JP2009188145A - 配線基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビアとビアランドとの接続信頼性を向上させるとともに、微細配線化の容易な多層配線基板の製造方法を得る。
【解決手段】コア基板1上にビアランド2bを形成し、ビアランド2b上に薬液により除去可能な樹脂膜9を形成する。樹脂膜9を形成したコア基板1上に樹脂層10を形成し、樹脂層10を貫通するビアホール11を形成して樹脂膜9を露出させる。次に、樹脂膜9を薬液により溶解させて除去し、ビアホール11の底部面積を拡張して拡張部11aを形成し、拡張部を含むビアホール11内に導電性ペースト12を充填してビアランド2bと導通させる。ビアホール11の底部面積を拡張することで、ビアランド2bとの接続信頼性を高める。
【選択図】 図4

Description

本発明は、配線基板の製造方法に関するものである。ここで言う配線基板とは、少なくとも1層の樹脂層を有し、その底面に配線パターンを有し、この配線パターンを底面とするビアを備えた基板を意味する。配線基板は、樹脂層を少なくとも一層有しておればよく、樹脂層が複数層積層された多層基板でもよいし、樹脂層中に回路部品が埋設された部品内蔵基板でもよい。また、樹脂層をセラミック基板に対して積層した複合基板でもよい。なお、以下の説明においてビアとはビアホールに導電部が形成されることにより、導通性を帯びた状態を意味するものとする。
近年、部品の高密度実装化に伴い、複数の配線パターンを多層に形成した多層配線基板が用いられている。このような多層配線基板の配線パターンの微細化も進んでおり、樹脂層に形成されたビアとビア底面の配線パターンとの接続信頼性が課題となっている。
図7は一般的なビアホールの形成方法を示す。図7において、基材40上には配線パターン(ランド41,42)が形成され、基材40上に樹脂層43が形成されている。一方のランド41には回路部品44が実装されており、この回路部品44は樹脂層43の中に埋設されている。他方のランド42と対応する樹脂層43の部位にビアホール45が形成されている。ビアホール45に導通性を持たせるため、ビアホール45の中に導電性ペースト46を充填し、硬化させる。その後、樹脂層43の上面に配線パターン(図示せず)を形成することで、樹脂層43の上面と下面との導通を図っている。
上述のようにビアホール45はランド42を底面として持つ有底の穴であり、このような有底のビアホール45をレーザー加工により形成した場合、レーザーがランド42に反射してビアホール45の内壁を切削するため、ビアホール45の形状がテーパ状となる。テーパ状のビアホール45の場合、開口部の口径D1に比べて底部の口径D2が小さくなるため、ビアホール底部での接続不良を防止するためには開口部の口径D1を大きくする必要がある。その結果、ビア間ピッチを狭ピッチ化できず、配線基板の小型化、配線パターンのファイン化の妨げになるという課題がある。特に、内部に回路部品44を内蔵した配線基板の場合、樹脂層43の厚みが厚くなるため、ビアホール45のアスペクト比が高くなり、ビアホール底面の口径D2を十分に確保するには、開口部の口径D1をさらに拡大する必要がある。
このような課題を解決するため、特許文献1には、樹脂層に形成されたビアホールを下端の口径が広い形状とすることによって、ビアとビアランドとの接触面積を大きくし、接続信頼性を向上させた配線基板の製造方法が開示されている。図8に特許文献1に示された配線基板の構造を示す。配線層50上に互いに樹脂成分の異なる第1の樹脂層51と第2の樹脂層52とをこの順に積層し、第1の樹脂層51および第2の樹脂層52に配線層50を底面とするビアホール53を形成する。その後、デスミア液等の処理液によって第1の樹脂層51のビアホール53に露出する側面を選択的に溶解させることにより、ビアホール53の底部に拡径した拡径部53aを形成した後、ビアホール53内に導電材料54を充填している。
しかしながら、特許文献1の場合、処理液により第1の樹脂層51を溶解させる際、溶解する第1の樹脂層51の領域に限界がないため、処理液の濃度、処理時間、温度などによって溶解度合いが異なり、拡径部53aの内径にばらつきが発生したり、拡径部53aの内径が必要以上に拡大する恐れがあった。特に、配線の微細化に伴って配線層50の幅寸法が小さくなる傾向にあるため、拡径部53aの口径が必要以上に拡大すると、導電材料54が配線層50からはみ出るといった不具合が発生する可能性がある。そのため、処理液による第1の樹脂層51の溶解条件を厳密に管理する必要があった。また、第1の樹脂層51と第2の樹脂層52とが成分の異なる材料よりなるため、処理液に対する溶解性だけでなく、第2の樹脂層52との密着性をも考慮して第1の樹脂層51の材料を選択しなければならず、選択の自由度が低いという問題があった。
特開2006−253189号公報
そこで、本発明の目的は、ビアとビアランドとの接続信頼性を向上させるとともに、微細配線化の容易な多層配線基板の製造方法を提供することにある。
本発明に係る配線基板の製造方法は、基材上にビアランドを含む配線パターンを形成する工程と、前記ビアランド上に薬液により除去可能な樹脂膜を形成する工程と、前記樹脂膜を形成した基材上に樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層を貫通するビアホールを形成し、前記樹脂膜を露出させる工程と、前記樹脂膜を薬液により溶解させて除去し、ビアホールの底部面積を拡張する工程と、前記ビアホールおよび前記樹脂膜を除去することにより形成された拡張部に導電部を形成し、当該導電部を前記ビアランドと導通させる工程と、を備えるものである。
ここで、本発明にかかる配線基板の製造方法について説明する。基材上にビアランドを含む配線パターンを形成する。基材としては、プリント配線板のような樹脂基板であってもよいし、セラミック基板であってもよく、さらには金属板又は樹脂フィルムのようなキャリアであってもよい。配線パターンの形成方法も基材の種類に応じて任意に選択できる。キャリアの場合には、配線パターンをキャリアに貼設された金属箔とし、キャリアに樹脂層を圧着硬化させた後、キャリアを剥離すればよい。この場合には、樹脂層(硬化後)の表面に金属箔よりなる配線パターンが形成される。
次に、基板のビアランド上に樹脂膜を形成する。樹脂膜は薬液による溶解性の高い材料であり、その面積は後で形成されるビアホールの底部面積より大きく設計されている。樹脂膜はビアランド上に形成されるだけであり、スクリーン印刷などの公知の方法で簡単に形成できる。
次に、樹脂膜を形成した基材上に樹脂層を形成し、この樹脂層を貫通するビアホールを形成し、樹脂膜を露出させる。樹脂層の材料としては、樹脂膜よりも薬液に対する溶解性の低い材料が使用される。なお、樹脂膜と同質材料であっても、その樹脂の重合度を高くしたり、樹脂と無機フィラーとの混合物、あるいは炭素繊維やガラス繊維に樹脂を含浸させた複合物を使用することにより、薬液に対する溶解性を低くすることもできる。樹脂層の形成方法としては、例えば未硬化(例えばBステージ)の樹脂層を基材に加熱・加圧することにより、基板と接合し一体化させればよい。
次に、樹脂層を貫通するビアホールを形成し、ビアホールの底部に樹脂膜を露出させる。加工方法としてはレーザーやサンドブラストを用いることができる。なお、ビアホールの加工が進行すれば、樹脂膜も加工されるので、ビアホールの底面に樹脂膜が露出する場合に限らず、ビアランドが露出する場合もある。
レーザー加工後のスミアとビアランド上に残っている樹脂膜とを薬液により溶解させて除去する。樹脂膜は完全に除去される場合だけでなく、部分的に残留する場合もあるが、少なくともビアホールの底部面積は拡張される。このとき、樹脂膜はビアランド上に形成されており、その周囲は耐薬液性に優れた樹脂層で囲まれているので、薬液による溶解最大範囲は樹脂膜の面積に限定され、ビアホールの底部面積がビアランド以上に拡大することがない。
ビアホールと樹脂膜を除去することにより形成された拡張部とに導電部を形成し、導電部をビアランドと導通させる。ビアホールの底部は拡張されているため、ビア接続界面の接触面積を増やすことができ、ビアとビアランドとの接続信頼性を高めることができる。導電部の形成方法としては、例えば導電性ペーストをビアホール及び拡張部に充填し、硬化させてもよい。導電性ペーストが充填される拡張部は、樹脂膜の塗布範囲を越えることがないので、導電性ペーストがビアランド以上に濡れ広がることがない。また、ビアホール及び拡張部の表面に導電性めっきを施した後、ビアホール及び拡張部に樹脂材料を充填してもよい。この樹脂材料は絶縁性樹脂であってもよい。その後、樹脂層の上に配線パターンを形成することにより、その配線パターンとビアホールとを接続することができる。
レーザーを用いてビアホールを加工する場合、レーザーがビアランドまで到達するように照射してもよいし、レーザーが樹脂膜で止まるように照射してもよい。これはレーザーの出力又は照射時間によって調整可能である。レーザーが樹脂膜で止まるように照射することによって、ビアランドのレーザーによる損傷を回避することができる。特に、ビアランドが導電性ペーストを焼き付けた焼結金属よりなる場合、ビアランドがレーザーにより損傷しやすいため、樹脂膜をレーザー照射に対する保護膜として機能させることにより、ビアランドの損傷を抑制できる。基材が低温焼結セラミック多層基板の場合、ビアランドをセラミック多層基板と一体焼成された焼結金属で構成することができる。
樹脂膜の面積は、ビアホールの底部面積より大きくすればよいが、ビアランドの面積より小さくしてもよい。例えばビアランドと樹脂膜の面積を同一としてもよいが、薬液によって樹脂膜が完全に溶解除去された場合、ビアホールの拡張部がビアランドの外周縁まで広がる可能性がある。これに対し、樹脂膜の面積をビアランドの面積より小さくする、つまり樹脂膜をビアランド上に部分的に形成すれば、樹脂膜が完全に溶解除去されても、ビアランドの周囲は樹脂層によって確実に保持される。
樹脂層を形成する前に、基材上の配線パターンに回路部品を実装しておき、樹脂層を形成する工程において、基材上に未硬化の樹脂層を圧着することにより、樹脂層に回路部品を埋設してもよい。このような部品内蔵型の配線基板の場合、樹脂層の厚みが厚くなるので、ビアホールのアスペクト比も高くなり、ビアホールの底部口径が小さくなりやすい。このような場合に、本発明の手法を用いてビアホールの底部口径を拡大することにより、ビアとビアランドとの接続信頼性を高めることができる。
以上のように、本発明に係る配線基板の製造方法によれば、ビアランド上に形成された樹脂膜を薬液により除去することで、ビアホールの底部内径を拡張するようにしたので、ビア接続界面における導電部とビアランドとの接続信頼性を高めることができる。そのため、テーパ状のビアホールであっても、その開口部の口径を大きくする必要がなく、小型で高アスペクトなビアを高密度(狭ピッチ)で形成できる。
従来(特許文献1)は、溶解する第1の樹脂層の領域に限界がないため、薬液の濃度、処理時間、温度などによって溶解度合いが異なり、ビアホールの底部内径にばらつきが発生したり、ビアホールの底部内径が必要以上に拡大する懸念があったが、本発明では、薬液により除去される面積は樹脂膜の領域に限定されるので、ビアホールの底部面積がビアランド以上に拡大する恐れがない。その結果、薬液による樹脂膜の溶解条件の管理が簡単になる。また、樹脂膜の材質としては薬液に対する溶解性を優先して決定すればよく、樹脂膜の選択の自由度が高いという利点がある。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、実施例を参照して説明する。
図1は本発明にかかる配線基板の第1実施例の構造を示す断面図である。本実施例の配線基板Aは、基材であるコア基板1と、回路部品7を内蔵した樹脂層10との2層構造となっている。
コア基板1の表面には配線パターンを構成する複数のランド2a,2bと配線2cとが形成され、実装用ランド2aの上に回路部品7が実装されている。この例では、回路部品7は実装用ランド2aにはんだ付けされた表面実装部品であるが、ランド2aにバンプを介してフェースダウン実装された集積回路素子のような多端子電子部品であってもよい。ランド2bはビアランドであり、後述するビアホール内に充填される導電材料12と接続されている。コア基板1の裏面にも配線パターン3a,3bが形成されている。コア基板1の内層には電極4が設けられており、内層電極4と表裏の配線パターンとを接続するビア5が形成されている。
コア基板1として例えばLTCC(低温焼結セラミック)よりなるセラミック多層基板1を用いた場合には、その表裏面の配線パターン2a〜2c、3a,3b及び内層電極4、ビア5として導電性ペーストを用い、これをセラミック多層基板1と一体焼成してなる焼結金属(厚膜電極)で構成することができる。また、高温焼結セラミック基板の場合には、表裏面の配線パターン2a〜2c、3a,3bはめっきや乾式法により形成された電極であってもよい。さらに、コア基板1としてプリント配線板(ガラス布に熱硬化性樹脂を含浸させ、両面に銅箔を接合したもの)を使用してもよい。
コア基板1の上面には樹脂層10が形成され、回路部品7は樹脂層10の中に埋設されている。樹脂層10としては、後述するデスミア液に対する溶解性の低い材料が使用され、例えばエポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、シアネート樹脂、イソシアネート樹脂、ポリベンゾオキサゾール樹脂等の熱硬化性樹脂を使用できる。なお、樹脂の重合度を高くしたり、樹脂内に無機フィラーを混合した混合物としたり、炭素繊維やガラス繊維に樹脂を含浸させた複合物(プリプレグ)とすることにより、薬液に対する溶解性を低くすることもできる。樹脂層10の形成方法としては、例えば未硬化(例えばBステージ)の樹脂層をコア基板1に加圧・加熱することにより硬化させ、コア基板1と接合一体化させることができる。
樹脂層10のビアランド2bと対応する位置には、表裏方向に貫通するビアホール11が形成されている。ビアホール11は例えばレーザー加工により形成され、その入射側の口径が底部側(ビアランド側)の口径より大きなテーパ形状となっている。ビアホール11の底部には、面積が拡大した拡張部11aが形成されており、この拡張部11aを含むビアホール11内には導電材料12が充填されている。そのため、導電材料12とビアランド2bとは電気的に接続されており、その接続面積がビアホール11のレーザー加工時における底部面積より大きい。導電材料12としては、導電性ペーストをビアホール11内に充填、硬化させたものを使用することができる。上述のようにビアホール11をレーザー加工した場合、その底部口径は入射側の口径より小さくなり、例えばアスペクト比が5のビアホールの場合、その底部口径は入射側の口径の約60%になる。そのため、拡張部11aの口径は、接続信頼性を確保するため入射側の口径に対して80〜120%の大きさであることが好ましい。小型化および接続信頼性の観点から、90〜100%の範囲であることがさらに好ましい。
導電性ペースト12に代えて、図2に示すように、拡張部11aを含むビアホール11内面にめっき層12aを施し、その内部空間に樹脂材料12bを充填、硬化させてもよい。この場合の樹脂材料12bとしては、樹脂層10と同種材料を使用するのが望ましく、導電性あるいは絶縁性のいずれでもよい。
この実施例では、拡張部11aの面積はビアランド2bと同一となっているが、図3に示すように、ビアランド2bよりも小さくてもよい。その場合には、ビアランド2bの外周部が樹脂層10によって保持されているので、ビアランド2bの固定強度が高くなり、導電材料12の硬化収縮応力などが作用した場合でも、ビアランド2bの変形や剥離を抑制できる。
樹脂層10の表面には、配線パターン13a,13bが形成され、その内の配線パターン13aは導電材料12が充填されたビアホール11上に形成されている。配線パターン13a,13bは、例えば樹脂層10の表面全面に銅めっきを施し、この銅めっき層をフォトリソ加工によりパターニングするなど公知の方法で形成される。配線パターン13a,13bを形成することにより、コア基板1上のビアランド2bと樹脂層10上の配線パターン13aとが電気的に接続される。なお、配線パターン13a,13b上に回路部品などを実装してもよいし、さらなる樹脂層を積層してもよい。
次に、前記構成よりなる配線基板Aの製造方法の一例を図4を参照して説明する。ここでは、子基板状態における配線基板Aの製造方法について説明するが、実際には集合基板状態で製造され、その後で子基板に分割される。なお、図4ではコア基板1の構造を簡略化して示してある。
図4の(a)に示すように、コア基板1を準備し、ビアランド2b上に樹脂膜9を形成するとともに、実装用ランド2aに回路部品7を実装する。この樹脂膜9は、樹脂層10に比べてデスミア液に対する溶解性の高い樹脂材料であり、例えばデスミア液としてアルカリ性過マンガン酸塩を含有する処理液を使用した場合、樹脂膜9としてフェノール樹脂、ノボラック樹脂、ポリイミド樹脂、セルロース樹脂などのアルカリに対して溶解性の高い樹脂を用いればよい。また、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等のアルカリに対して比較的溶解性の低い樹脂であっても、その重合度を低くすることで溶解性が高くなるので、使用可能である。なお、薬液としてアルカリ液以外の薬液を使用する場合には、その薬液の溶解性を考慮して樹脂膜9の材質を選択すればよい。樹脂膜9の形成方法としては、スクリーン印刷法や、感光性ドライフィルム、液状感光性樹脂を塗布し、フォト加工することにより形成することができる。樹脂膜9の厚みは、デスミア液が浸透して溶解できる厚みであればよく、例えば1〜10μm程度の厚みとすることができる。樹脂膜9の面積は、後で形成されるビアホールの底部内径より大きく設定されている。ここでは、樹脂膜9の面積をビアランド2bと同一としたが、図3に示すようにビアランド2bより小さくしてもよい。
次に、図4の(b)に示すように、コア基板1の上に部品高さより厚い未硬化状態の樹脂層10を重ねて圧着する。未硬化状態とは、半硬化(例えばBステージ)状態あるいはそれより柔らかい状態のことをいう。樹脂層10を圧着すると、軟化した樹脂が回路部品7とコア基板1との隙間に入り込み、回路部品7は樹脂層10の中に埋設される。なお、圧着の際に真空プレスを行うと、樹脂層10内部に気泡や空洞が生じるのを防止でき、樹脂の充填がより容易となる。樹脂層10の圧着と同時または圧着後に加熱を行うことで、樹脂層10が熱硬化し、コア基板1と樹脂層10とが接合一体化される。このときの温度は例えば150℃〜250℃程度、圧力は例えば0.5MPa〜4.0MPa程度がよい。
次に、図4の(c)に示すように、硬化した樹脂層10の上からビアランド2bに向かってレーザーを照射し、樹脂層10を貫通するビアホール11を形成する。レーザーとしては、例えば炭酸ガスレーザーを使用できる。この例では、ビアホール11の底面に樹脂膜9が露出するようにレーザーを照射した例を示したが、レーザーの強度や照射時間によっては樹脂膜9も加工され、ビアホール11の底面にビアランド2bが露出する場合もある。その場合でも、樹脂膜9はビアホール11の底部面積より広い面積を持つので、樹脂膜9が完全に除去されることはない。
次に、図4の(d)に示すように、デスミア液によってレーザー加工に伴うスミアと樹脂膜9とを除去する。そのため、ビアホール11の底面にビアランド2bが露出するとともに、ビアホール11の底部には樹脂膜9の除去に伴う拡張部11aが形成される。樹脂膜9の塗布領域はビアランド2b上に限定されているので、拡張部11aが必要以上に拡大することはない。なお、デスミア液による溶解度によっては、樹脂膜9が完全に除去されず、一部がビアランド2b上に残留する可能性があるが、その場合でもビアホール11の底部がレーザー加工時における底部面積より拡張するので、有効である。
次に、図4の(e)に示すように、ビアホール11及びデスミア処理によって形成された拡張部11aに、スクリーン印刷により導電性ペースト12を充填し、例えば150〜200℃に加熱して硬化させる。このとき、ビアホール11の底部が拡張されているため、充填された導電性ペースト12とビアランド2bとの接触面積が増大し、接続信頼性が高くなる。硬化後、樹脂層10の上面に配線パターン13a,13bを形成することで、配線基板Aを完成する。
次の表は、ビア径とアスペクト比が異なるサンプルを作成し、ビアとビアランドとの接続信頼性(OPEN/SHORT)を検証したもので、◎は不良発生なし、△はPPM不良発生、×は接続不良多発を示す。表1はビアホール11の底部に拡張部11aを設けた場合(本発明)、表2はビアホール11の底部に拡張部11を設けない場合(従来)である。なお、表1において拡張部11aの口径はビアホール11の口径(レーザー入射側のビア口径)に対して80〜120%の大きさとした。
Figure 2009188145
Figure 2009188145
表1,2から明らかなように、アスペクト比が上がると、接続不良が発生するが、本発明のようにビアホール11の底部に拡張部11aを設けると、アスペクト比が2.0以下では不良が全く発生せず、4.0でも殆ど不良が発生していない。これに対し、ビアホール11の底部に拡張部11aを設けていない場合、アスペクト比が2.0以下でも不良が発生し、4.0以上では不良が多発している。この結果から、ビアホール11の底部に拡張部11aを設けることで、接続信頼性が向上したことがわかる。
本発明では、ビア形状の底面部のみを選択的に広げることにより、ビア接続界面の接触面積を増やすことができる。これにより、小型、高アスペクトなビアを高密度で形成可能となり、設計の自由度が増し、配線基板の小型、高密度化が可能になる。また、デスミア処理により除去可能なマスク形成(樹脂膜形成)を追加するだけであるから、従来のプロセスを大幅に変更することなく実施できる。
図5は本発明に係る配線基板の第2実施例を示す。第1実施例との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。第2実施例の配線基板Bでは、コア基板1の下面に実装用ランド3cとビアランド3dとを含む配線パターンを設けるとともに、実装用ランド3cに別の回路部品25を実装してある。この例の回路部品25は集積回路素子のような多端子の電子部品であり、実装用ランド3cに対してバンプを介してフェースダウン実装されている。コア基板1の下面側には、別の樹脂層20が接合一体化されている。樹脂層20にはビアランド3dと対応する位置にテーパ状のビアホール21が形成され、このビアホール21の小径な底部、すなわちビアランド3d側の端部には拡張部21aが形成されている。ビアホール21の内部には導電性ペーストなどよりなる導電材料22が充填されており、ビアランド3dと導通している。樹脂層20の表面(下面)には別の配線パターン23a,23bが形成され、その内の配線パターン23bがビアホール21の内部に形成された導電材料22と接続されている。
配線基板Bの製造方法として、第1実施例と同様な構造の配線基板Aを作製した後、この配線基板Aの下面に回路部品25を実装し、未硬化の樹脂層20を圧着、硬化させてもよいが、コア基板1を間にしてその上下に未硬化の樹脂層10,20を配置し、一括して圧着、硬化させる方が好ましい。その場合、両方の樹脂層10,20を硬化させた後、レーザー加工によりビアホール11,21を加工し、デスミア液によりビアランド2b,3d上の樹脂膜(図示せず)を一括して除去することで、拡張部11a,21aを形成できる。その後、ビアホール11,21内に導電性ペースト12,22を充填、硬化させ、樹脂層10,20の表面にそれぞれ配線パターンを形成すれば、配線基板Bが完成する。この方法であれば、樹脂層10,20の圧着・硬化、デスミア液による樹脂膜の除去、導電性ペースト12,22の硬化をそれぞれ同時に実施できるため、作業時間を短縮できると共に、配線基板B全体の撓みを抑制できる利点がある。
図6は本発明に係る配線基板の第3実施例を示す。第1実施例との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。第3実施例の配線基板Cでは、樹脂層10の上にさらに樹脂層30が積層されている。樹脂層10の上面に形成された配線パターン13a〜13cのうち、配線パターン13aはビアランドであり、配線パターン13cは回路部品35が実装される実装用ランドである。樹脂層30にはビアランド13aと対応する位置にテーパ状のビアホール31が形成され、このビアホール31の小径な底部、すなわちビアランド13a側の端部には拡張部31aが形成されている。ビアホール31の内部には導電性ペーストなどよりなる導電材料32が充填されており、ビアランド13aと導通している。樹脂層30の表面(上面)には別の配線パターン33a,33bが形成され、その内の配線パターン33aがビアホール31の内部に形成された導電材料32と接続されている。
配線基板Cの製造方法としては、第1実施例と同様な構造の配線基板Aを作製した後、この配線基板Aの上面のビアランド13a上に樹脂膜(図示せず)を形成し、実装用ランド13cに回路部品25を実装した後、未硬化の樹脂層30を圧着、硬化させる。その後、ビアホール31をレーザー加工し、デスミア液によりビアランド13b上の樹脂膜を除去することで、拡張部31aを形成する。その後、ビアホール31内に導電性ペースト32を充填・硬化させ、樹脂層30の表面にそれぞれ配線パターン33a,33bを形成すれば、配線基板Cが完成する。この方法を繰り返すことにより、樹脂層をさらに多層化することもできる。
本発明は前記実施例に限定されるものではない。例えば、第1実施例〜第3実施例の製造方法を組み合わせて、異なる構造の配線基板を構成することもできる。また、第1〜第3の実施例ではコア基板1を使用したが、コア基板1を有しない配線基板を得ることもできる。その場合には、金属板又は樹脂板よりなるキャリア上に銅箔などによって配線パターンを形成し、その内のビアランド上に樹脂膜を形成するとともに、実装用ランド上に回路部品を実装する。その後、キャリア上に未硬化の樹脂層を圧着、硬化させ、樹脂層にビアホールを加工した後、デスミア液等によってビアランド上の樹脂膜を除去することで、拡張部を形成する。次に、ビアホール内に導電材料を充填、硬化させ、最後にキャリアを樹脂層から剥離すればよい。さらに、第1〜第3実施例を説明する図1〜図7においては、コア基板1に対してビアランド2bが凸となる形状が図示されているが、コア基板1にビアランド2bが埋設され、コア基板1とビアランド2bの表面が面一となっていても良い。少なくともコア基板1の表面からビアランド2bが露出しておれば良い。
前記実施例では、樹脂層の中に回路部品を内蔵する例を示したが、必ずしも回路部品を内蔵する必要はない。また、樹脂層の硬化方法として、コア基板に対して圧着した際に完全硬化させる必要はなく、例えばコア基板に対して圧着した後では半硬化状態とし、導電材料を充填した後で完全硬化させてもよい。レーザー加工及びデスミア処理のそれぞれの段階において、それに適した状態に硬化させればよい。
本発明にかかる配線基板の第1実施例の断面図である。 図1の配線基板のビア構造の他の例の部分断面図である。 図1の配線基板のビア構造のさらに他の例の部分断面図である。 図1の配線基板の製造工程を示す図である。 本発明にかかる配線基板の第2実施例の断面図である。 本発明にかかる配線基板の第3実施例の断面図である。 従来の配線基板の一例の構造を示す断面図である。 従来の配線基板の他の例の構造を示す断面図である。
符号の説明
A〜C 配線基板
1 コア基板
2a 実装用ランド
2b ビアランド
7 回路部品
9 樹脂膜
10 樹脂層
11 ビアホール
11a 拡張部
12 導電性ペースト
13a ビアランド

Claims (9)

  1. 基材上にビアランドを含む配線パターンを形成する工程と、
    前記ビアランド上に薬液により除去可能な樹脂膜を形成する工程と、
    前記樹脂膜を形成した基材上に樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層を貫通するビアホールを形成し、前記樹脂膜を露出させる工程と、
    前記樹脂膜を薬液により溶解させて除去し、ビアホールの底部面積を拡張する工程と、
    前記ビアホールおよび前記樹脂膜を除去することにより形成された拡張部に導電部を形成し、当該導電部を前記ビアランドと導通させる工程と、を備える配線基板の製造方法。
  2. 前記導電部は、前記ビアホールおよび前記拡張部に導電材料を充填することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の配線基板の製造方法。
  3. 前記導電部は、前記ビアホールおよび前記拡張部の表面に導電性めっきを施すことにより形成され、その後、前記ビアホール及び前記拡張部に樹脂材料が充填されることを特徴とする請求項1に記載の配線基板の製造方法。
  4. 前記ビアホールはレーザー加工により形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の配線基板の製造方法。
  5. 前記レーザーは前記ビアランドに到達しないように照射されることを特徴とする請求項4に記載の配線基板の製造方法。
  6. 前記樹脂膜の面積は、前記ビアホールの底部面積より大きく、前記ビアランドの面積より小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の配線基板の製造方法。
  7. 前記樹脂層を形成する工程の前に、前記基材上の配線パターンに回路部品を実装する工程を有し、
    前記樹脂層を形成する工程において、前記基材上に未硬化の樹脂層を圧着することにより、前記樹脂層に前記回路部品を埋設することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の配線基板の製造方法。
  8. 前記ビアランドは前記基材に導電性ペーストを塗布した後、当該導電性ペーストを焼成してなる焼結金属であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の配線基板の製造方法。
  9. 前記基材はセラミック多層基板であり、前記ビアランドはセラミック多層基板と一体焼成された焼結金属であることを特徴とする請求項8に記載の配線基板の製造方法。
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