JP2009189433A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥工程において生じる高温多湿の空気を筐体内に滞留させずに十分に筐体外へ排出でき,そのため,被洗濯物の乾燥効率の向上及び前記筐体内における結露水発生の防止を実現することができる洗濯乾燥機を提供すること。
【解決手段】水槽内へ供給された空気を,水槽外であって筐体内の所定の空間へ排出させる第1排出手段と,筐体に設けられ,筐体内の空気を筐体外へ排出させる空気排出部と,筐体外又は筐体内の空気を所定の空間を経て空気排出部へ送出することによって,第1排出手段によって水槽内から所定の空間へ排出された空気を筐体外へ排出させる第2排出手段とを具備してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は,洗濯乾燥機に関し,乾燥工程において生じる高温多湿の空気を筐体内に滞留させずに十分に筐体外へ排出でき,そのため,被洗濯物の乾燥効率の向上及び前記筐体内における結露水発生の防止を実現することができる洗濯乾燥機に関するものである。
従来より,被洗濯物の洗濯工程,すすぎ工程,脱水工程,乾燥工程といった一連の工程を自動的に実行する全自動式の洗濯乾燥機が知られているが,この種の洗濯乾燥機の乾燥工程においては,筐体外又は筐体内から取り込んで加熱した空気を前記水槽内へ供給しながらパルセータ(撹拌翼)を回転させることにより,前記被洗濯物を前記水槽内で随時入れ換えながら気化熱を与えて水分を気化させている。
ところが,この種の洗濯乾燥機は,前記被洗濯物に気化熱を与えた後の高温多湿の空気が,前記水槽内や,前記水槽上部と上蓋との間の空間,あるいは,前記水槽周側面と前記筐体周側面との間の空間等に滞留する傾向にあるので,以下の問題が生じていた。
第1に,前記水槽内に滞留した高温多湿の空気による影響を受けて前記被洗濯物の乾燥効率が悪化する問題がある。
第2に,前記水槽上部と前記上蓋との間の空間や,前記水槽周側面と前記筐体周側面との間の空間に滞留した高温多湿の空気と前記筐体外との温度差によっては,前記上蓋内表面や前記筐体内周側面に結露水が付着する傾向にあり,そのため,前記上蓋内表面に付着した前記結露水が前記上蓋を開けたときに前記水槽上部に落下したり,前記筐体内周側面に付着した前記結露水が前記筐体内周側面を下方に伝って床面に落下する問題がある。
これら第1,第2の問題を解決するためには,前記乾燥工程に伴って生じる前記水槽内の高温多湿の空気を前記筐体内に滞留させることなく,十分に前記筐体外へ排出する必要がある。
一方,特許文献1で提案されている洗濯乾燥機は,水槽上部に,前記水槽内で生じた高温多湿の空気を前記水槽外へ排出するための複数のスリット溝を設けるとともに,前記上蓋と一体の外周フランジ部に,前記複数のスリット溝を通じて前記水槽外へ排出された前記高温多湿の空気を前記筐体外へ排出するための通風部を設けている。
特開2004−113709号公報
ところが,前記特許文献1で提案されている洗濯乾燥機においては,前記水槽内で生じた高温多湿の空気を,前記複数のスリット溝及び前記通風部を経て前記筐体外へ排出するという自然排気を行っているため,前記水槽内で生じた高温多湿の空気を十分に前記筐体外へ排出できているとは言い難い。
そのため,依然として,前記水槽内に滞留した高温多湿の空気の影響による前記被洗濯物の乾燥効率の低下,及び,前記上蓋内表面や前記筐体内周側面における結露水の付着を防止するには至っていない。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,乾燥工程において生じる前記高温多湿の空気を前記筐体内に滞留させずに十分に前記筐体外へ排出でき,そのため,前記被洗濯物の乾燥効率の向上及び前記筐体内における結露水発生の防止を実現することができる洗濯乾燥機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,
筐体内に,上部に開口が設けられた水槽と,該水槽内で回転可能に支持された洗濯兼脱水槽と,を具備し,前記筐体外又は前記筐体内の空気を加熱して前記水槽内へ供給し,前記洗濯兼脱水槽内の被洗濯物を乾燥させてなる洗濯乾燥機において,
前記水槽内へ供給された前記空気を,前記水槽外であって前記筐体内の所定の空間へ排出させる第1排出手段と,
前記筐体に設けられ,前記筐体内の空気を前記筐体外へ排出させる空気排出部と,
前記筐体外又は前記筐体内の前記空気を前記所定の空間を経て前記空気排出部へ送出することによって,前記第1排出手段によって前記水槽内から前記所定の空間へ排出された前記空気を前記筐体外へ排出させる第2排出手段と,
を具備してなる洗濯乾燥機に係る発明である。
本発明においては,前記第1排出手段によって前記水槽内の高温多湿の空気が前記水槽外であって前記筐体内の所定の空間へ排出され,且つ,前記所定の空間に排出された前記高温多湿の空気が,前記第2排出手段によって前記空気排出部へ送出される前記空気の流れに押されて強制的に前記筐体外へ排出されるので,前記水槽内で生じた高温多湿の空気が,前記水槽内,前記上蓋と前記水槽上部との間の空間,及び,前記水槽周側面と前記筐体周側面との間の空間に滞留することなく,効率よく前記筐体外へ排出される。
即ち,本発明によれば,乾燥工程において生じる前記高温多湿の空気を前記筐体内に滞留させずに効率よく前記筐体外へ排出することができ,そのため,前記被洗濯物の乾燥効率の向上及び前記筐体内における結露水発生の防止を実現することができる。
また,本発明における洗濯乾燥機が,
送風源から前記水槽内の空間を経て前記所定の空間へ至る第1送風経路と,
送風源から前記所定の空間を経て前記空気排出部へ至る第2送風経路と,
を具備してなることが考えられる。
このような2つの送風経路という簡単な構成によって乾燥効率を向上させることができるので,費用対効果の点で大きなコストダウンを達成し得る。
また,本発明においては,前記第1送風経路内において送風される前記空気を加熱する加熱手段が前記第1送風経路に設けられることが考えられる。
このような構成であれば,前記第1送風経路を通る全ての空気を効率よく加熱することができる。
また,本発明における洗濯乾燥機における前記第1排出手段及び前記第2排出手段が共通の送風源によって前記空気を排出するものも考えられる。
前記水槽内に高温且つ乾いた空気を供給するための送風源とは別途に,前記水槽内から前記所定の空間へ排出された前記高温多湿の空気を前記筐体外へ排出するための送風源を具備しなくても,前記水槽内から前記所定の空間へ排出された前記高温多湿の空気を前記筐体外へ排出することができ,そのため,低コストを図ることができるからである。
また,本発明における洗濯乾燥機は
前記送風源と,
前記送風源によって前記水槽内へ前記空気を供給するための第1風導部材と,
前記送風源によって前記所定の空間を経て前記空気排出部へ前記空気を送出するための第2風導部材と,
で構成されてなる乾燥ユニットを具備して構成されてもよい。
このような乾燥ユニットでは,2つの風導部材という簡易な構成で高温多湿の空気を前記筐体外へ排出させることができ,コストダウンに寄与し得ると共に,乾燥ユニットとして交換可能であるので,これら2つの風導部材の交換が容易である。
また,本発明の洗濯乾燥機として,
前記第1排出手段が,前記水槽に設けられた前記開口を含んでおり,前記水槽内へ供給された前記空気が上昇気流となって前記開口を経て前記所定の空間へ排出されるものが考えられる。
単純に開口を設けるだけで高温多湿の空気を前記所定の空間へ導くことができ,そのため,コストダウンに寄与し得るからである。
更に,本発明の洗濯乾燥機として,
前記水槽は,その上部に設けられた水槽カバーにより前記開口が閉じられることによって,略閉塞空間が形成されてなり,
前記第1排出手段が,前記水槽内の空気を前記所定の空間へ案内する排気部材及び前記送風源を含んでおり,
該送風源によって前記筐体外又は前記筐体内の空気を前記水槽内へ供給することによって,前記水槽内の前記空気を前記排気部材を経て前記所定の空間へ排出させるものも考えられる。
前記水槽内の高温多湿の空気を前記送風源によって強制的に前記排気部材へ導くことができ,そのため,前記水槽内の高温多湿の空気を前記水槽外へ効率よく排出させることができるからである。
また,本発明における前記空気排出部が,前記筐体に形成された複数のテーパー状スリットで構成されてなり,
前記第2排出手段が,前記第1排出手段により前記水槽外へ排出された空気を前記いずれかのテーパー状スリットの方向に付勢する気流吹出開口によって構成されてなることが考えられる。
前記第1排出手段によって前記所定の空間へ排出された前記水槽内の高温多湿の空気が,前記第2排出手段による空気の流れに押されて強制的にいずれかのテーパー状スリットに到達でき,そのため,前記高温多湿の空気の前記筐体外への排出効率が高まるからである。
本発明によれば,前記第1排出手段によって前記水槽内の高温多湿の空気が前記水槽外であって前記筐体内の所定の空間へ排出され,且つ,前記所定の空間に排出された前記高温多湿の空気が,前記第2排出手段によって前記空気排出部へ送出される前記空気の流れに押されて強制的に前記筐体外へ排出されるので,前記水槽内で生じた高温多湿の空気が,前記水槽内,前記上蓋と前記水槽上部との間の空間,及び,前記水槽周側面と前記筐体周側面との間の空間に滞留することなく,効率よく前記筐体外へ排出される。
そのため,乾燥工程において生じる前記高温多湿の空気を,前記第1排出手段及び前記第2排出手段によって強制的に前記筐体外へ排出することができるので,前記被洗濯物の乾燥効率を向上させることができる。
特に,前記第1排出手段及び前記第2排出手段が共通の送風源によって前記空気を排出する本発明における洗濯乾燥機によれば,前記水槽内に高温且つ乾いた空気を供給するための送風源とは別途に,前記水槽内から前記所定の空間へ排出された前記高温多湿の空気を前記筐体外へ排出するための送風源を具備しなくても,前記水槽内から前記所定の空間へ排出された前記高温多湿の空気を前記筐体外へ排出することができ,低コストを図ることができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は,本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xの側断面図,図2は,本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xに含まれる水槽9部分の平面図,図3は,図2におけるA−A線矢視断面図であって本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xの主要部分の側断面図,図4は,本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xに含まれる乾燥ユニットの背面図,をそれぞれ示している。
まず,図1を参照しつつ,本発明の実施形態に係る洗濯乾燥機Xについて説明する。尚,図1において,左側が前記洗濯乾燥機Xの正面側を示しており,右側が前記洗濯乾燥機Xの背面側を示している。
本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xの筐体1内には,上部に開口90が設けられた水槽9と,前記水槽9内で回転可能に支持された洗濯兼脱水槽10とが設けられており,前記洗濯乾燥機Xは,洗濯兼脱水槽10に被洗濯物12が収容された状態で,洗濯工程,すすぎ工程,脱水工程,乾燥工程を順番に行う全自動式の洗濯乾燥機とされている。
尚,前記洗濯兼脱水槽10は,前記水槽9の内部において鉛直な回転軸を中心として回転可能であって,且つ,その周側面上には多数の脱水孔が形成されている。
本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xでは,前記洗濯乾燥機Xは,前記洗濯工程及び前記すすぎ工程を行う際には,給水部21によって,図示しない給水経路を通じて水槽9内へ給水を行い,前記水槽9が一定量の水で満たされた後,前記洗濯兼脱水槽10の下部に取り付けられたパルセータ(撹拌翼)16を回転させて,水槽9内の水を流動させる。
次に,前記洗濯乾燥機Xは,前記被洗濯物12の脱水工程を行なう際には,排水部20によって前記水槽9内の水を排水させ,その後,前記洗濯兼脱水槽10を前記回転軸を中心に回転させて,その遠心力によって,前記被洗濯物12に付着した水分を前記洗濯兼脱水槽10外へ吹き飛ばす。
次に,前記洗濯乾燥機Xは,前記被洗濯物12の乾燥工程を行なう際には,前記水槽9の上部から高温且つ乾いた空気を前記被洗濯物12に吹き付けながら前記パルセータ16を回転させる。これにより,前記高温且つ乾いた空気が,前記洗濯兼脱水槽10内の全ての前記被洗濯物12へ満遍なく行き渡る。
以下,このような実施形態の洗濯乾燥機Xの構成について,図1〜図4を用いて更に詳述する。
本実施形態の洗濯乾燥機Xでは,図1に示すように,筐体1が,直方体形状等の所定形状とされ,上部,底部及び背面部に開口200,201,202が形成された金属又は合成樹脂製の本体部2と,図示しない操作パネルや制御部が内蔵され,前記本体部2上部に形成された前記開口200の内周に略環状に取り付けられた合成樹脂製の上面板3と,前記本体部2上部に形成された前記開口200の内周に又は前記上面板3の上部に取り付けられた合成樹脂製のバックパネル4と,複数のテーパー状スリット6(本発明における空気排出部の一例)が形成され,前記本体部2背面部に形成された前記開口201を覆うように取り付けられた金属製のバックカバー5と,四隅に脚部8が設けられ,前記本体部2底部に形成された前記開口202の内周に取り付けられたベース部7と,を備えて概略構成される。
そして,前記本体部2の上部に形成された前記開口200は,前記上面板3の内縁に沿った形状とされ,図示しないヒンジ部によって開閉可能に取り付けられた上蓋15によって閉じられている。また,前記バックパネル4の内部には,後述する乾燥ユニットX1が設けられている。
そして,前記筐体1内部では,前記水槽9が,図示しないサスペンション部材によって該水槽9における水平面上で揺動可能に吊り下げ支持されている。
更に,水槽9上部には開口90が形成されており,該開口90は,水槽カバー13及び該水槽カバー13に図示しないヒンジ部によって開閉可能に取り付けられた内蓋14によって閉じられており,前記水槽9内部が閉塞空間として構成されている。
また,水槽9上部に設けられた水槽カバー13には,図2及び図3に示すように開口31が形成されてなり,該開口31には,前記水槽9内の高温多湿の空気を前記水槽9外であって前記筐体内1の所定の空間33へ排出するために気流を案内するダクト構造をなす排気部材32が取り付けられている。
ここに,前記所定の空間33の一例として,その形成位置については,例えば図3に示すように,前記水槽カバー13の上部で,且つ,前記筐体1内の空間であって,前記排気部材32に形成された開口320及び後述する乾燥ユニットX1に形成された気流吹出開口29近傍空間が考えられる。前記,開口320には,図3に示すように,被洗濯物から発生する乾燥した糸くずを捕集する乾燥糸くずフィルタ321が設けられていることが望ましい。
また,機能的には,後述するターボファン22によって吹き出され,前記テーパー状スリット6へ向かう空気流(図中破線矢印F1で示す)と,前記排気部材32に案内されて前記ターボファン22の吹出部へ向かう空気流(図中破線矢印F2で示す)とが出会う空間であることが望ましい。
本実施形態の洗濯乾燥機Xにおいては,前記排気部材32及び後述するターボファン22(本発明における送風源の一例)を少なくとも含んで本発明における第1排出手段が具現化されている。そして,前記ターボファン22によって前記水槽9内へ供給された高温且つ乾いた空気が,前記水槽9内部に形成された前記閉塞空間内に吹き込まれることによって前記被洗濯物12の水分を奪い,前記水槽9内に高温多湿の空気を生じさせる。
この高温多湿の空気は,前記ターボファン22によって供給された前記高温且つ乾いた空気の流れに押されて,前記排気部材32,前記乾燥糸くずフィルタ321及びその開口320を通じて強制的に前記所定の空間33へ排出される。
また,本実施形態の洗濯乾燥機Xにおいては,本発明における前記第1排出手段が前記水槽9に設けられた開口90のみを少なくとも含んで具現化されることも考えられる。前記所定の空間33の位置を前記開口90の出口近傍に設定すれば,前記水槽9内の高温多湿の空気が,上昇気流となって前記開口90のみを通じて所定の空間33へ排出される。
更に,本実施形態の洗濯乾燥機Xにおいては,本発明における前記第1排出手段が前記排気部材32のみを含んで具現化されることも考えられる。この場合,前記水槽9内の高温多湿の空気が上昇気流となって前記排気部材32の開口320を通じて前記所定の空間33へ排出される。
また,本実施形態の洗濯乾燥機Xにおいては,本発明における第2排出手段は,前記ターボファン22(前記送風源の一例)及び前記テーパー状スリット6を少なくとも含んで具現化されており,前記ターボファン22が,前記筐体1外又は前記筐体1内の空気を前記所定の空間33を経て前記テーパー状スリット6へ送出することによって,前記第1排出手段によって前記水槽9内から前記所定の空間33へ排出された前記高温多湿の空気が,前記筐体1外へ排出される。
図1及び図3に示すように,前記洗濯乾燥機Xにおける前記洗濯兼脱水槽10の周側面上部には,塩水が封入されたバランサ11が環状に取り付けられており,前記被洗濯物12の脱水工程において洗濯兼脱水槽10を高速回転させた際に,その振動を抑制する。
また,図1において,前記洗濯乾燥機Xにおける前記筐体1内において,前記水槽9よりも下部には,モータ17,モータ17の出力回転を伝動するベルト伝導機構18,及びクラッチ・ブレーキ機構19が設けられており,モータ17,ベルト伝導機構18,クラッチ・ブレーキ機構19は,前記洗濯工程,前記すすぎ工程,前記乾燥工程において,前記パルセータ16の回転,回転停止,及び回転方向を制御する。また,前記脱水工程において,前記洗濯兼脱水槽10の回転,回転停止,及び回転方向を制御する。
そして,本実施形態における洗濯乾燥機Xでは,前記バックパネル4の内部には,前記乾燥工程において使用される前記乾燥ユニットX1が設けられている。
該乾燥ユニットX1は,図4に示される如く,前記ターボファン22と,前記ターボファン22によって前記水槽9内へ前記筐体1外又は前記筐体1内の空気を供給するための第1風導部材24と,前記ターボファン22によって前記所定の空間33を経て前記筐体1外又は前記筐体1内の空気を前記テーパー状スリット6へ送出する第2風導部材28と,を備えて概略構成される。
前記ターボファン22には,通常のターボファンと異なり空気の吹出口が2個(吹出口24a及び吹出口28a)形成され,1個の吹出口24aは第1風導部材24に連通し,他の吹出口28aは第2風導部材28に連通している。
即ち,前記乾燥ユニットX1は,図4に示すように,筐体1内又は筐体1外の空気を取り入れて前記水槽9内に供給するためのターボファン22と,筐体1内又は筐体1外の空気の該ターボファン22への入口である吸気口23と,前記ターボファン22の上部を基点として形成され,前記水槽カバー13(図2参照)に設けられた吹込口27(図2参照)に至る第1風導部材24(図2及び図4参照)と,該第1風導部材24に設けられ,前記ターボファン22によって取り込まれた前記筐体1内又は前記筐体1外の空気を加熱するヒータ(本発明における加熱手段の一例)25(図2参照)と,前記ターボファン22を回転させるモータ26(図1参照)と,前記ターボファン22を基点として形成され,前記テーパー状スリット6のテーパー方向を向いた気流吹出開口29(図2及び図4参照)に至る第2風導部材28(図2及び図4参照)と,を備えている。
このような構成の前記乾燥ユニットX1では,前記ターボファン22,前記吸気口23,前記ヒータ25が設けられた第1風導部材24,が後述する本発明における第1送風経路R1(図1及び図3に実線矢印で示す)の一部をなし,前記ターボファン22,前記吸気口23,前記第2風導部材28,前記第2風導部材28に設けられた前記気流吹出開口29,が後述する本発明における第2送風経路R2(図1及び図3に破線矢印で示す)の一部をなす。
前記乾燥ユニットX1では,前記乾燥工程において,前記ターボファン22が回転することで前記吸気口23から前記空気が取り込まれ,取り込まれた前記空気の一部が,前記ヒータ25が設けられた前記第1風導部材24に送出されることによって,高温且つ乾いた空気が前記吹込口27を通じて前記水槽9内に供給されると共に,前記水槽9内で湿気と出会うことで高温多湿となった空気が,前記排気部材32に導かれて前記所定の空間33に吹き出される。
一方,前記乾燥ユニットX1では,前記ターボファン22の回転により前記吸気口23から取り込まれた前記空気の一部が,前記第2風導部材28に送り出されることによって,その出口(前記気流吹出開口29)を経て前記所定の空間33に吹き出され,更にこの所定の空間33を経て前記テーパー状スリット6へ送り出される。
従って,前記乾燥ユニットX1における前記ターボファン22は,前記乾燥工程において,乾燥用の高温且つ乾いた空気を前記水槽9内に供給でき,そのため,前記被洗濯物12の乾燥を行うことができる。
また,前記ターボファン22は,前記被洗濯物12の乾燥によって生じた高温多湿の空気を前記所定の空間33へ排出すると共に,この高温多湿の空気を,前記所定の空間33において,前記第2風導部材28の前記気流吹出開口29から出た空気流により前記テーパー状スリット6方向へ付勢して前記筐体1外へ排出させることができる。
尚,この実施形態に係る乾燥ユニットX1では,本発明における前記送風源が前記ターボファン22で構成されているため,前記第1風導部材24及び前記第2風導部材28が前記ターボファン22に続く送風経路として構成されている。
また,前記乾燥ユニットX1は,前記水槽9内に前記高温多湿の空気を供給することによって,前記水槽9内の高温多湿の空気を前記所定の空間33へ排出するための送風源,及び,前記所定の空間33に排出された前記空気を前記テーパー状スリット6を通じて前記筐体1外へ排出するための送風源を別々に具備することも考えられる。
次に,本実施形態における前記排気部材32,前記乾燥ユニットX1及び前記テーパー状スリット6の前記筐体1内における位置関係について図3を用いて説明する。
図3は,図2における洗濯乾燥機XのA−A線矢視断面図であって,本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xの主要部分の側断面図である。
尚,図3では,前記排気部材32,前記乾燥ユニットX1及び前記テーパー状スリット6の前記筐体1内における位置関係や,第1送風経路(図中実線矢印R1で示す)及び第2送風経路(図中破線矢印R2で示す)の理解を容易とするために,図2におけるA−A線矢視断面図においては表現することができない部分を破線で示し,且つ,図2において表現されていないバックパネル4,バックカバー5及び上蓋15を実線で示している。
図示するように,前記排気部材32の開口320が,前記乾燥ユニットX1の気流吹出開口29の方向を向いている。また,前記乾燥ユニットX1の気流吹出開口29が,前記第2風導部材28に形成された屈曲30によって前記テーパー状スリット6のテーパー方向に向けられている。
このように,前記排気部材32,前記乾燥ユニットX1及び前記テーパー状スリット6を前記位置関係とすることによって,前記排気部材32の開口320を通じて前記所定の空間33へ排出された前記高温多湿の空気が,前記乾燥ユニットX1の気流吹出開口29より前記テーパー状スリット6に向けて送出される高温且つ乾いた空気(図中破線矢印F1で示す)によって,前記水槽9とバックパネル5とで挟まれた空間を流れるため,前記排気部材32の開口320を通じて前記所定の空間33へ排出された前記高温多湿の空気が,前記破線矢印F1で示す空気流に押されて前記筐体1外へ効率良く排出される。
また,前記排気部材32の開口320を通じて前記所定の空間33へ排出された前記高温多湿の空気が,前記テーパー状スリット6が形成された前記バックパネル5と前記水槽9とで挟まれた空間を流れるため,前記乾燥ユニットX1の気流吹出開口29に対向する前記テーパー状スリット6から排出されずに残留した前記空気が,該テーパー状スリット6より下方に形成された他のテーパー状スリット6(図1参照)から排出される。そのため,前記筐体1外への排出効率が更に向上する。
次に,図1及び図3を用いて,前記乾燥ユニットX1を具備した本実施形態の洗濯乾燥機Xの構成を空気の流れに着目して説明する。
本実施形態の洗濯乾燥機Xは,上述の空気の流れを具現化するために,前記ターボファン22から前記水槽9内の空間を経て前記所定の空間33へ至る前記第1送風経路R1と,前記ターボファン22から前記所定の空間33を経て前記テーパー状スリット6へ至る前記第2送風経路R2と,を具備している。
このような実施形態の洗濯乾燥機Xによれば,前記乾燥工程において,前記吸気口23より第1風導部材24に取り込まれた空気(矢印a)は,ヒータ25を通る際に加熱されて80℃程度の高温且つ乾いた空気となり,吹込口27を通じて水槽9内に供給される(矢印b)。
前記水槽9内に供給された前記高温且つ乾いた空気は,前記洗濯兼脱水槽10内の前記被洗濯物12を通過して,前記被洗濯物12の水分を気化させる(矢印c)。
前記水槽9内で前記被洗濯物12を通過して水分を気化させた前記高温且つ乾いた空気は高温多湿の空気となって,前記乾燥糸くずファイルタ321で被洗濯物から発生した乾燥した糸くずが捕集された後,前記排気部材32の開口320を通じて前記所定の空間33へ排出される(矢印d,矢印e,矢印f)。
その際,前記乾燥ユニットX1の気流吹出開口29から前記テーパー状スリット6へ向けて乾いた空気が送出されているので,前記所定の空間33へ排出された高温多湿の空気が,バックカバー5に沿って流れ(矢印g),そして,テーパー状スリット6を通じて筐体1外に排出される(矢印h)。
本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xの側断面図。 本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xに含まれる水槽9部分の平面図。 図2におけるA−A線矢視断面図であって本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xの主要部分の側断面図。 本発明の実施の形態に係る洗濯乾燥機Xに含まれる乾燥ユニットX1の背面図。
符号の説明
X…洗濯乾燥機
X1…乾燥ユニット
R1…第1送風経路
R2…第2送風経路
1…筐体
6…テーパー状スリット(本発明における空気排出部の一例)
9…水槽
10…洗濯兼脱水槽
12…被洗濯物
13…水槽カバー
22…ターボファン(本発明における送風源の一例)
24…第1風導部材
25…ヒータ(本発明における加熱手段の一例)
28…第2風導部材
29…気流吹出開口
32…排気部材
33…所定の空間
90…開口
321…乾燥糸くずフィルタ

Claims (8)

  1. 筐体内に,上部に開口が設けられた水槽と,該水槽内で回転可能に支持された洗濯兼脱水槽と,を具備し,前記筐体外又は前記筐体内の空気を加熱して前記水槽内へ供給し,前記洗濯兼脱水槽内の被洗濯物を乾燥させてなる洗濯乾燥機において,
    前記水槽内へ供給された前記空気を,前記水槽外であって前記筐体内の所定の空間へ排出させる第1排出手段と,
    前記筐体に設けられ,前記筐体内の空気を前記筐体外へ排出させる空気排出部と,
    前記筐体外又は前記筐体内の前記空気を前記所定の空間を経て前記空気排出部へ送出することによって,前記第1排出手段によって前記水槽内から前記所定の空間へ排出された前記空気を前記筐体外へ排出させる第2排出手段と,
    を具備してなる洗濯乾燥機。
  2. 送風源から前記水槽内の空間を経て前記所定の空間へ至る第1送風経路と,
    送風源から前記所定の空間を経て前記空気排出部へ至る第2送風経路と,
    を具備してなる請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記第1送風経路に,該第1送風経路内において送風される前記空気を加熱する加熱手段が設けられている請求項2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記第1排出手段及び前記第2排出手段が共通の送風源によって前記空気を排出するものである請求項1〜3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記送風源と,
    前記送風源によって前記水槽内へ前記空気を供給するための第1風導部材と,
    前記送風源によって前記所定の空間を経て前記空気排出部へ前記空気を送出するための第2風導部材と,
    で構成されてなる乾燥ユニットを具備してなる請求項4に記載の洗濯乾燥機。
  6. 前記第1排出手段が,前記水槽に設けられた前記開口を含んでおり,前記水槽内へ供給された前記空気が上昇気流となって前記開口を経て前記所定の空間へ排出されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
  7. 前記水槽は,その上部に設けられた水槽カバーにより前記開口が閉じられることによって,略閉塞空間が形成されてなり,
    前記第1排出手段が,前記水槽内の空気を前記所定の空間へ案内する排気部材及び前記送風源を含んでおり,
    該送風源によって前記筐体外又は前記筐体内の空気を前記水槽内へ供給することによって,前記水槽内の前記空気を前記排気部材を経て前記所定の空間へ排出させるものである請求項2〜5のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
  8. 前記空気排出部が,前記筐体に形成された複数のテーパー状スリットで構成されてなり,
    前記第2排出手段が,前記第1排出手段により前記水槽外へ排出された空気を前記いずれかのテーパー状スリットの方向に付勢する気流吹出開口によって構成されてなる請求項1〜7のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
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