JP2007107592A - ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、従来にない作用効果を発揮する画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】ヒンジ基体3に対して第一部材1を第一回動軸部4を軸として相対回動自在に構成すると共に、前記ヒンジ基体3に対して第二部材2を第二回動軸部5を軸として相対回動自在に構成して、前記第一部材1に対して前記第二部材2を前記ヒンジ基体3の前記第一回動軸部4,第二回動軸部5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して回動させることで第一部材1の表面に第二部材2を重合した状態から第一部材1の背面に第二部材2が重合する状態まで回動自在となるように構成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器に関するものである。
従来から、ヒンジ基体に対して第一部材を第一回動軸部を軸として180度回動自在に構成すると共に、前記ヒンジ基体に対して第二部材を第二回動軸部を軸として反対方向に180度回動自在に構成して、前記第一部材に対して前記第二部材を前記ヒンジ基体の前記第一回動軸部,第二回動軸部の二軸を軸に360度回動自在に構成し第一部材の表面に第二部材を重合した状態から第一部材の背面に第二部材が重合する状態まで回動自在となるように構成したヒンジ装置(以下、従来例)が提案されている。
この従来例を電子機器に具備せしめた実施例としては、第一部材と第二部材との一方にカメラ部、他方にこのカメラ部によって写されるディスプレイ部を設けて、このカメラ部とディスプレイ部とが互いに合わさり隠蔽する収納状態から第一部材に対して第二部材を360度回動して互いに反対方向に露出する使用状態に切り替え可能となるデジタルカメラとして構成される。尚、従来例のその他の実施例としては折畳式の携帯電話としても構成される。
ところが、従来例は、前述したように軸が二つある為、回動操作する際(第二部材を第一部材の表面に重合状態から開放方向に所定角度回動させる際や、第二部材を第一部材の背面に重合状態から閉塞方向に所定角度回動させる際)、二軸双方が同時に作動する場合或いは各軸が勝手に回動する場合があり、ユーザーの思い通りに動かず非常に使いづらい(回動操作が行ないにくい)という問題点がある。
本発明は、前述した問題点を解消するもので、従来にない作用効果を発揮する画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ヒンジ基体3に対して第一部材1を第一回動軸部4を軸として相対回動自在に構成すると共に、前記ヒンジ基体3に対して第二部材2を第二回動軸部5を軸として相対回動自在に構成して、前記第一部材1に対して前記第二部材2を前記ヒンジ基体3の前記第一回動軸部4,第二回動軸部5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して回動させることで第一部材1の表面に第二部材2を重合した状態から第一部材1の背面に第二部材2が重合する状態まで回動自在となるように構成したヒンジ装置であって、前記ヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動する際に前記第一回動軸部4で生じる回動抵抗力を、前記ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動する際に前記第二回動軸部5で生じる回動抵抗力よりも大きな回動抵抗力に設定して、前記第一部材1に対する第二部材2の回動の際、この回動抵抗力の差により、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動している間はヒンジ基体3に対して第一部材1は相対回動せずヒンジ基体3は回動停止状態が維持され、ヒンジ基体3に対する第二部材2の相対回動が阻止された後、更に力を加えることでヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動してヒンジ基体3は回動開始するように、前記第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
また、前記ヒンジ基体3の一端部に対して第一部材1の端部を第一回動軸4を軸として相対回動自在に構成して、ヒンジ基体3の一端部に対して第一部材1を相対回動することでヒンジ基体3の他端部が第一部材1の表面側に突出した状態から背面側に突出した状態となるまで相対回動自在に構成すると共に、このヒンジ基体3の他端部に対して第二部材2の端部を第二回動軸部5を軸として相対回動自在に構成して、ヒンジ基体3の他端部に対して第二部材2を相対回動することで第二部材2が第一部材1の表面及び背面に対して重合した状態から所定角度回動させた所定回動角度P1,P2まで相対回動自在となるように構成することで、第一部材1に対して前記第二部材2を前記ヒンジ基体3の前記第一回動軸部4,第二回動軸部5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して回動させることで第一部材1の表面に第二部材2を重合した状態から第一部材1の背面に第二部材2が重合する状態まで回動自在となるように構成したことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記第二部材2を第一部材1の表面に重合した状態から所定角度回動させた回動位置P1までの回動範囲における第一部材1に対する第二部材2の回動の際、及び、前記第二部材2を第一部材1の背面に重合した状態から所定角度回動させた回動位置P2までの回動範囲における第一部材1に対する第二部材2の回動の際、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動している間はヒンジ基体3に対して第一部材1は相対回動せずヒンジ基体3は回動停止状態が維持されるように前記第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記第二部材2を第一部材1の表面に重合した状態から回動させる回動開始の際、及び、前記第二部材2を第一部材1の背面に重合した状態から回動させる回動開始の際、第一部材1よりも第二部材2が優先してヒンジ基体3に対して相対回動するように前記第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記第一回動軸部4は、回動軸6を軸に互いに相対回動自在に設けられる第一部材1の回動と共に回動するカム部7と、このカム部7に係合付勢機構S1により係合付勢され、前記ヒンジ基体3の回動と共に回動するカム係合部8とを有し、このカム部7とカム係合部8とが相対回動によって互いに係合することでその回動位置が係合保持されるように構成されており、第二回動軸部5は、回動軸9を軸に互いに相対回動自在に設けられる第二部材2の回動と共に回動するカム部10と、このカム部10に係合付勢機構S2により係合付勢され、前記ヒンジ基体3の回動と共に回動するカム係合部11とを有し、このカム部10とカム係合部11とが相対回動によって互いに係合することでその回動位置が係合保持されるように構成されており、前記第一回動軸部4におけるカム部7とカム係合部8との係合力を、第二回動軸部5におけるカム部10とカム係合部11との係合力よりも大きな係合力に設定して、前記第二部材2を第一部材1の表面に重合した状態から回動させる回動開始の際、及び、前記第二部材2を第一部材1の背面に重合した状態から回動させる回動開始の際、第一回動軸部4におけるカム部7とカム係合部8よりも第二回動軸部5におけるカム部10とカム係合部11とが先に係脱して、第一部材1よりも第二部材2が優先してヒンジ基体3に対して相対回動するように前記第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記第一回動軸部4は、前記カム部7に設けた第一の凸部12が係合若しくは係合途中となる第一の凹部13を前記カム係合部8に設けるとともに、同様に係合若しくは係合途中となる第二の凸部14と第二の凹部15を前記カム部7と前記カム係合部8に設け、前記第一の凸部12,第二の凸部14と前記第一の凹部13,第二の凹部15とは夫々係合若しくは係合途中となるが、相対回動させた際、前記第一の凸部12及び前記第二の凸部14は前記第二の凹部13及び前記第一の凹部15には夫々落ち込まずに夫々の周辺を通過して係合しないように構成されていることを特徴とする請求項5載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記第一の凸部12及びこれと係合する前記第一の凹部13の相対回動軌跡位置を決定するこれらの形成位置の相対回動中心からの距離と、前記第二の凸部14及びこれと係合する前記第二の凹部15の相対回動軌跡位置を決定するこれらの位置の相対回動中心からの距離とが異なるように設定して、前記第一の凸部12,第二の凸部14と前記第一の凹部13,第二の凹部15とは夫々係合若しくは係合途中となるが、相対回動させた際、前記第一の凸部12及び前記第二の凸部14は前記第二の凹部13及び前記第一の凹部15には夫々落ち込まずに夫々の周辺を通過して係合しないように構成されていることを特徴とする請求項5,6いずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、本体部を前記第一部材1若しくは前記第二部材2とし、開閉部を前記第二部材2若しくは前記第一部材1とし、この本体部1と開閉部2とを前記請求項1〜7のいずれか1項に記載のヒンジ装置によって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
また、前記ヒンジ基体3に対して前記第一部材1を前記第一回動軸部4を軸として相対回動自在に構成すると共に、前記ヒンジ基体3に対して前記第二部材2を前記第二回動軸部5を軸に相対回動自在に構成して、前記第一部材1に対して前記第二部材2を前記ヒンジ基体3の前記回動軸部4,5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して360度回動させることで第一部材1の表面に第二部材2を重合した状態から第一部材1の背面に第二部材2が重合した状態となるまで回動自在となるように構成したヒンジ装置を採用し、少なくとも第一部材1と第二部材2との一方にカメラ部、他方にこのカメラ部によって写されるディスプレイ部を設けて、このカメラ部とディスプレイ部とが互いに合わさり隠蔽する収納状態から第一部材1に対して第二部材2を360度回動して互いに反対方向に露出する使用状態に切り替え可能となるデジタルカメラとして使用可能となる構成としたことを特徴とする請求項8記載のヒンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、二軸の回動するタイミングを規制することで非常に使い易い作動状態が得られることになるなど極めて商品価値の高い画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、第一部材1に対して第二部材2をヒンジ基体3の第一回動軸部4,第二回動軸部5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して回動させることで第一部材1の表面に第二部材2を重合した状態から第一部材1の背面に第二部材2が重合する状態まで回動自在となる。
従って、例えば第一部材1と第二部材2との一方にカメラ部、他方にこのカメラ部によって写されるディスプレイ部を設けることで、このカメラ部とディスプレイ部とが互いに合わさり隠蔽する収納状態から第一部材1に対して第二部材2を360度回動して互いに反対方向に露出する使用状態に切り替え可能となるデジタルカメラとして使用可能となる。
ところで、本願発明は、ヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動する際に第一回動軸部4で生じる回動抵抗力を、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動する際に第二回動軸部5で生じる回動抵抗力よりも大きな回動抵抗力に設定して、第一部材1に対する第二部材2の回動に際し、この回動抵抗力の差により、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動している間はヒンジ基体3に対して第一部材1は相対回動せずヒンジ基体3は回動停止状態が維持され、ヒンジ基体3に対する第二部材2の相対回動が阻止された後、更に力を加えることでヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動してヒンジ基体3は回動開始するように、前記第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力の差を設定している。
これは、第一部材1に対するヒンジ基体3を介して行なう第二部材2の良好な回動を達成することに貢献する。
具体的には、仮に、前述した本発明と異なる構成、即ち、ヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動する際に第一回動軸部4で生じる回動抵抗力が、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動する際に第二回動軸部5で生じる回動抵抗力よりも小さな回動抵抗力に設定され、第一部材1に対する第二部材2の回動に際し、第一回動軸部4の回動が第二回動軸部5よりも優先して行なわれる構成、或いは、各軸が勝手に回動する構成(その都度どちらが回動するか不確定な構成)であった場合、例えば第二部材2を第一部材1の表面(若しくは背面)に対して重合した状態から背面(若しくは表面)に対して重合した状態となるまで第一部材1に対して第二部材2を回動させる操作の際、第二部材2を回動させようとすると、ヒンジ基体3に対して第二部材2が回動するよりも前に第一部材1に対してヒンジ基体3が回動してしまうと、第一部材1に対する第一部材2の回動がスムーズに行なわれず(回動がぎこちなくなり)非常に使いづらいという問題点が生じてしまう。
この点、本発明は、同様の操作を行なった場合、第一部材1の表面に対して重合した状態の第二部材2を回動操作すると、先ず、第二部材2は第二回動軸部5を軸にヒンジ基体3に対して回動し、この第二回動軸部5による回動が終了した後(図1の状態)、ヒンジ基体3が第一回動軸部4を軸に第一部材1に対して回動することで、第二部材2は第一部材1の背面に重合状態(図2の状態)となるまで回動することになる。この回動は、第一部材1に対して第二部材2を回動する上で非常に使い易い回動であり、本発明に係るヒンジ装置は、常にこの回動が行なわれるように機能することになる。
従って、前述した従来例と異なり、各軸は勝手に回動せず、第二回動軸部5の回動を優先することで第一部材1に対する第二部材2の良好な回動が達成され、非常に使い易い第一部材1と第二部材2との回動連結構造が得られることになる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
図示した本実施例は、本発明を理解し易い一実施例であって重合コンパクト化の図れる二つ折り開閉自在なデジタルカメラに本発明を適用したもので、回路基板,電源等の電子部品をケースに内装した第一部材1としての板状本体部1の表面にカメラ部22(レンズ部)を設け、この本体部1に重合してカメラ部22を覆う略同形の第二部材2としての板状重合部2を起伏回動自在にヒンジ装置により軸着連結した構成としている。本体部1の表面を覆う重合部2の表面には前記カメラ部22を介して撮影した画像や動画を写すディスプレイ部23が設けられている。
即ち、本実施例では、ヒンジ基体3に対して第一部材1を第一回動軸部4を軸として相対回動自在に構成すると共に、ヒンジ基体3に対して第二部材2を第二回動軸部5を軸として反対方向に相対回動自在に構成して、第一部材1に対して第二部材2をヒンジ基体3の第一回動軸部4,第二回動軸部5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して回動させることで第一部材1の表面に第二部材2を重合した状態から第一部材1の背面に第二部材2が重合した状態となるまで回動自在となるように構成している。
具体的には、前記ヒンジ基体3の一端部に対して第一部材1の端部を第一回動軸4を軸として約200度相対回動自在に構成して、ヒンジ基体3の一端部に対して第一部材1を相対回動することでヒンジ基体3の他端部が第一部材1の表面側に突出した状態(第一部材1の表面方向に対してヒンジ基体3が略直交する方向に向いてその他端部が第一部材1の表面側に突出した状態)から背面側に突出した状態(第一部材1の背面方向に対してヒンジ基体3が略直交する方向に向いてその他端部が第一部材1の背面側に突出した状態)となるまで相対回動自在に構成すると共に、このヒンジ基体3の他端部に対して第二部材2の端部を第二回動軸部5を軸として160度相対回動自在に構成して、ヒンジ基体3の他端部に対して第二部材2を相対回動することで第二部材2が第一部材1の表面及び背面に対して重合した状態から所定角度回動させた所定回動角度P1,P2まで相対回動自在となるように構成することで、第一部材1に対して前記第二部材2を前記ヒンジ基体3の前記第一回動軸部4,第二回動軸部5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して360度回動させることで第一部材1の表面に第二部材2を重合した状態から第一部材1の背面に第二部材2が重合する状態まで回動自在となるように構成している。
尚、ヒンジ基体3の他端部が第一部材1の表面及び背面に突出する際の突出量は、第二部材2の厚さに応じて適宜設定されるものである。
また、本実施例では、ヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動する際に第一回動軸部4で生じる回動抵抗力を、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動する際に第二回動軸部5で生じる回動抵抗力よりも大きな回動抵抗力に設定して、第一部材1に対する第二部材2の回動の際、この回動抵抗力の差により、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動している間はヒンジ基体3に対して第一部材1は相対回動せずヒンジ基体3は回動停止状態が維持され、ヒンジ基体3に対する第二部材2の相対回動が阻止された後、更に力を加えることでヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動してヒンジ基体3は回動開始するように、前記第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力の差を設定している。
即ち、本実施例では、第二部材2を第一部材1の表面に重合した状態から回動させる際、及び、第二部材2を第一部材1の背面に重合した状態から回動させる際、第一部材1よりも第二部材2が優先してヒンジ基体3に対して相対回動を開始し、更は、第二部材2を第一部材1の表面に重合した状態から所定角度回動させた回動位置P1までの約160度の回動範囲における第一部材1に対する第二部材2の相対回動の際、及び、第二部材2を第一部材1の背面に重合した状態から所定角度回動させた回動位置P2までの約160度の回動範囲における第一部材1に対する第二部材2の相対回動に際し、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動している間はヒンジ基体3に対して第一部材1は相対回動せずヒンジ基体3は回動停止状態が維持されるように第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力の差を設定している。
つまり、ヒンジ基体3に対する第一部材1の相対回動とヒンジ基体3に対する第二部材2の相対回動とは同時に行なわれない構成であり、且つ、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動している間はヒンジ基体3に対する第一部材1の相対回動停止状態が維持されるように第一回動軸部4,第二回動軸部5で生じる回動抵抗力が設定されている。
従って、図11中a,bに図示したように第一部材1の表面に重合した状態の第二部材2を回動させると、第二回動軸部5によりヒンジ基体3に対して第二部材2が160度回動してヒンジ基体3に対する第二部材2の相対回動が阻止され(この際、第一部材1に対してヒンジ基体3は相対回動停止状態となる。)、その後、更に力を加えて第一部材1に対して第二部材2を開放方向に回動させると、図11中c,dに図示したように第一回動軸部4により第一部材1に対してヒンジ基体3が200度回動し(この際、ヒンジ基体3に対して第二部材2は相対回動停止状態となる。)、第一部材1の背面に重合状態となるまで第二部材2は第一部材1に対して回動することになる。その反対に、図12中d,fに図示したように第一部材1の背面に重合した状態の第二部材2を閉塞方向に回動させると、第二回動軸部5によりヒンジ基体3に対して第二部材2が160度回動してヒンジ基体3に対する第二部材2の相対回動が阻止され(この際、第一部材1に対してヒンジ基体3は相対回動停止状態となる。)、その後、更に第一部材1に対して第二部材2を閉塞方向に回動させると、図12中f,gに図示したように第一回動軸部4により第一部材1に対してヒンジ基体3が200度回動し(この際、ヒンジ基体3に対して第二部材2は相対回動停止状態となる。)、第一部材1の表面に重合状態となるまで第二部材2は第一部材1に対して回動することになる。
また、本実施例は、第一回動軸部4及び第二回動軸部5夫々の一の部位をヒンジ基体3に設けられる取付部材16(取付金具)に設け、他の部位を第一回動軸部4は第一部材1へ、第二回動軸部5は第二部材2に設けて、第一部材1に対して第二部材2をヒンジ基体3の第一回動軸部4,第二回動軸部5の平行二軸を軸にこのヒンジ基体3を介して回動させることで第一部材1の表面に重合した状態から第一部材1の背面に重合した状態となる第二部材2を回動自在となるように構成される。
以下、第一回動軸部4及び第二回動軸部5について説明する。
第一回動軸部4は、回動軸6を軸に互いに相対回動自在に設けられる第一部材1の回動と共に回動するカム部7と、このカム部7に係合付勢機構S1により係合付勢され、前記ヒンジ基体3の回動と共に回動するカム係合部8とを有し、このカム部7とカム係合部8とが相対回動によって互いに係合することでその回動位置が係合保持されるように構成されている。
具体的には、図5に図示したようにヒンジ基体3に設けられる左右一対の取付部材16に回動軸6を回動自在に設けるとともに、第一部材1(本体部)に連結する左右一対の連結部材17(連結金具)に前記回動軸6の左右端部夫々を回り止め状態に設け、この回動軸6の左右位置にして取付部材16の外側位置に凸部を有するリング状のカム部7をスライド自在にして回り止め状態に被嵌し、また、このカム部7の凸部に係合する凹部を有するリング状のカム係合部8を取付部材16に回り止め状態にして回動軸6に回動自在に被嵌されている。
また、回動軸6と共にカム係合部8に対して相対回動することで凹凸係合するカム部7を係合離反方向にスライド移動自在に設けると共に、このカム部7が係脱するに際して離反方向に移動した際係合方向に付勢する係合付勢機構S1を設けている。具体的には、本実施例では、バネ18によって、回動軸6に回り止め状態にしてスライド自在に被嵌したカム部7を押圧付勢してカム部7とカム係合部8とを係合付勢し、カム部7とカム係合部8との凹凸係合が脱して回動するときにはこのバネ18に付勢された状態で回動することとなるように構成している。
従って、ヒンジ基体3に対して第一部材1を相対回動すると、ヒンジ基体3に設けた取付部材16に対して第一部材1に設けた回動軸6が回動する。即ち、取付部材16に設けたカム係合部8に対して、回動軸6に回り止め状態に設けたカム部7が回動することとなる。
従って、ヒンジ基体3に対して第一部材1を相対回動すると、回動軸6を軸として係合付勢機構S1のバネ18により押圧付勢されつつカム部7とカム係合部8とは相対回動して、カム部7の凸部はカム係合部8の凹部に凹凸係合する。
従って、係合付勢機構S1による押圧付勢とこの凹凸の吸い込み力によるカム係合付勢によって回動付勢が生じ、この係合付勢機構S1に付勢された凹凸係合によって、係合状態が保持される。
また、本実施例では、カム部7に設けた一つの凸部12(第一の凸部)が係合若しくは係合途中となる一対の凹部13(第一の凹部)を前記カム係合部8に設けるとともに、同様に係合若しくは係合途中となる一つの凸部14(第二の凸部)と一対の凹部15(第二の凹部)を前記カム部7と前記カム係合部8に設けている。
具体的には、図6,7に図示したように前述のように前記カム部7に設けた第一の凸部12が係合する一対の第一の凹部13を前記カム係合部8の200度対向位置に設け、更に、この第一の凸部12の対向位置に設けた第二の凸部14が係合する一対の第二の凹部15を前記カム係合部8の200度対向位置に設けている。
また、本実施例では、第一の凸部12及びこれと係合する前記第一の凹部13の相対回動軌跡位置を決定するこれらの形成位置の相対回動中心からの距離と、前記第二の凸部14及びこれと係合する前記第二の凹部15の相対回動軌跡位置を決定するこれらの位置の相対回動中心からの距離とが異なるように設定して、前記第一の凸部12,第二の凸部14と前記第一の凹部13,第二の凹部15とが夫々係合若しくは係合途中となるが、カム部7とカム係合部8とを相対回動させた際、前記第一の凸部12及び前記第二の凸部14は前記第二の凹部15及び第一の凹部13には夫々落ち込まずに夫々の周辺を通過して係合しないように構成している。
従って、第一回動軸部4は、カム7とカム係合部8との200度の相対回動に夫々の凸部と凹部とが係合することになる(図8,9,10参照)。
また、本実施例は、前述したようにヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動する際に第一回動軸部4で生じる回動抵抗力を、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動する際に第二回動軸部5で生じる回動抵抗力よりも大きな回動抵抗力に設定しているが、これは第一回動軸部5における係合付勢機構S1の付勢力を後述する第二回動軸部5における係合付勢機構S2の付勢力を強くすることで実現している。この他にも二軸の回動抵抗力の差を設ける手段としては、例えばカム部とカム係合部夫々に設ける凸部と凹部との形状(凸部の高さ・勾配や凹部の深さ・勾配など)を適宜設定したり、カム部とカム係合部夫々の突合せ端面(カム部に係る凸部先端面と該凸部先端面が摺動するカム係合部に係る一対の凹部同士間の先端面)同志の摩擦抵抗を適宜設定したり、これらの組み合わせによっても実現し得る。
また、この第一回動軸部4及び第二回動軸部5で生じる回動抵抗力は、ヒンジ基体3に対して第一部材1及び第二部材2を所定回動回動位置で回動停止状態を保持するフリーストップ機能となる。
第二回動軸部5は、回動軸9を軸に互いに相対回動自在に設けられる第二部材2の回動と共に回動するカム部10と、このカム部10に係合付勢機構S2により係合付勢され、前記ヒンジ基体3の回動と共に回動するカム係合部11とを有し、このカム部10とカム係合部11とが相対回動によって互いに係合することでその回動位置が係合保持されるように構成されており、一端部を第二部材2の基部左右位置に設けた取付孔夫々に連結し、他端部をヒンジ基体3に設けられる一対の取付部材16夫々に連結される軸状パーツとして構成されている。
具体的には、図5に図示したようにケーシング19内に回動自在に配される回動軸9と、該ケーシング19の一端側に露出状態となり回動軸9の一端部に回り止め状態に設けられる軸受部材20と、ケーシング19内に配され回動軸9に回動自在に被嵌されるリング状のカム部10と、このカム部10と凹凸係合する前記軸受部材20に設けられるカム係合部11と、このカム部10を押圧付勢してカム係合部11を付勢する係合付勢機構S2としてのバネ21とからなり、前記ケーシング19を前記第二部材2の取付孔に設け、軸受部材19をヒンジ基体3側(取付部材16)に設けた構成としている。
カム部10及びカム係合部11には互いに相対回動に際して凹凸係合する一対の凸部24と一対の凹部25が180度の相対回動位置に形成されている。
従って、180度の相対回動毎に凸部24と凹部25が係合する係合力が生じる(160度の相対回動毎に凸部24と凹部25が係合途中となる係合力が生じる)ことになり、更に、この凸部24と凹部25が係合しない相対回動に際してはカム部10とカム係合部11同志の先端部同志の擦り合わせ回動抵抗によりフリーストップ機能が生じることになる。
前述したように第一回動軸部5における係合付勢機構S1の付勢力を第二回動軸部5における係合付勢機構S2の付勢力を強くすることで、基体3に対して第一部材1が相対回動する際に第一回動軸部4で生じる回動抵抗力を、ヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動する際に第二回動軸部5で生じる回動抵抗力よりも大きな回動抵抗力に設定している。
符号26は左右の取付部材16間に架設され該取付部材16同志を所定間隔を介して支持する支持部材である。
以上のように、前述した従来例と異なり、各軸は勝手に回動せず、第二回動軸部5の回動を優先することで第一部材1に対する第二部材2の良好な回動が達成され、非常に使い易い第一部材1と第二部材2との回動連結構造が得られることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例に係る要部の説明図である。 本実施例の動作説明図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例に係る要部の説明図である。 本実施例に係る要部の説明図である。 本実施例に係る要部の説明図である。 本実施例に係る要部の説明図である。 本実施例に係る要部の説明図である。 本実施例の動作説明図である。 本実施例の動作説明図である。
符号の説明
P1 回動位置
P2 回動位置
S1 係合付勢機構
S2 係合付勢機構
1 第一部材
2 第二部材
3 ヒンジ基体
4 第一回動軸部
5 第二回動軸部
6 回動軸
7 カム部
8 カム係合部
9 回動軸
10 カム部
11 カム係合部
12 第一の凸部
13 第一の凹部
14 第二の凸部
15 第二の凹部

Claims (9)

  1. ヒンジ基体に対して第一部材を第一回動軸部を軸として相対回動自在に構成すると共に、前記ヒンジ基体に対して第二部材を第二回動軸部を軸として相対回動自在に構成して、前記第一部材に対して前記第二部材を前記ヒンジ基体の前記第一回動軸部,第二回動軸部の平行二軸を軸にこのヒンジ基体を介して回動させることで第一部材の表面に第二部材を重合した状態から第一部材の背面に第二部材が重合する状態まで回動自在となるように構成したヒンジ装置であって、前記ヒンジ基体に対して第一部材が相対回動する際に前記第一回動軸部で生じる回動抵抗力を、前記ヒンジ基体に対して第二部材が相対回動する際に前記第二回動軸部で生じる回動抵抗力よりも大きな回動抵抗力に設定して、前記第一部材に対する第二部材の回動の際、この回動抵抗力の差により、ヒンジ基体に対して第二部材が相対回動している間はヒンジ基体に対して第一部材は相対回動せずヒンジ基体は回動停止状態が維持され、ヒンジ基体に対する第二部材の相対回動が阻止された後、更に力を加えることでヒンジ基体に対して第一部材が相対回動してヒンジ基体は回動開始するように、前記第一回動軸部,第二回動軸部で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 前記ヒンジ基体の一端部に対して第一部材の端部を第一回動軸を軸として相対回動自在に構成して、ヒンジ基体の一端部に対して第一部材を相対回動することでヒンジ基体の他端部が第一部材の表面側に突出した状態から背面側に突出した状態となるまで相対回動自在に構成すると共に、このヒンジ基体の他端部に対して第二部材の端部を第二回動軸部を軸として相対回動自在に構成して、ヒンジ基体の他端部に対して第二部材を相対回動することで第二部材が第一部材の表面及び背面に対して重合した状態から所定角度回動させた所定回動角度まで相対回動自在となるように構成することで、第一部材に対して前記第二部材を前記ヒンジ基体の前記第一回動軸部,第二回動軸部の平行二軸を軸にこのヒンジ基体を介して回動させることで第一部材の表面に第二部材を重合した状態から第一部材の背面に第二部材が重合する状態まで回動自在となるように構成したことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
  3. 前記第二部材を第一部材の表面に重合した状態から所定角度回動させた回動位置までの回動範囲における第一部材に対する第二部材の回動の際、及び、前記第二部材を第一部材の背面に重合した状態から所定角度回動させた回動位置までの回動範囲における第一部材に対する第二部材の回動の際、ヒンジ基体に対して第二部材が相対回動している間はヒンジ基体に対して第一部材は相対回動せずヒンジ基体は回動停止状態が維持されるように前記第一回動軸部,第二回動軸部で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  4. 前記第二部材を第一部材の表面に重合した状態から回動させる回動開始の際、及び、前記第二部材を第一部材の背面に重合した状態から回動させる回動開始の際、第一部材よりも第二部材が優先してヒンジ基体に対して相対回動するように前記第一回動軸部,第二回動軸部で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  5. 前記第一回動軸部は、回動軸を軸に互いに相対回動自在に設けられる第一部材の回動と共に回動するカム部と、このカム部に係合付勢機構により係合付勢され、前記ヒンジ基体の回動と共に回動するカム係合部とを有し、このカム部とカム係合部とが相対回動によって互いに係合することでその回動位置が係合保持されるように構成されており、第二回動軸部は、回動軸を軸に互いに相対回動自在に設けられる第二部材の回動と共に回動するカム部と、このカム部に係合付勢機構により係合付勢され、前記ヒンジ基体の回動と共に回動するカム係合部とを有し、このカム部とカム係合部とが相対回動によって互いに係合することでその回動位置が係合保持されるように構成されており、前記第一回動軸部におけるカム部とカム係合部との係合力を、第二回動軸部におけるカム部とカム係合部との係合力よりも大きな係合力に設定して、前記第二部材を第一部材の表面に重合した状態から回動させる回動開始の際、及び、前記第二部材を第一部材の背面に重合した状態から回動させる回動開始の際、第一回動軸部におけるカム部とカム係合部よりも第二回動軸部におけるカム部とカム係合部とが先に係脱して、第一部材よりも第二部材が優先してヒンジ基体に対して相対回動するように前記第一回動軸部,第二回動軸部で生じる回動抵抗力の差を設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  6. 前記第一回動軸部は、前記カム部に設けた第一の凸部が係合若しくは係合途中となる第一の凹部を前記カム係合部に設けるとともに、同様に係合若しくは係合途中となる第二の凸部と第二の凹部を前記カム部と前記カム係合部に設け、前記第一の凸部,第二の凸部と前記第一の凹部,第二の凹部とは夫々係合若しくは係合途中となるが、相対回動させた際、前記第一の凸部及び前記第二の凸部は前記第二の凹部及び前記第一の凹部には夫々落ち込まずに夫々の周辺を通過して係合しないように構成されていることを特徴とする請求項5載のヒンジ装置。
  7. 前記第一の凸部及びこれと係合する前記第一の凹部の相対回動軌跡位置を決定するこれらの形成位置の相対回動中心からの距離と、前記第二の凸部及びこれと係合する前記第二の凹部の相対回動軌跡位置を決定するこれらの位置の相対回動中心からの距離とが異なるように設定して、前記第一の凸部,第二の凸部と前記第一の凹部,第二の凹部とは夫々係合若しくは係合途中となるが、相対回動させた際、前記第一の凸部及び前記第二の凸部は前記第二の凹部及び前記第一の凹部には夫々落ち込まずに夫々の周辺を通過して係合しないように構成されていることを特徴とする請求項5,6いずれか1項に記載のヒンジ装置。
  8. 本体部を前記第一部材若しくは前記第二部材とし、開閉部を前記第二部材若しくは前記第一部材とし、この本体部と開閉部とを前記請求項1〜7のいずれか1項に記載のヒンジ装置によって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器。
  9. 前記ヒンジ基体に対して前記第一部材を前記第一回動軸部を軸として相対回動自在に構成すると共に、前記ヒンジ基体に対して前記第二部材を前記第二回動軸部を軸に相対回動自在に構成して、前記第一部材に対して前記第二部材を前記ヒンジ基体の前記回動軸部の平行二軸を軸にこのヒンジ基体を介して360度回動させることで第一部材の表面に第二部材を重合した状態から第一部材の背面に第二部材が重合した状態となるまで回動自在となるように構成したヒンジ装置を採用し、少なくとも第一部材と第二部材との一方にカメラ部、他方にこのカメラ部によって写されるディスプレイ部を設けて、このカメラ部とディスプレイ部とが互いに合わさり隠蔽する収納状態から第一部材に対して第二部材を360度回動して互いに反対方向に露出する使用状態に切り替え可能となるデジタルカメラとして使用可能となる構成としたことを特徴とする請求項8記載のヒンジ装置を用いた電子機器。
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