JP2009193491A - カードサービスシステム、サーバ装置、カードサービス方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗側の顧客情報管理のコストや負担を軽減し、カードを利用した顧客に対して店舗による種々のサービスを提供することが可能なカードサービスシステムを提供する。
【解決手段】カードサービスシステムは、店舗端末と事業者サーバから構成され、店舗端末は、顧客IDとサービスIDを事業者サーバへ送信するカードリーダ端末、バッチサービス実行を事業者サーバに要求するバッチサービス要求端末を有し、事業者サーバは、顧客情報を格納する個人情報格納手段、サービス情報を格納するサービス情報格納手段、カードリーダ端末からのサービスID及び顧客IDを用いて店舗で提供されるサービス情報及び顧客情報を取得しリアルタイムサービス実行を要求するリアルタイムサービス要求手段、リアルタイムサービスを実行するリアルタイムサービス実行手段、サービス対象者及びサービス内容を取得しバッチサービスを実行するバッチサービス実行手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カードサービスシステム、サーバ装置、カードサービス方法、プログラム、及び記録媒体に関し、特に、クレジットカードやポイントカード等のカードを用いて顧客に種々のサービスを提供するサービスシステムに好ましく適用される技術に関するものである。
従来、顧客に配布するカードを用いて店舗が顧客向けに各種のサービスを行っている。このようなサービスとしては、会員証やポイントカードといった個人を特定する必要があるサービス、また駐車場入場カードや整理券等の個人を特定しないサービス等に分類できる。前者のような会員証やポイントサービスを用いたサービスを行う場合、店舗では、顧客を識別できるIDを付与したカードを発行し、店頭にはカードの読み取り機を設置して顧客へサービスを提供していた。そして、店舗の顧客データベースで住所、氏名、連絡先等の個人情報をカードのIDと関連付けて管理する必要があった。この個人情報は個人情報保護法の対象となり、店舗は厳密な顧客管理システムと個人情報保護システムを構築する必要があった。このため、店舗が顧客の個人情報を管理するシステムを保有することは、情報システムの構築コスト、維持コスト、個人情報の保全コスト等に多大の投資が必要であった。
このような顧客管理システムにかかるコストを抑制するため、個人情報を保有せずにIDだけの管理を行う等の方策を採ることは確かに可能である。しかしながら、一方で店舗は、売上げ拡大のために、来店顧客の消費行動把握や顧客向けプロモーションといったマーケティング活動を行う必要がある。店舗の個人情報データベースは、顧客向けの一斉メール配信やDM配信等のプロモーションに必要なデータであり、個人情報を保有しないIDだけの管理を行った場合にはダイレクトメールやメールマガジン等の顧客向けプロモーションはできない。そして、このような顧客管理システムを構築して、有効な顧客向けプロモーションを実施できるのは、大型小売店等の資金的に余裕のある店舗に限られているのが実情であった。
ところで、例えば特許文献1では、複数のサービスシステムの情報連携によってユーザの意図しない個人情報が作り出されることがない個人情報統合管理システムが開示されている。当該個人情報統合管理システムでは、サービスシステムが個人情報管理システムにサービスシステムIDと顧客IDを送信し、個人情報管理システムが両IDから個人情報DBを検索してユーザIDを特定し、このユーザIDを用いて個人情報DBから顧客情報と連携させるべき個人情報を取得する。
また、例えば特許文献2では、ポイントカードシステムを媒介にして自動車保険会社と自動車修理会社との提携関係を強化し、顧客数の拡大と顧客の囲い込みとを可能にする技術が開示されている。当該技術は、代理店端末装置と修理店端末装置とシステム管理運営サーバとを通信回線で接続してポイントカードシステムを実現するものである。そして、代理店端末装置や修理店端末装置もいずれからも自動車修理会社発行のポイントカードが作成でき、ポイントカードを利用した商取引ができるように構成されている。
特開2003−85493号公報 特開2005−242927号公報
特許文献1で開示された発明は、それぞれが顧客情報を保持する複数のサービスシステムの情報連携により、ユーザの意図しない個人情報の使用を防止するためのシステムである。また、特許文献2で開示された発明は、自動車保険会社と自動車修理会社との間でポイントカードシステムを有効活用できるようにするシステムである。つまり、いずれも特許文献による発明も、店舗側における顧客情報管理のコストや負担を軽減しつつ、カードを利用した顧客に対して店舗による種々のサービスをリアルタイムに提供でき、また顧客に向けたプロモーションや顧客全般への一括サービスを可能とするものではない。
そこで、本発明は、店舗側における顧客情報管理のコストや負担を軽減しつつ、カードを利用した顧客に対して店舗による種々のサービスを提供することが可能なカードサービスシステム等を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のカードサービスシステムは、店舗に設けられた店舗端末と、サービス事業者に設けられた事業者サーバとから構成されるカードサービスシステムであって、店舗端末は、顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、店舗で提供されるサービスを識別するサービスIDと顧客IDとを事業者サーバへ送信するカードリーダ端末と、顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの実行を事業者サーバに対して要求するバッチサービス要求端末と、を有し、事業者サーバは、顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段と、店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段と、カードリーダ端末から送信されたサービスID及び顧客IDを用いて、サービス情報格納手段及び個人情報格納手段からカードを読み取った店舗で提供されるサービス及びカードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求手段と、リアルタイムサービス要求手段により要求されたリアルタイムサービスを実行し、リアルタイムサービスの実行結果を個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行手段と、サービス対象者及びサービス内容をサービス情報格納手段及び個人情報格納手段から取得し、バッチサービス要求端末により要求されたバッチサービスを実行するバッチサービス実行手段と、を有する。
また、本発明のサーバ装置は、サービス事業者に設けられ、店舗に設けられた店舗端末とともにカードサービスシステムを構成するサーバ装置であって、顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段と、店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段と、顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、店舗で提供されるサービスを識別するサービスID及び顧客IDを送信する店舗端末からのサービスID及び顧客IDを用いて、サービス情報格納手段及び個人情報格納手段からカードを読み取った店舗で提供されるサービス及びカードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求手段と、リアルタイムサービス要求手段により要求されたリアルタイムサービスを実行し、リアルタイムサービスの実行結果を個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行手段と、顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの店舗端末からの実行要求に対して、サービス対象者及びサービス内容をサービス情報格納手段及び個人情報格納手段から取得し、店舗端末から要求されたバッチサービスを実行するバッチサービス実行手段と、を有する。
また、本発明のカードサービス方法は、店舗に設けられた店舗端末と、サービス事業者に設けられた事業者サーバとから構成されるカードサービスシステムでのカードサービス方法であって、店舗端末において、顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、店舗で提供されるサービスを識別するサービスIDと顧客IDとを事業者サーバへ送信し、顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの実行を事業者サーバに対して要求し、顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段及び店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段を備える事業者サーバにおいて、店舗端末から送信されたサービスID及び顧客IDを用いて、サービス情報格納手段及び個人情報格納手段からカードを読み取った店舗で提供されるサービス及びカードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求ステップと、リアルタイムサービス要求ステップにより要求されたリアルタイムサービスを実行し、リアルタイムサービスの実行結果を個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行ステップと、サービス対象者及びサービス内容をサービス情報格納手段及び個人情報格納手段から取得し、店舗端末により要求されたバッチサービスを実行するバッチサービス実行ステップと、を有する。
また、本発明のプログラムは、店舗に設けられた店舗端末と、サービス事業者に設けられた事業者サーバとから構成されるカードサービスシステムで用いられるプログラムであって、顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段及び店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段を備える事業者サーバにおいて、顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、店舗で提供されるサービスを識別するサービスID及び顧客IDを送信する店舗端末からのサービスID及び顧客IDを用いて、サービス情報格納手段及び個人情報格納手段からカードを読み取った店舗で提供されるサービス及びカードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求機能と、リアルタイムサービス要求機能により要求されたリアルタイムサービスを実行し、リアルタイムサービスの実行結果を個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行機能と、顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの店舗端末からの実行要求に対して、サービス対象者及びサービス内容をサービス情報格納手段及び個人情報格納手段から取得し、店舗端末により要求されたバッチサービスを実行するバッチサービス実行機能と、をコンピュータに実現させる。
また、本発明の記録媒体は、上記のプログラムを記録しコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、店舗側における顧客情報管理のコストや負担を軽減しつつ、カードを利用した顧客に対して店舗による種々のサービスを提供することが可能となる。
本発明が適用されるカードサービスシステムは、図1に示すように、店舗端末1と事業者サーバ4から構成される。店舗端末1は、顧客のカードを読み取るカードリーダ端末2、バッチサービス(顧客向けに一括して行うサービス)の実行を要求するバッチサービス要求端末3を有する。事業者サーバ4は、顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段5、店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段6、カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求手段7、該リアルタイムサービスを実行するリアルタイムサービス実行手段8、バッチサービスを実行するバッチサービス実行手段9を有する。
店舗端末1では、カードリーダ端末2は、顧客のカードを読み取り顧客IDを取得し、サービスIDとともに事業者サーバ4へ送信する。顧客IDは顧客を識別する情報であり、サービスIDはその店舗で提供されるサービスを識別する情報である。また、バッチサービス要求端末3は、事業者サーバ4へバッチサービスの実行を要求する。そして、事業者サーバ4では、リアルタイムサービス要求手段7は、カードリーダ端末3からのサービスIDを用いてサービス情報格納手段6からその店舗で提供されるサービスの情報を取得する。また、カードリーダ端末3からの顧客IDを用いて個人情報格納手段5からカードを使用した顧客の個人情報を取得する。そして、カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求する。リアルタイムサービス実行手段8は、リアルタイムサービス要求手段7による実行要求に従って、該顧客に対するリアルタイムサービスを実行し、その実行結果を個人情報格納手段5に書き込む。また、バッチサービス実行手段9は、サービス情報格納手段6及び個人情報格納手段5からサービス対象者及びサービス内容を取得し、該バッチサービス要求端末により要求されたバッチサービスを実行し、その実行結果を個人情報格納手段5に書き込む。
上記カードサービスシステムは、バッチサービス要求端末3が、サービスID及び対象顧客の絞り込み条件を送信し、バッチサービスの実行要求を行うように構成してもよい。また、バッチサービス実行手段9は、バッチサービス要求端末3からのサービスID及び絞り込み条件を用いてサービス情報格納手段6及び個人情報格納手段5からサービス対象者及びサービス内容を取得し、このサービス対象者に対して要求されたバッチサービスを実行するように構成してもよい。
このように、本発明では、店舗側(店舗端末2)が顧客の個人情報を一切管理せず、サービス事業者側(事業者サーバ4)が店舗のサービス情報と顧客の個人情報を管理する。そして、事業者サーバ4において、店舗端末2からのデータ(顧客ID及びサービスID)に基づいてサービスに必要な対象顧客とサービス情報のデータをデータベース(個人情報格納手段5及びサービス情報格納手段6)から取得し、顧客に対するサービスを実行する。このため、店舗側における顧客情報管理のコストや負担を軽減しつつ、カードを利用した顧客に対して店舗による種々のサービス(カードを利用した顧客へのリアルタイムサービスや、メール一斉送信、DM一斉送信といった顧客全般への一括サービス等)を提供することが可能となる。
以下、図2から図8を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態のカードサービスシステムの構成を示した図である。カードサービスシステム100は、店舗端末20と事業者サーバ30とがネットワークに接続されて構成される。店舗端末20は、カードリーダ端末21及びバッチサービス要求端末22を有する。事業者サーバ30は、個人情報DB31、サービスDB32、リアルタイムサービス要求手段33、リアルタイムサービス実行手段34、個人情報登録手段35、サービス情報登録手段36、及びバッチサービス実行手段37を有する。
個人情報登録手段35は、顧客50や店舗から取得した顧客の個人情報(例えば住所、氏名、年齢、性別、家族構成、趣味、年収等)をその個人が保有するカードID(例えばカード番号等)と関連付けて個人情報DB31に登録する。個人情報登録手段35は、個人情報DB31を有する事業者サーバ30とインターネット等のネットワークで接続された端末装置(PC等)や、データ入力専用端末(OCR等)で構成される。なお、個人情報はテキストデータで入力される。
サービス事業者が保有する顧客の個人情報のデータベースは、図4に示すように、顧客が保有するカードのIDと、それに対応した個人情報のプロファイル項目と、その顧客が希望するサービスを登録したサービス登録と、提供を受けたサービスの履歴項目とから構成される。図4の例でいえば、佐藤という顧客は東京都港区に在住し、20才で独身である。そして、サービスAのポイントサービスと、サービスBの駐車場割引サービス、サービスCのポイントサービス、サービスDの会員証をその保有するカードで登録している。登録しているサービスA〜Dは、後述の店舗があらかじめ登録したサービス名である。また、この佐藤なる人物がサービスAやサービスBを受けたいと思って、各店舗でカードのIDを読み込ませた日時の履歴データも併せて格納できるようになっている。
店舗側には、店舗端末20として、カードリーダ端末21が設置されている。カードリーダ端末21は、図3に示すように、カード読取部24、サービスID記憶部25、カードID・サービスID結合部26、通信部27、及びサービス結果表示部28を有して構成される。カード読取部24は、顧客のカードを読み取ってカードID41を取得する。サービスID記憶部25は、店舗で提供されるサービス情報を識別するためのサービスIDを記憶する。カードID・サービスID結合部26は、カード読取部24で読み取ったカードID41とサービスID記憶部25から読み出したサービスID42とを結合する。通信部27は、カードID・サービスID結合部26で結合したID45を事業者サーバ30に送信し、後述のリアルタイムサービス実行手段34からサービス実行結果を受信する。サービス結果表示部28は、リアルタイムサービス実行手段34からのサービス実行結果をカードリーダ端末20上に表示する。
カード読取部24は、カードが紙の場合光学式のリーダであり、バーコード等を読み取ることによってカードのIDを認識する。カードが磁気カードの場合は磁気式のリーダで、カードが接触型ICカードの場合はカードとの接点を保有するICカードリーダで、カードが非接触ICカードの場合は非接触ICカード用のアンテナ回路を内蔵するICカードリーダー等で構成される。サービスID記憶部25は、その店舗のサービスを特定するためのサービスIDを保持しており、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにサービスIDを記憶させたものを読み取ることで実現する。サービス結果表示部は、カードリーダ端末に小型のディスプレイを組込み、LEDや液晶等の画面で実現される。
サービス情報登録手段36は、カードリーダ端末21にカードをかざすことにより実施される店舗のサービスの方法とサービスを識別するサービスIDとをサービスDB32に登録する手段であり、端末入力により実行される。
サービス事業者が保有する店舗のサービス情報のデータベースは、図5に示すように、店舗が保持するサービスIDと、それに関連するサービス名、店舗名、及びサービス内容とから構成される。サービス内容は、顧客がカードを店舗のカードリーダ端末21に読み込ませることにより得られるサービスである。例えば、店舗のポイントサービス、駐車場割引サービス、会員証サービス、クーポン情報サービス、ブックマークサービス(店頭の気に入った商品に対して、カードを読み込ませることにより、自宅のPCや携帯端末等で、その商品のより詳しい情報にアクセスできるように、商品説明のURLを消費者ごとに記憶するサービス)等がある。
事業者サーバ30が有するリアルタイムサービス要求手段33は、カードリーダ端末21から送信されるカードIDとサービスIDを受信し、このカードIDから個人情報DB31を参照してサービス対象の顧客を特定する。一方、サービスIDからサービスDB32を参照してどのようなサービスを実行すべきかを判断し、リアルタイム実行手段34を起動する。
事業者サーバ30が有するリアルタイムサービス実行手段34は、それぞれのサービスIDに対するサービス実行部の集合体であって、店舗のポイントサービス、駐車場割引サービス、会員証サービス、クーポン情報サービス、ブックマークサービス等の処理部を持つ。例えば、ポイントサービスでは、カードの保有者のポイント残高を更新する。会員証サービスでは、会員登録しているかどうかのチェックを行い、その結果をカードリーダ端末21に送信する(なお、カードリーダ端末21はそのチェック結果を表示部に表示する)。そして、リアルタイムサービス実行手段34は、リアルタイムサービス要求手段33により要求されたサービスを実行した結果として、個人情報DB31(カードIDの個人情報の履歴項目欄)にサービスの実施日時を記録していく。
図4及び図5に記載された内容に沿って具体的に説明する。リアルタイムサービス要求手段33は、カードID「A0123456」とサービスID「R0001」を受信すると、個人情報DB31にアクセスしてサービス対象が「佐藤」という顧客であることを特定する。そして、リアルタイムサービス要求手段33は、サービス対象顧客として特定した「佐藤」が、店舗AのサービスAの提供を受ける資格があるかについて検証する。図4の例では、顧客「佐藤」についてはサービスAが既に登録されており、また200ポイントを保有していることから、リアルタイムサービス要求手段33は、顧客「佐藤」がサービスAの提供を受ける資格を有するものと判断する。そして、リアルタイムサービス要求手段33は、リアルタイムサービス実行手段34に対して、サービス登録欄のサービスAのポイントに10ポイントを加えるように指示を出す。リアルタイムサービス実行手段34は、リアルタイムサービス要求手段33からの指示を受けて、個人情報DB31にアクセスし、顧客「佐藤」のサービス登録欄の「サービスA」のポイントに10ポイントを加算するとともに、履歴項目欄の「サービスID・A」の日付を更新する。そして、リアルタイムサービス実行手段34は、サービスの実行結果として、ポイントサービス実施後のポイント及びサービス実施日時等のデータをカードリーダ端末21に送信する。
また、店舗側には、店舗端末20として、バッチサービス要求端末22が設置されている。バッチサービス要求端末22は、店舗側から顧客向けの一括サービスあるいは条件付き一括サービスをサービス事業者(事業者サーバ30)に要求する。また、バッチサービス要求端末22は、ネットワーク接続されたPCや専用端末等から構成され、店舗側からサービスIDの入力(前提としてサービスIDは事前にサービスDB32に登録されている必要がある)と、サービス対象の絞り込み条件式と、サービスコンテンツが入力される。
事業者サーバ30が有するバッチサービス実行手段37は、バッチサービス要求端末22からの要求データを受信すると、サービスIDからサービスDB32を検索してサービス内容を特定する。また、バッチサービス実行手段37は、同サービスを登録している顧客を個人情報DB31から検索し、条件式に当てはまる顧客を選別してサービス対象顧客を特定する。そして、バッチサービス実行手段37は、特定したサービス対象顧客に対して指定されたサービスを実行する。
図4及び図5に記載された内容に沿って具体的に説明する。例えば、店舗Xは、店舗Xのサービスに登録している顧客で、かつ、最近3ヶ月間の間に店舗でカードを読み込ませた履歴のある顧客に対して、Emailでバーゲン情報(サービスコンテンツ)のメール配信を行おうと考えているとする。この場合、バッチサービス要求端末22において、サービスID「B0001」と、条件式「3ヶ月以内の利用履歴」と、サービスコンテンツ「来週の土日に10%オフバーゲン開催!」を入力し、バッチサービス実行手段37に送信する。バッチサービス実行手段37は、バッチサービス要求端末22からの要求を受けて、サービスDB32にアクセスして提供するサービスとして「メール一斉配信」を特定する。また、バッチサービス実行手段37は、個人情報DB31にアクセスして条件式に当てはまる顧客を抽出する。そして、バッチサービス実行手段37は、サービス対象顧客の登録Emailアドレスに、指定されたコンテンツ内容で作成されたメールを一斉配信する。なお、条件式が入力されていない場合は、そのサービスに登録している顧客全員に送信する。また、サービスIDによりサービスが変化するので、例えばDM配信サービス等の要求の場合は、個人情報DB31に登録されている住所と宛名をリストアップし、DM配信の別のシステムへデータを渡す動作を行う。
図6は、本実施形態におけるリアルタイムサービス要求処理の流れを示したフローチャートである。まず、リアルタイムサービス要求手段33は、カードリーダ端末21からカードID・サービスIDを受信する(ステップS1)。そして、個人情報DB31にアクセスして、受信したカードIDと同一のカードIDを検索する(ステップS2)。受信したIDと同一のカードIDが見つからなかった場合(ステップS3/NO)、カードを読み取った顧客は未登録顧客であるため、エラーメッセージを生成してカードリーダ端末21に送信する(ステップS7)。
他方、受信したIDと同一のカードIDが見つかった場合には(ステップS3/YES)、サービスDB32にアクセスして、受信したサービスIDと同一のサービスIDを検索する(ステップS4)。なお、前提としてサービスIDは事前にサービスDB32に登録されている。そして、検索された同一のサービスIDに基づいて、サービスDB32からその店舗で提供されるサービス内容を特定し取得する(ステップS5)。そして、リアルタイムサービス要求手段33は、リアルタイムサービス実行手段34に対して、特定したサービス内容でサービス実行を指示する(ステップS6)。
図7は、本実施形態におけるリアルタイムサービス実行処理の流れを示したフローチャートである。リアルタイムサービス実行手段34は、サービスIDのサービスを選択する(ステップS11)。サービスIDのサービスが「ポイント加算」であった場合(ステップS11/(1))は、個人情報DB31にアクセスし、該当サービス欄にポイントを加算してポイント結果を更新する。また、該当するサービスの履歴欄にポイントサービスの実施日を書き込んでデータ更新を行う(ステップS12)。
また、サービスIDのサービスが「会員証」であった場合(ステップS11/(2))は、個人情報DB31にアクセスし、該当サービス欄に会員証登録があるかどうかチェックする。そして、該当するサービスの履歴欄に会員証の提示履歴(会員証登録のチェック日)を書き込んでデータ更新を行う(ステップS13)。
また、サービスIDのサービスが「駐車場割引」であった場合(ステップS11/(3))は、個人情報DB31にアクセスし、該当サービス欄に駐車場割引権利が設定されているかどうかチェックする。そして、該当するサービスの履歴欄に会員証の提示履歴(割引権利設定のチェック日)を書き込んでデータ更新を行う(ステップS14)。
図8は、本実施形態におけるバッチサービス実行処理の流れを示したフローチャートである。バッチサービス実行手段37は、バッチサービス要求端末22からサービスID及び絞り込み条件を受信する(ステップS21)。そして、サービスDB32にアクセスして、受信したサービスIDと同一のサービスIDを検索する(ステップS22)。なお、前提としてサービスIDは事前にサービスDB32に登録されている。そして、検索された同一のサービスIDに基づいて、サービスDB32からその店舗で提供されるサービス内容を特定し取得する(ステップS23)。そして、個人情報DBを参照しながら該サービス内容が示すサービスを実行する(ステップS24)。
サービスIDのサービスが「メール一斉配信」であった場合(ステップS25/(1))は、個人情報DB31にアクセスし、個人情報DB31に登録されている全顧客に対して、プロファイル項目欄に登録してあるメールアドレスに、店舗で指定されたコンテンツ内容のメールを一斉配信する(ステップS26)。
また、サービスIDのサービスが「履歴条件でメール配信」であった場合(ステップS25/(2))は、個人情報DB31にアクセスして履歴条件に合致する顧客を抽出し、該顧客のプロファイル項目欄に登録してあるメールアドレスに、店舗で指定されたコンテンツ内容のメールを一斉配信する(ステップS27)。
また、サービスIDのサービスが「DM一斉送付」であった場合(ステップS25/(3))は、個人情報DB31にアクセスし、個人情報DB31に登録されている全顧客に対して、プロファイル項目欄に登録してある住所に、店舗で指定されたコンテンツ内容のDMを一斉に郵送する(ステップS28)。
上述した本実施形態によれば、来店する消費者が保有する紙カードやプラスチックカード(クレジットカード、ポイントカード、交通カード、社員証・学生証等)を用いて、店舗は、店舗にこれらのカードを読み込ませるカードリーダ端末を設置するだけで、顧客情報を把握した様々なサービスと、顧客に対するプロモーションを行うことができる。また、店舗は、顧客管理とプロモーションの情報システム化コストを大幅に削減できる。このため、中小規模の小売店舗でも容易に顧客管理を行うことが可能となり、また、サービスIDを変更することにより、同じカードリーダ端末で異なるサービスに切り替えることが可能となる。
また、上述した本実施形態によれば、個人情報をサービス事業者が一括して管理することで、店舗側は顧客管理システムと個人情報保護システムの構築が不要になり、運用コストを大幅に低減することができる。そして、店舗からリアルタイムのサービスとバッチのサービスの両方をサービス事業者に委託することが可能となり、双方がそれぞれのメリットを享受できる。
また、上述した本実施形態によれば、消費者にとっては、1枚のカードで、様々なサービスの提供を受けることができるようになる。そして、店舗に個人情報を知られなくてもサービスを受けられるという安心感が増大する。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
すなわち、上記した実施形態における事業者サーバは、プログラムの命令によりコンピュータで実行される処理、手段、機能によって動作する。当該プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、先に述べたような所定の処理や機能、例えば、リアルタイムサービス要求手段33により、取得したカードIDを用いて個人情報DB31を検索してサービス対象の顧客を特定し、取得したサービスIDを用いてサービスDB32を検索してサービス内容を特定し、特定された顧客に対する特定されたサービスの実行要求をリアルタイムサービス実行手段34に送信する処理を行う。また、リアルタイムサービス実行手段34により、サービス対象の顧客に対するサービスを実行してその実行結果を個人情報DB31に記録して更新し、実行結果をカードリーダ端末21に送信する処理を行う。このように、上記実施形態における各処理や手段は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現されるものである。
そして、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、すなわち記憶メディアを介して、例えば事業者サーバのコンピュータ(CPU)が記憶メディアに格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的は達成される。また、プログラムは、記録メディアを介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもでき、これによっても同様に本発明の目的は達成される。
この場合、記憶メディアから読み出された又は通信回線を通じてロードし実行されたプログラムコード自体が前述の実施形態の機能を実現することになる。そして、そのプログラムコードを記憶した記憶メディアは本発明を構成する。
また、プログラムコードを供給するための記憶メディアとしては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROM、磁気テープ等を用いることができる。
本発明が適用されるカードサービスシステムの構成を示した図である。 本発明の実施形態に係るカードサービスシステムの構成を示した図である。 本発明に実施形態におけるカードリーダ端末を説明するための図である。 本発明の実施形態における個人情報データベースの例を示した図である。 本発明の実施形態におけるサービス情報データベースの例を示した図である。 本発明の実施形態におけるリアルタイムサービス要求処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態におけるリアルタイムサービス実行処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態におけるバッチサービス実行処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
10,100 カードサービスシステム
1,20 店舗端末
2,21 カードリーダ端末
3,22 バッチサービス要求端末
4,30 事業者サーバ
5 個人情報格納手段
6 サービス情報格納手段
7,33 リアルタイムサービス要求手段
8,34 リアルタイムサービス実行手段
9,37 バッチサービス実行手段
24 カード読取部
25 サービスID記憶部
26 カードID・サービスID結合部
27 通信部
28 サービス結果表示部
31 個人情報DB
32 サービスDB
35 個人情報登録手段
36 サービス情報登録手段

Claims (12)

  1. 店舗に設けられた店舗端末と、サービス事業者に設けられた事業者サーバとから構成されるカードサービスシステムであって、
    前記店舗端末は、
    顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、前記店舗で提供されるサービスを識別するサービスIDと前記顧客IDとを前記事業者サーバへ送信するカードリーダ端末と、
    顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの実行を前記事業者サーバに対して要求するバッチサービス要求端末と、
    を有し、
    前記事業者サーバは、
    顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段と、
    店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段と、
    前記カードリーダ端末から送信された前記サービスID及び前記顧客IDを用いて、前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から前記カードを読み取った店舗で提供されるサービス及び前記カードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、前記カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求手段と、
    前記リアルタイムサービス要求手段により要求された前記リアルタイムサービスを実行し、前記リアルタイムサービスの実行結果を前記個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行手段と、
    サービス対象者及びサービス内容を前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から取得し、前記バッチサービス要求端末により要求された前記バッチサービスを実行するバッチサービス実行手段と、
    を有することを特徴とするカードサービスシステム。
  2. 前記カードリーダ端末は、前記カードリーダ端末の設置される店舗で提供されるサービスのサービスIDを保持することを特徴とする請求項1に記載のカードサービスシステム。
  3. 前記事業者サーバは、顧客の個人情報を入力して前記個人情報格納手段に登録する個人情報登録手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のカードサービスシステム。
  4. 前記事業者サーバは、店舗ごとに提供されるサービスの情報を入力して前記サービス情報格納手段に登録するサービス情報登録手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカードサービスシステム。
  5. 前記バッチサービス要求端末は、顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスについてサービスID及び対象顧客の絞り込み条件を送信し、前記事業者サーバに対して前記バッチサービスの要求を行い、
    前記バッチサービス実行手段は、前記バッチサービス要求端末から送信された前記サービスID及び前記絞り込み条件を用いて、サービス対象者及びサービス内容を前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から取得し、前記バッチサービス要求端末により要求された前記バッチサービスを実行することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のカードサービスシステム。
  6. サービス事業者に設けられ、店舗に設けられた店舗端末とともにカードサービスシステムを構成するサーバ装置であって、
    顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段と、
    店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段と、
    顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、前記店舗で提供されるサービスを識別するサービスID及び前記顧客IDを送信する前記店舗端末からの前記サービスID及び前記顧客IDを用いて、前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から前記カードを読み取った店舗で提供されるサービス及び前記カードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、前記カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求手段と、
    前記リアルタイムサービス要求手段により要求された前記リアルタイムサービスを実行し、前記リアルタイムサービスの実行結果を前記個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行手段と、
    顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの前記店舗端末からの実行要求に対して、サービス対象者及びサービス内容を前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から取得し、前記店舗端末から要求された前記バッチサービスを実行するバッチサービス実行手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  7. 顧客の個人情報を入力して前記個人情報格納手段に登録する個人情報登録手段を有することを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 店舗ごとに提供されるサービスの情報を入力して前記サービス情報格納手段に登録するサービス情報登録手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記載のサーバ装置。
  9. 前記バッチサービス実行手段は、顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスについてサービスID及び対象顧客の絞り込み条件を送信する前記店舗端末からの前記バッチサービスの実行要求に対して、前記店舗端末からの前記サービスID及び前記絞り込み条件を用いて、サービス対象者及びサービス内容を前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から取得し、前記店舗端末から要求された前記バッチサービスを実行することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  10. 店舗に設けられた店舗端末と、サービス事業者に設けられた事業者サーバとから構成されるカードサービスシステムでのカードサービス方法であって、
    前記店舗端末において、
    顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、前記店舗で提供されるサービスを識別するサービスIDと前記顧客IDとを前記事業者サーバへ送信し、
    顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの実行を前記事業者サーバに対して要求し、
    顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段及び店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段を備える前記事業者サーバにおいて、
    前記店舗端末から送信された前記サービスID及び前記顧客IDを用いて、前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から前記カードを読み取った店舗で提供されるサービス及び前記カードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、前記カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求ステップと、
    前記リアルタイムサービス要求ステップにより要求された前記リアルタイムサービスを実行し、前記リアルタイムサービスの実行結果を前記個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行ステップと、
    サービス対象者及びサービス内容を前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から取得し、前記店舗端末により要求された前記バッチサービスを実行するバッチサービス実行ステップと、
    を有することを特徴とするカードサービス方法。
  11. 店舗に設けられた店舗端末と、サービス事業者に設けられた事業者サーバとから構成されるカードサービスシステムで用いられるプログラムであって、
    顧客の個人情報を格納する個人情報格納手段及び店舗ごとに提供されるサービスの情報を格納するサービス情報格納手段を備える前記事業者サーバにおいて、
    顧客のカードを読み取って顧客を識別する顧客IDを取得し、前記店舗で提供されるサービスを識別するサービスID及び前記顧客IDを送信する前記店舗端末からの前記サービスID及び前記顧客IDを用いて、前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から前記カードを読み取った店舗で提供されるサービス及び前記カードを読み取られた顧客の個人情報を取得し、前記カードを読み取られた顧客に対するリアルタイムのサービスの実行を要求するリアルタイムサービス要求機能と、
    前記リアルタイムサービス要求機能により要求された前記リアルタイムサービスを実行し、前記リアルタイムサービスの実行結果を前記個人情報格納手段に書き込むリアルタイムサービス実行機能と、
    顧客向けに一括してサービスを行うバッチサービスの前記店舗端末からの実行要求に対して、サービス対象者及びサービス内容を前記サービス情報格納手段及び前記個人情報格納手段から取得し、前記店舗端末により要求された前記バッチサービスを実行するバッチサービス実行機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録しコンピュータ読み取り可能なことを特徴とする記録媒体。
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