JP2009196741A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009196741A
JP2009196741A JP2008038328A JP2008038328A JP2009196741A JP 2009196741 A JP2009196741 A JP 2009196741A JP 2008038328 A JP2008038328 A JP 2008038328A JP 2008038328 A JP2008038328 A JP 2008038328A JP 2009196741 A JP2009196741 A JP 2009196741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
paper
recording material
discharge tray
side guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008038328A
Other languages
English (en)
Inventor
Naho Kurokawa
奈保 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008038328A priority Critical patent/JP2009196741A/ja
Publication of JP2009196741A publication Critical patent/JP2009196741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 排紙トレイを着脱することなく、フラットパス記録の給排紙トレイを構成するとともに被記録材の給紙位置へのセットを容易にする。被記録材を排出するときの排出動作の妨げや被記録材の傷つきをなくす。
【解決手段】 フラットパスにおける被記録材の給紙および排紙に使用される給排紙トレイ710を備えた記録装置である。給排紙トレイは、排紙される被記録材を積載するための第1ポジションと、フラットパスで被記録材を給紙および排紙するための第2ポジションとの間で移動可能である。給排紙トレイが第2ポジションへ移動したとき被記録材を案内するサイドガイド910が給排紙トレイ上に突出し、フラットパス記録で被記録材を排紙するときサイドガイドは被記録材と接触しない位置へ退避する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、排紙手段から装置内へ延びるフラットパスにおける給紙および排紙が可能な給排紙トレイを備えた記録装置に関する。
画像情報に基づいて記録ヘッドにより被記録材に記録を行う記録装置は、一般に、給紙手段から給送される被記録材を画像形成部へ搬送し、画像形成部で記録した後に排紙手段から排出する構成になっている。記録装置においては、ボード紙等の厚い被記録材や補助トレイに搭載されたCD−R等の記録メディアに記録する場合、通常の被記録材の搬送路とは異なる平坦な搬送路であるフラットパスで搬送しながら記録が行われる。また、フラットパスで記録する場合には、給紙トレイと排紙トレイを兼ねた給排紙トレイが使用されている。
特許文献1には、略水平な搬送路に着脱自在な給排紙トレイを設けることにより、厚手の被記録材に記録を行う記録装置が開示されている。また、特許文献2には、厚手原稿搬送のために、ユーザーが排紙トレイの位置を変えることにより、略水平な搬送路を形成するものが開示されている。さらに、特許文献3には、記録紙が排出されるときにはトレイ上のサイドガイドを退避させる構成のものが開示されている。
特開2003−104590号公報 特開2007−069578号公報 特開平06−016318号公報
特許文献1の技術では、給排紙トレイを着脱自在な構成にしているため、使用しないときに収納するための手間を要していた。また、被記録材の側端縁を規制するためのサイドガイドが固定されているため、給排紙トレイ上に排出される被記録材がサイドガイドに当接し、被記録材が傷付いたり、ジャムが発生するおそれがあった。特許文献2の技術では、給紙トレイと排紙トレイに兼用しているため、用紙の端縁を規制するサイドガイドを設けることができず、ユーザーが目印などに沿って用紙を挿入しなければならなかった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、着脱することなく、排紙トレイとして使用可能であるとともに、排紙手段から装置内へ延びるフラットパスの給紙トレイおよび排紙トレイとして兼用可能な給排紙トレイを備えた記録装置を提供することである。
本発明の記録装置は、給紙手段と、給紙された被記録材を搬送する搬送手段と、搬送される被記録材に画像を記録する記録手段と、被記録材を排出する排紙手段と、被記録材を保持するための給排紙トレイと、前記排紙手段から装置内へ延びる搬送路を形成するフラットパスと、を備え、前記給排紙トレイは、前記排紙手段から排出される被記録材を積載するための第1ポジションと、前記排紙手段から前記フラットパスへ被記録材を給紙するとともに前記排紙手段から排出される被記録材を受けるための第2ポジションとの間で移動可能であり、前記給排紙トレイが前記第2ポジションへ移動したとき、被記録材の幅方向の端部を案内するためのサイドガイドが前記給排紙トレイから突出することを特徴とする。
本発明によれば、着脱することなく、排紙トレイとして使用可能であるとともに、排紙手段から装置内へ延びるフラットパスの給紙トレイおよび排紙トレイとして兼用可能な給排紙トレイを備えた記録装置が提供される。
以下に本発明の実施形態を説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示す。
〔第1の実施形態〕
図1は給紙手段から給送される被記録材に記録するときの記録装置の斜視図である。図2は記録装置の構成を示す斜視図である。図3は記録装置の構成を示す縦断面図である。図4は記録ヘッドおよびインクタンクの斜視図である。図5はフラットパスを用いて記録可能にした記録装置の前面斜視図である。図6はフラットパスを使用するときの記録装置の背面斜視図である。図7はフラットパスで被記録材に記録するときの記録装置の縦断面図である。
記録装置は、給紙手段を構成する給紙部、搬送手段を構成する搬送部、排紙手段を構成する排紙部、記録手段を構成する画像形成部を備えており、これらは外装部により覆われている。また、装置内には、ボード紙等の厚い被記録材や、CD−R等の記録メディアを搭載した補助トレイを画像形成部を通して搬送するための平坦な搬送路を形成するフラットパスが設けられている。本願では、記録メディアを搭載した補助トレイも一種の被記録材である。なお、本実施形態に係る記録装置はインクジェット記録装置であり、記録ヘッドのインク吐出性能を維持回復するための回復手段を構成するクリーニング部を備えている。
外装部は、下ケース780、上ケース740、アクセスカバー730、コネクタカバーおよびフ給排紙トレイ710を備えている。給排紙トレイ710は、排紙手段の排紙口を塞ぐ位置と開口する位置との間で移動可能である。上ケース740には開閉可能なアクセスカバー730が取り付けられており、インクタンク190および記録ヘッド110を交換することができる。記録ヘッド110は、異なる色のインクを吐出する複数の吐出口列を有し、各吐出口列ごとに交換可能なインクタンク190が装着されている。記録ヘッド110と各色インクタンク190により記録ヘッドカートリッジ100が構成されている。上ケース740の背面部には、給紙手段の給紙トレイ260が開閉可能に取り付けられている。給紙トレイ260は使用されないときは外装部の一部となる。
給紙手段は、給紙ローラ280、圧板210、分離ローラ241および戻しレバー220などをベース200に取り付けて構成されている。給紙ローラ280は、給紙トレイ260に積載された被記録材を給送するものであり、圧板210は積載された被記録材を給紙ローラ280に圧接するものである。分離ローラ241は給紙ローラ280と協働して被記録材を1枚ずつに分離して給送するものであり、戻しレバー220は給紙ローラ280まで送り出された余分の被記録材を積載位置に戻すものである。
搬送手段を構成する搬送部は、給送されてきた被記録材を画像形成部を通して搬送するための搬送ローラ360と、搬送ローラ360に押圧されて従動回転するピンチローラ370を有する。ピンチローラ370は、ばね付勢された揺動可能なピンチローラホルダ300に保持されている。また、搬送部には、被記録材の先端および後端を検知するためのPE(ペーパーエンド)センサレバー321およびPEセンサ322が設けられている。また、搬送上流側には、入口を構成するガイドフラッパ339が配されている。
搬送ローラ360の搬送下流側には、記録ヘッド110により画像を形成する画像形成部が配設されている。画像形成部には、画像を形成される被記録材を支持するプラテン340が配されている。搬送ローラ360の軸上には搬送量を検知するためのコードホイールが固定されている。このコードホイールのマーキングをコードセンサで読み取ることにより、搬送ローラ360による搬送量従って被記録材の位置を検知することができる。
排紙手段を構成する排紙部には、第1排紙ローラ310および第2排紙ローラ311が配されている。拍車ホルダ330に軸支された拍車320を各排紙ローラ310、311に押圧することで搬送力を発生している。第1排紙ローラ310および第2排紙ローラ311は、搬送モータ317により搬送ローラ360と同期駆動される。各拍車320は、棒状のばねを介して拍車ホルダ330に揺動可能に取り付けらており、ばね付勢により排紙ローラ310、311に押圧されている。以上の排紙手段によれば、給紙部から給送されて画像形成された被記録材は、排紙ローラ310、311と拍車320とにより排紙口315から排出され、排出口315より下方の位置にセットされた給排紙トレイ710上に排出される。図示の例では、給排紙トレイ710から引き出されたトレイ板316上に排出される
記録手段を構成する画像形成部には、記録ヘッド110を搭載して被記録材の幅方向に移動可能なキャリッジ400が設けられている。記録ヘッド110には各色インクタンク190が交換可能に装着されている。キャリッジ400は、ガイドシャフト420およびガイドレール120に沿って往復移動可能であり、キャリッジモータによりタイミングベルト441を介して駆動される。また、キャリッジ400は、ガイドシャフト420をカム機構によりシャーシ101に対して上下移動させることにより、昇降可能に構成されている。キャリッジ400の昇降により、記録ヘッド110と被記録材との隙間を調整することができる。
キャリッジ400上の記録ヘッド110の主走査方向の位置は、エンコーダスケールをキャリッジ上のエンコーダセンサで読み取ることにより検知される。キャリッジ400上の基板と装置のメイン基板は、フレキシブルケーブルを介して電気的に接続されている。さらに、キャリッジ400には、記録ヘッド110の記録画像に対する位置を検知するための反射型光センサからなる位置検知センサが搭載されている。この位置検知センサは、例えば、補助トレイに搭載されて搬送される記録メディアへ記録を行うときの記録ヘッドの位置、あるいは記録された画像の位置を検知するために使用される。以上の記録手段からなる画像形成部によれば、記録ヘッド110で記録しながらキャリッジ400を移動させる主走査と、搬送ローラ360により被記録材を搬送する副走査とを交互に繰り返すことにより、被記録材全体の記録が行われる。記録された被記録材は、排紙手段を通して、給排紙トレイ710上に排出される。
本実施形態に係る記録装置はインクジェット記録装置であることから、キャリッジ400の移動範囲内であって記録領域を外れた所定位置に、記録ヘッドのインク吐出性能を維持回復するための回復手段であるクリーニング部が配設されている。クリーニング部は、記録ヘッド110の吐出口面を覆うためのキャップと、吐出口面を拭き取り清掃するためのワイパーと、キャップに接続された吸引ポンプとを備えている。キャップで吐出口を密閉した状態で吸引ポンプを作動させることにより、吐出口からインクを強制的に吸引排出させ、吐出口内のインクをリフレッシュさせることができる。また、吐出口面を開放した状態で、キャップもしくはインク受けにインクを吐出することにより吐出口内のインクをリフレッシュさせることもできる。
本実施形態に係る記録装置には、排紙手段から装置内へ延びる平坦な搬送路を形成するフラットパスとが設けられている。給紙手段から給紙する場合の搬送路はピンチローラ370に到達するまでは湾曲しており、被記録材は湾曲された状態で搬送される。従って、例えば0.5mm程度以上の厚い被記録材やCD−R等の記録メディアを搭載した補助トレイなど、非可撓性の被記録材を給紙手段から給紙しようとすると、曲げられた被記録材の反力により搬送抵抗が増大し、給送が不可能になることがある。また、給送が可能であっても、排出された被記録材が変形したままになったり、折れたりすることがある。そこで、厚い被記録材、曲げたくない被記録材、CD−Rなど、曲げることができない被記録材に記録するために、全体を平坦な搬送路で形成したフラットパスが設けられている。フラットパスを用いる記録動作を、通常の記録動作と区別するため、フラットパス記録と称し、通常の記録動作を通常記録と称する。
図8はフラットパス記録のために給排紙トレイが第2ポジションにあるときの斜視図である。図9は給紙手段から給紙される被記録材に記録する通常記録のために給排紙トレイが第1ポジションにあるときの斜視図である。図10は給排紙トレイが第2ポジションにあってサイドガイドが突出しないときの一部破断斜視図である。図11は給排紙トレイが第2ポジションにあってサイドガイドが突出しないときの一部破断斜視図である。本実施形態に係る記録装置は、フラットパス記録において、排紙手段からフラットパスへ給紙する被記録材を載置する給排紙トレイ710を備えている。この給排紙トレイ710は、フラットパスをスイッチバック搬送される間に記録され、排紙手段から排出される被記録材を受ける排紙トレイとしての機能も有する。
フラットパス記録には、装置本体の背面の開口部から(給紙部の下方)から手差し給紙し、画像形成部で記録した被記録材を排紙部(装置前面)から排出する一方通行タイプがある。これに対し、本実施形態に係るフラットパス記録は、被記録材を装置前面の排紙口から記録開始位置まで給送し、そこからスイッチバック搬送しながら記録を行って排紙口から排出するものである。図7には、本実施形態に係る記録装置の排紙口から装置内に延びる平坦なフラットパスが示されている。
通常記録のときは、給排紙トレイ710は、数十枚の被記録材を積載可能な排紙トレイを兼ねるため、排紙手段の排紙口315より下方に位置している。しかし、フラットパス記録のときは、被記録材を排紙口から水平に装置内へ給紙するため、給排紙トレイ710は排紙口と同じ位置まで上昇させる必要がある。この排紙口315の高さはフラットパスの出口と同じ高さである。そこで、給排紙トレイ710の両端部にはピニオン930が軸支されており、ピニオン930は、下ケース780に固定されたラックホルダ920に設けられたラック931に噛み合っている。ピニオン930を駆動することにより、給排紙トレイ710をラック931に沿って昇降させることができる。通常記録の場合は、給排紙トレイ710を排紙口315の下方に設定された第1ポジションへ下降させる。また、フラットパス記録の場合は、給排紙トレイ710は排紙口の高さに設定された第2ポジションまで上昇させる。給排紙トレイ710は、フック等により、各ポジションに固定される。
給排紙トレイ710がフラットパスの出口と同じ高さの第2ポジションまで移動させると、被記録材の幅方向の端部を案内(位置規制)するためのサイドガイド910が給排紙トレイ710上に突出する。サイドガイド910の動作については、後述する。また、給排紙トレイ710の位置はセンサで検知され、その検知に基づいてフラットパス記録モードであるか通常記録モードであるかが判別される。
ここで、給排紙トレイ710に設けられたサイドガイド910の突出動作について説明する。給排紙トレイ710が通常記録の排紙トレイとして使用される第1ポジションにあるとき、サイドガイド910は給排紙トレイ710の上面より下がった退避位置にあり、突出していない。従って、排出されてくる被記録材の動きを妨げることはない。具体的には、サイドガイド910は支点910bを中心に回動可能に軸支されている。そこで、支点910bより排紙方向下流側に被記録材の端縁に接触可能なガイド部分911が形成され、その反対側には排紙上流側へ突出した突起部910aが形成されている。そして、サイドガイド910は、ガイド部分911が上昇する回動方向にばね902により付勢されている。
給排紙トレイ710が下方位置である第1ポジションにあるとき、ラックホルダ920から内方へ突出する突起部920aがサイドガイド910の突起部910aを下側から押し上げる。従って、サイドガイドのガイド部分911がばね902に抗して押し下げられる。これにより、サイドガイド910は、その全体が給排紙トレイ710の上面より下がった位置に押し下げられている。つまり、通常記録のときのように給排紙トレイ710が第1ポジションにあるときは、サイドガイド910は給排紙トレイ710から突出しない状態になる。
一方、フラットパス記録において給排紙トレイ710が排紙口315のレベルである第2ポジションにあるときは、サイドガイド910の突起部910aが上昇することでラックホルダ920の突起部920aから離れる。このため、サイドガイド910は、ばね902の付勢力によりガイド部分911が上昇する方向に回動される。つまり、給排紙トレイ710が第1ポジションから第2ポジションへ移動すると、サイドガイド910は突出した状態から突出しない状態に変化する。
厚い被記録材や非可撓性の被記録材に記録するフラットパス記録においては、図7に示すような平坦なフラットパスに沿って被記録材を搬送する。このため、給排紙トレイ710の第1ポジションは図7に示すフラットパスと同じレベルでもある。また、フラットパス記録モードでは、厚い被記録材や非可撓性の被記録材に記録することから、記録ヘッド110とプラテン340との間に通常の記録より大きな隙間が必要な場合がある。その場合は、記録ヘッド110の位置を上昇させることになる。記録ヘッド110の上昇および下降は、ガイドシャフト420の両端部に設けられた回動カム等からなるキャリッジ昇降機構を用いてガイドシャフト420を上昇および下降させることにより行われる。つまり、キャリッジ400を上昇させて記録ヘッド110を上昇させることにより、プラテン340との距離を増大させる。
また、フラットパス記録モードでは、被記録材を給排紙トレイ710に載せて給紙するときは、まず、外装部に配されたフラットパスキー304を操作する。これにより、拍車ホルダ330およびピンチローラホルダ300が持ち上げられ、拍車320およびピンチローラ370が被記録材の厚さより高い位置まで離間する。これは、フラットパス記録で搬送する厚い被記録材や非可撓性の被記録材を挿通させた後に挟持するためである。
ここで、拍車ホルダ330の持ち上げ動作を説明する。図12は拍車が排紙ローラに圧接されているときの斜視図である。図13は拍車が排紙ローラから離間しているときの斜視図である。拍車ホルダ330の両端部には突起部330aが設けられ、各突起部330aは両端部のカム321に乗っている。各カム321は軸322に固定されている。軸322は不図示のモータによりギア323を介して回転駆動可能である。ユーザーがフラットパスキー304を操作すると、カム321が矢印K方向に回動駆動され、約180度回動した位置に停止する。これにより、図13に示すように、拍車ホルダ330が上方へ移動し、排紙ローラ311と拍車320との間に隙間が形成される。なお、搬送ローラ360とピンチローラ370との間に隙間を形成する場合も、上述と同様のカム機構によりピンチローラホルダ300を持ち上げてピンチローラ370を上方へ移動させることができる。
また、図6に示すように、リアトレイボタン701を押すことにより、装置背面に設けられたリアトレイ702を開き、さらに、リアサブトレイ703をV字に開くことも可能である。リアトレイ702およびリアサブトレイ703は、長い被記録材(補助トレイを含む)を装置前面(排紙口側)から挿入した場合に装置背面から突出する場合があることから、そのような場合にも被記録材を支えるためのトレイである。厚い被記録材の場合は、記録中にフラットな姿勢を保たないと、記録ヘッドと擦れたり、搬送負荷が変化するなどして画質低下を招くおそれがあることから、装置背面から突出するトレイは長い被記録材をフラットパス記録するときに有効である。ただし、装置背面からはみ出ない程度の長さの被記録材の場合は、これらのトレイを開く必要はない。
以上の動作により、被記録材を排紙口315からフラットパスへ挿入可能となる。そこで、ユーザーは、被記録材の右側の端部をサイドガイド910に沿わせて挿入し、後端部(手前側の端部)を給排紙トレイ710のマーカ位置913に揃える。ここで再度フラットパスキー304を操作して拍車ホルダ330を下降させ、第1排紙ローラ310および第2排紙ローラ311と拍車320との間で被記録材を挟持する。次いで、排紙ローラ310、311を通常記録とは逆方向に回転させて被記録材を装置内へ引き込む。被記録材を引き込む距離は、最も短い被記録材の後端が搬送ローラ360に届くまでの距離とする。こうして、被記録材が搬送ローラ360に到達したところで、ピンチローラホルダ300を降ろし、被記録材を搬送ローラ360とピンチローラ370で挟持する。そして、搬送ローラ360を逆方向に回転させ、被記録材の後端部を搬送ローラ360とピンチローラ370で挟持するところまで逆搬送する。これで、被記録材が記録待機位置にセットされたことになる。
排紙ローラ310、311と拍車320とのニップ力は、通常記録における排紙動作が記録画像に悪影響を与えないように、比較的弱く設定されている。従って、そのままでは、フラットパス記録において記録を開始するときの被記録材の位置がずれるおそれがある。しかし、本実施形態では、挟持力が比較的高い搬送ローラ360とピンチローラ370のニップで被記録材を挟持しているので、被記録材を精確な位置にセットすることができる。また、プラテン340と拍車ホルダ330との間にフラットパスにおけるPEセンサ307(図7)が配されている。従って、被記録材を所定量だけ装置内へ給送するとき、PEセンサ307によって被記録材の後端位置(後述のフィードバック搬送で記録するときの前端位置)を検知することによっても、被記録材のセット位置を高精度に維持することができる。
被記録材を記録待機位置にセットすると、記録コマンドを実行する。すなわち、搬送ローラ360を通常記録の搬送方向である正方向に回転させて、被記録材を記録ヘッド110による記録開始位置までフィードバック搬送する。これ以降は、通常記録の場合と同じ記録動作によって被記録材に画像を形成していく。そして、記録された被記録材は、フラットパスの出口(排紙口)と同じレベルの第2ポジションにセットされた給排紙トレイ710に排出される。給排紙トレイ710が第2ポジションにセットされているフラットパス記録においては、サイドガイド910は、給紙する被記録材を給排紙トレイ上に載置するとき給排紙トレイ710から突出している。しかし、被記録材がスイッチバック搬送で記録されて排出されるときは給排紙トレイ710の上面より下方の位置へ退避している。サイドガイド910を退避させる理由は、通常記録の場合と同様であり、排出されてくる被記録材とサイドガイドとの接触を防ぐためである。
次に、被記録材がフラットパスから排出されるときに、サイドガイド910を被記録材と接触しない位置へ退避させる動作について説明する。前述のように第1および第2排紙ローラ310、311は、搬送ローラ360と同期回転する。図11において、第2排紙ローラ311の軸上にはギア921が固定されており、ギア921の回転はアイドラギア922を介して太陽ギア923へ伝達される。太陽ギア923はギアハウジング924の揺動中心に所定の負荷トルクをもって回転可能に軸支されており、ギアハウジング924には太陽ギア923と噛み合った遊星ギア925が回転自在に軸支されている。排紙ローラ311の排紙方向(矢印A方向)の回転に伴って太陽ギア923が矢印C方向に回転すると、ギアハウジング924が矢印D方向に回動する。
すると、ギアハウジング924の突起部924aは、サイドガイド910の回動支点910bよりガイド部分911側の部分を下方へ押圧することで、サイドガイド910をばね902に抗して支点910bを中心に矢印E方向(反時計回り)に回動させる。これにより、サイドガイド910は給排紙トレイ710の上面から突出しない退避位置へ回動させられる。退避位置へ回動したサイドガイド910が給排紙トレイ710に当接すると、ギアハウジング924はその揺動中心に設けられたトルクリミッタの作用により停止する。このようにして、給排紙トレイ710が第2ポジションにあるときでも、被記録材が排紙されてくるときは、サイドガイド910が給排紙トレイ710より下方へ退避する。このため、サイドガイド910が排紙動作の妨げになることはない。フラットパスで記録された被記録材の排紙が終了すると、排紙ローラ310、311を逆回転させる。すると、ギアハウジング924とともに突起部924aが矢印Dと逆方向に移動してサイドガイド910から離れるため、サイドガイド910はばね902の付勢力により再び上昇し、給排紙トレイ710から突出する位置にセットされる。
なお、本実施形態では、サイドガイド910を下方へ退避させる手段として、遊星ギア925を用いたが、これはソレノイドなど、その他の駆動手段を用いて退避させても良い。1枚目に続いて2枚目のフラットパス記録を行う場合は、記録した被記録材を給排紙トレイ710から取り出し、次の被記録材を給排紙トレイ710上にセットし、前述の動作を繰り返せば良い。具体的には、上述のフラットパスキー304を押すことによって、拍車ホルダ330およびピンチローラホルダ300を持ち上げて拍車320およびピンチローラ370離間させる動作から開始する。一方、フラットパス記録を終了する場合は、給排紙トレイ710を第1ポジションから第2ポジションへ戻すことにより、通常記録モードに戻すことができる。
以上説明した実施形態によれば、排紙トレイを着脱することなく、排紙トレイとして使用可能であるとともに、排紙手段から装置内へ延びるフラットパスの給紙トレイおよび排紙トレイとして兼用可能な給排紙トレイを備えた記録装置が提供される。また、フラットパス記録で被記録材を給紙位置にセットするときは、サイドガイドで端縁を案内することにより容易にセットすることができる。また、通常記録およびフラットパス記録で被記録材を排出するときは、サイドガイドを退避させることにより排出動作の妨げをなくすとともに被記録材の傷つきをなくすことができる。
〔第2の実施形態〕
図14は第2の実施形態に係る斜視図である。本実施形態では、被記録材の一方の幅方向の端部を案内するサイドガイド910に加えて、被記録材の幅方向に移動可能な第2のサイドガイド915を追加したものである。第2のサイドガイド915も、前述の第1のサイドガイド910と同期して給排紙トレイ710の上面から突出したり下方へ退避したりする。
第2のサイドガイド915は、給排紙トレイ710がフラットパス記録のための第2ポジションへ移動したときに給排紙トレイ710から突出する。そして、被記録材がフラットパスをスイッチバック搬送されて排紙手段から排出されるとき被記録材と接触しない位置に退避する。また、第2のサイドガイド915は、給排紙トレイ710が通常記録のための排紙トレイとして機能する第1ポジション(下位置)にセットされた状態では、常に被記録材と接触しない位置に退避している。
図14において、装置の前面側から見て右端部の固定位置にサイドガイド910が配され、左寄りの対向位置に幅方向に位置調整可能な第2のサイドガイド915が配されている。第2のサイドガイド915はユーザーの操作により矢印G方向に移動可能である。第2のサイドガイド915には、被記録材の幅方向外向きに突出した突起部915aが設けられている。この突起部915aは、第2のサイドガイド915を最小幅の被記録材の左側の端部に合わせて移動させたときでも、遊星ギア945のギアハウジング944の突起部944aに係合可能な長さを有する。第2のサイドガイド915を上向きに付勢するばね903も、第2のサイドガイド915とともに左右方向に移動可能である。遊星ギア945は、右側端部のサイドガイド910を退避させるための遊星ギア925と同軸に固定されており、従って遊星ギア925と同期回転する。
かかる構成により、排紙ローラ311が排出方向に回転すると、図11に示す右側端部のギアハウジング924の場合と同様、ギアハウジング944により第2のサイドガイド915がばね903に抗して下方へ押し付けられる。これにより、第2のサイドガイド915も、右側のサイドガイド910と連動して給排紙トレイ710の上面から退避する。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
〔第3の実施形態〕
図15は搬送方向と交差する方向に移動可能なサイドガイドを備えた第3の実施形態に係る給排紙トレイの斜視図である。図16は第3の実施形態に係る給排紙トレイにおいてサイドガイドを搬送方向と交差する方向へ移動させる機構を示す一部破断平面図である。第1の実施形態では、フラットパス記録の給紙時にはサイドガイドを突出させ、排紙時に給排紙トレイの上面から下方へ退避させる構成とした。これに対し、本実施形態では、フラットパス記録の給紙時にはサイドガイドを同様に突出させるが、排紙時にはサイドガイドを被記録材の幅方向に退避させるように構成される。
図15および図16において、給排紙トレイ710が第1ポジションにあるとき、サイドガイド950は、第1の実施形態と同様、ラックホルダ920の突起部920aにより給排紙トレイ710の上面より下方へ押し下げられている。図15は給排紙トレイ710が第2ポジションにセットされている状態を示す。この状態では、サイドガイド950は、第1の実施形態のサイドガイド910と同様、ラックホルダ920の突起部920aの押圧が解除されることにより、給排紙トレイ710の上面より突出する。
図16には、サイドガイド950を搬送方向と交差する方向に移動させる移動機構が示されている。図16において、給排紙トレイ710の上面より下方の位置にソレノイド955が内蔵されている。給排紙トレイ710に固定されたガイドバー952b、952cが、サイドガイド950の孔950b、950cに挿通されている。給排紙トレイ710に固定された支点954に、リンクバー957がその中間部を中心に回動可能に軸支されている。リンクバー957の一端部はソレノイド955の可動鉄心955aに連結され、他端部はサイドガイド950に連結されている。
ソレノイド955がオンになると、可動鉄心955aが矢印H方向に移動する。すると、リンクバー957が支点954を中心に図示時計回りに回動し、サイドガイド950はリンクバー957に押圧されて矢印I方向に移動する。この矢印I方向は、被記録材の端縁から離れる方向である。かかる構成においてフラットパス記録を行うときは、給紙の段階では、第1の実施形態と同様、サイドガイド950を給排紙トレイ710から突出させた状態にしておく。そして、被記録材が給排紙トレイ710に排出される直前に、記録装置のメイン回路からソレノイドオン信号を出してソレノイド955をオンにし、サイドガイド950を被記録材の端縁から退避させる。次いで、被記録材の排出を完了し、排出された被記録材を取り出したところで、ソレノイド955オフ信号を出してソレノイド95をオフにし、次のフラットパス記録における給紙に備えてサイドガイド950を給排紙トレイ710から突出させる。本実施形態によっても、前述の各実施形態と同様の効果が得られる。
〔第4の実施形態〕
図17は第4の実施形態に係る給排紙トレイにおいてサイドガイドを退避させた状態を示す斜視図である。図18は第4の実施形態に係る給排紙トレイにおいてサイドガイドを突出させた状態を示す斜視図である。本実施形態では、フラットパス記録において被記録材を給排紙トレイ上の給紙位置にセットするときにのみサイドガイドを突出させるように構成される。
図17および図18において、給排紙トレイ710をフラットパス記録のための第2ポジションまで移動させると、拍車ホルダ330の突起部330bがサイドガイド910の突起部910cを押さえるようになる。これにより、サイドガイド910は給排紙トレイ710の上面から押し下げられて下方へ退避する。サイドガイド910が退避位置にある図17の状態でユーザーがフラットパスキー304を操作すると、ギア323を介して軸322が回動駆動される。すると、軸322の両端部のカム321が回動することで、図18に示すようにカム321のカム面により拍車ホルダ330が押し上げられる。図18の状態では、拍車ホルダ330の突起部330bはサイドガイド910の突起部910cから離れ、サイドガイド910はばね902の付勢力により給排紙トレイ710の上面から突出する。
フラットパス記録において、ユーザーが給紙のために被記録材を給排紙トレイ710の上面に載置(セット)セットした後、フラットパスキー304を操作すると、ギア323および軸322を介してカム321が回動駆動される。これにより、拍車ホルダ330はカム面の作用により下方へ降下し、拍車ホルダ330の突起部330bによりサイドガイド910の突起部910cが押し下げられる。従って、サイドガイド910は、図17に示すように、給排紙トレイ710の上面より下方へ退避する。この時点では、給紙された被記録材は搬送され、記録され、排出されるが、サイドガイド910が下方へ退避しているので、被記録材の排出動作の妨げになることはない。本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態と同じであり、従って本実施形態によっても同様の効果が得られる。
以上の各実施形態に係る給排紙トレイ710は、通常記録における排紙トレイとして機能する第1ポジションと、フラットパス記録における給紙トレイおよび排紙トレイの両方の機能を有する第2ポジションとの間で移動可能である構成とした。つまり、排紙手段から装置内へ延びる搬送路であるフラットパスの出入口に、給紙する被記録材および排出される被記録材を保持するための給排紙トレイ710を配する構成とした。そして、給排紙トレイ710を第2ポジションにセットしたときに被記録材の幅方向の端部を案内するサイドガイド910(915、950)が給排紙トレイ上に突出するように構成した。
かかる構成によれば、排紙トレイを着脱することなく、通常記録の排紙トレイと、フラットパス記録の給紙トレイおよび排紙トレイとを兼用できる給排紙トレイを備えた記録装置を構成することができる。また、フラットパス記録で被記録材を給紙位置にセットするときは、サイドガイドで端縁を案内することにより容易にセットすることができる。また、通常記録およびフラットパス記録のいずれでも、被記録材を排出するときにサイドガイドを退避させるので、被記録材の排紙動作を妨げることがなく、被記録材の傷つきもない給排紙トレイを備えた記録装置が提供される。
なお、以上の実施形態では、記録ヘッドを往復移動させて画像を形成するシリアルタイプの記録装置を例に挙げて説明したが、本発明は、紙送りのみで1ラインずつ一括して画像を形成するラインタイプの記録装置にも同様に適用可能である。
給紙手段から給送される被記録材に記録するときの記録装置の斜視図である。 記録装置の構成を示す斜視図である。 記録装置の構成を示す縦断面図である。 記録ヘッドおよびインクタンクの斜視図である。 フラットパスを用いて記録可能にした記録装置の前面斜視図である。 フラットパスを使用するときの記録装置の背面斜視図である。 フラットパスで被記録材に記録するときの記録装置の縦断面図である。 フラットパス記録のために給排紙トレイが第2ポジションにあるときの斜視図である。 給紙手段から給紙される被記録材に記録する通常記録のために給排紙トレイが第1ポジションにあるときの斜視図である。 給排紙トレイが第2ポジションにあってサイドガイドが突出しないときの一部破断斜視図である。 給排紙トレイが第2ポジションにあってサイドガイドが突出しないときの一部破断斜視図である。 拍車が排紙ローラに圧接されているときの斜視図である。 拍車が排紙ローラから離間しているときの斜視図である。 第2の実施形態に係る斜視図である。 搬送方向と交差する方向に移動可能なサイドガイドを備えた第3の実施形態に係る給排紙トレイの斜視図である。 第3の実施形態に係る給排紙トレイにおいてサイドガイドを搬送方向と交差する方向へ移動させる機構を示す一部破断平面図である。 第4の実施形態に係る給排紙トレイにおいてサイドガイドを退避させた状態を示す斜視図である。 第4の実施形態に係る給排紙トレイにおいてサイドガイドを突出させた状態を示す斜視図である。
符号の説明
110 記録ヘッド
260 給紙トレイ
280 給紙ローラ
300 ピンチローラホルダ
304 フラットパスキー
310 第1排紙ローラ
311 第2排紙ローラ
315 排紙口
320 拍車
330 拍車ホルダ
340 プラテン
360 搬送ローラ
370 ピンチローラ
400 キャリッジ
710 給排紙トレイ
902 ばね
903 ばね
910 サイドガイド
915 第2のサイドガイド
950 サイドガイド

Claims (7)

  1. 給紙手段と、給紙された被記録材を搬送する搬送手段と、搬送される被記録材に画像を記録する記録手段と、被記録材を排出する排紙手段と、被記録材を保持するための給排紙トレイと、前記排紙手段から装置内へ延びる搬送路を形成するフラットパスと、を備え、
    前記給排紙トレイは、前記排紙手段から排出される被記録材を積載するための第1ポジションと、前記排紙手段から前記フラットパスへ被記録材を給紙するとともに前記排紙手段から排出される被記録材を受けるための第2ポジションとの間で移動可能であり、
    前記給排紙トレイが前記第2ポジションへ移動したとき、被記録材の幅方向の端部を案内するためのサイドガイドが前記給排紙トレイから突出することを特徴とする記録装置。
  2. 前記給排紙トレイが前記第2ポジションにセットされた状態では、前記サイドガイドは、被記録材を前記給排紙トレイ上に載置するとき前記給排紙トレイから突出しており、被記録材が前記排紙口から排出されるとき該被記録材と接触しない位置に退避することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記サイドガイドは、被記録材が前記フラットパスをスイッチバック搬送されて前記排紙手段から排出されるとき、前記給排紙トレイの下方へ退避することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記サイドガイドは、被記録材が前記フラットパスをスイッチバック搬送されて前記排紙手段から排出されるとき、搬送方向と交差する方向に移動して退避することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記給排紙トレイが第1ポジションにセットされた状態では、前記サイドガイドは被記録材と接触しない位置に退避していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記給排紙トレイの前記サイドガイドと対向する位置に、被記録材の幅方向の端部を案内するために搬送方向と交差する方向に移動可能な第2のサイドガイドが配され、
    前記第2のサイドガイドは、前記給排紙トレイが前記第2ポジションへ移動したときに前記給排紙トレイから突出し、被記録材が前記フラットパスをスイッチバック搬送されて前記排紙手段から排出されるとき該被記録材と接触しない位置に退避することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記給排紙トレイが第1ポジションにセットされた状態では、前記第2のサイドガイドは被記録材と接触しない位置に退避していることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
JP2008038328A 2008-02-20 2008-02-20 記録装置 Pending JP2009196741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008038328A JP2009196741A (ja) 2008-02-20 2008-02-20 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008038328A JP2009196741A (ja) 2008-02-20 2008-02-20 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009196741A true JP2009196741A (ja) 2009-09-03

Family

ID=41140706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008038328A Pending JP2009196741A (ja) 2008-02-20 2008-02-20 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009196741A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096902A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096902A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7614738B2 (en) Image recording apparatus
JP2004042392A (ja) 記録装置
JP5164677B2 (ja) 記録装置
JP4450209B2 (ja) 記録装置及び液体噴射装置
JP2004330470A (ja) 液体供給装置及び記録装置
US7497565B2 (en) Medium feeding device and recording apparatus or liquid ejecting apparatus incorporating the same
JP2007030304A (ja) 媒体搬送装置及び記録装置
JP4581471B2 (ja) 記録装置
JP2009196741A (ja) 記録装置
JP2006036516A (ja) 記録装置
JP2005144931A (ja) 記録装置及び液体噴射装置
JP4009848B2 (ja) 被記録材給送装置、記録装置、液体噴射装置
JP2004043095A (ja) 記録装置および被記録材搬送用トレイ
JP2006043892A (ja) 記録装置
JP4032242B2 (ja) 被記録材給送装置、記録装置
JP2004322632A (ja) 被記録媒体浮き防止装置、記録装置、液体噴射装置
JP4665807B2 (ja) 排出スタッカの制御方法、排出スタッカ昇降装置、記録装置および液体噴射装置
JP2004042410A (ja) 記録装置
JP4788817B2 (ja) 記録装置及び液体噴射装置
JP4788818B2 (ja) 記録装置及び液体噴射装置
JP2005263436A (ja) 媒体給排装置及び記録装置
JP2006117389A (ja) 媒体給送装置の駆動方法、駆動制御プログラム及び記録装置
JP2005335911A (ja) 記録装置
JP2004017302A (ja) 記録媒体位置決め装置、記録装置
JP2005170570A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100216

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20100630

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421