JP2009197908A - ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】コスト高となることなく簡易な構成で開放回動位置でのクリック音をなくすることができる画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供すること
【解決手段】第一部材1の回動と共に回動するカム部3と、前記第二部材2の回動と共に回動するカム係合部4とを、回動軸部5を軸にして互いに相対回動自在に設け、相対回動することで係脱自在にカム係合部4と凹凸係合するカム部3を、前記回動軸部5に回り止め状態に挿通して前記係合付勢機構6に抗してこの回動軸部5に沿ってスライド自在に設け、カム部3に設ける回り止め挿通孔7の孔内縁又は回動軸部5の外面に突部8を設けて、この回り止め挿通孔7と回動軸部5との回り止め方向のガタ付きをこの突部8の圧接によって消失若しくは減じるように構成したヒンジ装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、第一部材と第二部材との基端部同士を枢着して、双方が重合した閉塞状態から第一部材,第二部材のいずれか一方が所定角度(例えば180度近く)まで回動した開放状態に開閉できるヒンジ装置、並びにこのヒンジ装置を用いた例えば携帯電話やノート型パソコンなどの電子機器に関するものである。
例えば、開閉式の携帯電話やノート型パソコンは、操作部を備えた本体部に対してディスプレイ部を備えた開閉部(重合部)がヒンジ装置を介して起伏開閉自在に設けられているが、この開閉部を本体部に伏した重合閉塞状態でこの開閉部が勝手に回動して開いてしまうことがないように、重合閉塞状態を維持する重合保持機能と、逆に開放回動位置でこれを保持する開放保持機能をヒンジ装置に設けている。
即ち、例えば、ヒンジ装置の回動軸部を軸に互いに相対回動自在に設けられる本体部の回動と共に回動するカム部(例えば凸部)と、開閉部の回動と共に回動するカム係合部(例えば凹部)とを有し、重合閉塞状態となるとき、このカム部とカム係合部とがバネ付勢によって凹凸係合途中となることで生じる閉じ付勢によってこの重合閉塞状態が保持されるように構成し、開放回動することで凹凸係合から脱してカム部とカム係合部は相対回動し、開放回動位置で再び凹凸係合若しくは凹凸係合途中でストッパーに当り、この開放回動位置で係合保持(クリック係合)されるように構成している。例えば、重合閉塞時に前述のように凹凸係合途中となって閉じ付勢された状態で重合保持され、180度近く開放回動すると、再び凹凸係合あるいは凹凸係合途中となって開放状態がクリック係合されるように構成している。
このようにヒンジ装置を構成する(クリック機構を設ける)ことで、別に閉塞保持装置を設けてこれをロック解除するなどの厄介な操作は一切不要にして重合閉塞状態とすることで自動的にカム係合付勢(バネ付勢)によってこの重合閉塞状態が保持されることとなり、そのままこの閉じ付勢に抗して回動すれば開放でき、開放回動位置で再び凹凸係合あるいは凹凸係合途中となって係合保持されることとなる。即ち、常に重合閉塞状態では閉じ付勢され、また、開放回動したいときにはこの付勢力に抗して回動すれば凹凸係合が外れてそのまま開放回動することができ、所定の開放動位置で係合保持されることとなる。
一般にこのクリック係合によって開放回動位置を保持させるヒンジ装置は、具体的には例えば次のような構成としている。
前述のように、第一部材に回動軸部を設け、第二部材に前記回動軸部を回動自在に軸支する軸受部を設け、前記回動軸部にこの回動軸部に沿ってスライド自在にして回り止め状態にカム部を設け、このカム部に対して相対回動し係脱自在に凹凸係合するカム係合部を前記軸受部と一体に若しくはこれと共回するように設け、このカム部とカム係合部とが凹凸係合する方向にカム部を押圧付勢する係合付勢機構(バネ)を回動軸部に設けた構成としている。
更に説明すると、図12の分解斜視図に示すように、前記第一部材1に固定する第一連結部10に前記回動軸部5を設け、この回動軸部5を回動自在に軸支する前記軸受部9を前記第二部材2に固定する第二連結部11に設け、前記回動軸部5に回り止め状態にしてこの回動軸部5にスライド自在に設けた前記カム部3に対して、前記軸受部9に一体に又は軸受部9に回り止め状態に設けた前記カム係合部4が相対回動することで係脱自在に凹凸係合するように構成し、このカム部3に対してカム係合部4が相対回動するに際して係合付勢機構6(バネ)による係合付勢に抗して回動軸部5に沿って離反方向に前記カム部3がスライドしてこのカム部3との凹凸係合から脱して相対回動し、凹凸係合若しくは凹凸途中となる(例えば開放回動位置では完全に凹凸係合する寸前でストッパー停止する)ことで開放回動位置が保持されたり、重合閉塞状態が閉じ付勢保持されたりする。
この回動軸部5に回り止め状態にしてスライド自在に設けるカム部3は、図12,図13,図14に示すように、凸部(あるいは凹部)を表面に形成した部材の中心に回動軸部5を挿通する挿通孔7を設け、カム部3と回動軸部5とが一体に回動するようにこの挿通孔を回り止め形状とした回り止め挿通孔7としている。例えば回動軸部5のカム部3を挿通する部分を太鼓形や蒲鉾形などの平坦部を有する形状とし、回り止め挿通孔7もこれと合致する形状として回り止め係合するように構成し、回動軸部5に対してカム部3を回り止め状態にして皿バネ(係合付勢機構6)による係合付勢に抗して回動軸部5に沿ってカム係合部4に対して離反自在(スライド自在)に設けている。
しかしながら、従来の前記回り止め挿通孔7は、図14に示すように、回動軸部5の挿入を容易とし挿入組み付け後もスライド自在とするためのクリアランスが必要であり、また加工精度上の理由から、回動軸部5とカム部3とには必ずガタ付きがあるために、開放回動位置でクリック係合させてもガタ付きを生じる。
例えば、携帯電話における開閉部(ディスプレイ部)やノート型パソコンにおける開閉部(ディスプレイ部)は開放回動位置でクリック係合して保持されてもガタ付きを生じる。
また例えば、開放回動位置でカム部3とカム係合部4とが完全に凹凸係合する寸前で開閉部をストッパーで停止させて開き付勢が生じるように設定できても、この回り止め一体化されているはずの回動軸部5とカム部3とのガタ付きによってガタ付くおそれがある。
また一方、このガタ付きについては許容できても、カム部3とカム係合部4とが凹凸係合する開放回動位置まで開閉部を開放するに際して、前記ガタ付きにより(即ち回動軸部5とこれと一体に回り止めされているカム部3との挿入クリアランスによって)、開放回動位置手前の凹凸係合途中となってバネ(係合付勢機構6)による凹凸係合付勢(カム吸い込み力)が生じた瞬間(図15(a)の状態)、回り止められているはずのカム部3が回動軸部5に対してこの吸い込み力によって回動し(図15(b)の状態)、凹凸係合あるいは凹凸係合途中となって開放回動が終了する手前でこのクリアランス(カム部3のガタ付き)によって回動軸部5に対してカム部3が回動して、この回動軸部5の外面とカム部3の回り止め挿通孔7内縁とが突き当たりカチッという音が鳴る。
このカチッという音は、クリック係合したこと(開放回動位置)に達したこと(実際はこの直前の凹凸係合開放位置となったときに鳴るから凹凸係合途中となったこと)を知らせることにもなるが、この音が耳障りとなったり、マナーモードにしたりするなど音を出したくない場合や状況においても常に機械音としてこのクリック音が生じてしまう。
本出願人は、開放回動位置でのガタ付きや、今までやむを得ないと考えていたカチッというクリック係合時の機械音の原因は、この回動軸部5に挿通し回り止め係止させるカム部3あるいはカム係合部4に設けた回り止め挿通孔7のガタ付きにあることを見出した。
従って、凹凸係合の凹凸が深く、バネ等による係合付勢が強ければ強い程大きく鳴る可能性があり、またこのガタ付き(クリアランス)が大きい程大きく鳴る可能性がある。
しかし、このガタ付きをなくすように加工精度を上げると部品の製作コストが上がりコスト高となるし、またこの加工精度には微小部品であるが故に限界もある。
本発明は、従来のヒンジ装置のクリック機構のカム係合構造にこのような問題を見出しこれを簡易な手法で解決し、コスト高となることなく簡易な構成で回動軸部とカム部材との回り止め係合のガタ付きをなくすあるいは少なくし、これにより開閉部のガタ付きや開放回動位置でのクリック音をなくすあるいは小さくできる画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
第一部材1と第二部材2とを回動自在に連結するヒンジ装置であって、前記第一部材1の回動と共に回動するカム部3と、前記第二部材2の回動と共に回動するカム係合部4とを、回動軸部5を軸にして互いに相対回動自在に設け、この相対回動するカム部3とカム係合部4とが凹凸係合若しくは凹凸係合途中となることでその回動位置が係合保持されるように構成し、このカム部3若しくはカム係合部4の少なくとも一方を係合方向に付勢する係合付勢機構6を備えて、この係合付勢機構6の係合付勢により前記カム部3と前記カム係合部4との凹凸係合若しくは凹凸係合途中が保持されこの係合付勢に抗して前記凹凸係合から脱して相対回動するように構成したヒンジ装置において、前記カム部3とこれに対して相対回動することで係脱自在に凹凸係合する前記カム係合部4との少なくとも一方を、前記回動軸部5に回り止め状態に挿通して前記係合付勢機構6に抗してこの回動軸部5に沿ってスライド自在に設け、この回動軸部5に挿通する前記カム部3若しくは前記カム係合部4に設ける回り止め挿通孔7の孔内縁又はこの回り止め挿通孔7に位置する回動軸部5の外面に突部8を設けて、この突部8により前記回動軸部5と前記回り止め挿通孔7との回り止め方向のガタ付きを消失若しくは減じるように構成したことを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
また、第一部材1と第二部材2とを回動自在に連結するヒンジ装置であって、前記第一部材1若しくは第二部材2に回動軸部5を設け、前記第二部材2若しくは第一部材1に前記回動軸部5を回動自在に軸支する軸受部9を設け、前記回動軸部5にこの回動軸部5に沿ってスライド自在にして回り止め状態にカム部3を設け、このカム部3に対して相対回動し係脱自在に凹凸係合するカム係合部4を前記軸受部9若しくはこれと共回するように設け、このカム部3を前記カム係合部4と凹凸係合する方向に押圧付勢する係合付勢機構6を備えたヒンジ装置において、前記カム部3に設けた回り止め挿通孔7に前記回動軸部5を挿通して回動軸部5にカム部3を回り止め状態にして前記係合付勢機構6に抗してこの回動軸部5に沿ってスライド自在に設け、この回動軸部5に挿通する前記カム部3に設けた前記回り止め挿通孔7の孔内縁又はこの回り止め挿通孔7に位置する回動軸部5の外面に突部8を設けて、この突部8により前記回動軸部5と前記回り止め挿通孔7との回り止め方向のガタ付きを消失若しくは減じるように構成したことを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
また、前記第一部材1に固定する第一連結部10に前記回動軸部5を設け、この回動軸部5を回動自在に軸支する軸受部9を前記第二部材2に固定する第二連結部11に設け、前記回動軸部5に回り止め状態にしてこの回動軸部5にスライド自在に前記カム部3を設け、前記軸受部9に一体に又は前記軸受部9に回り止め状態に前記カム係合部4を設け、前記回動軸部5に対して前記軸受部9が相対回動して前記カム部3に対して前記カム係合部4が相対回動することで係脱自在に凹凸係合するように構成し、前記カム係合部4に対して前記カム部3を係合方向に付勢する前記係合付勢機構6を備え、前記カム部3に対して前記カム係合部4が相対回動するに際してこの係合付勢機構6による係合付勢に抗して回動軸部5に沿って離反方向に前記カム部3がスライドして前記カム係合部4との凹凸係合から脱して相対回動するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記突部8は、前記回り止め挿通孔7に設けた場合は前記回動軸部5に、前記回動軸部5に設けた場合は前記回り止め挿通孔7に圧接するように構成して、この突部8の圧接により前記回動軸部5と前記回り止め挿通孔7との回り止め方向のガタ付きが消失若しくは減じるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記回動軸部5を、前記カム部3に設けた前記回り止め挿通孔7に挿通することで、変形弾着して挿入クリアランスによるガタが吸収されるように前記突部8を構成したことを特徴とする請求項4記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記突部8は、前記回り止め挿通孔7若しくは前記回動軸部5の形成時に一体突出形成したことを特徴とする請求項1〜5にいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、上面に操作部若しくはディスプレイ部を備えた本体部を前記第一部材1若しくは前記第二部材2とし、伏面に操作部若しくはディスプレイ部を備えた開閉部を前記第二部材2若しくは前記第一部材1とし、この本体部と開閉部との端部同士を前記請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒンジ装置によって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、コスト高となることなく簡易な構成で回動軸部とこれと回り止め状態に設けるカム部若しくはカム係合部との回り止め係合のガタ付きをなくすあるいは少なくでき、これにより開閉部のガタ付きや開放回動位置でのクリック音をなくすあるいは小さくできる画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器となる。
また、請求項3,4,5記載の発明においては、一層簡易な構成で容易に本発明を実現でき、一層良好な効果が発揮される極めて実用性に秀れた画期的なヒンジ装置となる。
また、請求項6記載の発明においては、更に一層簡易な構成で量産性に秀れ、一層コスト高となることなく本発明を実現できる極めて秀れた画期的なヒンジ装置となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
例えば、第一部材1に第一連結部10を介するなどして回動軸部5を設け、第二部材2に第二連結部11を介するなどして軸受部9を設けて、第一部材1に対して第二部材2を起伏回動(開閉回動)すると回動軸部5に対して軸受部9が相対回動するように構成し、例えばこの回動軸部5に回り止め状態にカム部3を設け、軸受部9に一体に若しくは共回りするようにカム係合部4を設け、回動軸部5と共に回動するカム部3に対して軸受部9と共に回動するカム係合部4が相対回動するように構成し、このカム部3とカム係合部4とが凹凸係合若しくは凹凸係合途中となることで所定の回動位置が保持されるように構成している。
具体的には、回動軸部5にカム部3を回り止め状態にスライド自在に設け、このカム部3に所定回動位置で凹凸係合するカム係合部4を軸受部9に設け、このカム部3とカム係合部4との凹凸係合を係合付勢するコイルバネや皿バネなどで構成した係合付勢機構6を回動軸部5に設け、この係合付勢機構6の係合付勢に抗してカム係合部4に対してカム部3を回動軸部5に沿って離反スライドさせつつ相対回動させ凹凸係合を脱しさせ更にこのカム部3とカム係合部4とをすり合わせ相対回動させて、第一部材1に対して第二部材2が所定回動位置に達すると、この係合付勢機構6による係合付勢によってカム部3とカム係合部4とが凹凸係合若しくは凹凸係合途中となって、クリック保持されることになる。
例えば、本実施例や従来例で説明したように、第一部材1と第二部材2とが重合した重合閉塞状態ではこのカム部3とカム係合部4との凹凸係合が落ち込み途中となり、この落ち込み力と前記係合付勢機構6による付勢によって(吸い込み力によって)閉じ付勢が生じこの閉じ付勢によって何ら閉塞ロック機構を用いずとも重合閉塞状態が保持される。
逆にこの閉じ付勢に抗して開放回動すると、カム係合部4に対してカム部3は離反方向に回動軸部5に沿ってスライドしつつ、凹凸係合から脱してカム部3とカム係合部4とはすり合わせ相対回動し、開放回動位置で再び凹凸係合あるいは凹凸係合途中となって、この開放状態がクリック保持されることとなる(現実には完全に凹凸係合する直前の凹凸係合途中でストッパーによって開放回動が停止し開き付勢が生じるように構成する場合が多い。)。
ところで、このようなヒンジ装置において、従来例で説明したように回動軸部5に対してカム部3若しくはカム係合部4を回り止め状態にしてスライド自在に設けるが、前述のように例えば回動軸部5に対してカム部3を回り止め状態にしてスライド自在に設ける場合は、このカム部3に回動軸部5を挿通する回り止め挿通孔7を設けているが、この回り止め挿通孔7にはクリアランスがあり必ずガタ付きが生じている。
即ち、カム部3のカム係合部4に対向する面には凹凸係合部を形成し、その中心には回動軸部5を挿通してスライド自在にしつつも回動軸部5と共回りするように形状設定した回り止め挿通孔7を設けているが、このカム部3は微小部品であり、回動軸部5にスライド自在に挿通しなければならないし、加工精度の限界などから多少は必ずクリアランスが生じている。
挿通し挿通後もスライドするこの回り止め挿通孔7と回動軸部5とのこのクリアランスを限りなく0(ゼロ)に近づけるためには、高度な加工精度を要し、高価な部品とならざるを得ない。
従って、通常必ずこの回り止め挿通孔7にはクリアランスがあり、回り止めしているものの現実にはガタ付きを生じている。
そのため、従来開放回動位置でカム部とカム係合部3とが凹凸係合若しくは凹凸係合途中となりこの位置でクリック保持されていても、この回動軸部5とカム部3とのガタ付きによって第一部材1に対して第二部材2が多少ガタ付く。
また一方、これは許容できたとしても従来例で説明したように例えば開放回動位置(厳密に言えばそのわずかに手前)でカム部3とカム係合部4とが凹凸係合を開始すると第一部材1に対して第二部材2を開放回動していなくてもこれにかかわらず、カム部3とカム係合部4とが凹凸係合途中となることで生じる係合付勢(吸い込み力)によって、回動軸部5に対してカム部3が前記ガタ付きによってこの分だけわずかに回動してしまい、このように回り止めされているはずのカム部3が回動軸部5に対してわずかに回動して突き当たり停止することで、このカム部3と回動軸部5との間でカチッという音が鳴る。
係合付勢が大きかったり、カム部3とカム係合部4との凹凸係合の凹凸深さや材質などによってかなり大きい音が生じる場合も多い。
従来、この音は加工精度上やむを得ないと考えられていたり、凹凸係合したこと、即ち適切な開放回動位置に達し固定(保持)状態になったことを知らせることにもなっていたが、一方で耳障りであったり、マナーモードにするなど一切音を出したくない状況である場合でも、この開放時のクリック音だけは消すことができなかった。
本発明は、この回動軸部5とカム部3(若しくはカム係合部4)との回り止め係合に際回り止め挿通孔7の加工精度を上げるのではなく、単に回り止め挿通孔7の孔内縁やこの回り止め挿通孔7が位置する回動軸部5(スライド範囲内)に突部8を形成し、例えば挿通時に圧接するようにするだけで、たとえこれまで通り回り止め挿通孔7を通常製作しても回動軸部5とカム部3若しくはカム係合部4との回り止め係合時のガタ付きをなくすか減じることができ、これにより第一部材1に対して第二部材2のクリック係合による回動位置の保持状態においてもガタ付きをなくすことができ、また前述のようなガタ付きによるこの直前でのクリック音をなくすか小さくすることができることとなる。
特に突部8をやや大きめに設定して挿通時に潰すか変形させて常に圧接するように構成することで、精度の高い加工を要せずして従来通りの組み付けによって簡単にクリアランスをなくしクリック音を消すか小さくできることとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、操作部12を設けた本体部1(第一部材1)とディスプレイ部13を設けた開閉部2(第二部材2)との基端部同志をヒンジ装置で枢着して、互いに重合した重合閉塞状態から180度近くまで開放回動するように構成した携帯電話に本発明を適用した実施例であり、これに用いる本実施例のヒンジ装置について以下説明する。
本体部1となる第一部材1の回動と共に回動するカム部3と、開閉部(重合部)2となる第二部材2の回動と共に回動するカム係合部4とを、回動軸部5を軸にして互いに相対回動自在に設け、この相対回動するカム部3とカム係合部4とが凹凸係合若しくは凹凸係合途中となる(例えば完全に凹凸係合する直前でストッパー停止して開き付勢が生じる状態となる)ことで開放回動位置が保持され、または重合閉塞させたとき丁度凹凸係合途中となることで閉じ付勢が生じて重合閉塞状態が保持されるように構成し、このカム部3若しくはカム係合部4の少なくとも一方、本実施例ではカム部3を係合方向(カム部3とカム係合部4とがすり合い重合する方向)に付勢する係合付勢機構6を備えて、この係合付勢機構6の係合付勢により前記カム部3と前記カム係合部4との凹凸係合若しくは凹凸係合途中が保持されこの係合付勢に抗して前記凹凸係合から脱して相対回動するように構成している。
具体的には本実施例では、相対回動することで係脱自在にカム係合部4と凹凸係合するカム部3を、前記回動軸部5に回り止め状態に挿通して前記係合付勢機構6に抗してこの回動軸部5に沿ってスライド自在に設け、この回動軸部5に挿通するカム部3に設ける回り止め挿通孔7の孔内縁又はこのカム部3がスライドする位置の回動軸部5の表面に突部8を設けて、この突部8を圧接させて回動軸部5にカム部3を回り止め状態にしてスライド自在に設けた構成とし、この回り止め挿通孔7と回動軸部5との回り止め方向のガタ付きをこの突部8の圧接によって消失若しくは減じるように構成している。
言い換えると、本実施例は、第一部材1に回動軸部5を設け、第二部材2に前記回動軸部5を回動自在に軸支する軸受部9を設け、前記回動軸部5にこの回動軸部5に沿ってスライド自在にして回り止め状態にカム部3を設け、このカム部3に対して相対回動し係脱自在に凹凸係合するカム係合部4を前記軸受部9に設け、このカム部3とカム係合部4とを凹凸係合する方向に押圧付勢する皿バネ6を回動軸部5に挿通して係合付勢機構6を設けた構成としている。
具体的には、本実施例では、前記第一部材1に固定する第一連結部10の腕部に前記回動軸部5を突設し、この回動軸部5を回動自在に軸支する前記軸受部9を前記第二部材2に固定する第二連結部11の腕部に設けている。この軸受部9は前記第二連結部11の腕部に回動軸部5を挿通してこの回動軸部5が回動自在に挿通する挿通軸支孔を設けることで構成し、またこの回動軸部5にはグリス溜りを有するワッシャーとカム部3とを挿通すると共に、前記皿バネ6を複数枚重合状態に挿通して抜け止め部を嵌しめ止めている。
即ち、この回動軸部5に回り止め状態にしてこの回動軸部5にスライド自在に前記カム部3を設け、前記軸受部9に一体に前記カム係合部4を設けるが、本実施例ではカム部3に凸部を180度対向位置に設け、この凸部が相対回動して開放回動位置で係合し(実際には係合寸前でストッパーで停止するように設計し)、係合閉塞状態では係合途中となる凹部を同じく180度対向する位置にカム係合部4に設けている。このカム係合部4は軸受部9(挿通軸支孔)を設ける第二連結部11の腕部に凹部を形成してこの腕部自体を軸受部9としつつカム係合部4ともしている。即ち、軸受部9にカム係合部4を一体に設けた構成としている。
また、第一実施例では回り止め挿通孔7の孔内縁に突部8を突設し、前記回動軸部5をこの回り止め挿通孔7に挿通することで、突部8が変形して回動軸部5の表面に弾着して挿入クリアランスによるガタが吸収されるように構成している。
また、本実施例では、この突部8は、前記回り止め挿通孔7の形成時に一体突出形成している。
この突部8は図示したように回り止め挿通孔7の孔内縁に大きく設けて回動軸部5を挿通するときにこれが潰れて圧接するように構成しても良いし、たとえ実際組み付け時には圧接しなくてもこの突部8が係合付勢力を受けて回動しようとするときに接触すればガタ付きを減じてクリック音を小さくするという効果は発揮されるから、必ずしも組み付け時に圧接しなくても良い。しかし、必ず組み付け時には変形して圧接するようにすることで、加工精度を要せず単に従来通り挿通するだけで確実にクリアランスをなくすことができ、良好に本発明の作用・効果が常に発揮される画期的な構成となる。
また、別例として図示したように複数箇所に設けても良く、たとえ一方若しくは双方が圧接しなくてもガタ付き回動時に確実にこのいずれかの突部8が必ず接することでガタ付きが減じられるように構成しても良い。
このように別例を含めて第一実施例では突部8を回り止め挿通孔7の形成時に一体形成することで容易に製作でき、量産性に秀れ、また、この突部8が丁度回動軸部5の外面に接するような加工精度を要しなくても、少し大きめに製作し、これを変形させるように回動軸部5を挿通するだけで変形して圧接しこのクリアランスをなくして回動方向のガタ付きを簡単に消失若しくは滅することができる。
また、たとえこの突部8の突出が不十分であってもこの突部8によりガタ付きは減ぜられるし、この場合前述の別例のように複数箇所形成することでガタ付きを一層減じることができるし、挿入後圧接した場合でもガタ付きをなくすことができると共にスライド移動にも支障を生じにくい。また複数箇所形成することでたとえ圧接しない場合でもガタ付き回動時に確実に早く接触しガタ付き回動を一層確実に防止できる。
また、回り止め挿通孔7の対向する平坦孔縁やかまぼこ形の場合は一側のみの平坦孔縁に突部8を形成しているが、この方が製作し易いし、スライド移動にも支障が生じにくく本発明の作用・効果が一層良好となる。
また、回り止め挿通孔7に設けても良いが、第二実施例のように回動軸部5の外周面に突部8を設けても良く、また双方に設けても良い。この場合、回動軸部5の回り止め挿通孔7が位置するところであって回り止め挿通孔7がスライドする範囲に突条として突部8を設けることが望ましい。
また、この場合でも平坦面に形成する方が製作が容易で作用・効果が良好となり、また複数例えば二条の突部8を設けることで前述のように一層作用・効果が良好となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
第一実施例の携帯電話を示す説明斜視図である。 第一実施例の組み付け状態の説明斜視図である。 第一実施例の説明分解斜視図である。 第一実施例のクリック機構の作動説明図である。 第一実施例の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明斜視図である。 第一実施例の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明断面図である。 第一実施例の別例1の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明断面図である。 第一実施例の別例2の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明断面図である。 第二実施例の回動軸部の説明斜視図である。 第二実施例の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明斜視図である。 第二実施例の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明断面図である。 従来例の説明分解斜視図である。 従来例の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明斜視図である。 従来例の回動軸部とカム部との回り止め係合部分を示す説明断面図である。 従来例のクリック機構の作動説明図である。
符号の説明
1 第一部材(本体部)
2 第二部材(開閉部,重合部)
3 カム部
4 カム係合部
5 回動軸部
6 係合付勢機構(皿バネ)
7 回り止め挿通孔
8 突部
9 軸受部
10 第一連結部
11 第二連結部

Claims (7)

  1. 第一部材と第二部材とを回動自在に連結するヒンジ装置であって、前記第一部材の回動と共に回動するカム部と、前記第二部材の回動と共に回動するカム係合部とを、回動軸部を軸にして互いに相対回動自在に設け、この相対回動するカム部とカム係合部とが凹凸係合若しくは凹凸係合途中となることでその回動位置が係合保持されるように構成し、このカム部若しくはカム係合部の少なくとも一方を係合方向に付勢する係合付勢機構を備えて、この係合付勢機構の係合付勢により前記カム部と前記カム係合部との凹凸係合若しくは凹凸係合途中が保持されこの係合付勢に抗して前記凹凸係合から脱して相対回動するように構成したヒンジ装置において、前記カム部とこれに対して相対回動することで係脱自在に凹凸係合する前記カム係合部との少なくとも一方を、前記回動軸部に回り止め状態に挿通して前記係合付勢機構に抗してこの回動軸部に沿ってスライド自在に設け、この回動軸部に挿通する前記カム部若しくは前記カム係合部に設ける回り止め挿通孔の孔内縁又はこの回り止め挿通孔に位置する回動軸部の外面に突部を設けて、この突部により前記回動軸部と前記回り止め挿通孔との回り止め方向のガタ付きを消失若しくは減じるように構成したことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 第一部材と第二部材とを回動自在に連結するヒンジ装置であって、前記第一部材若しくは第二部材に回動軸部を設け、前記第二部材若しくは第一部材に前記回動軸部を回動自在に軸支する軸受部を設け、前記回動軸部にこの回動軸部に沿ってスライド自在にして回り止め状態にカム部を設け、このカム部に対して相対回動し係脱自在に凹凸係合するカム係合部を前記軸受部若しくはこれと共回するように設け、このカム部を前記カム係合部と凹凸係合する方向に押圧付勢する係合付勢機構を備えたヒンジ装置において、前記カム部に設けた回り止め挿通孔に前記回動軸部を挿通して回動軸部にカム部を回り止め状態にして前記係合付勢機構に抗してこの回動軸部に沿ってスライド自在に設け、この回動軸部に挿通する前記カム部に設けた前記回り止め挿通孔の孔内縁又はこの回り止め挿通孔に位置する回動軸部の外面に突部を設けて、この突部により前記回動軸部と前記回り止め挿通孔との回り止め方向のガタ付きを消失若しくは減じるように構成したことを特徴とするヒンジ装置。
  3. 前記第一部材に固定する第一連結部に前記回動軸部を設け、この回動軸部を回動自在に軸支する軸受部を前記第二部材に固定する第二連結部に設け、前記回動軸部に回り止め状態にしてこの回動軸部にスライド自在に前記カム部を設け、前記軸受部に一体に又は前記軸受部に回り止め状態に前記カム係合部を設け、前記回動軸部に対して前記軸受部が相対回動して前記カム部に対して前記カム係合部が相対回動することで係脱自在に凹凸係合するように構成し、前記カム係合部に対して前記カム部を係合方向に付勢する前記係合付勢機構を備え、前記カム部に対して前記カム係合部が相対回動するに際してこの係合付勢機構による係合付勢に抗して回動軸部に沿って離反方向に前記カム部がスライドして前記カム係合部との凹凸係合から脱して相対回動するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  4. 前記突部は、前記回り止め挿通孔に設けた場合は前記回動軸部に、前記回動軸部に設けた場合は前記回り止め挿通孔に圧接するように構成して、この突部の圧接により前記回動軸部と前記回り止め挿通孔との回り止め方向のガタ付きが消失若しくは減じるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  5. 前記回動軸部を、前記カム部に設けた前記回り止め挿通孔に挿通することで、変形弾着して挿入クリアランスによるガタが吸収されるように前記突部を構成したことを特徴とする請求項4記載のヒンジ装置。
  6. 前記突部は、前記回り止め挿通孔若しくは前記回動軸部の形成時に一体突出形成したことを特徴とする請求項1〜5にいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  7. 上面に操作部若しくはディスプレイ部を備えた本体部を前記第一部材若しくは前記第二部材とし、伏面に操作部若しくはディスプレイ部を備えた開閉部を前記第二部材若しくは前記第一部材とし、この本体部と開閉部との端部同士を前記請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒンジ装置によって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器。
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