JP2009190820A - 揚重冶具および鉄筋の揚重方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で且つ簡単な構造で、天秤の曲げ応力や撓みを抑えることができ、しかも低曲げ剛性の鉄筋等の吊り荷を確実に揚重することができる。
【解決手段】メッシュ筋10と揚重機械の吊りフック11との間に介在されて使用される吊り天秤1は、吊りフック11に第1条材4を介して連結される小天秤2と、小天秤2の下方に複数の第2条材5、5、…を介して連結されるとともに、第3条材6によってメッシュ筋10を吊り下げる大天秤3とを備えている。揚重時において、小天秤2はメッシュ筋10と大天秤3との間に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、低曲げ剛性の床配筋用の先組鉄筋等の揚重に使用される揚重冶具および鉄筋の揚重方法に関する。
従来、揚重物の揚重には、吊り上げ時に揚重物の姿勢を安定させて保つようにするために吊り天秤が用いられている。一般的な吊り天秤として、H型鋼などの鋼材であって、重量物を吊った状態でその吊り下げ点において曲げや撓みが生じない十分な強度を確保した部材が採用されている。ところが、このような吊り天秤は、重量が大きく、揚重作業の際に取り扱いがし難いという現状がある。これに対して、吊り天秤の重量を小さくした構造のものが、例えば特許文献1に提案されている。
特許文献1には、吊り天秤本体における揚重物の吊り下げ点の間隔に対応する位置に、スリングガイドを設け、揚重機器の吊りフックに結合したスリングをそれぞれのスリングガイドを通したのち揚重物に結合させた構造であって、スリングに過度の曲げやそれに伴う集中応力が生じないようにスリングの方向を滑らかに変えることが可能な構造とすることで、吊り天秤本体に伝達される荷重を小さくし、吊り天秤本体の部材を小さく軽くした構造について開示されている。
特開2002−255472号公報
しかしながら、従来の吊り天秤では以下のような問題があった。
すなわち、吊り荷が低曲げ剛性の鉄筋等である場合、吊り天秤の強度を増大させてその重量を重くすることなく、その鉄筋に大きな曲げ応力や撓みが発生しないように揚重するためには、鉄筋の吊り下げ点を増やすことが必要となる。ところが、天秤本体の断面二次モーメントが小さいと、天秤本体の玉掛けワイヤーが直接連結されていない吊り下げ点(非連結点)で曲げ応力や撓みが大きくなることから、それらの非連結点における曲げ応力や撓みを抑えるには断面二次モーメントを大きくすればよいが、吊り天秤の自重が大きくなってしなう。
そのため、上述した特許文献1では、玉掛けワイヤーを天秤本体の吊り下げ点の位置に対応した本数で設けると、スリングガイドの装備数を増やす必要があり、天秤本体が複雑な構造となる欠点がある。
また、特許文献1でない一般的な吊り天秤の場合においても、全吊り下げ点において玉掛けワイヤーを連結すると、揚重機械の吊りフックに多くの玉掛けワイヤーを連結する必要があり、それらの複数の玉掛けワイヤーを吊りフックに確実に掛けることができなくなるおそれがあった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、軽量で且つ簡単な構造で、天秤の曲げ応力や撓みを抑えることができ、しかも低曲げ剛性の鉄筋等の吊り荷を確実に揚重することができる揚重冶具および鉄筋の揚重方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る揚重冶具では、吊り荷と揚重機械の吊りフックとの間に介在させて使用する揚重冶具であって、吊りフックに連結される小天秤と、吊り荷を吊り下げるとともに、小天秤に複数の条材を介して連結される大天秤とを具備し、揚重時において、小天秤は、吊り荷と大天秤との間に配置されていることを特徴としている。
また、本発明に係る鉄筋の揚重方法では、鉄筋を複数の吊り下げ点によって大天秤で吊り下げるとともに、その大天秤の上方に条材を介して小天秤を連結し、小天秤を揚重機械の吊りフックに連結し、小天秤を大天秤と吊りフックとの間に介在させて揚重するようにしたことを特徴としている。
本発明では、小天秤が大天秤に比べて曲げや撓みを低減できる小さな外形であるので、小天秤に連結される複数の条材の連結点で生じる曲げに耐え得る構造とすることが可能となる。つまり、例えば吊り荷の吊り下げ点を多数に増やし、大天秤における吊り下げ点の位置に対応するように条材の本数を増やすことができる。そのため、大天秤に作用する曲げ応力や撓みを抑えることができ、大天秤の断面二次モーメントを小さくして揚重冶具の軽量化および小型化を図ることができる。したがって、低曲げ剛性の鉄筋などの吊り荷であっても、大天秤の重量を増加させることのない簡単な構造の揚重冶具によって、吊り下げ点を増加させて吊り荷の曲げや撓みを生じさせることなく揚重することができる。
また、本発明に係る揚重冶具では、大天秤は、吊り荷を吊り下げるための複数の吊り下げ点を有し、条材は、複数の吊り下げ点のそれぞれに対応する位置に設けられていることが好ましい。
本発明では、大天秤の複数の吊り下げ点のそれぞれに対応する位置に条材が設けられているので、吊り下げ点にかかる荷重を前記複数の条材に伝達させ、さらにそれらの条材にかかる荷重を大天秤より曲げや撓みが生じにくい小天秤でもたせることができる。
また、本発明に係る揚重冶具では、大天秤には、大天秤の重量を支える支持部材が設けられていることが好ましい。
本発明では、支持部材によって吊り荷に対して所定間隔をあけた上方位置で大天秤(揚重冶具)を自立させることができるので、従来のようにクレーン等の揚重機械によって吊り荷の上方に揚重治具を吊った状態で保持しつつ吊り荷の玉掛け作業を行う必要がなくなり、その玉掛け作業の際の揚重機械の占有をなくすことができ、その間、揚重機械で他の作業を行うことが可能となることから作業効率の向上を図ることができる。
また、本発明に係る揚重冶具では、大天秤には、小天秤を載置させるための受けガイドが設けられていることが好ましい。
本発明では、大天秤の受けガイドに小天秤を載置させた状態で大天秤と小天秤とを条材によって連結することができるので、小天秤をクレーン等の揚重機械で吊った状態で保持しつつ両天秤を連結する必要がなくなり、その連結作業の際の揚重機械の占有をなくすことができ、その間、揚重機械で他の作業を行うことが可能となることから作業効率の向上を図ることができる。
本発明の揚重冶具および鉄筋の揚重方法によれば、小天秤と大天秤とを複数の条材で連結できる軽量で且つ簡単な構造で、大天秤に作用する曲げ応力や撓みを抑えることができ、低曲げ剛性の鉄筋などの吊り荷であっても、吊り下げ点を増加させ、その吊り下げ点に対応する位置に複数の条材を設けることで、吊り荷に曲げや撓みを生じさせることなく確実に揚重することができる。
以下、本発明の実施の形態による揚重冶具および鉄筋の揚重方法について、図1乃至図7に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態による吊り天秤を使用した揚重方法の概略を示す斜視図、図2は図1に示す揚重状態の側面図、図3は吊り天秤を上方から見た図、図4はメッシュ筋に対する大天秤の配置状態を示す平面図、図5は大天秤の受けガイドを示す図であって、(a)はその平面図、(b)は(a)に示すA−A線矢視図、(b)は(a)に示すB−B線矢視図、図6は束材に取り付けたフックピースを示す図であって、(a)は第3条材をメッシュ筋に連結する際の状態を示す図、(b)は第3条材をメッシュ筋から外した状態を示す図、図7は大天秤に取り付けたフックピースを示す図である。
図1の符号1は、本実施の形態による吊り天秤1(揚重冶具)を示している。そして、図1および図2に示す吊り天秤1は、吊り荷をなす床配筋用の先組鉄筋(以下、これをメッシュ筋10という)を揚重機械(図1では揚重機械の吊りフック11のみが記載されている)で吊り上げる際に、吊りフック11とメッシュ筋10との間に介在させて使用するものである。ここで、メッシュ筋10は、縦横方向にそれぞれ所定間隔をもって鉄筋を配設した周知のものである(図4参照)。そして、本実施の形態の吊り天秤1では、3組のメッシュ筋10を積み重ねた状態で一度に吊り上げることが可能な構成となっている。なお、図2に示す側面図は、図1に示すC−C線矢視図で一部簡略化した図である。
図1及び図2に示すように、本吊り天秤1は、互いに複数の条材(後述する第2条材5)で繋がれた大小二つの天秤(小天秤2、大天秤3)を備え、揚重作業時には小天秤2が大天秤3より上方に位置されている。すなわち、吊り天秤1は、吊りフック11に第1条材4を介して連結される小天秤2と、その小天秤2の下方に第2条材5(本発明の「条材」に相当する)を介して連結されるとともに、第3条材6によってメッシュ筋10を吊り下げる大天秤3とを備えている。また、吊りフック11の直下に位置する下げ点P1は、小天秤2の枠部材21(後述)を通過した状態で中央条材7によって大天秤3に直接連結されている。
図2および図3に示すように、小天秤2は、角型パイプ等の長尺棒状部材を平面視で四角形状に枠組みさせた枠部材21からなる。枠部材21には、その角部上部にそれぞれ設けられた上部係止部2a、2a、…と、角部下部及び四辺の一辺(角部下部同士を連結する一辺)の軸方向中間部とにそれぞれ配置された下部係止部2b、2b、…とが備えられている。上部係止部2aは一端が吊りフック11に連結される第1条材4の他端を係止させるためのものであり、下部係止部2bは一端が大天秤3に連結される第2条材5の他端を係止させるためのものである。
図1乃至図3に示すように、大天秤3は、角型パイプ等の長尺棒状部材を平面視で四角形状に枠組みさせた枠部材31と、その四角形状の内側に十字状に交差させた補強部材32とから形成されている。枠部材31の四辺の角部には、下方に向けて延びる束材8、8、…(支持部材)が設けられている。束材8、8どうし間の距離は、縦横両方向ともに上述したメッシュ筋10の配筋ピッチの倍数となる寸法をなし、これら束材8、8、…がメッシュ筋10の鉄筋に接触することなく床G上に設置可能となる寸法となっている(図4参照)。束材8は、メッシュ筋10を吊り天秤1に連結させる際において、メッシュ筋10に対して所定間隔をあけた上方位置で大天秤3を自立させるためのものである。
また、大天秤3の枠部材31には、その角部上部及び角部同士を連結する一辺の軸方向中間部にそれぞれ配置された上部係止部3a、3a、…が設けられている。上部係止部3aは、小天秤2に連結される第2条材5の一端を係止させるためのものである。
図5(a)〜(c)に示すように、大天秤3の平面視略中央部の補強部材32上には、小天秤2を所定位置に積載させるための受けガイド33(33A、33B、33C、33D)が設けられている。交差する補強部材32のうち、上方に位置する補強部材32Aには断面視L字形の一対の受けガイド33B、33Dが交差部Oを挟んで対象位置に設けられ、下方に位置する補助部材32Bには断面視でH字形の一対の受けガイド33A、33Cが交差部Oを挟んで対象位置に設けられている。揚重作業を行っていないときには、図5に示す二点鎖線のように、各受けガイド33A〜33Dに小天秤2を係止させて大天秤3上に載置させておくことができる。
また、図6(a)及び図7に示すように、大天秤3の各束材8及び枠部材31、補強部材32には、上述した上部係止部3a、3a、…に対応する位置に第3条材6の一端を係止するためのフックピース34(係止部)が取り付けられている。本実施の形態では、1箇所に3つのフックピース34A、34B、34Cが設けられており、それぞれに第3条材6A、6B、6Cが取り付けられ、それぞれの第3条材6A、6B、6Cが3組のメッシュ筋10、10、10のそれぞれを連結させる構成となっている。
そして、例えば、各第3条材6A、6B、6Cに対して見分けが付くようにそれぞれ異なった色を付しておくことで、3組のメッシュ筋10の玉外しの際に間違えて取り外すことを防ぐことが可能である。なお、第3条材6の先端には、落下防止機能付きフック6aが付いており、図6(b)に示すように、第3条材6をメッシュ筋10に玉掛けしない場合には、落下防止機能付きフック6aをフックピース34に係止させておくことで、使用していない第3条材6をまとめておくことができる。
次に、上述した吊り天秤1の作用について図面を用いて説明する。
図1乃至図3に示すように、本吊り天秤1では、小天秤2が大天秤3に比べて曲げや撓みを低減できる小さな外形であるので、小天秤2に連結される複数の第2条材5、5、…の連結点で生じる曲げに耐え得る構造とすることが可能となる。つまり、例えばメッシュ筋10の吊り下げ点を多数に増やし、大天秤3における吊り下げ点の位置に対応するように第2条材5、5、…の本数を増やすことができる。とくに、本実施の形態では、大天秤3の複数の吊り下げ点のそれぞれに対応する位置に第2条材5、5、…が設けられているので、吊り下げ点にかかる荷重を複数の第2条材5、5、…に伝達させ、さらにそれらの第2条材5、5、…にかかる荷重を大天秤3より曲げや撓みが生じにくい小天秤2でもたせることができる。
そのため、大天秤3に作用する曲げ応力や撓みを抑えることができ、大天秤3の断面二次モーメントを小さくしてつり天秤1の軽量化および小型化を図ることができる。したがって、本実施の形態のような低曲げ剛性のメッシュ筋10などの吊り荷であっても、大天秤3の重量を増加させることのない簡単な構造の吊り天秤1によって、吊り下げ点を増加させてメッシュ筋10の曲げや撓みを生じさせることなく揚重することができる。
次に、上述した吊り天秤1を用いた鉄筋の揚重方法について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本吊り天秤冶具1を用いた鉄筋(メッシュ筋10)の揚重方法は、先ず、床G上に先組みして重ねた状態の複数(ここでは3組)のメッシュ筋10、10、10の上方に吊り天秤1を配置させる。
このとき、吊り天秤1は、大天秤3に設けた受けガイド33(図5参照)上に小天秤2を載置させておくとともに、図4に示すように各束材8、8、…がメッシュ筋10のピッチ間に位置するように配置させる。次いで、図1および図2に示すように、複数の第3条材6、6、…によって大天秤3とメッシュ筋10とを連結するとともに、第1条材4、4、…によって小天秤2と吊りフック11とを連結し、図示しない揚重機械によってメッシュ筋10を揚重する。
なお、第2条材5による小天秤2と大天秤3とは、予め連結しておいてもよく、またメッシュ筋10上に吊り天秤1を配置させたときであってもかまわない。本実施の形態では、大天秤3の受けガイド33に小天秤2を載置させた状態で、大天秤3と小天秤2とを第2条材5によって連結することができるので、小天秤2をクレーン等の揚重機械で吊った状態で保持しつつ両天秤2、3を連結する必要がなくなり、その連結作業の際の揚重機械の占有をなくすことができ、その間、揚重機械で他の作業を行うことが可能となることから作業効率の向上を図ることができる。
また、吊り天秤1では、束材8、8、…によってメッシュ筋10に対して所定間隔をあけた上方位置で自立しているので、従来のようにクレーン等の揚重機械によって吊り荷の上方に吊り天秤を吊った状態で保持しつつ吊り荷の玉掛け作業を行う必要がなくなり、その玉掛け作業の際の揚重機械の占有をなくすことができ、その間、揚重機械で他の作業を行うことが可能となることから作業効率の向上を図ることができる。
また、本吊り天秤1では、大天秤3に複数の第3条材6、6、…のそれぞれに対応する複数のフックピース34が設けられているので、複数の曲げ剛性が小さいメッシュ筋10を一度に揚重することができる。しかも、本実施の形態では、3組の複数のメッシュ筋10のそれぞれに第3条材6A、6B、6C(図6、図7参照)を連結させることができるので、そのうちの1組のメッシュ筋10の第3条材6を外す場合に、外す対象外のメッシュ筋10を外してしまうといった間違いを無くすことができるうえ、それぞれが個別のフックピース34に係止されているので、確認にかかる手間を低減することができる。
上述した本実施の形態による揚重冶具および鉄筋の揚重方法では、小天秤2と大天秤3とを複数の第2条材5、5、…で連結できる軽量で且つ簡単な構造で、大天秤3に作用する曲げ応力や撓みを抑えることができ、低曲げ剛性のメッシュ筋10であっても、吊り下げ点を増加させ、その吊り下げ点に対応する位置に複数の第2条材5、5、…を設けることで、メッシュ筋10に曲げや撓みを生じさせることなく確実に揚重することができる。
以上、本発明による揚重冶具および鉄筋の揚重方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では小天秤2と大天秤3の外形が平面視四角形状をなしているが、これに限定されることはなく、吊り荷の形状、重量などに対応して適宜設定することができる。例えば小天秤2、大天秤3の形状を平面視で三角形状、或いは五角形状としてもかまわない。また、小天秤2、大天秤3の形状が比率を変えた同形状のものでない構成であってもよい。
また、第1〜第3条材4、5、6の取付位置、本数は任意であり、吊り荷の重量、形状、大きさ等に対応して、任意に設定することができる。
さらに、本実施の形態では小天秤2を載置させるための受けガイド33や、大天秤3を床上に自立させるための束材8を大天秤3に設けた構成となっているが、これら受けガイド33、束材8を設けない構造の吊り天秤であってもかまわない。
本発明の実施の形態による吊り天秤を使用した揚重方法の概略を示す斜視図である。 図1に示す揚重状態の側面図である。 吊り天秤を上方から見た図である。 メッシュ筋に対する大天秤の配置状態を示す平面図である。 大天秤の受けガイドを示す図であって、(a)はその平面図、(b)は(a)に示すA−A線矢視図、(b)は(a)に示すB−B線矢視図である。 束材に取り付けたフックピースを示す図であって、(a)は第3条材をメッシュ筋に連結する際の状態を示す図、(b)は第3条材をメッシュ筋から外した状態を示す図である。 大天秤に取り付けたフックピースを示す図である。
符号の説明
1 吊り天秤(揚重冶具)
2 小天秤
3 大天秤
33 受けガイド
34 フックピース
4 第1条材
5 第2条材
6 第3条材
7 中央条材
8 束材(支持部材)
10 メッシュ筋(鉄筋、吊り荷)
11 吊りフック

Claims (5)

  1. 吊り荷と揚重機械の吊りフックとの間に介在させて使用する揚重冶具であって、
    前記吊りフックに連結される小天秤と、
    前記吊り荷を吊り下げるとともに、前記小天秤に複数の条材を介して連結される大天秤と、
    を具備し、
    揚重時において、前記小天秤は、前記吊り荷と前記大天秤との間に配置されていることを特徴とする揚重冶具。
  2. 前記大天秤は、前記吊り荷を吊り下げるための複数の吊り下げ点を有し、
    前記条材は、複数の前記吊り下げ点のそれぞれに対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の揚重冶具。
  3. 前記大天秤には、前記大天秤の重量を支える支持部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の揚重冶具。
  4. 前記大天秤には、前記小天秤を載置させるための受けガイドが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の揚重冶具。
  5. 鉄筋を複数の吊り下げ点によって大天秤で吊り下げるとともに、その大天秤の上方に条材を介して小天秤を連結し、
    該小天秤を揚重機械の吊りフックに連結し、前記小天秤を前記大天秤と前記吊りフックとの間に介在させて揚重するようにしたことを特徴とする鉄筋の揚重方法。
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