JP6312078B2 - ステップモータ、ステップモータ駆動制御方法、時計用ムーブメントおよび時計 - Google Patents
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Description
ステップモータは、回転自在に設けられたロータと、ロータが配される開口部を有するステータヨークと、を有するステータと、ステータに磁極を発生させるためのコイルと、を主に備えて構成されている。
一般に、アナログ式の電子時計におけるステップモータは、時針を12時間に一回転させ、分針を1時間に一回転させ、秒針を60秒で一回転させる通常運針を行っている。
また、例えば特許文献2には、正転用および逆転用の二つのステータと、正転用および逆転用の二つのコイルとを備え、二つのコイルを択一的に励磁することによりロータを正逆回転可能なステップモータが記載されている。
特許文献1および2に記載の発明によれば、ロータを正逆回転させることが可能とされている。
特許文献1に記載の従来技術にあっては、ロータを逆回転させるとき、一旦正回転方向にわずかにロータを回転させるように駆動パルスを印加した後、ステータの保持トルクにより生じる逆回転方向のトルクを利用しつつ、二つの逆回転用の駆動パルスを印加する。このため、正回転時のパルスと比較して、逆回転時のパルスの周期が長くなる。したがって、ロータの逆回転時の回転数(換言すれば、逆回転時の駆動パルスの周波数)の上限に限界があった。
また、本発明によれば、第一ヨーク、第二ヨークおよび共通コイルが共通ヨークにおける同一の主面側に設けられるとともに、第一コイルおよび第二コイルがそれぞれ共通ヨーク側に配置されるので、ステップモータの厚みを抑制できる。
また、第一開口部および第一共通開口部の少なくともいずれか一方の周囲には第一ロータに対して保持トルクを作用させる第一切欠部が設けられ、第二開口部および第二共通開口部の少なくともいずれか一方の周囲には、第二ロータに対して保持トルクを作用させる第二切欠部が設けられているので、各コイルの非通電状態において第一ロータおよび第二ロータの初期位置を決定することができる。
本発明によれば、第一コイルおよび第二コイルのターン数を増加させることができるので、少ない消費電力で高い磁力を発生できる。
また、前記第一コイルと前記第二コイルとは、それぞれ前記時計用ムーブメントの径方向の外側から内側に向かって、互いに離間距離が大きくなるように配置されるとともに、前記共通コイルを挟んで対称に配置されていてもよい。
以下では、まず実施形態に係るステップモータを備えた時計および時計に組み込まれた時計用ムーブメントについて説明をした後、実施形態に係るステップモータの詳細について説明をする。
一般に、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。このムーブメントに文字板、針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。時計の基板を構成する地板の両側のうち、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」と称する。また、地板の両側のうち、時計ケースのケース裏蓋のある方の側、すなわち、文字板と反対の側をムーブメントの「表側」と称する。
ステップモータ20は、第一ロータ60と、第二ロータ70と、第一ステータ30、第二ステータ40および共通ステータ50により構成されたステータユニット25と、を備えている。ステータユニット25は、地板と輪列受との間に支持されている。また、第一ロータ60および第二ロータ70は、地板と輪列受との間に回転可能に支持されている。ステップモータ20については、後に詳細に説明する。
第二ロータ70は、歯車15bを介して不図示の筒車と噛合している。筒車は、12時間に1回転するように構成されており、時針12が取り付けられている。すなわち、第二ロータ70は、時針12を運針している。
図2は、実施形態に係るステップモータ20の斜視図であり、図3は、実施形態に係るステップモータ20の分解斜視図である。なお、図2以降の各図においては、分かり易くするために、第一ロータかな61および第二ロータかな71(いずれも図1参照)の図示を省略している。
第一ロータ60は、周方向に沿ってN極およびS極の二極に磁化されている。なお、図3においては、S極とN極との境界を二点鎖線で図示している。
第二ロータ70は、第一ロータ60と同一である。したがって、第二ロータ70については説明を省略する。
第一ヨーク31は、例えば鉄(Fe)やニッケル(Ni)等を主原料とする、いわゆるパーマロイ等の透磁率の大きな金属材料により全体としてU字形状に形成されており、平面視で長方形状の第一本体部32と、第一本体部32から外側に延出された一対の第一取付部33,33とにより構成されている。
第一コイル37は、巻胴部38aと、巻胴部38aの両端に形成された固定部38b,38bとを備えた磁心38の巻胴部38aに、導線39を巻回することにより形成されている。
磁心38は、両端の固定部38b,38bをそれぞれ第一ヨーク31の第一取付部33,33に対して例えば不図示のネジ等によって締結固定することにより、機械的および磁気的に第一ヨーク31と接続される。本実施形態では、磁心38(すなわち第一コイル37)は、第一ヨーク31の両主面のうち、後述の共通ヨーク51が設けられた取付面31a側に配置される。第一ステータ30には、第一ヨーク31と磁心38とにより、環状の磁路が形成される。
第一開口部34は、平面視で第一軸C1を中心軸とする円形状に形成されており、第一ロータ60よりも大径となっている。第一ロータ60は、第一開口部34の中心軸である第一軸C1と同軸に配置されて、第一軸C1周りに回転自在に設けられる。
第一磁気飽和部35,35は、第一本体部32と第一取付部33との接続部分の角部および隅部を円弧状に凹ませて形成されており、第一軸C1を挟んで対向している。第一開口部34の周囲における第一磁気飽和部35,35に対応した部分は、第一開口部34の径方向の外側の肉厚が他の部分と比較して薄くなっている。第一コイル37に通電して第一コイル37を励磁したとき、第一磁気飽和部35,35を境界として、第一開口部34の周囲にS極およびN極の磁極が発生する。
一対の第一切欠部36の間は、第一開口部34の内周面と第一ロータ60との離間距離が他の部分よりも狭い保持トルク発生部36aとなっている。保持トルク発生部36aは、滑らかな円弧状に形成されている。
第二ヨーク41は、第二本体部42と、第二本体部42から外側に延出された一対の第二取付部43,43とにより構成されている。
第二ヨーク41の一対の第二取付部43,43の間には、第二コイル47が第二本体部42と平行となるように配置されている。第二コイル47の全長は、第一コイル37の全長と同一となるように設定されている。
第二コイル47は、巻胴部48aと、巻胴部48aの両端に形成された固定部48b,48bとを備えた磁心48の巻胴部48aに、導線49を巻回することにより形成されている。本実施形態では、磁心48(すなわち第二コイル47)は、第二ヨーク41の両主面のうち、後述の共通ヨーク51が設けられた取付面41a側に配置される。
第二開口部44は、平面視で第二軸C2を中心軸とする円形状に形成されており、第二ロータ70よりも大径となっている。第二ロータ70は、第二開口部44の中心軸である第二軸C2と同軸に配置されて、第二軸C2周りに回転自在に設けられる。
一対の第二切欠部46の間は、第二開口部44の内周面と第二ロータ70との離間距離が他の部分よりも狭い保持トルク発生部46aとなっている。
第二ロータ70は、第二コイル47の非通電状態において、第二切欠部46に対応する位置にS極とN極との境界が配置された状態で保持トルクにより保持される。
なお、第一ロータ60の保持トルクによる安定静止位置の位相と、第二ロータ70の保持トルクによる安定静止位置の位相とは、90°ずれている。
共通ヨーク51は、第一ヨーク31および第二ヨーク41と同様に例えば鉄(Fe)やニッケル(Ni)等を主原料とする、いわゆるパーマロイ等の透磁率の大きな金属材料により形成されている。共通ヨーク51は、全体として矩形枠状に形成されており、第一ヨーク31の第一本体部32に積層される第一共通本体部52aと、第二ヨーク41の第二本体部42に積層される第二共通本体部52bと、第一共通本体部52aの端部と第二共通本体部52bの端部とを接続する一対の連結部53,53と、により構成されている。
共通ステータ50には、共通ヨーク51の第一共通本体部52aと連結部53,53と磁心58とにより環状の磁路が形成されるとともに、共通ヨーク51の第二共通本体部52bと連結部53,53と磁心58とにより環状の磁路が形成される。
ここで、共通コイル57の磁心58における磁路の面積は、第一コイル37の磁心38および第二コイル47の磁心48における磁路の面積の二倍以上の大きさとなっている。これにより、共通コイル57の磁心58が磁気飽和するのを防止できる。
このとき、第一コイル37は第一ヨーク31における共通ヨーク51側の取付面31a側に設けられ、第二コイル47は第二ヨーク41における共通ヨーク51側の取付面41a側に設けられている。すなわち、第一ヨーク31、第二ヨーク41および共通コイル57が共通ヨーク51における同一の主面51a側に設けられるとともに、第一コイル37および第二コイル47がそれぞれ共通ヨーク51側に配置されるので、ステップモータ20の厚みを抑制できる。
図5は、ステップモータ20を駆動するための駆動システム80をブロック図で図示したものである。
続いて、上述のように形成されたステップモータ20の作用について説明する。以下では、まずステップモータ20を駆動するための駆動システム80を説明した後、ステップモータ20を駆動したときの作用について説明する。
図5に示すように、ステップモータ20を駆動するための駆動システム80は、主に発振回路81と、分周回路82と、制御回路83と、駆動パルス発生回路84と、補正パルス発生回路85と、ドライバ回路86と、回転検出回路87と、を備えている。
分周回路82は、例えば発振回路81から得られる基準クロック信号を入力とし、この基準クロック信号に同期するとともに、所望の周期に分周された信号を得るための回路である。
制御回路83は、不図示の中央処理装置(CPU)やメモリ等を備えており、分周回路82からの信号を用いて計時する計時手段や、時計1の各構成要素や全体を制御する制御手段を構成する回路である。
補正パルス発生回路85は、時針12および分針13の通常の運針時において、第一ロータ60および第二ロータ70を確実に駆動させるために、補正パルスを発生するための回路である。具体的には、省電力に対応した通常の駆動パルスにより第一ロータ60および第二ロータ70の少なくともいずれか一方が回転しないときに、通常の駆動パルスよりも例えばパルス幅の広い補正パルスを対象となるコイルに対して印加し、第一ロータ60および第二ロータ70を強制的に駆動させるための回路である。
回転検出回路87は、第一ロータ60および第二ロータ70の回転時に発生する信号(例えば逆起電力等)を検出し、制御回路83にフィードバックするための回路である。
図6は、駆動パターンのフローチャートである。なお、以下のフローチャートの説明において、各部の符号は図1から図5を参照されたい。
図6のフローチャートに示すように、ステップモータ20を駆動するときの駆動パターンは、指針を正逆回転させる通常運針以外の運針を行うための駆動パターンP1から駆動パターンP8と、指針の通常運針を行うための駆動パターンP9とが存在する。
ステップS1において、通常運針を行わず指針を正逆回転させると判断した場合(「NO」である場合)には、駆動パターンを選定して(ステップS3)、駆動パターンP1〜駆動パターンP8のいずれかの駆動パターンによりステップモータ20を駆動し(ステップS5〜S19)、ステップモータ20の駆動フローを終了する。
ここで、通常運針を行う場合、制御回路83は、第一コイル37および第二コイル47が励磁されているときに共通コイル57を電気的に開放する開放モードによりステップモータ20を制御する。具体的には、制御回路83は、ドライバ回路86に設けられた可変抵抗の抵抗値を上昇させて、共通コイル57を電気的に開放する。これにより、第一コイル37および第二コイル47の磁束によって、共通コイル57に起電力が発生するのを防止できる。したがって、第一コイル37および第二コイル47が励磁されて第一ロータ60および第二ロータ70が回転しているときに、第一ロータ60および第二ロータ70に対して共通コイル57による電磁ブレーキが作用するのを防止できる。
ステップS23において、第一ロータ60および第二ロータ70が回転した場合には、ステップモータ20の駆動フローを終了する。
また、ステップS23において、第一ロータ60および第二ロータ70の少なくともいずれか一方のロータが回転していないと判断された場合(「NO」である場合)には、対象となるロータを駆動するコイルに対して、補正パルスを印加する(ステップS25)。そして、ステップS21で駆動しなかった第一ロータ60または第二ロータ70を強制的に駆動し、ステップモータ20の駆動フローを終了する。
図7は、横軸を時間tとし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP1の駆動パルスを示す説明図である。
図8は、駆動パターンP1による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものであって、図8(a)から図8(e)は、それぞれ時間t0から時間t4における状態を図示している。なお、図8において、第一ステータ30に発生する磁束を矢印F1で図示し、第二ステータ40に発生する磁束を矢印F2で図示し、共通ステータ50に発生する磁束を矢印F3で図示している。また、図8において、各ロータ60,70の磁極および各ステータ30,40,50に発生する磁極に対して、SおよびNの符号を付している。
まず、図7に示すように、時間t0の初期状態では、第一コイル37に対する駆動パルスを「OFF」とし、第二コイル47に対する駆動パルスを「OFF」とし、共通コイル57に対する駆動パルスを「OFF」とする。このとき、図8(a)に示すようにステップモータ20は静止状態となっており、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
このように、駆動パターンP1では、第一ロータ60が第一コイル37と共通コイル57とにより二相励磁されて回転するので、単相励磁されて第一ロータ60が回転する通常運針時よりも高速に回転できる。
図9は、横軸を時間とし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP2の駆動パルスを示す説明図である。
図10は、駆動パターンP2による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものである。なお、図9と図10との関係は、図7と図8との関係と同一となっており、図10(a)から図10(d)は、それぞれ時間t0から時間t3における状態を図示している。
まず、図10(a)に示すように、時間t0の初期状態では、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
このように、駆動パターンP2では、第一ロータ60が第一コイル37と共通コイル57とにより二相励磁されて回転し、第二ロータ70が第二コイル47と共通コイル57とにより二相励磁されて回転するので、単相励磁されて第一ロータ60および第二ロータ70が回転する通常運針時よりも高速に回転できる。
図11は、横軸を時間とし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP3の駆動パルスを示す説明図である。
図12は、駆動パターンP3による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものである。なお、図11と図12との関係は、図7と図8との関係と同一となっており、図12(a)から図12(e)は、それぞれ時間t0から時間t4における状態を図示している。
まず、図12(a)に示すように、時間t0の初期状態では、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
図13は、横軸を時間とし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP4の駆動パルスを示す説明図である。
図14は、駆動パターンP4による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものである。なお、図13と図14との関係は、図7と図8との関係と同一となっており、図14(a)から図14(e)は、それぞれ時間t0から時間t4における状態を図示している。
まず、図14(a)に示すように、時間t0の初期状態では、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
図15は、横軸を時間とし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP5の駆動パルスを示す説明図である。
図16は、駆動パターンP5による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものである。なお、図15と図16との関係は、図7と図8との関係と同一となっており、図16(a)から図16(e)は、それぞれ時間t0から時間t4における状態を図示している。
まず、図16(a)に示すように、時間t0の初期状態では、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
図17は、横軸を時間とし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP6の駆動パルスを示す説明図である。
図18は、駆動パターンP6による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものである。なお、図17と図18との関係は、図7と図8との関係と同一となっており、図18(a)から図18(d)は、それぞれ時間t0から時間t3における状態を図示している。
まず、図18(a)に示すように、時間t0の初期状態では、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
図19は、横軸を時間とし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP7の駆動パルスを示す説明図である。
図20は、駆動パターンP7による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものである。なお、図19と図20との関係は、図7と図8との関係と同一となっており、図20(a)から図20(e)は、それぞれ時間t0から時間t4における状態を図示している。
まず、図20(a)に示すように、時間t0の初期状態では、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
図21は、横軸を時間とし、縦軸を駆動パルスとしたときの駆動パターンP8の駆動パルスを示す説明図である。
図22は、駆動パターンP8による第一ロータ60および第二ロータ70の回転を図示したものである。なお、図21と図22との関係は、図7と図8との関係と同一となっており、図22(a)から図22(e)は、それぞれ時間t0から時間t4における状態を図示している。
まず、図22(a)に示すように、時間t0の初期状態では、第一ロータ60および第二ロータ70は、それぞれ保持トルクによって初期位置に保持される。
本実施形態によれば、第一ロータ60を駆動するために励磁される第一コイル37と、第二ロータ70を駆動するために励磁される第二コイル47と、第一ロータ60および第二ロータ70の少なくともいずれか一方を二相励磁により駆動するための共通コイル57と、を備えているので、三つのコイルにより第一ロータ60および第二ロータ70をそれぞれ独立してCW方向およびCCW方向のいずれかの方向に高速で回転させることができる。しかも、従来技術と比較して少ない個数のコイルで、二相励磁により第一ロータ60および第二ロータ70をそれぞれ独立してCW方向およびCCW方向のいずれかの方向に高速で回転できるので、小型かつ低コストなステップモータ20とすることができる。
また、第一開口部34の周囲には第一ロータ60に対して保持トルクを作用させる第一切欠部36が設けられ、第二開口部44の周囲には、第二ロータ70に対して保持トルクを作用させる第二切欠部46が設けられているので、各コイル37,47,57の非通電状態において第一ロータ60および第二ロータ70の初期位置を決定することができる。
また、本実施形態の時計1によれば、従来技術と比較して少ない個数のコイルによって、時針12および分針13をCW方向およびCCW方向にそれぞれ独立して高速に運針できるとともに、小型化ができる。
続いて、実施形態に係るステップモータ20の各変形例について説明する。上述の実施形態に係るステップモータ20では、第一ステータ30の第一切欠部36が第一開口部34の周囲において第一軸C1を挟んで対向するように一対設けられ、第二ステータ40の第二切欠部46が第二開口部44の周囲において第二軸C2を挟んで対向するように一対設けられ、第一共通開口部54aおよび第二共通開口部54bがそれぞれ円形状に形成されていたが、第一切欠部36および第二切欠部46の形成位置については上述の実施形態に限定されない。
図23に示すように、第一切欠部36が第一ステータ30の第一開口部34の周囲および共通ステータ50の第一共通開口部54aの周囲において、それぞれ第一軸C1を挟んで対向するように一対ずつ設けられ、第二切欠部46が第二ステータ40の第二開口部44の周囲および共通ステータ50の第二共通開口部54bの周囲において、それぞれ第二軸C2を挟んで対向するように一対ずつ設けられていてもよい。
実施形態の第一変形例によれば、第一開口部34の周囲および第一共通開口部54aの周囲に第一切欠部36をそれぞれ一対ずつ設け、第二開口部44の周囲および第二共通開口部54bの周囲に第二切欠部46をそれぞれ一対ずつ設けているので、第一共通開口部54aおよび第二共通開口部54bにも保持トルク発生部56a,56bを形成でき、高い保持トルクを発生できる。したがって、外乱に強いステップモータ20とすることができる。
図24に示すように、第一切欠部36が第一開口部34の周囲および第一共通開口部54aの周囲において、第一軸C1を挟むようにそれぞれ一個ずつ設けられ、第二切欠部46が第二開口部44の周囲および第二共通開口部54bの周囲において、第二軸C2を挟むようにそれぞれ一個ずつ設けられていてもよい。
実施形態の第二変形例によれば、第一開口部34の周囲および第一共通開口部54aの周囲に第一切欠部36をそれぞれ一個ずつ設け、第二開口部44の周囲および第二共通開口部54bの周囲に第二切欠部46をそれぞれ一個ずつ設けているので、第一共通開口部54aおよび第二共通開口部54bにも保持トルク発生部56a,56bを形成できるとともに、第一開口部34、第二開口部44、第一共通開口部54aおよび第二共通開口部54bの周辺について、強度の低下を抑制できる。
図25は、実施形態の第三変形例に係るステップモータ20を備えた時計用ムーブメント10の説明図である。なお、図25では、時計用ムーブメント10を構成する部品のうち、ステップモータ20のみを図示している。
また、第一コイル37と第二コイル47とは、それぞれ共通コイル57よりも時計用ムーブメント10の中心側に配置されている。これにより、円形状に形成された時計用ムーブメント10の縁部に沿って、効率よくステップモータ20を配置できるので、小型な時計用ムーブメント10とすることができる。
図26に示すように、実施形態の第四変形例に係るステップモータ20は、共通コイル57における導線59の巻回部分の全長L1よりも、第一コイル37および第二コイル47における導線39,49の巻回部分の全長L2のほうが長くなっている。
また、第一コイル37と第二コイル47とは、それぞれ時計用ムーブメント10の径方向の外側から内側に向かって、互いに離間距離が大きくなるように配置されるとともに、共通コイル57を挟んで対称に配置されている。これにより、前述の第三変形例と同様に、円形状に形成された時計用ムーブメント10の縁部に沿って、効率よくステップモータ20を配置できるので、小型な時計用ムーブメント10とすることができる。
さらに、本発明の実施形態に係るステップモータ20と、従来の単相ステップモータ20Aとを併用してもよい。
Claims (12)
- 第一軸周りに回転自在に設けられた第一ロータを駆動するために励磁される第一コイルと、
第二軸周りに回転自在に設けられた第二ロータを駆動するために励磁される第二コイルと、
前記第一コイルおよび前記第二コイルの少なくともいずれか一方とともに励磁され、前記第一ロータおよび前記第二ロータの少なくともいずれか一方を二相励磁により駆動するための共通コイルと、
を備え、
前記第一コイルと、前記第一コイルが接続され、前記第一ロータが配される第一開口部が形成された第一ヨークと、を有する第一ステータと、
前記第二コイルと、前記第二コイルが接続され、前記第二ロータが配される第二開口部が形成された第二ヨークと、を有する第二ステータと、
前記共通コイルと、前記共通コイルが接続され、前記第一ロータが配される第一共通開口部および前記第二ロータが配される第二共通開口部が形成された共通ヨークと、を有する共通ステータと、
を備え、
前記第一ヨーク、前記第二ヨークおよび前記共通コイルは、前記共通ヨークの主面側に設けられ、
前記第一コイルは前記第一ヨークにおける前記共通ヨーク側の主面側に設けられ、
前記第二コイルは前記第二ヨークにおける前記共通ヨーク側の主面側に設けられていることを特徴とするステップモータ。 - 請求項1に記載のステップモータであって、
前記第一ステータは、前記第一開口部の周囲に設けられ、前記第一コイルの励磁によって前記第一開口部周りに異なった磁極を発生させる第一磁気飽和部を備え、
前記第二ステータは、前記第二開口部の周囲に設けられ、前記第二コイルの励磁によって前記第二開口部周りに異なった磁極を発生させる第二磁気飽和部を備え、
前記共通ステータは、
前記第一共通開口部の周囲に設けられ、前記共通コイルの励磁によって前記第一共通開口部周りに異なった磁極を発生させる第一共通磁気飽和部と、
前記第二共通開口部の周囲に設けられ、前記共通コイルの励磁によって前記第二共通開口部周りに異なった磁極を発生させる第二共通磁気飽和部と、
を備え、
前記第一開口部および前記第一共通開口部の少なくともいずれか一方の周囲には、前記第一ロータに対して保持トルクを作用させる第一切欠部が設けられ、前記第二開口部および前記第二共通開口部の少なくともいずれか一方の周囲には、前記第二ロータに対して保持トルクを作用させる第二切欠部が設けられていることを特徴とするステップモータ。 - 請求項2に記載のステップモータであって、
前記第一切欠部は、前記第一開口部の周囲において前記第一軸を挟んで対向するように一対設けられ、
前記第二切欠部は、前記第二開口部の周囲において前記第二軸を挟んで対向するように一対設けられ、
前記第一共通開口部および前記第二共通開口部は、それぞれ円形状に形成されていることを特徴とするステップモータ。 - 請求項2に記載のステップモータであって、
前記第一切欠部は、前記第一開口部の周囲および前記第一共通開口部の周囲において、それぞれ前記第一軸を挟んで対向するように一対ずつ設けられ、
前記第二切欠部は、前記第二開口部の周囲および前記第二共通開口部の周囲において、それぞれ前記第二軸を挟んで対向するように一対ずつ設けられていることを特徴とするステップモータ。 - 請求項2に記載のステップモータであって、
前記第一切欠部は、前記第一開口部の周囲および前記第一共通開口部の周囲において、前記第一軸を挟むようにそれぞれ一個ずつ設けられ、
前記第二切欠部は、前記第二開口部の周囲および前記第二共通開口部の周囲において、前記第二軸を挟むようにそれぞれ一個ずつ設けられていることを特徴とするステップモータ。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のステップモータであって、
前記第一コイルおよび前記第二コイルの導線巻回部分の全長は、前記共通コイルの導線巻回部分の全長よりも長いことを特徴とするステップモータ。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のステップモータであって、
前記共通コイルの磁心における磁路の面積は、前記第一コイルの磁心および前記第二コイルの磁心における磁路の面積の二倍以上の大きさとなっていることを特徴とするステップモータ。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のステップモータを駆動するためのステップモータ駆動制御方法であって、
前記第一コイルおよび前記第二コイルの少なくともいずれか一方が励磁されているとき、前記共通コイルを電気的に開放する開放モードを含むことを特徴とするステップモータ駆動制御方法。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のステップモータを備えたことを特徴とする時計用ムーブメント。
- 請求項9に記載の時計用ムーブメントであって、
前記第一コイルと前記第二コイルとは、それぞれ前記共通コイルよりも前記時計用ムーブメントの中心側に配置されていることを特徴とする時計用ムーブメント。 - 請求項9に記載の時計用ムーブメントであって、
前記第一コイルと前記第二コイルとは、それぞれ前記時計用ムーブメントの径方向の外側から内側に向かって、互いに離間距離が大きくなるように配置されるとともに、前記共通コイルを挟んで対称に配置されていることを特徴とする時計用ムーブメント。 - 請求項9から11のいずれか1項に記載の時計用ムーブメントを備えたことを特徴とする時計。
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