JP2009192078A - タンク - Google Patents

タンク Download PDF

Info

Publication number
JP2009192078A
JP2009192078A JP2008112806A JP2008112806A JP2009192078A JP 2009192078 A JP2009192078 A JP 2009192078A JP 2008112806 A JP2008112806 A JP 2008112806A JP 2008112806 A JP2008112806 A JP 2008112806A JP 2009192078 A JP2009192078 A JP 2009192078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
tank body
wall layer
base
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008112806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5370908B2 (ja
Inventor
Tadashi Kawamoto
忠司 川本
Takeshi Harada
岳 原田
Hidesuke Inagi
秀介 稲木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008112806A priority Critical patent/JP5370908B2/ja
Publication of JP2009192078A publication Critical patent/JP2009192078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5370908B2 publication Critical patent/JP5370908B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2205/00Vessel construction, in particular mounting arrangements, attachments or identifications means
    • F17C2205/03Fluid connections, filters, valves, closure means or other attachments
    • F17C2205/0302Fittings, valves, filters, or components in connection with the gas storage device
    • F17C2205/0305Bosses, e.g. boss collars
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】口金部にかかる応力を低減して、タンクの耐久性及び強度を向上する。
【解決手段】口金部11と、当該口金部11に接触したタンク本体10の壁層を有するタンク2において、口金部11とタンク本体10の壁層との接触部の摩擦を低減する摩擦低減手段を有する。当該摩擦低減手段は、例えば口金部11の接触部の表面に施された固体潤滑コーティングAである。
【選択図】図2

Description

本発明は、口金部と、当該口金部に接触したタンク本体の壁層を有するタンクに関する。
例えば自動車等の車両に搭載される燃料電池システムには、燃料ガスの供給源として高圧タンクが用いられる。この種のタンクとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このタンクは、例えばライナー層(内壁層)の外周面を、FRP(Fiber Reinforced Plastics)層(外壁層)で補強したタンク本体と、そのタンク本体の長手方向の開口端部に取り付けられた合金からなる口金部を有している。
口金部は、例えばタンク本体の開口端部に嵌入された状態で取り付けられており、当該開口端部を構成するタンク本体の壁層は、口金部の外周面に気密に接触している。
特開2007−155116号公報
ところで、上述のようなタンクの使用時には、口金部に過度の応力がかかることがある。このような口金部の過度の応力は、タンクの耐久性を低下させる原因となり得る。このため、口金部にかかる応力を低減することが求められているが、その具体的な方法は、未だ提案されていない。
また、タンクを長期間使用した場合には、タンク本体の壁層が劣化し、それによっても口金部に過度の応力がかかって、タンクの耐久性が低下する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、口金部にかかる応力を低減して、高い耐久性を有するタンクを提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、口金部と、当該口金部に接触したタンク本体の壁層を有するタンクであって、前記口金部とタンク本体の壁層との接触部の摩擦を低減する摩擦低減手段を有し、前記摩擦低減手段は、タンク本体の壁層の接触部の表面のみ、前記口金部とタンク本体の壁層の間、又は前記口金部の接触部の表面の少なくともいずれかに設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、口金部とタンク本体の壁層との接触部の摩擦を低減して、口金部にかかる応力を低減できる。この結果、タンクの耐久性及び強度を向上できる。
上記タンクにおいて、前記摩擦低減手段は、前記口金部の接触部の表面に施された個体潤滑コーティングであってもよい。かかる場合、口金部の応力を低減すると共に、タンク本体の壁層の接触部の摩耗も抑制できるので、タンク本体の耐久性も向上できる。
また、上記タンクにおいて、前記摩擦低減手段は、表面粗度が他の部分よりも低く設定された前記口金部の接触部の表面であってもよい。
前記口金部は、前記タンクの長手方向の端部に設けられ、前記摩擦低減手段は、前記口金部の接触部にタンクの長手方向に向けて形成された溝であってもよい。
前記摩擦低減手段は、前記口金部とタンク本体の壁層との間に介在された潤滑剤であってもよい。かかる場合、口金部の応力を低減すると共に、タンク本体の壁層の接触部の摩耗も抑制できるので、タンク本体の耐久性も向上できる。
前記タンク本体は、内壁層と、その内壁層を覆う外壁層とを有し、前記接触部は、前記口金部と前記タンク本体の外壁層との接触部であってもよい。
前記タンク本体の外壁層は、樹脂繊維層であってもよい。
前記樹脂繊維層は、高結晶性の炭素繊維により構成されていてもよい。
別の観点による本発明は、外周面に軸側に凹んだ凹部を有する口金部と、当該口金部の凹部に接触したタンク本体の外壁層とを有するタンクであって、前記タンク本体の外壁層は、樹脂繊維層であって、高結晶性の炭素繊維により構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、長期使用により口金部の凹部とタンク本体の外壁層との接触部の摩擦係数が増加することを抑制できる。この結果、口金部にかかる応力を低減でき、タンクの耐久性を向上できる。
本発明によれば、口金部にかかる応力を低減できるので、タンクの耐久性及び強度を向上できる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るタンクを搭載した燃料電池自動車1の模式図である。
燃料電池自動車1には、例えば3つの高圧タンク2が車体のリア部に搭載されている。高圧タンク2は、燃料電池システム3の一部を構成し、ガス供給ライン4を通じて各高圧タンク2から燃料電池5に燃料ガスが供給可能になっている。高圧タンク2に貯留される燃料ガスは、可燃性の高圧ガスであり、例えば圧縮天然ガス又は水素ガスである。なお、高圧タンク2は、燃料電池自動車1のみならず、電気自動車、ハイブリッド自動車などの車両のほか、各種移動体(例えば、船舶や飛行機、ロボットなど)や定置設備(住宅、ビル)にも適用できる。
図2は、高圧タンク2の要部を示す断面図である。高圧タンク2は、例えば略楕円体のタンク本体10と、当該タンク本体10の長手方向の一端部に取り付けられた口金部11を有する。
タンク本体10は、例えば二層構造の壁層を有し、内壁層であるライナー20とその外側の外壁層である樹脂繊維層としてのFRP層21を有している。
ライナー20は、タンク本体10とほぼ同じ略楕円体形状を有する。ライナー20は、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、またはその他の硬質樹脂などにより形成されている。
ライナー20の口金部11のある先端側には、内側に屈曲した折返し部30が形成されている。折返し部30は、外側のFRP層21から離間するようにタンク本体10の内側に向けて折り返されている。折返し部30は、例えば折り返しの先端に近づくにつれて次第に径が小さくなる縮径部30aと、当該縮径部30aの先端に接続され径が一定の円筒部30bとを有している。この円筒部30bによりライナー20の開口部が形成されている。
口金部11は、略円筒形状を有し、ライナー20の開口部に嵌入されている。口金部11は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金からなり、例えばダイキャスト法等により所定の形状に製造されている。口金部11は、例えばインサート成形によりライナー20に取り付けられている。
口金部11は、例えば先端側(タンク2の軸方向の外側)に鍔部11aが形成され、例えばその鍔部11aの後方側(タンク2の軸方向の内側)に、タンク2の軸に対して環状の凹み部11bが形成されている。凹み部11bは、軸側に凸に湾曲しR形状になっている。この凹み部11bには、同じくR形状のFRP層21の先端部付近が気密に接触している。
例えばFRP層21と接触する凹み部11bの表面には、例えばフッ素系の樹脂などの固体潤滑コーティングAが施されている。これにより、FRP層21と凹み部11bとの間の摩擦係数が低減されている。
口金部11の凹み部11bのさらに後方側は、例えばライナー20の折返し部30の形状に適合するように形成され、例えば凹み部11bに連続して径の大きい突出部11cが形成され、その突出部11cから後方に一定径の口金円筒部11dが形成されている。上記ライナー20の折返し部30の縮径部30aは、突出部11cの表面に密着し、円筒部30bは、口金円筒部11dの表面に密着している。円筒部30bと口金円筒部11dとの間には、シール部材40、41が介在されている。
口金部11の内周面には、バルブアッセンブリ50をねじ込み接続するためのねじ42が形成されている。バルブアッセンブリ50は、外部のガス供給ラインと高圧タンク2の内部との間で燃料ガスの給排を制御するものである。バブルアッセンブリ50の外周面と口金部11の内周面との間には、シール部材60、61が介在されている。
FRP層21は、例えばフィラメントワインディング法により、ライナー20の外周面と口金部11の凹み部11bに、樹脂の含浸した補強繊維を巻き付け、当該樹脂を硬化させることにより形成されている。FRP層21の樹脂には、例えばエポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等が用いられる。また、補強繊維としては、炭素繊維、金属繊維などが用いられる。
かかる構成の高圧タンク2によれば、口金部11の凹み部11bの表面に、固体潤滑コーティングAが施され、タンク本体10のFRP層21と凹み部11bとの接触部の摩擦係数が低減されている。このため、例えば高圧タンク2内に高圧のガスが封入され、タンク本体10に内圧がかかってFRP層21が撓んだときに、FRP層21が口金部11に対し低摩擦で動く。この結果、口金部11に大きな応力がかからず、口金部11への負荷が低減される。これによって、高圧タンク2の耐久性及び強度を向上できる。また、FRP層21の摩耗も防止できるので、タンク本体10の耐久性も向上できる。
図3は、口金部11とタンク本体10のFRP層21の接触部の摩擦係数μと、口金部11にかかる応力との関係を示すものである。このデータは、有限要素法(FEM)解析を用いて、口金部11とFRP層21との摩擦係数μを変化させた場合の口金部11の応力の最大値を算出したものである。このシュミュレーションによれば、摩擦係数μを小さくすることにより、口金部11の応力が減少することが確認できる。
また、図4は、上記実施の形態のように口金部11の表面に固体潤滑コーティングAを施した場合のタンク(本発明のタンク)と、固体潤滑コーティングAを施さない場合のタンク(従来のタンク)の口金部11にかかる応力を比較したものである。図4に示すように、本発明の高圧タンク2は、口金部11にかかる応力を従来のタンクの40%程度に低減できる。
以上のデータから、口金部11の凹み部11bの表面に固体潤滑コーティングAを施すことにより、口金部11にかかる応力を大幅に低減できることが確認できる。
なお、上記実施の形態では、口金部11の凹み部11bの全面に固体潤滑コーティングを施していたが、その一部に施してもよい。また、固体潤滑コーティングAは、凹み部11bと接触する部分のFRP層21の表面(表面のみ)に施してもよい。なお、この例では、固体潤滑コーティングAが施されたFRP層21の表面は、FRP層21の他の部分に比べて摩擦係数が小さくなる。
前記実施の形態では、口金部11とタンク本体10のFRP層21との接触部の摩擦を低減する摩擦低減手段として、固体潤滑コーティングAを用いていたが、例えば図5に示すように、口金部11の凹み部11bの表面Bの表面粗度を他の部分よりも低く設定してもよい。かかる場合も、口金部11とFRP層21との摩擦が低減するので、口金部11にかかる応力が低減され、高圧タンク2の耐久性及び強度を向上できる。なお、かかる場合も、凹み部11bの表面Bの一部の表面粗度を低くしてもよい。
さらに、上記実施の形態における摩擦低減手段が、口金部11の接触部に高圧タンク2の長手方向に向かって形成された溝であってもよい。かかる場合、例えば図6に示すように口金部11の凹み部11bの表面に、軸方向に沿った溝70が形成される。この溝70は、例えば図7に示すように口金部11の外周面の周方向に沿って複数本並べて形成される。かかる場合、口金部11とFRP層21との接触面積が減るので、その間の摩擦が低減される。また、タンク本体10に内圧がかかった場合に、FRP層21の先端部は、軸方向に動こうとするので、溝70を軸方向に向けて形成することにより、FRP層21の動きを妨げずに低摩擦でFRP層21を動かすことができる。
また、上記実施の形態における摩擦低減手段は、図8に示すように口金部11とFRP層21との間に介在された潤滑油などの潤滑剤Cであってもよい。かかる場合も、口金部11とFRP層21との摩擦が低減されるので、口金部11にかかる応力が低減され、高圧タンク2の耐久性及び強度を向上できる。また、FRP層21の摩耗も防止できるので、タンク本体10の耐久性も向上できる。
ここで、本発明の別の実施の形態について説明する。本実施の形態における高圧タンク2は、例えば図9に示すように口金部11の突出部11cの後方側に、高圧タンク2の中心軸に対して環状の凹み部11eが形成されている。凹み部11eは、中心軸側に凸に湾曲した(凹んだ)R形状になっている。ライナー20の折返し部30は、口金部11側の突出部11c、凹み部11eの外周面に沿って形成されている。
FRP層21は、口金部11側の先端が口金部11の凹み部11bに入り込んで接触している。FRP層21は、全体が樹脂繊維層であって、高結晶性の炭素繊維により構成されている。なお、高圧タンク2の他の部分の構成は、上記実施の形態と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態によれば、FRP層21が、強度特性、摺動性等に優れた高結晶性の炭素繊維により構成されているので、高圧タンク2を長期間使用しても、FRP層21の劣化が抑えられ口金部11とFRP層21との間の接触部の摩擦係数の増加を抑制できる。この結果、長時間使用による口金部11にかかる応力の増加が抑えられ、口金部11に過度の応力がかからないので、高圧タンク2の耐久性を向上できる。
なお、本実施の形態における高圧タンク2に、上述の実施の形態の摩擦低減手段(固体潤滑コーティングA、溝70及び潤滑剤C)を設けてもよい。かかる場合、摩擦低減手段により口金部11にかかる応力を低減できるうえ、長期使用によるその応力の増加も防止できる。したがって、高圧タンク2の耐久性をさらに上げることができる。
また、本実施の形態では、口金部11に2つの凹み部11b、11eが形成されている。この口金部11の形状は、各種摩擦低減手段を備えた上述の実施の形態の口金部11に適用してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態では、口金部11とタンク本体10のFRP層21との接触部の摩擦を低減していたが、口金部11とタンク本体10のライナー20との接触部の摩擦を低減してもよい。かかる場合も、FRP層21の場合と同様に口金部11にかかる応力を低減できるので、高圧タンク2の耐久性及び強度を向上できる。また、以上の実施の形態で記載したタンク本体10の壁層の構造は、ライナー20とFRP層21の二重構造に限られず、他の構造であってもよい。
タンクを搭載した燃料電池自動車の模式図である。 高圧タンクの要部の縦断面図である。 口金部とFRP層の間の摩擦係数と、口金部の応力のとの関係を示すグラフである。 本発明のタンクと従来のタンクの口金部の発生応力を比較したグラフである。 口金部の凹み部の表面の表面粗度を低くした場合の高圧タンクの要部の拡大図である。 口金部の凹み部に溝を形成した場合の高圧タンクの要部の拡大図である。 溝を形成した口金部の側面図である。 口金部の凹み部とFRP層との間に潤滑剤を介在した場合の高圧タンクの要部の拡大図である。 FRP層を高結晶性の炭素繊維で構成した場合の高圧タンクの要部の縦断面図である。
符号の説明
2 タンク
10 タンク本体
11 口金部
11b 凹み部
20 ライナー
21 FRP層
A 固体潤滑コーティング

Claims (9)

  1. 口金部と、当該口金部に接触したタンク本体の壁層を有するタンクであって、
    前記口金部とタンク本体の壁層との接触部の摩擦を低減する摩擦低減手段を有し、
    前記摩擦低減手段は、タンク本体の壁層の接触部の表面のみ、前記口金部とタンク本体の壁層の間、又は前記口金部の接触部の表面の少なくともいずれかに設けられていることを特徴とする、タンク。
  2. 前記摩擦低減手段は、前記口金部の接触部の表面に施された個体潤滑コーティングであることを特徴とする、請求項1に記載のタンク。
  3. 前記摩擦低減手段は、表面粗度が他の部分よりも低く設定された前記口金部の接触部の表面であることを特徴とする、請求項1に記載のタンク。
  4. 前記口金部は、前記タンクの長手方向の端部に設けられ、
    前記摩擦低減手段は、前記口金部の接触部にタンクの長手方向に向けて形成された溝であることを特徴とする、請求項1に記載のタンク。
  5. 前記摩擦低減手段は、前記口金部とタンク本体の壁層との間に介在された潤滑剤であることを特徴とする、請求項1に記載のタンク。
  6. 前記タンク本体は、内壁層と、その内壁層を覆う外壁層とを有し、
    前記接触部は、前記口金部と前記タンク本体の外壁層との接触部であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のタンク。
  7. 前記タンク本体の外壁層は、樹脂繊維層であることを特徴とする、請求項6に記載のタンク。
  8. 前記樹脂繊維層は、高結晶性の炭素繊維により構成されていることを特徴とする、請求項7に記載のタンク。
  9. 外周面に軸側に凹んだ凹部を有する口金部と、当該口金部の凹部に接触したタンク本体の外壁層とを有するタンクであって、
    前記タンク本体の外壁層は、樹脂繊維層であって、高結晶性の炭素繊維により構成されていることを特徴とする、タンク。
JP2008112806A 2008-01-16 2008-04-23 タンク Active JP5370908B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008112806A JP5370908B2 (ja) 2008-01-16 2008-04-23 タンク

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007333 2008-01-16
JP2008007333 2008-01-16
JP2008112806A JP5370908B2 (ja) 2008-01-16 2008-04-23 タンク

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012243092A Division JP5601639B2 (ja) 2008-01-16 2012-11-02 タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009192078A true JP2009192078A (ja) 2009-08-27
JP5370908B2 JP5370908B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=41074266

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008112806A Active JP5370908B2 (ja) 2008-01-16 2008-04-23 タンク
JP2012243092A Active JP5601639B2 (ja) 2008-01-16 2012-11-02 タンク

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012243092A Active JP5601639B2 (ja) 2008-01-16 2012-11-02 タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP5370908B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508622A (ja) * 2009-10-19 2013-03-07 コーテックス マシネンバウ ジーエムビーエイチ 圧力容器の容器ネック構造
JP2014185711A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Toyota Motor Corp 高圧ガスタンク
JP2014185710A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Toyota Motor Corp 高圧ガスタンク

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6123933B2 (ja) * 2016-04-19 2017-05-10 トヨタ自動車株式会社 高圧タンクおよび高圧タンクの製造方法

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299400A (ja) * 1988-05-24 1989-12-04 Claude L Hembert 流体タンクおよびその製造方法
JPH09119598A (ja) * 1995-10-26 1997-05-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Frp製圧力容器用の口金部成形方法
JPH1113995A (ja) * 1997-06-23 1999-01-22 Kobe Steel Ltd プラスチックライナーfrp圧力容器の口金構造
JP2000291888A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Toyoda Gosei Co Ltd 圧力容器
JP2002005397A (ja) * 2000-06-20 2002-01-09 Mitsubishi Chemicals Corp 耐圧容器
JP3435556B2 (ja) * 1994-05-25 2003-08-11 インターメタリックス株式会社 固体潤滑皮膜形成方法
JP2003245485A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Brother Ind Ltd ミシン
JP2003287193A (ja) * 2002-03-29 2003-10-10 Toyota Industries Corp 圧力容器
JP2004211783A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Toyoda Gosei Co Ltd 圧力容器
JP2006124881A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi Chem Co Ltd 炭素繊維の製造法及びその炭素繊維を用いた応用品
WO2007119689A1 (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha タンク部品の締結構造
JP2007278473A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Toyota Motor Corp タンク部品の締結構造
JP2007332040A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Shinshu Univ カーボンナノチューブを含む抗菌剤とそれを用いた材料及び製剤
JP2008014342A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Toyota Motor Corp タンク

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4893100B2 (ja) * 2006-05-15 2012-03-07 住友金属工業株式会社 圧力容器のシール構造

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299400A (ja) * 1988-05-24 1989-12-04 Claude L Hembert 流体タンクおよびその製造方法
JP3435556B2 (ja) * 1994-05-25 2003-08-11 インターメタリックス株式会社 固体潤滑皮膜形成方法
JPH09119598A (ja) * 1995-10-26 1997-05-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Frp製圧力容器用の口金部成形方法
JPH1113995A (ja) * 1997-06-23 1999-01-22 Kobe Steel Ltd プラスチックライナーfrp圧力容器の口金構造
JP2000291888A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Toyoda Gosei Co Ltd 圧力容器
JP2002005397A (ja) * 2000-06-20 2002-01-09 Mitsubishi Chemicals Corp 耐圧容器
JP2003245485A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Brother Ind Ltd ミシン
JP2003287193A (ja) * 2002-03-29 2003-10-10 Toyota Industries Corp 圧力容器
JP2004211783A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Toyoda Gosei Co Ltd 圧力容器
JP2006124881A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi Chem Co Ltd 炭素繊維の製造法及びその炭素繊維を用いた応用品
WO2007119689A1 (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha タンク部品の締結構造
JP2007278473A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Toyota Motor Corp タンク部品の締結構造
JP2007332040A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Shinshu Univ カーボンナノチューブを含む抗菌剤とそれを用いた材料及び製剤
JP2008014342A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Toyota Motor Corp タンク

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508622A (ja) * 2009-10-19 2013-03-07 コーテックス マシネンバウ ジーエムビーエイチ 圧力容器の容器ネック構造
JP2014185711A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Toyota Motor Corp 高圧ガスタンク
JP2014185710A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Toyota Motor Corp 高圧ガスタンク

Also Published As

Publication number Publication date
JP5601639B2 (ja) 2014-10-08
JP5370908B2 (ja) 2013-12-18
JP2013057401A (ja) 2013-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4457359B2 (ja) 圧力容器
JP5601639B2 (ja) タンク
US8127902B2 (en) Annular sealing assembly for insertion between two mechanical members in relative motion, in particular a linear reciprocating motion, as a rod and the relative guiding seat of a mono-tube shock-absorber
JP4935117B2 (ja) タンク
JP5168677B2 (ja) 高圧タンク
KR102262344B1 (ko) 보스 커넥터를 갖는 복합 압력 용기
CN109386612B (zh) 高压容器
JP2007146946A (ja) 高圧タンク
CN109736973B (zh) 贮箱过渡环及推进剂贮箱
US20190316681A1 (en) Seal structure of high-pressure tank
CA2910889A1 (en) Piping joint structure
EP2821661B1 (en) Sealing device
JPWO2010055553A1 (ja) タンク
JP7036042B2 (ja) 圧力容器
JPWO2010119542A1 (ja) ガスタンクの製造方法
JP2008014342A (ja) タンク
JP2009185990A (ja) ガスタンク
JP2009293742A (ja) タンク
JP2009121652A (ja) 圧力容器
CN113874640B (zh) 密封装置
CN213870646U (zh) 一种用于汽车的防腐紧固件
JP6617034B2 (ja) 圧力容器
JP2009041712A (ja) Uパッキン
JP2008215463A (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP2007016807A (ja) 圧力容器用ライナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130826

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5370908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130908