JP2009050057A - ステップモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】高トルクを得られ、重い大きな慣性体の指針を駆動出来るのと同時に、アナログ式電子時計の小型化を可能とするステップモータを提供することを目的とする。
【解決手段】径方向に2極に着磁されたロータ磁石とロータ軸とを有するロータと、磁芯に導線を巻き回した励磁コイルと、励磁コイルに駆動パルスを印加する励磁手段と、磁芯の両端に結合し、かつ中央に配したロータ孔にロータを配設することで、励磁コイルで励磁された磁束の流れをロータ磁石に導くステータと、を備え、励磁手段を、ロータ磁界方向でロータ磁石が停止する第1の位置から、回転軸を中心として負方向に回転させて第2の位置とした後に、正方向にロータを回転させる形態とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ式電子時計に用いられるステップモータに関する。
まず、従来のアナログ式電子時計の構成について概略説明する。この従来のアナログ式電子時計は、大別して水晶振動子を含み基準信号を発生する回路部と、その基準信号に従い間欠回転駆動し、歯車を介して回転を伝達するステップモータと、その駆動力により回転する時刻表示用指針とにより構成される。
時刻表示用の指針は、アナログ式電子時計の美的デザイン上非常に重要とされていて、重い大きな慣性体の指針を用いることが多々ある。その際に、この指針を駆動出来るだけのステップモータが必要となる。しかし、従来腕時計などの小型のスペースに収める必要のある小体積のステップモータでは、発生出来るトルクの大きさに限界があるために、駆動出来る指針の慣性体の大きさは制限され、デザインの自由度は非常に小さいものであった。
ここで、この課題を解決するための従来のアナログ式電子時計における高トルク駆動を可能としたステップモータの構成が開示された(例えば、特許文献1参照のこと)。図16は、従来のステップモータ202bを説明するための上面図及び断面図である。なお、図16に示す右図は、左図におけるC−C断面を示している。
図16に示す様に、この従来のステップモータ202bは、径方向に2極に着磁されたロータ磁石1とロータ軸2とを有するロータ3と、磁芯4に導線5を巻き回した励磁コイル6と、励磁コイル6に駆動パルスを印加する励磁手段7と、磁芯4の両端に結合し、かつ中央に配したロータ孔8にロータ3を配設することで、励磁コイル6で励磁された磁束の流れをロータ磁石1に導くステータ9とを備えて構成されている。
そして、この励磁手段7は、正方向にロータを回転させる方向に通電させたのち、50[ms]以内にさらに正方向にロータを回転させる方向に通電させて、1秒間でロータ3を360[deg]回転させる様に駆動を行う。これにより、そのロータ3の運動を、減速輪列19bを介し、図示しない時刻表示用の指針を回転させる。そのため、一般的な時計用ステップモータのように、ロータ3を1秒間で180[deg]回転させるものとは異なり、ロータ3を1秒間で360[deg]回転させることから、2倍大きい減速比で時刻表示用指針を駆動するため2倍程度の高トルクで指針を駆動することが出来る。
特開平6−281757(第1貢、第1図)
しかしながら、この特許文献1に記載のステップモータ202bでは、先に示した様に、通常の2倍の高トルクを得ることができるものの、減速輪列19bが一般的な時計用ステップモータに対して2倍程度の大きさとなってしまっていた。
ここで、この特許文献1に記載のステップモータ202bの課題について説明する。図17(a)は、一般的な時計用ステップモータの上面図及び断面図を示しており、図17(b)は、特許文献1に記載のステップモータの上面図及び断面図である。また、図17(a)の右図には、左図におけるD−D断面を示し、図17(b)の右図には、左図にお
けるE−E断面を示した。
図17(b)より明らかなように、特許文献1に記載のステップモータ202bの減速輪列19bは、図17(a)に示す一般的な時計用ステップモータ202aの減速輪列19aよりもかなり大型化し、アナログ式電子時計の小型化が困難であることが判る。
この様に、特許文献1に記載のステップモータ202bでは、通常の2倍の高トルクを得ることができるものの、モータサイズの小型化に弊害があることが容易に理解できよう。
そこで、本発明の目的は上述のような課題を解決するもので、高トルクが得られ、重い大きな慣性体の指針を駆動出来、アナログ式電子時計の小型化を可能とするステップモータを提供することを目的とする。
本発明のステップモータは基本的に下記記載の構成を採用するものである。
本発明のステップモータは、径方向に2極に着磁されたロータ磁石とロータ軸とを有するロータと、磁芯に導線を巻き回した励磁コイルと、励磁コイルに駆動パルスを印加する励磁手段と、磁芯の両端に結合し、かつ中央に配したロータ孔にロータを配設することで、励磁コイルで励磁された磁束の流れをロータ磁石に導くステータと、を備え、励磁手段が、ロータ磁界方向でロータ磁石が停止する第1の位置から、回転軸を中心として負方向に回転させて第2の位置とした後に、正方向にロータを回転させることを特徴とするものである。
また、本発明のステップモータは、前述した第2の位置が、第1の位置から45度負方向に回転させた位置であることを特徴とするものである。
また、本発明のステップモータは、前述したロータ孔が、励磁コイルへの無印加状態でロータ磁石の静止するロータ磁界方向が、コイル磁界方向に対して直交する方向となる様に形成されていることを特徴とするものである。
この様にステップモータを構成すれば、正方向にも逆方向にもロータを回転させることが出来る。
また、本発明のステップモータは、前述したロータ孔が、励磁コイルへの無印加状態でロータ磁石の静止するロータ磁界方向が、コイル磁界方向に対して直交する方向から正方向に45度回転した方向となる様に形成されていることを特徴とするものである。
この様にステップモータを構成すれば、励磁磁界によるロータ磁石を正方向に回転させようとする力を最大にして、ロータ磁石で発生するトルクを最大とすることが出来る。
また、本発明のステップモータは、前述したロータ孔の形状が、ステータのロータ孔近傍に配したスリットと、スリット方向と直交する方向に配した、当該スリットより大きな面積のノッチとにより形成されていることを特徴とするものである。
この様にステップモータを構成すれば、簡単な仕組みで励磁コイルへの無印加状態でロータ磁石の静止するロータ磁界方向を、コイル磁界方向に対して直交する方向とさせることが出来る。したがって、正方向にも逆方向にも回転させることが出来る。
また、本発明のステップモータは、前述した励磁手段が、第2の位置とした後に正方向
に回転させる際に、励磁コイルに直列にハイインピーダンスを付与する期間と、付与しない期間とを切替えて行う手段であることを特徴とするものである。
この様にステップモータを構成すれば、ロータ回転中の逆起電圧によるロータに作用する電磁ブレーキを低減させ、ロータを減速させずに回転させることが出来る。したがって、回転が終了した際の減衰振幅が一定以上あるために、ロータの回転、非回転を判断し易い電流波形を得ることが出来る。
また、本発明のステップモータは、前述した励磁手段が、第2の位置とした後に正方向に回転させる際に、励磁コイルに正方向の駆動パルスを印加した後に、負方向の加振パルスを印加する手段であることを特徴とするものである。
この様にステップモータを構成すれば、ロータ回転中に更にロータを加速させることが出来る。回転が終了した際の減衰振幅が一定以上あるために、ロータの回転、非回転を判断し易い電流波形を得ることが出来る。
また、本発明のステップモータは、時計の指針を運針するためのモータであって、指針の運針速度を、使用者が時刻の表示を見るための表示モードである通常運針モードと、通常運針モードよりも高速に指針を運針するための高速運針モードとに切替えて制御する制御回路をさらに有し、通常運針モードのときは、励磁コイルの全てのコイルを使って指針の運針を行い、高速運針モードのときは、励磁コイルの一部を使って励磁し、他の一部をオープン状態となる様にして指針の運針を行うことを特徴とするものである。
この様にステップモータを構成すれば、通常運針モードと高速運針モードとで、励磁コイルのインダクタンスと抵抗値を変更させることが出来る。したがって、低消電力で駆動させたい通常運針モードのときには、高インダクタンス、高抵抗とすることで少ない電流で駆動させることが出来、更に高トルクが必要となる高速運針モードのときには、低インダクタンス、低抵抗とすることで大きな電流で駆動させることが出来る。
本発明のステップモータは、従来の構成のように、ロータ磁界方向でロータ磁石が停止する第1の位置からいきなりロータ磁石を正方向に回転させるのではなく、第1の位置から一端、励磁コイルが無印加の状態でもロータ磁石自身の磁界により正方向に回転しようとする力が作用する位置に回転させる。その後に励磁コイルを励磁することで、励磁磁界によるロータ磁石を正方向に回転させようとする力と、先述のロータ磁石自身の磁界により正方向に回転しようとする力とを合わせて発生させているので、ロータ磁石に非常に大きなトルクを発生させて、重い大きな慣性体の指針を駆動出来る。この様にして、ステップモータ自身が高トルクを発生出来るため、従来の構成の様に、わざわざ減速比によるトルク増加を図る必要がなく、モータ自身のサイズを極力小さくすることができ、アナログ式電子時計の小型化を可能とする。
また本発明のステップモータの構成は、ロータ磁石自身の磁界により正方向に回転しようとする力が最大になる位置まで一端回転させる様になっているので、ロータ磁石で発生するトルクを、更に大きくすることが出来る。
本発明のステップモータは、従来の構成と同様に、径方向に2極に着磁されたロータ磁石とロータ軸とを有するロータと、磁芯に導線を巻き回した励磁コイルと、励磁コイルに駆動パルスを印加する励磁手段と、磁芯の両端に結合し、かつ中央に配したロータ孔にロータを配設することで、励磁コイルで励磁された磁束の流れをロータ磁石に導くステータ
とを有する形態となっている。
この本発明のステップモータにおける励磁手段は、ロータ磁界方向でロータ磁石が停止する第1の位置から、回転軸を中心として負方向に回転させて第2の位置とした後に、正方向にロータを回転させることに特徴がある。
つまり、従来の構成では、ロータ磁石がちょうど安定した位置で停止した状態となっているので、ロータ磁石自身の磁界により負方向に戻そうする力に抗するように、励磁磁界によるロータ磁石を正方向に回転させようとする力を発生させて回転させていた。それに対して、本発明のステップモータは、予め正方向とは逆方向に回転させてから、ロータ磁石が元の安定した位置に戻ろうとする不安定な位置になるように駆動しているので、ロータ磁石自身の磁界により正方向に回転しようとする力と、励磁磁界によるロータ磁石を正方向に回転させようとする力それぞれの最大値が発生するように効率良くあわせることができる。これにより、ロータ磁石に非常に大きなトルクを発生させることが出来る。以下に、本発明のステップモータの具体的な構成を図面に基づいて説明する。
まず、本実施形態のステップモータについて説明する。図1は、本発明のステップモータの構成例を示す上面図及び断面図である。
図1に示すように本発明のステップモータ100aは、先に示す様に、径方向に2極に着磁されたロータ磁石1とロータ軸2とを有するロータ3と、磁芯4に導線5を巻き回した励磁コイル6と、励磁コイル6に駆動パルスを印加する励磁手段7と、磁芯4の両端に結合しかつ中央に配した、ノッチ11を含むロータ孔8の内部にロータ3を配設することで、励磁コイル6で励磁された磁束の流れをロータ磁石1に導くステータ9とを備える形態となっている。なお、本図に示す符号200は、ロータ角度原点の位置を示しており、このロータ角度原点位置200を基準として、角度θ1が反時計方向を正とした場合のロータ3の移動角度量を示している。このロータ3の回転駆動詳細については、後述する。本図では、ロータ磁石1のS極からN極へ向かうロータ磁界方向が、矢印で示すコイル磁界方向21に対して、135[deg]を向いている状態が、励磁コイルへの無印加の状態となっている。
次に、本発明のステップモータの動作原理について説明する。図2は、本発明のステップモータの動作原理を説明するための図であり、(a)から(e)の順にしたがって、ロータを180[deg]反時計回転方向(正方向)に回転させた場合の動作手順を示している。
図2(a)に示す状態は、励磁コイル6(図1参照)が無印加のときのロータ3の状態を示している。このとき、ロータ磁石1自身の磁界により回転しようとする力がちょうどゼロとなって安定した位置を第1の位置とする。
次に、図2(b)に示す様に、図1に示した励磁コイル6を励磁し、ロータ磁石1を第1の位置から時計回転方向(負方向)に45[deg]回転させる。このとき、ロータ磁石1自身の磁界により正方向に回転しようとする力が最大値となる。この状態になった後に、励磁手段7により、励磁コイル6を反時計回転方向(正方向)に回転させるように励磁する。
次に、図2(c)(d)に示す様に、ロータ磁石1に作用している正方向のトルクにより、正方向にロータ3を回転させる。
次に、図2(e)に示す、再び励磁コイル6が無印加の状態となる。このとき、ロータ磁石1自身の磁界により回転しようとする力がちょうどゼロとなって安定して停止した位置が、再び次ステップの第1の位置となる。これで1ステップ180[deg]の回転が完了する。
次のステップでは、励磁コイル6の通電方向を先のステップと正負切替えるのみで、同じように180[deg]回転させることが出来るため、次のステップ以降の説明は省略する。
次に、本発明のステップモータが高トルクを得られる理由について説明する。図3は、本発明のステップモータの保持トルク(ロータ磁石自身の磁界により回転する力)と、ロータ磁石が変位するロータ変位角度との関係を示しており、保持トルク波形1001のゼロクロス位置が、0[deg]にある場合を示している。本図面の縦軸は、保持トルク(規格値)を、横軸は、ロータ変位角度を示している。また、図4は、ステップモータが高トルクを発生させる理由を説明するための、このステップモータのトルクとロータ角度との関係を示している。本図に示す縦軸は、トルク(規格値)を、横軸は、先に示した図1のロータ角度原点200の位置から反時計方向を正とした場合の角度量を示しており、ノッチの設置角度を調整して、図3に示した保持トルク波形のゼロクロス位置を変えて、図1に示した135[deg]に設定した場合の、保持トルク波形1001と、励磁コイルへの通電電流が一定時の場合の駆動トルク(励磁磁界によるロータ磁石を正方向に回転させようとする力)波形1002と、両トルクを重ね合わせた発生トルク(トルク合計)波形1003をそれぞれ示した。
2極に着磁されたロータ磁石に働く保持トルクは、図3に示すように、ロータの回転に応じた位置により、その大きさを正弦状に変化した値を取る。ここでは、ロータ変位角度が0[deg]と90[deg]のときに、保持トルクが0の値を取っている。そして、保持トルク(ロータ磁石1自身の磁界により回転しようとする力)がちょうどゼロとなる安定位置をゼロとし、そこから回転させたい方向とは反対に−45[deg]回転させた場合に、ロータ3が正方向に回転しようとするトルクが最大となる。なお、この保持トルクがゼロとなる安定位置は、先に示した図1や図2にあるノッチ11の設置角度により調整することが出来る。例えば、コイル磁界方向21に対し、おおよそ45[deg]と225[deg]の位置にノッチ11を設けることで、保持トルクがゼロとなる安定位置は、おおよそ135[deg]近辺に調整することが出来る。
そして、図4に示す様に、保持トルクがゼロとなる安定位置135[deg]から−45[deg]時計方向に回転させたとき(ロータ角度=90[deg]のとき)に、重ね合せた発生トルク波形1003が最大となることがわかる。この様に、本発明のステップモータの様に動作させれば、保持トルクと駆動トルクのロータ位置による大きさの重ね合せを効率的に利用することが出来る。
次に、本発明のステップモータを1ステップ動作させた場合のシミュレーション結果について説明する。図5(a)(b)は、本実施例のステップモータの駆動原理を示す図であり、図5(a)に、ステップモータが1ステップあたりの過渡応答動作を行った際の印加電圧と励磁コイルに流れる電流の関係を示し、図5(b)に、同じ過渡応答動作中のロータ変位角度と発生トルクの関係を示した。
図5(a)に示すように、励磁コイルに電圧波形1004のように一端負方向の電圧を印加した後、正方向の電圧を印加する。このときの電流波形は、符号1005の様に変化する。すると、図5(b)に示すように、ロータ角度変位波形1006は、−45[deg]程度まで負方向に回転した後、180[deg]まで回転する。この際に発生してい
る発生トルク波形1003は、約2[ms]で最大値となる。
このように駆動すれば、保持トルクの最大値と駆動トルクの最大値の両方を合わせた最大の発生トルクを得ることが出来るために、わざわざ減速比を大きくするための減速輪列を設けなくても、比較的重い慣性体である指針等であっても容易に運針することが出来る。この様な作用を受けて、本発明のステップモータを電子時計に搭載すれば、アナログ式電子時計の小型化を可能とすることが出来る。
次に、本発明の他のステップモータの構成例について説明する。図6は、本発明のステップモータの構成例を示す上面図及び断面図である。本実施例に示すステップモータ100bの特徴とする点は、励磁コイル6への無印加状態でロータ磁石1の静止するロータ磁界方向が、矢印で示すコイル磁界方向21に対して直交する方向となる様に形成されている点である。ステップモータ100bを構成する他の構成は同じであるので、本実施例での説明はこの特徴とする部分についてのみ行い、他の構成についてのここでの詳細な説明は割愛する。
図6に示すように、本発明のステップモータ100bは、励磁コイル6への無印加状態でロータ磁石1の静止するロータ磁界方向が、コイル磁界方向21に対して直交する方向となる様に形成されている。また、ロータ孔8の形状は、ステータ9のロータ孔8近傍に配したスリット10と、スリット方向と直交する方向に配した、当該スリット10より大きな面積のノッチ11とにより形成されている。
次に、本発明のステップモータの動作原理について説明する。図7は、本発明のステップモータの動作原理を説明するための図であり、(a)から(e)の順にしたがってロータを180[deg]反時計回転方向(正方向)に回転させた場合の動作手順を示している。
図7(a)に示す状態は、励磁コイル6(図6参照)が無印加のときのロータ3の状態を示している。このとき、ロータ磁石1自身の磁界により回転しようとする力がちょうどゼロとなって安定した位置を第1の位置とする。
次に、図7(b)に示す様に、励磁コイル6を励磁し、ロータ磁石1を第1の位置から時計回転方向(負方向)に45deg回転させる。このとき、ロータ磁石1自身の磁界により正方向に回転しようとする力が最大値となる。この状態になった後に、励磁手段7により、励磁コイル6を反時計回転方向(正方向)に回転させるように励磁する。
次に、図7(c)(d)に示す様に、ロータ磁石1に作用している正方向のトルクにより、ロータ3を正方向に回転させる。
次に、図7(e)に示す、再び励磁コイル6が無印加の状態となる。このとき、ロータ磁石1自身の磁界により回転しようとする力がちょうどゼロとなって安定した位置が、再び次ステップの第1の位置となる。これで1ステップ180[deg]の回転が完了する。
次のステップでは、励磁コイル6の通電方向を先のステップと正負切替えるのみで、同じように180[deg]回転させることが出来るため、次のステップ以降の説明は省略する。
次に、本発明のステップモータが高トルクを得られる理由について説明する。図8は、
本発明のステップモータのトルクとロータ角度との関係を示す図である。なお、図8の縦軸は、トルク(規格値)を、横軸は、先に示した図6のロータ角度原点200の位置から反時計方向を正とした場合の角度量を示している。なお、本図では、保持トルク波形1001のゼロクロス位置を、ノッチの設置角度を調整することで、図6に示した90[deg]に設定した場合の、保持トルク波形1001と、励磁コイルへの通電電流が一定時の場合の駆動トルク(励磁磁界によるロータ磁石を正方向に回転させようとする力)波形1002と、両トルクを重ね合わせた発生トルク(トルク合計)波形1003を示した。
図8に示す様に、保持トルクがゼロとなる安定位置90[deg]から−45[deg]時計方向に回転させたとき(ロータ角度=45[deg]のとき)に、重ね合せた発生トルク波形1003が駆動トルク単体の場合よりも大きくなっていることがわかる。本発明のステップモータをこの様に動作させれば、保持トルクと駆動トルクのロータ位置による大きさの重ね合せを効率的に利用することが出来る。
次に、本発明のステップモータを1ステップ動作させた場合のシミュレーション結果について説明する。図9(a)(b)は、本実施例のステップモータの駆動原理を示す図であり、図9(a)に、ステップモータが1ステップあたりの過渡応答動作を行った際の印加電圧と励磁コイルに流れる電流の関係を示し、図9(b)に、同じ過渡応答動作中のロータ変位角度と発生トルクの関係を示した。
図9(a)に示すように、励磁コイルに電圧波形1004のように一端負方向の電圧を印加した後、正方向の電圧を印加する。このときの電流波形は、符号1005の様に変化する。すると、図9(b)に示すように、ロータ角度変位波形1006は、−45[deg]程度まで負方向に回転した後、180[deg]まで回転する。この際に発生している発生トルク波形1003は、約2[ms]で最大値となっている。
このように駆動すれば、保持トルクと駆動トルクの両方を合わせた大きな発生トルクを得ることが出来る。また、本実施形態の構成は、図6に示したように、励磁コイル6への無印加状態でロータ磁石1の静止するロータ磁界方向が、コイル磁界方向に対して直交する方向に設定されているため、励磁コイル6への通電方向を正負切替えるのみで、正方向にも逆方向にも回転させることが出来る。
また、本実施形態の構成は、ロータ孔8の形状が、ステータ9のロータ孔8近傍に配したスリット10と、スリット方向と直交する方向に配した、当該スリット10より大きな面積のノッチ11とにより形成されているために、簡単なしくみで励磁コイル6への無印加状態でロータ3の静止するロータ磁界方向を、コイル磁界方向に対して直交する方向とすることを可能とした正逆回転型のステップモータとすることが出来る。
次に、本発明のステップモータの他の形態について説明する。図10は、本実施例のステップモータの励磁手段の構成例を説明するための図である。本実施例の特徴とする点は、実施例2に示したステップモータ100b(図6参照)の励磁手段7で、予め第1の位置から第2の位置とした後に、ロータ3を正方向に回転させる際に、励磁コイル6に直列にハイインピーダンスを付与する期間と、付与しない期間とを切替えて行う点にある。他の構成は先の実施例で示した形態と同じであるので、本実施例での説明はこの特徴とする部分についてのみ行い、他の構成についてのここでの詳細な説明は割愛する。
図10に示すように、本実施例における励磁手段7aは、電源18からの導線5(励磁コイル6を構成する導線5)に流れる電流の方向をスイッチング手段14、15、16、17により切替える。例えば、スイッチング手段14、17を導通状態とし、スイッチン
グ手段15、16を非導通状態とすることで、導線5に図面左上から右下へ電流を流すことが出来る。また、スイッチング手段15、16を導通状態とし、スイッチング手段14、17を非導通状態とすることで、導線5に図面右上から左下へ電流を流すことが出来る。また、励磁手段7aには、導線5と直列にハイインピーダンス12を設け、スイッチング手段13によりハイインピーダンス12と導通状態にするか、非導通状態にするかを切替えることが出来る様になっている。
次に、励磁手段の動作手順について説明する。図11(a)(b)は、本実施例のステップモータの駆動原理を示す図であり、図11(a)に、ステップモータが他の駆動方法を行った際の1ステップあたりの過渡応答動作における印加電圧と励磁コイルに流れる電流の関係を示し、図11(b)に、ロータ変位角度と発生トルクの関係を示した。なお、図11(a)のt1、t3は、ハイインピーダンスを付与しない期間で、t2はハイインピーダンスを付与する期間を示している。
先に示した図9(a)では、電流波形1005における5[ms]近辺の電流(逆起電流)により、ロータに電磁ブレーキが作用してしまい、ロータが減速してしまう。したがって、このときロータ角度変位波形1006(図9(b)参照)が、180[deg]を十分越えるほど変位せず、また、電流波形1005(図9(a)参照)に検出時の基準点となるゼロクロスを持つようなしっかりとした逆起波形が得られていない。そのため、正確にロータが回転、非回転したかを判断することが困難となる場合がある。
それに対して、図11(a)に示すように、期間t1で電圧波形1004のように一端負方向の電圧を印加した後、正方向の電圧を印加する。続いて、期間t2でハイインピーダンスを付与することで、本来、導線5(図10参照)に流れるはずの電流を低く抑えることが出来る。このときの電流波形は、符合1005の様に変化する。その結果、図11(b)に示すように、ロータ角度変位波形1006は、−45[deg]程度まで負方向に回転した後、180[deg]まで回転する。ところが、このとき180[deg]を十分越えるほど変位しているので、ロータは減衰振動をする。その結果、図11(a)に示すように電流波形1005に逆起波形が現れてしまうこととなる。通常時計用のステップモータでは、この逆起波形を利用し、ある振幅以上であればロータが回転、ある振幅以下であればロータが非回転と判断し、非回転であれば確実にロータを回転させることが出来るだけの充分なエネルギーを与えることで、ロータを確実に回転駆動させることが出来る。
このように、保持トルクと駆動トルクの両方を合わせた大きな発生トルクを得ることが出来るだけでなく、本実施形態の構成は、ロータを減速させずに回転させることが出来る。したがって、回転が終了した際の減衰振幅が一定以上あり、検出時の基準点となるゼロクロスを持つために、ロータの回転、非回転を判断し易い電流波形を得ることを可能としたステップモータとすることが出来る。
次に、本発明のステップモータの更に他の形態について説明する。図12(a)(b)は、本実施例のステップモータの駆動原理を示す図であり、図12(a)に、ステップモータ100bが、更に他の駆動方法を行った際の1ステップあたりの過渡応答動作における印加電圧と励磁コイルに流れる電流の関係を示し、図12(b)に、ロータ変位角度と発生トルクの関係を示した。本実施例の特徴とする点は、励磁手段が、第2の位置とした後に正方向に回転させる際に、励磁コイルに正方向の駆動パルスを印加した後に、負方向の加振パルスを印加する点にある。他の構成は先の実施例で示した形態と同じであるので、本実施例での説明はこの特徴とする部分についてのみ行い、他の構成についてのここでの詳細な説明は割愛する。
図12(a)に示すように、励磁コイルに電圧波形1004のように一端負方向の電圧を印加した後、正方向の電圧を印加する。続いて4.5[ms]近辺で負方向の電圧を更に印加(加振パルスを印加)する。このときの電流波形は、符合1005の様に変化する。このようにすることで、先に示した図7(d)の状態にあるロータを、更に加速させるための励磁磁界を作用させることが出来る。その結果、図12(b)に示すように、ロータ角度変位波形1006は、−45[deg]程度まで負方向に回転した後、180[deg]まで回転する。ところが、このとき180[deg]を十分越えるほど変位しているので、ロータ3は減衰振動をしてしまう。その結果、図12(a)に示すように電流波形1005に逆起波形があらわれるので、ロータ3の回転、非回転を判断し易い電流波形を得ることを可能としたステップモータとすることが出来る。
次に、本発明の他のステップモータの構成例について説明する。図13は、本発明のステップモータの構成例を示す上面図であり、図14は、本実施例のステップモータの励磁手段の構成例を示す図面である。
図13に示す様に、本実施例で示すステップモータ100cは、励磁コイルが二つに分かれて、導線5a、5bとなって磁心4に巻かれている。本実施例で示すステップモータ100cを構成する他の構成は、先に示した構成と同じであるので、本実施例での説明はこの特徴とする部分についてのみ行い、他の構成についてのここでの詳細な説明は割愛する。
本実施例の特徴とする点は、図14に示す様に、直列につながった導線5a、5bの間にスイッチング手段20により、導線5bと導通とするか、非導通にするかを切替える点である。また、ここでは図示しないが、指針の運針速度を、使用者が時刻の表示を見るための表示モードである通常運針モードと、通常運針モードよりも高速に指針を運針するための高速運針モードとに切替えて制御する制御回路をさらに有する。
通常運針モードにおいて、時刻表示するための指針を運針する場合、スイッチング手段20を切替え、導線5a、5bを導通状態とする。このようにすることで、先に示した図13の励磁コイル6は、全てのコイルを使って指針の運針を行う。
また、高速運針モードにおいて、時刻表示するための指針を高速で運針する場合、スイッチング手段20を切替え、導線5a、5bとを非導通状態とする。このようにすることで、先に示した図13の励磁コイル6の導線5aのみを使って励磁し、5bをオープン状態となる様にして指針の運針を行うことが出来る。
次に、励磁コイル6の導線5aのみを用いて、本発明のステップモータを1ステップ動作させた場合のシミュレーション結果について説明する。図15(a)(b)は、本実施例のステップモータの駆動原理を示す図であり、図15(a)に、ステップモータが1ステップあたりの過渡応答動作を行った際の印加電圧と励磁コイルに流れる電流の関係を示し、図15(b)に、ロータ変位角度と発生トルクの関係を示した。なお、図15(a)のt1、t3はハイインピーダンスを付与しない期間で、t2はハイインピーダンスを付与する期間を示している。
図15(a)に示すように、期間t1で、励磁コイルに電圧波形1004のように一端負方向の電圧を印加した後、正方向の電圧を印加する。また、期間t2でハイインピーダンスを付与し、流れる電流を低く抑える。このときの電流波形は、符号1005に示す様に変化する。すると、図15(b)に示すように、ロータ角度変位波形1006は、−4
5[deg]程度まで負方向に回転した後、360[deg]まで回転する。この際に発生している発生トルク波形1003は、約2[ms]で最大値となる。そして、約9[ms]の段階で、電流の減衰が収まり、次のステップのための励磁が出来ている状態となる。励磁コイル6の導線5a、5bを両方使って駆動した実施例3で示した形態(図11で示した形態)と比較し、本実施例で示した励磁コイル6の導線5aのみを用いて駆動した形態(図15で示した形態)とすれば、低インダクタンス、低抵抗となるために、大きな電流で駆動させることが出来る。その結果、駆動トルクを更に大きくすることが出来るため、高速に指針を運針させることが出来る。
このように、本実施例の構成によれば、通常運針モードと高速運針モードを任意に切替えることが出来る。そして、図13に示した、通常運針モードのときは、励磁コイル6の全てのコイルである導線5aと導線5bを使って指針の運針を行い、低消費電力で駆動させることが出来る。また、高速運針モードのときは、励磁コイル6の一部である導線5aのみを使って励磁し、他の導線5bをオープン状態となる様に切替えて制御することで、更に高トルクを発生させ、高速運針がモードを可能とする。
本発明のステップモータの構成例を示す上面図及び断面図である。(実施例1) 本発明のステップモータの動作原理を説明するための図である。(実施例1) 本発明のステップモータの保持トルクとロータ変位角度との関係を示す図である。(実施例1) 本発明のステップモータが高トルクを発生させる理由を説明するための図である。(実施例1) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例1) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例1) 本発明のステップモータの他の構成例を示す上面図及び断面図である。(実施例2) 本発明のステップモータの動作原理を説明するための図である。(実施例2) 本発明のステップモータが高トルクを発生させる理由を説明するための図である。(実施例2) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例2) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例2) 本発明のステップモータの更に他の構成例を示す図である。(実施例3) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例3) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例3) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例4) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例4) 本発明のステップモータの更に他の構成例を示す上面図である。(実施例5) 本発明のステップモータの更に他の構成例を説明図である。(実施例5) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例5) 本発明のステップモータの駆動原理を示す図である。(実施例5) 従来のステップモータの構成例を説明するための上面図及び断面図である。 従来のステップモータの課題を説明するための上面図及び断面図である。 従来のステップモータの課題を説明するための上面図及び断面図である。
符号の説明
1 ロータ磁石
2 ロータ軸
3 ロータ
4 磁心
5、5a、5b 導線
6 励磁コイル
7、7a、7b 励磁手段
8 ロータ孔
9 ステータ
10 スリット
11 ノッチ
12 ハイインピーダンス
13、20 切換手段
14、15、16、17 スイッチング手段
18 電源
200 ロータ角度原点
21 コイル磁界方向
100a、100b、100c ステップモータ
1001 保持トルク波形
1002 駆動トルク波形
1003 発生トルク(トルク合計)波形
1004 電圧波形
1005 電流波形
1006 ロータ角度変位波形

Claims (8)

  1. 径方向に2極に着磁されたロータ磁石とロータ軸とを有するロータと、
    磁芯に導線を巻き回した励磁コイルと、
    前記励磁コイルに駆動パルスを印加する励磁手段と、
    前記磁芯の両端に結合し、かつ中央に配したロータ孔に前記ロータを配設することで、前記励磁コイルで励磁された磁束の流れを前記ロータ磁石に導くステータと、を備え、
    前記励磁手段は、前記ロータ磁界方向で前記ロータ磁石が停止する第1の位置から、前記回転軸を中心として負方向に回転させて第2の位置とした後に、正方向に前記ロータを回転させる
    ことを特徴とするステップモータ。
  2. 前記第2の位置は、前記第1の位置から45度負方向に回転させた位置である
    ことを特徴とする請求項1に記載のステップモータ。
  3. 前記ロータ孔は、前記励磁コイルへの無印加状態で前記ロータ磁石の静止するロータ磁界方向が、コイル磁界方向に対して直交する方向となる様に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のステップモータ。
  4. 前記ロータ孔は、前記励磁コイルへの無印加状態で前記ロータ磁石の静止するロータ磁界方向が、コイル磁界方向に対して直交する方向から正方向に45度回転した方向となる様に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のステップモータ。
  5. 前記ロータ孔の形状は、前記ステータのロータ孔近傍に配したスリットと、スリット方向と直交する方向に配した、当該スリットより大きな面積のノッチとにより形成されている
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のステップモータ。
  6. 前記励磁手段は、前記第2の位置とした後に前記正方向に回転させる際に、前記励磁コイルに直列にハイインピーダンスを付与する期間と、付与しない期間とを切替えて行う手段である
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のステップモータ。
  7. 前記励磁手段は、前記第2の位置とした後に前記正方向に回転させる際に、前記励磁コイルに正方向の駆動パルスを印加した後に、負方向の加振パルスを印加する手段である
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のステップモータ。
  8. 前記ステップモータは、時計の指針を運針するためのモータであって、
    指針の運針速度を、使用者が時刻の表示を見るための表示モードである通常運針モードと、前記通常運針モードよりも高速に前記指針を運針するための高速運針モードとに切替えて制御する制御回路をさらに有し、
    前記通常運針モードのときは、前記励磁コイルの全てのコイルを使って前記指針の運針を行い、
    前記高速運針モードのときは、前記励磁コイルの一部を使って励磁し、他の一部をオープン状態となる様にして前記指針の運針を行う
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のステップモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013198247A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Citizen Holdings Co Ltd ステップモータ

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