JP2009187658A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】相変化素子の特性の変化によるデータ信頼性の低下を防止し、データ書き込みの安定化を実現する。
【解決手段】メモリセルアレイ17aは、データを記憶しているメモリセル(第1メモリセル)MCとリフレッシュ時に一旦データを保持するためのリフレッシュ時データ用退避メモリセル(第2メモリセル)RMCとが含まれる。第1メモリセルは複数の第1ワード線と、複数の第1ワード線と交差する複数の第1ビット線の交点に配置され、第2メモリセルは第1ワード線と平行して配置される第2ワード線と複数の第1ビット線との交点に配置される。
【選択図】図21

Description

本発明は、半導体集積回路装置におけるデータ書き込み技術に関し、特に、相変化抵抗を利用した半導体メモリにおけるデータ書き込みの安定化に適用して有効な技術に関するものである。
高速で高集積な不揮発性メモリを目指して、相変化メモリの開発が進められている。
この相変化メモリでは、カルコゲナイド材料と呼ばれる相変化材料が、状態により抵抗が異なることを利用して、情報を記憶する。
相変化抵抗の書き換えは、電流を流して発熱させることにより、状態を変化させて行う。セット動作とも呼ばれる低抵抗化は、比較的低温に十分な期間保つことにより、相変化材料を読出し動作は、相変化抵抗の状態を変化させない範囲で電流を流して行う(非特許文献1参照)。
また、アイ・イー・イー・イー、インターナショナル・エレクトロン・デバイシズ・ミーティング、テクニカル・ダイジェスト(非特許文献2参照)には、相変化抵抗の特性について述べられている。
さらに、ノンボラタイル・セミコンダクタ・メモリ・ワークショップ、ダイジェスト・オブ・テクニカル・ペーパーズ(非特許文献3参照)には、相変化抵抗とNチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタにより構成されたメモリセルについて述べられている。
これらの文献で、高速なROM(Read Only Memory)に留まらず、不揮発性のRAM(Random Access Memory)の可能性も述べられており、ROMとRAMの機能を併せ持つ統合型メモリの実現も言及されている。
同様な高速不揮発性メモリとして、FeRAM(ferroelectric RAM)やMRAM(Magnetic RAM)も開発されている。FeRAMは、強誘電体キャパシタの面積を小さくすることが難しく、セル面積を小さくすることが困難である。また、MRAMは、磁気抵抗の変化率が小さいため、読み出し信号量が小さく高速読み出し動作が困難である。
一方、相変化メモリは、相変化抵抗の電極面積が小さい方が、小さな電力で相変化抵抗を相変化させられるため、スケーリングが容易である。また、相変化抵抗は、MRAMの磁気抵抗に比べて、大きく変化するため、高速な読み出し動作が実現できる。これらの理由から、相変化メモリによる高速不揮発性メモリの実現が期待されている。
2002 IEEE International Solid−State Circuits Conference,Digest of Technical Papers,pp.202−203. 2002 IEEE International Electron Devices Meeting,Technical Digest,pp.923−926. 2003 Non−Volatile Semiconductor Memory Workshop,Digest of Technical Papers,pp91−92.
ところが、上記のような相変化メモリでは、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、相変化メモリでは、書き込み時間の確保が課題となっている。前述のように、相変化メモリでは、ジュール熱による発熱で起こる相変化を情報記憶に利用している。低抵抗化するためには、比較的長い時間、たとえば、20ns程度、相変化抵抗に電流を流し続ける必要がある。また、高抵抗化した直後は、高温状態から定常状態に落ち着くまで十分長い時間、たとえば、20ns程度、待機しておく必要がある。
一方、SDRAM(Synchronous Dynamic RAM)のスペックでは、読み出し、書き込みサイクルに10ns以下での動作が必要となる。そのため、一般的なDRAMメモリセルに相変化抵抗を用いたメモリセルアレイに置き換えただけでは、相変化メモリの動作上の課題を満足することはできないという問題がある。
本発明の目的は、短い動作サイクル時間で、相変化メモリの安定動作を可能とし、高集積な高速不揮発性メモリを実現することのできる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、高速動作を実現した場合に、相変化素子の特性の変化によるデータ信頼性の低下を防止することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体集積回路装置は、複数のワード線と、該複数のワード線と交差する複数のビット線と、複数のワード線と複数のビット線との所望の交点に配置された多数のメモリセルと、複数のビット線のそれぞれに接続されたセンスアンプと、該センスアンプに接続され、複数のビット線のそれぞれに接続されたメモリセルに第1情報を書き込む第1ライトドライバとを有し、該複数の第1ライトドライバがセンスアンプへのデータ入力サイクル毎に活性化されるものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明による半導体集積回路装置は、複数の第1ワード線と、該複数の第1ワード線と交差する複数の第1ビット線と、複数の第1ワード線と複数の第1ビット線との所望の交点に配置された多数の第1メモリセルとを含むメモリセルアレイとを備え、該メモリセルアレイは、第1ワード線と平行して配置される第2ワード線と、該第2ワード線と複数の第1ビット線との所望の交点に配置された多数の第2メモリセルとを有し、第2メモリセルは、一時的に第1ワード線上の第1メモリセルのデータを保持するものである。
さらに、本発明による半導体集積回路装置は、複数の第1ワード線と、該複数の第1ワード線と交差する複数の第1ビット線と、複数の第1ワード線と複数の第1ビット線との所望の交点に配置された多数の第1メモリセルとを含むメモリセルアレイとを備え、該メモリセルアレイは、第1ビット線と平行して配置される第2ビット線と、複数の第1ワード線と複数の第2ビット線との所望の交点に配置された多数の第2メモリセルとを有し、該第2メモリセルには、複数の第1メモリセルのデータから生成される第1チェックビットデータが書き込まれているものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
相変化素子をメモリセルに用いた半導体集積回路装置において、安定した書き込み動作を実現しながら、既存のSDRAMと同等程度のスペックを実現することができる。
本発明の実施の形態1による不揮発性メモリのブロック図である。 図1の不揮発性メモリに設けられたメモリセルアレイの構成例を示した回路図である。 図2のメモリセルアレイに設けられたメモリセルの構成図である。 図1の不揮発性メモリに設けられたカラムセレクタの回路図である。 図4のカラムセレクタに設けられたプリチャージ回路の一例を示す回路図である。 図4のカラムセレクタに設けられたセンスアンプの一例を示す回路図である。 図4のカラムセレクタに設けられたライトドライバの一例を示す回路図である。 図1の不揮発性メモリにおける書き込み動作のタイミングチャートである。 図1の不揮発性メモリにおける読み出し動作のタイミングチャートである。 図1の不揮発性メモリにおける書き込み動作の他の例を示すタイミングチャートである。 図1の不揮発性メモリにおける読み出し動作の他の例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2による不揮発性メモリに設けられたカラムセレクタの回路図である。 図12のカラムセレクタに設けられたライトドライバの回路図である。 本発明の実施の形態2による不揮発性メモリによる書き込み動作の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2による不揮発性メモリによる書き込み動作の他の例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3による不揮発性メモリに設けられたカラムセレクタの回路図である。 図16のカラムセレクタに設けられたライトドライバの回路図である。 本発明の実施の形態3による不揮発性メモリにおける書き込み動作の一例を示すタイミングチャートである。 図16のカラムセレクタにおける他の例を示す回路図である。 本発明の実施の形態3によるリフレッシュ動作機能がついた不揮発性メモリの一例を示すブロック図である。 図20の不揮発性メモリにおけるメモリセルの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態3によるデータの修正機能が付加された不揮発性メモリの一例を示すブロック図である。 図22の不揮発性メモリにおけるメモリセルアレイの一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、実施の形態を説明するための図において、各機能ブロックを構成する回路素子は、特に制限されないが、公知のCMOS(相補型MOS)トランジスタなどの集積回路技術によって、単結晶シリコンのような半導体基板上に形成される。図面で、PチャネルMOSトランジスタには、ボディに矢印の記号を付すことで、NチャネルMOSトランジスタと区別することとする。図面には、MOSトランジスタの基板電位の接続は特に明記しないが、MOSトランジスタが正常動作可能な範囲であれば、その接続方法は特に限定しない。また、特に断りのない場合、信号のローレベルを’0’、ハイレベルを’1’とする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による不揮発性メモリのブロック図、図2は、図1の不揮発性メモリに設けられたメモリセルアレイの構成例を示した回路図、図3は、図2のメモリセルアレイに設けられたメモリセルの構成図、図4は、図1の不揮発性メモリに設けられたカラムセレクタの回路図、図5は、図4のカラムセレクタに設けられたプリチャージ回路の一例を示す回路図、図6は、図4のカラムセレクタに設けられたセンスアンプの一例を示す回路図、図7は、図4のカラムセレクタに設けられたライトドライバの一例を示す回路図、図8は、図1の不揮発性メモリにおける書き込み動作のタイミングチャート、図9は、図1の不揮発性メモリにおける読み出し動作のタイミングチャート、図10は、図1の不揮発性メモリにおける書き込み動作の他の例を示すタイミングチャート、図11は、図1の不揮発性メモリにおける読み出し動作の他の例を示すタイミングチャートである。
本実施の形態において、不揮発性メモリ(半導体集積回路装置)1は、相変化素子をメモリセルに用いたSDRAMインターフェースを有するメモリである。
この不揮発性メモリ1は、カラムセレクタ12内にメモリセルへの書き込み電圧と書き込み時間、および書き込みタイミングを制御するライトデータコントロール13を含み、高抵抗化をカラムサイクル毎に、低抵抗化をプリチャージコマンドが入力された後に行うことが特徴である。
不揮発性メモリ1は、図1に示すように、アドレスバッファ2、タイミング生成回路3、バンクセレクタ4、ロウアドレスバッファ5、カラムアドレスバッファ6、モードレジスタ7は、カラムアドレスカウンタ8、ロウデコーダ9、ワードドライバ10、カラムデコーダ11、カラムセレクタ12、ライトデータコントロール13、I/O(Input/Output)コントロール14、出力バッファ15、入力バッファ16、およびメモリセルアレイ17から構成されている。この図1では、簡単化のため、欠陥救済回路や内部電源発生回路などは省略している。
アドレスバッファ2は、外部より入力されたアドレスを一時的に保持する。タイミング生成回路3は、外部よりコマンドピンや一部のアドレスピンに入力されたコマンドに従って、チップ全体に制御信号を送る。バンクセレクタ4は、入力されたアドレスAddにしたがって特定のバンクを選択する。
ロウアドレスバッファ5は、Xアドレスとして入力されたアドレスAddを一時的に保持する。カラムアドレスバッファ6は、Yアドレスとして入力されたアドレスAddを一時的に保持する。
モードレジスタ7は、カラムアクセスでリード・ライト・バースト動作を制御する。カラムアドレスカウンタ8は、バースト動作の時のアドレスを内部で生成する。ロウデコーダ9は、入力されたXアドレスにしたがって、サブアレイ、ならびにワード線を選択するための選択信号を生成し、それらの信号に従ってセンスアンプなどの回路ブロックを制御する。
ワードドライバ10は、ロウデコーダ9から出力された選択信号に従って、特定のワード線を選択する。カラムデコーダ11は、入力されたYアドレスにしたがって入出力するデータを選択するための信号や書き込みを制御するための信号を出力する。
カラムセレクタ12は、カラムデコーダ11から出力された選択信号に従って、メモリセルアレイ17外部へと出力するデータを選択する。ライトデータコントロール13は、カラムセレクタ12内に配置され、外部から入力されたデータを該カラムセレクタ12内の書き込みデータにしたがってメモリセルアレイ17への書き込み動作を行う。
I/Oコントロール14は、メモリセルアレイ17から出力されたデータをチップ外部へ出力する順番や、チップ外部から入力されたデータをメモリセルアレイへ書きこむ動作を制御する。出力バッファ15は、I/Oコントロール14から送られてきたデータをチップ外部に出力する。
入力バッファ16は、外部から入力されたデータを一時的に保持し、タイミング生成回路3によって制御されてメモリセルアレイ17に書き込むI/Oコントロール14に送る。メモリセルアレイ17は、情報を記憶するメモリセルMCがアレイ状に配置されている。
図2は、メモリセルアレイ17の構成例を示した図である。
メモリセルアレイ17は、ワードドライバ10に接続されたワード線WL0,WL1,WL2,WL3,・・・と、ビット線BL0,BL1,BL2,BL3・・・とそれぞれ所望の交点にあるメモリセルMCとを含む構成からなる。
また、ソース線SL01,SL23,・・・が設けられ、読み出し、書き込み、待機時で制御される制御線、もしくは、特定の電位たとえば、グランドレベル(基準電位)VSSに接続される。ソース線は、メモリセルアレイ17で共通のプレートとすることで構造を簡素化できる。ここで、ビット線はデータ線とも呼ばれている。
各メモリセルMCは、図3に示すように、相変化抵抗PCRとメモリセルトランジスタMTとにより構成されている。相変化抵抗RPCの一端はビット線に接続され、他端はメモリセルトランジスタMTの一方の接続部に接続される。
相変化抵抗RPCは、たとえば、ゲルマニウム、アンチモン、テルルなどを含有したカルコゲナイド材料からなる。メモリセルトランジスタMTの他方の接続部には、ソース線に接続されており、該メモリセルトランジスタMTのゲートはワード線に接続される。
また、メモリセルMC内の構成として、図3(b)のように図3(a)のメモリセルトランジスタMTと相変化抵抗PCRとを入れ替えた構成でもあってもかまわない。
この構成では、ライト動作などでビット線を駆動しても、ワード線を非選択状態にしておくことでビット線から相変化抵抗にAC(交流)的な電流が流れることを防止できる利点である。また、ビット線BLから相変化素子を介さずに拡散層容量が見えるため、データパターン依存性がないのも利点である。
ここでは簡単のため示していないが、必要に応じて読み出し時の参照信号を発生させるためのダミーセルも設けられる。また、ここでは、メモリセルトランジスタとしてNチャネルMOSトランジスタを示しているが、PチャネルMOSトランジスタやバイポーラトランジスタの使用も可能である。ただし、高集積化の観点からMOSトランジスタが望ましく、PチャネルMOSトランジスタに比べてオン状態でのチャネル抵抗の小さいNチャネルMOSトランジスタが好適である。
図4は、カラムセレクタ12の一例を示す回路図である。この図4においては、カラムセレクタ12の一部分を示したものである。
カラムセレクタ12は、ビット線BL0,BL1,BL2,・・・にそれぞれに接続されるセンスアンプブロックSABとそれぞれのセンスアンプブロックSABにわたって配置されるライトデータコントロール13とを含んでいる。
センスアンプブロックSABは、ビット線を所望の期間、所望のレベルに設定するプリチャージ回路PCと、ライトデータコントロール13に含まれ、ライトデータにしたがって、メモリセルMCにデータを書き込むためにビット線BL0,BL1,BL2,・・・を駆動するライトドライバ(第1ライトドライバ、第2ライトドライバ、第2データ保持回路)WDと、メモリセルMCから読み出した微小信号を増幅するためのセンスアンプ(第1データ保持回路)SAとからなる。
図5は、センスアンプブロックSABにおけるプリチャージ回路PCの構成例を示す回路である。
プリチャージ回路PCは、ビット線BLをロウデコーダ9から出力されるプリチャージ信号RPによってスタンバイ状態はプリチャージレベルVRに設定し、アクティブ状態で読み出し期間と書き込み期間以外のアクティブスタンバイ状態には、ロウデコーダ9から出力されるアクティブスタンバイプリチャージ信号RP2とカラムデコーダ11から出力されるライトイネーブル信号Wによってメモリセルのソース線と同電位(図5では、グランドレベルVSS)に設定する。
ライトデータコントロール13に配置されるライトドライバWDは、センスアンプブロックSAB毎に配置され、ライトデータに従ってメモリセルMCに書き込むために必要な電圧をビット線に印加する。
図6は、センスアンプSAの構成例を示した回路図である。
この図6では、センスアンプSA内のビット線BLI、および出力ノードSAOt/bのプリチャージ回路は省略しているが、待機時に所望のレベルに設定するスイッチを接続している。
センスアンプSAでは、センスアンプブロックSAB内のビット線BLIをゲートに受けるトランジスタT1と、リファレンスレベルVREFをゲートに受けるトランジスタT2が対となり、NチャネルMOSのトランジスタNT0,NT1のソースにそれぞれ入力される。
PチャネルMOSのトランジスタPT0,PT1とNチャネルMOSのトランジスタNT0,NT1とはクロスカップル型のアンプを構成しており、トランジスタNT1とトランジスタPT1とのドレイン側が出力ノードSAObにそれぞれ接続されている。
また、トランジスタNT0とトランジスタPT0とのドレイン側が出力ノードSAOtにそれぞれ接続されており、センスアンプソースノードSANをグランドレベルVSSに駆動することで、ビット線BLIとリファレンスレベルVREFとの間の微小信号をクロスカップルで増幅して出力ノードSAOt/bに電源振幅を有する信号を出力する。
ここで、プリチャージ回路PC、ライトドライバWD、センスアンプSAの回路構成は、本構成に限定されるものではなく、同様の機能を有する回路構成であれば異なる構成でもかまわない。
たとえば、本構成ではリファレンスレベルVREFを複数のセンスアンプで共通にしているが、それぞれのリファレンスレベルをそれぞれ別のダミーセルなどで生成するようにしてもよい。
図7は、ライトドライバWDの一例を示す回路図である。
PチャネルMOSのトランジスタMPHは、センスアンプ出力ノードSAObが’0’状態の時にオンし、ライトイネーブル信号WでPチャネルMOSのトランジスタMPH2が活性化状態になると高抵抗電圧VWHをビット線BLに供給する。
また、PチャネルMOSのトランジスタMPL1は、センスアンプ出力ノードSAOtが’0’状態の時にライトイネーブル信号Wによって、ゲートレベルをグランドレベルVSSに設定され、アクティブスタンバイプリチャージ信号RP2によってPチャネルMOSのトランジスタMPL2が活性化状態になると低抵抗電圧VWLをビット線BLに供給する。
2つのインバータINV0,INV1はラッチを構成しており、書き込み選択が起こった際に、センスアンプ出力ノードSAObのデータをラッチし、該センスアンプ出力ノードSAObのデータに従って、低抵抗化電圧供給用であるPチャネルMOSのトランジスタMPLのゲートレベルを設定する。このラッチは、プリチャージ信号RPによって、初期化される。ライトドライバWDの回路構成は、本構成に限定されるものではなく、同様の機能を有する回路構成であれば異なる構成でもかまわない。
次に、本実施の形態1における不揮発性メモリ1の動作について説明する。
不揮発性メモリ1においては、アドレスAddとコマンド入力ピンに入力される信号の組み合わせにより、内部動作が決まる。通常、SDRAMでは、アドレスは、ロウアドレスとカラムアドレスに分割して入力される。
まず、アクティベートコマンドが、バンクアドレスとロウアドレスと一緒に入力される。バンクアドレスは、バンクセレクタ4に送られ、チップ内の特定のバンクを活性化する。同時に入力されるアドレスは、アドレスバッファ2からロウアドレスバッファ5、そして、ロウデコーダ9に送られ、特定のワード線を選択するための選択信号を生成する。
その後、ワードドライバ10において、入力されたアドレスに対応したワード線が選択される。ワード線が選択されるとカラムセレクタ12内のセンスアンプSAにメモリセルMCのデータが読み出される。
ロウアドレスが入力されてからスペックで規定される期間以上を経た後、リード・ライトなどのコマンドと一緒に、カラムアドレスがアドレスバッファ2に入力される。入力されたアドレスは、アドレスバッファ2からカラムアドレスバッファ6に送られ、カラムデコーダ11にて、特定のアドレスのセンスアンプを選択するためのカラム選択線を出力する。
カラム動作では、1回のアドレス入力に対して、複数回のデータの入出力を行う場合がある。そのためにカラムアドレスカウンタ8において、モードレジスタ7によって規定された順番で初期入力アドレスから順々にアドレスを生成し、生成したアドレスは、カラムデコーダ11に送られる。
リードのコマンドと一緒にカラムアドレスが入力された場合、カラムデコーダ11の出力したカラム選択線によって選択されるアドレスのセンスアンプSAのデータは、カラムセレクタ12からI/Oコントロール14に送られる。ここで、出力データの選択を行い出力バッファ15から入出力ピンDQに出力される。
ライトのコマンドと一緒にカラムアドレスが入力された場合、コマンド・アドレスと同時、あるいは、特定の期間経過後に入出力ピンDQにデータが入力される。入力されたデータは、入力バッファ16からI/Oコントロール14に送られる。
I/Oコントロール14では、書き込みデータの書き込み順やデータマスク処理などを行い、書き込みデータをカラムセレクタ12に送る。ここで、カラムセレクタ12から出力されたカラム選択信号により、データを書き込むセンスアンプSAが選択され、該センスアンプSAに書き込まれたデータにしたがって、ライトデータコントロールにおいて、メモリセルMCへの書き込み動作を行う。
ライトデータコントロール13では、相変化素子を高抵抗化(第1情報)する場合と低抵抗化(第2情報)する場合でビット線に印加する電圧と印加している期間を制御する。
次に、プリチャージコマンドが入力されると、ライトデータコントロール13での書き込み動作が完了するまで待った後、ワードドライバ10では、ワード線の非活性化が行われ、メモリセルアレイ17内のビット線がプリチャージされ、次のサイクルの準備が行われる。
次に、図8のタイミングチャートを用いて、ワードドライバ10、メモリセルアレイ17、およびカラムセレクタ12の動作について説明する。
図8においては、上方から下方にかけて、クロック信号CLK、コマンドCMD、ロウデコーダ9から出力されるプリチャージ信号RP、ワード線WL、ビット線分離信号RTG、カラム選択線C01,C23、ライトイネーブル信号W01,W23、アクティブスタンバイプリチャージ信号RP2、センスアンプソースノードSAN、ビット線BL1〜BL3、出力ノードSAOt0,SAOb0,SAOt1,SAOb1、およびデータ入出力ピンDQにおけるそれぞれの信号タイミングを示している。また、図8は、主なアレイ制御信号のみ表示し、そのほかの信号については、省略する。
まず、クロック信号CLKに同期して、コマンドピンの組み合わせによってアクトコマンドACTが入力される。これに従って、メモリセルアレイ17では、ビット線BL0,BL1,・・・のプリチャージが終了する。
続いて、コマンドと一緒に入力されるアドレスをロウアドレスデコーダ9によってデコードされ、ワードドライバ10により複数のワード線から対応したワード線WLが選択される。
所望のプリチャージレベルVRにプリチャージされていたビット線BL0,BL1,・・・は、選択されたメモリセルMC内の相変化抵抗PCRの抵抗の大きさに従って流れる電流により、放電され電位が低下する。
このとき、相変化抵抗PCRの抵抗が高いときつまり、相変化素子がアモルファス状態では、ビット線BLレベルがあまり低下しない。一方、相変化抵抗PCRが低抵抗状態、つまり、相変化素子が結晶化状態では、ビット線BLレベルが急激に低下する。
ビット線分離信号RTGをゲートに受けるトランジスタは、メモリセルアレイ17側のビット線BLへの電荷注入量を制限し、電荷転送アンプを構成している。これによって、メモリセルアレイ17側のビット線BLで微小な信号でもセンスアンプSA内のビット線BLIには大きな信号量が発生する。
一定時間の後、ビット線BL0,BL1,・・・とセンスアンプSA内ビット線BLI0,BLI1,・・・がビット線分離信号RTGによって分離される。その後、センスアンプソースノードSANをグランドレベルVSSに駆動することで、センスアンプSAが活性化され、微小な読み出し信号を電源電圧振幅まで増幅して出力ノードSAOt/b1に出力する。
この後、アクティブ期間のアクティブスタンバイプリチャージ信号RP2を活性化レベルに遷移させて、ビット線BL0,BL1・・・をメモリセルMCのソース線SLと同電位、ここでは、グランドレベルVSSに設定する。ここまでが、カラムアクセス前に行われる一連のシーケンスである。
次に、カラムアクセスで書き込み動作が行われる場合について説明する。図8では、カラムアクセスで、たとえば書き込みコマンドWRITが入力された場合を示している。
アクトコマンドから所定の期間、図では、期間tRCD経たのち、ライトコマンドWRITが入力されている。コマンドと同時、あるいは、あらかじめ決められたクロック後に書き込みデータがデータ入出力ピンDQに入力される。
本図では、外部入出力方式として、外部クロック信号CLKの立ち上がりにあわせて出力するシングルデータレート(SDR)方式で示しているが、外部クロック信号CLKの立ち上がりと立ち下りにあわせて出力するダブルデータレート(DDR)にも適用することができる。
コマンドと同時に入力される書き込みアドレスに従って、カラム選択線、たとえばカラム選択線C01が活性化され、I/Oコントロール部14からI/O線を通って、センスアンプ出力ノードSAOt/bにデータが書き込まれる。
図では、出力ノードSAOt0,SAOb1に’0’、出力ノードSAOb0,SAOt1に’1’がそれぞれ書き込まれる。書き込みが終了するとカラム選択線C01が非活性化状態に遷移し、センスアンプで新たなデータがラッチされる。
その後、カラム選択線C01・・・と平行して配線されるライトイネーブル信号W01,W23,・・・のうち、書き込みの行われたカラム選択線に対応したライトイネーブル信号W01がグランドレベルVSSに遷移する。
これによって、ライトドライバWDでは、ビット線BL1には、高抵抗化電圧VWHが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、高抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
一方、ビット線BL0に接続されているライトドライバWDでは、インバータINV0,INV1によって、選択トランジスタMPLのゲートレベルがグランドレベルVSSに設定される。
ライトイネーブル信号W01は、高抵抗化に必要な期間だけ活性化される。非活性化されると同時に、ビット線BL0,BL1は、スタンバイレベルのビット線レベルVSに設定し、高抵抗化書き込みを行っていたメモリセルMCでは、この動作によって電流が急激に減少し、冷却され高抵抗化する。図6では、さらに、ビット線BL0,BL1への書き込み動作に続いてビット線BL2,BL3への書き込み動作を行っている。
これらのビット線BL2,BL3に接続されているメモリセルMCへの書き込み動作は、前述のビット線BL0,BL1の場合と同様である。
次に、連続したカラムサイクルで同一のアドレスへの書き込みコマンドが入力された場合について説明する。
この場合、メモリセルMCへ書き込み中のセンスアンプSAへ新規データを書き込む場合が生ずる。そこで、カラムアドレスバッファ6もしくは、カラムアドレスカウンタ8のいずれかで、同一アドレスへのアクセスかどうかを判定して、同一アドレスの場合には、カラムデコーダ11からライトデータコントロール13へのライトイネーブル信号Wを非活性化して、メモリセルMCへの書き込み動作を中止し、センスアンプSAへの書き込み動作を行い、その後セルへの書き込み動作を行う。
これによって、異なるデータをメモリセルMCへ書き込むことを防ぐとともに、センスアンプSAに書き込まれたデータを確実にメモリセルMCに書き込むことができる。
次に、カラム動作が終了し、プリチャージコマンドPREが入力された後の動作について説明する。
プリチャージコマンドPREが入力されると、アクティブスタンバイプリチャージ信号PR2が非活性化する。アクティブスタンバイプリチャージ信号PR2がグランドレベルVSSに遷移すると、ビット線BL1に接続されたライトドライバWDでは、トランジスタMPLのゲートがグランドレベルVSSになっており、直列して接続されているトランジスタMPL1のゲートがグランドレベルになるため、ビット線BL1には、低抵抗化に必要な電圧VWLが印加され、選択メモリセルMCには、低抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
その後、低抵抗化に必要な時間たった後、選択されていたワード線WLが非活性化され、メモリセルに流れていた電流が遮断され、相変化素子は冷却され低抵抗化する。これと前後して、センスアンプ活性化信号SANがセンスアンプSAを非活性化する。
最後に、プリチャージ信号RPが活性化され、プリチャージ回路PCにおいて、ビット線をプリチャージレベルVRに設定する。同時に、ライトドライバWD内のインバータINV0,INV1で構成されるラッチも初期化され、トランジスタMPLのゲートを高電位状態に設定する。
これによって、プリチャージ動作が完了とともに、一連のロウサイクルでの読み出し・低抵抗化・高抵抗化が完了する。
次に、不揮発性メモリ1における読み出し動作について、図9のタイミングチャートを用いて説明する。
この図9では、主なアレイ制御信号のみ表示し、そのほかの信号については、省略する。また、図9においては、上方から下方にかけて、クロック信号CLK、コマンドCMD、プリチャージ信号RP、ワード線WL、ビット線分離信号RTG、カラム選択線C01,C23、アクティブスタンバイプリチャージ信号RP2、センスアンプソースノードSAN、ビット線BL0,BL1、センスアンプSA内のビット線BLI0,BLI1、出力ノードSAOt0,SAOb0,SAOt1,SAOb1、およびデータ入出力ピンDQにおけるそれぞれの信号タイミングを示している。
カラムアクセス前に行われる一連のシーケンスでは、前述のとおりである。リードコマンドと一緒に入力されたカラムアドレスに対応したカラム選択信号C01が選択され、出力ノードSAOt0/t0,SAOt1/b1のデータがI/O線IO0t/b,IO1t/bにそれぞれ出力され、外部に送られる。
さらに、動作モードがバーストモードの場合、連続したアドレスに対応してカラム選択信号C23が選択され、出力ノードSAOt2/b2,SAOt3/b3がI/O線にそれぞれ出力される。
その後、読み出されたデータは、I/Oコントロール14、出力バッファ15を経由してリードコマンドが入力されてから所定のクロック数経た後、入出力ピンDQに出力される。
図では、外部データの入出力方式として、外部クロックの立ち上がりにあわせて出力するシングルデータレート(SDR)方式で示しているが、外部クロックの立ち上がりと立ち下りにあわせて出力するダブルデータレート(DDR)にも適用することができる。
プリチャージ動作は、一連のカラムサイクルで書き込み動作がある場合でも、そうでない場合でも同様である。
このように、ライトデータコントロール13で、書き込み用のラッチを設けて、比較的書き込み時間の要する低抵抗化動作を、カラムサイクルごとではなくプリチャージコマンドが入力されてから行うことで、高速なカラムサイクル動作を実現することができる。
一方、高抵抗化後のメモリセルMCは、書き込み動作の直後に読み出し動作を行うことがなく、プリチャージ後に再度ワード線を選択するまで読み出し動作を行わないため、十分な冷却期間をおくことができ、安定動作を実現することができる。
また、書き込みサイクル時間を大きく確保した動作について、図10のタイミングチャートを用いて説明する。図8の動作では、出力ピンDQの1回分の入出力データを同時にセンスアンプSAから読み出し、センスアンプSAに書き込んでいる。本図では、出力ピンDQの複数回分の入出力データを同時にセンスアンプSAからI/Oコントロール14に読み出し、また、I/Oコントロール14からセンスアンプSAに書き込んでいる。
本図では、主なアレイ制御信号のみ表示し、そのほかの信号については、省略する。また、図10の信号変化の項目においては、図8と同様であるので省略する。
カラムアクセス前に行われる一連のシーケンスでは、前述のとおりである。次に、カラムアクセスで書き込み動作が行われる場合について説明する。図9では、ビット線BL1、およびカラムアクセスで書き込みコマンドWRITが入力されると、コマンドと同時、あるいは、あらかじめ決められたクロック信号CLK後に書き込みデータD0がデータ入出力ピンDQに入力される。
このときのデータは、次のデータD1が入力されるまでI/Oコントロール14に保持される。ここで、図10では、外部入出力方式として、外部クロックの立ち上がりにあわせて出力するシングルデータレート(SDR)方式で示しているが、外部クロックの立ち上がりと立ち下りにあわせて出力するダブルデータレート(DDR)にも適用することができる。
書き込みデータD0に続いて書き込みデータD1が入力される。コマンドと同時に入力される書き込みアドレスにしたがって、カラム選択線、たとえばカラム選択線C01が活性化され、データD0,D1がそれぞれI/Oコントロール14からI/O線を通って、センスアンプ出力ノードSAOt0/t0,SAOt1/t0にそれぞれが書き込まれる。
図では、センスアンプ出力ノードSAOt0,SAOb1に’0’、センスアンプ出力ノードSAOb0,SAOt1に’1’がそれぞれ書き込まれる。書き込みが終了するとカラム選択線C01が非活性化状態に遷移し、センスアンプSAで新たなデータがラッチされる。
その後、カラム選択線C01,C23,・・・と平行して配線されるライトイネーブル信号W01,W23,・・・のうち、書き込みの行われたカラム選択線に対応したライトイネーブル信号W01がグランドレベルVSSに遷移する。
これによって、ライトドライバWDにおいて、ビット線BL1には、高抵抗化電圧VWHが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、高抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
一方、ビット線BL0に接続されているライトドライバWDでは、インバータINV0,INV1によって、トランジスタMPLのゲートレベルがグランドレベルVSSに設定される。
ライトイネーブル信号W01は、高抵抗化に必要な期間だけ活性化される。非活性化されると同時に、ビット線BL0,BL1は、スタンバイレベルのビット線レベルVSに設定し、高抵抗化書き込みを行っていたメモリセルMCでは、この動作によって電流が急激に減少し、冷却され高抵抗化する。
図10では、さらに、ビット線BL0,BL1への書き込み動作に続いてビット線BL2,BL3への書き込み動作を行っている。これらのビット線に接続されているメモリセルMCへの書き込み動作は、前述のビット線BL0,BL1の場合と同様である。
連続したカラムサイクルで同一のアドレスへの書き込みコマンドが入力された場合には、前述と同様に、カラムアドレスバッファ6、もしくはカラムアドレスカウンタ8のいずれかで、同一アドレスへのアクセスかどうかを判定して、同一アドレスの場合には、カラムデコーダ11からライトデータコントロール13へのライトイネーブル信号Wを非活性化して、メモリセルMCへの書き込み動作を中止する。それと平行して、センスアンプSAへの書き込み動作を行い、その後、メモリセルMCへの書き込み動作を行う。
これによって、異なるデータをメモリセルMCへ書き込むことを防ぐとともに、センスアンプSAに書き込まれたデータを確実にメモリセルMCに書き込むことが可能となる。
このように、比較的書き込み時間の要する低抵抗化動作をカラムサイクルごとではなくプリチャージコマンドが入力されてから行うことで、高速なカラムサイクル動作を実現できる。一方、高抵抗化後のメモリセルMCは、プリチャージ後に再度ワード線を選択するまで読み出し動作を行わないため、十分な冷却期間をおくことができ、安定動作を実現できる。データ入力サイクルに比べて、センスアンプSA、相変化素子への書き込みサイクル時間を長く確保できるため、安定した書き込み動作が実現できる。
さらに、高抵抗化に割り当てられる時間が長くでき、確実な書き込み動作を実現することができるという利点がある。
本実施の形態1では、外部から書き込みデータ1回分を単位としてメモリセルへ書き込みを行っているが、たとえば、図11のタイミングチャートに示すように、書き込みデータ4回分を単位としてメモリセルMCに書き込むようにしてもよい。
この図11では、ビット線BL0,BL2は、高抵抗状態から低抵抗状態へ書き込み動作を行っている。また、ビット線BL1,BL3は、低抵抗状態から高抵抗状態へと書き込み動作を行っている例である。詳細な動作については、前述した実施の形態1と同様である。
このように、書き込みデータ4回分を単位としてメモリセルMCに書き込み動作を行うために、外部データ書き込みサイクルの4倍の時間でメモリセルアレイ17を動作させればよく、高抵抗化に十分な書き込み時間を割り当てることができ、安定した書き込み動作を実現することができる。
(実施の形態2)
図12は、本発明の実施の形態2による不揮発性メモリに設けられたカラムセレクタの回路図、図13は、図12のカラムセレクタに設けられたライトドライバの回路図、図14は、本発明の実施の形態2による不揮発性メモリによる書き込み動作の一例を示すタイミングチャート、図15は、本発明の実施の形態2による不揮発性メモリによる書き込み動作の他の例を示すタイミングチャートである。
本実施の形態2において、不揮発性メモリは、前記実施の形態1と同様の構成からなり、異なる点は、カラムセレクタ12aの回路構成である。
図12は、カラムセレクタ12aの一部を示した回路図である。
カラムセレクタ12aは、カラムサイクル毎に高抵抗化と低抵抗化を同じ期間で同時に行うものである。
カラムセレクタ12aは、ビット線BL0,BL1,BL2・・・のそれぞれに接続されるセンスアンプブロックSABとそれぞれのセンスアンプブロックSABにわたって配置されるライトデータコントロール13などから構成されている。
センスアンプブロックSABは、ビット線を所望の期間、所望のレベルに設定するプリチャージ回路PCと、ライトデータコントロール13に含まれ、ライトデータにしたがって、メモリセルMCにデータを書き込むためにビット線BL0,・・・を駆動するライトドライバWDと、メモリセルから読み出した微小信号を増幅するためのセンスアンプSAを備える。センスアンプSA、およびプリチャージ回路PCは前記実施の形態1と同じ構成でかまわない。
また、図13は、ライトドライバWDの構成例を示す回路図である。
図13(a)では、PチャネルMOSのトランジスタMPHは、センスアンプ出力ノードSAObが’0’状態の時にオンし、ビット線書き込みトランジスタMPWEに高抵抗化のための電流を流すために必要な高抵抗化電圧VWHを供給する。
一方、PチャネルMOSのトランジスタMPLは、センスアンプ出力ノードSAOtが’0’状態の時にオンし、ビット線書き込みトランジスタMPWEに低抵抗化のための電流を流すために必要な低抵抗化電圧VWLを供給する。
ビット線書き込みトランジスタMPWEは、ライトイネーブル信号Wで活性化され、書き込みデータにしたがってビット線BLに電圧を印加する。ビット線BLに電圧の印加される時間は、ライトイネーブル信号Wのパルス幅により設定され、高抵抗化、ならびに低抵抗化がするのに必要な時間に設定される。
また、図13(b)では、PチャネルMOSのトランジスタMPHは、センスアンプ出力ノードSAObが’0’状態の時にオンし、ビット線書き込みトランジスタMPWEに高抵抗化のための電流を流すために必要な高抵抗化電圧VWHを供給する。
一方、PチャネルMOSのトランジスタMPLは、センスアンプ出力ノードSAOtが’0’状態の時にオンし、ビット線書き込みトランジスタMPWEに高抵抗化電圧VWHを供給する。
ここで、PチャネルMOSのトランジスタMPLは、オン抵抗がトランジスタMPHに比べて高く、ビット線書き込みトランジスタMPWEを介して低抵抗化に必要な電流に制限する。
ビット線書き込みトランジスタMPWEは、ライトイネーブル信号Wで活性化され、書き込みデータにしたがってビット線BLに電流を流す。ビット線BLに電流を流す時間は、ライトイネーブル信号Wのパルス幅により設定され、高抵抗化、および低抵抗化がともに完了するのに必要な時間に設定される。
ライトドライバWDの回路構成は、本構成に限定されるものではなく、同様の機能を有する回路構成であれば異なる構成でもあってもかまわない。
次に、カラムセレクタ12aでの書き込み動作について、図14のタイミングチャートを用いて説明する。この図14では、書き込みサイクルがカラムサイクル時間以下の場合を示している。
アクトコマンドACTが入力されてから、カラムアクセス前に行われる一連のシーケンスでは、前記実施の形態1と同様である。さらに、カラムアクセスで書き込みコマンドWRITが入力されてから、センスアンプ書き込みデータが書き込まれるまでの動作においても、前記実施の形態1と同様であるので省略する。
図14では、センスアンプ出力ノードSAOt0,SAOb1に’0’、センスアンプ出力ノードSAOb0,SAOt1に’1’がそれぞれ書き込まれた場合を示している。
センスアンプSAで新たなデータがラッチした後、次のカラムサイクルにおいて、カラム選択線C01,C23,・・・と平行して配線されるライトイネーブル信号W01,W23,・・・のうち、書き込みの行われたカラム選択線に対応したライトイネーブル信号W01がグランドレベルVSSに遷移する。
このとき、ビット線BL1に接続されたライトドライバWDでは、トランジスタMPHにより、ビット線書き込みトランジスタMPWEに高抵抗化電圧VWHが印加される。さらに、ビット線書き込みトランジスタMPWEのゲート信号であるライトイネーブル信号が活性化状態になることで、ビット線BL1には、高抵抗化電圧VWHが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、高抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
一方、ビット線BL0に接続されたライトドライバWDでは、トランジスタMPLが活性化され、ビット線書き込みトランジスタMPWEに低抵抗化電圧VWLが印加される。ビット線書き込みトランジスタMPWEのゲート信号であるライトイネーブル信号が活性化状態になることで、ビット線BL1には、低抵抗化電圧VWLが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、低抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
これらの書き込み動作は、ライトイネーブル信号Wが活性化状態の期間行われる。図14では、カラムサイクル時間と同じ期間だけライトイネーブル信号が活性化されている。ライトイネーブル信号Wが非活性化状態になると、プリチャージ回路PCにおいて、ビット線BL0,BL1は、スタンバイレベルのビット線レベルVSに設定し、書き込みを行っていたメモリセルMCでは、電流が減少し、冷却される。
本図では、さらに、ビット線BL0,BL1への書き込み動作に続いてビット線BL2,BL3への書き込み動作を行っている。これらのビット線に接続されているメモリセルMCへの書き込み動作は、前述のビット線BL0,BL1の場合と同様である。
本構成において、連続したカラムサイクルで同一のアドレスへの書き込みコマンドが入力された場合についての動作は、前記実施の形態1と同様にアドレス比較を行って、メモリセルMCへの書き込み動作を中止するとともに、新しい書き込みデータをセンスアンプSAに書き込み、その後、メモリセルMCへの書き込み動作を行う。
次に、低抵抗化あるいは、高抵抗化にカラムサイクル以上の時間が要する場合の動作について図15のタイミングチャートを用いて説明する。
アクトコマンドACTが入力されてから、カラムアクセス前に行われる一連のシーケンス、およびカラムアクセスで書き込みコマンドWRITが入力されてから、センスアンプ書き込みデータが書き込まれるまでの動作は、前記実施の形態1と同様であるので省略する。
図15では、センスアンプ出力ノードSAOt0,SAOb1に’0’、センスアンプ出力ノードSAOb0,SAOt1に’1’がそれぞれ書き込まれた場合を示している。
センスアンプSAで新たなデータがラッチした後、次のカラムサイクルにおいて、カラム選択線C01,C03,・・・と平行して配線されるライトイネーブル信号W01,W23,・・・のうち、書き込みの行われたカラム選択線に対応したライトイネーブル信号W01がグランドレベルVSSに遷移する。
このとき、ビット線BL1に接続されたライトドライバWDでは、トランジスタMPHによりビット線書き込みトランジスタMPWEに高抵抗化電圧VWHが印加される。さらに、ビット線書き込みトランジスタMPWEのゲート信号であるライトイネーブル信号が活性化状態になることで、ビット線BL1には、高抵抗化電圧VWHが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、高抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
一方、ビット線BL0に接続されたライトドライバWDでは、トランジスタMPLが活性化され、ビット線書き込みトランジスタMPWEに低抵抗化電圧VWLが印加される。さらに、ビット線書き込みトランジスタMPWEのゲート信号であるライトイネーブル信号が活性化状態になることで、ビット線BL1には、低抵抗化電圧VWLが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、低抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
これらの書き込み動作は、ライトイネーブル信号Wが活性化状態の期間行われる。図15では、カラムサイクル時間よりも長い期間ライトイネーブル信号が活性化されている。ライトイネーブル信号Wが非活性化状態になると、プリチャージ回路PCにおいて、ビット線BL0,BL1は、スタンバイレベルのビット線レベルVSに設定し、書き込みを行っていたメモリセルMCでは、電流が減少し、冷却される。
図15では、さらに、ビット線BL0,BL1への書き込み動作に続いて、ビット線BL2,BL3への書き込み動作を行っている。これらのビット線に接続されているメモリセルMCへの書き込み動作は、前述のビット線BL0,BL1の場合と同様である。
連続したカラムサイクルで同一のアドレスへの書き込みコマンドが入力された場合についての動作は、前記実施の形態1と同様にアドレス比較を行って、メモリセルへの書き込み動作を中止するとともに、新しい書き込みデータをセンスアンプSAに書き込み、その後、メモリセルMCへの書き込み動作を行う。
このように、メモリセルMCへの書き込み動作をカラムサイクル毎に行うことにより、ロウサイクルにおいて特別な期間をおかずに書き込み動作を行うことができる。
また、センスアンプSAへの書き込み動作とメモリセルMCへの書き込み動作を別タイミングで行うことにより、メモリセルSAへの書き込み時間がカラムサイクル時間を制限することがなくなり、高速なカラムサイクル動作と確実なメモリセルへの書き込み動作を両立することができる。
さらに、低抵抗化・高抵抗化の後にメモリセルMCのデータを読み出す動作がプリチャージ後に再度同じアドレスをアクセスした場合になるため、十分な冷却期間をとることができる。
(実施の形態3)
図16は、本発明の実施の形態3による不揮発性メモリに設けられたカラムセレクタの回路図、図17は、図16のカラムセレクタに設けられたライトドライバの回路図、図18は、本発明の実施の形態3による不揮発性メモリにおける書き込み動作の一例を示すタイミングチャート、図19は、図16のカラムセレクタにおける他の例を示す回路図、図20は、本発明の実施の形態3によるリフレッシュ動作機能がついた不揮発性メモリの一例を示すブロック図、図21は、図20の不揮発性メモリにおけるメモリセルの一例を示す構成図、図22は、本発明の実施の形態3によるデータの修正機能が付加された不揮発性メモリの一例を示すブロック図、図23は、図22の不揮発性メモリにおけるメモリセルアレイの一例を示す回路図である。
本実施の形態3において、不揮発性メモリは、前記実施の形態1,2と同様の構成からなり、異なる点は、カラムセレクタ12bの回路構成である。
図16は、カラムセレクタ12bの一部を示した回路図である。
カラムセレクタ12bは、カラムサイクル毎に高抵抗化と低抵抗化をそれぞれ必要な期間で行う。カラムセレクタ12bは、ビット線BL0,BL1,BL2,・・・のそれぞれに接続されるセンスアンプブロックSABとそれぞれのセンスアンプブロックSABわたって配置されるライトデータコントロールWDCなどから構成されている。
センスアンプブロックSABは、ビット線を所望の期間、所望のレベルに設定するプリチャージ回路PCと、ライトデータコントロール13に含まれ、ライトデータにしたがって、ライトイネーブル信号(第1書き込み信号)WR、およびライトイネーブル信号(第2書き込み信号)RSで決まる書き込み時間の間、メモリセルにデータを書き込むためにビット線BL0,・・・を駆動するライトドライバWDと、メモリセルMCから読み出した微小信号を増幅するためのセンスアンプSAを含む。センスアンプSA、ならびにプリチャージ回路PCは前記実施の形態1,2と同じ構成でかまわない。
図17は、ライトドライバWDの構成例を示す回路図である。
図17(a)は、PチャネルMOSのトランジスタMPHは、センスアンプ出力ノードSAObが’0’状態の時にオンし、高抵抗化書き込みトランジスタMPWRに高抵抗化電圧VWHを供給する。
一方、PチャネルMOSのトランジスタMPLは、センスアンプ出力ノードSAOtが’0’状態の時にオンし、低抵抗化書き込みトランジスタMPWSに低抵抗化電圧VWLを供給する。
高抵抗化書き込みトランジスタMPWRは、高抵抗化ライトイネーブル信号WRにより制御され、高抵抗化ライトイネーブル信号WPが活性化の間、ビット線BLに高抵抗化電圧VWHを印加する。
低抵抗化書き込みトランジスタMPWSは、低抵抗化ライトイネーブル信号WSにより制御され、該低抵抗化ライトイネーブル信号WSが活性化の間、ビット線BLに高抵抗化電圧VWLを印加する。
ビット線に電圧の印加される時間は、高抵抗化・低抵抗化それぞれ、高抵抗化ライトイネーブル信号WR、低抵抗化ライトイネーブル信号WSのパルス幅により設定され、高抵抗化、ならびに低抵抗化するのに必要な時間に設定される。
また、図17(b)は、図17(a)の変形例である。
PチャネルMOSのトランジスタMPHは、センスアンプ出力ノードSAObが’0’状態の時にオンし、高抵抗化書き込みトランジスタMPWRに高抵抗化電圧VWHを供給する。
一方、PチャネルMOSのトランジスタMPLは、センスアンプ出力ノードSAOtが’0’状態の時にオンし、低抵抗化書き込みトランジスタMPWRに高抵抗化電圧VWHを接続する。
ここで、トランジスタMPWRとトランジスタMPHの少なくとも一方のオン抵抗が高い。これにより、ビット線に流れる電流を低抵抗化に必要な電流に抑制している。高抵抗化書き込みトランジスタMPWRは、高抵抗化ライトイネーブル信号WRにより制御され、高抵抗化ライトイネーブル信号WRが活性化の間、ビット線BLに高抵抗化電圧VWHを印加する。
低抵抗化書き込みトランジスタMPWSは、低抵抗化ライトイネーブル信号WSにより制御され、該低抵抗化ライトイネーブル信号WSが活性化の間、ビット線BLに低抵抗化に必要な電流を供給する。
ビット線BLに電圧の印加される時間は、高抵抗化・低抵抗化それぞれ、高抵抗化ライトイネーブル信号WR、低抵抗化ライトイネーブル信号WSのパルス幅により設定され、高抵抗化、および低抵抗化するのに必要な時間に設定される。
ライトドライバWDの回路構成は、本構成に限定されるものではなく、同様の機能を有する回路構成であれば異なる構成でもかまわない。
次に、カラムセレクタ12bでの書き込み動作について、図18のタイミングチャートを用いて説明する。
この図18では、高抵抗化はカラムサイクル時間、低抵抗化はカラムサイクル時間の2倍に設定されている場合を示している。アクトコマンドACTが入力されてから、カラムアクセス前に行われる一連のシーケンスでは、前記実施の形態1と同様である。
さらに、カラムアクセスで書き込みコマンドWRITが入力されてから、センスアンプ書き込みデータが書き込まれるまでの動作は、前記実施の形態1と同様であるので省略する。
本図では、センスアンプ出力ノードSAOt0,SAOb1に’0’、センスアンプ出力ノードSAOb0,SAOt1に’1’がそれぞれ書き込まれた場合を示している。
センスアンプSAで新たなデータがラッチした後、次のカラムサイクルにおいて、カラム選択線C01,C23,・・・と平行して配線されるライトイネーブル信号W01,W23,・・・のうち、書き込みの行われたカラム選択線に対応したライトイネーブル信号W01がグランドレベルVSSに遷移する。
このとき、ビット線BL1に接続されたライトドライバWDでは、トランジスタMPHにより、高抵抗化書き込みトランジスタMPWRに高抵抗化電圧VWHが印加される。さらに、高抵抗化書き込みトランジスタMPWRのゲート信号である高抵抗化ライトイネーブル信号WRが活性化状態になることで、ビット線BL1には、高抵抗化電圧VWHが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、高抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。
高抵抗化の書き込み動作は、高抵抗化ライトイネーブル信号WRが活性化状態の期間行われる。一方、ビット線BL0に接続されたライトドライバWDでは、トランジスタMPLが活性化され、低抵抗化書き込みトランジスタMPWSに低抵抗化電圧VWLが印加される。
さらに、低抵抗化書き込みトランジスタMPWSのゲート信号である低抵抗化ライトイネーブル信号WSが活性化状態になることで、ビット線BL1には、低抵抗化電圧VWLが印加され、選択メモリセルMCの相変化素子には、低抵抗化に必要な電流が流れ、発熱する。低抵抗化書き込み動作は、低抵抗化ライトイネーブル信号WSが活性化状態の期間行われる。図18においては、高抵抗化動作はカラムサイクル時間と同じ期間だけ行われ、低抵抗化動作は、カラムサイクルの2倍の期間をもって行われる。
本構成では、メモリセルMCへの書き込み特性として、低抵抗化の書き込み時間が長いことを想定しているため、低抵抗化ライトイネーブル信号WSが非活性化状態になると、プリチャージ回路PCにおいて、ビット線BL0,BL1は、スタンバイレベルのビット線レベルVSに設定し、書き込みを行っていたメモリセルMCでは、電流が減少し、冷却される。
図17では、さらに、ビット線BL0,BL1への書き込み動作に続いて、ビット線BL2,BL3への書き込み動作を行っている。これらのビット線に接続されているメモリセルMCへの書き込み動作は、前述のビット線BL0,BL1の場合と同様である。
本構成において、連続したカラムサイクルで同一のアドレスへの書き込みコマンドが入力された場合についての動作は、前記実施の形態1と同様にアドレス比較を行って、メモリセルへの書き込み動作を中止するとともに、新しい書き込みデータをセンスアンプSAに書き込み、その後、メモリセルMCへの書き込み動作を行う。
このように、相変化素子の高抵抗化および低抵抗化の書き込み動作をカラムサイクル毎に行うことにより、ロウサイクルにおいて特別な期間をおかずに書き込み動作を行うことができる。
また、センスアンプSAへの書き込み動作とメモリセルMCへの書き込み動作を別タイミングで行うことにより、メモリセルMCへの書き込み時間がカラムサイクル時間を制限することがなくなり、高速なカラムサイクル動作と確実なメモリセルMCへの書き込み動作を両立できる。
さらに、低抵抗化・高抵抗化の後にメモリセルMCのデータを読み出し動作は、一旦、プリチャージ動作が入り再度同じアドレスをアクセスした場合になるため、十分な冷却期間をとることができる。
図19は、カラムセレクタ12の他の構成例を示す回路図である。
図19においては、2本のビット線、たとえばビット線BL0,BL1に対してセンスアンプブロックSABが1つ配置されている。
相変化素子を用いたメモリセルMCでは、非破壊読み出しのため、読み出したデータを再書き込みする必要がなく、ビット線毎にセンスアンプSA、およびライトドライバWDを配置する必要がない。
そのため、同時に読み出されるメモリセルMCが接続された2本以上のビット線でひとつのセンスアンプブロックSABを共有してもかまわない。センスアンプブロックSAB、ならびにプリチャージ回路PC、ライトドライバWD、センスアンプSAの構成は、前記実施の形態1,2と同様である。
それにより、複数のビット線でセンスアンプブロックSABを共有化することで、カラムセレクタ12のレイアウト面積を低減することができ、小チップ面積化を実現することが可能となる。
さらに、本構成は、前記実施の形態1,2のいずれとも組み合わせることが可能である。その場合、センスアンプ面積の低減、およびライトドラバWD、センスアンプSAのレイアウトピッチを緩和することが可能となり、余裕のあるレイアウトを実現することができ、トランジスタのしきい値、電流駆動力などのばらつきを低減するレイアウトを実現することができる。
ここで、相変化素子は、素子の抵抗値を変化させて情報を記憶している。書き込みを繰り返すと、抵抗値の変化量、つまり書き込み抵抗値が変化する可能性がある。抵抗値の変化率が変化し、高抵抗が初期設定抵抗値よりも高くなると、低抵抗化に必要な電流が流せなくなるため、書き込み動作ができなくなる。
逆に、高抵抗値が低下してくると、低抵抗状態との区別がつきにくくなり、誤読み出しの可能性が出てくる。また、低抵抗地が初期想定抵抗値よりも高くなると、高抵抗状態との区別がつきにくくなり、語読み出しの可能性が出てくる。
さらに、逆に低抵抗状態の抵抗値が低下すると、高抵抗状態にするための発熱量が得られなくなり、書き込みができなる。そのため、初期の高抵抗・低抵抗値から大きく変化することを防止する必要がある。
図20は、抵抗値の変化率が変わってしまうのを防止するための相変化膜リフレッシュ動作機能がついた不揮発性メモリ(半導体集積回路装置)1aの一例を示すブロック図である。
不揮発性メモリ1aは、アドレスバッファ2、タイミング生成回路3、バンクセレクタ4、ロウアドレスバッファ5、カラムアドレスバッファ6、モードレジスタ7は、カラムアドレスカウンタ8、ロウデコーダ9、ワードドライバ10、カラムデコーダ11、カラムセレクタ12、ライトデータコントロール13、I/Oコントロール14、出力バッファ15、入力バッファ16、およびメモリセルアレイ17aからなる前記実施の形態1(図1)と同様の構成に、リフレッシュアドレスバッファ18とリフレッシュカウンタ19とが新たに追加されている。
リフレッシュアドレスバッファ18、およびリフレッシュカウンタ19は、相変化メモリの相変化膜をリフレッシュする際のアドレスの制御をする。
図21は、メモリセルアレイ17aの構成例を示している。
メモリセルアレイ17aには、データを記憶しているメモリセル(第1メモリセル)MCとリフレッシュ時に一旦データを保持するためのリフレッシュ時データ用退避メモリセル(第2メモリセル)RMCとが含まれる。メモリセルMCの構成は、前記実施の形態1と同様相変化素子と選択トランジスタとが入れ替わった形でもよい。
次に、不揮発性メモリ1aにおけるリフレッシュコマンドが入力された際の動作について説明する。
リフレッシュコマンドは、コマンドピン(/RAS,/CAS,/WE)、およびアドレスピンへの特定入力パターンで構成される。もしくは、リフレッシュ専用入力ピンによる制御でもかまわない。
リフレッシュコマンドが入力されると、リフレッシュカウンタ19でリフレッシュするアドレスがロウデコーダ9に送られる。これと同時に、リフレッシュしているアドレスはリフレッシュアドレスバッファ18に送られる。
ロウデコーダ9では、送られたアドレスがデコードされ、ワードドライバ10で特定のワード線(第1ワード線)WLが選択される。選択ワード線WLに接続されている相変化素子に記憶された情報がセンスアンプに読み出される。
ここで、選択ワード線WLは非活性化される。その一方で、リフレッシュカウンタ19から、リフレッシュデータ退避用のワード線(第2ワード線)RWLのアドレスがロウデコーダ9に送られ、リフレッシュデータ退避用ワード線RWLが活性化される。
その後、リフレッシュデータ退避用ワード線RWL上のメモリセルRMCにセンスアンプブロックSAB(図4)に退避したデータを書き込む動作を行う。書き込み方式は、前記実施の形態1と同様か、もしくは、同様の機能を持つ別の回路構成で構成してもかまわない。
メモリセルMCへの書き込み動作が終了した後、リフレッシュデータ退避用ワード線RWLは非活性化され、リフレッシュデータ退避用メモリセルRMCには、リフレッシュアドレスバッファ18に保持されたデータが記憶される。
以上が、リフレッシュを行うメモリセルMC内のデータをリフレッシュデータ退避用メモリセルに転送する一連のシーケンスである。
次に、データがリフレッシュ退避用メモリセルRMCに移されている間に、リフレッシュ選択アドレスにアクセスがきた場合について説明する。
外部より入力されたアドレスは、ロウアドレスバッファ5に設けられたアドレス比較器により、常にリフレッシュアドレスバッファ18に保管されているアドレスと比較される。リフレッシュアドレスバッファ18に保管されているアドレスと、入力アドレスが不一致の場合には、入力アドレスを活性化する。
一方、リフレッシュアドレスバッファ18に保管されているアドレスと、入力アドレスとが一致した場合には、入力アドレスのデータが退避されているリフレッシュデータ退避用ワード線RWLを選択し、データの読み出し、書き込みを行う。
次に、リフレッシュ動作のシーケンスについて説明する。
同一のリフレッシュサイクルあるいは、次のリフレッシュコマンドが入力されると、リフレッシュアドレスバッファ18に保持されたアドレスがロウデコーダ9に送られる。ロウデコーダ9では、リフレッシュするアドレスがデコードされ、対応したワード線WLが選択される。
その後、相変化素子に対してリフレッシュ動作を行う。リフレッシュ動作としてあげられる動作は、書き込み動作で高抵抗化、あるいは、低抵抗化、もしくは低抵抗化および高抵抗化を繰り返す。
これにより、頻繁にアクセスしたメモリセルMCとアクセスのなかったメモリセルMCとの間での素子の抵抗値のばらつきを低減する。膜のリフレッシュ動作が終了すると、今度は、逆に、リフレッシュデータ退避用メモリセルRMCから、リフレッシュの終了したワード線WL上のメモリセルMCにデータを書き戻す。
この動作は、前述のリフレッシュを行うワード線WLから、リフレッシュデータ退避用ワード線RWLにデータを移す動作と同様である。データが移されると同時に、リフレッシュアドレスバッファ18に保持されていたアドレスも初期化される。
このような構成により、リフレッシュデータ退避用メモリセルRMC、およびリフレッシュアドレスカウンタ18とリフレッシュアドレスバッファ19とを付加することで、ある程度の書き換え回数を行ったメモリセルMCについて、リフレッシュ動作を行うことで、アクセス履歴の影響を取り除き、動作マージンの向上を図ることができる。また、繰り返し書き換えを行うことによる膜の特性の変化の影響を緩和することができ、データ信頼性を向上させることができる。
特定ビットへの書き込みによる相変化素子の劣化によって、十分な抵抗比が取れなくなる恐れがある。任意のメモリセルが動作中に不良になったとしても、外部への出力データが破壊されるのを防ぐことが必要である。
図22は、エラー修正用のチェックビットを付加して、データの修正機能を追加していた不揮発性メモリ(半導体集積回路装置)1bのブロック図である。
不揮発性メモリ1bは、アドレスバッファ2、タイミング生成回路3、バンクセレクタ4、ロウアドレスバッファ5、カラムアドレスバッファ6、モードレジスタ7は、カラムアドレスカウンタ8、ロウデコーダ9、ワードドライバ10、カラムデコーダ11、カラムセレクタ12、ライトデータコントロール13、I/Oコントロール14、出力バッファ15、入力バッファ16、およびメモリセルアレイ17bからなる前記実施の形態1と同様の構成に、チェックビットエンコーダ/デコーダ20を新たに追加した構成からなる。
チェックビットエンコーダ/デコーダ20は、カラムセレクタ12とI/Oコントロール14との間に接続されている。チェックビットエンコーダ/デコーダ20は、チェックビットデータの生成、および読み出したデータのエラーの検出を行う。
図23にメモリセルアレイ17bの構成を示す。
メモリセルアレイ17bは、図示するように、ワード線WLにデータ用のメモリセルMCとチェックビット用メモリセルMCPとが付加されている構成からなる。メモリセルMCは、ワードドライバ10に接続されたワード線WL1,WL2,WL3,・・・と、ビット線(第1ビット線)BL0,BL1,BL2,BL3・・・とそれぞれ所望の交点に接続されており、チェックビット用メモリセルMCPは、ワード線WL1,WL2,WL3,・・・とビット線(第2ビット線)BLP0,BLP1・・・とそれぞれ所望の交点で接続されている。
チェックビットの数は、ECC(Error Correcting Code)ブロックに含まれるデータビットの数から決定される。たとえば、データビットが64ビットの場合には、1ビットの修正を行うには、少なくとも7ビット、1ビットの修正、あるいは2ビットのエラーを検出するためには、8ビットのチェックビットが必要である。
次に、図22、および図23を用いて動作説明をする。
アドレスとコマンド入力ピンに入力される信号の組み合わせにより、内部動作が決まる。通常、SDRAMインターフェースでは、アドレスは、ロウアドレスとカラムアドレスに分割して入力される。
まず、アクティベートコマンドが、バンクアドレスとロウアドレスと一緒に入力される。バンクアドレスは、バンクセレクタ4に送られ、チップ内の特定のバンクを活性化する。
同時に入力されるアドレスは、アドレスバッファ2からロウアドレスバッファ5、そして、ロウデコーダ9に送られ、特定のワード線を選択するための選択信号を生成する。その後、ワードドライバ10において、入力されたアドレスに対応したワード線が選択される。ワード線が選択されるとカラムセレクタ12内のセンスアンプにメモリセルMCのデータが読み出される。
ロウアドレスが入力されてからスペックで規定される期間を経た後、リード・ライトなどのコマンドと一緒に、カラムアドレスがアドレスバッファ2に入力される。入力されたアドレスは、アドレスバッファ2からカラムアドレスバッファ6に送られ、カラムデコーダ11にて、特定のアドレスのセンスアンプを選択するためのカラム選択線を出力する。
カラム動作では、1回のアドレス入力に対して、複数回のデータの入出力を行う場合がある。そのためにカラムアドレスカウンタ8において、モードレジスタ7によって規定された順番で初期入力アドレスから順々にアドレスを生成し、生成したアドレスは、カラムデコーダ11に送られる。
リードのコマンドと一緒にカラムアドレスが入力された場合、カラムデコーダ11の出力したカラム選択線によって選択されるアドレスのセンスアンプのデータは、データビットとチェックビットとともにカラムセレクタ12からチェックビットエンコーダ/デコーダ20に送られる。ここで、チェックビットエンコーダ/デコーダ20では、メモリセルアレイ17から読み出され、カラムセレクタ12から送られてきたデータビットと、チェックビットを用いて、データビット列のエラーを検出・修正を行う。
修正が済んだデータ列は、I/Oコントロール14に送られる。ここで、出力データの選択を行い、出力バッファ15から入出力ピンDQに出力される。
ライトのコマンドと一緒にカラムアドレスが入力された場合、コマンド・アドレスと同時、あるいは、特定の期間経過後に入出力ピンDQにデータが入力される。入力されたデータは、入力バッファ16からI/Oコントロール14に送られる。このI/Oコントロール14では、書き込みデータの書き込み順やデータマスク処理などを行い、書き込みデータ列をチェックビットエンコーダ/デコーダ20に送る。
チェックビットエンコーダ/デコーダ20では、対応した書き込みを行うアドレスに書かれているデータと、書き込みデータを用いて新たにチェックビットを生成する。生成したチェックビットと書き込むデータビット列はカラムセレクタ12に送られる。
ここで、カラムセレクタ12から出力されたカラム選択信号により、データを書き込むセンスアンプが選択され、センスアンプに書き込まれたデータにしたがって、ライトデータコントロール13において、メモリセルMCへの書き込み動作を行う。
ライトデータコントロール13では、相変化素子を高抵抗化する場合と低抵抗化する場合でビット線に印加する電圧と印加している期間を制御する。
次に、プリチャージコマンドが入力されると、ライトデータコントロール13での書き込み動作が完了するまで待った後、ライトドライバWD(図4)では、ワード線の非活性化が行われ、メモリセルアレイ17内のビット線がプリチャージされ、次のサイクルの準備が行われる。
それにより、データビットの他にチェックビットを追加することで、データのエラー修正機能を付加することができ、チェックビットを含む任意のメモリセルMCの抵抗値が、何らかの影響で動作中に不良になったとしても、外部への出力データが破壊されるのを防ぐことができる。
また、本実施の形態3に記載のいずれの回路構成も、一例であり、同様の効果のある回路構成でもかまわない。たとえば、ライトドライバWDのPチャネルMOSトランジスタをNチャネルMOSトランジスタで構成し、電源レベルを最適な値にすることで同様の効果が得られる。この場合、NチャンネルMOSで構成することでライトドライバの電流駆動力がPチャンネルMOSにくらべて大きいため、ライトドライバのレイアウト面積を低減できる利点がある。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、相変化メモリなどの高集積な高速な不揮発性メモリに適している。
1 不揮発性メモリ(半導体集積回路装置)
1a 不揮発性メモリ(半導体集積回路装置)
1b 不揮発性メモリ(半導体集積回路装置)
2 アドレスバッファ
3 タイミング生成回路
4 バンクセレクタ
5 ロウアドレスバッファ
6 カラムアドレスバッファ
7 モードレジスタ
8 カラムアドレスカウンタ
9 ロウデコーダ
10 ワードドライバ
11 カラムデコーダ
12 カラムセレクタ
12a,12b カラムセレクタ
13 ライトデータコントロール
14 I/Oコントロール
15 出力バッファ
16 入力バッファ
17 メモリセルアレイ
17a メモリセルアレイ
18 リフレッシュアドレスバッファ
19 リフレッシュカウンタ
20 チェックビットエンコーダ/デコーダ
WL ワード線(第1ワード線)
BL ビット線(第1ビット線)
MC メモリセル
SL ソース線
C01,C23 カラム選択線
PCR 相変化抵抗
MT メモリセルトランジスタ
SAB センスアンプブロック
PC プリチャージ回路
WD ライトドライバ(第1ライトドライバ、第2ライトドライバ、第2データ保持回路)
SA センスアンプ(第1データ保持回路)
WDC ライトデータコントロール
MC メモリセル(第1メモリセル)
RMC リフレッシュ時データ用退避メモリセル(第2メモリセル)
T1,T2 トランジスタ
NT0,NT1 トランジスタ
PT0,PT1 トランジスタ
MPL2 トランジスタ
INV0,INV1 インバータ
MPL,MPL1 トランジスタ
MPH トランジスタ
MPWE ビット線書き込みトランジスタ
DQ データ入出力ピン
RP プリチャージ信号
RP2 アクティブスタンバイプリチャージ信号
CLK クロック信号
RTG ビット線分離信号
W ライトイネーブル信号
RP2 アクティブスタンバイプリチャージ信号
RTG ビット線分離信号
WR ライトイネーブル信号(第1書き込み信号)
RS ライトイネーブル信号(第2書き込み信号)
WL ワード線(第1ワード線)
RWL リフレッシュデータ退避用のワード線(第2ワード線)
MCP チェックビット用メモリセル
BLP ビット線(第2ビット線)

Claims (9)

  1. 複数の第1ワード線と、
    前記複数の第1ワード線と交差する複数の第1ビット線と、
    前記複数の第1ワード線と前記複数の第1ビット線との所望の交点に配置された多数の第1メモリセルを含むメモリセルアレイとを備え、
    前記メモリセルアレイは、
    前記第1ワード線と平行して配置される第2ワード線と前記複数の第1ビット線との所望の交点に配置された多数の第2メモリセルとを有し、
    前記第2メモリセルは、一時的に前記第1ワード線上の前記第1メモリセルのデータを保持することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    一定の間隔で、内部アドレスを生成するリフレッシュアドレスカウンタを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路装置において、
    外部より入力される入力アドレスと前記リフレッシュアドレスカウンタとで生成される内部生成アドレスを保持するリフレッシュアドレスバッファと、
    ライト動作およびリード動作の際に、前記リフレッシュアドレスバッファが保持している前記内部生成アドレスと前記入力アドレスとを比較するアドレス比較器とを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記メモリセルは、不揮発性であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路装置において、
    前記メモリセルは、相変化抵抗を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 複数の第1ワード線と、
    前記複数の第1ワード線と交差する複数の第1ビット線と、
    前記複数の第1ワード線と前記複数の第1ビット線との所望の交点に配置された多数の第1メモリセルとを含むメモリセルアレイとを備え、
    前記メモリセルアレイは、前記第1ビット線と平行して配置される第2ビット線と、
    前記複数の第1ワード線と前記第2ビット線との所望の交点に配置された多数の第2メモリセルとを有し、
    前記第2メモリセルには、前記複数の第1メモリセルのデータから生成される第1チェックビットデータが書き込まれていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路装置において、
    前記複数の第1メモリセルのデータから前記複数の第2メモリセルのデータを生成するエンコーダ回路と、
    前記複数の第1メモリセルのデータと前記複数の第2メモリセルのデータとを用いて、前記第1メモリセルのデータのエラーを検出し修正するデコーダ回路とを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 請求項6記載の半導体集積回路装置において、
    前記メモリセルは、不揮発性であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 請求項8記載の半導体集積回路装置において、
    前記メモリセルは、相変化抵抗を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
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