JP2019185413A - 管理サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスに未加入のユーザに加入の利点を分かりやすく知らせる。【解決手段】管理サーバ20は、加入ユーザと未加入ユーザとの行動履歴に基づいて、未加入ユーザの行動と関連する加入ユーザの行動を特定する特定部32と、サービスの利用履歴の中から、特定部32によって特定された加入ユーザの行動に関する利用履歴を抽出する抽出部41と、抽出部41の抽出結果に基づいて、未加入ユーザにサービスへの加入を促すメッセージを生成するメッセージ生成部42と、メッセージを未加入ユーザのユーザ装置へ通知する通知部43とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、管理サーバに関する。
電子商取引システムでは、ユーザ本人の購入履歴、他人の購入履歴、あるいは購入者の推奨等に基づいて、ユーザ本人に商品を推奨すること知られている。また、友人があるサービスについて推奨していることを知らせる広告方法も知られている(例えば、特許文献1)。
特表2015-505702号公報
しかしながら、あるサービスに未加入のユーザは、当該サービスに加入した場合にどのよう利点があるかを具体的に知ることができないといった問題があった。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る管理サーバは、サービスに加入している加入ユーザと前記サービスに未加入の未加入ユーザとの行動履歴に基づいて、前記未加入ユーザの行動と関連する加入ユーザの行動を特定する特定部と、前記特定部によって特定された加入ユーザの行動について前記サービスの利用履歴を抽出する抽出部と、前記抽出部の抽出結果に基づいて、前記未加入ユーザに前記サービスへの加入を促すメッセージを生成するメッセージ生成部と、前記メッセージを前記未加入ユーザのユーザ装置へ通知する通知部と、を備える。
本発明によれば、未加入ユーザの行動と関連する加入ユーザの行動に係る利用履歴を基礎としてメッセージを生成するので、未加入ユーザは、自身の行動に関連付けてサービスへ加入する利点を知ることができる。
本発明の第1実施形態に係るサービスシステムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態に用いるユーザ装置のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 同実施形態に用いる状態管理サーバのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 同実施形態に用いるポイント管理サーバのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 同実施形態に用いる管理サーバの機能的な構成例を示す機能ブロック図である。 同実施形態に用いる行動履歴テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 同実施形態に用いる利用履歴テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 同実施形態のサービスシステムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2実施形態に係る管理サーバのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る管理サーバの機能的な構成例を示す機能ブロック図である。
[1.第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るサービスシステムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すサービスシステム1は、通信サービス及び購入サービスの他にポイントサービスを提供する。通信サービスは、携帯電話の音声パケット通信及びデータ通信を提供する。購入サービスは商品又はサービスの購入を提供する。購入サービスを利用することによって、例えば、インターネット上の仮想店舗において、書籍を購入できる。
ポイントサービスは、購入サービスにおいて利用可能なポイントを提供する。ポイントサービスに加入しているユーザは、例えば、商品又はサービスを購入すると、対価に応じたポイントが付与される。あるいは、アンケートに回答した場合などに、特典として所定のポイントが付与される。そして、商品又はサービスを購入する際に対価として用いることができる。なお、商品又はサービスの購入は、仮想店舗に限られず、実店舗における購入にも適用され得る。
図1に例示するように、サービスシステム1は、ユーザが所持するユーザ装置10-1〜10-m(mは2以上の自然数)と、ネットワークNWと、管理サーバ20とを備える。さらに、管理サーバ20は、状態管理サーバ20Aとポイント管理サーバ20Bとを備える。
以下の説明では、m個のユーザ装置10-1〜10-mを区別する必要が無い場合、単にユーザ装置10と称する。本実施形態では、ユーザ装置10としてスマートフォン又はタブレット端末等の可搬型の情報端末を想定する。但し、ユーザ装置10としては、任意の情報処理装置を採用することができ、例えば、パーソナルコンピュータ等の端末型の情報機器であってもよい。
サービスシステム1において、全てのユーザが通信サービス及び購入サービスに加入しており、一方、ポイントサービスについては、当該ポイントサービスに加入している加入ユーザUxと当該ポイントサービスに未加入の未加入ユーザUyが存在する。以下の説明では、ユーザ装置10-1は未加入ユーザUyが所持し、ユーザ装置10-2は加入ユーザUxが所持する場合を想定する。
図2は、ユーザ装置10のハードウェア構成を例示するブロック図である。ユーザ装置10は、処理装置11、記憶装置12、通信装置13、表示装置14、操作装置15、及びGPS装置16を具備するコンピュータシステムにより実現される。ユーザ装置10の各要素は、単体又は複数のバスで相互に接続される。なお、本願における「装置」という用語は、回路、デバイス又はユニット等の他の用語に読替えてもよい。また、ユーザ装置10の各要素は、単数又は複数の機器で構成され、ユーザ装置10の一部の要素は省略されてもよい。
処理装置11は、ユーザ装置10の全体を制御するプロセッサであり、例えば単数又は複数のチップで構成される。処理装置11は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置11の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで実現してもよい。処理装置11は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置12は、処理装置11が読取可能な記録媒体であり、処理装置11が実行する複数のプログラム、及び処理装置11が使用する各種のデータを記憶する。記憶装置12は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路の1種類以上で構成される。
通信装置13は、移動体通信網又はインターネット等のネットワークNWを介して他の装置と通信する機器である。通信装置13は、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード又は通信モジュールとも表記される。通信装置13は、ネットワークNWを介して、例えば、他のユーザ装置10、状態管理サーバ20A及びポイント管理サーバ20Bと通信可能である。
表示装置14は、処理装置11による制御のもとで各種の画像を表示する。例えば液晶表示パネル、有機EL表示パネル等の各種の表示パネルが表示装置14として好適に利用される。
操作装置15は、ユーザ装置10が使用する情報を処理装置11に入力するための機器である。操作装置15は、利用者による操作を受付ける。具体的には、操作装置15は、数字及び文字等の符号を入力するための操作と、表示装置14が表示するアイコンを選択するための操作とを受付ける。例えば、表示装置14の表示面に対する接触を検出するタッチパネルが操作装置15として好適である。なお、利用者が操作可能な複数の操作子を操作装置15が含んでもよい。
GPS装置16は複数の衛星からの電波を受信し、受信した電波から位置情報を生成する。位置情報は、位置を特定できるのであれば、どのような形式であってもよい。位置情報は、例えば、ユーザ装置10の緯度と経度とを示す。この例では、位置情報はGPS装置16から得られることを例示するが、ユーザ装置10は、どのような方法で位置情報を取得してもよい。例えば、ユーザ装置10の通信先となる基地局に割り当てられたセルIDを用いて位置情報を取得してもよい。セルIDは基地局を一意に識別する識別情報である。さらに、ユーザ装置10が無線LANのアクセスポイントと通信する場合には、アクセスポイントに割り当てられたネットワーク上の識別アドレス(MACアドレス)と実際の住所(位置)とを対応付けたデータベースを参照して位置情報を取得してもよい。
図3は、状態管理サーバ20Aのハードウェア構成を例示するブロック図である。状態管理サーバ20Aは、処理装置21A、記憶装置22A、操作装置23A、通信装置24A、及び計時装置25Aを備える。
処理装置21Aは、状態管理サーバ20Aの全体を制御するプロセッサであり、上述したユーザ装置10の処理装置11と同様に構成される。但し、処理装置21Aは処理装置11より処理能力が高い。
記憶装置22Aは、処理装置21Aが読取可能な記録媒体であり、処理装置21Aが実行する制御プログラムPRaを含む複数のプログラム、処理装置21Aが使用する各種のデータ、及び行動履歴テーブルTBLaを記憶する。記憶装置22Aは、上述した記憶装置12と同様に、例えば、ROM、EPROM、EEPROM、RAM等の記憶回路の1種類以上で構成される。
操作装置23Aは、サービス運用者が指示を入力するための装置である。通信装置2413は、移動体通信網又はインターネット等のネットワークNWを介して他の装置と通信する機器であり、通信装置13と同様に構成される。通信装置24Aは、ネットワークNWを介して、例えば、ユーザ装置10及びポイント管理サーバ20Bと通信可能である。
計時装置25Aは、現在の日時を示す日時情報を生成する。具体的には、水晶発振器などで生成されるクロック信号を分周して得たパルス信号をカウントすることによって、日時情報を生成する。なお、日時情報は、時刻情報と年月日情報とからなる。時刻情報は、時刻を示す。時刻とは、1日の中の時の意味である。例えば、11時10分30秒であり、年月日を含まない。
図4は、ポイント管理サーバ20Bのハードウェア構成を例示するブロック図である。ポイント管理サーバ20Bは、処理装置21B、記憶装置22B、操作装置23B、通信装置24B、及び計時装置25Bを備える。
処理装置21Bは処理装置21A、記憶装置22Bは記憶装置22A、操作装置23Bは操作装置23A、通信装置24Bは通信装置24A、計時装置25Bは計時装置25Aと同様の構成である。但し、記憶装置22Bは、制御プログラムPRbと利用履歴テーブルTBLbと通知履歴テーブルTBLcとを記憶する点で、記憶装置22Aと相違する。
図5は状態管理サーバ20Aとポイント管理サーバ20Bの機能を示す機能ブロック図である。状態管理サーバ20Aの処理装置21Aは、記憶装置22Aから制御プログラムPRaを読み出して実行することによって、行動履歴管理部31及び特定部32として機能する。また、ポイント管理サーバ20Bの処理装置21Bは、記憶装置22Bから制御プログラムPRbを読み出して実行することによって、抽出部41、メッセージ生成部42、通知部43、及び特典付与部44として機能する。
行動履歴管理部31は、ポイントサービスの加入ユーザUxの行動履歴と、ポイントサービスの未加入ユーザUyの行動履歴とを管理する。行動履歴管理部31は、具体的には、行動履歴テーブルTBLaに加入ユーザUx及び未加入ユーザUyの行動履歴を記録する。
図6は、行動履歴テーブルTBLaの記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示されるように行動履歴テーブルTBLaは、行動履歴として、日時情報、ユーザID、セルID、位置情報、及び行動情報を互いに対応付けて記憶する。日時情報は、ユーザの行動が発生した日時を示す。ユーザIDはユーザを識別するための識別情報である。セルIDは、ユーザが在圏する基地局を識別するための識別情報である。
位置情報はユーザの位置を示す情報であり、例えば、緯度と経度で与えられる。位置情報は、ユーザ装置10のGPS装置16で生成される。例えば、ユーザがカフェで商品を購入する場合に、ユーザがユーザ装置10を用いて決済すると、ユーザ装置10は位置情報を含む購入通知を状態管理サーバ20Aに送信する。
行動情報は、ユーザの行動内容に関する情報であり、ユーザの行動内容を直接的又は間接的に特定する情報である。行動情報は、ユーザ装置10から状態管理サーバ20Aに送信されることもあれば、図示せぬ店舗サーバから状態管理サーバ20Aに送信されることもある。
行動内容の典型例は、商品又はサービスの購入であるが、これに限定されない。ユーザの行動内容には、例えば、美術館へのチェックイン、インターネットで閲覧したニュース、インターネットで視聴した音楽などが含まれ得る。
図6に示す例では、日時情報の示す「2017/6/26 17:30」にユーザID「Q15989」のユーザが、セルID「AW159」の基地局と通信し、位置情報の示す「緯度:35.70、経度139.98」にて、行動情報の示す「ABCサマーフェスにチケットの予約」を行ったことが示されている。
図5に示す特定部32は、加入ユーザUxと未加入ユーザUyとの行動履歴に基づいて、未加入ユーザUyの行動と関連する加入ユーザUxの行動を特定する。
具体的には、特定部32は、加入ユーザUxのユーザIDと未加入ユーザUyのユーザIDを取得すると、加入ユーザUxのユーザIDと一致する行動履歴を行動履歴テーブルTBLaから抽出し、未加入ユーザUyのユーザIDと一致する行動履歴を行動履歴テーブルTBLaから抽出する。
次に、特定部32は、未加入ユーザUyの行動履歴に基づいて、未加入ユーザUyの行動特性を特定する。行動特性とは、未加入ユーザUyの行動の特徴あるいは行動の傾向である。行動特性には、例えば、立ち寄る頻度の高い店舗、参加する頻度の高いイベント、又は趣味嗜好が含まれ得る。行動特性は、未加入ユーザUyが過去にどのような行動をしたかによって特定される。上述したように行動履歴には、日時情報、位置情報、及び行動情報が含まれる。また、行動情報は、ユーザの行動内容に関する情報である。即ち、行動履歴は、いつ、どこで、何をしたかを表している。このため、複数の行動履歴を参照すれば、未加入ユーザUyの行動の特徴あるいは行動の傾向を特定できる。例えば、立ち寄る頻度の高い店舗といった行動特性は、行動履歴の位置情報に基づいて特定される。また、参加する頻度の高いイベントといった行動特性は、行動履歴の行動内容によって特定される。さらに、平日の昼休みにカフェABCでコーヒーを購入することが多いといった行動特性は、日時情報、位置情報及び行動情報によって特定される。行動特性は、複数の行動履歴に基づいて特定される行動の特徴あるいは行動の傾向である点で、一回の行動の内容を示す行動情報と相違する。
次に、特定部32は、未加入ユーザUyの行動特性と関連する加入ユーザUxの行動を特定し、当該行動を示す行動特定情報を生成する。例えば、未加入ユーザUyの行動特性が、「カフェXYZにおいてドリップコーヒーを購入する」である場合を想定する。この場合、特定部32は、加入ユーザUxの行動履歴中に「カフェXYZにおいてドリップコーヒーを購入する」ことが存在するかを判定し、存在する場合には、「カフェXYZにおいてドリップコーヒーを購入する」ことを未加入ユーザUyの行動特性と関連する加入ユーザUxの行動として特定する。なお、行動特定情報は、未加入ユーザUyのユーザID、加入ユーザのユーザID、未加入ユーザUyの連絡先及び加入ユーザUxの行動情報を含む。未加入ユーザUyの連絡先は、メールアドレス、又はチャットIDが含まれ得る。
ポイント管理サーバ20Bの抽出部41は、特定部32によって特定された加入ユーザUxの行動情報についてポイントサービスの利用履歴を利用履歴テーブルTBLbから抽出する。
図7は、利用履歴テーブルTBLbの記憶内容の一例を示す説明図である。図7に示されるように利用履歴テーブルTBLbは、利用履歴として、日時情報、ユーザID、ポイント情報、及び利用情報を互いに対応付けて記憶する。日時情報は、ユーザがポイントサービスを利用した日時を示す。ポイント情報は、付与されたポイント、消費したポイント、及び残りのポイントを示す。利用情報は、ポイントの利用内容を示す。
利用内容の典型例は、商品又はサービスの購入であるが、これに限定されない。例えば、アンケートに回答したことによるポイントの付与、所定のサイトにアクセスしたことによるポイントの付与、又はくじ引きの結果によるポイントの付与が含まれ得る。
図7に示す例では、日時情報の示す「2017/7/1 11:30」にユーザID「Q12345」のユーザが、利用情報の示す「宅配ピザの注文」によって、ポイント情報の付与の項目が示す「20」を取得し、その結果、ポイントの残数が「520」となったことが示されている。
図5に示す抽出部41は、特定部32が生成した行動特定情報に含まれる加入ユーザUxのユーザIDと一致し、かつ行動特定情報の示す加入ユーザUxの行動情報に対応する加入ユーザUxの利用履歴を利用履歴テーブルTBLbから抽出する。
メッセージ生成部42は、抽出部41の抽出結果に基づいて、未加入ユーザUyにサービスへの加入を促すメッセージを生成する。メッセージは、ポイントサービスの利点とポイントサービスへの加入に関する案内を含む。ポイントサービスの利点には、例えば、加入ユーザUxの利用履歴に含まれる付与されたポイント又は最近のポイント利用内容が含まれ得る。抽出部41によって抽出された加入ユーザUxの利用履歴は、行動特定情報に基づいて生成されるため、未加入ユーザUyの行動特性と関連する。例えば、未加入ユーザUyがカフェABCでコーヒーを購入したとすると、加入ユーザUxが、実際、カフェABCでコーヒーを購入した場合に付与されたポイントがポイントサービスの利点となる。ポイントサービスへの加入に関する案内には、加入フォームのURLを示すリンク情報、問い合わせ先のメールアドレス、又は問い合わせ先の電話番号などが含まれ得る。
通知部43は、メッセージ生成部42が生成したメッセージを未加入ユーザUyに通知する。具体的には、通知部43は、メッセージをメール又はチャットによって通知する。
特典付与部44は、メッセージを通知した未加入ユーザUyがポイントサービスに加入した場合、加入ユーザUxに特典を付与する。特典は、加入ユーザUxにとって有益であれば、どのような形態であってもよい。特典には、ポイントの付与、商品の付与又はサービスの付与が含まれ得る。特典の例として、音楽の無料ダウンロード、又はカフェにおけるコーヒーの提供などが該当する。
次に、サービスシステム1の動作について説明する。図8は、未加入ユーザがポイントサービスに加入するまでのサービスシステム1の動作を示すシーケンスチャートである。同図において、ユーザ装置10-1は未加入ユーザUyが所持するユーザ装置10であり、ユーザ装置10-2は加入ユーザUxが所持するユーザ装置10である。
まず、加入ユーザUxがユーザ装置10-2を操作して開示請求をポイント管理サーバ20Bに送信する。開示請求には、加入ユーザUxのユーザIDと、加入ユーザUxが自己のポイントサービスの利用履歴の開示を許諾する範囲とが含まれる。また、開示を許諾する範囲は、開示先の未加入ユーザUyと開示項目が含まれる。開示先の未加入ユーザUyとして、一又は複数の未加入ユーザUyを指定することができる。未加入ユーザUyの指定は、未加入ユーザUyを特定できるのであれば、どのような情報であってもよい。例えば、ユーザID、電話番号、又はメールアドレスが未加入ユーザUyを特定する情報に該当する。また、加入ユーザUxが未加入ユーザUyを特定しない場合には、不特定の未加入ユーザUyに対してポイントサービスの利用履歴の開示を許諾することを意味する。従って、加入ユーザUxは全ての未加入ユーザUyに対してポイントサービスの利用履歴の開示を許諾できる。開示項目には、例えば、商品若しくはサービスのジャンル、又は利用期間が含まれてもよい。
ポイント管理サーバ20Bは、ポイントサービスのユーザに対してポイントの利用状況を閲覧できるサイトを公開している。このサイトではポイントサービスのユーザが、ユーザIDとパスワードとを入力することによって、自己のポイントの利用状況を確認できる。また、サイトには、ポイントの利用状況を開示してもよいと考えるユーザのために、開示請求ページが用意されている。開示請求ページには、未加入ユーザUyのユーザIDの入力欄、開示項目のプルダウンメニュー、及び開示申請の登録ボタンが含まれる。開示先の未加入ユーザUyのユーザIDを入力欄に入力し、プルダウンメニューによって開示項目を選択し、登録ボタンを加入ユーザUxが押し下げることによって、ユーザ装置10-2によって開示申請が生成される。開示申請は、加入ユーザUxのユーザID、開示先の未加入ユーザUyのユーザID、及び開示範囲を含み、ユーザ装置10-2からポイント管理サーバ20Bに送信される。
ポイント管理サーバ20Bの通信装置24Bが開示申請を受信すると、処理装置21Bは開示請求に含まれる未加入ユーザUyのユーザIDと加入ユーザUxのユーザIDとを含むユーザ特定情報を生成する。さらに、処理装置21Bは通信装置24Bを用いて、特定情報を状態管理サーバ20Aに送信する。
状態管理サーバ20Aの通信装置24Aがユーザ特定情報を受信すると、処理装置21Aは未加入ユーザUyの行動特定処理を実行する(S1)。行動特定処理において処理装置21Aは特定部32として機能する。特定部32は、ユーザ特定情報に含まれる加入ユーザUxのユーザIDと未加入ユーザUyのユーザIDを取得する。特定部32は、行動履歴テーブルTBLaを参照して、加入ユーザUxのユーザIDと一致する行動履歴と未加入ユーザUyのユーザIDと一致する行動履歴とを行動履歴テーブルTBLaから抽出する。
さらに、特定部32は、未加入ユーザUyの行動履歴に基づいて、未加入ユーザUyの行動特性を特定し、未加入ユーザUyの行動特性と関連する加入ユーザUxの行動を特定し、当該行動を示す行動特定情報を生成する。特定部32は、通信装置24Bを介して行動特定情報をポイント管理サーバ20Bに送信する。
行動特定情報をポイント管理サーバ20Bが受信すると、処理装置21Bは加入ユーザの利用履歴抽出処理を実行する(S2)。利用履歴抽出処理において処理装置21Bは抽出部41として機能する。抽出部41は、行動特定情報の示す加入ユーザUxの行動についてポイントサービスの利用履歴を利用履歴テーブルTBLbから抽出する。
この後、処理装置21Bはメッセージ生成処理を実行する(S3)。メッセージ生成処理において処理装置21Bはメッセージ生成部42として機能する。メッセージ生成部42は、抽出部41の抽出結果に基づいて、未加入ユーザUyにポイントサービスへの加入を促すメッセージを生成する。抽出部41の抽出結果は、未加入ユーザUyの行動と関連する加入ユーザUxの行動について、ポイントサービスを利用した利用履歴を示すものである。このため、メッセージ処理で生成されるメッセージには、未加入ユーザUyの行動に関連して、実際のポイントサービスを利用した加入ユーザUxの利用状況が含まれる。
次に、処理装置21Bは通知処理を実行する(S4)。通知処理において処理装置21Bは通知部43として機能する。通知部43は、メッセージ生成処理(S3)で生成されたメッセージを未加入ユーザUyのユーザ装置10-1に通知する。具体的には、通知部43は、行動特定情報に含まれる連絡先のメールアドレス又はチャットIDを用いて、メール又はチャットによってメッセージをユーザ装置10-1に通知する。さらに、通知部43は、通知履歴を通知履歴テーブルTBLcに記録する。
メッセージを受信したユーザ装置10-1において、未加入ユーザUyは、自分の行動に則したポイントサービスの利点を知ることができる。また、メッセージには加入の案内が含まれているので、未加入ユーザUyは、利点を確認するとともに、ポイントサービスへの加入を容易に実行できる。
未加入ユーザUyが、例えば、メッセージに含まれるリンク情報に従って加入フォームのページをユーザ装置10-1に表示させ、加入フォームに含まれる入力欄に必要事項を入力して登録ボタンを押し下げると、加入申請がユーザ装置10-1からポイント管理サーバ20Bに送信される。
加入申請をポイント管理サーバ20Bが受信すると、処理装置21Bは加入受付処理を実行する。処理装置21Bは、加入フォームに含まれる加入情報をユーザIDと対応付けて記憶装置22Bに記憶する。この後、処理装置21Bは、通信装置24Bを用いて、ポイントサービスの加入が完了したことを示す完了通知をユーザ装置10-1に送信する。
次に、処理装置21Bは特典付与処理を実行する(S6)。特典付与処理において処理装置21Bは特典付与部44として機能する。特典付与部44は、通知履歴テーブルTBLcを参照して、メッセージに含まれる利用履歴の開示に協力した加入ユーザUxに特典を付与する。換言すれば、特典付与部44は、特定部32によって行動を特定された加入ユーザUxに特典を付与する。
特典がポイントの付与である場合、特典付与部44は、利用履歴の開示に協力した加入ユーザUxのユーザIDと所定ポイントの付与を示すポイント情報とを対付けた利用履歴を生成し、当該利用履歴を利用履歴テーブルTBLbに記憶する。この後、特典付与部44は、特典を付与した旨を示す特典付与通知を生成し、通信装置24Bを用いて加入ユーザUxのユーザ装置10-2へ特典付与通知を送信させる。
本実施形態の管理サーバ20は、ポイントサービスの加入ユーザUxとポイントサービスの未加入ユーザUyとの行動履歴に基づいて、未加入ユーザUyの行動と関連する加入ユーザUxの行動を特定する特定部33と、ポイントサービスの利用履歴の中から特定部33によって特定された加入ユーザUxの行動に関する利用履歴を抽出する抽出部41と、抽出部41の抽出結果に基づいて、未加入ユーザUyにポイントサービスへの加入を促すメッセージを生成するメッセージ生成部42と、メッセージを未加入ユーザUyのユーザ装置10-1に通知する通知部43とを備える。この態様によれば、未加入ユーザUyの行動と関連する加入ユーザUxの行動に係る利用履歴を基礎としてメッセージを生成するので、未加入ユーザUyは、自身の行動に関連付けてサービスへ加入する利点を知ることができる。この結果、未加入ユーザUyのポイントサービスへの加入数を増加させることができる。
また、本実施形態において、特定部32は、利用履歴の開示を許諾する未加入ユーザUyを指定する開示情報を加入ユーザUxのユーザ装置10-2から取得し、開示情報によって指定された未加入ユーザUyの行動履歴と、加入ユーザUxの行動履歴とに基づいて、未加入ユーザUyの行動と関連する加入ユーザUxの行動を特定し、通知部43は、メッセージを開示情報によって指定された未加入ユーザUyのユーザ装置10-2へ通知する。すなわち、加入ユーザUxの許諾を条件に利用履歴を開示するので、個人情報を適切に保護できる。また、許諾先の未加入ユーザUyは加入ユーザUxが利用履歴を開示して良いと考えるほど親しい関係であるので、メッセージによって未加入ユーザUyがポイントサービスへ加入する可能性を高めることができる。
また、本実施形態において、特典付与部44は、未加入ユーザUyがポイントサービスに加入した場合、特定部32によって行動を特定された加入ユーザUxに特典を付与する。この態様によれば、加入ユーザUxが利用履歴を開示することにインセンティブを与えることができるので、未加入ユーザUyのポイントサービスへの加入を促進できる。
[2.第2実施形態]
上述した第1実施形態において、通知部43は、メッセージ生成部42がメッセージを生成すると、メッセージを未加入ユーザUyのユーザ装置10-1に送信する。これに対して、第2実施形態では、未加入ユーザUyの行動を推定し、推定した行動が特定部32で特定した行動と一致する場合に、メッセージを未加入ユーザUyのユーザ装置10-1に送信する。
以下、第2実施形態と第1実施形態の相違点について説明する。第1実施形態では、状態管理サーバ20Aとポイント管理サーバ20Bとが別個に設けられていたが、第2実施形態では、状態管理サーバ20Aとポイント管理サーバ20Bとを統合した1個の管理サーバ20を採用する。なお、サービスシステム1が、m個のユーザ装置10-1〜10-mと、ネットワークNWと、管理サーバ20とを備える点は、図1に示す第1実施形態に示すサービスシステム1と同様である。
図9は、第2実施形態に係る管理サーバ20の構成例を示すブロック図である。第2実施形態の管理サーバ20は、制御プログラムPRaの代わりに、状態管理サーバ20Aの制御プログラムPRaとポイント管理サーバ20Bの制御プログラムPRbとを統合した制御プログラムPRを用いる点を除いて、状態管理サーバ20Aと同様に構成されている。
図10は、第2実施形態に係る管理サーバ20の機能を示す機能ブロック図である。処理装置21Aは記憶装置22Aから制御プログラムPRを読み出して実行することによって、行動履歴管理部31、特定部32、抽出部41、メッセージ生成部42、通知部43、特典付与部44、及び推定部45として機能する。
推定部45は、未加入ユーザUyのユーザIDに基づいて、行動履歴テーブルTBLaに格納されている未加入ユーザUyの行動履歴を抽出する。この後、推定部45は抽出した行動履歴に基づいて、未加入ユーザUyの行動を推定する。例えば、最新の行動履歴に含まれる位置情報がカフェを示し、過去の行動履歴において当該カフェにおいてコーヒーを購入したこと記録されている場合、推定部45は、未加入ユーザUyの行動として、カフェにおけるコーヒーの購入を推定する。
次に、通知部43は、推定した未加入ユーザUyの行動が特定部32で特定した加入ユーザUxの行動と一致する場合にメッセージを未加入ユーザUyに通知する。例えば、特定部32によって特定された加入ユーザUxの行動がカフェでコーヒーを購入することである場合、推定部45がカフェにおけるコーヒーの購入を推定していればメッセージが送信される。一方、推定部45がホテルのチェックインを推定した場合には、行動が不一致となるため、通知部43はメッセージを送信しない。
第2実施形態に係る管理サーバ20は、未加入ユーザUyの行動履歴に基づいて未加入ユーザUyの行動を推定する推定部45を備え、通知部43は、推定した未加入ユーザUyの行動が特定部32で特定した加入ユーザUxの行動と一致する場合にメッセージを未加入ユーザUyのユーザ装置10-1に通知する。以上の態様によれば、未加入ユーザUyは、行動のタイミングでメッセージを受領するので、自己の行動とポイントサービスの利点とを関連づけてポイントサービスへ加入することを判断できる。
[3.変形例]
本発明は、以上に例示した各実施形態に限定されない。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を併合してもよい。
(1)上述した各実施形態では、加入の対象となるサービスとしてポイントサービスを例示したが、本発明はこれに限定されず、どのようなサービスであってもよい。
(2)上述した第1実施形態では、管理サーバ20は、状態管理サーバ20Aとポイント管理サーバ20Bとによって構成されたが、本発明はこれに限定されず、1個のサーバで構成されてもよい。
(3)上述した第1実施形態において、通知部43は、メッセージ生成部42がメッセージを生成すると、メッセージを未加入ユーザUyのユーザ装置10-1に送信したが、本発明はこれに限定されない。例えば、通知部43は、未加入ユーザUyと加入ユーザUxとの間で連絡があった場合にメッセージを未加入ユーザUyのユーザ装置10-1に通知してもよい。連絡は、例えば、メール、チャット、タイムラインへの投稿、又は電話であってもよい。また、連絡は、未加入ユーザUyから加入ユーザUxに向けた連絡であってもよいし、逆に、加入ユーザUxから未加入ユーザUyに向けた連絡であってもよい。また、状態管理サーバ20Aにおいて連絡があったことを検出し、これを状態管理サーバ20Aからポイント管理サーバ20Bに通知してもよい。
この変形例によれば、未加入ユーザUyが加入ユーザUxとの関係を想起するタイミングでメッセージが通知されるので、未加入ユーザUyはサービスポイントへ加入する利点をより身近なものとして捉えられる。
(4)上述した各実施形態において、特定部32は、未加入ユーザUyの行動と関連する加入ユーザUxの行動を特定し、当該行動を示す行動特定情報を生成する。ここで、未加入ユーザUyの行動と関連する加入ユーザUxの行動が複数ある場合、複数の行動の中から、未加入ユーザUyの最新の行動に関連する加入ユーザUxの行動を特定してもよい。例えば、未加入ユーザUyの行動として、コンサートの予約が1ヶ月前であり、書籍の購入が1日前であり、加入ユーザUxの行動にコンサートの予約と書籍の購入とが含まれる場合、書籍の購入がコンサートの予約よりも優先されて、加入ユーザUxの行動として特定される。この変形例によれば、未加入ユーザUyは最新の行動に関連するメッセージを受け取るので、サービスポイントへ加入する利点をより身近に感じることができる。
(5)上述した各実施形態では、携帯電話機又はスマートフォン等の可搬型の情報処理装置をユーザ装置10として例示したが、ユーザ装置10の具体的な形態は任意であり、前述の各形態の例示には限定されない。例えば、可搬型又は据置型のパーソナルコンピュータをユーザ装置10として利用してもよい。
(6)上述した各実施形態では、記憶装置12は、処理装置11が読取可能な記録媒体であり、ROM及びRAMなどを例示したが、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ、データベース、サーバその他の適切な記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。また、プログラムは、電気通信回線を介して通信網から送信されても良い。
(7)上述した各実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
(8)上述した各実施形態において、基地局によって行われるとした特定動作(例えば、基地局による位置情報の特定)は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)を含むネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び/又は基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
(9)上述した各実施形態において、説明した情報及び信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
(10)上述した各実施形態において、入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理されてもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
(11)上述した各実施形態において、判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
(12)上述した第1実施形態において例示したシーケンスチャートにおいて、各ステップの順序を変更してもよい。すなわち、本発明の好適な態様における各処理の順序は、特定の順序に限定されない。
(13)図5及び図10に例示された各機能は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組合せによって実現される。また、各機能は、単体の装置によって実現されてもよいし、相互に別体で構成された2個以上の装置によって実現されてもよい。
(14)上述した各実施形態で例示したプログラムは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称によって呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順又は機能等を意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
(15)前述の各形態において、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
(16)上述した各実施形態において、基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/又は基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部又は全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
(17)上述した各実施形態において、ユーザ装置10は、移動局である場合が含まれる。移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
(18)上述した各実施形態において、「接続された(connected)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」されると考えることができる。
(19)上述した各実施形態において、「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
(20)上述した各実施形態において「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
(21)本願の全体において、例えば、英語におけるa、an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数を含む。
(22)本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されないことは当業者にとって明白である。本発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示的な説明を目的とし、本発明に対して何ら制限的な意味を有さない。また、本明細書に例示した態様から選択された複数の態様を組合わせてもよい。
1…サービスシステム、10-1〜10-m…ユーザ装置、20…管理サーバ、20A…状態管理サーバ、20B…ポイント管理サーバ、32…特定部、1…抽出部、42…メッセージ生成部、43…通知部、44…特典付与部、45…推定部、Ux…加入ユーザ、Uy…未加入ユーザ。

Claims (6)

  1. サービスに加入している加入ユーザと前記サービスに未加入の未加入ユーザとの行動履歴に基づいて、前記未加入ユーザの行動と関連する加入ユーザの行動を特定する特定部と、
    前記サービスの利用履歴の中から、前記特定部によって特定された加入ユーザの行動に関する利用履歴を抽出する抽出部と、
    前記抽出部の抽出結果に基づいて、前記未加入ユーザに前記サービスへの加入を促すメッセージを生成するメッセージ生成部と、
    前記メッセージを前記未加入ユーザのユーザ装置へ通知する通知部と、
    を備える管理サーバ。
  2. 前記特定部は、
    前記利用履歴の開示を許諾する未加入ユーザを指定する開示情報を前記加入ユーザのユーザ装置から取得し、
    前記開示情報によって指定された未加入ユーザの行動履歴と、前記加入ユーザの行動履歴とに基づいて、前記未加入ユーザの行動と関連する前記加入ユーザの行動を特定し、
    前記通知部は、前記メッセージを前記開示情報によって指定された未加入ユーザのユーザ装置へ通知する、
    請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記未加入ユーザの行動履歴に基づいて前記未加入ユーザの行動を推定する推定部を備え、
    前記通知部は、推定した前記未加入ユーザの行動が前記特定部で特定した加入ユーザの行動と一致する場合に前記メッセージを前記未加入ユーザのユーザ装置へ通知する、
    請求項1又は2に記載の管理サーバ。
  4. 前記通知部は、前記未加入ユーザと前記加入ユーザとの間で連絡があった場合に前記メッセージを前記未加入ユーザのユーザ装置へ通知する、請求項1又は2に記載の管理サーバ。
  5. 前記特定部は、前記未加入ユーザの行動と関連する前記加入ユーザの行動が複数ある場合、複数の行動の中から、前記未加入ユーザの最新の行動に関連する前記加入ユーザの行動を特定する、請求項1から4までのうちいずれか1項に記載の管理サーバ。
  6. 前記未加入ユーザが前記サービスに加入した場合、前記特定部によって行動を特定された加入ユーザに特典を付与する特典付与部を備える請求項1から4までのうちいずれか1項に記載の管理サーバ。
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