JP2009188484A - 圧電フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】多重モード圧電フィルタの中心周波数近傍の低域側の保証減衰量を改善する手段を得る。
【解決手段】薄肉の振動部6、及びこの振動部6の周縁に沿って形成された厚肉の環状囲繞部7を有する圧電基板5と、振動部6の一方の主面上、つまり平坦側に近接して配置された3つの分割電極10−12と、振動部6の他の主面上、つまり圧電基板5の凹陥部側に、全ての分割電極10−12と対向して配置された共通電極14と、この共通電極14が存在しない他の主面上に配置された非共通電極領域(無電極領域)と、を備えている。共通電極14は、少なくとも全ての分割電極10−12をその内部に含む幅を有し、非共通電極領域(無電極領域)は、共通電極14を分割電極10−12の配列方向へ延長した幅内に位置する他の主面部分と、共通電極14を分割電極10−12の配列方向と直交する方向へ延長した幅内に位置する他の主面部分に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電フィルタに関し、特に逆メサ構造の圧電基板を用い、中心周波数近傍の低域側の保証減衰量を改善した圧電フィルタに関する。
多重モード圧電フィルタはモノリシック・クリスタルフィルタ(MCF)とも称され、圧電基板上に多対の電極を近接配置することにより、電極上に励起される対称モードS0、反対称モード(斜対称モード)A0、対称モードS1、・・を利用して構成する圧電フィルタである。構造的には小型で堅牢であり、圧電基板に水晶基板を用いると狭帯域、高減衰量特性が容易に得られることから、移動体通信機のIFフィルタとして多く用いられてきた。
特許文献1には、中心周波数近傍の保証減衰量を改善した三重モード圧電フィルタが開示されている。
図7は三重モード圧電フィルタの構成を示す概略図であり、同図(a)は平面図、同図(b)(c)はそれぞれQ−Q、S−Sにおける断面図、同図(d)は背面図である。一方の主表面に凹陥部56を形成した水晶基板55の他方の主面側(平坦面側)のほぼ中央に、3つの電極(以降、分割電極と称す)60、61、62をX軸方向に沿って近接配置すると共に、該電極60、61、62からそれぞれ水晶基板55の端部に向けてリード電極(引き出し電極)60a、61a、62aを延在し、水晶基板55の厚肉部に設けたパッド電極60b、61b、62bにそれぞれ接続する。そして、水晶基板55の凹陥部56側には分割電極60、61、62の全てより十分に大きな電極(以降、共通電極と称す)を配設して高周波の三重モード圧電フィルタを構成する。
特許文献1に記載の三重モード圧電フィルタの特徴は、共通電極の形成位置にある。即ち、分割電極60、61、62の配置方向(X軸方向)と平行な方向の、環状囲繞部57の二辺の中いずれか一辺に向かって共通電極を延長して形成し、分割電極60、61、62の配置方向と直交する方向に平行な方向の環状囲繞部57の二辺いずれにも電極を形成しないように共通電極64を形成する。
水晶基板55の凹陥部側に以上のような共通電極64を形成することにより、中心周波数近傍の保証減衰量が全体的に改善されると記載されている。
特開2006−108827公報
近年、客先から要求される仕様は、中心周波数f0−910kHzにおける保証減衰量として80dB以上、望ましくは85dB以上が求められている。
しかしながら、特許文献1に開示されている従来の三重モード圧電フィルタのフィルタ特性は、図8に示すようなものであり、この図8から分かるように特許文献1に示す圧電フィルタでは、中心周波数f0より低域側に910kHz離れた周波数近傍で、十分な減衰量を得ることができない問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、中心周波数近傍の低域側の保証減衰量を改善した多重モード圧電フィルタを提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]薄肉の振動部、及び該振動部の周縁に形成した厚肉の環状囲繞部を有する圧電基板と、前記振動部の一方の主面上に近接して配置された複数の分割電極と、前記振動部の他の主面上に全ての前記分割電極と対向して配置された共通電極と、該共通電極が存在しない他の主面上に配置された非共通電極領域と、を備え、前記共通電極は、少なくとも全ての前記分割電極をその内部に含む幅を有し、前記非共通電極領域は、前記共通電極を前記分割電極の配列方向へ延長した幅内に位置する前記他の主面部分と、前記共通電極を前記分割電極の配列方向と直交する方向へ延長した幅内に位置する前記他の主面部分に形成されている圧電フィルタを特徴とする。
このように圧電フィルタを構成すると、逆メサ構造の圧電基板の振動部(平坦部分)に近接する領域に電極を付加することに起因する不要振動が抑えられるので、挿入損失が小さくなると共に、中心周波数近傍の低域側における保証減衰量が大幅に改善されるという効果がある。
[適用例2]適用例1に記載の圧電フィルタにおいて、前記分割電極が2つの近接配置された電極からなることを特徴とする。
このように圧電フィルタを構成すると、二重モード圧電フィルタの中心周波数近傍の低域側における保証減衰量が大幅に改善されるという効果がある。
[適用例3]適用例1に記載の圧電フィルタにおいて、前記分割電極が3つの近接配置された電極からなることを特徴とする。
このように圧電フィルタを構成すると、三重モード圧電フィルタの中心周波数近傍の低域側における保証減衰量が大幅に改善されるという効果がある。
[適用例4]適用例1乃至3の何れかに記載の圧電フィルタにおいて、前記分割電極の配列方向が圧電基板のX軸に沿って配列されていることを特徴とする。
このように圧電フィルタを構成すると、Z’軸方向に沿って配列して構成した圧電フィタに比べ、多重モード圧電フィルタの帯域幅を広くすることができるという効果がある。
[適用例5]適用例1乃至3の何れかに記載の圧電フィルタにおいて、前記分割電極の配列方向が圧電基板のZ’軸に沿って配列されていることを特徴とする。
このように圧電フィルタを構成すると、X軸方向に沿って配列して構成した圧電フィタに比べ、多重モード圧電フィルタの帯域幅を狭くすることができるという効果がある。
[適用例6]適用例1乃至5の何れかに記載の圧電フィルタを複数段縦続接続した圧電フィルタを特徴とする。
このように圧電フィルタを構成すると、減衰傾度を急峻にし、保証減衰量を大きくすることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る三重モード圧電フィルタの実施の形態を示す概略図であり、同図(a)は平面図、同図(b)、(c)はそれぞれQ−Q、R−Rにおける断面図、同図(d)は背面図である。
本実施形態に係る三重モード圧電フィルタ1は、薄肉の振動部6、及びこの振動部6の周縁に沿って形成された厚肉の環状囲繞部7を有する圧電基板5と、振動部6の一方の主面上、つまり平坦側に近接して配置された3つの電極10、11、12(以降、「分割電極」と称す)と、振動部6の他の主面上、つまり圧電基板5の凹陥部側に、全ての分割電極10、11、12と対向して配置された電極14(以降、「共通電極」と称す)と、この共通電極14が存在しない他の主面上に配置された非共通電極領域(無電極領域)と、を備えている。
共通電極14は、少なくとも全ての分割電極10、11、12をその内部に含む幅を有し、非共通電極領域(無電極領域)は、共通電極14を分割電極10、11、12の配列方向へ延長した幅内に位置する他の主面部分と、共通電極14を分割電極10、11、12の配列方向と直交する方向へ延長した幅内に位置する前記他の主面部分に形成する。
水晶結晶は三方晶系に属し、Z軸(光学軸)、Y軸(機械軸)、X軸(電気軸)が互いに直交し、Z軸は3回対称軸、X軸は2回対称軸である。Y軸に垂直な水晶基板をY板と称し、Y板をX軸の回りにθ°回転させた水晶基板の1つがATカット水晶基板であり、θは35°15′程度である。この際、回転によりZ軸はZ’軸、Y軸はY’軸に変わり、X軸は変わらないのでそのままである。圧電基板5として水晶基板を用いる場合、例えば厚さ約80μmのATカット水晶基板の一方の主表面の中央部を、フォトリソグラフィ技法とウエットエッチング手法とを用いて凹陥せしめ、この凹陥部、即ち薄肉の振動部6を所望の厚さ、例えば10〜30μm程度の薄板状とすると共に、薄肉の振動部6の周囲を支持する厚肉の環状囲繞部7を振動部6と一体的に形成して、振動部6の機械的強度を増した水晶基板5を形成する。
ATカット水晶基板をウエットエッチングする場合、結晶の異方性のため、各結晶軸のエッチング速度が異なり、図1(b)の断面図に示すようにP1−P2、P4−P5の面は、圧電基板5の裏面(平坦面)に対して、垂直ではなく傾斜を有している。更にP2−P3面も裏面(平坦面)に対し平行ではなく、所定の傾斜を有しているので、振動部6としてはP3−P4面の平坦部を用いるのが一般的である。また、周知のように、ATカット水晶基板の周波数fは、厚さtの逆数に比例し、比例定数をkとするとf=k/tで表される。
真空蒸着装置、あるいはスパッタリング装置を用いて、圧電基板5の裏面側である平坦面で、表面側のP3−P4面に相当する領域の中央部に、図1(d)に示すように、分割電極10、11、12をX軸方向に沿って近接配置する。分割電極10、11、12のそれぞれから圧電基板5の端部に向けてリード電極(引き出し電極)10a、11a、12aを延在し、圧電基板5の端部の環状囲繞部7に設けたパッド電極10b、11b、12bとそれぞれ接続する。そして、圧電基板5の表面である凹陥部側においては、Z’軸方向ではP3−P4面の範囲と、X軸方向では環状囲繞部7の図中の上下側壁7x1、7x2の下部からそれぞれ少し離して中央部寄りの範囲と、の重なる領域に、共通電極14を配置する。
共通電極14から環状囲繞部の2つの隅に形成したパッド電極14b1、14b2までリード電極14a1、14a2を延在して、三重モード圧電フィルタ1を構成する。パッド電極11b、14b1及び14b2を接地し、パッド電極10b、12bの一方を入力電極とし、他方を出力電極として、パッド電極10b、12bの各々に適当なインピーダンスを接続することにより三重モード圧電フィルタとして機能する。
図2は、本実施形態の三重モード圧電フィルタ1のフィルタ特性を示す図である。図2に示す三重モード圧電フィルタ1は、中心周波数を121.5MHzに設定し、図1に示す圧電基板5の外形寸法を1.7×1.7mm、共通電極14の外形寸法をX軸方向1mm、Z’軸方向0.6mmとし、共通電極の電極材料に銀(Ag)を用い、その膜厚を150nm(1500Å)とし、分割電極10、11、12の電極材料にアルミニウム(Al)を用い、その膜厚を330nm(3300Å)とした場合の特性図である。
そして、このような本実施形態の三重モード圧電フィルタ1を30個製作し、その諸特性を測定した結果、中心周波数における挿入損失は平均で2.64dB、標準偏差σは0.38であった。
図7に示した従来の三重モード圧電フィルタを30個の製作し、その諸特性を測定した結果、中心周波数における挿入損失は平均で3.3dB、標準偏差σは0.41であった。挿入損失の平均値、標準偏差σとも本実施形態の三重モード圧電フィルタの方が優れていた。
特に、従来の三重モード圧電フィルタでは中心周波数近傍の低域側の保証減衰量が66dB程度であるのに対し、本実施形態の三重モード圧電フィルタでは、図2から明らかなように、中心周波数近傍の低域側の保証減衰量は90dB程度であり20数dB以上と大幅に改善されることがわかった。
以上の説明では、圧電基板のX軸方向に沿って3の電極を近接配置した場合を説明したが、Z’軸方向に沿って3つの電極を近接配置して三重モード圧電フィルタを構成してもよい。この場合、伝搬方向の圧電定数のためモード間の結合係数が小さくなり、フィルタの帯域幅が狭まるので、より狭帯域なフィルタ特性を実現するのに好適である。
図3は、本実施形態に係る二重モード圧電フィルタの実施の形態を示す概略図であり、同図(a)は平面図、同図(b)はR−Rにおける断面図、同図(c)は背面図である。なお、圧電基板5は、図1に示した圧電基板と同様な構造であるので、同じ符号を付して説明は省略する。
本実施形態の二重モード圧電フィルタ2は、薄肉の振動部6、及びこの振動部6の周縁に形成した厚肉の環状囲繞部7を有する圧電基板5の振動部6の一方の主面上、つまり平坦側の主面上に近接して配置された2つの電極(分割電極)15、16と、振動部6の他の主面上、つまり圧電基板5の凹陥部側に、分割電極15、16と対向して配置された電極(共通電極)17と、この共通電極17が存在しない非共通電極領域(無電極領域)と、を備えている。共通電極17は、少なくとも全ての分割電極15、16をその内部に含む幅を有し、非共通電極領域(無電極領域)は、共通電極17を分割電極15、16の配列方向へ延長した幅内に位置する他の主面部分と、共通電極17を分割電極15、16の配列方向と直交する方向へ延長した幅内に位置する他の主面部分に形成する。
図3(c)に示すように、結晶の異方性により生じる傾斜面、つまり環状囲繞部7の側壁7z2に連なるP7−P8面に相当する領域を避けるよう、裏面側の平坦面に分割電極15、16をZ’軸方向に沿って近接配置し、この分割電極15、16のそれぞれから圧電基板5の端部に向けてリード電極(引き出し電極)15a、16aを延在し、圧電基板5の端部の環状囲繞部7に設けたパッド電極15b、16bとそれぞれ接続する。そして、圧電基板5の表面である凹陥部側においては、結晶の異方性により生じる傾斜面P7−P8をできるだけ避けるよう、平坦面に共通電極17を配置し、この共通電極17と環状囲繞部7の2つの隅に形成したパッド電極17b1、17b2とをそれぞれ接続して、二重モード圧電フィルタ2を構成する。パッド電極17b1及び17b2を接地し、パッド電極15b、16bの一方を入力電極とし、他方を出力電極として、パッド電極15b、16bの各々に適当なインピーダンスを接続することにより二重モード圧電フィルタとして機能する。
図4は、中心周波数f0を45MHzに設定した本実施形態の二重モード圧電フィルタ2のフィルタ特性である。
図4から明らかなように、中心周波数近傍の低域側、特にf0−910kHzの保証減衰量は85dB程度である。図9は従来の設計に基づいて製作された二重モード圧電フィルタのフィルタ特性であり、f0−910kHzの保証減衰量は70dB程度である。図4と図9に示すフィルタ特性を比較すれば、本実施形態の二重モード圧電フィルタ2の中心周波数近傍の低域側の保証減衰量が大幅に改善されていることは明らかである。
図5は、図1に示した本実施形態の三重モード圧電フィルタを2段縦続接続した圧電フィルタの構成を示す図で、電極配列と接続の状態が分かり易いように裏面からみた図である。入出力IN、OUTに適当なインピーダンスを接続することにより、圧電フィルタとして機能する。
図6は、図3に示した本実施形態の二重モード圧電フィルタを2段縦続接続した圧電フィルタの構成を示す図で、電極配列と接続の状態が分かり易いように裏面からみた図である。入出力IN、OUTに適当なインピーダンスを接続することにより、圧電フィルタとして機能する。
図5及び図6に示したように多重モード圧電フィルタを縦続接続して圧電フィルタを構成するのは、急峻な減衰傾度と、高保証減衰量が要求される場合である。
図5、6では2段縦続接続した圧電フィルタの構成例を示したが、多重モード圧電フィルタの縦続接続段数は3段、4段、5段と複数段であってもよく、更に高減衰量で、急峻なフィルタが実現できる。
なお、これまで説明した本実施形態では、水晶の圧電基板を用いた場合を例に挙げて説明したが、他の材料の圧電基板、例えばランガサイト、四硼酸リチウム、ベルリナイト、圧電セラミックス等の圧電材料を用いた圧電基板にも適用できる。
また、逆メサ構造の圧電基板の製造方法として、ウエットエッチングの例を説明したが、ドライエッチングを用いると異方性によるエッチング速度の違いが無く、所望に近い形状の圧電基板を得ることができる。
本発明に係る三重モード圧電フィルタの構造を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)、(c)は断面図、(d)は背面図。 本発明の三重モード圧電フィルタのフィルタ特性を示す図。 本発明に係る二重モード圧電フィルタの構造を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は背面図。 本発明の二重モード圧電フィルタのフィルタ特性を示す図。 縦続接続型圧電フィルタの構成を示す図。 縦続接続型圧電フィルタの構成を示す図。 従来の三重モード圧電フィルタの構造を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)、(c)は断面図、(d)は背面図。 従来の三重モード圧電フィルタのフィルタ特性を示す図。 従来の二重モード圧電フィルタのフィルタ特性を示す図。
符号の説明
1 三重モード圧電フィルタ、2 二重モード圧電フィルタ、3、4 縦続接続型圧電フィルタ、5 圧電基板、6 振動部、7 環状囲繞部、7x1、7x2、7z2 環状囲繞部の側壁、10、11、12、14、15、16、17 電極、10a、11a、12a、14a1、14a2、15a、16a リード電極(引き出し電極)、10b、11b、12b、14b1、14b2、15b、16b、17b1、17b2 パッド電極、P1、P5 圧電基板の角、P2、P3、P4、P7、P8 エッチング面の境界

Claims (6)

  1. 薄肉の振動部、及び該振動部の周縁に形成した厚肉の環状囲繞部を有する圧電基板と、前記振動部の一方の主面上に近接して配置された複数の分割電極と、前記振動部の他の主面上に全ての前記分割電極と対向して配置された共通電極と、該共通電極が存在しない他の主面上に配置された非共通電極領域と、を備え、
    前記共通電極は、少なくとも全ての前記分割電極をその内部に含む幅を有し、
    前記非共通電極領域は、前記共通電極を前記分割電極の配列方向へ延長した幅内に位置する前記他の主面部分と、前記共通電極を前記分割電極の配列方向と直交する方向へ延長した幅内に位置する前記他の主面部分に形成されていることを特徴とする圧電フィルタ。
  2. 前記分割電極が2つの近接配置された電極からなることを特徴とする請求項1に記載の圧電フィルタ。
  3. 前記分割電極が3つの近接配置された電極からなることを特徴とする請求項1に記載の圧電フィルタ。
  4. 前記分割電極の配列方向が圧電基板のX軸に沿って配列されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の圧電フィルタ。
  5. 前記分割電極の配列方向が圧電基板のZ’軸に沿って配列されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の圧電フィルタ。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の圧電フィルタを複数段縦続接続したことを特徴とする圧電フィルタ。
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