JP2009042849A - 会員勧誘システム、そのサーバ、プログラム - Google Patents

会員勧誘システム、そのサーバ、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】非会員に対する確実な入会案内の配信と入会手続きの為の手間の軽減を実現する。
【解決手段】決済端末2は、電子マネー機能搭載の携帯端末10との一般的な電子マネー決済処理の際に、当該携帯端末10のカードIDをサーバ1へ送信する。サーバ1はこのカードIDを用いて会員情報テーブルを検索して、該当するデータが無ければ(つまり、非会員であれば)、サーバ1への誘導情報を含む入会案内電子データを決済端末2へ送信する。決済端末2は、この入会案内電子データを携帯端末10に書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、会員サービスシステムにおける会員登録に関し、特に、携帯端末を用いる電子マネー決済時に会員登録の勧誘を行うシステム等に関する。
各種会員サービスにおける会員勧誘では、入会方法や入会のメリットを説明する広告、非会員を勧誘した会員への優遇措置、などで非会員に対する入会の動機づけを行っている。しかし、雑踏の中であったりすれば、広告・ポスターを立ち止まってゆっくり見たり手荷物になるチラシやパンフレット等を持ち帰ったりしてくれない。また、優良顧客にターゲットを絞った効果的な顧客の囲い込みが難しいだけでなく、期間限定のキャンペーンの度に新しい広告を印刷するなど、入会促進コストは高くつく。さらに、顧客によっては入会手続きの手間を煩わしがり、なかなか入会してくれない。
例えば、特許文献1の発明では、優良顧客に対してのみ入会の勧誘を行えるようにし、入会促進コストを低減する。クレジットカードやデビットカードでの決済時に、決済履歴が入会促進条件を満たす顧客の場合に、レシートに入会促進情報を印刷することで、店員は決済時に非会員が優良顧客か否かを把握でき、優良顧客に対して入会案内できる。これにより、広告の印刷等のコストが減らせて、優良と判断した顧客に絞って入会を勧められる。
また、特許文献2の発明では、会員サービスへの入会を速やかに行える。会員サービスを提供する店舗用端末からアクセスできるサーバに、顧客の携帯端末からもアクセスでき会員登録できるよう、入会手続きを簡素化している。これにより、入会申込書の作成や申込書郵送など手続きの煩わしさから敬遠されがちな会員サービス入会の敷居を低くできる。
特開2002−163587号公報 特開2002−99799号公報
しかしながら、上記特許文献1の発明では、優良顧客と判断された顧客に対してのみの入会案内であるうえに、勧誘を店員が行うので、行列のできるレジ等では後に並んでいる顧客を更に待たせることになる。また、入会手続きは別途必要であり、入会したとしても付加価値が得られるのは次回以降の決済からとなるため、入会をやめてしまう顧客も出てくる。
また、上記特許文献2の発明では、会員サービスへの入会の意思を持つ非会員に対して入会手続きの煩わしさを軽減するものであるが、非会員に対して入会を動機づけるものではない。
例えば以下に列挙する事を実現できれば、来店してくれた顧客に対して効率的に入会を促進することが可能となる。
1.会員サービスのメリット等を不特定多数の非会員に理解してもらうため、入会案内をいつでも見てもらえるようにすること。
2.非会員の優良顧客をより効果的に囲い込むため、顧客の決済状況別に入会案内できること。
3.決済後の入会案内で入会の動機づけをより効果的に行うため、未入会時の対象となる決済分の付加価値を入会時に得られるようにすること。
4.入会手続きの煩わしさをなくすため、入会手続き完了までの手間を軽減、処理を短縮すること。
本発明の課題は、非会員の電子マネー機能搭載の携帯端末による決済時に、この携帯端末にサーバへの誘導情報を含む入会案内電子データを書き込むことで、非会員がこの入会案内をいつでも参照できると共に携帯端末から容易に入会手続きを行うことができるようにし、以って入会を促進することが可能となり、あるいは更に非会員の決済状況等に応じた入会特典を個別に求めてこの入会特典を付与する旨を上記入会案内電子データに含めると共にその後に入会した場合にはこの入会特典を付与することで、特に優良顧客の入会を更に促進することが可能となる会員勧誘システム、そのサーバ、プログラム等を提供することである。
本発明の会員勧誘システムは、電子マネー機能搭載の携帯端末と接触型/非接触型の通信を行って電子マネー決済処理を行う決済端末とサーバとがネットワークに接続されたシステムであって、前記決済端末は、前記電子マネー決済処理時に、前記携帯端末から所定の識別情報を読み出して該識別情報をユーザ識別情報として前記ネットワークを介して前記サーバへ送信する識別情報送信手段を有し、前記サーバは、各ユーザ識別情報に対応付けて会員又は非会員を示す情報を格納する会員情報記憶手段と、任意の前記決済端末が送信した前記ユーザ識別情報を受信すると、該受信したユーザ識別情報を用いて前記会員情報記憶手段を検索して、該当するユーザ識別情報が登録されているか否かを判定し、登録されていない場合には前記受信したユーザ識別情報を前記非会員として該会員情報記憶手段に新規登録する会員情報登録手段と、前記会員情報記憶手段への新規登録が行われた場合、任意の勧誘文と該サーバへの誘導情報を含む入会案内電子データを、前記ユーザ識別情報送信元の決済端末へ配信する入会案内配信手段とを有し、前記決済端末は、該配信された入会案内電子データを前記携帯端末に記憶させる入会案内書込手段を更に有し、該携帯端末は、前記入会案内電子データに基づいて、前記勧誘文を表示可能となり、前記誘導情報に従って前記サーバにアクセス可能となる。
上記会員勧誘システムでは、一般的な決済端末での電子マネー決済処理に伴って、決済端末とサーバとの連携動作により、当該決済を行ったユーザが非会員である場合にはその携帯端末に、サーバへの誘導情報を含む入会案内電子データを書き込む。これにより、非会員のユーザを確実に勧誘でき、ユーザはいつでも勧誘内容を表示・参照できると共に、誘導情報に従って容易にサーバにアクセスして入会手続きを行うことができる。
また、例えば、前記サーバは、前記受信したユーザ識別情報が前記会員情報登録手段に登録されている場合であっても、それが前記非会員である場合には、前記入会案内電子データの配信を行う。
この様に、勧誘を行うのは1回だけとは限らない。
また、例えば、前記サーバは、任意の前記携帯端末から前記誘導情報に従ったアクセスがあり、所定の入会手続きが行われた場合、前記会員情報記憶手段において該アクセス元の携帯端末に係る前記ユーザ識別情報に対応する情報を、前記非会員から会員へと変更する。
また、例えば、前記決済端末の前記識別情報送信手段は、前記電子マネー決済処理に係る決済情報を前記ユーザ識別情報と共に送信し、前記サーバは、受信した決済情報を受信したユーザ識別情報に対応付けて記憶する決済履歴記憶手段と、前記入会案内電子データ
のテンプレートであって前記勧誘文中に入会特典に係る可変情報を埋め込み可能なテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、前記受信した決済情報又は決済履歴記憶手段に記憶されている各決済情報に基づいて、前記可変情報を生成してこれを前記テンプレートに埋め込むことで前記入会案内電子データを作成する入会案内作成手段とを更に有する。
この様に、各ユーザ毎にそのユーザの決済情報(決済金額等)に基づく入会特典を生成して、これを入会案内電子データ中に埋め込むので、入会特典によって入会への動機付けが増えることで更に入会促進を図ることができる。また、ユーザ個別の入会特典が与えられるので、例えば、決済金額が多いユーザほど得な入会特典を与えられる等、優良な顧客の入会促進を図ることができる。
例えば、前記サーバは、任意の前記携帯端末から前記誘導情報に従ったアクセスがあり、所定の入会手続きが行われた場合、前記入会特典に係る可変情報が示す特典として、前記決済情報に含まれる決済金額に応じたポイント又は前記決済履歴記憶手段を参照して得られる決済金額合計に応じてポイントを付与する。
本発明の会員勧誘システム、そのサーバ、プログラム等によれば、非会員の電子マネー機能搭載の携帯端末による決済時に、この携帯端末にサーバへの誘導情報を含む入会案内電子データを書き込むことで、非会員がこの入会案内をいつでも参照できると共に携帯端末から容易に入会手続きを行うことができるようにし、以って入会を促進することが可能となる。あるいは更に非会員の決済状況等に応じた入会特典を個別に求めてこの入会特典を付与する旨を上記入会案内電子データに含めると共にその後に入会した場合にはこの入会特典を付与することで、特に優良顧客の入会を更に促進することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本例の会員勧誘システムの概略的なシステム構成図である。図2は、図1に示すシステムにおける決済処理に伴う入会案内配信処理の処理シーケンスを示す。
図1に示す会員勧誘システムは、サーバ1、決済端末2、入会用端末3、携帯端末10等から成る。サーバ1、端末2、入会用端末3は、それぞれ、インターネット、公衆回線網等のネットワーク4に接続しており、ネットワーク4を介して相互にデータ送受信可能となっている。また、ネットワーク4には例えば携帯電話網等も含まれており、携帯端末10は例えば携帯電話の無線基地局5等との無線通信を行うことで、ネットワーク4を介して、サーバ1等へのアクセスを行うことができる。
携帯端末10は、例えばICカード機能搭載の携帯電話等であり、例えば図示の構成を有する。すなわち、携帯端末10は、所定の機能(通信機能、表示機能、ブラウザ機能等)を実現させるアプリケーションを格納するプログラムメモリ11、その任意の記憶領域内に配布データ格納フォルダが格納されているデータメモリ12、非接触型ICカード13等を有している。非接触型ICカード13は、例えば電子マネーの残額や当該ICカードを識別する為のユニークなカードID等を記憶するメモリ13aを有している。尚、ICカードは、非接触型に限らない(接触型であってもよい)。
尚、携帯端末10は、特に図示しないだけであり、基本的に、一般的なICカード機能搭載の携帯電話としての構成は全て有している。
また、ここでは特に図示しないが、サーバ1は一般的なコンピュータの構成を有しており、特にCPU、記憶装置(図2に示すデータベース(DB)1a等)、メモリ、通信機
能部等を有している。記憶装置(DB1a)には後述する会員情報、決済履歴、勧誘履歴、決済/勧誘履歴等が格納される。また、記憶装置には所定のアプリケーションプログラムが格納されており、上記CPU等(演算プロセッサ)がこのアプリケーションを上記メモリ上に読み出し・実行することにより、後述する図2のステップS2,S3,S4,S5の処理や図4に示すフローチャートの処理等を実現する。記憶装置はハードディスク等である。
これは、決済端末2や入会用端末3に関しても同様であり、決済端末2や入会用端末3は不図示のCPU/MPU等の演算プロセッサ、記憶部、通信機能部等を有しており、記憶部に格納されている所定のアプリケーションプログラムを、CPU等が読み出し・実行することにより、後述する各種処理を実現する。例えば決済端末2は、後述する図2のステップS1の処理や図3に示すフローチャートの処理等を実現する。
また、これも図示しないが、決済端末2や入会用端末3は、ICカード・リーダ/ライタ(ここでは非接触型)を備えており、このICカード・リーダ/ライタを介して携帯端末10(その非接触ICカード13)との非接触型の通信を行う。
また、決済端末2は、例えばコンビニ、デパート等の各種店舗のレジ横等に設置されている。入会用端末3は任意の場所に設置されている。
また、携帯端末10に関しても同様に特に図示しないが、携帯端末10は不図示のCPU/MPU等の演算プロセッサや無線による通信機能部等を有しており、このCPU等が上記プログラムメモリ11に格納されている所定のアプリケーションプログラムを読み出し・実行することにより、後述する各種処理を実現する。また、非接触型ICカード13も特に図示しないが一般的な非接触型ICカードの構成(処理回路等)を有しており、ICカード・リーダ/ライタとの非接触型の通信を行って所定の電子マネー決済処理を実現する。
以下、図2を参照して、上記図1のシステムの概略的な動作について説明する。
まず、任意の携帯端末10を所持する任意のユーザ等が、任意の決済端末2のところで電子マネーによる決済を行う為に、自己の携帯端末10を決済端末2が備えるICカード・リーダ/ライタに翳すと、非接触型ICカード13とICカード・リーダ/ライタとの非接触の通信により、決済端末2は一般的な電子マネー決済処理を実行する(ステップS1)。そして、この決済処理完了後、決済端末2は、上記非接触の通信により上記非接触型ICカード13から上記カードIDを読み出して、このカードIDを所定の決済情報と共に、ネットワーク4を介してサーバ1へ送信する。この決済情報は、例えば決済日時、決済金額等である。このカードIDは、上記の通り各携帯端末10毎に異なるので、サーバ1側でユーザ識別用のID(ユーザ識別情報)として用いることができる。
尚、決済情報は、(後述する実施例2では必要になるが)必ずしも送信しなければならないものではない。
サーバ1は、受信したカードID、決済情報を後述する決済履歴テーブル30等に追加・記憶する(ステップS2)。更に受信したカードID(ユーザ識別情報)に基づいて後述する会員情報テーブル20を検索する等して、このカードIDが示すユーザが会員であるか否かを確認する(ステップS3)。もし会員で無い場合には(非会員の場合には)、入会案内電子データを作成してこれを上記カードID・決済情報の送信元の決済端末2へ配信する(ステップS4)。
ここで、入会案内電子データには、会員登録サーバ(ここではサーバ1)への誘導情報(サーバ1の(サーバ1が提供する会員登録ページ等の)URL)等を付加しておく。これにより、上記携帯端末10のユーザは、当該自己の携帯端末10を用いて、後述する入
会(会員登録)の為のアクセスを容易に行えるようになる。
また、今回の勧誘実行(入会案内電子データの配信)に関する各種データを、後述する勧誘履歴テーブル40等に追加・記憶する(ステップS5)。
また、上記ステップS4の入会案内電子データの作成は、決済情報が示す条件(決済金額等)に応じた各ユーザ個別の勧誘内容の入会案内電子データを作成するものであってもよい(後述する実施例2)。つまり、例えば入会案内電子データには、上記条件に応じた入会特典(決済金額等を加味した付加価値)などの勧誘文を記載する。これにより、後述する実施例2では、入会の為の動機付けが増えることで更に入会促進を図ることができる。勿論、入会が行われた場合には、上記入会特典が示す付加価値を当該新規入会ユーザに与えることができる。入会特典は、例えば決済金額等に応じたポイントの付与等である。
決済端末2は、上記配信された入会案内電子データ(勧誘文とサーバ1への誘導情報等から成る入会案内電子データ)を受信すると、この入会案内電子データをICカード・リーダ/ライタを介して携帯端末10側に転送する。
携帯端末10は、この入会案内電子データを、上記データメモリ12内の配布データ格納フォルダ内に格納する。
その後、携帯端末10のユーザが所定の操作を行うことで、上記入会案内電子データの内容(勧誘文等)が携帯端末10のディスプレイに表示される。そして、ユーザがこの勧誘文を参照して入会する気になったら、上記誘導情報を用いてサーバ1(サーバ1が提供する会員登録ページ等)にアクセスすることができる。そして、携帯端末10のユーザが、例えば携帯端末10のディスプレイに表示される会員登録ページ上で所望の入会手続き操作を行うことができる。
尚、サーバ1は、例えば上記決済履歴テーブル30や勧誘履歴テーブル40に新規追加したレコードを識別するID(後述するAIDやDID)を上記誘導情報に含めるようにし、この誘導情報を用いた上記アクセスがあると、サーバ1側では、当該誘導情報に含まれる上記ID(後述するAIDやDID)を取得して、このIDに紐付く決済履歴/勧誘履歴があることを確認したうえで、入会手続きの受付を開始するようにしてもよい。
あるいは、入会手続きが終了した後、入会用端末3に携帯端末10を翳すと、入会用端末3はそのカードIDを当該携帯端末10から読み出してサーバ1に送信する。サーバ1は、このカードIDに基づいて本人であることを確認し、会員サービスへの入会を完了するようにしてもよい。
尚、上記本人確認は、入会手続き時に、携帯端末10のカードIDをサーバ1へ送信することで行っても良いので、入会用端末3は必ずしも必要な構成ではない。
上述した図1、図2に示す本システムによれば、非会員の任意のユーザの携帯端末10を用いた電子マネー決済に伴って、入会案内が携帯端末10に書き込まれ、いつでも見てもらうことができる。また、携帯端末10で入会案内電子データのリンクから入会手続きを行うことができ、入会が速やかに行われ入会と同時に会員サービスを提供できる。
更に、後述する実施例2のように、非会員の電子マネー決済の決済金額や決済履歴(決済金額の合計等)に応じた特典(例えばポイントなど)を付与すること等もできる(入会案内にポイントを付与する旨や具体的なポイント値等を記述する)。あるいは、特に高額な決済をした非会員に対して更に優遇措置を取ったりしてもよい。
以下、図3以降の各図面を参照して、上述した図1、図2に示す本システムについて、更に詳細に説明する。
まず、図3には上記決済端末2の処理フローチャート図、図4にはサーバ1の処理フローチャート図を示す。
図3に示すように、決済端末2は、任意の携帯端末10に係る上記ステップS1の決済処理を実行完了したら、上記カードID、決済情報等をサーバ1へ送信し(ステップS11)、その応答を待つ。そして、サーバ1からのレスポンスを受信したら(ステップS12)、このレスポンスに入会案内電子データが含まれている場合には(ステップS13)、この入会案内電子データを上記の通り携帯端末10に転送して格納させる。
また、サーバ1の処理に関しては、上記図4を参照すると共に図5も参照して説明する。
まず、図5について説明しておく。尚、図4、図5は実施例1に対応する例である。よって、以下、実施例1について説明するものともいえる。
図5は、上記の通りDB1aに格納される各種テーブルの構成の一例を示す図である。
すなわち、図5には、上記DB1aに格納される各種テーブルの一例である、会員情報テーブル20、決済履歴テーブル30、勧誘履歴テーブル40、及び決済/勧誘リンクテーブル50のデータ構成の一例を示す。
会員情報テーブル20は、CID21、STATUS22の各データ項目より成る。CID21は上記カードIDであり、STATUS22には「非会員」、「入会手続き中」、「会員」の何れかの状態が格納される。つまり、本例の会員情報テーブル20には、会員だけでなく、上記ステップS4により入会案内電子データを送ったユーザに関しても、「非会員」として登録される。そして、後に上記入会手続きを経て会員となった場合には、そのSTATUS22が「会員」に変わることになる。
決済履歴テーブル30は、AID31、CID32、ATIME33、PRICE34の各データ項目より成る。
AID31は当該決済履歴テーブル30内の各レコードに任意に割り当てられるレコード識別用のIDである。CID32は、上記CID21と同様、上記カードIDである。ATIME33には決済日時、PRICE34には決済金額が格納される。つまり、上記各カードIDに対応付けて上記決済情報が格納される。
勧誘履歴テーブル40は、DID41、CID42、DTIME43の各データ項目より成る。
DID41は当該勧誘履歴テーブル40内の各レコードに任意に割り当てられるレコード識別用のIDである。CID42は、上記CID21等と同様、上記カードIDである。DTIME43は、勧誘日時、すなわち上記入会案内電子データを配信した日時である。
決済/勧誘リンクテーブル50は、LID51、DID52、AID53の各データ項目より成る。
LID51は当該決済/勧誘リンクテーブル50内の各レコードに任意に割り当てられるレコード識別用のIDである。そして、上記決済履歴テーブル30と勧誘履歴テーブル40とに上記の通り新規追加されたレコード同士を対応付ける為に、これらレコードの上記AID31とDID41とをそれぞれAID53とDID52に格納している。
尚、決済/勧誘リンクテーブル50は、特に実施例1においては必ずしも必要なものではない。
以上説明した図5の各テーブルも用いて、以下、図4のフローチャートの処理について
説明する。
図4において、サーバ1は、任意の決済端末2が送信した上記カードID、決済情報を受信すると(ステップS21)、まず、新規AIDを生成し、決済履歴テーブル30に新規レコードを追加して、この新規レコードのAID31に新規AIDを格納すると共に、この新規レコードのCID32、ATIME33、PRICE34に、それぞれ、受信したカードID及び決済情報(決済日時、決済金額)を格納する。
次に、受信したカードIDをキーにして会員情報テーブル20を検索して、同一のカードID(CID21)を有するレコードが存在するか否かを確認する。つまり、当該カードIDが既に会員情報テーブル20に登録済みであるか否かを確認し、登録済みである場合には(ステップS24,YES)、ステップS25〜S28の処理を実行することなく、上記決済情報の送信元の決済端末2に対して所定のレスポンス(例えば決済情報受信を示すレスポンス等)を送信する(ステップS29)。当然、この場合にはレスポンスには入会案内電子データは含まれていないので、上記ステップS13の判定はNOとなる。
一方、受信したカードIDが会員情報テーブル20に未登録である場合には(ステップS24,NO)、このカードIDが示すユーザは非会員であるので、勧誘の為の処理を行うことになる。すなわち、ステップS25〜S28の処理を実行する。尚、勧誘は、各ユーザ毎に1度だけとは決まっていないので、後に説明する実施例2の場合と同様に、会員情報テーブル20に登録済みであってもそのSTATUS22が「非会員」の場合には、勧誘の為の処理を行うようにしてもよい。但し、ここでは、未登録である場合に行う処理として、ステップS25〜S28の処理を示す。
すなわち、まず、会員情報テーブル20に新規レコードを追加して、この新規レコードのCID21に上記受信したカードIDを格納し、STATUS22には「非会員」を格納する(ステップS25)。
次に、例えば後に図7等に一例を示すような入会案内電子データのテンプレートを、不図示のファイルシステム等から取得して、このテンプレートに基づいて入会案内電子データを生成する。すなわち、例えば、このテンプレートにおける誘導情報に、例えば上記決済履歴テーブル30の新規レコードのAID31を付加することで、入会案内電子データを生成する(ステップS26)。この例に限らず、例えば上記受信したカードIDを誘導情報に付加してもよい。あるいは当該ステップS26の処理の前に後述するステップS28の処理を行ってもよく、その場合には、勧誘履歴の新規レコードのDID41を、誘導情報に付加してもよい。
そして、上記生成した入会案内電子データをレスポンスに追加する(ステップS27)。
更に、新規DIDを生成し、勧誘履歴テーブル40に新規レコードを追加して、この新規レコードのDID41に新規DIDを格納すると共に、この新規レコードのCID42に上記受信したカードIDを格納する。また、例えば現在日時等を上記勧誘日時として新規レコードのDTIME43に格納する(ステップS28)。
そして、上記カードID、決済情報の送信元の決済端末2に対して上記レスポンスを送信する(ステップS29)。当然、この場合にはレスポンスには入会案内電子データが付加されているので、上記ステップS13の判定はYESとなる。
以下、上述した処理(特にサーバ1の処理)について、図6以降に示す具体例を参照しながら、更に具体的、詳細に説明する。
図6、図7、図9、図10に、上記図5に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例と、その推移について示す。
この例では、あるとき、図6に示す状態であったものとする。そして、この状態において、会員情報テーブル20に未登録のユーザ(つまり「非会員」のユーザ)が、任意の決済端末2において自己の携帯端末10を用いて決済処理を行ったものとし、この携帯端末10のカードIDが「1040」であったものとする。この場合、上記任意の決済端末2からカードID=「1040」と決済情報が送られてくることになる。
更に詳しくは、上記未登録ユーザが任意の店舗で4,980円分の商品購入を行い、レジ等において店員が決済金額4,980円を入力した後、未登録ユーザは、決済を行うため自己の携帯端末10(電子マネー機能搭載の携帯端末)をレジ横の決済端末2に翳す。
これより、この決済端末2は、一般的な電子マネー決済処理を行った後、この携帯端末10のカードIDと共にこのときの決済情報(決済時刻、決済金額等)をサーバ1に送信する。本例では、上記の通り、カードID=「1040」、決済金額=4,980円等である。
サーバ1は、上記決済端末2からのカードID、決済情報を受信すると、このカードID、決済情報を、任意に決めた決済履歴ID(AID=104)に対応付けて決済履歴テーブル30に新規レコードとして追加記録する。
次に、会員情報テーブル20において受信したカードIDに該当するレコード(CID=1040のレコード)を検索する。この例では会員情報テーブル20に該当するレコードがないので、非会員のユーザであることが分かり、上記のステップS25〜S28の処理を実行することになる。
すなわち、まず、会員情報テーブル20に新規レコード(CID=1040、ステータス=「非会員」)を追加する。同様に、勧誘履歴テーブル40に新規レコード(DID=14、CID=1040、勧誘日時=2007/4/1 09:13:56)を追加する。尚、勧誘履歴ID(DID=14)の値は、上記の通りサーバ1が任意に(例えば1,2,3・・・等というように)決定してよい。
更に、上記決済履歴テーブル30及び勧誘履歴テーブル40に追加した新規レコードのAID31及びDID41と任意に決定したLID(=4)とを対応付けた新規レコード(LID51=‘4’、DID52=‘14’AID53=‘104’)を、決済/勧誘リンクテーブル50に追加する。
以上の処理により、各種テーブルは、図6に示す状態から図7に示す状態へと変わっている。
次に、サーバ1上のファイルシステムから入会案内用電子データのテンプレートを読み出す。
ここで、図8(a)に、入会案内用電子データのテンプレートの一例を示す。
尚、図示の例ではHTML形式を例に挙げているが、携帯端末10側で画面表示できるデータ形式のものであれば何でも良い。
図8(a)のテンプレートにおいて、「a href=“http://w.x.y/z?did=14”>こちら</a>」が上記誘導情報(サーバ1のURL等)に相当する。「http://w.x.y/」がサーバのドメイン名であり、その後に続く「?did=※」が上記勧誘履歴ID等の付加情報を付加する為
の変数部分である。つまり、URL等に“?did=”というクエリストリングを付加する為の変数部分である。尚、本例は上記勧誘履歴ID(DID)を付加する例なので“?did=”となっているが、この例に限らず、例えば上記決済履歴ID(AID)を付加させたい場合には“?aid=”等とすればよい。
そして、本例では、上記ステップS26の処理において、上記テンプレート中の変数部分(「?did=※」の※)に勧誘履歴ID(DID=14)を代入することで、誘導情報が完成して、図8(c)に示す入会案内用電子データが作成される。図示の通り、入会案内用電子データの勧誘文中に「a href=“http://w.x.y/z?did=14”」が埋め込まれている。尚、この「a href=“http://w.x.y/z?did=14”」全体を誘導情報と見做してもよい。
そして、サーバ1は、この様にして作成した入会案内用電子データを決済端末2へ配信し、上記の通り入会案内用電子データは携帯端末10に書き込まれることになる。そして、携帯端末10の上記非会員ユーザが所定の操作を行うことで、携帯端末10のディスプレイに入会案内用電子データに基づく表示が行われることになる。図8(c)に示す例では図8(b)に示す表示が行われることになる。図8(b)の画面では、図示のような勧誘文が表示されると共に、この勧誘文中の「こちら」の表示部分に上記サーバ1への誘導情報が埋め込まれている。
よって、携帯端末10のユーザは、表示された勧誘文を参照して入会する気になったら、「こちら」の表示部分をクリックする等の操作を行うことで、携帯端末10は上記誘導情報を用いてサーバ1(その会員登録ページ等)にアクセスすることになる。
この入会アクセスの際のサーバ1の処理は、図4には示していないが、以下、本具体例を用いて以下に入会アクセスの際の処理例について説明する。
すなわち、サーバ1は、上記入会アクセスを受けると、まず、上記付加情報(クエストリング)である勧誘履歴ID(DID=14)を取得し、この勧誘履歴IDを用いて勧誘履歴テーブル40を検索することで該当するレコードを求めて、このレコードのカードID(CID42=「1040」)を取得する。更に、このカードIDを用いて会員情報テーブル20を検索することで該当する(CID21=「1040」の)レコードを求め、この該当レコードのSTATUS22を上記「非会員」から「入会手続き中」に変更する。
これによって、会員情報テーブル20は、図7に示す状態から図9に示す状態に変わる。
そして、上記会員登録ページ上でユーザに入会に必要な各種情報(住所、氏名等の個人情報等)を入力させる。そして、入力完了する等して所定の入会手続きが一応完了したら、携帯端末10へのレスポンスメッセージとして、例えば「入会用端末へ携帯端末を翳すことで入会手続きが完了する」旨を記載したメッセージを、携帯端末10へ送信する。尚、上記STATUS22を「非会員」から「入会手続き中」に変更する処理は、当該各種情報入力完了後や当該メッセージ送信後に行うようにしてもよい。
携帯端末10は、このレスポンスメッセージを表示する。
これより、携帯端末10のユーザは、上記レスポンスメッセージの表示に従って入会用端末3のところに行き、そこで携帯端末10を翳す。
これより、入会用端末3は、携帯端末10からカードID(CID=1040
1040)を読み出し、サーバ1へ送信する。
サーバ1は、入会用端末3から送信されたカードID(CID=1040)を受信し、これに基づいて会員情報テーブル20を検索して、該当するレコードがあることを確認す
る。該当するレコードとは、受信したカードIDと同一のCID21であってSTATUS22が「入会手続き中」のレコードである。もし、該当するレコードが無ければエラーメッセージ等を返信して、本処理は終了する。
もし、該当するレコードがあれば、このレコードのSTATUS22を、「入会手続き中)」から「会員」に変更する。これによって、会員情報テーブル20は、図9に示す状態から図10に示す状態に変わることになる。
尚、もし入会時の特典として入会ポイントの付与があるとすれば、このタイミングで付与する。そして、入会用端末3に対して入会手続きが完了した旨を示すメッセージを送信して携帯端末10にこのメッセージを書き込ませる。
以上説明した実施例1では、上述したように、非会員の電子マネー機能搭載の携帯端末による決済時に、この携帯端末にサーバへの誘導情報を含む会員サービス入会勧誘の為の電子データを書き込むことで、非会員は、この電子データをいつでも参照できると共に、自己の携帯端末から容易に入会手続きを行うことができる。
更に詳しくは、実施例1によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、非会員の顧客の決済時に会員サービス入会案内を携帯端末に配信することで、決済した顧客に対して確実に案内文を送り付けることができ、勧誘の詳細情報を自己の携帯端末でいつでも見てもらえる。また、配信される入会案内に会員登録サーバへ誘導する情報を付加しておくので、携帯端末において、決済時に取得した入会案内から会員登録サーバへ容易にアクセスできるようにすることで、入会手続きの手間(会員登録サーバのアドレス取得等の煩わしさ)をなくせる。よって、入会を促進することが可能となる。
また、チラシやパンフレット等を作り直す時のような印刷コストはなく、営業方針(案内情報)が決定してから配信できるようになるまでのタイムラグも短い。
以下、実施例2について説明する。
尚、本例の未登録ユーザの携帯端末10に搭載されている非接触型ICカード13のカードIDは、実施例1と同様に「1040」であったとする。
実施例2は、その基本的な動作・処理は、実施例1と略同様である。実施例2が実施例1と異なる点は、上記勧誘文として、例えば、各ユーザ毎の決済の状況(決済金額、決済金額累計等)に応じた具体的な特典を与える旨を記載した、各ユーザ個別の内容の入会案内電子データを作成して、これを該ユーザの携帯端末10に格納させて表示させると共に、実際に入会手続きが行われた場合には上記特典を適用するようにする点である。特典とは、例えば会員サービス用ポイントを付与する等、ユーザにとって入会することで何らかのメリットが得られるものであり、例えば各ユーザ毎の決済状況等に応じた具体的なポイント値等を算出して提示するものである。
以下の説明ではポイント付与を例にする。
まず、図11に、実施例2における各種テーブルの構造例を示す。
図示の通り、会員情報テーブル以外の各テーブルは、図5に示す実施例1のテーブルと略同様であり、同一符号を付してあり、その説明は省略する。
図11に示す、実施例2における会員情報テーブル60は、CID61、STATUS62、POINT63の各データ項目より成る。このうち、CID61及びSTATUS62は、図5のCID21及びSTATUS22と同じであるので、その説明は省略する。
POINT63は、会員情報テーブル60に登録されている各会員が、会員サービスで利用できるポイントである。このポイントは、例えば会員として何かを購入する毎に付与される。よって、通常であれば、入会直後のユーザのPOINT63は‘0’であるが、本例では、特典として、各ユーザ毎の決済の状況(決済金額、決済金額累計等)に応じて、最初からポイントが与えられる。
実施例2においても、基本的な処理の流れは、上記図3、図4の処理と略同様である。但し、図4におけるステップS23〜S25やステップS26の処理の処理内容や、このステップS26処理に係るデータ(入会案内用電子データ、そのテンプレート)において、実施例1とは異なる部分がある。また、入会手続きの際の処理内容も、実施例1と異なる部分がある。これらに関して、特にフローチャート等は図示しないが、以下、図12以降に示す具体例を参照しながら、具体的な処理の一例について説明する。
尚、以下に示す1480円の決済の処理前の各テーブルのデータ格納状態を図12に示す。
図12に示すように、以下に説明するカードID「1040」のユーザは、以前に電子マネー決済した際に既に会員情報テーブル20に登録されている。但し、入会手続きは行っていないので、図示の通りSTATUS62は「非会員」のままとなっている。
まず、本例では、上記カードID「1040」である任意の非会員のユーザが、任意の店舗で1480円分の買い物を行い、自己の携帯端末10を用いて電子マネー決済を行うものとする。そして、例えば、店員がレジ等において決済金額1480円を入力した後、上記非会員のユーザは、決済を行うため電子マネー機能搭載の携帯端末10を、レジ横の決済端末2に翳す。
これより、決済端末2は、一般的な電子マネー決済処理を行った後、この決済情報(決済時刻、決済金額)と共に上記携帯端末10の非接触型ICカード13のカードIDをサーバ1に送信する。実施例1と同様、このカードIDはサーバ1側においてユーザ識別情報として利用される。
サーバ1は、上記決済端末2から送信された上記カードID、決済情報を受信すると、このカードID、決済情報を、任意に生成した決済履歴ID(AID=105)に対応付けて決済履歴テーブル30に追加する(ステップS22と同様の処理)。
続いて、上記受信したカードID「1040」をキーにして会員情報テーブル20を検索して、該当する(CID=1040の)レコードがあるか否かをチェックする。もし、該当するレコードが無い場合には上記実施例1と同様にステップS25の処理を実行し、更に以下に説明する勧誘履歴テーブルにおける新規レコード追加や入会案内用電子データの作成・配信処理を実行する。
一方、実施例2では、もし、該当するレコードがある場合であっても、そのSTATUS62は「非会員」の場合には、ステップS25の処理は実行しないが、以下に説明する勧誘履歴テーブルにおける新規レコード追加や入会案内用電子データの作成・配信処理は実行する。
上記例では、図12に示すように、該当する(CID=1040の)レコードはあるが、そのSTATUS62は「非会員」となっている。よって、まず、任意の勧誘履歴ID(DID=15)を生成して、勧誘履歴テーブル40に新規レコード(DID=15、CID=1040、勧誘日時=2007/5/6 11:42:41)を追加する。勧誘日時は例えば現在日時等である。
図12に示す例では、CID=1040のユーザに関しては、勧誘履歴テーブル40に既にDID=14のレコードが存在しているので、これは、既に1回、勧誘が行われていることを意味しており、今回が2回目の勧誘となることを意味している。尚、この場合、当然、決済履歴テーブル30にも1回目の勧誘の際の決済情報が格納されていることになり、図12に示すAID=104のデータがそれである。
以上の処理により、各テーブルの内容は、図12に示す状態から図13に示す状態になる。すなわち、決済履歴テーブル30及び勧誘履歴テーブル40に、それぞれ図示の新規レコード(AID=105、DID=15)が追加されている。また、決済/勧誘リンクテーブル50にも、これら新規レコード(AID=105、DID=15)を関連付けた図示のLID=5の新規レコードを作成・追加する。
次に、サーバ1上のファイルシステムから入会案内用電子データのテンプレートを読み出す。
ここで、実施例2における入会案内用電子データのテンプレートの一例を図14(a)に示す。尚、図14(a)に示すテンプレートをそのまま用いて表示を行った場合、図14(b)に示すような表示となるが、実際には入会案内用電子データに基づく表示となるので、図14(b)に示す表示における“※”の部分には、各ユーザ毎の決済の状況に応じた具体的な数字(後述する1480、148等)が表示されることになる。
図14(a)に示すテンプレートにおいて、図示の「a href=“http://w.x.y/z?did=※”」に関しては、図8(a)で説明した通りであり、その変数部分に上記勧誘履歴ID等の付加情報を代入するものであり、ここでの説明は省略する。
そして、図示のテンプレートでは、勧誘文として、各ユーザ毎の決済の状況(今回の決済金額、決済金額累計等)に応じた会員サービス用ポイントを付与する旨を記載してある。そして、この勧誘文中に入会特典に係る可変情報を埋め込む為の変数部分が存在する。すなわち、金額(※円)とポイント(※円相当)の2つの部分である。この変数部分に例えば今回の決済金額又は決済金額累計と、今回の決済金額又は決済金額累計に応じたポイントを代入することで、入会案内用電子データの作成が完了する。
ここでは、今回の決済金額に応じてポイントを付与するものとし、更に、勧誘文に示す通り、決済金額の10%とポイントとする。よって、上記の例では、今回の決済金額(テーブル30の新規レコードのPRICE34)は1480円であるので、ポイントは1480×0.1=148となり、上記テンプレート中の変数部分に、これら1480、付与予定のポイント数148、付加情報(ここでは勧誘履歴ID(DID=15))をそれぞれ代入することで、図14(c)に示す入会案内用電子データが作成されることになる。
そして、ステップS29の処理により、当該作成した入会案内用電子データを付加したレスポンスを、決済端末2へ送信することで、既に説明したように、入会案内用電子データは、携帯端末10に格納され、そのユーザは任意のときにこれを表示させることができると共に、容易にサーバ1にアクセスして入会手続きを行うことができる。
尚、携帯端末10は、上記入会案内用電子データを受信するまで、決済端末2に翳しておく必要がある。これは実施例1においても同様である。
ここで、本例では、上記カードID「1040」のユーザは、上記1480円の買い物(それに伴う入会案内用電子データの受信)の後に、更に別の買い物をしたとし、その金額は8480円であり、これを電子マネーにより支払ったものとする。
これより、店員がレジに決済金額8480円を入力した後、上記カードID「1040」のユーザは、決済を行うため電子マネー機能搭載の携帯端末10を決済端末2に翳す。
これより決済端末2は、所定の電子マネー決済処理を行った後、この決済情報(決済時刻、決済金額(8480円))と共にカードIDをサーバ1に送信する。
サーバ1は、決済端末から送信されたカードID、決済情報を受信し、新たな任意の決済履歴ID(AID=106)し、この決済履歴ID(AID=106)に対応付けて受信したカードID、決済情報を決済履歴テーブル30に追加記録する。
続いて、上記受信したカードID「1040」をキーにして会員情報テーブル20を検索して(ここでは各テーブルは図13に示す状態となっている)、該当する(CID=1040の)レコードがあるか否か、更に「非会員」であるか否かをチェックする。本例では、上記の通り、該当する(CID=1040の)レコードはあるが、そのSTATUS62は「非会員」となっている。
よって、まず、任意の勧誘履歴ID(DID=15)を生成して、勧誘履歴テーブル40に新規レコード(DID=15、CID=1040、勧誘日時=2007/5/6 11:59:07)を追加する。
更に、ここで、決済/勧誘リンクテーブル50に関して、上記と同様、任意の新規LID(=6)を生成して、これに上記2つの新規レコード(DID=15 とAID=106)を対応付けた新規レコードを生成・追加するが、ここでは更に、以下の処理を行う。尚、以下の処理は、上記各ユーザ毎の決済の状況(今回の決済金額、決済金額累計等)における“決済金額累計”の例として、任意の1日における決済金額の合計を用いる例に対応する処理であり、更には上記付加情報として勧誘履歴IDを用いる例に対応するものであり、当然、この様な例に限るものではない。また、後述するように、決済/勧誘リンクテーブル50が無くても、決済金額累計等は算出できる。
すなわち、例えば決済履歴テーブル30において上記新規レコード(CID=1040、AID=106)に基づいて、これと同一ユーザ(CIDが同一)且つ同日のレコードを検索する。図示の例では、AID=106のレコードのATIME33の日付は“2007年5月6日”であるので、AID=105のレコードが該当することになる。
これより、決済/勧誘リンクテーブル50において、上記新規レコードの勧誘履歴ID(DID=16)には上記同日の決済履歴ID2つ(AID=105,106)をリンクさせる。つまり、図15に示す新規レコード(LID=7、DID=16、AID=105)を作成・追加する。
そして、決済/勧誘リンクテーブル50に基づいて、この例ではAID=105,106の2つのレコードの決済金額(PRICE=1480,8480)を取得して、取得した決済金額の合計額9960円を算出し、これを勧誘当日の決済金額とする。
以上の処理により、各テーブルの格納データは、図15に示す状態となっている。
更に、サーバ1上のファイルシステムから入会案内用電子データのテンプレートを読み出す。そして、既に説明したように、テンプレート中の各変数部分に当日の決済金額9960、付与予定のポイント数996、勧誘履歴ID(DID=16)を代入することで、図16に示す入会案内用電子データを作成する。
そして、この入会案内用電子データを決済端末2へ配信する。決済端末2は、サーバ1から受信した入会案内用電子データを携帯端末10へ書き込む。その後、ユーザは、自己
の携帯端末10を決済端末2に翳すのを止める。そして、自己の携帯端末10において受信した入会案内用電子データを表示させることで、自己に与えられる特典内容(入会すればもらえるポイント値等)を認識することができる。
そして、入会したいと思ったならば、誘導情報に基づいてサーバ1にアクセスする。
上記のようにして、各テーブルの格納データが図15に示す状態となっているときに、上記カードID「1040」のユーザが、上記入会案内用電子データに含まれる誘導情報に基づいて、サーバ1にアクセスした場合、サーバ1は以下の入会手続き処理を実行する。
上記アクセスを受けると、サーバ1は、まず、入会手続きに必要な所定の情報(ユーザの個人情報等)をユーザに入力させて、これを記憶する。
サーバ1は、次に、上記アクセスに用いられた誘導情報に付加される上記付加情報(勧誘履歴ID(DID=16))を用いて、決済/勧誘リンクテーブル50と勧誘履歴テーブル40を検索することで、該当する決済履歴ID(AID=105,106)とカードID(CID=1040)を取得する。
そして、取得した決済履歴ID(AID=105,106)を用いて決済履歴レコード30を検索することで、該当する(AID=105,106の)レコードの決済金額(PRICE=1480,8480)を取得して、取得した決済金額の合計額9960円を算出する。つまり、上記例では、2007年5月6日の当該ユーザの決済金額の合計額を算出することになる。
そして、この合計額9960に対する10%のポイント値996を算出する。続いて、上記取得したカードID(CID=1040)を用いて会員情報テーブル20を検索して、該当する(CID=1040の)レコードを求め、この該当レコードのSTATUS62を「非会員」から「入会手続き中」に変更すると共に、そのPOINT63を初期値‘0’から‘996’に変更する。
これより、各テーブルは図17に示す状態となる。
そして、携帯端末10へのレスポンスメッセージとして、例えば「入会用端末へ携帯端末を翳すことで入会手続きが完了する」旨を記載したメッセージを、決済端末2へ送信して、携帯端末10に書き込ませる。
携帯端末10は、このレスポンスメッセージを表示する。これより、携帯端末10のユーザは、上記レスポンスメッセージの表示に従って入会用端末3のところに行き、そこで携帯端末10を翳す。これより、入会用端末3は、携帯端末10からカードID(CID=1040)を読み出し、サーバ1へ送信する。
その後のサーバ1の処理は、上記実施例1の場合と略同様である。そして、各テーブルは図18に示す状態となる。
尚、上記の通り、決済金額累計は上記の例に限らない。基本的には、カードID(上記の例では「1040」)をキーにして決済履歴テーブル30を検索すれば、当該カードID(=1040)のユーザに関する全決済情報を取得できる。これより、過去の全ての決済金額の累計を算出できる。あるいは、更に何らかの条件を与えて検索して該当するレコードを求めて、これら該当レコードの全ての決済金額の累計を算出してもよい。何らかの条件としては、例えば上記のように勧誘当日(2007年5月6日)等としてもよいし、当然、他の任意の条件であってもよい。
以上説明したように、実施例2によれば、上述した実施例1の効果に加えて、更に以下
の効果が得られる。
すなわち、決済時に決済端末が電子マネーの決済履歴を持つサーバと連動することで、配信する入会案内の内容は各非会員の決済状況別に変えられる。よって、顧客には顧客が得られる具体的(定量的)な付加価値を示して案内できる。また、案内通りの入会特典を付与できる。よって、入会の動機づけをより効果的に促進できる。特に、優良顧客の入会を更に促進することが可能となる。
最後に、図19に、サーバ1等のコンピュータのハードウェア構成図を示しておく。
図19に示すコンピュータ70は、CPU71、メモリ72、入力部73、出力部74、記憶部75、記録媒体駆動部76、及びネットワーク接続部77を有し、これらがバス78に接続された構成となっている。
CPU71は、当該コンピュータ70全体を制御する中央処理装置である。
メモリ72は、プログラム実行、データ更新等の際に、記憶部75(あるいは可搬型記録媒体79)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU71は、メモリ72に読み出したプログラム/データを用いて、各種処理を実行する。
出力部74は、例えばディスプレイ等であり、入力部73は、例えば、キーボード、マウス等である。尚、出力部74、入力部73は無くてもよい。
ネットワーク接続部77は、例えば不図示のネットワークに接続して、他の情報処理装置(決済端末2、入会用端末3、携帯端末10等)との通信(コマンド/データ送受信等)を行う為の構成である。
記憶部75は、例えばハードディスク等であり、例えば当該コンピュータがサーバ1である場合には、図2のステップS2〜S5や図4のフローチャート等、上述したサーバ1の各種機能を実現させる為に必要となる各種プログラムが格納されている。また、記憶部75は、DB1aを兼ねてもよく、その場合には記憶部75には例えば図5や図11に示すデータ格納形式の各種テーブルが格納される。
CPU71は、上記記憶部75に格納されている各種プログラムを読み出し・実行することにより、上述したサーバ1の各種機能・処理(特に図2や図4等に示す処理)を実現する。
あるいは、上記記憶部75に格納される各種プログラム/データは、可搬型記録媒体79に記憶されているものであってもよい。この場合、可搬型記録媒体79に記憶されているプログラム/データは、記録媒体駆動部76によって読み出される。可搬型記録媒体79とは、例えば、FD(フレキシブル・ディスク)79a、CD−ROM79b、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
あるいは、また、上記プログラム/データは、ネットワーク接続部77により接続しているネットワークを介して、他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。あるいは、更に、インターネットを介して、外部の他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。
また、本発明は、上記本発明の各種処理をコンピュータ上で実現するプログラムを記録した可搬型記憶媒体として構成できるだけでなく、当該プログラム自体として構成することもできる。
本例の会員勧誘システムの概略的なシステム構成図である。 図1のシステムの概略的な動作を示す図である。 決済端末の処理フローチャート図である。 サーバの処理フローチャート図である。 実施例1における各種テーブルの構成の一例を示す図である。 図5に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その1)である。 図5に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その2)である。 (a)〜(c)は、入会案内用電子データとそのテンプレートと表示例を示す図である。 図5に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その3)である。 図5に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その4)である。 実施例2における各種テーブルの構成の一例を示す図である。 図11に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その1)である。 図11に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その2)である。 (a)〜(c)は、入会案内用電子データとそのテンプレートと表示例を示す図である。 図11に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その3)である。 入会案内用電子データの他の具体例である。 図11に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その4)である。 図11に示す各種テーブルに格納されるデータの具体例とその推移を示す図(その5)である。 コンピュータ・ハードウェア構成図である。
符号の説明
1 サーバ
1a DB
2 決済端末
3 入会用端末
4 ネットワーク
5 無線基地局
10 携帯端末
11 プログラムメモリ
12 データメモリ
13 非接触型ICカード
13a メモリ
20 会員情報テーブル
21 CID
22 STATUS
30 決済履歴テーブル
31 AID
32 CID
33 ATIME
34 PRICE
40 勧誘履歴テーブル
41 DID
42 CID
43 DTIME
50 決済/勧誘リンクテーブル
51 LID
52 DID
53 AID
60 会員情報テーブル
61 CID
62 STATUS
63 POINT
70 コンピュータ
71 CPU
72 メモリ
73 入力部
74 出力部
75 記憶部
76 記録媒体駆動部
77 ネットワーク接続部
78 バス
79 可搬型記録媒体
79a FD(フレキシブル・ディスク)
79b CD−ROM

Claims (10)

  1. 電子マネー機能搭載の携帯端末と接触型/非接触型の通信を行って電子マネー決済処理を行う決済端末とサーバとがネットワークに接続されたシステムであって、
    前記決済端末は、前記電子マネー決済処理時に、前記携帯端末から所定の識別情報を読み出して該識別情報をユーザ識別情報として前記ネットワークを介して前記サーバへ送信する識別情報送信手段を有し、
    前記サーバは、
    各ユーザ識別情報に対応付けて会員又は非会員を示す情報を格納する会員情報記憶手段と、
    任意の前記決済端末が送信した前記ユーザ識別情報を受信すると、該受信したユーザ識別情報を用いて前記会員情報記憶手段を検索して、該当するユーザ識別情報が登録されているか否かを判定し、登録されていない場合には前記受信したユーザ識別情報を前記非会員として該会員情報記憶手段に新規登録する会員情報登録手段と、
    前記会員情報記憶手段への新規登録が行われた場合、任意の勧誘文と該サーバへの誘導情報を含む入会案内電子データを、前記ユーザ識別情報送信元の決済端末へ配信する入会案内配信手段とを有し、
    前記決済端末は、該配信された入会案内電子データを前記携帯端末に記憶させる入会案内書込手段を更に有し、
    該携帯端末は、前記入会案内電子データに基づいて、前記勧誘文を表示可能となり、前記誘導情報に従って前記サーバにアクセス可能となることを特徴とする会員勧誘システム。
  2. 前記サーバは、前記受信したユーザ識別情報が前記会員情報登録手段に登録されている場合であっても、それが前記非会員である場合には、前記入会案内電子データの配信を行うことを特徴とする請求項1記載の会員勧誘システム。
  3. 前記サーバは、任意の前記携帯端末から前記誘導情報に従ったアクセスがあり、所定の入会手続きが行われた場合、前記会員情報記憶手段において該アクセス元の携帯端末に係る前記ユーザ識別情報に対応する情報を、前記非会員から会員へと変更することを特徴とする請求項1又は2記載の会員勧誘システム。
  4. 前記決済端末の前記識別情報送信手段は、前記電子マネー決済処理に係る決済情報を前記ユーザ識別情報と共に送信し、
    前記サーバは、受信した決済情報を受信したユーザ識別情報に対応付けて記憶する決済履歴記憶手段と、前記入会案内電子データのテンプレートであって前記勧誘文中に入会特典に係る可変情報を埋め込み可能なテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、前記受信した決済情報又は決済履歴記憶手段に記憶されている各決済情報に基づいて、前記可変情報を生成してこれを前記テンプレートに埋め込むことで前記入会案内電子データを作成する入会案内作成手段とを更に有することを特徴とする請求項1記載の会員勧誘システム。
  5. 前記サーバは、任意の前記携帯端末から前記誘導情報に従ったアクセスがあり、所定の入会手続きが行われた場合、前記入会特典に係る可変情報が示す特典として、前記決済情報に含まれる決済金額に応じたポイント又は前記決済履歴記憶手段を参照して得られる決済金額合計に応じてポイントを付与することを特徴とする請求項4記載の会員勧誘システム。
  6. 識別情報送信手段が読み出す前記所定の識別情報は、前記携帯端末内臓のICカードのカードIDであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の会員勧誘システム。
  7. 電子マネー機能搭載の携帯端末と接触型/非接触型の通信を行って電子マネー決済処理を行う決済端末とサーバとがネットワークに接続されたシステムにおける前記サーバであって、
    各識別情報に対応付けて会員又は非会員を示す情報を格納する会員情報記憶手段と、
    任意の前記決済端末が送信した任意の前記携帯端末の前記識別情報を受信すると、該受信した識別情報を用いて前記会員情報記憶手段を検索して、該当する識別情報が登録されているか否かを判定し、登録されていない場合には前記受信した識別情報を前記非会員として該会員情報記憶手段に新規登録する会員情報登録手段と、
    前記会員情報記憶手段への新規登録が行われた場合、任意の勧誘文と該サーバへの誘導情報を含む入会案内電子データを、前記識別情報送信元の決済端末へ配信する入会案内配信手段と、
    を有することを特徴とするサーバ。
  8. 任意の前記決済端末が前記識別情報と共に送信した決済情報を受信すると、受信した決済情報を受信した識別情報に対応付けて記憶する決済履歴記憶手段と、
    前記入会案内電子データのテンプレートであって前記勧誘文中に入会特典に係る可変情報を埋め込み可能なテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記受信した決済情報又は決済履歴記憶手段に記憶されている各決済情報に基づいて、前記可変情報を生成してこれを前記テンプレートに埋め込むことで前記入会案内電子データを作成する入会案内作成手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項7記載のサーバ。
  9. 電子マネー機能搭載の携帯端末と接触型/非接触型の通信を行って電子マネー決済処理を行う決済端末とサーバとがネットワークに接続されたシステムにおける前記サーバのコンピュータを、
    各識別情報に対応付けて会員又は非会員を示す情報を格納する会員情報記憶手段と、
    任意の前記決済端末が送信した任意の前記携帯端末の前記識別情報を受信すると、該受信した識別情報を用いて前記会員情報記憶手段を検索して、該当する識別情報が登録されているか否かを判定し、登録されていない場合には前記受信した識別情報を前記非会員として該会員情報記憶手段に新規登録する会員情報登録手段と、
    前記会員情報記憶手段への新規登録が行われた場合、任意の勧誘文と該サーバへの誘導情報を含む入会案内電子データを、前記識別情報送信元の決済端末へ配信する入会案内配信手段、
    として機能させる為のプログラム。
  10. 請求項9に記載のコンピュータを更に、
    任意の前記決済端末が前記識別情報と共に送信した決済情報を受信すると、受信した決済情報を受信した識別情報に対応付けて記憶する決済履歴記憶手段と、
    前記入会案内電子データのテンプレートであって前記勧誘文中に入会特典に係る可変情報を埋め込み可能なテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記受信した決済情報又は決済履歴記憶手段に記憶されている各決済情報に基づいて、前記可変情報を生成してこれを前記テンプレートに埋め込むことで前記入会案内電子データを作成する入会案内作成手段、
    として機能させる為の請求項9記載のプログラム。
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