JP2009193276A - ラダープログラム作成装置およびこれを用いたラダープログラム作成実行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ラダープログラムのデバッグ作業等を効率的に実施可能とする。
【解決手段】編集画面領域44上で、コメントアウト対象のプログラム要素の表示領域の表示色を他の表示領域の表示色とは異なる表示色に変更する処理を行い、コメントアウト対象のプログラム要素を構成する先頭のラダーシンボルと母線との間に当該プログラム要素を実行させない回路を付加する処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、画面上でラダープログラムの編集を行うと共にその編集したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送し、該プログラマブルコントローラに実行させてその動作確認を行うことができるラダープログラム作成装置およびこれを用いたラダープログラム作成実行システムに関する。
ラダープログラムは、プログラマブルコントローラによる制御シーケンスを定めるプログラムであり、ラダー図で記述される。このラダー図は、ラダープログラムを構成する、接点やリレー等からなる複数のプログラム要素が、左右両端の垂直な二つの母線間を縦方向ラダー状に描かれている。このようなラダー図形式のラダープログラムを作成、編集するには、例えば、コンピュータからなるラダープログラム作成装置が使用される。
ラダープログラム作成装置では、ラダープログラムを画面上で作成すると共に、その作成したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送して実行させることで、その動作を確認し、ラダープログラム中の複数のプログラム要素に機械や装置を制御するうえで不具合なプログラム要素があるようであれば、そのプログラム要素に修正や変更を加えるなど、ラダープログラムをデバッグすることができるようになっている。
そして、ラダープログラムの上記デバッグに際して、プログラマブルコントローラに例えば複数のプログラム要素を順次実行していく場合、実行対象でない他のプログラム要素を、通常、削除したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送していた。この場合、ユーザにとって、ラダープログラム作成装置の画面上に表示しているラダープログラムにおいて、削除したプログラム要素がどのプログラム要素であるかが判らなくなるおそれがある。そこで、プログラム要素を削除するのではなく、実行しないプログラム要素はコメントアウトすることが考えられる。しかしながら、この場合、ユーザにとって、画面上にコメントアウトしたプログラム要素を確認できなければ、コメントアウトしたプログラム要素に不要なデータ等の書き換え処理を加えてしまうことがある。
なお、特許文献1には、接点やコイル等を示すオブジェクトごとに表示色を変更することにより、コメントアウトか否かをユーザが認識できるプログラム作成装置が提案されている。この提案の場合、オブジェクトごとにオブジェクトそれ自体にコメントアウトするものであり、接点やリレー等のオブジェクト数が膨大になると、コメントアウト作業に時間、手間、コストがかかり、ラダープログラムのデバッグ等の作業を効率的に実施できない。
特開2005−242683号公報
したがって、本発明は、作成ないし編集したラダープログラムに対してのデバッグ作業等を効率的に実施可能とすることである。
本発明によるラダープログラム作成装置は、画面上でラダープログラムの作成ないし編集を行うと共にその作成ないし編集したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送し、該プログラマブルコントローラに実行させて該ラダープログラムのデバッグ等のための動作確認を行うことができるラダープログラム作成装置において、当該ラダープログラム作成装置は、ユーザ操作に応じて、上記画面上で、複数行にわたりラダー状に表示されたプログラム要素それぞれの表示領域のうちコメントアウト対象のプログラム要素の表示領域の表示色を他の表示領域の表示色とは異なる表示色に変更する処理を行う第1ステップと、上記コメントアウト対象のプログラム要素を構成する先頭のラダーシンボルと母線との間に付加されてプログラマブルコントローラに当該プログラム要素を実行させない回路を付加する処理を行う第2ステップと、を実行することが可能になっていることを特徴とするものである。
上記プログラム要素は、縦方向に記述されるものに限定されず、横方向に記述されるものも含むことができる。
本発明によると、第1ステップではコメントアウト対象のプログラム要素と、コメントアウト対象でないプログラム要素と、その表示領域の表示色によりユーザは容易に視覚で確認できる。そして、この場合、本発明では、第2ステップで、コメントアウト対象のプログラム要素を構成する先頭のラダーシンボルと母線との間に、プログラマブルコントローラに当該プログラム要素を実行させない回路を付加する処理を行うことでコメントアウトできるので、コメントアウト対象のプログラム要素は実行されずに済むと共に、コメントアウト作業を、プログラム要素を構成する多数の接点やリレー等のラダーシンボルそれぞれに個別に上記回路を付加せずに済み、コメントアウト作業が極めて容易となり、ラダープログラムに対するデバッグ等の作業を効率的に行うことができるようになる。
本発明の好ましい一態様は、上記第2ステップで回路を付加したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送する処理を行う第3ステップ、を実行することが可能になっている、ことである。
本発明の別の好ましい一態様は、上記回路はa接点とb接点とのアンド回路からなる、ことである。
本発明の別の好ましい一態様は、上記回路は、特定レジスタのa接点またはb接点により構成した回路からなる、ことである。
本発明のさらに別の好ましい一態様は、複数のプログラム要素の中からコメントアウト対象とするプログラム要素を任意に選択することが可能になっている、ことである。
本発明のさらに別の好ましい一態様は、プログラム要素をコメントアウト対象から任意に外すことが可能になっている、ことである。
本発明のさらに別の好ましい一態様は、上記表示領域の表示色を変更前の表示色に復元する処理を行うことが可能になっていると共に、上記表示色の復元処理を実施したプログラム要素内から上記回路を削除したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送することが可能になっている、ことである。
本発明によるラダープログラム作成実行システムは、上記記載のラダープログラム作成装置と、このラダープログラム作成装置からラダープログラムを読み取られるプログラマブルコントローラとを備え、ラダープログラム作成装置にてプログラマブルコントローラから読み取ったラダープログラムにコメントアウト対象のプログラム要素が有る場合、画面上においてそのプログラム要素の表示領域を他の表示領域とは別の表示色で表示することを特徴とするものである。
本発明によれば、ユーザ操作に応じて、上記画面上で、複数行にわたりラダー状に表示されたプログラム要素それぞれの表示領域のうちコメントアウト対象のプログラム要素の表示領域の表示色を他の表示領域の表示色とは異なる表示色に変更する処理を行う第1ステップと、上記コメントアウト対象のプログラム要素を構成する先頭のラダーシンボルと母線との間に付加されてプログラマブルコントローラに当該プログラム要素を実行させない回路を付加する処理を行う第2ステップと、を実行することが可能になっているので、作成したラダープログラムに対するデバッグ作業等を、プログラマブルコントローラを用いて効率的に実施することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係るラダープログラム作成装置を説明する。本実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するためのものであり、本発明を限定するものではない。本実施の形態は特許請求の範囲に記載されるラダープログラム作成装置を構成する要素を限定するものではない。本実施の形態においてラダープログラム作成装置は、ラダー図形式のプログラム(ラダープログラム)の作成、編集等を行うシステム、ラダープログラムの編集等に関連する入出力、表示、演算、通信その他の処理をハードウェア的に限定するものではない。ソフトウェア的にラダープログラム作成装置の処理を実現する装置等も本発明の範囲内に含む。例えば汎用の回路やコンピュータにソフトウェアやプログラム、プラグイン、オブジェクト、ライブラリ、アプレット、コンパイラ、モジュール、特定のプログラム上で動作するマクロ等を組み込んでラダープログラムの編集等あるいはこれに関連する処理を可能とした汎用あるいは専用のコンピュータ、ワークステーション、端末、携帯型電子機器、その他の電子デバイスも、本発明のラダープログラム作成装置に含まれる。また本実施の形態においては、単体としてのラダープログラム作成装置に限定されず、コンピュータプログラムやソフトウェア、サービス等の一部として機能する態様や、必要時に呼び出されて機能する態様、OS等の環境においてサービスとして提供される態様等にも適用することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係るラダープログラム作成装置を説明すると、図1は、ラダープログラム作成装置を構成するもので、ラダープログラム編集用プログラムを備えるコンピュータ1と、プログラマブルコントローラ2と、を備える。プログラマブルコントローラ2は、制御対象機器である入出力機器3(3a〜3d)を接続し、これらを制御する装置である。プログラマブルコントローラ2は、内蔵するCPUによって制御プログラムに従い、ラダープログラム編集プログラムで作成されたラダープログラムで定められた手順で、入出力機器3の動作を制御する。コンピュータ1は、プログラマブルコントローラ2に接続され、プログラマブルコントローラ2や、プログラマブルコントローラ2で制御される入出力機器3の動作状態を設定し表示することができる。
コンピュータ1は、汎用的なコンピュータであり、CPU1a、メモリ1b、表示部1c、操作部1d、外部記憶装置1e、インターフェース1fを備えている。CPU1aは、コンピュータ1にインストールされているOS(オペレーティングシステム)上でラダープログラム編集プログラムを含む各種のアプリケーションプログラムを動作させる際の各部の制御や演算処理を行う。メモリ1bは、RAM、ROMなどのメモリを備えており、データの格納、一時的なデータ記憶、CPU1aの演算処理時における作業エリアを提供することができるようになっている。
コンピュータ1の表示部1cは、CRT、LCD、あるいは液晶パネルやELパネルのような平板型のラダープログラム作成画面を備える。操作部1dは、キーボード、マウスなどの入力操作を行うための装置であり、特に、GUI環境下で動作するラダープログラム編集プログラムでの入力作業にはマウスなどのポインティングデバイスが好適である。外部記憶装置1eは、ハードディスク装置などの磁気ディスクドライブ、CD−ROMドライブなどの光ディスクドライブといった装置であり、少なくとも、記録媒体に記録されたラダープログラム編集プログラムなどの情報を読み出すことができる装置を含んでいる。インターフェース1fは、プログラマブルコントローラ2との間でデータ通信を行う入出力部である。ラダープログラム編集プログラムで作成されたラダープログラムは、このインターフェース1fを介してプログラマブルコントローラ2に転送され、プログラマブルコントローラ2内のメモリにダウンロードされる。コンピュータ1にインストールされて実行されるラダープログラム編集プログラムは、コンピュータ1のCPU1aで実行される。
図2を参照してコンピュータ1の表示部1cのラダープログラム作成画面を説明する。なお、この画面4において画面構成は適宜変更できるものであり、図2に限定されない。また、コメントアウト対象とするプログラム要素を選択方法は後述するコメントアウト選択ダイヤログに限定されず、単にポップアップウインドウを呼び出したり、あるいは、画面4上のポップアップメニュ上での選択でもよいし、ツールメニュー上で選択できるようにしてもよい。また、プログラム要素をコメントアウト対象とする方法も実施の形態に限定されないことは勿論である。
この画面4は、ユーザインターフェース画面として、タイトルバー41、メニューバー42、ツールバー43を有すると共に、メニューバー42のファイル42a操作により、デバッグ対象であるラダープログラムがラダー図形式で編集画面領域44上に表示される。編集画面領域44の右側に編集パレット45が表示される。そして、編集パレット45に対してマウスやキーボード等の操作部1dで操作してラダープログラムの編集、修正、変更等のデバッグ作業が行われる。なお、操作部1dはコンピュータ1と有線もしくは無線で接続され、あるいはコンピュータ1に固定されている。一般的な操作部1dとしては、例えばマウスやキーボード、スライドパッド、トラックポイント、タブレット、ジョイスティック、コンソール、ジョグダイヤル、デジタイザ、ライトペン、テンキー、タッチパッド、等の各種ポインティングデバイスが挙げられる。また、インターフェース画面を表示する表示部自体にタッチスクリーンやタッチパネルを利用して、画面上をユーザが手で直接触れることにより入力や操作を可能としたり、または音声入力その他の既存の入力手段を利用、あるいはこれらを併用することもできる。
なお、ラダープログラム編集プログラム(ラダープログラムのプログラミングソフトウエア)がインストールされたコンピュータ1に接続された入力操作部から設定を行う態様の他、ラダープログラム編集プログラムやハードウェアをプログラマブルコントローラ2に組み込み、プログラマブルコントローラ2側で設定を行えるようにしても良い。
編集画面領域44には、ラダー図が、画面表示されている。編集画面領域44の右端には縦スクロール操作部46が表示されている。編集パレット45の右端にも縦スクロール操作部47が表示されている。
編集画面領域44の左右端に縦方向に母線M1,M2が表示され、この母線M1,M2間に横方向行線L1,L2,L3,…が行方向平行等間隔で複数表示され、各横方向行線L1,L2,L3,…上にデバイス番号C11…、C21…、C31…、C41…、C51…と共に押しボタンやスイッチやセンサ等の入力機器が入力接点形状でシンボル表示され、また、リレーやランプ、モータ、アクチュエータ等の出力機器であるラダーコイルOUT1,OUT2,OUT3,…が表示されている。これら横方向行線L1,L2,L3,…はラダープログラムを編集画面領域44上でラダー図形式で表示した場合の表示各行n1,n2,n3,…を構成する。これら各種入力接点とそれらの組み合わせによるAND、OR、NOT、等の各種回路による入力条件の構成は本実施の形態では説明を略し、かつ、すべて同一の接点形式で表示している。
以上の構成において、編集画面領域44上で作成編集したラダープログラムはユーザ操作でコンピュータ1からプログラマブルコントローラ2に転送され、当該プログラマブルコントローラ2に実行され、ラダープログラムのデバッグ等のための動作確認を行うことができる。
上記において、例えば、n2行目のプログラム要素をコメントアウトしたい場合、コメントアウト選択ダイヤログを呼び出し、このコメントアウト選択ダイヤログ上でn2行のプログラム要素を選択し、コメントアウト指定し、OKすることにより、図2でn2行目のプログラム要素の表示領域A2がハッチングで示すように他の表示領域の表示色とは異なる表示色に表示される。なお、図面ではハッチングで表示色を表示している。表示領域A2を例えば青色の表示色で、他の表示領域は例えば白色の表示色である。
このコメントアウト選択ダイヤログでコメントアウト対象とされたプログラム要素は、例えば、図3で示すように、n2行目の横方向行線L2上の先頭のラダーシンボルである接点C21と母線M1との間に、プログラマブルコントローラ2にn2行目のプログラム要素を実行させない回路IC2が付加される。n2行目のプログラム要素に回路IC2が付加されたラダープログラムがプログラマブルコントローラ2に転送されるようになっている。この回路IC2は、デバイス番号C100が共に同一のa接点とb接点とのアンド回路からなり、同一のレジスタに入れられる。なお、この回路IC2は、上記に限定されず、例えば、特定レジスタのa接点またはb接点により構成した回路から構成することができる。例えば特定レジスタが必ずOFFになるレジスタであれば、a接点を入れ、ONになるレジスタであればb接点を入れる。
上記処理は、コンピュータ1のラダープログラム編集プログラムに含まれる。上記コメントアウト対象のプログラム要素は、コメントアウト選択ダイヤログ上でユーザ操作で任意に選択することが可能であると共に、そのプログラム要素をコメントアウト対象から任意に外すこともコメントアウト選択ダイヤログ上でユーザ操作で任意に実施可能になっている。また、コメントアウト対象から外されたプログラム要素の表示領域の表示色は変更前の表示色、上記例では、青色から白色に復元処理されると共にそのプログラム要素内から回路IC2等が削除されたラダープログラムがプログラマブルコントローラ2に転送することができるようになっている。なお、動作確認の結果、このプログラム要素が不具合である場合、上記回路IC2を削除せずに放置してもよい。
以下、さらに詳しくコメントアウト選択動作を説明する。図4で示すように例えばn1行目のプログラム要素が第1機械加工工程、n2行目とn3行目が第2機械加工工程、n4行以降が第3機械加工工程以降であるとして、まず、第1機械加工工程に対応するn1行目のプログラム要素を動作確認する場合、n2行目以降を点線ハッチングで示すようにコメントアウト対象とする。この場合、図5(a)で示すコメントアウト選択ダイヤログでは、n2行目からnx(xは3以上の整数)行目までのプログラム要素をコメントアウト対象とし、「OK」ボタンを操作する。これにより、図4の編集画面領域44上のn2行目以降のプログラム要素の表示領域は点線ハッチングで示すように青色の表示色に変更される。そして、これに対応したラダープログラムがコンピュータ1からプログラマブルコントローラ2に転送され、第1機械加工工程のプログラムが実行される。
次いで、n1行目のプログラム要素の動作確認が終了すると、第2機械加工工程に対応するn2行目とn3行目のプログラム要素の動作確認をする場合、n4行目以降を一点鎖線ハッチングで示すようにコメントアウト対象とする。この場合、図5(b)で示すコメントアウト選択ダイヤログでは、n4行目からnx行目までのプログラム要素をコメントアウト対象とし、n2行目とn3行目のプログラム要素をコメントアウト対象から解除する記入を行い、「OK」ボタンを操作すると、図4の編集画面領域44上のn2行目とn3行目のプログラム要素の表示領域の表示色は白色に復元され、n4行目以降のプログラム要素の表示領域は青色の表示色の状態が維持される。そして、これに対応したラダープログラムがコンピュータ1からプログラマブルコントローラ2に転送され、第1、第2の機械加工工程プログラムが実行される。
こうして、すべての機械加工工程が終了すると、図5(c)で示すように全解除にチェックを記入し、「OK」ボタンを操作することでプログラム要素すべてをコメントアウト対象から外す処理が実行され、このラダープログラムがコンピュータ1からプログラマブルコントローラ2に転送され、ラダープログラムのデバッグが終了する。
以上説明した上記実施の形態では、コメントアウト対象のプログラム要素を他のプログラム要素から表示色で識別することができると共に、コメントアウト対象のプログラム要素内に当該プログラム要素を実行させない回路を付加しているので、コメントアウト作業が容易であると共に、ラダープログラムに対するデバッグ等の作業を効率的に行うことができるようになる。
次に、上記ではコンピュータ1からプログラマブルコントローラ2にコメントアウト対象のプログラム要素を含むラダープログラムを転送する例であったが、コンピュータ1がプログラマブルコントローラ2から読み取ったラダープログラム内に、コメントアウトが存在している場合、編集画面領域44上で、そのコメントアウト対象のプログラム要素の表示領域を他の表示領域とは別の表示色で表示することができるようにしてもよい。この表示により、ユーザは、プログラマブルコントローラ2から読み取ったラダープログラムにコメントアウトされているプログラム要素を視覚で容易に確認ないし識別することができるので、プログラマブルコントローラ2にダウンロードされているラダープログラムの再編集作業やデバッグ作業の効率が向上する。
図1は本発明の実施の形態に係るラダープログラム作成装置を構成するコンピュータと、プログラマブルコントローラと、入出力機器の構成を示す図である。 図2はモニタ画面上にラダープログラムの表示例を示す図である。 図3はコメントアウト対象されたプログラム要素を含むラダープログラムをコンピュータからプログラマブルコントローラに転送する状態を示す図である。 図4は順次行われる機械加工工程でコメントアウト対象を順次選択する例の説明に用いる図である。 図5はコメントアウト選択ダイヤログの表示例を示す図である。
符号の説明
1 コンピュータ
2 プログラマブルコントローラ
4 ラダープログラム作成画面

Claims (9)

  1. 画面上でラダープログラムの作成ないし編集を行うと共にその作成ないし編集したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送し、該プログラマブルコントローラに実行させて該ラダープログラムのデバッグ等のための動作確認を行うことができるラダープログラム作成装置において、
    当該ラダープログラム作成装置は、ユーザ操作に応じて、
    上記画面上で、複数行にわたりラダー状に表示されたプログラム要素それぞれの表示領域のうちコメントアウト対象のプログラム要素の表示領域の表示色を他の表示領域の表示色とは異なる表示色に変更する処理を行う第1ステップと、
    上記コメントアウト対象のプログラム要素を構成する先頭のラダーシンボルと母線との間にプログラマブルコントローラに当該プログラム要素を実行させない回路を付加する処理を行う第2ステップと、
    を実行することが可能になっている、ことを特徴とするラダープログラム作成装置。
  2. 上記第2ステップで回路を付加したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送する処理を行う第3ステップ、を実行することが可能になっている、ことを特徴とする請求項1に記載のラダープログラム作成装置。
  3. 上記回路は同一レジスタのa接点とb接点とのアンド回路からなる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のラダープログラム作成装置。
  4. 上記回路は、特定レジスタのa接点またはb接点により構成した回路からなる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のラダープログラム作成装置。
  5. 複数のプログラム要素の中からコメントアウト対象とするプログラム要素を任意に選択することが可能になっている、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のラダープログラム作成装置。
  6. プログラム要素をコメントアウト対象から任意に外すことが可能になっている、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のラダープログラム作成装置。
  7. 上記表示領域の表示色を変更前の表示色に復元する処理を行うことが可能になっていると共に、上記表示色の復元処理を実施したプログラム要素内から上記回路を削除したラダープログラムをプログラマブルコントローラに転送することが可能になっている、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のラダープログラム作成装置。
  8. 請求項1ないし8のいずれかに記載のラダープログラム作成装置と、このラダープログラム作成装置からラダープログラムを転送されるプログラマブルコントローラとを備えた、ことを特徴とするラダープログラム作成実行システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のラダープログラム作成装置と、このラダープログラム作成装置からラダープログラムを読み取られるプログラマブルコントローラとを備え、ラダープログラム作成装置にてプログラマブルコントローラから読み取ったラダープログラムにコメントアウト対象のプログラム要素が有る場合、画面上においてそのプログラム要素の表示領域を他の表示領域とは別の表示色で表示する、ことを特徴とするラダープログラム作成実行システム。
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