われる。
音声用IC50は、ユーザ設定に基づく制御部80の制御により、スイッチ51の動作で第1音声又は第2音声の音声信号を選択してAMP60に出力する。また、音声出力部(音声用IC)50は、ユーザ設定に基づき制御部80が出力音声の自動切替を指示しているときに、副番組が盛り上がると、出力音声を第1音声から第2音声に切り替えて選択し、第2音声の音声信号をAMP60に出力する。
本第2の実施形態におけるアナログ放送の放送波を受像するテレビジョン受像機10でも、上記地上デジタル放送の第1の実施形態と同様に第2音声の音声信号が所定レベルを上回っていると、その第2音声が出力音声として選択されて出音されることから、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記第1の実施形態及び第2の実施形態では、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値を下回ると、出力音声が第1音声に切り替えられる場合について説明したが、第2音声が出力音声として選択されている場合でも、ユーザの操作で出力音声が切り替えられるようにしてもよい。
また、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値を上回り、第2音声を出力音声として選択したときに、その第2音声を既に出力音声として選択されている第1音声と共に出力音声として選択する構成としてもよい。この場合、第2音声の音量に比べて小さな音量で第1音声を出音する音量変更手段を備える構成としてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値を上回ったときに、出力音声を第2音声に切り替えるだけであった。しかしながら、副番組の受像に用いる映像信号や音声信号を出力前に一時的に記憶して出力し、又は、出力後に一時的に保存しておき、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値を上回ると、所定の時間だけ遡らせた映像信号及び音声信号等の出力を行うようにしてもよい。例えば、AMP6に出力した一定時間分の音声信号を音声用IC5に一時的に記憶しておき、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値を上回った場合には、記憶している出力済みの音声信号を、出力済みの映像信号に同期させてAMP6に出力する構成としてもよい。
この構成によれば、盛り上がった副番組の映像の見逃しも防止することができる。しかも、記憶又は保存した音声信号に対して音声信号の信号レベルが設定値を上回ったかの判別を行うことで、判別の精度を高めることもできる。
また、出力音声を第2音声に切り替える際に、主番組と副番組、及び、第1音声と第2音声をそれぞれ切り替え、その後は、切り替えた第2音声の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別する構成としてもよい。例えば、図2に示す音声出力切替処理では、S5において自動復帰モードが選択されておらず、しかも、切替操作をユーザが行わずにS7の判別が“No”になると、主番組と副番組、及び、第1音声と第2音声とをそれぞれ切り替えてもよい。
また、デジタル放送では、スポーツ,映画,ドラマ,バラエティ等のジャンル毎に、第1音声から第2音声へ出力音声を切り替える基準となる音声信号の音声レベルや周波数を変えてもよい。例えば、出力音声を切り替える基準となる音声レベル及び周波数の情報を、番組のジャンルや出演者(司会者)毎に予め記憶し、又はネットワークを介して取得しておき、放送波から取得した番組情報とこれらの情報とを比較して、出力音声の切替を行ってもよい。また、第1音声及び第2音声は、主番組,副番組の主音声及び副音声の何れとしてもよい。この構成によれば、副番組が盛り上がったか否かの判定精度を高めることができる。
また、第1音声及び第2音声の何れが選択されているかを知らせる表示を表示画面11で行う構成としてもよい。例えば、出力音声として第1音声が選択されると主番組を副番組に比べて大きく表示したり、第2音声が選択されると副番組を主番組に比べて大きく表示してもよい。また、第1音声及び第2音声の何れが選択されたかをオンスクリーンディスプレイ(OSD)画面の表示で視聴者に知らせてもよい。また、第1音声及び第2音声の何れが選択されているかに応じて、違う大きさで表示された主番組と副番組とを入れ替えて表示してもよい。
また、第2音声が出力音声として選択されているときに主番組が盛り上がると、出力音声を第2音声から第1音声に切り替えて選択してもよい。
以下、副番組の第2音声が出音されているときに主番組が盛り上がると、出力音声を第2音声から第1音声に切り替えて選択する出力音声復帰処理について説明する。図5は、出力音声復帰処理の概略を示すフローチャートである。
この出力音声復帰処理では、音声用IC5は、上述の音声出力切替処理(図2参照)のS1〜S3と同様のS11〜S13の処理を実行して出力音声を第2音声に切り替えて選択すると、第1音声の音声信号の信号レベルが設定値を上回るか否かを判別し(S14)、この判別が“Yes”になるまでS14の処理を繰り返す。第1音声の音声信号の信号レベルが所定の設定値を上回り、S14の判別が“Yes”になると、音声用IC5は、出力音声を第2音声から第1音声に切り替えて選択する(S15)。
また、主番組及び副番組の2画面表示中に副番組が盛り上がると、第2音声の選択に合わせて副番組の一画面表示に移行してもよい。
以下、第1音声を出力して主番組及び副番組の2画面表示を行っている時に副番組が盛り上がると、画面表示を副番組の1画面表示に移行するために音声用IC5及びビデオプロセッサ80が実行する表示画面変更処理について説明する。図6は、表示画面変更処理の概略を示すフローチャートである。この表示画面変更処理は、デコード回路4で生成された主番組又は副番組の映像信号を出力する映像出力部(不図示)により実行される。
表示画面変更処理では、映像出力部は、図6に示すように、出力音声として第2音声が選択されたか否かを判別する(S21)。この判別が“Yes”だと、映像出力部は、主番組及び副番組の2画面表示から副番組のみの1画面表示に表示画面を移行する(S22)。副番組のみの1画面表示への切替をした後、映像出力部は、出力音声として第1音声が選択されたか否かを判別し(S23)、この判別が“Yes”になると、映像出力部は、ユーザ設定で2画面モードへの自動制御モードが選択されているか否かを判別する(S24)。この判別が“Yes”だと、映像出力部は、一定時間が経過してタイムアウトしたときに、主番組及び副番組の2画面表示に表示画面を戻す(S25)。
S23又はS24の判別が“No”だと、映像出力部は、ユーザが2画面モードに切り替える操作を行ったか否かを判別する(S26)。この判別が“No”だと、処理はS23に戻り、上述の処理が繰り返される。一方、判別が“Yes”だと、映像出力部は、主番組及び副番組の2画面表示に表示画面を戻す(S27)。S21の判別が“No”の場合、又は、S25,S27の処理が行われると、映像出力部は、処理をS21に戻し、上述の処理を繰り返す。
表示画面変更処理での副番組の1画面表示への切り替えと、選択された出力音声との関係を説明する。図7は、表示画面変更処理での1画面表示への切り替えと、選択された出力音声との関係を示す図である。なお、図7において、テレビジョン受像機1の表示画面11中の主番組及び副番組のうち実線で囲まれた番組は、出力音声として選択されていることを、一点鎖線で囲まれた番組は、出力音声として選択されていないことを示している。
図7(a)に示すように、主番組及び副番組の2画面表示時に主番組の第1音声が出力音声として選択されているときに、副番組が盛り上がって第2音声が出力音声として選択されると、図7(b)に示すように、副番組のみの1画面表示に表示画面が切り替えられる。これにより、視聴者は第2音声と共に副番組の映像のみを見ることができる。
その後、副番組の盛り上がりがなくなる等して第1音声が出力音声として選択され、続いてタイムアウト又は2画面モードへの切替が生じると、図7(c)に示すように、主番組及び副番組の2画面表示時に表示画面が切り替えられる。これにより、視聴者は第21音声と共に主番組及び副番組の映像を見ることができる。
上述した表示画面変更処理(図6)では、主番組及び副番組の2画面表示中に副番組が盛り上がって第2音声が出力音声として選択されると、それに合わせて副番組を一画面表示する場合について説明した。しかしながら、副番組が盛り上がって第2音声を出力音声として選択した後、更に副番組が盛り上がったときに、副番組の一画面表示に移行するようにしてもよい。例えば、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値を上回ると第2音声が出力音声として選択し、第2音声の音声信号の信号レベルが設定値よりも大きな別の設定値を上回ると副番組の一画面表示に移行させてもよい。
本発明の一実施形態のテレビジョン受像機の構成の概略を説明する図である。 図1に示す音声用ICが実行する音声出力切替処理の概略を示すフローチャートである。である。 音声出力切替処理による第1音声及び第2音声の切り替えと、第2音声の音声信号の信号レベルとの関係を説明する図である。 本発明のテレビジョン受像機の構成の他の例を説明する図である。 図1に示す音声用ICが実行する出力音声復帰処理の概略を示すフローチャートである。 テレビジョン受像機の映像出力部が実行する表示画面変更処理の概略を示すフローチャートである。 表示画面変更処理での1画面表示への切り替えと、選択された出力音声との関係を示す図である。
符号の説明
1,10 テレビジョン受像機
11 モニタ(表示画面)
2a,2b チューナ
20a,20b チューナ
3a,3b 復調回路
4 デコード回路
5,50 音声出力部(音声用IC)
6,60 音声増幅部(AMP)
7,70 スピーカ
80 制御部

Claims (12)

  1. 第1の番組の第1音声及び第2の番組の第2音声の何れか一方又は両方を出力音声として選択して出音する出音装置であって、
    前記第2音声の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別する信号レベル判別手段と、
    前記信号レベル判別手段が所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を出力音声として選択する出力音声選択手段とを備えることを特徴とする出音装置。
  2. 前記信号レベル判別手段は、前記第2音声の所定の周波数帯域の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする請求項1に記載の出音装置。
  3. 前記出力音声選択手段は、前記信号レベル判別手段が所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を、前記第1音声と共に出力音声として選択し、
    前記出力音声選択手段が前記第2音声を出力音声として選択すると、該第2音声の音量に比べて小さな音量で前記第1音声を出音する音量変更手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の出音装置。
  4. 前記第2音声の音声信号を番組の映像の出力まで一時的に記憶する記憶手段を備え、
    前記出力音声選択手段は、前記記憶手段に記憶された音声信号が、所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の出音装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の出音装置で出力音声を選択して出音を行うことを特徴とする受像装置。
  6. 前記第1音声及び前記第2音声の何れが出力音声として選択されているかを知らせる表示を行うことを特徴とする請求項5に記載の受像装置。
  7. 前記第1音声が出力音声として選択されている場合には、前記第1の番組を前記第2の番組に比べて大きく表示し、前記第2音声が出力音声として選択されている場合には、前記第2の番組を前記第1の番組に比べて大きく表示することを特徴とする請求項5又は6に記載の受像装置。
  8. 前記第2音声の音声信号が所定レベルを上回ったと前記信号レベル判別手段が判別すると、前記第1の番組及び前記第2の番組の2画面表示から前記第2の番組の1画面表示に移行することを特徴とする請求項5に記載の受像装置。
  9. 第1の番組の第1音声及び第2の番組の第2音声の何れか一方又は両方を出力音声として選択して出音する出音方法であって、
    前記第2音声の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別する信号レベル判別工程と、
    前記信号レベル判別工程で所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を出力音声として選択する出力音声選択工程とを含むことを特徴とする出音方法。
  10. 前記信号レベル判別工程では、前記第2音声の所定の周波数帯域の音声信号が所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする請求項9に記載の出音方法。
  11. 前記出力音声選択工程では、前記信号レベル判別工程で所定レベルを上回ったと判別した前記第2音声を、前記第1音声と共に出力音声として選択し、
    前記出力音声選択工程で前記第2音声を出力音声として選択すると、該第2音声の音量に比べて小さな音量で前記第1音声を出音する音量変更工程を含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の出音方法。
  12. 前記出力音声選択工程では、前記第2音声の音声信号を番組の映像の出力まで一時的に記憶し、該記憶された音声信号が、所定レベルを上回ったかを判別することを特徴とする請求項9〜11の何れかに記載の出音方法。
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