JP2009189080A - 時計用ステップモータ - Google Patents
時計用ステップモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009189080A JP2009189080A JP2008023269A JP2008023269A JP2009189080A JP 2009189080 A JP2009189080 A JP 2009189080A JP 2008023269 A JP2008023269 A JP 2008023269A JP 2008023269 A JP2008023269 A JP 2008023269A JP 2009189080 A JP2009189080 A JP 2009189080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- coil
- yoke
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】永久磁石からなる1個のロータ3をそれぞれ回転自在に挿入させるロータ孔11a,21aを有する軟磁性体のヨーク11,21とコイル12,22とからなる第1のステータ1と第2のステータ2とを備えている。その2個のステータは、ロータ孔11a,21aの位置をロータ3に対して一致させてその軸方向に重ねて互いに絶磁して配置される。第1のステータ1は、ロータ3に駆動トルクを作用させる機能と、ロータ3の回転方向を決めるとともにコイル3の非通電時にロータ3の位置を安定させるための保持トルクを作用させる機能とを有し、第2のステータ2は、ロータ3に駆動トルクを作用させる機能は有するが、保持トルクを作用させる機能は有さない。
【選択図】 図2
Description
駆動トルクはロータを回転させるためのトルクであり、保持トルクはロータの回転方向を決めるとともに、コイルの非通電時にロータの位置を安定させるためのトルクである。この保持力によって、針が衝撃によって飛ぶのを抑える。
例えば特許文献1には、図34に簡略化して示すように、ステータ10のヨーク20に2つのロータ31,32を別々の回転軸で設け、磁気回路としては、1つのコイル25に二つのロータ31,32が並列につながった構成にして、コイルを鎖交するロータの磁石からの磁束量を増やすようにしたものが提案されている。
また、二つのロータの各回線軸に設けた各小歯車(カナ)を一つの減速用歯車に噛み合わせて、その歯車の回転を指針駆動用輪列に伝達するが、二つの小歯車と一つの歯車とを各歯車の位相を合わせて正確に噛み合わせるのは困難である。仮に噛み合わせられたとしても、二つのロータが全く同じタイミングで回転しないと、互いの回転を止める負荷になってしまうという問題もある。
一般の時計用ステップモータは、消費電力を少なくするためコイルの巻き数を非常に多くしているが、その巻き数を減らしてコイルに流す電流を多くすれば、駆動トルクを増加させて高トルク駆動は可能にはなるが、常時消費電力が増加するため時計用には適さなくなる。
その第1のステータは、上記ロータに駆動トルクを作用させる機能と、そのロータの回転方向を決めるとともに上記コイルの非通電時にロータの位置を安定させるための保持トルクを上記ロータに作用させる機能とを有し、上記第2のステータは、上記ロータに駆動トルクを作用させる機能は有するが、上記保持トルクを作用させる機能は有さない。
また、上記第1のステータと第2のステータとは、空隙もしくは非磁性体のスペーサを介して絶磁するとよい。
また、上記第1のステータと第2のステータとを、その各コイルのコイル芯の方向が平面上で互いに直交又は平行するか、もしくは同一方向になるように配置するとよい。
上記ロータを、上記第1のステータのロータ孔に挿入される磁石部と上記第2のステータのロータ孔に挿入される磁石部とが歯車部を挟んで同一軸線上で結合した構成にしたり、上記第1のステータのロータ孔に挿入される磁石部と上記第2のステータのロータ孔に挿入される磁石部とを一体に形成し、その軸方向の一端部に歯車部を設けた構成にすることもできる。
〔第1実施例〕
図1〜図3はこの発明による時計用ステップモータの第1実施例の構成を示す図であり、図1はそのステップモータの斜視図、図2は図1に示したステップモータを時計回りに約90°回転させて、第1のステータと第2のステータとを分離させた状態を示す斜視図、図3はその第1のステータと第2のステータとを左右に並べて示す平面図である。
そのため、この実施形態では図2に明示するように、第1のステータ1のヨーク11におけるロータ孔11aの周囲には、コイル12による磁界によってロータ3に駆動トルクを作用させるために機能する一対のスリット11cと、保持トルクをロータ3に作用させために機能する一対の内ノッチ11dとを設けている。その一対のスリット11c及び一対の内ノッチ11dは、図3に示すように、互いにロータ孔11aの中心(ロータ3の軸心と一致する)を通って所定の角度α(この例では約60°)で交差する中心線aとbの各線上に設けられている。内ノッチ11dは、ロータ孔11aの内周からその径方向に形成された切り込みである。
図4〜図6はこの発明による時計用ステップモータの第2実施例の構成を示す図であり、図4はそのステップモータの斜視図、図5はその第1のステータと第2のステータとを分離させた状態を示す斜視図、図6はその第1のステータと第2のステータとを左右に並べて示す平面図である。これらの図において、上述した第1実施例の図1〜図3と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの同じ説明は省略する。
このようにすると、一方のステータのコイルによる磁界の他方のステータのコイルによる磁界への影響が少なくなる。つまり、相互インダクタンスが0に近くなる。
図7は、この発明による時計用ステップモータの第3実施例における第1のステータと第2のステータとを左右に並べて示す平面図である。この図において、上述した第2実施例の図6と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの同じ説明は省略する。
この第3実施例におけるロータ3および第1のステータ1の構成は、上述した第2実施例のステップモータと同じである。しかし、第2のステータ2′のヨーク21′におけるロータ孔21aの周囲には、コイル22による磁界によってロータ3に駆動トルクを作用させるために機能する一対の磁束飽和部21eを設け、一対の内ノッチは設けていない。
しかし、第1実施例と同様に、第1のステータ1における一対のスリット11cの中心線aと、第2のステータ2′における一対の磁束飽和部21eの中心線gとが同一方向すなわち平行になるように、各スリット11cおよび磁束飽和部21eを形成するようにしてもよい。
図8は、この発明による時計用ステップモータの第4実施例における第1のステータと第2のステータとを左右に並べて示す平面図である。この図においても、上述した第2実施例の図6と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの同じ説明は省略する。
この第4実施例におけるロータ3および第2のステータ2′の構成は、上述した第3実施例のステップモータと同じである。しかし、第1のステータ1′のヨーク11′におけるロータ孔11aの周囲には、コイル12による磁界によってロータ3に駆動トルクを作用させるために、一対のスリットに代えて一対の磁束飽和部11eを設けている。その磁束飽和部11eは前述した第2のステータ2′の磁束飽和部21eと同様である。
しかし、第1実施例と同様に、第1のステータ1′における一対の磁束飽和部11eの中心線hと、第2のステータ2′における一対の磁束飽和部21eの中心線gとが同一方向すなわち平行になるように、各磁束飽和部11e,21eを形成するようにしてもよい。
ここで、一般的な時計用ステップモータの構成とその保持トルクと駆動トルクについて、図9〜図12によって説明する。
図9はスリットを設けたタイプの時計用ステップモータを簡略化して示す平面図である。このステップモータはロータ70とステータ60とからなり、ステータ60はロータ70を回転自在に挿入させるロータ孔61aを有する軟磁性体のヨーク61とコイル芯61bに導線を巻きつけたコイル62とからなる。そのヨーク61におけるロータ孔61aの周囲には、一対のスリット61cと一対の内ノッチ61dとが所定の角度をなして設けられており、ロータ70に駆動トルクを作用させる機能と、ロータ70の回転方向を決めるとともにコイル62の非通電時にロータ70の位置を安定させるための保持トルクをロータ70に作用させる機能とを有する。
スリット61cを設けた位置から時計回りに−90°戻した位置を絶対位置原点とし、その絶対位置原点から反時計回りにロータ70が回転する角度をΘとすると、ロータ70の回転角度による合成保持トルクTh(Θ)は数1で表わされる。図11における横軸はΘである。
図10示すステップモータの場合は、磁束飽和部61eによる保持トルクは殆ど発生しないので、図11に細い実線で示した内ノッチ61dによる保持トルクにのみによって、ロータ70の回転角度に対する保持トルクが決まる。
そのロータ回転時の運動方程式と電圧方程式は数2のようになり、この関係からステップ動作の過渡応答動作を推測することができる。
数2の運動方程式における左辺のJ・dω/dtはロータを回転させるトルク、右辺の第1項は駆動トルク、第2項は保持トルク、第3項は負荷である。電圧方程式における左辺のeはコイルの端子間電圧である。
次に、この発明による時計用ステップモータの機能について、図13〜図15を参照して説明する。
時計用ステップモータは低消費電力駆動が必要であり、コイルの巻き数を限界まで多くしている。さらに高トルクで高効率の駆動を実現するためには、ロータの磁石を大きくして、その磁束を増やす必要がある。しかし、ロータの磁石の磁束を増やすとステータ側が磁束飽和してしまい、モータの寸法を大きくできない時計用ステップモータでは、更なる高効率化と高トルク化の実現は困難であった。また、仮にモータ寸法を大きくすることが許容できたとしても、コイル芯が太くなるため、そこに巻き付ける導線の長さも長くなってしまい、電気抵抗が増えてしまう。その様な構成にすると多くの電流を流せなくなり、高効率化が更に困難になる。
あるいは、図13(B)に簡略化して示すように、第2のステータ80′のヨーク81′におけるロータ孔81aの周囲には、コイル82による磁界によってロータ70に駆動トルクを作用させるために機能する一対の磁束飽和部81eを設けた場合には、内ノッチを設けなければ保持トルクは発生しない。
図15に示す例は、前述した第1実施例のステップモータと同様な構成で、第1のステータ1Aのヨーク11Aと第2のステータ2Aのヨーク21Aの両方に、スリット11c,21cに対して所定角度(約60°)をなすように内ノッチ11d,21dを同相に設け、それぞれ保持力を発生するようにしたものである。この図15において、図3と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
しかし、スリット11c,21c(または磁束飽和部)や内ノッチ11d,21dの寸法は精度が非常に厳しく、モータの性能に大きな影響を及ぼす保持トルクの値は、少しの精度のずれでも大きく変化してしまう。まして、2個のステータ1Aと2Aをロータ3の軸方向に積層する場合、それを精度よく組み上げることは非常に難しい。
次に、この発明による時計用ステップモータの他の実施例を、図16〜図19によって説明する。図16および図17は、この発明による時計用ステップモータの他の異なる実施例の斜視図であり、図18および図19はロータの構成が異なる実施例の分解斜視図である。これらの図において、この発明の第1実施例である図1〜図3と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
図17に示す実施例は、同様な第1のステータ1と第2のステータ2とが、その各コイル12,22のコイル芯11b,21bの方向が平面上で互いに同一方向になるように配置されている。
図19に示す実施例は、永久磁石からなるロータ3″を、第1のステータ1のロータ孔11aに挿入する部分と第2のステータ2のロータ孔21aに挿入する部分を一体の円柱部3dとして形成し、その上端面側に同軸の歯車部(カナ)3eを設けて構成し、その歯車部3eを各指針を回動させるための輪列5の平歯車5aに噛み合せるようにしたものである。
これらの各実施例におけるその他の構成は、前述した第1実施例と同じであり、第1のステータ1と第2のステータ2は、互いに平行なスリット11c,21cを有している。しかし、これに限るものではなく、第1のステータと第2のステータを前述した第2乃至第4実施例のいずれと同様に構成してもよい。また、その第1のステータと第2のステータのスリット又は磁束飽和部同士を互いに平行にしても、互いに直交させるようにしてもよい。
さらに、前述した各実施例における第1のステータと第2のステータの各コイルは同じ大きさ(巻き数)に限るものではなく、その巻き数が異なってもよい。
図20、図22、および図24はこの発明による時計用ステップモータの基本的な駆動回路による各種の駆動状態を示す回路図であり、この駆動回路によって駆動されるこの発明による時計用ステップモータは、第1のステータ1と第2のステータ2を分離して左右に並べて示している。これらの図では、第1実施例の図3に示した第1のステータ1と第2のステータ2の例で示しているが、他のいずれの実施例のものでもよい。
図21、図23、および図25はその各駆動状態における駆動回路の各スイッチのON/OFF制御を時間経過とともに示すタイミングチャートである。
スイッチTr5がONで、スイッチTr6がOFFのときには図22示す切り替え状態になり、出力端子c,d間に第1のステータ1のコイル12のみを接続し、第2のステータ2のコイル22はオープンにする。
スイッチTr5,Tr6がいずれもONのときは、図24に示す切り替え状態になり、出力端子c,d間に第1のステータ1のコイル12と第2のステータ2のコイル22を並列に接続する。
各スイッチTr1〜Tr6を図23に示すように制御して、図22に示す駆動回路で第1のステータ1のコイル12のみに通電して駆動すると、コイルのインダクタンスと電気抵抗が小さくなり、電流も増加するので高速・高トルク駆動に適する。
時計用ステップモータの場合は、低消費電力が非常に要求されるため、コイルの巻き数が非常に多い。そのため、一方のステータのコイルにのみ通電しても駆動トルクの低下は少なく、インダクタンスと電気抵抗の減少により電流が増加し、ある程度の高トルク駆動は可能である。
このように、この発明による時計用ステップモータは、低消費電力での通常運針モードや、目的に応じた高速・高トルク駆動モードなど種々の駆動が可能になる。
次に、正逆回転可能な駆動回路とそれによる各種の駆動例を図26〜図32によって説明する。
図26はこの発明による時計用ステップモータの正逆回転可能な駆動回路の例を示す回路図であり、直流電源6にスイッチTr1〜Tr4による第1のブリッジ回路B1とスイッチTr7〜Tr10による第2のブリッジ回路B2とが並列に接続されている。そして、その第1のブリッジ回路B1によって第1のステータ1のコイル12に通電し、第2のブリッジ回路B2によって第2のステータ2のコイル22に通電するように構成されている。
図27はロータ3を正回転(反時計回り)方向に駆動する場合、図28はロータ3を逆回転(時計回り)方向に駆動する場合の、それぞれスイッチTr1〜Tr10のON/OFF制御を時間経過とともに示すタイミングチャートである。
図29は正回転方向の場合、図30は逆回転方向の場合のそれぞれ駆動動作を説明するための行程図である。
逆回転方向の場合には、各スイッチTr1〜Tr10の図28に示したON/OFF制御に、ロータの各ステップ回転駆動の初期に短時間だけ第1のステータのコイル12にも、その後の通電とは逆極性の通電をするための制御を加えればよい。
図33は、ロータの回転を検出可能な駆動回路の例を示す回路図であり、図22に示した第1のステータ1のコイル12にのみ通電して駆動する回路を、スイッチTr5,Tr6を省略して構成し、第2のステータ2のコイル22をロータ3の回転検出用センサとして使用する。
3,3′,3″:ロータ 4:スペーサ
5:輪列 5a:平歯車
6:直流電源 7:検出手段 8:制御手段
11,11′,21,21′:ヨーク 11a,21a:ロータ孔
11b,21b:コイル芯 11c,21c:スリット
11d,21d:内ノッチ 11e,21e:磁束飽和部
12,22:コイル R:抵抗
Tr1〜Tr10:スイッチングトランジスタ(スイッチ)
Claims (10)
- 永久磁石からなる1個のロータと、それぞれ該ロータを回転自在に挿入させるロータ孔を有する軟磁性体のヨークと該ヨークと一体のコイル芯に導線を巻きつけたコイルとからなる2個のステータとを備え、
該2個のステータは、前記ロータ孔の位置を前記1個のロータに対して一致させてその軸方向に重ねて互いに絶磁して配置された第1のステータと第2のステータであり、
前記第1のステータは、前記ロータに駆動トルクを作用させる機能と、該ロータの回転方向を決めるとともに前記コイルの非通電時に前記ロータの位置を安定させるための保持トルクを前記ロータに作用させる機能とを有し、
前記第2のステータは、前記ロータに駆動トルクを作用させる機能は有するが、前記保持トルクを前記ロータに作用させる機能は有さない
ことを特徴とする時計用ステップモータ。 - 前記第1のステータの前記ヨークにおける前記ロータ孔の周囲には、前記コイルによる磁界によって前記ロータに前記駆動トルクを作用させるために機能する一対のスリット又は磁束飽和部と、前記保持トルクを前記ロータに作用させために機能する一対の内ノッチとを設け、
前記第2のステータの前記ヨークにおける前記ロータ孔の周囲には、前記コイルによる磁界によって前記ロータに前記駆動トルクを作用させるために機能する一対のスリットと、該一対のスリットを設けたことによって生じる保持トルクを打ち消すための一対の内ノッチとを、互いに前記ロータ孔の中心を通って直交する線上に設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の時計用ステップモータ。 - 前記第1のステータの前記ヨークにおける前記ロータ孔の周囲には、前記コイルによる磁界によって前記ロータに前記駆動トルクを作用させるために機能する一対のスリット又は磁束飽和部と、前記保持トルクを前記ロータに作用させために機能する一対の内ノッチとを設け、
前記第2のステータの前記ヨークにおける前記ロータ孔の周囲には、前記コイルによる磁界によって前記ロータに前記駆動トルクを作用させるために機能する一対の磁束飽和部を設け、前記一対の内ノッチは設けない
ことを特徴とする請求項1に記載の時計用ステップモータ。 - 前記第1のステータと第2のステータとは、空隙もしくは非磁性体のスペーサを介して絶磁されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の時計用ステップモータ。
- 前記第1のステータの前記コイル芯は、前記ヨークの厚さ方向における中央より前記第2のステータのヨークに近い位置に設け、前記第2のステータの前記コイル芯は、前記ヨークの厚さ方向における中央より前記第1のステータのヨークに近い位置に設けたことを特徴とする請求項4に記載の時計用ステップモータ。
- 前記第1のステータと前記第2のステータとが、その各前記コイルのコイル芯の方向が平面上で互いに直交又は平行するか、もしくは同一方向になるように配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の時計用ステップモータ。
- 前記第1のステータと前記第2のステータとが、その各前記ヨークに設けた一対のスリット又は磁束飽和部を結ぶ直線が同一方向になるように配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の時計用ステップモータ。
- 前記第1のステータと前記第2のステータとが、その各前記ヨークに設けた一対のスリット又は磁束飽和部を結ぶ直線が互いに直交するように配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の時計用ステップモータ。
- 前記ロータが、前記第1のステータの前記ロータ孔に挿入される磁石部と前記第2のステータの前記ロータ孔に挿入される磁石部とが歯車部を挟んで同一軸線上で結合して構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の時計用ステップモータ。
- 前記ロータが、前記第1のステータの前記ロータ孔に挿入される磁石部と前記第2のステータの前記ロータ孔に挿入される磁石部とが一体に形成され、その軸方向の一端部に歯車部が設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の時計用ステップモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008023269A JP5086116B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 時計用ステップモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008023269A JP5086116B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 時計用ステップモータ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009189080A true JP2009189080A (ja) | 2009-08-20 |
JP2009189080A5 JP2009189080A5 (ja) | 2011-03-10 |
JP5086116B2 JP5086116B2 (ja) | 2012-11-28 |
Family
ID=41071773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008023269A Active JP5086116B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 時計用ステップモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5086116B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012018080A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Citizen Holdings Co Ltd | ステップモータ及びそれを用いたステップモータ装置 |
JP2012037470A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Citizen Holdings Co Ltd | ステップモータ装置 |
JP2015137965A (ja) * | 2014-01-23 | 2015-07-30 | セイコーインスツル株式会社 | ステップモータ、ステップモータ駆動制御方法、時計用ムーブメントおよび時計 |
CN111446835A (zh) * | 2019-01-11 | 2020-07-24 | 精工电子有限公司 | 定子、步进马达、钟表用机芯、钟表及定子的制造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS593781U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-11 | ジエコ−株式会社 | 2方向回転形ステツプモ−タ |
JPS6328256A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-05 | Canon Inc | ステツプモ−タ |
JP2003032986A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-31 | Seiko Epson Corp | 電子機器 |
JP2003189586A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-07-04 | Seiko Instruments Inc | ステッピングモータ及び電子時計 |
JP2006157992A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Seiko Instruments Inc | ステッピングモータ及びレンズ装置 |
-
2008
- 2008-02-01 JP JP2008023269A patent/JP5086116B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS593781U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-11 | ジエコ−株式会社 | 2方向回転形ステツプモ−タ |
JPS6328256A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-05 | Canon Inc | ステツプモ−タ |
JP2003032986A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-31 | Seiko Epson Corp | 電子機器 |
JP2003189586A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-07-04 | Seiko Instruments Inc | ステッピングモータ及び電子時計 |
JP2006157992A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Seiko Instruments Inc | ステッピングモータ及びレンズ装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012018080A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Citizen Holdings Co Ltd | ステップモータ及びそれを用いたステップモータ装置 |
JP2012037470A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Citizen Holdings Co Ltd | ステップモータ装置 |
JP2015137965A (ja) * | 2014-01-23 | 2015-07-30 | セイコーインスツル株式会社 | ステップモータ、ステップモータ駆動制御方法、時計用ムーブメントおよび時計 |
CN111446835A (zh) * | 2019-01-11 | 2020-07-24 | 精工电子有限公司 | 定子、步进马达、钟表用机芯、钟表及定子的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5086116B2 (ja) | 2012-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9537435B2 (en) | Stepping motor and timepiece provided with stepping motor | |
JP2014195371A (ja) | ステッピングモータ及び時計 | |
JP5086116B2 (ja) | 時計用ステップモータ | |
JP4298311B2 (ja) | モータ | |
JP5513739B2 (ja) | 電動機 | |
JP6414115B2 (ja) | ステッピングモータ、モータ駆動装置及び時刻表示装置 | |
JP6349662B2 (ja) | ステッピングモータ及び時計 | |
JPH10191606A (ja) | 2個の同軸ロータを有する電磁モータ | |
JP6380116B2 (ja) | 運針機構及び時計 | |
US20120170426A1 (en) | Analogue electronic timepiece | |
JP2016144336A (ja) | ステッピングモータ及び時計 | |
JP2006141126A (ja) | ステッピングモータ | |
JP5495989B2 (ja) | ステップモータ及びそれを用いたステップモータ装置 | |
JP2009081986A (ja) | ステップモータ | |
JP4723137B2 (ja) | 時計用ステップモーター | |
JPS61502721A (ja) | 磁化ロ−タを有する単相モ−タ | |
JP7410760B2 (ja) | ステッピングモータ制御装置、ムーブメント、時計及びステッピングモータ制御方法 | |
JP5496011B2 (ja) | ステップモータ装置 | |
JP6312078B2 (ja) | ステップモータ、ステップモータ駆動制御方法、時計用ムーブメントおよび時計 | |
JP3630469B2 (ja) | 多極モータとそれを用いた時計機械体 | |
JP2015007584A (ja) | ステップモータ、時計用ムーブメントおよび時計 | |
JP2009050057A (ja) | ステップモータ | |
JP2008267979A (ja) | 電子制御式機械時計およびコギングトルクの低減方法 | |
JPH08182299A (ja) | 回転磁界型モータ | |
JP2021085677A (ja) | 時計用ムーブメントおよび時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5086116 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |