JP2009191515A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009191515A
JP2009191515A JP2008032802A JP2008032802A JP2009191515A JP 2009191515 A JP2009191515 A JP 2009191515A JP 2008032802 A JP2008032802 A JP 2008032802A JP 2008032802 A JP2008032802 A JP 2008032802A JP 2009191515 A JP2009191515 A JP 2009191515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
traversing
boarding
parking
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008032802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4993376B2 (ja
Inventor
Kazumasa Goto
和正 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2008032802A priority Critical patent/JP4993376B2/ja
Publication of JP2009191515A publication Critical patent/JP2009191515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4993376B2 publication Critical patent/JP4993376B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

【課題】駐車装置の利便性および安全性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】車両Wが入出庫する駐車階F2で横行可能な横行パレットS1,S2と、駐車階F2に昇降可能な昇降パレットZ1〜Z6とを有する駐車装置1であって、横行パレットS1,S2に設けられ、横行パレットS1,S2および昇降パレットZ1〜Z6に載置された車両Wに乗り降りするために横行パレットS1,S2が横行する水平方向(矢印A方向)に展開する乗車装置100とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両を駐車する駐車装置に関する。
従来の駐車装置としては、例えば特許文献1に記載の駐車装置がある。特許文献1に記載の駐車装置は、横行パレット、昇降パレットおよび平坦パレットを備えている。特許文献1に記載の駐車装置は、横行パレットのうち少なくとも一台が平坦パレットから構成されている。特許文献1に記載の駐車装置では、平坦パレットを利用して、車椅子を使用する利用者が、横行パレットまたは昇降パレットに載置された車両に乗り降りする。
特開2002−21356
しかしながら、特許文献1に記載の駐車装置では、横行パレットのうち少なくとも一台が平坦パレットから構成されているため、平坦パレット部分の駐車スペースが犠牲となっている。そのため、駐車効率(面積あたりの駐車台数)が悪くなり、駐車装置の利便性が低下していた。
そこで本発明は、駐車装置の利便性および安全性を向上させる技術を提供することを目的とする。
本発明の駐車装置は、車両が入出庫する入出庫階で横行可能な横行パレットと、前記入出庫階に昇降可能な昇降パレットとを有する駐車装置であって、前記横行パレットに設けられ、前記横行パレットおよび前記昇降パレットに載置された前記車両に乗り降りするために前記横行パレットが横行する横行方向に展開する乗車手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、乗車手段を展開すると、乗車手段を利用して、車椅子を使用する駐車装置の利用者などが乗車手段から横行パレットまたは昇降パレットに移動するおよび横行パレットまたは昇降パレットから乗車手段に移動することができる。そのため、本発明を適用しない場合と比べて車両に乗り降りするための通路を広くすることができる。その結果、駐車装置の利便性および安全性を向上させることができる。
本発明において、前記乗車手段は、前記横行パレットおよび前記昇降パレットに載置された前記車両に乗り降りするための乗車部材と、前記横行パレットに設けられ回転して前記乗車部材を前記横行方向に展開する回転手段とを備えることが望ましい。
本発明によれば、回転手段の作用により乗車部材が展開すると、乗車部材を利用して、車椅子を使用する駐車装置の利用者などが乗車部材から横行パレットまたは昇降パレットに移動するおよび横行パレットまたは昇降パレットから乗車部材に移動することができる。そのため、本発明を適用しない場合と比べて車両に乗り降りするための通路を広くすることができる。その結果、駐車装置の利便性および安全性を向上させることができる。
本発明において、前記乗車手段を展開したとき、前記横行方向において前記乗車手段と前記横行パレットの端部または前記入出庫階に移動した前記昇降パレットの端部とが略平坦となることが望ましい。
ここで「略平坦」とは、乗車手段と横行パレットの端部または入出庫階に移動した昇降パレットの端部との段差が20mm程度以内であり、乗車手段と横行パレットの端部または入出庫階に移動した昇降パレットの端部との隙間が20mm程度以内であることをいう。
本発明によれば、乗車手段が展開すると、乗車手段と横行パレットの端部または入出庫階に移動した昇降パレットの端部とが略平坦となる。そのため、車椅子を使用する駐車装置の利用者などが乗車手段から横行パレットまたは昇降パレットに移動するおよび横行パレットまたは昇降パレットから乗車手段に移動する場合、段差がなく滑らかに移動することができる。その結果、駐車装置の利便性および安全性を向上させることができる。
本発明において、前記横行方向において前記入出庫階の両側に設けられ、前記昇降パレットに載置された前記車両に乗り降りするために前記横行方向に展開する乗車機構を備え、
前記乗車機構を展開したとき、前記横行方向において前記乗車機構と前記入出庫階に移動した前記昇降パレットの端部とが略平坦となることが望ましい。
本発明によれば、乗車機構が展開すると、乗車機構と入出庫階に移動した昇降パレットの端部とが略平坦となる。そのため、車椅子を使用する駐車装置の利用者などが乗車機構から昇降パレットに移動するおよび昇降パレットから乗車機構に移動する場合、段差がなく滑らかに移動することができる。その結果、駐車装置の利便性および安全性を向上させることができる。
本発明において、前記昇降パレットが前記入出庫階に移動する場合、前記入出庫階に移動する前記昇降パレットに隣り合う前記横行パレットが、前記入出庫階に移動する前記昇降パレットに対して前記乗車手段を展開可能な距離に移動することが望ましい。
本発明によれば、昇降パレットが昇降する場合など乗車手段が昇降パレットに接触するのを防止することができる。そのため、駐車装置の信頼性を向上させることができる。
本発明において、所定の場合に形成される空間から落下するのを防止する落下防止部材を備えることが望ましい。
本発明によれば、形成される空間から駐車装置の利用者などが落下するのを防止することができる。そのため、駐車装置の安全性を向上させることができる。
本発明において、所定の情報に基づいて前記横行パレットまたは前記昇降パレットのうちいずれか一方を選択して、前記横行パレットおよび前記昇降パレットの動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段により前記横行パレットが選択された場合、前記入出庫階には前記横行パレットのみが存在することが望ましい。
本発明によれば、乗車手段を展開することができる。そのため、本発明を適用しない場合と比べて車両に乗り降りするための通路を広くすることができる。その結果、駐車装置の利便性および安全性を向上させることができる。
本発明によれば、駐車装置の利便性および安全性を向上させることができる。
(駐車装置の構成)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、駐車装置の概要を示す正面図である。図2は、横行パレットを示す図である。図2(a)は、乗車装置を展開していない状態の横行パレットを示す正面図である。図2(b)は、乗車装置を展開した状態の横行パレットを示す上面図である。図3は、乗車機構を示す図である。図3(a)は、乗車機構を展開していない状態を示す正面図である。図3(b)は、乗車機構を展開した状態を示す上面図である。なお、図1は、後述する制御装置10により横行パレットS1が選択された場合を示す図である。
駐車装置1は、図1に示すように、上下方向に複数(地上2階、地下1階)の駐車階F1〜F3と、水平方向(横行方向)(図1の矢印A方向)に3列の駐車列R1〜R3とを有している。駐車階F3は、ピットP内に設けられている。
駐車装置1は、制御装置(制御手段)10と、通路部材(落下防止部材)20と、昇降パレットZ1〜Z6と、横行パレットS1,S2と、乗車装置(乗車手段)100と、乗車機構200とを備えている。なお、車両Wが駐車装置1に入庫するおよび車両Wが駐車装置1から出庫することができるのは、駐車階(入出庫階)F2の手前の図示省略した乗り込み床からである。
制御装置10は、所定の情報に基づいて、駐車装置1の動作を制御する。具体的には、制御装置10は、図示省略した駐車装置1の利用者に操作されることにより、昇降パレットZ1〜Z6または横行パレットS1,S2のうちいずれか一個を選択し、昇降パレットZ1〜Z6、横行パレットS1,S2、乗車装置100および乗車機構200を動作させるなど、駐車装置1全体の動作を制御する。
例えば、図示省略した利用者により、使用したいパレットを決定するパレット決定ボタンが押されると、制御装置10が横行パレットS1を選択して、昇降パレットZ1〜Z6、横行パレットS1,S2、乗車装置100および乗車機構200の動作を制御し、図1の状態にする。
駐車階F1および駐車階F3には、図1に示すように、それぞれ3つの昇降パレットZ1〜Z6が設けられている。それぞれの昇降パレットZ1〜Z6は、図示省略した昇降駆動装置により各駐車階F1〜F3にわたり、上下方向に移動可能である。例えば、駐車階F1の昇降パレットZ1〜Z3は、駐車階F1と駐車階F2とを昇降する。また、駐車階F3の昇降パレットZ4〜Z6は、駐車階F2と駐車階F3とを昇降する。各昇降パレットZ1〜Z6の上には、車両Wを乗せることができる。つまり、各昇降パレットZ1〜Z6は、車両Wを載置可能である。
駐車階F2には、図1に示すように、2つの横行パレットS1,S2が設けられている。それぞれの横行パレットS1,S2は、水平方向に配置されたレールなどのガイド部材に沿って、各駐車列R1〜R3にわたり、水平方向に移動可能である。例えば、横行パレットS1は、駐車列R1と駐車列R2とを横行する。各横行パレットS1,S2の上には、車両Wを乗せることができる。つまり、各横行パレットS1,S2は、車両Wを載置可能である。
各横行パレットS1,S2には、図1,図2に示すように、乗車装置100が設けられている。乗車装置100は、水平方向において横行パレットS1,S2の両側にそれぞれ設けられている。乗車装置100は、歩行ステップ(乗車部材)110と、回転装置(回転手段)120とを備えている。乗車装置100は、図示省略した利用者が昇降パレットZ1〜Z6および横行パレットS1,S2に載置されている車両Wに乗り降りするために利用される。
歩行ステップ110は、図1,図2に示すように、板状部材により構成されている。歩行ステップ110は、水平方向において展開状態の歩行ステップの幅が、車椅子を使用する駐車装置1の利用者などが利用できるように形成されている。具体的には、水平方向において展開状態の歩行ステップの幅が、900mm程度以上に形成されている。また、歩行ステップ110は、図2(b)に示すように、横行パレットS1,S2の長手方向において横行パレットS1,S2の長さと同程度に形成されている。歩行ステップ110は、図示省略した利用者が昇降パレットZ1〜Z6および横行パレットS1,S2に載置された車両Wに乗り降りするために利用される。
回転装置120は、図示省略した回転駆動装置と、棒状部材により構成されている。回転装置120の棒状部材には、歩行ステップ110が固定されている。回転装置120は、制御装置10に制御された回転駆動装置により棒状部材を回転させることで、歩行ステップ110を図2(a)の矢印B方向に回転移動させる。つまり、回転装置120は、歩行路として使用する歩行ステップ110を展開する。また、回転装置120は、歩行路として使用する箇所以外の歩行ステップ110を収納する。
具体的には、回転装置120は、図2(a)の状態から棒状部材を矢印B方向に回転させて歩行ステップ110を展開する。つまり、回転装置120は、歩行ステップ110を垂直状態から水平状態にする。また、回転装置120は、図2(b)の状態から棒状部材を矢印B方向に回転させて歩行ステップ110を収納する。つまり、回転装置120は、歩行ステップ110を水平状態から垂直状態にする。
このように、回転装置120の作用により歩行ステップ110が展開すると、歩行ステップ110と横行パレットS1,S2の端部とが略平坦となる。そのため、図示省略した利用者が歩行ステップ110から横行パレットS1,S2に移動するおよび横行パレットS1,S2から歩行ステップ110に移動する場合、段差がなく滑らかに移動することができる。その結果、駐車装置1の利便性および安全性を向上させることができる。
また、回転装置120の作用により歩行ステップ110が展開すると、歩行ステップ110と図示省略した乗り込み床とが略平坦となる。そのため、図示省略した利用者が歩行ステップ110から図示省略した乗り込み床に移動するおよび図示省略した乗り込み床から歩行ステップ110に移動する場合、段差がなく滑らかに移動することができる。その結果、駐車装置1の利便性および安全性を向上させることができる。
一方、歩行路として使用する箇所以外の歩行ステップ110を収納することで、収納することにより生じたスペースに横行パレットS1,S2を詰めて停止させることができ、昇降パレットZ1〜Z6などに載置された車両Wから乗り降りするための幅の広い歩行路を確保することができる。その結果。駐車装置1の利便性および安全性を向上させることができる。
なお、歩行ステップ110を上方に跳ね上げて収納する場合に限らず、重力方向において歩行ステップ110を横行パレットS1,S2の下方に収納する場合や、歩行ステップ110をスライドさせて収納する場合でもよい。
ピットPは、図1に示すように、水平方向においてピットPの幅が駐車列R1〜R3の幅より広くなるように形成されている。つまり、ピットPは、水平方向において駐車列R1の左側および駐車列R3の右側を広くして形成されている。そのため、昇降パレットZ1〜Z6が駐車階F2に移動したときなど、駐車階F2に移動した昇降パレットZ1〜Z6に隣り合う横行パレットS1,S2が、駐車階F2に移動した昇降パレットZ1〜Z6に対して乗車装置100を展開可能な距離に移動することができる。
ピットPには、図1に示すように、水平方向において両側(駐車列R1側および駐車列R3側)に乗車機構200が設けられている。乗車機構200は、第1歩行ステップ210と、第1回転装置220とを備えている。乗車機構200は、制御装置10に制御された第1回転装置220により第1歩行ステップ210を図3(a)の矢印C方向に回転させることで、第1歩行ステップ210を水平方向に展開する。第1回転装置220の作用により第1歩行ステップ210が展開すると、第1歩行ステップ210と図示省略した乗り込み床とが略平坦となる。乗車機構200は、図示省略した利用者が昇降パレットZ1〜Z6に載置されている車両Wに乗り降りするために利用される。
なお、第1歩行ステップ210を上方に跳ね上げて収納する場合に限らず、第1歩行ステップ210をスライドさせて収納する場合でもよい。
通路部材20は、板状部材により構成されている。通路部材20は、図1に示すように、水平方向においてピットPの両側(駐車列R1側および駐車列R3側)に設けられている。つまり、通路部材20は、水平方向において駐車列R1の左側および駐車列R3の右側にそれぞれ設けられている。通路部材20は、横行パレットS1,S2が制御装置10に選択された場合に形成される穴(空間)から図示省略した利用者が落下するのを防止するとともに、通路として利用される。
例えば、図1に示すように、制御装置10により横行パレットS1が選択された場合、横行パレットS1の左側および横行パレットS2の右側に穴が形成される。通路部材20は、その形成される穴から図示省略した利用者などが落下するのを防止するとともに、横行パレットS1に載置された車両Wに乗り降りするための通路として利用される。
なお、乗車装置100を横行パレットS1,S2に設ける場合に限らず、昇降パレットZ1〜Z6に設けてもよい。また、水平方向において乗車装置100を横行パレットS1,S2の両側に設ける場合に限らず、横行パレットS1,S2の片側にのみ設けてもよい。
(駐車装置の動作)
次に、駐車装置1の動作について図面を参照して説明する。図4は、制御装置により昇降パレットZ1が選択された場合を示す図である。図5は、制御装置により昇降パレットZ5が選択された場合を示す図である。図6は、制御装置により昇降パレットZ6が選択された場合を示す図である。図7は、制御装置により横行パレットS2が選択された場合を示す図である。
まず、一例として、図1の状態から図示省略した利用者が昇降パレットZ1上の車両Wに乗り込む場合(図4の状態)について説明する。図示省略した利用者により制御装置10が操作されると、横行パレットS1の右側および横行パレットS2の左側の乗車装置100の歩行ステップ110が収納される。次いで、横行パレットS1および横行パレットS2が右側に移動する。このとき、横行パレットS1が、駐車階F2に移動する昇降パレットZ1に対して横行パレットS1の左側の乗車装置100の歩行ステップ110を展開可能な距離に移動する。つまり、水平方向において横行パレットS2が駐車列R3より右側に移動し、横行パレットS1が駐車列R2より右側に移動する。
そして、図4に示すように、昇降パレットZ1が駐車階F1から駐車階F2に移動する。昇降パレットZ1が駐車階F2に移動すると、左側の乗車機構200の第1歩行ステップ210が展開される。第1歩行ステップ210が展開すると、第1歩行ステップ210と図示省略した乗り込み床および昇降パレットZ1の端部とが略平坦となる。
また、歩行ステップ110が展開すると、歩行ステップ110と図示省略した乗り込み床および昇降パレットZ1の端部とが略平坦となる。そのため、図示省略した利用者は、図示省略した乗り込み床から車両Wまで滑らかに移動することができる。その後、昇降パレットZ1に載置された車両Wを駐車装置1から出庫させる。
次に、一例として、図1の状態から昇降パレットZ5に車両Wを入庫する場合(図5の状態)について説明する。図示省略した利用者により制御装置10が操作されると、横行パレットS1の左側の乗車装置100の歩行ステップ110が収納される。次いで、横行パレットS1が左側に移動し、横行パレットS2が右側に移動する。このとき、横行パレットS1および横行パレットS2が横行パレットS1の右側および横行パレットS2の左側の乗車装置100の歩行ステップ110を展開可能な距離に移動する。つまり、水平方向において横行パレットS1が駐車列R1より左側に移動し、横行パレットS2が駐車列R3より右側に移動する。
そして、図5に示すように、昇降パレットZ5が駐車階F3から駐車階F2に移動する。その後、昇降パレットZ5に車両Wを入庫させる。歩行ステップ110が展開すると、歩行ステップ110と図示省略した乗り込み床および昇降パレットZ5の端部とが略平坦となる。そのため、図示省略した利用者は、車両Wから図示省略した乗り込み床まで滑らかに移動することができる。
次に、一例として、図1の状態から図示省略した利用者が昇降パレットZ6上の車両Wに乗り込む場合(図6の状態)について説明する。図示省略した利用者により制御装置10が操作されると、横行パレットS1の両側および横行パレットS2の左側の乗車装置100の歩行ステップ110が収納される。次いで、横行パレットS1よび横行パレットS2が左側に移動する。このとき、横行パレットS2が横行パレットS2の右側の乗車装置100の歩行ステップ110を展開可能な距離に移動する。つまり、水平方向において横行パレットS1が駐車列R1より左側に移動し、横行パレットS2が駐車列R2より左側に移動する。
次いで、横行パレットS2の右側の乗車装置100の歩行ステップ110が展開される。そして、図6に示すように、昇降パレットZ6が駐車階F3から駐車階F2に移動する。昇降パレットZ6が駐車階F2に移動すると、右側の乗車機構200の第1歩行ステップ210が展開される。第1歩行ステップ210が展開すると、第1歩行ステップ210と図示省略した乗り込み床および昇降パレットZ1の端部とが略平坦となる。
また、歩行ステップ110が展開されると、歩行ステップ110と図示省略した乗り込み床および昇降パレットZ6の端部とが略平坦となる。そのため、図示省略した利用者は、図示省略した乗り込み床から車両Wまで滑らかに移動することができる。その後、昇降パレットZ6に載置された車両Wを駐車装置1から出庫させる。
次に、一例として、図1の状態から図示省略した利用者が横行パレットS2上の車両Wに乗り込む場合(図7の状態)について説明する。図示省略した利用者により制御装置10が操作されると、横行パレットS1の左側の乗車装置100の歩行ステップ110が収納される。次いで、横行パレットS1および横行パレットS2が左側に移動する。このとき、横行パレットS2が横行パレットS2の右側の乗車装置100の歩行ステップ110を展開可能な距離に移動する。
そして、図7に示すように、横行パレットS2の右側の乗車装置100の歩行ステップ110が展開される。このとき、歩行ステップ110と図示省略した乗り込み床および横行パレットS2とが略平坦となる。そのため、図示省略した利用者は、図示省略した乗り込み床から車両Wまで滑らかに移動することができる。その後、横行パレットS2に載置された車両Wを駐車装置1から出庫させる。この場合、横行パレットS1の左側および横行パレットS2の右側に穴が形成されるが、通路部材20がその形成される穴から図示省略した利用者などが落下するのを防止する。
本実施形態の駐車装置1では、横行パレットS1,S2および昇降パレットZ1〜Z6の全てのパレットに対して、乗車装置100および乗車機構200を利用して駐車装置1に駐車された車両Wに乗り降りすることができる。そのため、駐車装置1の利便性および安全性を向上させることができる。
本発明は、車両を駐車する駐車装置などに利用することができる。
駐車装置の概要を示す正面図である。 横行パレットを示す図である。 乗車機構を示す図である。 制御装置により昇降パレットZ1が選択された場合を示す図である。 制御装置により昇降パレットZ5が選択された場合を示す図である。 制御装置により昇降パレットZ6が選択された場合を示す図である。 制御装置により横行パレットS2が選択された場合を示す図である。
符号の説明
1…駐車装置、10…制御装置、20…通路部材、100…乗車装置、110…歩行ステップ、120…回転装置、200…乗車機構、F2…駐車階、S1,S2…横行パレット、Z1〜Z6…昇降パレット、W…車両。

Claims (7)

  1. 車両が入出庫する入出庫階で横行可能な横行パレットと、前記入出庫階に昇降可能な昇降パレットとを有する駐車装置であって、
    前記横行パレットに設けられ、前記横行パレットおよび前記昇降パレットに載置された前記車両に乗り降りするために前記横行パレットが横行する横行方向に展開する乗車手段とを備えることを特徴とする駐車装置。
  2. 前記乗車手段は、前記横行パレットおよび前記昇降パレットに載置された前記車両に乗り降りするための乗車部材と、前記横行パレットに設けられ回転して前記乗車部材を前記横行方向に展開する回転手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
  3. 前記乗車手段を展開したとき、前記横行方向において前記乗車手段と前記横行パレットの端部または前記入出庫階に移動した前記昇降パレットの端部とが略平坦となることを特徴とする請求項1または2に記載の駐車装置。
  4. 前記横行方向において前記入出庫階の両側に設けられ、前記昇降パレットに載置された前記車両に乗り降りするために前記横行方向に展開する乗車機構を備え、
    前記乗車機構を展開したとき、前記横行方向において前記乗車機構と前記入出庫階に移動した前記昇降パレットの端部とが略平坦となることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の駐車装置。
  5. 前記昇降パレットが前記入出庫階に移動する場合、前記入出庫階に移動する前記昇降パレットに隣り合う前記横行パレットが、前記入出庫階に移動する前記昇降パレットに対して前記乗車手段を展開可能な距離に移動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駐車装置。
  6. 所定の場合に形成される空間から落下するのを防止する落下防止部材を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の駐車装置。
  7. 所定の情報に基づいて前記横行パレットまたは前記昇降パレットのうちいずれか一方を選択して、前記横行パレットおよび前記昇降パレットの動作を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段により前記横行パレットが選択された場合、前記入出庫階には前記横行パレットのみが存在することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の駐車装置。






JP2008032802A 2008-02-14 2008-02-14 駐車装置 Expired - Fee Related JP4993376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008032802A JP4993376B2 (ja) 2008-02-14 2008-02-14 駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008032802A JP4993376B2 (ja) 2008-02-14 2008-02-14 駐車装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009191515A true JP2009191515A (ja) 2009-08-27
JP4993376B2 JP4993376B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=41073781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008032802A Expired - Fee Related JP4993376B2 (ja) 2008-02-14 2008-02-14 駐車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4993376B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225108A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Ihi Transport Machinery Co Ltd 駐車装置
JP2016125280A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 日精株式会社 循環式駐車装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63226464A (ja) * 1987-03-17 1988-09-21 三井造船株式会社 立体駐車装置
JPH01198977A (ja) * 1988-02-01 1989-08-10 Nhk Spring Co Ltd 駐車装置
JPH09217517A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Daifuku Co Ltd 立体駐車設備
JP2008008010A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd 機械式駐車設備

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63226464A (ja) * 1987-03-17 1988-09-21 三井造船株式会社 立体駐車装置
JPH01198977A (ja) * 1988-02-01 1989-08-10 Nhk Spring Co Ltd 駐車装置
JPH09217517A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Daifuku Co Ltd 立体駐車設備
JP2008008010A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd 機械式駐車設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225108A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Ihi Transport Machinery Co Ltd 駐車装置
JP2016125280A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 日精株式会社 循環式駐車装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4993376B2 (ja) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4022566B2 (ja) 非パレット方式の駐車システムの入出庫用積載台
JP4597070B2 (ja) エレベータ式駐車装置およびその横行駆動装置
JP4993376B2 (ja) 駐車装置
JP5150299B2 (ja) 駐車装置
KR101252758B1 (ko) 주차설비
JP6336366B2 (ja) 積荷移動台車
JP5152974B2 (ja) 駐車装置
JP6468092B2 (ja) 機械式駐輪設備及び方法
JP4993381B2 (ja) 二・多段式駐車装置の改造方法と、この方法で改造された二・多段式駐車装置
JP6249567B2 (ja) フォーク式駐車装置およびその入庫方法と出庫方法
JP5713173B2 (ja) 物品搬送設備
JP6664265B2 (ja) 機械式駐車装置とその制御方法
JP2009191514A (ja) 駐車装置
JP2012229520A (ja) 二多段式駐車装置とその入出庫方法
JP3319162B2 (ja) 隙間閉塞機構を備えた立体駐車装置
JP6178826B2 (ja) 機械式駐車駐輪装置
JP2001098785A (ja) 3縦列型昇降式駐車装置の補助リフト位置決め装置
JPH0754063B2 (ja) 多段式駐車装置
JPH1171931A (ja) ターンテーブルのストッパー装置
JP2006082935A (ja) エレベータのピット入出装置
JP2007177503A (ja) トレー送り補助ガイド
JP2005248566A (ja) エレベータ式駐車装置の可動デッキ装置
JP3849732B2 (ja) 駐車装置
JP3752910B2 (ja) 被格納物収納装置
JP2016017266A (ja) トレー式駐車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4993376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees