JP2009194775A - 画像撮像素子のずらし量算出方法及び装置、画像撮像素子、画像撮像素子内蔵装置 - Google Patents

画像撮像素子のずらし量算出方法及び装置、画像撮像素子、画像撮像素子内蔵装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像レンズのCRA特性(主光線入射角特性)の非線形度が強い固体撮像素子において、シェーディング特性の悪化を防止するためのずらし量を、CRA特性に良く追従するように、かつ効率的に算出可能とする。
【解決手段】102は、CRA特性値101を入力して、そのうちの2乃至5点のサンプル点106を取得する。103は、102が取得したCRA特性値101の各サンプル点について、光線追跡法などによる光学シミュレーションによって、集光率が最大となるサンプル点ずらし量107を求める。104は、103が算出した複数サンプル点におけるサンプル点ずらし量107に基づいて、n次関数(n≧2)で近似されるずらし量特性関数108を算出する。105は、104にて算出されたずらし量特性関数108を用いて、固体撮像素子における各画素を構成する集光部のずらし量1209を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラや携帯電話端末向けなどのカメラモジュールに用いる固体撮像素子(イメージセンサ)等の画像撮像素子技術に関する。
CMOSセンサやCCDなどの固体撮像素子では、撮像レンズを経た光が、2次元アレイ状に配置された画素を構成するフォトダイオード(PD)などの受光部1202に導かれる。画素には、受光部1202のほかにトランジスタや配線パターンが含まれることから、画素のピッチに比べ、受光部1202の開口幅は狭く、そのままでは、撮像レンズを経た光のごく一部しか受光部1202に入らないために、感度が低くなってしまう。
この感度低下を防ぐために、固体撮像素子は、図12に示されるように、集光部1210の一部であるマイクロレンズ(ML)1201を有し、できる限り広い範囲の光がシリコン(Si)基板1208上に配置される受光部1202に届くように集光が行われている。また、カラーの撮像素子では、集光部1210の一部として、受光部1202の上に平面状に例えばRGBなどのオンチップカラーフィルタ(OCF)1203が配置されている。
画面の中央では、受光部1202の2次元アレイ平面に垂直な軸を基準とした入射光1204の入射角はほぼ0度で、入射光1204は垂直に入射する。この場合、受光部1202の中心と、これに対応するマイクロレンズ1201及びOCF1203などの集光部1210の中心の、2次元平面上の位置は一致する。
一方、画面の端部のように、画面中央以外では、撮像レンズ1205を経て受光部1202に入射する入射光1204は、斜めとなり、例えば20度〜30度の入射角で入射する。このため、光線が、マイクロレンズ1201及びOCF1203などの集光部1210と受光部1202との間に挿入されている層間絶縁膜1207中に配置されている配線層1207のパターンの影になって、画面中央に比べ画面周辺部の光量が極端に低くなり、シェーディング特性が悪くなってしまう。
これに対し、従来の固体撮像素子では、斜めに入射する入射光1204が受光部1202に最も多く入るように、図13(c)及び図14(d)に示されるように、画面の中央以外では、各画素1301におけるマイクロレンズ1201及びOCF1203などの集光部1210の中心が、受光部1202の中心に対して2次元平面上で所定のずらし量1209だけずれるように、集光部1210のピッチを受光部1202のピッチより小さくすることによって、シェーディング特性を改善していた。
その結果、従来の固体撮像素子においては、図15として示されるように、ずらし量1209は、画面周辺(像高が大となる方向)に向かって直線状に増える構造になっていた。ここで、像高(Image Height)とは、画面中央画素から対角線端の画素までの距離を100%としたときの画面中央画素から2次元アレイ平面上の各画素までの距離をパーセントで表した数値である。また、画面中心からの距離が同じであれば、左右方向(x方向)および上下方向(y方向)で、ずらし量1209x及び1209y(図13(c)及び図14(d)参照)は、同じ量であった。
特開2003−18476号公報 特開平5−328233号公報
近年、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話端末向けカメラモジュールの小型高画質化に伴い、撮像レンズは、小型化、低コスト化、高画質化、広画角化、及び、固体撮像素子の画面端部における入射角を小さくする、等の多岐にわたる要求に答えるべく、さまざまな種類が開発されている。これらの撮像レンズのなかには、画面内における光の入射角の特性を示すCRA(Chef Ray Angle:主光線入射角)特性として、入射角が画面中央から周辺に向かって非線形に変化する特性がしばしばみられる。
図16及び図17は、撮像レンズのCRA特性の一例を示す図である。図16(a1)(b1)及び図17(c1)は、CRA特性が線形に変化するレンズ(レンズA)と、そのずらし量特性及び出力コード特性を示す図である。一方、図16(a2)(b2)及び図17(c2)は、CRA特性が非線形に変化するレンズ(レンズB)と、そのずらし量特性及び出力コード特性を示す図である。
レンズBのような特性の撮像レンズを用いる場合、従来の固体撮像素子では、図16(b2)に示されるように、画面の端部(像高(Image Height)=100%)における受光部1202(図12参照)への入射光量が最大となるように、ずらし量1209が設定されると、図16(c2)に示されるように、画面中央から画面端までの中ほど、例えば、像高(Image Height)=50%付近にて、光量が低下して(同図1701参照)、シェーディング特性が折れ曲がるように悪化した。
このようにシェーディング特性が悪い場合、撮影された画像では、図17(d)に示されるように、低下した箇所付近が同心円または同心楕円1701となって、これより画面中心側は明るくなり、外側が暗くなって影のように見えて、画質が悪化するという問題点を有していた。
以上説明したように、撮像レンズのCRA特性(主光線入射角特性)の非線形度が強い場合、従来の固体撮像素子では、シェーディング特性が悪化するという課題があった。
ここで、CAD設計段階で、固体撮像素子の各画素毎にCRA特性を測定してずらし量を設定する手法も考えられるが、現代の固体撮像素子の画素数は数百〜数千万画素に及ぶため、それぞれに対して上記の作業を行うのは非現実的であるという問題点を有していた。
本発明の課題は、撮像レンズのCRA特性(主光線入射角特性)の非線形度が強い固体撮像素子において、シェーディング特性の悪化を防止するためのずらし量を、CRA特性に良く追従するように、かつ効率的に算出可能とすることにある。
本発明は、画像撮像素子を構成する各画素(1301)内に配置される各受光素子(1202)と、各受光素子に画像撮像素子と共に用いられる撮像レンズ(1205)からの入射光(1204)を集光するためにその各画素上に配置される各マイクロレンズ(1201)とのずらし量(1209)を算出するための方法、画像撮像素子自体、又は画像撮像素子を内蔵する携帯情報装置を前提とする。
本発明の第1の態様は、以下の構成を有する。
まず、第1のステップにおいて、画像撮像素子内での各画素の配置位置とその各画素への入射光の各入射角との関係を示す入射角特性値(106)が取得される(102)。
次に、第2のステップにおいて、入射角特性値について、その各値に対応する各画素に配置される各受光素子と各マイクロレンズとの各ずらし量(107)が、各受光素子での入射光の各集光率に基づき算出される(103)。
続いて、第3のステップにおいて、各画素について、各配置位置と各ずらし量との関係を示すずらし量特性関数(108)が、入射角特性値に対応する各ずらし量を用いて2次以上の多次関数によって近似されて算出される(104)。
そして、第4のステップにおいて、そのずらし量特性関数を用いて、各画素における各ずらし量(1209)が算出される(105)。
上述の本発明の第1の態様において、第3のステップにおいて、受光素子の横幅方向と縦幅方向のそれぞれについてずらし量特性関数が算出されるステップが含まれ、第4のステップにおいて、受光素子の横幅方向と縦幅方向のそれぞれについて算出された各ずらし量特性関数を用いて、横幅方向のずらし量と縦幅方向のずらし量がそれぞれ算出されるステップが含まれるように構成することができる。
更にこの態様において、受光素子の横幅方向と縦幅方向のそれぞれについて算出される各ずらし量特性関数の何れか一方又は両方は、多次関数によって近似される項と受光素子の横幅方向位置又は縦幅方向位置に応じて補正を行う補正項(例えば、(1+e×x2 ))が含まれるように構成することができる。
ここまでの発明の構成において、各画素上に各マイクロレンズに近接して配置されるオンチップカラーフィルタ(1203)の各受光素子に対するずらし量を、マイクロレンズと同じ量になるように算出するステップが更に含まれるように構成することができる。
或いは、各画素上に各マイクロレンズに近接して配置されるオンチップカラーフィルタの各受光素子に対するずらし量が、マイクロレンズに対して所定の関係になるように算出するステップが更に含まれるように構成することができる。
本発明の別の態様は、上述のようにしてずらし量が設定されている画像撮像素子、又はそのような画像撮像素子を内蔵するデジタルカメラや携帯電話等の携帯情報装置として構成することもできる。
本発明によれば、撮像レンズの主光線特性が直線から大きくずれていても、シェーディング特性を向上させ、画像撮像素子の高画質化に効果がある。
また、フォトダイオードなどの受光部の開口形状が長方形であっても、画面中央から周辺に向かって徐々に暗くなってゆく、自然なシェーディング特性を得ることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明の実施形態の基本構成
図1は、本発明の各実施形態に共通の基本機能ブロック図ある。
本発明の各実施形態は、固体撮像素子における各画素を構成する集光部のずらし量を算出する装置として実現される。
本発明の各実施形態が対象とする固体撮像素子の基本構造は、図12〜図14に示されるものと同じである。本発明の第1の実施形態の構造が従来技術と異なる点は、ずらし量1209(図12参照)の決定方法である。
CRAサンプル点取得部102は、CRA特性値101を入力して、そのうちの2乃至5点のサンプル点106を取得する。サンプル点106の数は、ずらし量特性関数を何次関数で近似するかによって異なる。このCRAサンプル点取得部102は、ユーザにCRA特性値101を表示する表示装置と、ユーザが表示部に表示されたCRA特性値101のうち数点のサンプル点106を指定できるようなポインタ指定装置とを備え、ユーザが指定したサンプル点106の情報を取得するコンピュータとそれによって実行されるコンピュータプログラムとから構成される。コンピュータは、中央演算装置(CPU)、主記憶メモリ、外部記憶装置、表示装置、キーボード、マウス(ポインタ指定装置)等を備える一般的な構成のものでよい。
サンプル点ずらし量算出部103は、CRAサンプル点取得部102が取得したCRA特性値101の各サンプル点について、光線追跡法などによる光学シミュレーションによって、集光率(画素平面に入射光1204のうち、受光部1202にたどり着ける光線の比率(図12参照))が最大となるサンプル点ずらし量107を求める。このサンプル点ずらし量算出部103は、前述の構成を有するコンピュータとそれによって実行されるコンピュータプログラムとから構成される。
ずらし量特性関数算出部104は、サンプル点ずらし量算出部103が算出した複数サンプル点におけるサンプル点ずらし量107に基づいて、後述する各実施形態に対応するn次関数(n≧2)で近似されるずらし量特性関数108を算出する。このずらし量特性関数算出部104は、前述の構成を有するコンピュータとそれによって実行されるコンピュータプログラムとから構成され、サンプル点ずらし量107を入力として、例えば最小二乗法によってn次関数であるずらし量特性関数を算出する。
ずらし量算出部105は、ずらし量特性関数算出部104にて算出されたずらし量特性関数108を用いて、固体撮像素子における各画素を構成する集光部1210のずらし量1209(図12参照)を算出する。このずらし量算出部105は、前述の構成を有するコンピュータとそれによって実行されるコンピュータプログラムとから構成され、前記各画素位置毎に上述のずらし量特性関数に基づく計算を実行し、その結果として得られるずらし量を出力する。
以下に説明する本発明の各実施形態では、撮像レンズ1205(図12参照)のCRA特性が概ね2〜5次の関数で近似できることに着目し、実測値である数点のサンプル点ずらし量107からCRA特性を良く近似するn次関数のずらし量特性関数が算出され、そのずらし量特性関数に基づいて、固体撮像素子における各画素を構成する集光部1210のずらし量1209(図12参照)が、高速かつ最適に算出されることが特徴である。
本発明の第1の実施形態
図1の基本構成に基づく本発明の第1の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、ずらし量特性関数算出部104が算出するずらし量特性関数が、画面中央からの2次元平面上の距離rの2次関数f2(r)で与えられる。
受光部1202の2次元アレイ(図14(d)参照)において、画面の或る点=画面の中心を原点として、各画素の受光部1202(図12参照)の中心までの2次元アレイ平面上の距離をr、水平方向の距離をx、垂直方向の距離をyとしたときに、下記(1)式が成り立つ。

r=√(x2 +y2 )・・・(1)

ここで「√」は、それに続く括弧内の数値の平方根演算を表す。これより、r方向、x方向、y方向の各ずらし量dr、dx、dyは、下記(2)式で計算される。

dr= f2(r) = a×r2 +b×r
dx= dr×x/r=(a×r+b)×x
dy= dr×y/r=(a×r+b)×y
・・・(2)
第1の実施形態では、図1のCRAサンプル点取得部102は、CRA特性値101として、例えば図2(a)に示されるような特性を有するサンプル点群を入力し、そのうち画面中央付近で入射角が像高に対して単調に増加する部分のサンプル点201aと画面端に対応する部分のサンプル点202aの2点をサンプル点106として取得する。
次に、サンプル点ずらし量算出部103は、上記2つのサンプル点201a及び202aについて、集光率(図2(c)の201c及び202c)が最大となるサンプル点ずらし量107として、図2(b)に示される2点201b及び202bを求める。
続いて、ずらし量特性関数算出部104は、上記2点のサンプル点ずらし量201b及び202bと原点(画面中央)とに基づいて、前述の(2)式に示される2次関数で近似されるずらし量特性関数108として、図2(b)に示される2次関数特性203を、例えば最小二乗法によって算出し、(2)式の係数a及びbを決定する。
そして、ずらし量算出部105は、決定された(2)式を用いて、固体撮像素子における各画素(座標値=(x,y))を構成するずらし量(dr、dx、dy)を算出する。
以上のようにして、第1の実施形態では、2次関数を用いることによって、図2(a)及び(b)に示されるように、画面中央付近で入射角が像高に対して単調に増加する部分201aと画面端202aのそれぞれに対応する、2箇所のずらし量201b及び202bを最適化でき、これによって、シェーディング特性を、従来の図17(c2)に示されるようなものに比較して、図2(c)に示されるように改善することができる。
本発明の第2の実施形態
次に、図1の基本構成に基づく本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、ずらし量特性関数算出部104が算出するずらし量特性関数が、画面中央からの2次元平面上の距離rの3次関数f3(r)で与えられる。
第2の実施形態におけるr方向、x方向、y方向の各ずらし量dr、dx、dyは、下記(3)式で計算される。

dr= f3(r) = a×r3 +b×r2 +c×r
dx= dr×x/r=(a×r2 +b×r+c)×x
dy= dr×y/r=(a×r2 +b×r+c)×y
・・・(3)
第2の実施形態では、図1のCRAサンプル点取得部102は、CRA特性値101として、例えば図3(a)に示されるような特性を有するサンプル点群を入力し、そのうち画面中央付近で入射角が像高に対して単調に増加する部分のサンプル点301aと画面端に対応する部分のサンプル点302aと、これに加えて、像高の途中から徐々に曲がるサンプル点303aの、計3点をサンプル点106として取得する。
次に、サンプル点ずらし量算出部103は、上記3つのサンプル点301a、302a、及び303aについて、集光率(図3(c)の301c、302c、及び303c)が最大となるサンプル点ずらし量107として、図3(b)に示される3点301b、302b、及び303bを求める。
続いて、ずらし量特性関数算出部104は、上記3点のサンプル点ずらし量301b、302b、及び303bと原点(画面中央)とに基づいて、前述の(3)式に示される3次関数で近似されるずらし量特性関数108として、図3(b)に示される3次関数特性304を、例えば最小二乗法によって算出し、(3)式の係数a、b、及びcを決定する。
そして、ずらし量算出部105は、決定された(3)式を用いて、固体撮像素子における各画素(座標値=(x,y))を構成するずらし量(dr、dx、dy)を算出する。
以上のようにして、第2の実施形態では、3次関数を用いることによって、像高の途中の領域がスムーズにつながり、シェーディング特性をより改善できる。
本発明の第3の実施形態
次に、図1の基本構成に基づく本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、ずらし量特性関数算出部104が算出するずらし量特性関数が、画面中央からの2次元平面上の距離rの4次関数で与えられる。
ここで一般に、固体撮像素子を構成する画素1301においては、図13に示されるように、受光部1202の開口形状が、x方向(紙面右方向)で長く、y方向(紙面上方向)で短い長方形となっている。
このような形状において、y座標軸に沿う方向に画素1301の断面を見た場合(後述する図6のA方向と同じ方向)、受光部1202の幅は狭く見えるため、図5(a)に示されるように、受光部1202に当たる入射光1204aのスポットは、入射側に近い第2の配線層502の上層端503aと、入射側と反対側の受光部端504aにより制限され、マイクロレンズ1201を含む集光部1210のy座標軸に沿った方向のずらし量1209aは、大きくとる必要がある。
これに対して、x座標軸に沿う方向に画素1301の断面を見た場合(後述する図6のB方向と同じ方向)、受光部1202の幅は広く見えるため、図5(b)に示されるように、受光部1202に当たる入射光1204bのスポットは、入射側に近い第1の配線層501の上層端503bと、入射側と反対側の第1の配線層501の下層端503bにより制限され、マイクロレンズ1201を含む集光部1210のx座標軸に沿った方向のずらし量1209bは、小さくてよい。
なお、図5では、図12で示したOCF(オンチップカラーフィルタ)1203は省略されている。
以上を踏まえて、第3の実施形態では、受光部1202(図12参照)の開口がx方向とy方向とで異なることを考慮し、それぞれの方向のずらし量1209を、異なる4次関数f4−1(r)とf4−2(r)で近似する。

dr1= f4-1(r) = a1×r4 +b1×r3 +c1×r2 +d1×r
dr2= f4-2(r) = a2×r4 +b2×r3 +c2×r2 +d2×r
dx= dr1×x/r=(a1×r3 +b1×r2 +c1×r+d1)×x
dy= dr2×y/r=(a2×r3 +b2×r2 +c2×r+d2)×y
・・・(4)
第3の実施形態では、図1のCRAサンプル点取得部102は、CRA特性値101として、例えば(a)に示されるような特性を有するサンプル点群を入力し、そのうち画面中央付近で入射角が像高に対して単調に増加する部分のサンプル点401aと画面端に対応する部分のサンプル点402aと、これに加えて、像高の途中から徐々に曲がる2箇所のサンプル点403a及び404aの、計4点をサンプル点106として取得する。
次に、サンプル点ずらし量算出部103は、上記4つのサンプル点401a、402a、403a、及び404aについて、集光率(図4(c)の401c、402c、403c、及び404c)が最大となるサンプル点ずらし量107として、x方向及びy方向別に、図4(b)に示される各4点401−1b、402−1b、403−1b、及び404−1b(以上、x方向)、及び401−2b、402−2b、403−2b、及び404−2b(以上、y方向)を求める。
続いて、ずらし量特性関数算出部104は、上記x方向4点のサンプル点ずらし量401−1b、402−1b、403−1b、及び404−1bと原点(画面中央)とに基づいて、前述の(4)式のdr1及びdx、及び図4(b)の405−1として示される4次関数で近似されるずらし量特性関数108を、また、上記y方向4点のサンプル点ずらし量401−2b、402−2b、403−2b、及び404−2bと原点(画面中央)とに基づいて、前述の(4)式のdr2及びdy、及び図4(b)の405−2として示される4次関数で近似されるずらし量特性関数108を、それぞれ、例えば最小二乗法によって算出し、(4)式の係数a1、b1、c1、d1、及びa2、b2、c2、d2を決定する。
そして、ずらし量算出部105は、決定された(4)式を用いて、固体撮像素子における各画素(座標値=(x,y))を構成するx方向ずらし量(dr1、dx)及びy方向ずらし量(dr2、dy)を算出する。
以上のようにして、第3の実施形態では、4次関数をx方向及びy方向個別に用いることによって、より最適なシェーディング特性を得られる。特に画面端付近にてCRA特性がほぼ水平になる特性の場合、4次関数が必要となり、これによってシェーディング特性を改善できる。
本発明の第4の実施形態
次に、図1の基本構成に基づく本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態では、第3の実施形態の場合と同様に、ずらし量特性関数算出部104が算出するずらし量特性関数が、画面中央からの2次元平面上の距離rの4次関数で与えられる。
また、第4の実施形態では、固体撮像素子を構成する画素1301において、図6に示されるように、まず受光部1202の開口形状が、第3の実施形態の場合と同様に、x座標軸方向で長く、y座標軸方向で短い長方形となっている。更に、第4の実施形態では、受光部1202の上部の層間絶縁膜1206(図12参照)内には、図6に示されるように、y座標軸方向に第1の配線層601が配置され、その上部にx座標軸方向に第2の配線層602とが配置されている。
このような形状において、図6のA方向に画素1301の断面を見た場合、受光部12
02の幅が狭い上に、第2の配線層602の位置が高い(マイクロレンズ1201に近い)ために、図7(a)の入射光1204aと遮光位置701a及び702aの関係からわかるように、第2の配線層602にケラレル入射光1204aの割合が大きくなり、画素1301の開口が狭くなる。
一方、図6のB方向に画素1301の断面を見た場合、受光部1202の幅が広い上に、第1の配線層601の位置が低い(受光部1202に近い)ために、図7(b)の入射光1204bと遮光位置701b及び702bの関係からわかるように、第1の配線層501にケラレル入射光1204bの割合が小さく、画素1301の開口が広くなる。
もう少し厳密にx軸端の集光率を考えると、x方向に入射する入射角が大きいが、受光部1202の平面図上の寸法がx軸方向に長いので、幅の広いフォトダイオードに入る光の率は中央に比べてさほど下がらず、多少入射角が変わっても、集光率はわずかに下がるだけで、高い値のままである。このように、受光部1202の平面図上の寸法が長いx方向に入射する光に対しては、入射角が多少変わって、集光率はあまり変わらない。
次に、y軸端の集光率を考えると、受光部1202の平面図上の寸法がy軸方向に短いので、y方向に入射する角度がさほど大きくなくても、幅の狭いフォトダイオードに入射する光の率は小さくて、集光率は低い。また、入射角が増えるに従って、図7(a)で説明したように、第2の配線層602などで光がケラレルために、集光率が低くなる。このように、受光部1202の平面図上の寸法が短いy方向に入射する光に対しては、入射角が増えると集光率は下がり、逆に、入射角が小さくなると集光率は良くなる。
以上より、x軸端よりy軸端の方が集光率が低い、すなわち画像としてみると暗い。これは仕方がないし、画質としても特に異常ではない。また、デジタル回路などよるプロセッサによって、y軸方向の輝度を調整することも可能である。
問題となるのは、対角方向などx軸、y軸上以外の場所、端的な例として、画面の対角端(四隅)である。今、

・画面サイズのx,y比を4:3
・ImageHeight=100%(画面内の対角端)における
入射角(対角方向)=25°、
・ImageHeight=80%(画面内のx軸端)における
入射角(x軸方向)=24°、
・ImageHeight=60%(画面内のy軸端)における
入射角(y軸方向)=22°

として、入射角をx軸方向、y軸方向の成分に分けると、

・対角端のx軸方向入射角 :tan-1(tan25°×4/√(32 +42 ))=20.5°
・対角端のy軸方向入射角 :tan-1(tan25°×4/√(32 +42 ))=15.6°

となる。
まず、x方向に入射する角度を考えると、x方向の入射角は20.5°と大きいが、前述のx軸端の集光率と比べると、幅の広いフォトダイオードに入射する光の率はあまりかわらず、集光率はあまり低下しない。
次に、y方向に入射する角度を考えると、y方向に入射する角度は15.6°であり、
前述のy軸端におけるy軸方向入射角22°より小さい。前述したように、受光部1202の平面図上の寸法が短いy方向に入射する光に対しては、入射角が小さくなると集光率は良くなる。
従って、図8(a)に示されるように、y軸端(図中、802)に比べて対角端(図中、803)の方が集光率が高く、x軸端(図中、802)は両者の中間、という現象が生じる。
その結果、第3の実施形態の場合の(4)式でそのままx方向、y方向のずらし量1209が計算された場合、図8(b)に示されるように、一様な画面を撮影したときの画像の出力コードを等高線で示すと、y軸方向だけくびれ(804)、対角とx軸に延びた、瓢箪(ひょうたん)のような異常なシェーディング特性になり、カメラとして使うには異常な画像となって、使えないと言う問題が生じる。
そこで、第4の実施形態では、図9(a)の901に示されるように、受光部1202の幅が長いx方向に沿って、x座標が大きいところで出力コード値が下がるように、前述の(4)式のy方向ずらし量dyに対して、補正係数が乗算される。
これにより、図9(a)に示されるように、図8(a)の場合に比較して、x方向901及び対角方向902の特性がy方向903の特性に近づき、図9(b)の904に示されるように、画像の出力コードの等高線は、y軸上で中央に向かってくびれてしまう不自然な特性が防止されて、同心楕円の形状を有する自然なシェーディング特性が得られる。
上述の補正係数としては例えば、一定の係数eを用いて、(1+e×x2 )が採用され、この結果、前述の(4)式が修正された次式が得られる。

dr1=f4-1(r) =a1×r4 +b1×r3 +c1×r2 +d1×r
dr2=f4-2(r) =a2×r4 +b2×r3 +c2×r2 +d2×r
dx=dr1×x/r=(a1×r3 +b1×r2 +c1×r+d1)×x
dy=dr2×y/r=(a2×r3 +b2×r2 +c2×r+d2)×y×(1+e×x2
・・・(5)
補正係数(1+e×x2 )の考え方は、以下の通りである。即ち、
1)y軸方向は集光率は受光部1202に対して最大となるように最適化
してあるので、そのままとする。
2)x軸方向に沿ってy軸から遠ざかると、入射角のy軸方向成分は小さく
なるので、集光率が上がってしまう。このため、これを下げるように、
ずらし量1209を、最適化した値から遠ざける。
上記1)2)の要件を満たすものとして、(5)式では、
「x座標=0で1となり、x座標の2乗の関数で上がってゆく補正係数
:(1+e×x2 )」
を用いた。
上記1)2)の要件を満たすものであれば、受光部1202の短辺に沿った方向(y方向)のずらし量1209について、受光部1202の2次元アレイの中央から受光部1202の長辺方向(x方向)に遠ざかるに従って、補正量を大きくするのであれば、
(1+e×x4
1÷(1+e×x4
等でも同じように効果がある。
(1+e×|x|1
(1+e×|x|3
などのように、次数を奇数にしても構わないが、x軸の正方向と負方向とで対称になるように絶対値化することが望ましい。
第4の実施形態では、図1のCRAサンプル点取得部102は、CRA特性値101として、x軸上で4点からなるサンプル点群をサンプル点106として取得する。次に、サンプル点ずらし量算出部103は、上記4点のサンプル点群について、集光率が最大となる4点からなるx方向のサンプル点ずらし量107を求める。続いて、ずらし量特性関数算出部104は、上記x方向4点のサンプル点ずらし量と原点(画面中央)とに基づいて、前述の(5)式のdr1及びdxを、例えば最小二乗法によって算出し、(5)式の係数a1、b1、c1、d1を決定する。
同様に、図1のCRAサンプル点取得部102は、CRA特性値101として、y軸上で4点からなるサンプル点群をサンプル点106として取得する。次に、サンプル点ずらし量算出部103は、上記4点のサンプル点群について、集光率が最大となる4点からなるy方向のサンプル点ずらし量107を求める。続いて、ずらし量特性関数算出部104は、上記y方向4点のサンプル点ずらし量と原点(画面中央)とに基づいて、前述の(5)式のdr2及びdyを、例えば最小二乗法によって算出し、(5)式の係数a2、b2、c2、d2を決定する。
そして、ずらし量算出部105は、決定された(5)式を用いて、固体撮像素子における各画素(座標値=(x,y))を構成するx方向ずらし量(dr1、dx)及びy方向ずらし量(dr2、dy)を算出する。
以上のようにして、第4の実施形態では、4次関数をx方向及びy方向個別に用いると共に、補正係数(1+e×x2 )を導入することによって、より最適なシェーディング特性を得られる。
上述した第4の実施形態では、受光部1202の2次元アレイ方向として、長方形を例に、短辺・長辺という表現を使ったが、長方形に限らず、楕円や、六角形、八角形、一部突起のある凸型など他の図形でも、受光部1202の平面寸法が、xy方向で異なる場合も、短辺・長辺を受光部1202寸法の短い方向、長い方向との意味と定義すれば同様に説明できる。
本発明の第5の実施形態
次に、図1の基本構成に基づく本発明の第5の実施形態について説明する。
CMOSイメージセンサでは、図10に示されるように、画素内に受光部(PD)以外に、転送(TG)、リセット(RST)、増幅用ソースフォロア(SF)、行選択(SLC)といったトランジスタがある。なお、MLは、マイクロレンズである。
1画素の受光部(PD)あたりの面積をできる限り多くするために、リセット(RST)、増幅用ソースフォロア(SF)、行選択(SLC)のトランジスタを複数の画素で共用することがしばしば行われ、この場合、受光部(PD)のレイアウトが必ずしも等間隔になるとは限らない。
図10に示される第5の実施形態は、4画素でトランジスタを共有するCMOSセンサ
の例である。4行に1箇所受光部(PD)の間隔が大きくなっており、4行で周期的に繰り返す構造となっている。この場合でも、マイクロレンズのずらし量1209は第4の実施形態における(5)式と同じ式で計算できる。即ち、各画素の受光部(PD)の中心座標x、yを用いて、ずらし量dx、dyが同じ式で算出される。
本発明の第6の実施形態
次に、図1の基本構成に基づく本発明の第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態では、図11(a)に示されるように、オンチップカラーフィルタ(OCF)1203のずらし量1102はマイクロレンズ(ML)1201のずらし量1101と同一とされる。
マイクロレンズ1201のずらし量1101をレンズのCRA特性に合わせることにより、シェーディング特性が改善されるが、マイクロレンズ1201の境界部の光が隣接画素のOCF1203に混入することによって発生する混色を防止するために、OCF1203もマイクロレンズ1201のずらし量1101に伴ってずらすことが必要である。よって、第6の実施形態では、マイクロレンズ1201のずらし量1101とOCF1203のずらし量1102が、境界面にて一致させる主旨で、同じずらし量に設定される。
このようにすれば、マイクロレンズ1201の中央及び大部分の領域を通過した入射光1204(#1)は、そのまま直下のOCF1203と層間絶縁膜1206を経て受光部1202に入射し、一方、マイクロレンズ1201の周辺部を通過した入射光1204(#2)は、OCF1203層を通過する際に、隣接画素の色の異なるOCF1203に入るものもあるが、配線層1207に当たって止まるか反射される等によって、受光部1202には届かない。以上によって、混色を防げる。
本発明の第7の実施形態
最後に、図1の基本構成に基づく本発明の第7の実施形態について説明する。
第7の実施形態では、OCF1203について、そのずらし量1209を決める関数の係数を、マイクロレンズ1201の場合と変更されるものである。
特に、OCF1203の厚さが厚い場合には、隣接画素のOCF1203との境界を斜めに横切る入射光が多いことから、入射光がOCF1203の厚さ方向の中央を通るようにするために、OCF1203のずらし量1209が、マイクロレンズ1201のずらし量1209より小さくされる。
図11(b)に示されるように、マイクロレンズ1201の周辺部を通過した入射光1204(#2)は、OCF1203層を通過する際に、隣接画素の色の異なるOCF1203に入るものもあるが、配線層1207に当たって止まるか反射される等によって、受光部1202には届かない。以上によって、混色を防げる。
具体的には、OCF1203の層厚を考慮して、OCF1203のずらし量1102が、マイクロレンズ1201のずらし量1101に対して定数倍される。
あるいは、OCF1203に対しても、マイクロレンズ1201と同様に光学シミュレーションを行って光線がかからないようにしてずらし量1102が算出され、(5)式等と同様の式にてa1〜d1,a2〜d2,eなどの係数が、マイクロレンズ1201のずらし量1101の場合とは別に算出されてもよい。
本発明の第1〜第7の実施形態に対する補足
以上説明した各実施形態では、固体撮像素子としてCMOSセンサを用いた例について説明したが、MOS型センサやCCD(Charge Coupled Device)
、CMD(Charge Modulation Device)などの他の固体撮像素子を用いた場合でも、本発明を同様に適用することが可能である。
また、以上説明した各実施形態は、集光部(マイクロレンズ)又はオンチップカラーフィルタのずらし量を算出する装置として本発明を実施した場合について説明したが、もちろんこれによって製造され上述したずらし量の特性を有する固体撮像装置、及びそのような固体撮像装置が組み込まれたデジタルカメラや携帯電話機等も、本発明の権利範囲である。
本発明の各実施形態に共通の基本機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態における撮像レンズのCRA特性、ずらし量特性、及びシェーディング特性の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における撮像レンズのCRA特性、ずらし量特性、及びシェーディング特性の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における撮像レンズのCRA特性、ずらし量特性、及びシェーディング特性の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の説明図である。 本発明の第4の実施形態における画素の構成図である。 本発明の第4の実施形態の説明図(その1)である。 本発明の第4の実施形態の説明図(その2)である。 本発明の第4の実施形態の説明図(その3)である。 本発明の第5の実施形態における画素の構成図である。 本発明の第6の実施形態及び第7の実施形態の説明図である。 固体撮像素子の基本構成図(その1)である。 固体撮像素子の基本構成図(その2)である。 固体撮像素子の基本構成図(その3)である。 従来の撮像レンズのずらし量特性の例を示す図である。 従来の撮像レンズのCRA特性、ずらし量特性、シェーディング特性の例を示す図(その1)である。 従来の撮像レンズのCRA特性、ずらし量特性、シェーディング特性の例を示す図(その2)である。
符号の説明
101 CRA特性値
102 CRAサンプル点取得部
103 サンプル点ずらし量算出部
104 ずらし量特性関数算出部
105 ずらし量算出部
106 サンプル点
107 サンプル点ずらし量
108 ずらし量特性関数
501、601 第1の配線層
502、602 第2の配線層
801、901 x方向
802、902 y方向
803、903 対角方向
1101 マイクロレンズ(ML)ずらし量
1102 オンチップカラーフィルタ(OCF)ずらし量
1201 マイクロレンズ
1202 受光部
1203 オンチップカラーフィルタ(OCF)
1204 入射光
1205 撮像レンズ
1206 層間絶縁膜
1207 配線層
1208 シリコン(Si)基板
1209 ずらし量
1301 画素

Claims (10)

  1. 画像撮像素子を構成する各画素内に配置される各受光素子と、該各受光素子に前記画像撮像素子と共に用いられる撮像レンズからの入射光を集光するために該各画素上に配置される各マイクロレンズとのずらし量を算出するための方法であって、
    前記画像撮像素子内での前記各画素の配置位置と該各画素への前記入射光の各入射角との関係を示す入射角特性値を取得する第1のステップと、
    前記入射角特性値について、該各値に対応する前記各画素に配置される前記各受光素子と前記各マイクロレンズとの各ずらし量を、前記各受光素子での前記入射光の各集光率に基づき算出する第2のステップと、
    前記各画素について、前記各配置位置と前記各ずらし量との関係を示すずらし量特性関数を、前記入射角特性値に対応する前記各ずらし量を用いて2次以上の多次関数によって近似して算出する第3のステップと、
    該ずらし量特性関数を用いて、前記各画素における前記各ずらし量を算出する第4のステップと、
    を含むことを特徴とする画像撮像素子のずらし量算出方法。
  2. 前記第3のステップは、前記受光素子の横幅方向と縦幅方向のそれぞれについて前記ずらし量特性関数を算出するステップを含み、
    前記第4のステップは、前記受光素子の横幅方向と縦幅方向のそれぞれについて算出された前記各ずらし量特性関数を用いて、前記横幅方向のずらし量と前記縦幅方向のずらし量をそれぞれ算出するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像撮像素子のずらし量算出方法。
  3. 前記受光素子の横幅方向と縦幅方向のそれぞれについて算出される前記各ずらし量特性関数の何れか一方又は両方は、前記多次関数によって近似される項と前記受光素子の横幅方向位置又は縦幅方向位置に応じて補正を行う補正項とを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像撮像素子のずらし量算出方法。
  4. 前記各画素上に前記各マイクロレンズに近接して配置されるオンチップカラーフィルタの前記各受光素子に対するずらし量を、前記マイクロレンズと同じ量になるように算出するステップを更に含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像撮像素子のずらし量算出方法。
  5. 前記各画素上に前記各マイクロレンズに近接して配置されるオンチップカラーフィルタの前記各受光素子に対するずらし量を、前記マイクロレンズに対して所定の関係になるように算出するステップを更に含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像撮像素子のずらし量算出方法。
  6. 撮像レンズからの入射光を受光素子によって受光して画像信号に変換する画像撮像素子であって、
    前記受光素子に前記撮像レンズからの入射光を集光するマイクロレンズを含み、
    該マイクロレンズは、前記受光素子の位置から、前記画像撮像素子内での前記受光素子の配置位置と該受光素子への前記入射光の入射角との関係を示す入射角特性によりずらされている、
    ことを特徴とする画像撮像素子。
  7. 撮像レンズからの入射光をアレイ状に配列された複数の受光素子によってそれぞれ受光
    して画像信号に変換する画像撮像素子であって、
    前記各受光素子に前記撮像レンズからの入射光をそれぞれ集光する複数のマイクロレンズを含み、
    該各マイクロレンズは、前記各受光素子の位置からのずれ量が、前記画像撮像素子内での前記各受光素子の配置位置に対して2次以上の関数値となっている、
    ことをを特徴とする画像撮像素子。
  8. 請求項6又は7の何れかに記載の画像撮像素子を内蔵する携帯情報装置。
  9. 請求項1乃至5の何れかに記載の方法によって前記ずらし量が設定された画層撮像素子。
  10. 請求項1乃至5の何れかに記載の方法によって前記ずらし量が設定された画層撮像素子を内蔵する画像撮像装置。
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