JP2009200854A - 多重構成制御装置、多重構成制御方法、及び多重構成制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保守交換を行う部品単位に累積使用時間を加算・保持する手段と保守上の上限値を記録・保持する手段と、それらを多重化された構成の各系の単位に比較する手段を用いる。その上で、全ての系の累積使用時間が同時期に保守上の上限値を超えることがないように、使用する系を選択、即ち各々の系の累積使用時間の差が一定時間以上となるように系を選択する。また、累積使用時間の増加の抑止については、任意の時点で未使用の系の通電を遮断する操作を行う。
【選択図】図1
Description
この関連技術では、返信信号データにより、入出力装置の動作回数をカウントするとともに入出力装置のONしていく時間を計測し、これらの値を記憶し、入出力装置の状態値と警報設定値を比較し、入出力装置の状態値が警報設定値を超えたとき、端末機が寿命になったと判断して、例えば親機上の表示装置に対して、端末機のアドレス付きの警報を出力する。
図1を参照すると、本発明の多重構成制御装置は、系切り換え制御部10と、系制御部11と、系制御部12を備える。
本実施形態における二重化構成の系切り換えでは、即時性が要求されないものとし、待機系は任意の時点で通電していない状態にする。また、各系の累積使用時間の差を一定時間確保する。ここでは、各系の累積使用時間の差は50が必要であるとする。
(1)ステップS101
初期状態は時刻0であるが、系制御部11と系制御部12の状態を初めて取得した時点を時刻0とし、この時点では情報がなかったため、無条件で系制御部11を運用系としていたとする。
(2)ステップS102
時刻0において、系切り換え制御部10は、収集された各系の状態から、累積使用時間の差を50確保するために運用系の切り換えが必要と判断し、系制御部11を待機系に、また、系制御部12を運用系に切り換える。ここでは、系切り換え制御部10は、時刻0の時点で、累積使用時間が小さい系(制御部11)を待機系とし、累積使用時間が大きい系(系制御部12)を運用系とするように判断している。
(3)ステップS103
時刻1において、系切り換え制御部10は、累積使用時間の差を50確保するために待機系である系制御部11の通電を抑止する必要があると判断し、系制御部11に対し通電しないよう指示する。また、この時点では両系とも通電されているため、累積使用時間は両系とも増加する。
(4)ステップS104
時刻2において、系切り換え制御部10は、累積使用時間の差を50確保するために待機系である系制御部11の通電を抑止する必要があると判断するが、既に通電は抑止されているため指示を行わない。系制御部11の通電は抑止されているため、累積使用時間は系制御部12のみ増加する。
(5)ステップS105
時刻3において、系切り換え制御部10は、累積使用時間の差を50確保するために待機系である系制御部11の通電を抑止する必要があると判断するが、既に通電は抑止されているため指示を行わない。系制御部11の通電は抑止されているため、累積使用時間は系制御部12のみ増加する。
(6)ステップS106
以降、時刻41に至るまで、同様の状態が続く。
(7)ステップS107
時刻41において、系切り換え制御部10は、累積使用時間の差が50確保できたことを認識し、系切り換え等の制御は不要と判断する。待機系の通電は任意であるため、通電の開始は指示しない。系制御部11の通電は抑止されているため、累積使用時間は系制御部12のみ増加する。
(8)ステップS108
時刻42以降、時刻81に至るまで、同様の状態が続く。
(9)ステップS109
時刻82において、系切り換え制御部10は、運用系である系制御部12で故障が発生したことを認識すると、待機系である系制御部11を運用系に切り換えるとともに通電開始を指示する。
(10)ステップS110
また、系切り換え制御部10は、故障した系制御部12を待機系とすると同時に通電を抑止するよう指示する。
(11)ステップS111
時刻83において、系制御部11は運用系となり通電が開始されるが、系制御部12が故障の状態のままとなるため、累積使用時間の差を確保する動作も必要ない。
(12)ステップS112
時刻84において、状態変化がないため、通電されている系制御部11の累積使用時間が増加するだけとなる。
第1の効果は、累積使用時間を把握することにより、経年劣化に伴う保守交換の時期が予測できることである。
第2の効果は、待機系となっている系を任意の時点で通電の有無を切り換えることで、累積使用時間の増加即ち経年劣化の進行を調整できることである。
第3の効果は、累積使用時間の増加をある程度調整することで、予防保守交換が必要な時期が各系において重複することがないように調整できることである。
本発明の第2実施形態として、その基本構成を変えずに、冗長度を増した三重化構成を実現している例について述べる。その構成を図4に示す。本図においては、図1に系制御部13を追加した構成となっている。
(1)ステップS201
時刻0において、系切り換え制御部10は、系制御部11〜13の累積使用時間の差が50に満たないことを認識するが、負荷需要が2であることから、通電を抑止する余地がないと判断し、系切り換えや通電の抑止を実施しない。
(2)ステップS202
時刻1において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変動がないことから、時刻0の場合と同様に、通電を抑止する余地がないと判断し、系切り換えや通電の抑止を実施しない。
(3)ステップS203
以降、時刻49に至るまで、同様の状態が続く。
(4)ステップS204
時刻50において、系切り換え制御部10は、負荷需要が1になったことを認識し、累積使用時間の差を確保するために、待機状態にある系(待機系)を増やすことが必要と判断し、現在運用状態にある系制御部11を待機状態に変更させる。すなわち、系制御部11は、第1運用系から第1待機系に変更される。ここでは、系制御部12は、第2運用系であるものとする。また、系制御部13は、第2待機系であるものとする。
(5)ステップS205
時刻51において、系切り換え制御部10は、負荷需要と運用状態になっている系の個数が一致していることを認識し、また、待機状態になっている系が複数存在することから、待機状態になっている系の一方の通電の抑止が可能であることを認識する。系切り換え制御部10は、同じ待機状態になっている系制御部11と系制御部13の累積使用時間から、系制御部13の通電を抑止する必要があると判断し、系制御部13に対し通電しないよう指示する。また、この時点では全ての系とも通電されているため累積使用時間は全ての系で増加する。
(6)ステップS206
時刻52において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変更がないことと、系制御部13の通電が抑止され、累積使用時間が増加していないことを認識するが、系制御部11〜13の累積使用時間の差が50に満たないことに変化がないので、これ以上の処置は実施できないと判断し、更なる系切り換えや通電の制御を実施しない。
(7)ステップS207
時刻53において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変更がないことと、系制御部11〜13の累積使用時間の差が50に満たないことに変化がないので、時刻52同様、系切り換えや通電の制御を実施しない。
(8)ステップS208
以降、時刻100に至るまで、同様の状態が続く。
(9)ステップS209
時刻101において、系切り換え制御部10は、系制御部11と系制御部13の累積使用時間の差が50に達したことを認識し、次の切り替えが必要と判断する。即ち、系制御部11と系制御部12の累積使用時間の差を確保するための制御として、系制御部11の通電の抑止が必要であるが、負荷需要が1であることから待機状態にある系(待機系)制御部13の通電を再開しないと系制御部11の通電を抑止できないと判断し、通電再開を系制御部13に指示する。
(10)ステップS210
時刻102において、系切り換え制御部10は、系制御部13の通電が再開したことを認識し、系制御部11と系制御部12の累積使用時間の差を確保するための制御として、系制御部11の通電の抑止を指示する。
(11)ステップS211
時刻103において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変更がないことと、系制御部11の通電が抑止され、累積使用時間が増加していないことを認識するが、系制御部11と系制御部12の累積使用時間の差が50に満たないことに変化がないので、これ以上の処置は実施できないと判断し、更なる系切り換えや通電の制御を実施しない。
(12)ステップS212
時刻104において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変更がないことと、系制御部11と系制御部12の累積使用時間の差が50に満たないことに変化がないので、これ以上の処置は実施できないと判断し、更なる系切り換えや通電の制御を実施しない。
(13)ステップS213
以降、時刻141に至るまで、同様の状態が続く。
(14)ステップS214
時刻142において、系切り換え制御部10は、系制御部11と系制御部12の累積使用時間の差が50に達したのを認識し、次の切り替えが必要と判断する。即ち、系制御部11と系制御部13の累積使用時間の差を確保するための制御として、系制御部13の通電の抑止が必要であるが、負荷需要が1であることから待機状態にある系(待機系)制御部11の通電を再開しないと系制御部13の通電を抑止できないと判断し、通電再開を系制御部11に指示する。
(15)ステップS215
時刻143において、系切り換え制御部10は、系制御部11の通電が再開したことを認識し、系制御部11と系制御部13の累積使用時間の差を確保するための制御として、系制御部13の通電の抑止を指示する。
(16)ステップS216
時刻144において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変化がないことと、系制御部13の通電が抑止され、累積使用時間が増加していないことを認識するが、系制御部11と系制御部13の累積使用時間の差が50に満たないことに変化がないので、これ以上の処置は実施できないと判断し、更なる系切り換えや通電の制御を実施しない。
(17)ステップS217
時刻145において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変化がないことと、系制御部11と系制御部13の累積使用時間の差が50に満たないことに変化がないので、これ以上の処置は実施できないと判断し、更なる系切り換えや通電の制御を実施しない。
(18)ステップS218
以降、時刻182に至るまで、同様の状態が続く。
(19)ステップS219
時刻183において、系切り換え制御部10は、系制御部11と系制御部13の累積使用時間の差が50に達したのを認識し、次の切り替えが必要と判断する。
(20)ステップS220
しかし、本時点において系制御部11〜13の各系制御部の間の全てで累積使用時間の差が50に達していることから、累積使用時間の調整が不要な状態であると判断する。また、負荷需要にも変化がないことから現在の状態のままで良いと判断し、系切り換えや通電の制御を実施しない。
(21)ステップS221
時刻184において、系切り換え制御部10は、負荷需要に変化がないことと、各系制御部の間で累積使用時間が50に達していることに変化がないので、これ以上の処置は実施できないと判断し、更なる系切り換えや通電の制御を実施しない。
101… 系切り換え情報判断部
102… 対系制御通信部
103… 系切り換え情報保持部
11,12,13… 系制御部
111,121,131… 電源制御部
112,122,132… 情報管理部
113,123,133… 情報保持部
Claims (24)
- 多重化された複数の系のうち、通電している状態の系の各々の累積使用時間を加算し、前記複数の系の各々の累積使用時間を保持する系制御手段と、
前記複数の系の各々の累積使用時間を取得し、前記複数の系のうち、いずれか二つの系の累積使用時間の差を一定時間確保していない場合、前記二つの系のうち、第1の系を待機系に切り替えて通電を抑止し、第2の系を運用系に切り替えて通電を実施する系切り換え制御手段と
を具備する
多重構成制御装置。 - 請求項1に記載の多重構成制御装置であって、
前記系切り換え制御手段は、前記第2の系が故障した場合、前記第2の系を待機系に切り替えて通電を抑止し、前記第1の系を運用系に切り替えて通電を実施し、
前記系制御手段は、前記第1の系の累積使用時間を加算する
多重構成制御装置。 - 請求項1又は2に記載の多重構成制御装置であって、
前記系切り換え制御手段は、前記複数の系において、待機系のうち少なくとも1つの系が通電している状態にする
多重構成制御装置。 - 請求項3に記載の多重構成制御装置であって、
前記系切り換え制御手段は、前記複数の系において、運用系が負荷需要以上存在しているように制御する
多重構成制御装置。 - 請求項4に記載の多重構成制御装置であって、
前記系切り換え制御手段は、前記複数の系のうち、前記第1の系及び前記第2の系が運用系であり、第3の系が通電している状態の待機系である場合、負荷需要が2であれば、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の累積使用時間の差を一定時間確保していなくとも、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の通電を抑止せず継続し、負荷需要が1になれば、前記第1の系を待機系に切り替え、前記第3の系の通電を抑止し、前記第1の系及び前記第3の系の累積使用時間の差を一定時間確保した時点で、前記第1の系の通電を抑止し、前記第3の系の通電を実施する
多重構成制御装置。 - 請求項5に記載の多重構成制御装置であって、
前記系制御手段は、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の通電が抑止されず継続されている場合、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の累積使用時間を加算し、前記第3の系の通電が抑止された場合、前記第1の系及び前記第2の系の各々の累積使用時間を加算し、前記第1の系の通電が抑止された場合、前記第2の系及び前記第3の系の各々の累積使用時間を加算する
多重構成制御装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の多重構成制御装置であって、
前記系制御手段は、
前記系切り換え制御手段からの指示に従い、前記複数の系の各々の通電を制御する電源制御手段と、
前記複数の系の各々の累積使用時間を保持する情報保持手段と、
前記複数の系の各々の累積使用時間の加算と管理を受け持ち、前記電源制御手段が通電を許可している場合は前記情報保持手段から取得した累積使用時間を加算し、更新後の累積使用時間を前記情報保持手段に保持するよう指示する情報管理手段と
を具備する
多重構成制御装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の多重構成制御装置であって、
前記系切り換え制御手段は、
前記複数の系の各々の情報を基に、使用する系の選択と未使用の系の通電の有無を判断する系切り換え情報判断手段と、
前記系制御手段との通信及び通電の有無の指示を行い、一定間隔で前記複数の系の各々の累積使用時間と通電の有無を収集する対系制御通信手段と、
前記複数の系の各々の個体識別情報、前記複数の系の各々の累積使用時間、及び前記複数の系の各々の通電の有無を保持する系切り換え情報保持手段と
を具備する
多重構成制御装置。 - 多重化された複数の系のうち、通電している状態の系の各々の累積使用時間を加算し、前記複数の系の各々の累積使用時間を保持するステップと、
前記複数の系の各々の累積使用時間を取得し、前記複数の系のうち、いずれか二つの系の累積使用時間の差を一定時間確保していない場合、前記二つの系のうち、第1の系を待機系に切り替えて通電を抑止し、第2の系を運用系に切り替えて通電を実施するステップと
を含む
多重構成制御方法。 - 請求項9に記載の多重構成制御方法であって、
前記第2の系が故障した場合、前記第2の系を待機系に切り替えて通電を抑止し、前記第1の系を運用系に切り替えて通電を実施するステップと、
前記第1の系の累積使用時間を加算するステップと
を更に含む
多重構成制御方法。 - 請求項9又は10に記載の多重構成制御方法であって、
前記複数の系において、待機系のうち少なくとも1つの系が通電している状態にするステップ
を更に含む
多重構成制御方法。 - 請求項11に記載の多重構成制御方法であって、
前記複数の系において、運用系が負荷需要以上存在しているように制御するステップ
を更に含む
多重構成制御方法。 - 請求項12に記載の多重構成制御方法であって、
前記複数の系のうち、前記第1の系及び前記第2の系が運用系であり、第3の系が通電している状態の待機系である場合、負荷需要が2であれば、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の累積使用時間の差を一定時間確保していなくとも、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の通電を抑止せず継続するステップと、
負荷需要が1になれば、前記第1の系を待機系に切り替え、前記第3の系の通電を抑止するステップと、
前記第1の系及び前記第3の系の累積使用時間の差を一定時間確保した時点で、前記第1の系の通電を抑止し、前記第3の系の通電を実施するステップと
を更に含む
多重構成制御方法。 - 請求項13に記載の多重構成制御方法であって、
前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の通電が抑止されず継続されている場合、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の累積使用時間を加算するステップと、
前記第3の系の通電が抑止された場合、前記第1の系及び前記第2の系の各々の累積使用時間を加算するステップと、
前記第1の系の通電が抑止された場合、前記第2の系及び前記第3の系の各々の累積使用時間を加算するステップと
を更に含む
多重構成制御方法。 - 請求項9乃至14のいずれか一項に記載の多重構成制御方法であって、
前記複数の系の各々の通電を制御するステップと、
前記複数の系の各々の通電が許可されている場合は保持されている累積使用時間を加算し、更新後の累積使用時間を保持するステップと、
を更に含む
多重構成制御方法。 - 請求項9乃至15のいずれか一項に記載の多重構成制御方法であって、
前記複数の系の各々の情報を基に、使用する系の選択と未使用の系の通電の有無を判断するステップと、
通信及び通電の有無の指示を行い、一定間隔で前記複数の系の各々の累積使用時間と通電の有無を収集するステップと、
前記複数の系の各々の個体識別情報、前記複数の系の各々の累積使用時間、及び前記複数の系の各々の通電の有無を保持するステップと
を更に含む
多重構成制御方法。 - 多重化された複数の系のうち、通電している状態の系の各々の累積使用時間を加算し、前記複数の系の各々の累積使用時間を保持するステップと、
前記複数の系の各々の累積使用時間を取得し、前記複数の系のうち、いずれか二つの系の累積使用時間の差を一定時間確保していない場合、前記二つの系のうち、第1の系を待機系に切り替えて通電を抑止し、第2の系を運用系に切り替えて通電を実施するステップと
をコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。 - 請求項17に記載の多重構成制御プログラムであって、
前記第2の系が故障した場合、前記第2の系を待機系に切り替えて通電を抑止し、前記第1の系を運用系に切り替えて通電を実施するステップと、
前記第1の系の累積使用時間を加算するステップと
を更にコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。 - 請求項17又は18に記載の多重構成制御プログラムであって、
前記複数の系において、待機系のうち少なくとも1つの系が通電している状態にするステップ
を更にコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。 - 請求項19に記載の多重構成制御プログラムであって、
前記複数の系において、運用系が負荷需要以上存在しているように制御するステップ
を更にコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。 - 請求項20に記載の多重構成制御プログラムであって、
前記複数の系のうち、前記第1の系及び前記第2の系が運用系であり、第3の系が通電している状態の待機系である場合、負荷需要が2であれば、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の累積使用時間の差を一定時間確保していなくとも、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の通電を抑止せず継続するステップと、
負荷需要が1になれば、前記第1の系を待機系に切り替え、前記第3の系の通電を抑止するステップと、
前記第1の系及び前記第3の系の累積使用時間の差を一定時間確保した時点で、前記第1の系の通電を抑止し、前記第3の系の通電を実施するステップと
を更にコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。 - 請求項21に記載の多重構成制御プログラムであって、
前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の通電が抑止されず継続されている場合、前記第1の系、前記第2の系、及び前記第3の系の各々の累積使用時間を加算するステップと、
前記第3の系の通電が抑止された場合、前記第1の系及び前記第2の系の各々の累積使用時間を加算するステップと、
前記第1の系の通電が抑止された場合、前記第2の系及び前記第3の系の各々の累積使用時間を加算するステップと
を更にコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。 - 請求項17乃至22のいずれか一項に記載の多重構成制御プログラムであって、
前記複数の系の各々の通電を制御するステップと、
前記複数の系の各々の通電が許可されている場合は保持されている累積使用時間を加算し、更新後の累積使用時間を保持するステップと、
を更にコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。 - 請求項17乃至23のいずれか一項に記載の多重構成制御プログラムであって、
前記複数の系の各々の情報を基に、使用する系の選択と未使用の系の通電の有無を判断するステップと、
通信及び通電の有無の指示を行い、一定間隔で前記複数の系の各々の累積使用時間と通電の有無を収集するステップと、
前記複数の系の各々の個体識別情報、前記複数の系の各々の累積使用時間、及び前記複数の系の各々の通電の有無を保持するステップと
を更にコンピュータに実行させるための
多重構成制御プログラム。
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