JP2019133594A - 商品データ処理装置及び方法、商品データ処理システム - Google Patents

商品データ処理装置及び方法、商品データ処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】実施形態は、リアル店舗で販売している商品を購入した消費者がバーチャル店舗でどのような行動の様態をとっているかを情報収集することができ、収集した情報をPOSシステムで有効に活用できるようにした、商品データ処理装置及び方法、商品データ処理システムを提供することを目的とする。【解決手段】一実施形態の商品データ処理装置は、Web上で商品の情報を展示する第1店舗の商品と、実際に商品を陳列して販売する第2店舗の商品とを管理する商品データ処理装置であって、前記第2店舗での商取引に関する、少なくとも販売データ、支払データのいずれかを含む商取引データを生成して記憶し、前記商取引において、携帯端末を介して入力される前記第1店舗に展示されている特典データと、前記携帯端末が前記第1店舗を閲覧した閲覧履歴の情報と前記商取引データとを対応付けて記憶する制御部を備える商品データ処理装置である。【選択図】図1

Description

実施形態は、商品データ処理装置及び方法、商品データ処理システムに関する。
店舗の商品の販売実績、在庫状況など管理するPOS ( Point of Sales:販売時点情報管理)システムがある。POSシステムは、最近種々の機能が付加されて、POSシステム使用者の使い勝手を向上させている。実際の商品を陳列して販売している店舗(リアル店舗とも呼ぶ)では、商品の販売実績、在庫状況の管理のために、POSシステムが設置されているのが一般的である
一方最近では、商品の映像等の情報をWeb上に展示し、その展示した商品をWebを通じて販売する店舗(バーチャル店舗とも呼ぶ)が多く存在する。このバーチャル店舗は、ユーザの携帯端末(スマートフォン、タブレット等)により簡単にアクセスすることが可能であるため、ユーザによる商品検索がさかんに行われている。
バーチャル店舗での商品閲覧によるユーザの行動の様態としては、以下のようなものが考えられる。
(1)消費者が、バーチャル店舗において商品を調査したり購入を検討したりする場合
(2)消費者が、上記(1)に加え、バーチャル店舗で商品を購入する場合
(3)消費者が、バーチャル店舗において上記(1)の調査や検討をもとに、リアル店舗に買い物に出かける場合
(4)消費者は、バーチャル店舗において上記(1)の調査や検討とは無関係にリアル店舗で商品を購入する場合
特開2007−109168
上記したリアル店舗の管理者は、リアル店舗で商品を購入した消費者が、バーチャル店舗において、どのような行動の様態をとっているかを知りたいと言う要望がある。例えば、リアル店舗で販売している商品が、バーチャル店舗で広告/宣伝されている場合、消費者のリアル店舗での購入と、その商品が広告/宣伝されているバーチャル店舗での消費者の行動の様態とに、どのような相関関係があるかを知りたい場合がある。
しかしながら、リアル店舗の従業員や管理者が、リアル店舗で買い物をした消費者一人ひとりに対して、バーチャル店舗においてどのような行動の様態をとったのかを質問することはとても困難である。
そこで本実施形態では、リアル店舗で販売している商品を購入した消費者がバーチャル店舗でどのような行動の様態をとっているかを情報収集することができ、収集した情報をPOSシステムで有効に活用できるようにした、商品データ処理装置及び方法、商品データ処理システムを提供することを目的とする。
一実施形態の商品データ処理装置は、Web上で商品の情報を展示する第1店舗の商品と、実際に商品を陳列して販売する第2店舗の商品とを管理する商品データ処理装置であって、前記第2店舗での商取引に関する、少なくとも販売データ、支払データのいずれかを含む商取引データを生成して記憶し、前記商取引において、携帯端末を介して入力される前記第1店舗に展示されている特典データと、前記携帯端末が前記第1店舗を閲覧した閲覧履歴の情報と前記商取引データとを対応付けて記憶する制御部を備える商品データ処理装置である。
図1は、一実施形態に係る商品データ処理システムの説明図である。 図2Aは、商品管理サーバが特定マーケットに展示する商品に、クーポンを付与する処理の例を示したシーケンス図である。 図2Bは、図2Aで示したクーポンが展示されている特定マーケットを、ユーザが閲覧し、クーポンをダウンロードした場合の処理の例を示したシーケンス図である。 図2Cは、ユーザがリアル店舗で商品を購入する際に、図2Bで示した処理シーケンスにより取得したクーポンを利用する場合の、携帯端末とリアル店舗に設置されているPOS端末との間のやり取りの処理の例を示したシーケンス図である。 図3は、特定マーケットサーバ、商品管理サーバ、POS端末の各内部の概要を示す図である。 図4は、特定マーケットサーバの記憶部に構築される端末IDごとの閲覧履歴、取得したクーポンの情報を保存するデータのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、図4に示したデータ構造に、さらにクーポンの付与を依頼した依頼元を追加した場合のデータ構造の例を示す図である。 図6は、商品管理サーバの内部の構成例を示す図である。 図7は、携帯端末の内部の構成例を示し、特に本実施形態に関連するブロックを示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、一実施形態にかかる商品データ処理システムの説明図である。
図1に示す301は、ユーザの携帯端末(例えばスマートフォン、タブレット、モバイルパソコンなど)である。携帯端末301は、特定アプリケーション301−1がインストールされている。この特定アプリケーション301−1は、ユーザが商品を購入する際にPOS端末302と連携することで、携帯端末301の所有者が商品を購入したことをPOS端末に認識させることができる。またこの特定アプリケーション301−1は、後で説明する特定マーケットからダウンロードしたクーポンを管理することが出来る。
特定アプリケーション301−1とPOS端末302との連携により、携帯端末301の所有者が商品を購入したことを、POS端末302に認識させる処理については、図2Cを用いて説明する。
302は、POS端末(或いはレジスタと称してもよい)であり、実際に商品を陳列して販売している店舗(リアル店舗とも呼ぶ)においてキャッシュレジスターとして利用される。
303は、商品管理サーバ(POS情報管理装置あるいは商品データ処理装置とも呼ぶ)であり、POS端末302から送られてくる購入履歴情報(商取引情報と称してもよい)などを管理する。また商品管理サーバ303は、特定マーケットサーバ304と接続されており、特定マーケットサーバ304が扱う商品管理も行うことができる。
特定マーケットサーバ304は、商品の映像をWeb上に展示し、その展示した商品を、Webを通じて販売することができるバーチャル店舗を管理するサーバである。
バーチャル店舗で販売する商品およびリアル店舗で販売する商品は、ともに商品管理サーバ303により管理されているため、特定マーケットサーバ304が管理するバーチャル店舗は、特定マーケットとも呼ばれる。言い換えると、商品管理サーバ303は、リアル店舗の商品も管理しているが、バーチャル店舗の商品も管理している、という本システムの特徴的な管理を行っている。具体的にはY店舗(リアル店舗)の商品を管理するとともに、A店舗(バーチャル店舗)の商品も対応付けて管理していることである。
次に携帯端末301、POS端末302、商品管理サーバ303及び特定マーケットサーバ304の相互の関係を、図2Aから図2Cを用いて説明する。
図2Aは、商品管理サーバ303が特定マーケットに展示する商品に、クーポンを付与する処理の例を示したシーケンス図である。商品管理サーバ303は、特定マーケットに展示してある商品に対してクーポン(特典データ或いは特典或いはポイントなどと称してもよい)を付与するように、特定マーケットサーバ304に対してクーポン付与の要求を送信(S310)する。クーポン付与の要求(S310)を受け取った特定マーケットサーバ304は、付与を要求されたクーポンを、該当する商品に対するクーポンであることが分かるように特定マーケット上に展示する。
なお、該当する商品とともに展示するクーポンは、商品管理サーバ303によりシリアル番号(識別子と呼んでもよい)が付与される。これにより商品管理サーバ303は、特定マーケットに展示されているクーポンが、ユーザにより取得された(ダウンロードされた)状況を把握することが可能となる。クーポンの識別方法は、シリアル番号の付与に限らず種々の識別方法があり、クーポンを識別可能な「名称と識別データ」が付加されていてもよい。またクーポンは、各種の内容があり、例えばユーザに有効なポイントであったり、サービスチケットであってもよく、総称的に特典データと称してもよい。
クーポンは、ある1つの商品Aに対して複数種類のクーポンが付与されてもよい。またクーポンは、「全商品20%OFF」、というように、複数の商品に対して1つのクーポンが付与されてもよい。
図2Bは、図2Aで示したクーポンが展示されている特定マーケットを、ユーザが閲覧し、クーポンをダウンロードした場合の処理の例を示したシーケンス図である。
ユーザは、携帯端末301(例えばスマートフォン、タブレット、モバイルパソコンなど)を用いて特定マーケットを閲覧する(S320)ことができる。ユーザによる閲覧は、たとえばある商品を単純に閲覧するだけの場合もあれば、購入の候補としてマークを付けたり、ある商品に関して投稿されているコメントを読んだり、あるいは該当する商品を実際に購入することも含む。
また特定マーケットサーバ304は、特定マーケットを閲覧しているユーザの携帯端末301の端末IDを吸い上げ(S321)、ユーザが特定マーケットを閲覧した履歴を、端末IDごとに保存エリアに保存することができる(S324)。
またユーザは、特定マーケットを閲覧中に、展示されている商品に付与されたクーポンを、携帯端末301にダウンロードすることができる。ユーザは、携帯端末301の表示画面に表示されている特定マーケットの商品に付与されたクーポンを、例えばタップする。すると、ユーザの携帯端末301は、特定マーケットサーバ304にクーポンのダウンロード要求を送信(S322)する。クーポンのダウンロード要求を受け取った特定マーケットサーバ304は、該当する商品のクーポンを携帯端末301にダウンロードする(S323)。また特定マーケットサーバ304は、クーポンのダウンロードの状況を、携帯端末301の端末IDごとに閲覧履歴として保存することができる(S325)。
携帯端末301は、インストールしてある特定アプリケーション301−1を用いて、ダウンロードしたクーポンを管理する。
ユーザは、ダウンロードされたクーポンを、特定マーケットにおいて該当する商品を購入する際に利用することもできるし、リアル店舗で該当する商品を購入する際に利用することもできる。
上記の過程において特定マーケットサーバ304は、携帯端末301の端末IDごとに、特定マーケットの閲覧履歴に加え、該当する携帯端末301がクーポンをダウンロードした場合には、そのダウンロードされたクーポンのシリアル番号も紐付けして保存することができる(S325)。
図2Cは、ユーザがリアル店舗で商品を購入する際に、図2Bで示した処理シーケンスにより取得したクーポンを利用する場合の、携帯端末301とリアル店舗に設置されているPOS端末302との間のやり取りの処理の例を示したシーケンス図である。
ユーザが、あるリアル店舗においてある商品Aを購入する場合を想定する。この場合ユーザは、リアル店舗で購入する商品AのクーポンAを、図2Bに示すシーケンスにより予め特定マーケットより取得済みであるとする。
ユーザは、リアル店舗で商品Aを購入する際に(S330)、携帯端末301にインストールされている特定アプリケーション301−1により管理されているクーポンAを利用するものとする。
携帯端末301にインストールされている特定アプリケーション301−1は、POS端末302との間で通信することで、クーポンAをPOS端末302に送信する(S331)。特定アプリケーション301−1とPOS端末302との間の通信は、例えばPOS端末302に接続されている近接無線システムのカードリーダ(図3の3023)に、ユーザが携帯端末を近接させることで行われてもよい。
POS端末302は、携帯端末301から送れてきたクーポンAを取得(S331)する。これによりPOS端末302は、商品Aが購入されるときの決済において、取得したクーポンAによる価格割引を行うとともに、そのクーポンAのシリアル番号Aも取得する。これによりPOS端末302は、利用されたクーポンAのシリアル番号Aを取得することができる。
なお、商品Aが購入(販売)されるときの決済で使用されたクーポンAは、特定アプリケーション301−1の管理から消去されても、あるいは次回以降も利用できるように継続して保存されていても、いずれでもよい。つまり特定アプリケーション301−1は、クーポンAのタイプに応じて管理方法を任意に選択することができる。
なお特定アプリケーション301−1により管理されているクーポンは、例えば紙に印刷することが可能であってもよい。この紙に印刷されたクーポンは、例えばバーコードで表示されており、POS端末302は、接続されたバーコードリーダ(図3の3024)を用いてQRコード(登録商標)で表現されたクーポンを読み取ることが可能である。このバーコードには、クーポンのシリアル番号が含まれていてもよい。バーコードは、例えば2次元バーコードであってもよい。2次元バーコードとして、例えばQRコードであってもよい。
ユーザがリアル店舗で購入する商品AのクーポンAを紙に印刷して持っている場合は、S331の処理の代わりにPOS端末302が、接続されたバーコードリーダを用いてバーコードで表現されたクーポンを読み取ることで、POS端末302はクーポンAを認識することが可能である。
このようにリアル店舗で商品の購入に際して、ユーザがダウンロードしたクーポンAを利用すると、POS端末302は、ユーザがバーチャル店舗でダウンロードしたクーポンに関する情報を入手する(S331)ことが可能となる。
次にPOS端末302は、リアル店舗で販売した商品Aの購入履歴を商品管理サーバ303に通知(S332)するとともに、購入に使用されたクーポンAのシリアル番号Aも商品管理サーバ303に通知(S333)する。
商品管理サーバ303は、POS端末302から商品Aの購入履歴とシリアル番号Aと受信すると、特定マーケットサーバ304に対して、シリアル番号Aのクーポンをダウンロードした携帯端末の、特定マーケットにおける閲覧履歴の情報の取得要求を送信する(S334)。閲覧履歴の情報の取得要求を受信した特定マーケットサーバ304は、シリアル番号AのクーポンAをダウンロードした携帯端末の端末IDを検索し、その携帯端末の特定マーケットにおける閲覧履歴の情報を抽出し、商品管理サーバ303に送信(S335)する。
なお特定マーケットサーバ304は、図2BのS325の処理で示したように、携帯端末301の端末IDごとに、特定マーケットの閲覧履歴に加え、ダウンロードされたクーポンのシリアル番号も紐付けして保存している。このため特定マーケットサーバ304は、クーポンのシリアル番号をもとに、該当する携帯端末301の特定マーケットの閲覧履歴を抽出することができるのである。
なお図2Cの処理シーケンス例では、商品管理サーバ303が、特定マーケットサーバ304に対して閲覧履歴の情報の取得要求を送信する場合の例である。しかし、特定マーケットサーバ304が、保存しているすべての端末IDごとの特定マーケットの閲覧履歴およびクーポンのダウンロード状況を、商品管理サーバ303に任意のタイミングで送信してもよい。この場合商品管理サーバ303は、特定マーケットサーバ304から送られてきたすべての端末IDの特定マーケットの閲覧履歴およびクーポンのダウンロード状況の中から、リアル店舗において利用されたクーポンのシリアル番号と一致するクーポンをダウンロードした端末IDの特定マーケットの閲覧履歴を抽出すればよい。
これにより商品管理サーバ303は、リアル店舗で商品Aを購入したユーザが、所有する携帯端末301を用いて特定マーケットの商品を閲覧した閲覧履歴の情報を入手することが可能となる。また商品管理サーバ303は、リアル店舗での商品購入履歴と特定マーケットにおける閲覧履歴とを結び付けることが可能となる。このリアル店舗での商品購入情報と特定マーケットにおける閲覧履歴情報とを結び付けることにより、商品管理サーバ303の管理者は、特定マーケットおよびリアル店舗における商品の販売計画や在庫管理をより効率的に連携して行うことが可能となる。
例えば、特定マーケットにおける商品GXに対する閲覧履歴、リアル店舗における商品GXの販売実績などの相関性を分析することが可能である。また特定マーケットサーバ304は、特定マーケットにおいて、クーポンをダウンロードしていない商品やクーポンを付与していない商品の閲覧情報も閲覧履歴として収集するため、ユーザが興味をもつ他の商品と、リアル店舗で購入した商品の相関性の分析することも可能となる。
また商品管理サーバ303は、クーポンの利用状況を把握することも可能である。
特定マーケットサーバ304は、先に説明したように携帯端末301の端末IDごとにクーポンのダウンロード状況を把握している。つまり特定マーケットサーバ304は、どのクーポンがどれだけ(何回)ダウンロードされたかを把握することができる。またPOS端末302は、リアル店舗において実際に使用されたクーポンの情報を把握している。
したがって商品管理サーバ303は、POS端末302から入手したリアル店舗において実際にクーポンが使用された状況と、特定マーケットサーバ304から入手したクーポンのダウンロード状況の情報とを比較することで、クーポンが実際にリアル店舗においてどの程度使用されたかの状況を把握することができる。
また特定マーケットサーバ304は、特定マーケットでの商品購入におけるクーポンの使用の状況を把握している。したがって商品管理サーバ303は、ダウンロードされたクーポンの特定マーケットでの使用状況を特定マーケットサーバ304から入手することができる。このため商品管理サーバ303は、リアル店舗におけるクーポンの利用状況と特定マーケットにおけるクーポンの利用状況とを結び付けることが可能となり、特定マーケット、リアル店舗におけるクーポンの配布や、クーポンを付与する商品の選定の等の計画や、クーポンが付与された商品の在庫管理を、特定マーケットとリアル店舗において連携して行うことが可能となる。
なお図2CのS331の処理において携帯端末301にインストールされている特定アプリケーション301−1は、POS端末302との間で通信することで、クーポンAをPOS端末302に送信しているが、S331の処理においてクーポンAの送信に加えて、携帯端末301の端末IDを送信してもよい。この場合POS端末302および商品管理サーバ303は、S331以降の処理において、クーポンAのシリアル番号の代わりに、受信した端末IDを用いて処理を行ってもよい。
図3は、特定マーケットサーバ304、商品管理サーバ303、POS端末302の各内部の概要を示している。
図3において、特定マーケットサーバ304は、制御部3041、記憶部3042、通信部3043を備える。制御部3041が記憶部3042、通信部3043を制御する。
商品管理サーバ303は、制御部3031、記憶部3032、通信部3033を備える。制御部3031が記憶部3032、通信部3033を制御する。
POS端末302は、システム制御部3021、表示パネル(タッチパネル入力部を含む)3022、カードリーダ3023、バーコードリーダ3024を含む。カードリーダ3023は、接触型、非接触型がある。
システム制御部3021は、制御部21a、記憶部21b、通信部21cを備える。制御部21aが記憶部21b、通信部21cを制御する。
上記した特定マーケットサーバ304、商品管理サーバ303、POS端末302、携帯端末301a−301nなどが相まって、図1、図2A−図2Cを参照して説明した動作を実現する。
図4は、特定マーケットサーバ304の記憶部3042に構築される端末IDごとの閲覧履歴、取得したクーポンの情報を保存するデータのデータ構造の一例を示している。ここで示すデータ構造は一例であり、種々のデータ構造が考えられることは勿論である。
データ構造は、401がID番号、402が端末IDである。ID番号401は、端末ID402ごとに割り当てられる。403は特定マーケットの閲覧履歴情報であり、端末ID401の携帯端末が特定マーケットを閲覧した閲覧内容の履歴を保存するエリアである。404は、端末ID402に示す携帯端末がダウンロードしたクーポンの情報を保存するエリアである。携帯端末がダウンロードしたクーポンの種類とそのシリアル番号が保存されている。
シリアル番号は、それぞれユニークになるように特定マーケットサーバ304が管理している。例えば端末IDがABCDEFの携帯端末が取得したクーポン404−1は、クーポンの種類がクーポンAAであり、そのクーポンのシリアル番号がAA_A1234である。また端末IDがBCDEFGの端末が取得したクーポン404−4は、クーポンの種類がクーポンAAであり、クーポン404−1と同じ種類のクーポンであるが、クーポン404−4のシリアル番号はAA_A1235と、クーポン404−1のシリアル番号は異なる。
このように特定マーケットサーバ304は、同じ種類のクーポンでもダウンロードされるごとに、そのダウンロードされたクーポンのシリアル番号を管理しているため、どの携帯端末がどの種類のクーポンをダウンロードしたかを把握することが可能である。
図4のID番号1の例は、端末IDがABCDEFである携帯端末が、特定マーケットを閲覧した閲覧履歴情報が閲覧履歴1であり、特定マーケットからダウンロードしたクーポンの種類がAA(シリアル番号がAA_A1234)、AB(シリアル番号がAB_N2234)、AC(シリアル番号がAC_N2256)であることを示した例である。
図4のID番号2の例は、端末IDがBCDEFGである携帯端末が、特定マーケットを閲覧した閲覧履歴情報が閲覧履歴2であり、特定マーケットからダウンロードしたクーポンの種類がAA(シリアル番号がAA_A1235)、AB(シリアル番号がAB_N2235)、BD(シリアル番号がBD_N2246)、CC(シリアル番号がCC_N2246)であることを示した例である。
図4のID番号3の例は、端末IDがACXEFGの携帯端末がまだクーポンをダウンロードしていない場合のデータベースの様子を示している。
図5は、図4に示したデータ構造に、さらにクーポンの付与を依頼した依頼元405およびクーポンの有効期限情報406を追加した場合のデータ構造の例である。図5の例は、端末IDをもとに、関連データを集めたデータ構造の例を示しているが、例えば取得済みのクーポンの情報をもとに関連データを集めたデータ構造でもよい。依頼元405は、例えばPOS端末302が設置されているリアル店舗の店舗番号であってもよい。あるいは商品管理サーバ303にアクセス可能な部門・部署の番号であってもよい。依頼元405および有効期限情報406は、商品管理サーバ303が特定マーケットにクーポン付与の要求を送信する際(図2AのS310)に、あわせて特定マーケットサーバ304に送られてもよい。
図6は、商品管理サーバ303の内部構成例であり、特に本実施形態に関連するブロックを示している。制御部3031は、通信制御部31a,データ制御部31b、解析部31c、アプリケーション保存部31dを含む。通信制御部31aは、通信部3033をアプリケーションに基づいて制御し、各機器との相互通信を行う。データ制御部31bは、記憶部3032内の各ブロックのデータの読出し、書き込みなどをアプリケーションに基づいて制御する。解析部31cは、種々のアプリケーションに基づいて各種のデータ解析を行う。アプリケーション保存部31dは、商品管理サーバ303の動作を制御するための各種アプリケーションを保存している。
記憶部3032は、商取引データ格納部32a、端末ID格納部32b、クーポン利用履歴格納部32c、データ一時格納部32d、有効期限格納部32e、閲覧履歴情報格納部32fを含む。
なお記憶部3032内を用途別のブロックとして示している。しかしこれらブロックは、実際にはデータベース及びデータテーブルを構成しており、互いに関連する商品コード、クーポンのシリアル番号、端末ID、その他のデータが紐付けされている。
商取引データ格納部32aは、販売商品が購入されたこと、販売商品の値段、販売日時、また販売商品に付されているクーポンのシリアル番号などの情報を格納する。端末ID格納部32bは、商取引が行われたときクーポンを使用した携帯端末の端末IDを格納することもできる。この端末IDは、販売商品の識別データ、及び使用したクーポンのシリアル番号と関連付けられている。
クーポン利用履歴格納部32cは、図2Cで説明したように、携帯端末によりダウンロードされたクーポンが、リアル店舗で利用された場合特定マーケットで利用された場合の各々においてクーポンの利用履歴を格納する。
データ一時格納部32dは、書き込みたいアドレスに対して、書き込み時間を遅延して時間調整しなければならないようなデータを一時的に格納する。有効期限格納部32eは、先に説明したように、クーポンの有効期限及び又は発行数などを格納する。
閲覧履歴情報格納部32fは、特定マーケットサーバ304から取得した携帯端末301が特定マーケットを閲覧した履歴情報を格納することができる。
図7は、携帯端末301の内部の構成例を示し、特に本実施形態に関連するブロックを示している。基本的には、制御部3011、記憶部3012、通信部3013を有する。制御部3011が記憶部3012、通信部3013を制御する。
制御部3011は、通信制御部11a、データ制御部11b、アプリケーション保存部11cを含む。
記憶部3012は、端末ID格納部12a、データ一時格納部12b、閲覧履歴情報格納部12c、会計データ格納部12dなどを含む。端末ID格納部12aは、携帯端末301の端末IDを保持している。
閲覧履歴情報格納部12cは、携帯端末301が特定マーケットをアクセスした場合、キャッシュメモリが許す範囲で、URLなどの履歴情報を格納している。会計データ格納部12dは、携帯端末301がPOSシステムのレジスタで清算のために用いられたとき、支払金額、残高、購入商品情報、クーポン使用情報などの会計情報を保存する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。さらにまた、請求項の各構成要素において、構成要素を分割して表現した場合、或いは複数を合わせて表現した場合、或いはこれらを組み合わせて表現した場合であっても本発明の範疇である。また、複数の実施形態を組み合わせてもよく、この組み合わせで構成される実施例も発明の範疇である。
また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。また請求項を制御ロジックとして表現した場合、コンピュータを実行させるインストラクションを含むプログラムとして表現した場合、及び前記インストラクションを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として表現した場合でも本発明の装置を適用したものである。また、使用している名称や用語についても限定されるものではなく、他の表現であっても実質的に同一内容、同趣旨であれば、本発明に含まれるものである。
301・・・携帯端末
302・・・POS端末
303・・・商品管理サーバ
304・・・特定マーケットサーバ
3021・・・システム制御部
3022・・・表示パネル
3023・・・カードリーダ
3024・・・バーコードリーダ
3031、3041、21a・・・制御部
3032,3042,21b・・・記憶部
3033,3043,21c・・・通信部。

Claims (9)

  1. Web上で商品の情報を展示する第1店舗の商品と、実際に商品を陳列して販売する第2店舗の商品とを管理する商品データ処理装置であって、
    前記第2店舗での商取引に関する、少なくとも販売データ、支払データのいずれかを含む商取引データを生成して記憶し、
    前記商取引において、携帯端末を介して入力される前記第1店舗に展示されている特典データと、前記携帯端末が前記第1店舗を閲覧した閲覧履歴の情報と前記商取引データとを対応付けて記憶する制御部
    を備える商品データ処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第1店舗を管理する特定マーケットサーバ(304)に対して、前記第1店舗の商品に紐付けられる前記特典データの付与を要求する、請求項1記載の商品データ処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第1店舗を管理する特定マーケットサーバから前記携帯端末の端末IDごとの前記第1店舗の商品の閲覧履歴、前記特典データを取得する、請求項1記載の商品データ処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第1店舗を管理する特定マーケットサーバ(304)に対して、前記第1店舗の商品に紐付けられる前記特典データの付与を要求する場合、前記特典データに有効期限情報を付加する、請求項1記載の商品データ処理装置。
  5. Web上で商品の情報を展示する第1店舗の商品と、実際に商品を陳列して販売する第2店舗の商品とを管理する商品データ処理装置の商品管理方法であって、
    前記第2店舗で商取引が行われる場合、この商取引に関する、少なくとも販売データ、支払データのいずれかを含む商取引データを生成して記憶し、
    前記商取引において、携帯端末を介して入力される前記第1店舗に展示されている特典データと、前記携帯端末が前記第1店舗を閲覧した閲覧履歴の情報と前記商取引データとを対応付けて記憶する
    商品管理方法。
  6. Web上で商品の情報を展示する第1店舗の商品と、実際に商品を陳列して販売する第2店舗の商品とを管理する商品データ処理装置と、
    前記商品データ処理装置からの依頼を受けて、前記第1店舗の前記商品に、商取引の際に利用できる特典データを付与し、携帯端末からの要求により前記特典データを、前記携帯端末にダウンロードする特定マーケットサーバと、を備え、
    前記商品データ処理装置は、
    前記第2店舗での商取引に関する、少なくとも販売データ、支払データのいずれかを含む商取引データを生成して記憶し、
    前記商取引において、前記携帯端末を介して入力される前記第1店舗に展示されている前記特典データと、前記携帯端末が前記第1店舗を閲覧した閲覧履歴の情報と前記商取引データとを対応付けて記憶する制御部
    を備える商品データ処理システム。
  7. 前記特定マーケットサーバは、
    前記携帯端末からの要求により前記特典データを、前記携帯端末にダウンロードした場合に、前記特典データの識別子と前記携帯端末の機器IDとを関連付けて保存する関連データ保存部を備える、請求項6記載の商品データ処理システム。
  8. 前記特定マーケットサーバは、
    前記携帯端末からの要求により前記特典データを前記携帯端末にダウンロードした場合に、前記特典データのダウンロード状況と前記携帯端末の機器IDとを関連付けて前記商品データ処理装置に送信する通信部を備える、請求項6記載の商品データ処理システム。
  9. 前記特定マーケットサーバは、
    前記特典データのダウンロード状況と前記携帯端末の機器IDとを関連付けて前記商品データ処理装置に送信し、
    前記商品データ処理装置からの要求に応じて送信する、自律的に送信する、の少なくとも一方を実行する、請求項6記載の商品データ処理システム。
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