JP2009188759A - 差動位相偏移変調(DifferentialPhaseShiftKeying)された信号の復調回路、それを利用した無線機器 - Google Patents

差動位相偏移変調(DifferentialPhaseShiftKeying)された信号の復調回路、それを利用した無線機器 Download PDF

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Abstract

【課題】受信感度を改善する。
【解決手段】復調回路6は、差動位相偏移変調された受信信号を復調する。位相差データ生成部20は、所定のサンプリング時間ごとに入力される受信信号の位相を示す位相データcur_phaseを、それよりも1シンボル時間前の位相データpre_phaseと比較し、2つの位相データの位相遷移量を示す位相差データdiff_phaseを生成する。シンボル選択部30は、サンプリング時間ごとに生成される位相差データdiff_phaseを評価してシンボルを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、差動位相偏移変調(以下、DPSK変調という)された受信信号を復調する復調技術に関する。
近年、複数の電子機器間でデータの送受信を行うために、さまざまな規格、方式の無線通信システムが提案されている。たとえばBluetooth規格に準拠した通信システムでは、デジタルの変調データを利用して搬送波をDPSK変調する。
特開2002−290294号公報
DPSK変調では、あるシンボルから次のシンボルまでの位相遷移量が、復調すべきコードと対応づけられる。受信信号の位相を示す位相データは、シンボルレートの整数倍、たとえば8倍や16倍でオーバーサンプリングされる。オーバーサンプリングされた位相データの中から、シンボルを抽出する際に、従来の復調回路では、前のシンボルとして採用された位相データと、現在サンプリングされるいくつかの位相データそれぞれとの位相遷移量を算出し、位相差が所定の期待値に最も近いものを、現在のシンボルとして採用する。
この方式は、前回のシンボルの位相が正確であるとの前提で有効であるが、実際の通信環境においては、シンボルが理想的なコンスタレーションと完全に一致することはまれである。そのため、前回のシンボルが理想的なコンスタレーションからずれていた場合に、位相遷移量を正確に評価することができず、現在のシンボルの選択に影響を及ぼすため受信感度が低下するという問題がある。すなわち、この方式は前回のシンボルの精度に強く依存するアルゴリズムといえる。
本発明は係る状況においてなされたものであり、その目的は、受信感度を向上した復調技術の提供にある。
本発明のある態様は、差動位相偏移変調された受信信号を復調する復調回路に関する。この復調回路は、所定のサンプリング時間ごとに入力される受信信号の位相を示す位相データを、それよりも1シンボル時間前の位相データと比較し、2つの位相データの位相遷移量を示す位相差データを算出する位相差データ生成部と、サンプリング時間ごとに生成される位相差データを評価してシンボルを選択するシンボル選択部と、を備える。
各サンプリング点における位相差データを、前回のシンボルとして採用された位相差データではなく、それぞれの位相差データよりも1シンボル時間前の位相差データと比較するため、前回のシンボルの精度に依存することなく位相遷移量を評価する。この態様によれば、受信感度を向上できる。
位相差データ生成部は、サンプリング時間ごとに入力される位相データを保持するメモリと、メモリに保持された1シンボル時間前の位相データに対する現在の位相データの位相遷移量を算出し、位相差データを生成する第1演算器と、を含んでもよい。
シンボル時間がサンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、メモリは、n段のFIFO(First In First Out)メモリであってもよい。
FIFO(シフトレジスタ)を利用することにより、各サンプリングタイミングにおける位相差データを好適に生成できる。
位相差データ生成部は、位相差データをπ/8に相当する所定量だけシフトさせる第2演算器を含み、受信信号が8相差動位相偏移変調されているとき、第2演算器によって所定量だけシフトされた位相差データを、後段の処理へと投入してもよい。
この場合、後段の回路において、8相差動位相偏移変調と4相差動位相変調(もしくはπ/4シフト4相差動位相変調)を同様に処理することができる。
位相差データ生成部は、位相差データの上位の所定数ビットを符号化し、シンボル選択部に出力してもよい。
シンボル選択部は、サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、所定の期待値に近い位相差データをシンボルとして選択してもよい。
シンボル選択部は、サンプリング時間ごとに出力される符号化されたデータが、連続して同じ値を有する位置を、シンボルの選択タイミングとしてもよい。
この場合、位相差データが期待値に最も近いデータを推定することができる。
シンボル時間がサンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、データ期間においてシンボル選択部は、サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、前回シンボルとして選択された位相差データから1シンボル時間後の位相差データと、その前後のm(1≦m<n)個の位相差データを、現在のシンボルの候補としてもよい。
シンボル時間がサンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、プリアンブル期間においてシンボル選択部は、サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、すべての位相差データを現在のシンボルの候補としてもよい。
プリアンブル期間にすべての位相データを評価対象とすることにより、データ期間の開始時刻を正確に取得できる。
シンボル時間がサンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、シンボル選択部は、サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、前回シンボルとして選択された位相差データから1シンボル時間後の位相差データと、その前後のm個(1≦m<n)の位相差データを、現在のシンボルの候補とし、プリアンブル期間とデータ期間とで自然数mの値を変化させてもよい。
受信信号は、Bluetooth規格に準拠したフォーマットを有してもよい。
本発明の別の態様は、無線機器である。この無線機器は、差動位相偏移変調(Differential Phase Shift Keying)された受信信号を受信し、受信信号の位相を示す位相データを、所定のサンプリング時間ごとに生成する受信回路と、受信回路から出力される位相データを復調する、上述のいずれかの復調回路と、を備える。
この態様によると、受信感度を高めることができる。
本発明のさらに別の態様は、差動位相偏移変調(Differential Phase Shift Keying)された受信信号の復調方法に関する。この復調方法は、受信信号の位相を示す位相データを、所定のサンプリング時間ごとに生成するステップと、サンプリング時間ごとに生成される位相データを、それよりも1シンボル時間前の位相データと比較し、2つの位相データの位相遷移量を示す位相差データを生成するステップと、サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、所定の期待値に最も近い位相差データをシンボルとして選択するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば受信感度を改善できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが部材Bと接続された」状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係る受信機1000の構成を示すブロック図である。無線通信システムの送信機(不図示)と受信機1000は、差動位相偏移変調(以下、DPSKという)された搬送波を送受信する。以下、無線通信システムは、Bluetooth規格に準拠した通信を行うものとするが、本発明はこれに限定されることなく、その他の規格にも適用可能である。
送信機は、デジタル信号を変調信号としてDPSK変調された高周波信号(RF信号)Srfを送信する。受信機1000は、送信機から送信されるRF信号Srfを受信し、RF信号からデジタル信号を復調する。受信機1000は、アンテナ2、IQ検波回路4、復調回路6を備える。Bluetooth規格において、RF信号Srfは、8相差動位相偏移変調(以下、8DPSK)もしくはπ/4シフト4相差動位相変調(π/4−DQPSK)のいずれかの方式で変調されいる。
アンテナ2は、DPSK変調された搬送波周波数2.4GHzの受信RF信号(被変調波)を受信する。RF信号SrfはIQ検波回路4に入力される。IQ検波回路4は、2.4GHzのRF信号を、周波数変換(ダウンコンバージョン)して、同相成分と直交成分に分解してフィルタリングし、同相信号LPF_Iと直交信号LPF_Qを出力する。
復調回路6は、位相データ生成部10、位相差データ生成部20、シンボル選択部30を備える。
位相データ生成部10は、同相信号LPF_I、直交信号LPF_Qを受ける。同相信号LPF_I、直交信号LPF_Qは、所定のサンプリングレートfsでサンプリングされたデジタル信号である。たとえばサンプリングレートは、Bluetooth規格のシンボルレートfsym=1MHzに対し、その8倍の8MHzに設定される。
位相データ生成部10は、同相信号LPF_I、直交信号LPF_Qの逆正接arctan(LPF_I,LPF_Q)を演算して、受信信号の位相(同相成分に対する偏角)を示す位相データPHASEを生成する。位相データPHASEは、8MHzから2倍にオーバーサンプリングされ、fs=16MHzのデータとして出力される。
位相差データ生成部20は、所定のサンプリング時間Ts(=1/fs)ごとに入力される位相データPHASEを受ける。位相差データ生成部20は、順次入力される位相データcur_phaseを、それよりも1シンボル時間Tsym(=1/fsym)前の位相データpre_phaseと比較し、2つの位相データの位相遷移量(位相差)を示す位相差データdiff_phaseを生成する。
位相差データ生成部20は、メモリ22、第1演算器24を含む。メモリ22は、サンプリング時間ごとに入力される位相データPHASEを保持する。たとえばメモリ22は、FIFOメモリ、シフトレジスタ、フリップフロップなどで構成される遅延回路で構成される。第1演算器24は現在の位相データcur_phaseと、メモリ22に保持された1シンボル時間前の位相データpre_phaseとの位相遷移量を算出し、位相差データdiff_phaseを生成する。
シンボル選択部30には、サンプリング時間ごとに生成される位相差データdiff_phaseに応じた位相差データPHASE_DATAが入力される。シンボル選択部30は、サンプリング時間ごとの位相差データPHASE_DATAのうち、その値が所定の期待値に最も近い位相差データPHASE_DATAをシンボルとして選択する。所定の期待値は、2Mbps伝送に使用されるπ/4−DQPSKの場合、±π/4(±45度)、±3π/4(±135度)である。3Mbps伝送に利用される8DPSKの場合、期待値は0(0度)、±π/4(±45度)、±π/2(±90度)、±3π/4(±135度)、π(180度)である。
図2(a)、(b)は、それぞれ実施の形態に係る復調方法および従来の復調方法を示す図である。図2(b)示すように、従来のDPSKの復調では、前回シンボルとして選択された位相データpre_phaseを基準とした現在の位相データcur_phaseの位相遷移量diff_phaseを算出し、その値が期待値に最も近いものを、現在のシンボルとして選択する。したがって前回のシンボルが理想的なコンスタレーションからずれていた場合に、位相遷移量を正確に評価することができず、現在のシンボルの選択に影響を及ぼし、受信感度が低下する場合があった。
これに対して本実施の形態に係る復調回路6によれば、図2(a)に示すように、各サンプリング点における位相差データdiff_phaseを、前回のシンボルとして選択された位相差データdiff_phaseに対する遷移量ではなく、それぞれの位相差データcur_phaseよりも1シンボル時間前の位相差データpre_phaseに対する遷移量として算出するため、前回のシンボルの精度に依存することなく位相遷移量を評価することができる。その結果、従来に比べて受信感度を向上できる。
続いて、図1の復調回路6の構成について詳細に説明する。図3は、図1の位相差データ生成部20の構成を示すブロック図である。位相差データ生成部20は、同期カウンタ40、メモリ22、第1演算器24、オフセット補正部50、位相シフタ60、モードスイッチセレクタ62、エンコーダ70、同期用のフリップフロップFFを備える。
同期カウンタ40は、同期検出を開始するタイミング調節を行う。復調動作開始後に、位相有効信号PHASE_VALIDがアサート(ハイレベルにトグル)されると、2MHzのクロックEN_2Mの遷移をカウントし、カウント値が同期開始タイミング信号PSKSYNCCOUTに達すると、それ以降に入力される位相データPHASEを有効データとし、それ以降の処理に投入する。
この機能を実現するため、同期カウンタ40はカウンタ42、コンパレータ44、ANDゲート46、ANDゲート46を含む。カウンタ42は、クロックEN_2Mをカウントする。コンパレータ44はカウンタ42のカウント値を同期開始タイミング信号PSKSYNCCOUTと比較し、比較結果を示すイネーブル信号EN1を出力する。ANDゲート46はイネーブル信号EN1と位相有効信号PHASE_VALIDの論理積を生成し、イネーブル信号EN2として出力する。カウンタ42、コンパレータ44の値は、同期クリア信号SYNC_CLRによって初期化される。
第1フリップフロップFF1は、位相データPHASEを受け、これを内部のクロックと同期する。第1フリップフロップFF1はイネーブル信号EN2がハイレベルのときアクティブ、ローレベルのとき非アクティブとなる。
第1フリップフロップFF1によってリタイミングされた位相データPHASEは、位相差データ生成部20へと入力される。同期カウンタ40によってガード(Guard)期間中のIF信号をマスクすることができる。言い換えれば、同期開始タイミング信号PKSSYNCCOUTNの値は、ガード期間の長さに応じて設定される。特にBluetooth規格ではガード期間中のIF信号のパターンが規定されていないため、このパターンがプリアンブルの同期パターンと一致すると同期がとれなくなるが、同期カウンタ40を設けることにより、同期を確実にとることができる。図3に示されるフリップフロップFFのクロック端子には、24MHzのクロックCLK24Mが入力されている。
位相差データ生成部20は上述したようにメモリ22、第1演算器24を含む。位相データPHASEは、シンボルレートの16倍にオーバーサンプリングされた8ビットのシリアルデータである。したがって、1シンボル時間すべての位相データPHASEを保持するために、メモリ22は8ビット×16段(=128ビット)のFIFOで構成され、最下位ビットLSBから最上位ビットMSBへと位相データPHASEをシフトしていく。したがって、メモリ22に保持される位相データアレイpre_phase_array[127:0]のうち、最上位から8ビットpre_phase_array[127:120]が、1シンボル時間前のデータpre_phaseとなる。
第1演算器24は、pre_phase_array[127:120]から現在の位相データcur_phaseを演算し、位相差データdiff_phaseを生成する。位相差データdiff_phaseは後段のシンボル選択部30へと出力される。
フリップフロップFF5は、位相差データdiff_phaseをクロックCLK24Mと同期する。
オフセット補正部50は、搬送波の周波数オフセットを用いて、位相差データdiff_phaseを補正する。オフセット補正部50には2つの周波数オフセットが入力される。ひとつはFSK(Frequency Shift Keying)変調のデータ期間に取得された周波数オフセットFSK_AFC_OFSであり、ひとつはDPSK変調のデータ期間に取得された周波数オフセットPSK_AFC_OFSである。2つの周波数オフセットは、演算器52、演算器54によって位相差データdiff_phaseから差し引かれる。
位相シフタ60は、加算器(もしくは減算器)で構成され、オフセット補正部50から出力される位相差データdiff_phase1を、π/8に相当する所定量だけシフトさせる。位相差データdiff_phase1は8ビット、256階調で0〜2πを表現するから、π/8に相当する所定量は、10進数で8’d16(2進数で8’b0010000)となる。
モードスイッチセレクタ62は、位相シフタ60からの位相差データdiff_phase1と、オフセット補正部50からの位相差データdiff_phase2のいずれかを選択する。モードスイッチセレクタ62には、現在の変調フォーマットが、8DPSKとπ/4−DQPSKのいずれであるかを示す変調モード信号PKS_MODE_SELが入力される。モードスイッチセレクタ62は、8DPSKのとき位相シフタ60の出力を、π/4−DQPSKのときオフセット補正部50の出力を選択する。
位相シフタ60、モードスイッチセレクタ62を設けることにより、2つの変調方式のいづれの場合であっても、後段の処理を共通化することができる。
モードスイッチセレクタ62から出力される位相差データrot_phaseの上位3ビットrot_phase[7:5]は、エンコーダ70へと出力される。エンコーダ70はセレクタ、あるいはテーブルを保持するメモリで構成され、位相差データrot_phase[7:5]の値に応じた3ビットを符号化し、位相差データPHASE_DATAを出力する。符号化はいわゆるグレイコード(Gray Code)に従う。
位相差データrot_phase[7:5]と位相差データPHASE_DATAの対応関係は以下の通りである。
(rot_phase[7:5]:PHASE_DATA[2:0])=
(000:000)
(001:001)
(010:011)
(011:010)
(100:110)
(101:111)
(110:101)
(111:100)
π/4−DQPSKのときは、rot_phaseは3’b000、3’b011、3’b101、3’b111のいずれかの値をとり、位相差データPHASE_DATAの上位2ビットがシンボルとしての意味を持つ。
8DPSKのときは、位相差データPHASE_DATAの3ビットがシンボルとしての意味をもつ。このように、エンコーダ70の前段に位相シフタ60、モードスイッチセレクタ62を設けることにより、位相差データの生成処理を2つの変調方式で共通化できる。
エンコーダ70から出力される位相差データPHASE_DATAは、フリップフロップFF6によってクロックCLK24Mと同期され、シンボル選択部30へと出力される。
位相差データrot_phaseの下位6ビットrot_phase[5:0]は、フリップフロップFF7と同期される。周波数オフセット検出部は、位相誤差信号ERROR_PHASEに応じたデータを平均化し、平均された値の正負の符号を判定し、符号に応じてカウント動作を行う。こうして得られたカウント値は、周波数オフセットPSK_AFC_OFSとしてオフセット補正部50へと入力される。
シンボル選択部30は、16MHzでサンプリングされた位相差データPHASE_DATAを受け、これらの値から、最も期待値に近い位相差データPHASE_DATAを推定し、シンボルを選択する。
図4は、シンボル選択部30によるシンボルの選択動作を示すタイムチャートである。サンプル位置は、シンボル時間のうち何番目のサンプリングデータであるかを示す。サンプル位置は、カウンタにより生成される。シンボルパルスTP_SYM_PULSEは、シンボルとして選択するタイミングを示す。
8DPSKやπ/4−DQPSKでは、理想的なシンボル点のタイミング付近では信号点の変化速度が遅くなるため、位相差データPHASE_DATAは同じ値を保持する傾向がある。
そこで、シンボル選択部30は、サンプリング時間ごとに出力される符号化された位相差データPHASE_DATAが連続して同じ値を有する位置を、シンボルの選択タイミングとする。この方法によれば、位相遷移量が期待値に最も近い位相差データをシンボルとして推定し、選択することができる。
具体的には、シンボル選択部30は、シンボルとして選択したあるサンプリングタイミングにおける位相差データDiと、それより一つ前のサンプリングタイミングにおける位相差データDi−1が一致し、かつシンボルとして選択したあるサンプリングタイミングにおける位相差データDiと、それより一つ後のサンプリングタイミングにおける位相差データDi+1が一致した場合、シンボルとして選択したサンプリングタイミングよりも1シンボル時間Tsym(=1μsec)後のサンプリングタイミングの位相差データを、次のシンボルとして選択する。
また、シンボル選択部30は、シンボルとして選択したあるサンプリングタイミングにおける位相差データDiと、それより一つ後ろのサンプリングタイミングDi+1における位相差データが不一致の場合、次にシンボルを選択するタイミングを、1シンボル時間Tsymより短く設定する。たとえば、1シンボル時間Tsymよりも1サンプリング時間Ts短い0.9375μsec(=Tsym−Ts=15/16μsec)に設定する。
反対に、シンボル選択部30は、シンボルとして選択したあるサンプリングタイミングにおける位相差データDiと、それより一つ前のサンプリングタイミングにおける位相差データDi−1が不一致の場合、次にシンボルを選択するタイミングを、1シンボル時間Tsymより長く設定する。たとえば、1シンボル時間Tsymよりも1サンプリング時間Ts長い1.0625μsec(=Tsym+Ts=17/16μsec)に設定する。
つまり、シンボル時間Tsymがサンプリング時間Tsのn倍(nは自然数)であるとき、データ期間においてシンボル選択部30は、サンプリング時間ごとに生成される位相差データPHASE_DATAのうち、前回シンボルとして選択された位相差データから1シンボル時間後の位相差データと、その前後のm(1≦m<n)個の位相差データを、現在のシンボルの候補とする。図4の具体例ではm=1である。
この処理は、データ期間において有効である。データ期間より前のプリアンブル期間においては、以下の処理を行うことが好ましい。
シンボル時間Tsymがサンプリング時間Tsのn倍(nは自然数)であるとき、プリアンブル期間においてシンボル選択部30は、サンプリング時間ごとに生成される位相差データPHASE_DATAのうち、すべての位相差データを現在のシンボルの候補とする。
具体的には、プリアンブルに含まれる同期パターンの期待値を、サンプリング時間ごとに生成される位相差データPHASE_DATAを時間的にシフトさせながら比較し、シンボル点の位置を決定する。プリアンブル期間にすべての位相データを評価対象とすることにより、データ期間の開始時刻を正確に取得できる。
別の観点から見れば、シンボル選択部30は、シンボル時間Tsymがサンプリング時間Tsのn倍(nは自然数)であるとき、サンプリング時間ごとに生成される位相差データPHASE_DATAのうち、前回シンボルとして選択された位相差データから1シンボル時間Tsym後の位相差データと、その前後のm個(1≦m<n)の位相差データを、現在のシンボルの候補とし、プリアンブル期間とデータ期間とで自然数mの値を変化させる。この処理によれば、プリアンブル期間とデータ期間それぞれにおいて、シンボル点を好適に選択することができる。
実施の形態にもとづき、特定の語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
実施の形態に係る受信機の構成を示すブロック図である。 図2(a)、(b)は、それぞれ実施の形態に係る復調方法および従来の復調方法を示す図である。 図1の位相差データ生成部の構成を示すブロック図である。 シンボル選択部によるシンボルの選択動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1000…受信機、2…アンテナ、4…IQ検波回路、6…復調回路、10…位相データ生成部、20…位相差データ生成部、22…メモリ、24…第1演算器、30…シンボル選択部、40…同期カウンタ、42…カウンタ、44…コンパレータ、46…ANDゲート、50…オフセット補正部、52…演算器、54…演算器、60…位相シフタ、62…モードスイッチセレクタ、70…エンコーダ。

Claims (12)

  1. 差動位相偏移変調された受信信号を復調する復調回路であって、
    所定のサンプリング時間ごとに入力される前記受信信号の位相を示す位相データを、それよりも1シンボル時間前の位相データと比較し、2つの位相データの位相遷移量を示す位相差データを生成する位相差データ生成部と、
    前記サンプリング時間ごとに生成される位相差データを評価してシンボルを選択するシンボル選択部と、
    を備えることを特徴とする復調回路。
  2. 前記位相差データ生成部は、
    前記サンプリング時間ごとに入力される位相データを保持するメモリと、
    前記メモリに保持された1シンボル時間前の位相データに対する現在の位相データの位相遷移量を算出し、前記位相差データを生成する第1演算器と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の復調回路。
  3. 前記シンボル時間が前記サンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、
    前記メモリは、n段のFIFO(First In First Out)メモリであることを特徴とする請求項2に記載の復調回路。
  4. 前記位相差データ生成部は、前記位相差データをπ/8に相当する所定量だけシフトさせる第2演算器を含み、
    前記受信信号が8相差動位相偏移変調されているとき、前記第2演算器によって前記所定量だけシフトされた前記位相差データを、後段の処理へと投入することを特徴とする請求項2に記載の復調回路。
  5. 前記位相差データ生成部は、前記位相差データの上位の所定数ビットを符号化して前記シンボル選択部に出力することを特徴とする請求項1に記載の復調回路。
  6. 前記シンボル選択部は、その値が所定の期待値に近い位相差データをシンボルとして選択することを特徴とする請求項1に記載の復調回路。
  7. 前記シンボル選択部は、サンプリング時間ごとに出力される符号化されたデータが、連続して同じ値を有する位置を、シンボルの選択タイミングとすることを特徴とする請求項5に記載の復調回路。
  8. 前記シンボル時間が前記サンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、
    データ期間において前記シンボル選択部は、前記サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、前回シンボルとして選択された位相差データから1シンボル時間後の位相差データと、その前後のm(1≦m<n)個の位相差データを、現在のシンボルの候補とすることを特徴とする請求項1に記載の復調回路。
  9. 前記シンボル時間が前記サンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、
    プリアンブル期間において前記シンボル選択部は、前記サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、すべての位相差データを現在のシンボルの候補とすることを特徴とする請求項1に記載の復調回路。
  10. 前記シンボル時間が前記サンプリング時間のn倍(nは自然数)であるとき、
    前記シンボル選択部は、前記サンプリング時間ごとに生成される位相差データのうち、前回シンボルとして選択された位相差データから1シンボル時間後の位相差データと、その前後のm個(1≦m<n)の位相差データを、現在のシンボルの候補とし、
    プリアンブル期間とデータ期間とで自然数mの値を変化させることを特徴とする請求項1に記載の復調回路。
  11. 前記受信信号は、Bluetooth規格に準拠したフォーマットを有することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の復調回路。
  12. 差動位相偏移変調(Differential Phase Shift Keying)された受信信号を受信し、前記受信信号の位相を示す位相データを、所定のサンプリング時間ごとに生成する受信回路と、
    前記受信回路から出力される位相データを復調する請求項1から10のいずれかに記載の復調回路と、
    を備えることを特徴とする無線機器。
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