JP2001236409A - 会員制サービス提供システム - Google Patents

会員制サービス提供システム

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JP2001236409A
JP2001236409A JP2000042967A JP2000042967A JP2001236409A JP 2001236409 A JP2001236409 A JP 2001236409A JP 2000042967 A JP2000042967 A JP 2000042967A JP 2000042967 A JP2000042967 A JP 2000042967A JP 2001236409 A JP2001236409 A JP 2001236409A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークを利用した会員制サービス
提供システムに関し、低コストで新規会員の拡大が図れ
るシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 既存会員から入会が見込めそうな友人や
知人をネットワークを介して紹介してもらい、被紹介者
に対して紹介者の名前を明示した入会勧誘のメールを発
信するとともに、被紹介者毎に識別情報を与えておい
て、被紹介者から入会の申込みがあった時に、識別情報
から紹介者を特定して、紹介に対するインセンティブを
与えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
パソコン通信等の通信ネットワークを利用した会員制サ
ービス提供システムにおける会員拡大の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上でのショッピングモール
やゲーム対戦などパーソナルコンピュータの普及につれ
て、顧客は在宅のままで各種のサービスが受けられるよ
うになりつつある。一方、サービス提供者は売上額を高
めるために、既存会員に対して新製品情報の提供や会員
購入額に応じたポイント制の導入等により購買意欲を刺
激することを行っている。また方や、新規会員を獲得す
ることも売上額の増大を図るために重要であり、不特定
多数にマスメディアを用いた広告や郵送によるダイレク
トメールあるいは電子メール発信等により入会の勧誘を
行っている。この中でも入会勧誘の電子メールの発信
は、ネットワーク利用顧客に対象を絞っていることから
有効な方法である。しかし、電子メール発信においては
電子メールアドレスの入手が必要であり、このためにサ
ービス提供者は名簿業者等を通じて電子メールアドレス
のリストを購入することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子メールアドレスの
リストの購入は、サービス提供者にとってコストが掛か
るという問題があり、しかも購入したリストの対象者は
自身のサービスを利用してくれる潜在顧客の範疇に適合
しているのかどうか、という不安があった。
【0004】また、入会勧誘の電子メールを受け取った
顧客から見ると、見知らぬサービス提供者から一方的に
メールを送りつけてくる不快感、更には自分の電子メー
ルアドレスの出所が不明なことから、入会勧誘の電子メ
ールを送ったサービス提供者に不信感を抱き、結果とし
て会員の獲得につながらない場合が多い、という問題が
あった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するために
創案されたものであり、その目的は入会勧誘の電子メー
ルを受け取った顧客が安心して入会でき、低コストで新
規会員の拡大が図れるシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、既存会員から入会が見込めそう
な友人や知人の紹介情報をネットワークを介して受け付
ける紹介情報受信手段と、この紹介情報の出処が正しく
会員から発信されたものであるかどうかを確認する会員
認証手段と、被紹介者に対して紹介者を明示した入会勧
誘の電子メールを発信する勧誘メール発信手段、からな
る会員制サービス提供システムを提供する。
【0007】また、さらに、既存会員から紹介情報を受
け付けた際に被紹介者毎にユニークな識別情報を付け、
この識別情報に対して紹介者と被紹介者の情報を記憶さ
せて置く識別情報付与手段と、被紹介者より入会の申込
みを受け付けた際に、その入会申込み情報の中に識別情
報の記載があれば、その識別情報から紹介者を求め、紹
介に対するインセンティブを紹介者に与えるインセンテ
ィブ処理手段、からなる会員制サービス提供システムを
提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を物理的構成、機
能およびそれらの動作について図1から図10を用いて
順次説明する。
【0009】本発明実施例の物理的構成は図1に示すも
のであり、発明の中核を成す会員制サービス提供システ
ム3は、処理を司るサーバシステム4と会員データベー
ス5と識別情報データベース6から構成され、ネットワ
ーク2を介して既存会員パソコン1と未入会々員パソコ
ン7とに接続されている。
【0010】ここで、既存会員パソコン1は、既存会員
がネットワーク2を介して会員制サービス提供システム
3に入会の紹介をする知人の情報を送信したり、会員制
サービス提供システム3からネットワーク2を介して既
存会員に紹介成功の報酬通知を受信するものである。
【0011】ネットワーク2は、インターネットや電子
メールなどの回線であり、顧客である既存会員のパソコ
ン1や未入会々員のパソコン7と会員制サービス提供シ
ステム3との相互の通信を可能とするものである。
【0012】会員制サービス提供システム3は、既存会
員のパソコン1や未入会々員のパソコン7からネットワ
ーク2を介して通知された紹介情報や入会申込み情報を
受信したり、紹介情報をもとに識別情報を付与したり、
未入会々員のパソコン7に入会勧誘電子メールを発信し
たりするものである。
【0013】サーバシステム4は、会員制サービス提供
システム3の処理を司るコンピュータである。
【0014】会員データベース5は、会員の個人情報の
集まりであり、会員のIDや名前、紹介成功件数などを
記憶させて置くものである。
【0015】識別情報データベース6は、既存会員から
の紹介情報に基づいて被紹介者毎に付与した識別情報に
対し、紹介者ID、被紹介者の名前などを記憶させて置
くものである。
【0016】未入会々員パソコン7は、会員制サービス
提供システム3から入会の勧誘電子メールを受け取った
り、会員制サービス提供システム3に入会のための入会
申込み情報を送信したりするものである。
【0017】次に、会員制サービス提供システムの機能
の実施例を、図2の如く機能ブロック図で示す。
【0018】紹介情報受信手段11は、会員制サービス
提供システムが既存会員より被紹介者の電子メールアド
レスを含んだ紹介情報を受信するものである。
【0019】会員認証手段12は、会員制サービス提供
システムが会員データベース5を検索して、紹介情報の
発信者が会員であることを認証するものである。
【0020】識別情報付与手段13は、会員制サービス
提供システムが被紹介者毎にユニークな識別情報を付与
して、識別情報データベース6に紹介者の会員IDや被
紹介者の名前等を格納するものである。
【0021】勧誘メール発信手段14は、会員制サービ
ス提供システムが被紹介者の電子メールアドレスに対し
て紹介者を明示した入会勧誘の電子メールを発信するも
のである。
【0022】インセンティブ処理手段15は、会員制サ
ービス提供システムが未入会々員から入会の申込み情報
を受信すると、入会申込みが紹介によるものであるかど
うかを判断し、紹介によるものである時には識別情報と
識別情報データベース6とを照合して紹介者を特定し、
紹介に対するインセンティブを紹介者に付与するもので
ある。
【0023】次に、図3から図8を用い、図1および図
2で示した構成要素と機能を具体的な動作で詳細に説明
する。
【0024】図3は、会員制サービス提供システム3が
既存会員のパソコン1から紹介情報を受信してから、未
入会々員のパソコン7に対して入会勧誘メールを発信す
るまでの動作を説明するもので、S11において、会員
制サービス提供システム3は、既存会員が例えば図5に
示す紹介情報入力画面で入力した情報を受信する。本例
での紹介情報は、 ・紹介者名 ・紹介者e−mailアドレス ・被紹介者名 ・被紹介者e−mailアドレス である。ここで、紹介者は既存会員であり、被紹介者は
既存会員が入会を紹介しょうとする未入会々員である。
図5に示す例では1回の紹介で複数人の紹介ができるよ
うにしている。
【0025】紹介情報受信手段11は、S11の動作を
行うものである。
【0026】S12において、会員制サービス提供シス
テム3は発信者が会員であるかどうかを、紹介情報の発
信者と例えば図9に示す会員データベース5とを照合し
て確認する。
【0027】会員認証手段12は、S12の動作を行う
ものである。
【0028】S13において、会員制サービス提供シス
テム3はS11の紹介情報に基づいて被紹介者一名につ
き一つのユニークな識別情報を与えることを行う。
【0029】S14において、会員制サービス提供シス
テム3は紹介者である会員IDと、S13で付与された
識別情報と、紹介情報から得られた ・被紹介者名 ・被紹介者e−mailアドレス とを、例えば図10に示す識別情報データベース6に格
納する。
【0030】識別情報付与手段13は、S13とS14
の動作を行うものである。
【0031】S15において、会員制サービス提供シス
テム3は被紹介者のe−mailアドレスに対し入会勧
誘の電子メールを発信する。入会勧誘の電子メールには
例えば図6のように、 ・紹介者名 ・紹介者e−mailアドレス ・識別情報 の情報を、入会勧誘文に折り込んで記載する。
【0032】勧誘メール発信手段14は、S15の動作
を行うものである。
【0033】図4は、会員制サービス提供システム3
が、未入会々員からの入会申込みの情報を受信してから
紹介した既存会員に紹介成功報酬を通知する紹介礼状メ
ールを発信するまで、の動作を説明するもので、S21
において、会員制サービス提供システム3は、紹介を受
けた未入会々員が例えば図7に示す入会申込み入力画面
を用いて入力した入会申込み情報を受信する。本例での
入会申込み情報は、 ・入会者の名前 ・住所 ・職業 ・年齢 ・e−mailアドレス ・識別情報 である。ここで識別情報は、S15において入会勧誘の
電子メールに記載された情報である。
【0034】S22において、会員制サービス提供シス
テム3は入会申込み情報に識別情報が記載されているか
どうかを判断する。入会申込みが既存会員からの紹介に
よるものであれば、入会申込み情報に識別情報が存在し
ており次のS23へ進むが、入会者が入会勧誘メールに
依らずに申し込んだものであれば、入会情報に識別情報
が存在しないため会員制サービス提供システム3はこの
まま終了となる。
【0035】S23において、会員制サービス提供シス
テム3は識別情報と識別情報データベース6とを照合し
て、紹介者の会員IDを特定する。
【0036】S24において、会員制サービス提供シス
テム3はS23で特定した会員IDの会員データベース
5に紹介成功に対するインセンティブとして紹介成功件
数を記憶させる。
【0037】S25において、会員制サービス提供シス
テム3は紹介者である既存会員のパソコン1に対して、
被紹介者が入会したことに対する紹介成功報酬の通知
を、例えば図8に示すような紹介礼状メールとして発信
する。
【0038】インセンティブ処理手段15は、S21か
らS25までの動作を行うものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オンラインサービスに入会の勧誘メールを受け取った未
入会々員は、知人の紹介であることが分かり、サービス
提供者にメール来信の不信感を抱くこともなく、入会の
成功率は高いものとなる。このためオンラインサービス
の提供者は、低コストで有効に会員の拡大を図ることが
できる。また、紹介した既存会員にとっても相当の報酬
が受けられ、双方のメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】機能ブロック図である。
【図3】動作フローチャート(紹介情報受信〜入会勧誘
メール発信)である。
【図4】動作フローチャート(入会申込み情報受信〜紹
介礼状メール発信)である。
【図5】紹介情報入力画面例である。
【図6】入会勧誘メール例である。
【図7】入会申込み入力画面例である。
【図8】紹介礼状メール例である。
【図9】会員データベース例である。
【図10】識別情報データベース例である。
【符号の説明】
1:既存会員のパソコン 2:ネットワーク 3:会員制サービス提供システム 4:サーバシステム 5:会員データベース 6:識別情報データベース 7:未入会々員パソコン 11:紹介情報受信手段 12:会員認証手段 13:識別情報付与手段 14:勧誘メール発信手段 15:インセンティブ処理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会員制サービス提供システムであって、 ネットワークを介して既存会員より被紹介者の電子メー
    ルアドレスを含む紹介情報を受信する紹介情報受信手段
    と、 紹介情報の発信者が会員であることを確認する会員認証
    手段と、 紹介情報より得られた被紹介者の電子メールアドレスに
    対して、紹介者の情報を含んだ入会勧誘の電子メールを
    発信する勧誘メール発信手段と、 を有することを特徴とする会員制サービス提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の会員制サービス提供シ
    ステムであって、 既存会員から紹介情報を受信すると、被紹介者毎に識別
    情報を付与し、識別情報と紹介者の情報と被紹介者の情
    報とを保持する識別情報付与手段と、 被紹介者から入会申込み情報を受信すると、入会申込み
    情報に記載されている識別情報から紹介者を特定し、紹
    介者に対して紹介のインセンティブを付与するインセン
    ティブ処理手段と、 を有することを特徴とする会員制サービス提供システ
    ム。
  3. 【請求項3】 会員制サービス提供方法であって、 ネットワークを介して既存会員より被紹介者の電子メー
    ルアドレスを含む紹介情報を受信し、 紹介情報の発信者が会員であることを確認し、 紹介情報から得られた被紹介者の電子メールアドレスに
    対して、紹介者の情報を含んだ入会勧誘の電子メールを
    発信する、 ことを特徴とする会員制サービス提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の会員制サービス提供方
    法であって、 既存会員から紹介情報を受信すると、被紹介者毎に識別
    情報を付与し、 識別情報と紹介者の情報と被紹介者の情報とを保持し、 被紹介者から入会申込み情報を受信すると、入会申込み
    情報に記載されている識別情報から紹介者を特定し、 紹介者に対して紹介のインセンティブを付与する、 ことを特徴とする会員制サービス提供方法。
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