JP6446802B2 - プログラム、携帯端末及び決済システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末での決済等で使用可能なプログラム、携帯端末及び決済システムに関する。
従来、店頭POP等の情報掲載媒体に情報記録手段を設け、情報掲載媒体から掲載情報を読み取って、情報配信サーバに保存させる情報要求端末を有する情報クリッピングシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−031780号公報
上述の特許文献の発明は、情報要求端末が、情報掲載媒体から掲載情報を読み取って情報配信サーバに保存させる、という1つの機能を行うものにすぎなかった。
近年、携帯端末の処理能力が向上しており、様々な機能を行うことができるようになっている。
そこで、本発明は、複数の機能を連携させたサービスが可能なプログラム、携帯端末及び決済システムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、近距離通信をするためのアンテナ(26a)を備え、コンピュータである携帯端末(1)で実行可能なプログラム(22b)であって、前記コンピュータは、前記プログラムと、このプログラムが制御し、このプログラムの管理下で実行する複数のアプリケーション(23)とを記憶する記憶部(20)を備えており、前記複数のアプリケーションとして、商品識別媒体に記憶された商品識別情報を含む商品情報を取得して前記記憶部に記憶させる商品情報収集アプリケーション(23b)と、決済に関する特典情報を付与して前記記憶部に記憶させる特典付与アプリケーション(23c)と、を有し、前記コンピュータを、前記コンピュータの前記アンテナと、前記商品情報を記憶した商品識別媒体(3)とが近づくことで、前記商品情報収集アプリケーションを実行させる情報収集アプリ実行手段として機能させ、前記情報収集アプリ実行手段により前記記憶部に記憶された前記商品情報が所定の条件を満たした場合に、前記特典付与アプリケーションを実行させる特典付与アプリ実行手段として機能させること、を特徴とするプログラムである。
第2の発明は、第1の発明のプログラム(22b)において、前記複数のアプリケーションとして、決済処理を行うための決済アプリケーション(23d)を有し、前記特典付与アプリケーションは、前記記憶部に記憶された前記特典情報の使用可否を受け付け、決済端末(5)に対して使用可として受け付けた特典情報を送出するものであり、前記コンピュータ(1)を、前記コンピュータの前記アンテナ(26b)と、前記決済端末が有するアンテナ(55)とが近づくことで、前記決済端末からの命令を受信して、前記決済アプリケーションを実行させる決済アプリ実行手段として機能させ、前記決済アプリ実行手段により前記決済アプリケーションが実行されたことに応じて、前記特典付与アプリ実行手段として機能させ、前記決済アプリ実行手段を、前記特典付与アプリ実行手段により特典情報が使用される場合には、前記特典情報を反映した決済金額に対して決済処理を行うように機能させること、を特徴とするプログラムである。
第3の発明は、第2の発明のプログラム(22b)において、前記複数のアプリケーションとして、ポイント情報を付与して前記記憶部(20)に記憶させ、前記記憶部に記憶された前記ポイント情報の使用可否を受け付け、前記決済端末(5)に対して使用可として受け付けたポイント情報を送出するポイント付与アプリケーション(23a)を有し、前記コンピュータ(1)を、前記コンピュータの前記アンテナ(26a)と、決済で使用可能なポイント情報を付与するポイント付与端末のアンテナ(45)とが近づくことで、前記ポイント付与端末からの命令を受信して、前記ポイント付与アプリケーションを実行させるポイント付与アプリ実行手段として機能させ、前記決済アプリ実行手段により前記決済アプリケーション(23d)が実行されたことに応じて、前記ポイント付与アプリ実行手段として機能させ、前記決済アプリ実行手段を、前記ポイント付与アプリ実行手段によりポイント情報が使用される場合には、ポイント情報を反映した決済金額に対して決済処理を行うように機能させること、を特徴とするプログラムである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかのプログラム(22b)において、前記情報収集アプリ実行手段を、前記商品情報を取得する商品情報取得手段と、取得した前記商品情報に関する評価を入力可能な評価入力画面を出力させる評価画面出力手段と、前記評価画面出力手段が出力した評価入力画面にしたがった評価情報を受け付けたことに応じて、前記評価情報を、前記商品情報の一部として記憶させる記憶制御手段と、して機能させるためのプログラムである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかのプログラムにおいて、前記複数のアプリケーションとして、各々のアプリケーションを統括管理するための管理アプリケーションを含み、前記コンピュータを、前記プログラムを起動したことに応じて、前記管理アプリケーションを実行させる管理アプリ実行手段として機能させ、前記管理アプリ実行手段を除く各アプリ実行手段を、実行中の前記管理アプリケーションからの命令にしたがって実行されるように機能させること、を特徴とするプログラムである。
第6の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかのプログラム(22b)において、前記特典付与アプリ実行手段を、前記情報収集アプリ実行手段が前記プログラムにしたがって処理を行う制御部に対して命令を送出することでその命令を受け付けて、前記特典付与アプリケーション(23c)を実行させるように機能させること、を特徴とするプログラムである。
第7の発明は、近距離通信をするためのアンテナ(26a)を備え、コンピュータである携帯端末(1)で実行可能なプログラム(22b)であって、前記コンピュータは、前記プログラムと、このプログラムが制御し、このプログラムの管理下で実行する複数のアプリケーション(23)とを記憶する記憶部(20)を備えており、前記複数のアプリケーションとして、決済で使用可能なポイント情報を付与して前記記憶部に記憶させ、前記記憶部に記憶された前記ポイント情報の使用可否を受け付け、決済端末(5)に対して使用可として受け付けたポイント情報を送出するポイント付与アプリケーション(23a)と、決済処理を行うための決済アプリケーション(23d)と、を有し、前記コンピュータを、前記コンピュータの前記アンテナと、前記ポイント情報を付与するポイント付与端末(4)のアンテナ(45)とが近づくことで、前記ポイント付与端末からの命令を受信して、前記ポイント付与アプリケーションを実行させるポイント付与アプリ実行手段として機能させ、前記コンピュータの前記アンテナと、前記決済端末が有するアンテナ(55)とが近づくことで、前記決済端末からの命令を受信して、前記決済アプリケーションを実行する決済アプリ実行手段として機能させ、前記決済アプリ実行手段を、前記ポイント付与アプリ実行手段によりポイント情報が使用される場合には、ポイント情報を反映した決済金額に対して決済処理を行うように機能させること、を特徴とするプログラムである。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明までのいずれかのプログラム(22b)において、前記コンピュータ(1)を、このプログラムの起動要求を送出する外部装置(4)のアンテナ(45)と、前記コンピュータの前記アンテナ(26a)とが近づくことで、前記プログラムを実行させるプログラム起動手段として機能させること、を特徴とするプログラムである。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかのプログラム(22b)を記憶する記憶部(20)と、前記記憶部に記憶された前記プログラムにしたがって処理を行う制御部(10)と、近距離通信のためのアンテナ(26)と、を備えた携帯端末(1)である。
第10の発明は、プログラム(22b)と、このプログラムが制御し、このプログラムの管理下で実行可能な複数のアプリケーション(23)とを記憶する記憶部(20)と、前記記憶部に記憶された前記プログラムにしたがって処理を行う制御部(10)と、近距離通信のためのアンテナ(26a)と、を備えた携帯端末(1)と、アンテナ(55)を有する決済端末(5)と、を備えた決済システムであって、前記複数のアプリケーションとして、商品識別媒体(3)に記憶された商品識別情報を含む商品情報を取得して前記記憶部に記憶させる商品情報収集アプリケーション(23b)と、決済処理を行うための決済アプリケーション(23d)と、を有し、前記携帯端末の前記記憶部には、前記商品情報を記憶しており、前記携帯端末の前記アンテナと、前記決済端末の前記アンテナとが近づくことで、前記携帯端末と、前記決済端末とが通信して、前記携帯端末は、前記決済アプリケーションが実行され、前記携帯端末は、前記決済端末から商品情報に関する問合せを受信したことに応じて、前記商品情報収集アプリケーションにしたがって前記携帯端末の記憶部に記憶された前記商品情報を、前記決済端末に送信し、前記決済端末から決済に関する情報を受け付けて、前記決済アプリケーションにしたがって決済処理を行い、前記決済端末は、前記携帯端末から受信した前記商品情報を記憶し、前記携帯端末から決済に関する情報を受信して決済処理を行うこと、を特徴とする決済システムである。
第11の発明は、第10の発明の決済システムにおいて、前記複数のアプリケーションとして、決済に関する特典情報を付与して前記記憶部(20)に記憶させる特典付与アプリケーション(23c)を有し、前記携帯端末(1)は、前記決済端末(5)から決済に関する情報を受け付けて、前記記憶部に決済に関する特典情報を使用する場合には、前記特典付与アプリケーションにしたがって前記特典情報を反映した決済金額に対して決済処理を行うこと、を特徴とする決済システムである。
第12の発明は、第10の発明又は第11の発明の決済システムにおいて、前記携帯端末(1)は、予め前記プログラム(22b)を起動して、前記アンテナ(26a)と、前記商品識別媒体(3)とが近づくことで、前記商品情報収集アプリケーション(23b)が実行され、前記商品識別媒体から取得した前記商品情報を、前記記憶部(20)に記憶すること、を特徴とする決済システムである。
本発明によれば、複数の機能を連携したサービスが可能なプログラム、携帯端末及び決済システムを提供することができる。
本実施形態に係るサービス提供システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係るサービス提供システムの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の制御部の機能ブロックを示す図及び記憶部のソフトウェア構造を説明するための図である。 本実施形態に係るサービス提供システムのポイント付与処理のフローチャートである。 本実施形態に係るサービス提供システムのクリッピング処理のフローチャートである。 本実施形態に係る携帯端末のタッチパネルディスプレイでの表示例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の記憶部に記憶されたクリッピング情報の例を示す図である。 本実施形態に係るサービス提供システムのクーポン処理のフローチャートである。 本実施形態に係る決済システムでの商品購買処理のフローチャートである。 本実施形態に係る決済システムでのポイント照会処理のフローチャートである。 本実施形態に係る決済システムでのクリップ情報保存処理のフローチャートである。 本実施形態に係る決済システムでの使用クーポン処理のフローチャートである。 本実施形態に係る決済システムでの決済実行処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係るサービス提供システム100の全体構成を示す図である。
サービス提供システム100は、ユーザが携帯端末1の近距離通信を使用することにより、現実店舗において商品を購買する際の様々な特典をユーザに付与するシステムである。なお、現実店舗とは、ユーザ自らが足を運んで赴く店舗をいい、インターネット上の店舗(仮想店舗)を除く概念である。
図1に示すように、サービス提供システム100は、携帯端末1と、商品タグ3(商品識別媒体)と、ポイント付与端末4と、POS(Point Of Sales)端末5(決済端末)と、サーバ6とを備える。
携帯端末1と、ポイント付与端末4と、POS端末5とは、サーバ6に対して、例えば、インターネット等の通信ネットワークNを介して、各々通信可能になっている。
携帯端末1は、ユーザが携行する携帯情報端末であり、例えば、スマートフォン等の多機能型携帯電話機である。
携帯端末1は、後述するように、複数のwgt(ウィジェット)23(アプリケーション)を実行させるサービス連携アプリ22b(プログラム)により、様々なサービスと連携した処理を行うことができる。
様々なサービスとは、例えば、以下のサービスをいう。
(#1)現実店舗への来店時に、商品購買で使用可能なポイントを付与するポイント付与サービス。
携帯端末1と、ポイント付与端末4と、サーバ6とによる処理である。
(#2)ユーザが現実店舗に陳列された商品のうち気になる商品の商品情報をクリッピング(取得及び記憶)し、さらにその商品の評価を入力できるクリッピングサービス。
携帯端末1と、商品タグ3とによる処理である。
(#3)クリッピングした商品情報の商品数や評価情報量に応じて、商品購買時に使用可能なクーポンを付与するクーポン付与サービス。
携帯端末1と、サーバ6とによる処理である。
(#4)ポイントやクーポンを商品購買時の決済処理で使用する決済サービス。
携帯端末1と、POS端末5と、サーバ6とによる処理である。
なお、(#4)のサービスを行うシステムを、決済システムともいう。
これらのサービスの詳細については、後述する。
次に、サービス提供システム100の各装置の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るサービス提供システム100の機能ブロックを示す図である。
図3は、本実施形態に係る携帯端末1の制御部10の機能ブロックを示す図及び記憶部20のソフトウェア構造を説明するための図である。
図2に示すように、携帯端末1は、制御部10と、記憶部20と、タッチパネルディスプレイ24と、NFC(Near Field Communication)チップ26と、NFC用アンテナ26aと、通信I/F(インタフェース)部28とを備える。
制御部10は、携帯端末1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS22a、図3参照)や、各種のアプリケーションプログラム(例えば、サービス連携アプリ22b、図3参照)を適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。なお、以下、アプリケーションを、アプリともいう。
図3(A)に示すように、制御部10は、ポイントwgt実行部11(ポイント付与アプリ実行手段)と、クリッピングwgt実行部12(情報収集アプリ実行手段)と、クーポンwgt実行部13(特典付与アプリ実行手段)と、決済wgt実行部14(決済アプリ実行手段)とを備える。
ポイントwgt実行部11は、ポイントwgt23aを実行させる制御部である。
クリッピングwgt実行部12は、クリッピングwgt23bを実行させる制御部である。
クリッピングwgt実行部12は、クリップ情報取得部12a(商品情報取得手段)と、評価画面出力部12b(評価画面出力手段)と、記憶制御部12c(記憶制御手段)とを備える。
クリップ情報取得部12aは、商品タグ3から商品情報を取得する。
評価画面出力部12bは、取得した商品情報に関する評価を入力するための評価画面70を、タッチパネルディスプレイ24に出力させる。
記憶制御部12cは、評価情報を、商品情報の一部として記憶させる。
クーポンwgt実行部13は、クーポンwgt23cを実行させる制御部である。
決済wgt実行部14は、決済wgt23dを実行させる制御部である。
これらの各機能の詳細については、後述する。
図2に戻り、記憶部20は、携帯端末1の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
図3(B)に示すように、携帯端末1は、ハードウェアを直接制御するソフトウェアとしてのOS22aを記憶部20に搭載している。そして、記憶部20は、サービス連携アプリ22bを記憶しており、土台であるOS22aの上位で実行される。つまり、サービス連携アプリ22bは、OS22aが制御し、OS22aの支配下で実行される。なお、記憶部20は、OS22aの上位で実行されるプログラムとして、サービス連携アプリ22b以外のその他複数のアプリを記憶していてもよい(例えば、「××アプリ」、「△△アプリ」)。OS22aは、サービス連携アプリ22bと、その他のアプリとに共通して利用される基本的な機能を提供するマルチアプリケーションOSである。
サービス連携アプリ22bは、このサービス連携アプリ22bの上位で実行される複数のwgt23に共通して利用される基本的な機能を提供する。つまり、複数のwgt23の各々は、サービス連携アプリ22bが制御し、サービス連携アプリ22bの支配下で実行される。一例として、サービス連携アプリ22bは、複数のwgt23を連携させるために使用する。
記憶部20は、サービス連携アプリ22bの上位で実行される複数のwgt23を備える。
ポイントwgt23aは、ポイント付与アプリケーションである。
クリッピングwgt23bは、クリッピングアプリケーション(商品情報収集アプリケーション)である。
クーポンwgt23cは、クーポン付与アプリケーション(特典付与アプリケーション)である。
また、決済wgt23dは、決済アプリケーションである。
なお、記憶部20は、複数のwgt23として、その他のサービスを提供するためのwgt23を、サービス連携アプリ22bの上位に有していてもよい。
図2に戻り、タッチパネルディスプレイ24は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、ユーザからの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
NFCチップ26は、NFCの規格により作成されたIC(Integrated Circuit)チップである。NFCの規格(ISO/IEC18092(NFC IP−1)、ISO/IEC21481(NFC IP−2))では、13.56MHzの電磁波を使い、100mm程度の至近距離でデータ通信を行う近距離無線通信が可能である。NFCチップ26は、NFC用アンテナ26aにより、商品タグ3や、ポイント付与端末4、POS端末5との間でNFC規格に準じて近距離無線通信を行う。
また、NFCチップ26は、セキュアな記憶領域を有する。セキュアな記憶領域には、例えば、クレジット情報等を記憶することができる。よって、携帯端末1を決済処理で使用できる。
NFC用アンテナ26aは、ループアンテナである。
通信I/F部28は、通信ネットワークNを介した通信を行うためのインタフェース部である。通信I/F部28は、例えば、制御部10によりクーポンを取得可能な状態になった時に、サーバ6にアクセスする際に用いられる。
商品タグ3は、現実店舗にある商品の陳列棚や、商品自体の値札等(図1参照)に付されたタグであり、例えば、NFCタグである。
商品タグ3は、NFCチップ36と、NFC用アンテナ36aとを備える。
NFCチップ36は、NFCの規格により作成されたICチップである。NFCチップ36は、NFC用アンテナ36aにより、携帯端末1との間でNFC規格に準じて近距離無線通信を行う。
NFCチップ36は、その記憶部(図示せず)に、商品情報を記憶する。商品情報は、商品名、商品コード、カテゴリ等の商品を特定するための情報の他、ポイント情報、値引き額等、その商品の購買時の特典に関する情報を有する。
NFC用アンテナ36aは、ループアンテナである。
ポイント付与端末4は、携帯端末1のユーザを特定するユーザID(IDentifier)を携帯端末1から受け取り、その後サーバ6に接続して、ユーザIDと、付与するポイント数とを送信するための端末である。
ポイント付与端末4は、例えば、現実店舗の入口等に設置されており、来店したユーザが利用可能な端末である。
ポイント付与端末4は、制御部40と、記憶部42と、タッチパネルディスプレイ44と、R/W(リーダライタ)部45(アンテナ)と、通信I/F部48とを備える。
制御部40は、ポイント付与端末4の全体を制御するCPUである。制御部40は、記憶部42に記憶されているOSや、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
記憶部42は、ポイント付与端末4の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
タッチパネルディスプレイ44は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、ユーザからの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
R/W部45は、携帯端末1との間で近距離無線通信を行う。R/W部45は、NFCチップ46と、NFC用アンテナ46aとを備え、これらにより近距離無線通信を行うことができる。
通信I/F部48は、通信ネットワークNを介した通信を行うためのインタフェース部である。通信I/F部48は、サーバ6等との通信に用いられる。
POS端末5は、現実店舗の従業員が使用する決済端末である。POS端末5は、ユーザが商品を購買する時に、携帯端末1からユーザIDや、クーポンを特定するクーポンID等を受け取り、サーバ6に接続することで、ユーザIDに関連付けられたポイント数や、クーポンIDに関連付けられたクーポン情報を取得することができる。また、POS端末5は、商品購買時に携帯端末1から決済情報を受け取って、決済処理を行う。
POS端末5は、制御部50と、記憶部52と、表示部54aと、操作部54bと、R/W(リーダライタ)部55(アンテナ)と、通信I/F部58とを備える。
制御部50は、POS端末5の全体を制御するCPUである。制御部50は、記憶部52に記憶されているOSや、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
記憶部52は、POS端末5の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
表示部54aは、液晶パネル等で構成される。
操作部54bは、従業員が購入金額を入力したり、現金収納部(図示せず)を開操作したりするための入力装置である。
R/W部55は、携帯端末1との間で近距離無線通信を行う。R/W部55は、NFCチップ56と、NFC用アンテナ56aとを備える。R/W部55の構成は、ポイント付与端末4のR/W部45と同様である。
通信I/F部58は、通信ネットワークNを介した通信を行うためのインタフェース部である。通信I/F部58は、サーバ6等との通信に用いられる。
サーバ6は、ポイントやクーポンを管理する。また、サーバ6は、商品情報と、その評価とを対応付けて記憶する。
サーバ6は、制御部60と、記憶部62とを備える。
制御部60は、サーバ6の全体を制御するCPUである。制御部60は、記憶部62に記憶されているOSや、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部60は、ポイント管理部60aと、クーポン管理部60bと、クリップ情報記憶制御部60cとを備える。
ポイント管理部60aは、ポイントDB(データベース)62aに対してアクセスし、そのユーザのポイントを管理する。
クーポン管理部60bは、クーポンDB62bに対してアクセスし、クーポンを管理する。
クリップ情報記憶制御部60cは、クリップ情報DB62cに対してアクセスし、後述するクリップ情報を書き込む。
記憶部62は、制御部60を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
記憶部62は、ポイントDB62aと、クーポンDB62bと、クリップ情報DB62cとを備える。
ポイントDB62aは、ユーザIDと、保有ポイント数とが関連付けられている。
クーポンDB62bは、クーポンIDと、その特典内容とが関連付けられている。
クリップ情報DB62cは、携帯端末1がクリッピングした商品情報と、携帯端末1に入力されたその商品の評価情報とを記憶する。
次に、サービス提供システム100の処理について説明する。
まず、ポイント付与サービスに関する処理(図1の(#1)参照)について説明する。
図4は、本実施形態に係るサービス提供システム100のポイント付与処理のフローチャートである。
図4の処理の前提として、携帯端末1の記憶部20には、サービス連携アプリ22b及び複数のwgt23(23a,23b,23c,23d)を記憶しているものとする。なお、携帯端末1は、記憶部20にサービス連携アプリ22bが記憶されていない場合には、通信ネットワークNを介してアプリ配信サーバ(図示せず)に接続し、サービス連携アプリ22b及び複数のwgt23をダウンロードして記憶すればよい。
ユーザが現実店舗内に入り、店内入口に設置されたポイント付与端末4のR/W部45に、携帯端末1のNFC用アンテナ26aを近接させる。そうすると、ステップS(以下、単に「S」という。)10及びS10aにおいて、携帯端末1の制御部10と、ポイント付与端末4の制御部40とは、近距離無線通信を確立させる。ポイント付与端末4と携帯端末1との間での近距離無線通信は、NFCのピアツーピア(P2P)の機能を利用する。
ポイント付与端末4(外部装置)の制御部40は、携帯端末1との通信が確立したことに応じて、サービス連携アプリ22bの起動命令を送出する(S10b)。そこで、S11において、携帯端末1の制御部10(プログラム起動手段)は、サービス連携アプリ22bの起動命令を受信して、サービス連携アプリ22bを起動させる。起動命令は、サービス連携アプリ22bのプログラムIDや、最初にどの画面を表示させるか、という内容のコマンドを含む。このようにすることで、携帯端末1は、サービス連携アプリ22bを起動した状態にできる。
なお、既にサービス連携アプリ22bが起動されている場合には、携帯端末1の制御部10は、ポイント付与端末4の制御部40が送信したサービス連携アプリ22bを起動させる命令を受信しても何も行わず、S12に処理を移す。
S12において、携帯端末1の制御部10(ポイントwgt実行部11)は、ポイントwgt23aを実行する。
他方、ポイント付与端末4の制御部40は、起動命令を送出後にユーザID送信要求を送出している(S12a)。
そこで、S13において、携帯端末1の制御部10(ポイントwgt実行部11)は、ポイント付与端末4からユーザID送信要求を受信し、記憶部20に記憶されているユーザIDを送出する。なお、ユーザIDは、例えば、サービス連携アプリ22bを初めて実行した際に登録することで、記憶部20に記憶されている。
ポイント付与端末4の制御部40は、携帯端末1から送出されたユーザIDを受信する(S13a)。そして、ポイント付与端末4の制御部40は、ポイント処理を行う(S13b)。具体的には、制御部40は、サーバ6に対してユーザID及び付与するポイント数を送信する。サーバ6の制御部60(ポイント管理部60a)では、ユーザIDと、来店ポイントとして付与したポイント数とを、受信日時に対応付けてポイントDB62aに記憶させる。その後、サーバ6の制御部60(ポイント管理部60a)は、ポイント付与端末4に対してポイント付与処理が正常終了した旨を送信する。
それを受けて、ポイント付与端末4の制御部40は、処理完了通知を送出する(S13c)。処理完了通知は、「○月×日△ポイント付与」といったものであり、付与されたポイント数を含むものである。
S14において、携帯端末1の制御部10(ポイントwgt実行部11)は、ポイント付与端末4から処理完了通知を受信したことに応じて、タッチパネルディスプレイ24に、付与されたポイント数を表示させる。
S15において、携帯端末1の制御部10は、ユーザによるタッチパネルディスプレイ24からの確認完了の操作を受け付けたことに応じて、ポイントwgt23aの実行を終了する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
このポイント付与処理によって、携帯端末1のユーザには、来店ポイントが付与される。この来店ポイントは、同日に商品を購買した場合の決済処理において、例えば、1ポイントを1円として使用可能である。なお、来店ポイントを、同日に限定せずに使用できるものとしてもよい。
次に、クリッピングサービス及びクーポン付与サービスに関する処理(図1の(#2)及び(#3)参照)について説明する。
図5は、本実施形態に係るサービス提供システム100のクリッピング処理のフローチャートである。
図6は、本実施形態に係る携帯端末1のタッチパネルディスプレイ24での表示例を示す図である。
図7は、本実施形態に係る携帯端末1の記憶部20に記憶されたクリップ情報21の例を示す図である。
図8は、本実施形態に係るサービス提供システム100のクーポン処理のフローチャートである。
ユーザがポイント付与端末4にて、携帯端末1に来店ポイントを付与する処理を行った後、ユーザが気になった商品に付された商品タグ3に、携帯端末1のNFC用アンテナ26aを近接させる。そうすると、図5のS20及びS20aにおいて、携帯端末1の制御部10と、商品タグ3のNFCチップ36に含む制御部(図示せず)とは、近距離無線通信を確立させる。商品タグ3と携帯端末1との間での近距離無線通信は、NFCのピアツーピア(P2P)の機能を利用する。
なお、ユーザがポイント付与端末4にてポイントを付与する操作を行っていない場合には、サービス連携アプリ22bが起動していない。そのような場合には、タッチパネルディスプレイ24に表示されているサービス連携アプリ22bを起動させるアイコンをユーザが操作することで、携帯端末1の制御部10が、サービス連携アプリ22bを起動してもよい。
商品タグ3のNFCチップ36に含む制御部は、携帯端末1との通信が確立したことに応じて、クリッピングwgt23bの実行命令を送出する(S20b)。そこで、S21において、携帯端末1の制御部10(クリッピングwgt実行部12)は、クリッピングwgt23bの実行命令を受信して、クリッピングwgt23bを実行する。
S22において、携帯端末1の制御部10(クリッピングwgt実行部12)は、商品情報の送信要求を送出する。
そうすると、商品タグ3のNFCチップ36に含む制御部は、商品情報の送信要求を受信して、NFCチップ36の記憶部に記憶されている商品情報を送出する(S22a)。
それを受けて、S23において、携帯端末1の制御部10(クリップ情報取得部12a,記憶制御部12c)は、商品情報を受信して、記憶部20のクリップ情報21に記憶させる。このような、商品情報を受信(取得)して記憶部20に記憶(収集)させることを、クリッピングという。
S24において、携帯端末1の制御部10(評価画面出力部12b)は、評価画面70をタッチパネルディスプレイ24に出力する。
ここで、評価画面70について、図6に基づき説明する。
評価画面70は、クリッピングした商品に関する評価をユーザに入力させるための画面である。
評価画面70は、商品情報部71と、入力部72と、ボタン73とを備える。
商品情報部71は、クリッピングした商品がユーザにわかるように、例えば、商品名を出力する。
入力部72は、ユーザのこの商品に関する購買意欲を、ユーザがスライドバーを左右方向に操作することで入力可能になっている。また、入力部72は、ユーザがこの商品をクリッピングした理由を、ユーザの選択操作によって入力可能になっている。
ユーザは、入力部72のスライドバーを、購買意欲の度合いに応じて左右方向に操作し、また、クリッピングした理由を、選択肢から1又は複数選択するという簡単な操作で、その商品に対する評価を入力できる。
図5に戻り、S25において、携帯端末1の制御部10(クリッピングwgt実行部12)は、ユーザが評価画面70に入力後にボタン73を選択することで、評価入力を受け付けたか否かを判断する。評価入力を受け付けた場合(S25:YES)には、制御部10は、処理をS26に移す。他方、評価入力を受け付けていない場合(S25:NO)には、制御部10は、処理をS27に移す。
S26において、携帯端末1の制御部10(記憶制御部12c)は、商品情報に評価情報を対応付けてクリップ情報21に記憶させる。
ここで、クリップ情報21について説明する。
図7は、記憶部20に記憶されているクリップ情報21を示す。
クリップ情報21は、日付情報21aと、商品情報21bと、評価情報21cとを含む。日付情報21aは、クリッピングした日付を記憶する。商品情報21bは、商品タグ3から取得した情報を記憶する。評価情報21cは、ユーザによって入力された評価情報を、数値化及びフラグ化して記憶する。
この図7の例では、図6(A)の画面により評価を入力したもの(最上段)以外に、他の2つの商品についてもクリッピング及び評価入力を行ったものである。
図5に戻り、S27において、携帯端末1の制御部10(クリッピングwgt実行部12)は、記憶部20に記憶された商品情報が所定数(例えば、5個)であるか否かを判断する。所定数記憶されている場合(S27:YES)には、制御部10は、処理をS28に移す。他方、所定数記憶されていない場合(S27:NO)には、制御部10は、処理をS29に移す。
S28において、携帯端末1の制御部10は、クーポン処理を行う。
ここで、クーポン処理について、図8に基づき説明する。
S30において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、クーポンwgt23cを実行する。クーポンwgt23cの実行は、クリッピングwgt23bがサービス連携アプリ22bに対してクーポンwgt23cの実行命令を送出することで、サービス連携アプリ22bが行う。
S31において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、サーバ6に対して通信ネットワークNを介した通信を行い、クーポンID送信要求を送信する。
サーバ6では、制御部60がクーポンID送信要求を受信して(S31a)、クーポンIDを送信する(S31b)。
S32において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、サーバ6クーポンIDを受信して、記憶部20に記憶させる。
S33において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、取得したクーポンIDの内容を表示するためのクーポン画面80を、タッチパネルディスプレイ24に表示させる。
図6(B)は、タッチパネルディスプレイ24に表示されたクーポン画面80の一例である。
クーポンを商品購買時に使用する場合には、ユーザが事前にクーポン画面80を開いてクーポンを使用する旨のボタン81を選択する。
図8に戻り、S34において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、クーポンの使用を受け付けたか否かを判断する。クーポンの使用を受け付けた場合(S34:YES)には、制御部10は、処理をS35に移す。他方、クーポンの使用を受け付けていない場合(S34:NO)には、制御部10は、処理をS36に移す。
S35において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、使用する旨の情報を該当のクーポンIDに対応付けて記憶部20に記憶する。
S36において、携帯端末1の制御部10は、ユーザによる確認完了の操作を受け付けたことに応じて、クーポンwgt23cの実行を終了する。その後、制御部10は、処理を図5に移す。
図5のS29において、携帯端末1の制御部10は、ユーザによる確認完了の操作を受け付けたことに応じて、クリッピングwgt23bの実行を終了する。
その後、制御部10は、本処理を終了する。
なお、クーポンを使用したい場合には、ユーザは、決済時までに使用のための操作を行えばよい。クーポン使用のための操作は、ユーザがタッチパネルディスプレイ24に表示されたアイコンを選択することで、クーポンwgt23cを起動させ、図6(B)に示すクーポン画面80を表示させる。そして、ユーザは、使用する旨のボタン81を選択すればよい。
次に、POS端末5を使用した決済システムでの処理(図1の(#4)参照)について説明する。
図9は、本実施形態に係る決済システムでの商品購買処理のフローチャートである。
図10は、本実施形態に係る決済システムでのポイント照会処理のフローチャートである。
図11は、本実施形態に係る決済システムでのクリップ情報保存処理のフローチャートである。
図12は、本実施形態に係る決済システムでの使用クーポン処理のフローチャートである。
図13は、本実施形態に係る決済システムでの決済実行処理のフローチャートである。
商品購買処理は、ユーザが購買しようとしている商品をユーザがPOS端末5に持参した場合に、ユーザの携帯端末1とPOS端末5の間で行う処理である。
図9のS40において、POS端末5の制御部50は、ユーザが購買する商品そのものや、その商品の商品カード等に印刷されたバーコード等から、購買する商品の商品コードを読み取る。そして、制御部50は、POS端末5に通信可能に接続され、販売価格を管理しているサーバ(図示せず)に読み取った商品コードを送信することで、購買商品の販売価格を取得する。
次に、POS端末5を操作する店員等の指示により、ユーザは、POS端末5のR/W部55にユーザが所持する携帯端末1を載置する。そうすることで、POS端末5のR/W部55と、ユーザが所持する携帯端末1のNFC用アンテナ26aとが近接する。そうすると、S41及びS41aにおいて、POS端末5の制御部50と、携帯端末1の制御部10とは、近距離無線通信を確立させる。POS端末5と携帯端末1との間での近距離無線通信は、NFCのピアツーピア(P2P)の機能を利用する。
S42において、POS端末5の制御部50と、携帯端末1の制御部10とは、ポイント照会処理(後述する)を行う。
S43において、POS端末5の制御部50と、携帯端末1の制御部10とは、クリップ情報保存処理(後述する)を行う。
S44において、POS端末5の制御部50と、携帯端末1の制御部10とは、使用クーポン処理(後述する)を行う。
S45において、POS端末5の制御部50は、ポイント数や使用するクーポンを加味して、決済金額を算出する。
S46において、POS端末5の制御部50と、携帯端末1の制御部10とは、決済実行処理(後述する)を行う。
その後、POS端末5の制御部50と、携帯端末1の制御部10とは、本処理を終了する。
次に、ポイント照会処理について説明する。
図10のS60において、POS端末5の制御部50は、ポイントwgt23aの実行命令を送出する。
S61において、携帯端末1の制御部10(ポイントwgt実行部11)は、実行命令を受信して、ポイントwgt23aを実行する。
S62において、POS端末5の制御部50は、ユーザID送信要求を送出する。
そこで、S63において、携帯端末1の制御部10(ポイントwgt実行部11)は、ユーザID送信要求を受信し、記憶部20に記憶されている携帯端末1のユーザIDを送出する。その後、制御部10(ポイントwgt実行部11)は、本処理を終了して、処理を図9に移す。
S64において、POS端末5の制御部50は、ユーザIDを受信する。
S65において、POS端末5の制御部50は、ポイント処理を行う。ポイント処理として、制御部50は、受信したユーザIDをサーバ6に送信する。サーバ6の制御部60(ポイント管理部60a)は、ユーザIDを受信し、ポイントDB62aに対してアクセスして、使用可能なポイント数を取得し、POS端末5に送信する。その後、制御部50は、本処理を終了して、処理を図9に移す。
次に、クリップ情報保存処理について説明する。
図11のS70において、POS端末5の制御部50は、クリッピングwgt23bの実行命令を送出する。
S71において、携帯端末1の制御部10(クリッピングwgt実行部12)は、クリッピングwgt23bの実行命令を受信して、クリッピングwgt23bを実行する。
S72において、POS端末5の制御部50は、クリップ情報の送信要求を送出する。
S73において、携帯端末1の制御部10(クリッピングwgt実行部12)は、クリップ情報の送信要求を受信し、記憶部20に記憶されているクリップ情報21を送出する。その後、制御部10(クリッピングwgt実行部12)は、処理を図9に移す。
S74において、POS端末5の制御部50では、クリップ情報21を受信する。
S75において、POS端末5の制御部50は、クリップ情報サーバ処理を行う。
具体的には、POS端末5の制御部50では、受信したクリップ情報21をサーバ6に送信する。サーバ6の制御部60(クリップ情報記憶制御部60c)は、クリップ情報21を受信し、クリップ情報DB62cに対してアクセスし、クリップ情報21を書き込む。
S76において、POS端末5の制御部50は、クリップ情報21と購買とに同じ商品があるか否かを判断する。例えば、制御部50は、受信したクリップ情報21にある商品コード(S74)と、購買商品の商品コード(図9のS40参照)とが一致するものがあるか否かを判断する。同じ商品がある場合(S76:YES)には、制御部50は、処理をS77に移す。他方、同じ商品がない場合(S76:NO)には、制御部50は、処理を図9に移す。
S77において、POS端末5の制御部50は、ポイント計算処理を行う。例えば、同じ商品の商品コードに対応したクリップ情報21に、ポイント還元率がある場合には、ポイント還元率に基づいてポイント数を算出する。そして、制御部50は、算出したポイント数に、ポイント取得処理で取得したポイント数を加算する。その後、制御部50は、本処理を終了して、処理を図9に移す。
次に、使用クーポン処理について説明する。
図12のS80において、POS端末5の制御部50は、クーポンwgt23cの実行命令を送出する。
S81において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、クーポンwgt23cの実行命令を受信して、クーポンwgt23cを実行する。
S82において、POS端末5の制御部50は、クーポンIDの送信要求を送出する。
S83において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、クーポンIDの送信要求を受信する。
S84において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、記憶部20に記憶され、ユーザが使用を決定しているクーポンIDがあるか否かを判断する。使用するクーポンIDがある場合(S84:YES)には、制御部10は、処理をS85に移す。他方、使用するクーポンIDがない場合(S84:NO)には、制御部10は、処理をS85aに移す。
S85において、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、使用するクーポンIDを送出する。その後、制御部10は、本処理を終了し、処理を図9に移す。
他方、S85aにおいて、携帯端末1の制御部10(クーポンwgt実行部13)は、使用するクーポンがない旨の情報を送出する。その後、制御部10は、本処理を終了し、処理を図9に移す。
S85にて処理がされた場合には、S86において、POS端末5の制御部50は、クーポンIDを受信する。
また、S85aにて処理がされた場合には、S86aにおいて、POS端末5の制御部50は、使用するクーポンがない旨の情報を受信する。
S87において、POS端末5の制御部50は、クーポンIDを受信したか否かを判断する。クーポンIDを受信した場合(S87:YES)には、制御部50は、処理をS88に移す。他方、クーポンIDを受信していない場合(S87:NO)には、制御部50は、本処理を終了し、処理を図9に移す。
S88において、POS端末5の制御部50は、クーポン情報取得処理を行う。例えば、制御部50は、サーバ6に対してクーポンIDを送信することで、サーバ6からクーポンIDの内容情報を受信する。具体的には、サーバ6では、制御部60(クーポン管理部60b)がクーポンDB62bから該当のクーポンIDに対応する内容情報を抽出する。そして、サーバ6の制御部60(クーポン管理部60b)がPOS端末5に内容情報を送信する。内容情報は、例えば、「500円割引」等の特典に関する具体的な情報を含む。その後、制御部50は、本処理を終了し、処理を図9に移す。
次に、決済実行処理について説明する。
図13のS90において、POS端末5の制御部50は、決済wgt23dの実行命令を送出する。
S91において、携帯端末1の制御部10(決済wgt実行部14)は、決済wgt23dの実行命令を受信して、決済wgt23dを実行する。
ここで、ユーザは、クレジットカードや、電子マネー等の現金以外で決済を行う場合には、その旨をPOS端末5を操作する店員等に伝える。そうすることで、S92において、POS端末5の制御部50は、クレジット情報の送信要求を送出する。なお、現金で決済を行う場合には、この処理(S92)から後述するS96までの処理を行わない。
S93において、携帯端末1の制御部10(決済wgt実行部14)は、クレジット情報の送信要求を受信する。
S94において、携帯端末1の制御部10(決済wgt実行部14)は、NFCチップ26に予め記憶されているクレジット情報を送出する。
S95において、POS端末5の制御部50は、クレジット情報を受信する。
S96において、制御部50は、決済サーバ(図示せず)に対して、決済金額とクレジット情報とを送信することで、決済サーバでは、クレジット情報を使用した決済を行う。
S97において、POS端末5の制御部50は、決済が終了したことに応じて、クリップ情報21及び使用したクーポンIDの削除命令を送出する。その後、制御部50は、本処理を終了し、処理を図9に移す。
S98において、携帯端末1の制御部10は、クリップ情報21及び使用したクーポンIDの削除命令を受信し、削除処理を行う。
S99において、携帯端末1の制御部10は、サービス連携アプリ22bの実行を終了する。その後、制御部10は、本処理を終了し、処理を図9に移す。
このように、本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)携帯端末1のサービス連携アプリ22bは、複数のwgt23の実行を制御できる。
携帯端末1は、例えば、クリッピングwgt23bにより商品情報をクリッピングし、クリッピングした商品情報が所定の条件を満たすことで、クリッピングwgt23bが主動して、サービス連携アプリ22bを経由してクーポンwgt23cを実行させ、クーポン等の特典を取得できる。この特典は、商品の決済時に使用することができるものであるので、携帯端末1のユーザに、商品情報をクリッピングさせる契機になりうる。
(2)クリッピングした商品情報に関する評価画面70を、クリッピングした際に出力し、入力された評価情報は、商品情報に対応付けて記憶できる。よって、携帯端末1のユーザに対して商品情報に関する評価を入力しやすくできる。
また、評価項目を最小限にし、選択式の評価項目にすることで、ユーザに入力を促しやすくできる。
(3)携帯端末1は、商品購買の決済時においても、サービス連携アプリ22bは、複数のwgt23の実行を制御できる。
(4)商品購買の決済時に、POS端末5は、携帯端末1で事前に指定されているクーポンの使用可否を受け付け、使用可を受け付けたクーポンを考慮して決済ができる。
また、携帯端末1は、商品購買の決済時に、ポイント情報の使用可否を受け付け、使用可を受け付けたポイント情報を考慮して決済ができる。
(5)ポイント付与端末4によりポイント情報を付与できる。このポイント付与端末4を、携帯端末1のユーザに目に付きやすい店舗の入口等に設置することで、携帯端末1のユーザが、ポイント付与端末4のR/W45に携帯端末1をかざす操作をさせやすくできる。
そして、携帯端末1のユーザがポイント付与端末4のR/W45にかざすという簡易な操作を行うだけで、店舗の入口で、携帯端末1を、サービス連携アプリ22bを起動させた状態にできる。よって、クリッピングや決済等を行う際には、サービス連携アプリ22bが実行されている状態にできる。よって、携帯端末1は、サービス連携アプリ22bを常時実行しておく必要はなく、店舗内等のみで実行させればよく、端末の電池の消耗を少なくできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、NFCチップを有するものとして説明した。しかし、NFCチップ以外のICチップであってもよい。例えば、携帯端末は、UIM(User Identity Module)であってもよいし、マイクロSDカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよいし、取り外しができないタイプのモジュールであってもよい。
(2)本実施形態では、携帯端末にクリッピングされた商品数が所定数になった場合に、クーポン処理を行い、クーポンIDを受信するものとして説明した。しかし、携帯端末にクリッピングされ、評価が入力された商品数が所定数になった場合に、クーポン処理を行うようにしてもよい。そのようにすれば、評価したことに対してインセンティブが与えられるということが分かりやすいものにできる。
(3)本実施形態では、クーポン処理は、携帯端末とサーバとが通信することで行うものとして説明した。しかし、商品タグにクーポンIDを無効化して保有しておき、携帯端末にクリッピングされた商品数が所定数になった場合に、そのクーポンIDを有効化するようにしてもよい。そのようにすることで、通信可能でない環境下であっても、クーポンを付与できる。
(4)本実施形態では、携帯端末のユーザが店舗に来店した際にポイントを付与し、クリッピングした際にクーポンを付与するものとして説明した。しかし、ポイントやクーポンは一例であり、ユーザにインセンティブを与えられるものであれば、他のものでもよい。
(5)本実施形態では、あるwgtがサービス連携アプリを介して他のwgtの実行を制御するものとして説明した。しかし、サービス連携アプリの支配下に管理wgtを新たに設け、管理wgtが各wgtの実行を制御するものとしてもよい。そうすることで、管理wgtによって、各wgtの実行を制御でき、管理wgtが各wgtのON/OFFを管理できる。
1 携帯端末
3 商品タグ
4 ポイント付与端末
5 POS端末
6 サーバ
10 制御部
11 ポイントwgt実行部
12 クリッピングwgt実行部
12a クリップ情報取得部
12b 評価画面出力部
12c 記憶制御部
13 クーポンwgt実行部
14 決済wgt実行部
20 記憶部
21 クリップ情報
22b サービス連携アプリ
23 wgt
23a ポイントwgt
23b クリッピングwgt
23c クーポンwgt
23d 決済wgt
24,44 タッチパネルディスプレイ
26,36,46,56 NFCチップ
26a,36a,46a,56a NFC用アンテナ
100 サービス提供システム

Claims (9)

  1. プログラムと、このプログラムが制御し、このプログラムの管理下で実行可能な複数のアプリケーションとを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記プログラムにしたがって処理を行う制御部と、
    近距離通信のためのアンテナと、
    を備えた携帯端末と、
    アンテナ及び操作部を有する決済端末と、
    を備えた決済システムであって、
    前記携帯端末は、前記複数のアプリケーションとして、
    商品識別媒体に記憶された商品識別情報とポイント率に関するポイント情報とを含む商品情報を取得して前記記憶部に記憶させる商品情報収集アプリケーションと、
    決済処理を行うための決済アプリケーションと、
    を有し、
    前記携帯端末の前記記憶部には、前記商品情報を記憶しており、
    前記携帯端末の前記アンテナと、前記決済端末の前記アンテナとが近づくことで、前記携帯端末と、前記決済端末とが通信し、
    前記携帯端末は、
    前記決済端末から商品情報に関する問合せを受信したことに応じて、前記商品情報収集アプリケーションにしたがって前記携帯端末の記憶部に記憶された前記商品情報を、前記決済端末に送信し、
    前記決済端末から決済に関する情報を受け付けて、前記決済アプリケーションにしたがって決済処理を行い、
    前記決済端末は、
    前記操作部による入力に基づいた購買情報を取得し、
    前記携帯端末から受信した前記商品情報を記憶し、
    取得した前記購買情報に含まれる商品と同じ商品を、記憶した前記商品情報に含む場合に、前記商品情報に含まれる前記ポイント情報に基づいて決済で使用可能なポイントを算出して付与し、
    前記携帯端末から決済に関する情報を受信して決済処理を行うこと、
    を特徴とする決済システム。
  2. 請求項1に記載の決済システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記複数のアプリケーションとして、決済に関する特典情報を付与して前記記憶部に記憶させる特典付与アプリケーションを有し、
    前記携帯端末は、前記決済端末から特典情報使用の問合せに関する情報を受け付けて、前記記憶部に記憶された前記特典情報を使用する場合には、前記特典付与アプリケーションにしたがって使用する前記特典情報を、前記決済端末に送信し、
    前記決済端末は、前記携帯端末から前記特典情報を受信した場合には、前記特典情報を反映した決済金額に対して決済処理を行うこと、
    を特徴とする決済システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の決済システムにおいて、
    前記携帯端末は、予め前記プログラムを起動して、前記アンテナと、前記商品識別媒体とが近づくことで、前記商品情報収集アプリケーションが実行され、前記商品識別媒体から取得した前記商品情報を、前記記憶部に記憶すること、
    を特徴とする決済システム。
  4. 近距離通信をするためのアンテナを備え、コンピュータである携帯端末で実行可能なプログラムであって、
    前記コンピュータは、前記プログラムと、このプログラムが制御し、このプログラムの管理下で実行する複数のアプリケーションとを記憶する記憶部を備えており、
    前記複数のアプリケーションとして、
    商品識別媒体に記憶された商品識別情報を含む商品情報を取得して前記記憶部に記憶させる商品情報収集アプリケーションと、
    決済に関する特典情報を付与して前記記憶部に記憶させる特典付与アプリケーションと、
    各々のアプリケーションを統括管理するための管理アプリケーションと、
    を有し、
    前記コンピュータを、
    前記プログラムが起動されたことに応じて、前記管理アプリケーションを実行させる管理アプリ実行手段として機能させ、
    前記コンピュータの前記アンテナと、前記商品情報を記憶した商品識別媒体とが近づくことで、前記商品識別媒体からの命令を、実行中の前記管理アプリケーションが受信して、前記管理アプリケーションからの命令にしたがって前記商品情報収集アプリケーションを実行させる情報収集アプリ実行手段として機能させ、
    前記情報収集アプリ実行手段により前記記憶部に記憶された前記商品情報の数が所定数以上になった場合に、実行中の前記管理アプリケーションからの命令にしたがって前記特典付与アプリケーションを実行させる特典付与アプリ実行手段として機能させること、
    を特徴とするプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムにおいて、
    前記複数のアプリケーションとして、決済処理を行うための決済アプリケーションを有し、
    前記特典付与アプリケーションは、前記記憶部に記憶された前記特典情報の使用可否を受け付け、決済端末に対して使用可として受け付けた特典情報を送出するものであり、
    前記コンピュータを、
    前記コンピュータの前記アンテナと、前記決済端末が有するアンテナとが近づくことで、前記決済端末からの命令を、実行中の前記管理アプリケーションが受信して、前記管理アプリケーションからの命令にしたがって前記決済アプリケーションを実行させる決済アプリ実行手段として機能させ、
    前記特典付与アプリ実行手段を、前記コンピュータの前記アンテナと、前記決済端末が有するアンテナとが近づくことで、前記決済端末からの命令を、実行中の前記管理アプリケーションが受信して、前記管理アプリケーションからの命令にしたがって前記特典付与アプリケーションを実行させ、前記記憶部に記憶された前記特典情報を使用する場合には、使用する前記特典情報を、前記決済端末に送信するように機能させ、
    前記決済アプリ実行手段を、特典情報が使用される場合には、前記特典情報を反映した決済金額に対して決済処理を行うように機能させること、
    を特徴とするプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムにおいて、
    前記複数のアプリケーションとして、ポイント情報を付与して前記記憶部に記憶させ、前記記憶部に記憶された前記ポイント情報の使用可否を受け付け、前記決済端末に対して使用可として受け付けたポイント情報を送出するポイント付与アプリケーションを有し、
    前記コンピュータを、
    前記コンピュータの前記アンテナと、決済で使用可能なポイント情報を付与するポイント付与端末のアンテナとが近づくことで、前記ポイント付与端末からの命令を、実行中の前記管理アプリケーションが受信して、前記管理アプリケーションからの命令にしたがって前記ポイント付与アプリケーションを実行させるポイント付与アプリ実行手段として機能させ、
    前記ポイント付与アプリ実行手段を、前記コンピュータの前記アンテナと、前記決済端末が有するアンテナとが近づくことで、前記決済端末からの命令を、実行中の前記管理アプリケーションが受信して、前記管理アプリケーションからの命令にしたがって前記ポイント付与アプリケーションを実行させ、前記決済端末にポイント情報を出力させるための情報を送信するように機能させ、
    前記決済アプリ実行手段を、ポイント情報が使用される場合には、使用するポイント情報を反映した決済金額に対して決済処理を行うように機能させること、
    を特徴とするプログラム。
  7. 請求項4から請求項6までのいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記情報収集アプリ実行手段を、
    前記商品情報を取得する商品情報取得手段と、
    取得した前記商品情報に関する評価を入力可能な評価入力画面を出力させる評価画面出力手段と、
    前記評価画面出力手段が出力した評価入力画面にしたがった評価情報を受け付けたことに応じて、前記評価情報を、前記商品情報の一部として記憶させる記憶制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  8. 請求項4から請求項7までのいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、このプログラムの起動要求を送出する外部装置のアンテナと、前記コンピュータの前記アンテナとが近づくことで、前記プログラムを実行させるプログラム起動手段として機能させること、
    を特徴とするプログラム。
  9. 請求項4から請求項8までのいずれかに記載のプログラムを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記プログラムにしたがって処理を行う制御部と、
    近距離通信のためのアンテナと、
    を備えた携帯端末。
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