JP2009190616A - トラクタのブレーキ操作機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 左右一対のサイドブレーキペダル5a,5bに連係した左右後車輪用の左右のサイドブレーキ3a,3bを駐車用の駐車ブレーキペダル8に連係したトラクタのブレーキ操作機構において、駐車ブレーキペダル8の踏み込み操作で左右のサイドブレーキ3a,3bが制動状態となり、この制動状態から駐車ブレーキペダル8を再度踏み込み操作することでサイドブレーキ3が制動解除されるペダル踏み込み式制動解除切換え機構を備えてあることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
或いは特許文献1の図4〜図7や図8〜図10に示されているように、駐車ブレーキペダルの踏み面をペダルアームに対して揺動自在に設けて、左右のサイドブレーキが制動解除されているときに駐車ブレーキペダルの踏み面の前端を踵で強く踏みつけて、踏み面をペダルアームに沿う姿勢に対して後部を上昇する姿勢に揺動させた状態で踏み込んで離すと、爪が係合して左右のサイドブレーキを制動状態に操作及び保持することができ、左右のサイドブレーキを制動解除するときには、ペダルの踏み面を逆に揺動させることによって係止爪を外し、その状態を維持しながら駐車ブレーキペダルを上昇復帰させることにより左右のサイドブレーキが制動解除される。
本発明の第1特徴は、運転座席の前方に位置するステップフロアにおける運転座席を中心とした前部の左右一側に、左右後車輪用の左右のサイドブレーキに各別に第1連係機構を介して連係させた左右一対のサイドブレーキペダルを近接配備し、ステップフロアの後部の左右一側における運転座席近傍の側方下方に、左右のサイドブレーキに第2連係機構を介して連係させた駐車用の駐車ブレーキペダルを設け、駐車ブレーキペダルを踏み込み操作することにより左右のサイドブレーキを制動状態に操作及び保持可能に構成してあるトラクタのブレーキ操作機構において、
前記駐車ブレーキペダルはペダルアームに固定された踏み面を備え、左右のサイドブレーキが制動解除されている状態で、駐車ブレーキペダルの踏み面を下方に踏み込み操作することにより左右のサイドブレーキが制動状態となり、このサイドブレーキの制動状態から駐車ブレーキペダルの踏み面を再度踏み込み操作することで制動状態にあるサイドブレーキが制動解除されるペダル踏み込み式制動解除切換え機構を備えた点にある。
本発明の第1特徴によると、運転席前方の左右のサイドブレーキペダルは第1連係機構を介して、運転席近傍の側方下方の駐車ブレーキペダルは第2連係機構を介して左右のサイドブレーキに連係している。これにより、右のサイドブレーキペダルを踏み込み操作することにより、右のサイドブレーキを制動状態に操作することができ、左のサイドブレーキペダルを踏み込み操作することにより、左のサイドブレーキを制動状態に操作することができる。駐車時には、駐車ブレーキペダルの操作だけで左右のサイドブレーキを制動状態に操作及び保持することができ、サイドブレーキを駐車ブレーキとして使用する。
本発明の第1特徴によると、駐車ブレーキペダルの踏み方に気を使うことなく容易に、駐車ブレーキペダルによる左右のサイドブレーキの制動状態への操作及び保持、並びに制動解除が行えるに至った。
本発明の第2特徴は、第1特徴の発明において、左右一対のサイドブレーキペダルをステップフロアにおける運転座席を中心とした前部の右側に配置し、主クラッチ用の主クラッチペダルを前記ステップフロアにおける運転座席を中心とした前部の左側に配置し、駐車ブレーキペダルを主クラッチペダルの後方に配置した点にある。
トラクタにおいては左からの乗り降りが普通になっている。中型機では、右側に多くの操作レバーが配置されており、右からの乗り降りが左側の乗り降りに比べて行い難い。特にミッドマウント型のモアを備えたトラクタでは、右にディスチャージ口があり、右からの乗り降りが行い難い。
本発明の第2特徴によると、駐車ブレーキペダルを座席近傍の左側下方に設けてあるから、乗り降りのときに駐車ブレーキペダルの突出具合を目視でき、駐車ブレーキの踏み込み操作忘れがあれば気づきやすく、操作忘れがあれば降車時に駐車ブレーキペダルの踏み込み操作が行える。
又、降車した状態のままでも駐車ブレーキペダルを手動操作することにより、簡単に左右のサイドブレーキの制動状態への操作及び保持、並びに制動解除を行うことができる。
本発明の第2特徴によると、降車時に駐車ブレーキペダルの踏み込み操作忘れを少なくすることができる利点がある。又、降車した状態で駐車ブレーキペダルを簡単に手動操作できる利点がある。
本発明の第3特徴は、第1または第2特徴の発明において、左右のサイドブレーキと左右一対のサイドブレーキペダルとを連係している第1連係機構と、左右のサイドブレーキと駐車ブレーキペダルとを連係している第2連係機構とのそれぞれに融通機構を設け、前記融通機構を介してサイドブレーキペダルを踏み込み操作したときには駐車ブレーキペダルを作動させないで左右のサイドブレーキを制動作動させ、且つ駐車ブレーキペダルを踏み込み操作したときにはサイドブレーキペダルを作動させないで左右のサイドブレーキを制動作動させるように構成した点にある。
本発明の第3特徴によると、左右のサイドブレーキペダルを踏み込み操作しているときは駐車ブレーキペダルを作動させず、駐車ブレーキペダルを踏み込み操作しているときは左右のサイドブレーキペダルを作動させないので、特に駐車ブレーキペダルを踏み込み操作するときは、従来構造のものに比べて、駐車ブレーキペダルの踏み込み操作が軽く行え、駐車ブレーキペダルの解除操作時に左右のサイドブレーキペダルの急激な復帰による衝撃音を発生させることもない。
又、左右のサイドブレーキペダルを踏み込み操作した状態で駐車ブレーキペダルを踏み操作することもでき、この場合は駐車ブレーキペダルの踏み込み操作を軽い踏み込み操作力で行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明の第3特徴によると、駐車ブレーキペダルの操作が容易簡単な上に軽く操作できる。特にサイドブレーキペダルを操作して停車した直後に駐車ブレーキペダルを踏み込み操作するとき等にはサイドブレーキペダルを踏みながら駐車ブレーキペダルを操作することで、簡単確実にしかも軽い操作で楽に駐車ブレーキペダルの操作を行うことができる。
駐車ブレーキペダル8による踏み込みの繰り返しだけで、左右のサイドブレーキ3a,3bの制動・制動解除を行う係合離脱機構を本発明ではペダル踏み込み式制動解除切換え機構と呼称する。
ブレーキスイッチ72は左右のサイドブレーキペダル5a,5bの操作系における少なくとも左右いずれか一方、即ち、上記実施形態とは逆に右の操作ロッド33に対してのみ設けてもよく、又、左右の操作ロッド33に設けたブレーキスイッチ72を並列回路で接続してもよい。
2 ステップフロア
3 サイドブレーキ
4 第1連係機構
5 サイドブレーキペダル
7 第2連係機構
8 駐車ブレーキペダル
9 ペダルアーム
12 主クラッチペダル
Claims (3)
- 運転座席の前方に位置するステップフロアにおける運転座席を中心とした前部の左右一側に、左右後車輪用の左右のサイドブレーキに各別に第1連係機構を介して連係させた左右一対のサイドブレーキペダルを近接配備し、前記ステップフロアの後部の左右一側における前記運転座席近傍の側方下方に、前記左右のサイドブレーキに第2連係機構を介して連係させた駐車用の駐車ブレーキペダルを設け、前記駐車ブレーキペダルを踏み込み操作することにより前記左右のサイドブレーキを制動状態に操作及び保持可能に構成してあるトラクタのブレーキ操作機構において、
前記駐車ブレーキペダルはペダルアームに固定された踏み面を備え、前記左右のサイドブレーキが制動解除されている状態で、前記駐車ブレーキペダルの踏み面を下方に踏み込み操作することにより前記左右のサイドブレーキが制動状態となり、このサイドブレーキの制動状態から前記駐車ブレーキペダルの踏み面を再度踏み込み操作することで制動状態にある前記サイドブレーキが制動解除されるペダル踏み込み式制動解除切換え機構を備えてあるトラクタのブレーキ操作機構。 - 左右一対の前記サイドブレーキペダルを前記ステップフロアにおける運転座席を中心とした前部の右側に配置し、主クラッチ用の主クラッチペダルを前記ステップフロアにおける運転座席を中心とした前部の左側に配置し、前記駐車ブレーキペダルを前記主クラッチペダルの後方に配置してある請求項1記載のトラクタのブレーキ操作機構。
- 前記左右のサイドブレーキと前記左右一対のサイドブレーキペダルとを連係している前記第1連係機構と、前記左右のサイドブレーキと前記駐車ブレーキペダルとを連係している前記第2連係機構とのそれぞれに融通機構を設け、前記融通機構を介して前記サイドブレーキペダルを踏み込み操作したときには前記駐車ブレーキペダルを作動させないで左右のサイドブレーキを制動作動させ、且つ前記駐車ブレーキペダルを踏み込み操作したときにはサイドブレーキペダルを作動させないで左右のサイドブレーキを制動作動させるように構成してある請求項1または2記載のトラクタのブレーキ操作機構。
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2008
- 2008-02-15 JP JP2008034685A patent/JP4764437B2/ja active Active
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