JP2015219929A - 半導体装置、及びその制御方法 - Google Patents

半導体装置、及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的なページモードの実現に貢献しうる抵抗変化型メモリセルを備えた半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置は、ワード線と、複数のビット線と、ワード線と複数のビット線の交点位置に対応して配置され、一端が複数のビット線とそれぞれ接続される複数の抵抗変化型メモリセルと、複数のビット線とそれぞれ接続される複数のデータ制御回路と、コマンド制御回路と、を備え、コマンド制御回路は、第1のコマンドの入力に応じて、ワード線を活性化し、第2のコマンドの入力に応じて、選択された1以上のデータ制御回路にそれぞれデータを保持し、第3のコマンドの入力に応じて、選択された1以上のデータ制御回路に保持されたデータを、それぞれ対応する抵抗変化型メモリセルに書き込み、かつワード線の活性化された状態を維持する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、及びその制御方法に関する。
現在、フラッシュメモリは、不揮発性の半導体記憶装置として広く用いられているが、このフラッシュメモリを置き換える目的のもと、様々な半導体記憶装置の開発が進んでいる。中でも、抵抗変化型素子を用いて、その抵抗状態により論理0と論理1の情報を記憶する抵抗変化型メモリセルが知られている。
抵抗変化型素子の書き込みは、高抵抗状態を低抵抗状態に変化させる書き込みと、低抵抗状態を高抵抗状態に変化させる書き込みと、の2通りがある。本明細書では、低抵抗状態を論理1(データ1)、高抵抗状態を論理0(データ0)とする。
例えば、抵抗変化型素子には、磁気トンネル接合(MTJ;Magnetic Tunnel Junction)素子を用いてスピン注入磁化反転書き込みを行うSTT−RAM(Spin Transfer Torque−Random Access Memory)や、金属酸化物等を用いるRe−RAM(Resistive−Random Access Memory)などがある。
特許文献1及び2は、STT−RAMにおいて、読み出しを行ったメモリセルのデータが読み出し時の電流によるディスターブで反転してしまう問題を対策するために、センスアンプで読み出したデータをラッチしておき、そのラッチしたデータをメモリセルに再書き込み(リライト)を行う制御方式を開示する。
特開2009−230798号公報 特開2011−65701号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
ところで、揮発性メモリであるDRAMにおいて、ページモードを用いたカラムアクセスを行い、メインメモリとCPU(Central Processing Unit)間のデータバスのバンド幅を向上させる技術が知られている。また、チップ内をマルチバンク構成として、複数のバンクのページをオープン状態にしてバンクインターリーブを行うことで、さらに効率よくバンド幅を向上させることも行われている。
ところが、一般に、抵抗変化型メモリセルの書き込み時間はDRAM(Dynamic Random Access Memory)と比較して数倍長いことが多い。そのため、書き込み時間の長い抵抗変化型メモリセルを用いるとカラムアクセスのサイクル時間が長くなるため、ページモード動作時のバンド幅が向上しないという問題がある。
上記の問題を解消するため、ページモードでアクセスする際に書き込みデータをメモリセルまでは書き込まずに、ページをクローズする前に一括して抵抗変化型メモリセルにデータを書き込むことが考えられる。ところが一般にページサイズは数Kビットになるので、一括して書き込む際に抵抗変化型メモリセルに流れる書き込み電流の合計が数100mAに達し、消費電力が増加してしまう。また、複数のバンクでページをオープンしている場合には、さらに数倍の電流が流れることになり、電源ノイズの増加や半導体装置の発熱により信頼性が低下するという問題が生じる。
このように、抵抗変化型メモリセルを用いた半導体装置において、効率的なページモードを実現することが期待されている。
本発明の第1の視点による半導体装置は、ワード線と、複数のビット線と、前記ワード線と前記複数のビット線の交点位置に対応して配置され、一端が前記複数のビット線とそれぞれ接続される複数の抵抗変化型メモリセルと、前記複数のビット線とそれぞれ接続される複数のデータ制御回路と、コマンド制御回路と、を備え、前記コマンド制御回路は、第1のコマンドの入力に応じて、前記ワード線を活性化し、第2のコマンドの入力に応じて、選択された1以上の前記データ制御回路にそれぞれデータを保持し、第3のコマンドの入力に応じて、前記選択された1以上の前記データ制御回路に保持された前記データを、それぞれ対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み、かつ前記ワード線の活性化された状態を維持する。
本発明の第2の視点による半導体装置の制御方法は、ワード線と、複数のビット線と、前記ワード線と前記複数のビット線の交点位置に対応して配置され、一端が前記複数のビット線とそれぞれ接続される複数の抵抗変化型メモリセルと、を備えた半導体装置の制御方法であって、第1のコマンドの入力に応じて、前記ワード線を活性化するステップと、第2のコマンドの入力に応じて、選択された1以上の前記ビット線に接続された前記抵抗変化型メモリセルにそれぞれ書き込むデータを保持するステップと、第3のコマンドの入力に応じて、選択された1以上の前記ビット線に接続された前記抵抗変化型メモリセルに保持されたデータを、それぞれ対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み、かつ前記ワード線の活性化された状態を維持するステップと、を含む。
なお、本方法は、抵抗変化型メモリセルを備えた半導体装置という特定の装置に結び付けられている。
本発明の各視点によれば、効率的なページモードの実現に貢献しうる抵抗変化型メモリセルを備えた半導体装置、及びその制御方法を提供することができる。
一実施形態に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。 半導体装置の全体構成を示すブロック図である。 メモリセルアレイとその周辺回路の構成を示すブロック図である。 半導体装置のデータビット用セルアレイ及びその周辺の回路図である。 半導体装置のリファレンス用セルアレイ及びリファレンス読出書込部の回路図である。 半導体装置の読出書込部(データビット用)の回路図である。 半導体装置の動作を示す波形図である。 半導体装置の動作を示す波形図である。 LD、及び/PCを発生させる回路図である。 LD、及び/PCの1ショットパルスの生成を制御する回路図である。 情報処理システムの構成を示すブロック図である。 半導体装置制御ブロックの構成を示すブロック図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述の通り、抵抗変化型メモリセルを用いた半導体装置において、効率的なページモードを実現することが期待されている。
そこで、図1に示す半導体装置1001は、ワード線1005と、複数のビット線1004a〜dと、ワード線1005と複数のビット線1004a〜dの交点位置に対応して配置され、一端が複数のビット線1004a〜dとそれぞれ接続される複数の抵抗変化型メモリセル1002a〜dと、複数のビット線1004a〜dとそれぞれ接続される複数のデータ制御回路1003a〜dと、コマンド制御回路1008と、を備える。
コマンド制御回路1008は、第1のコマンドの入力に応じて、ワード線1005を活性化する。そして、コマンド制御回路1008は、第2のコマンドの入力に応じて、選択された1以上のデータ制御回路(図1においては、2つのデータ制御回路1003b、1003cが選択された場合を例示している)にそれぞれデータを保持する。そして、コマンド制御回路1008は、第3のコマンドの入力に応じて、選択された1以上のデータ制御回路(例えば、図1に示す1003b、1003c)に保持されるデータ(例えば、図1に示す1006a、1006b)を、それぞれ対応する抵抗変化型メモリセル(例えば、図1に示す1002b、1002c)に書き込み、かつワード線(図1に示す1005)の活性化された状態を維持する。
上記の構成によれば、半導体装置1001は、第2のコマンドによるページアクセスにおいて、選択されたデータ制御回路(図1の場合、1003b、1003c)に、データ(1006a、1006b)を保持させる。ここで、第2のコマンドが入力された段階では、メモリセルへのデータの書き込みは行わない。
そして、半導体装置1001は、第3のコマンドが入力された場合、選択されたデータ制御回路(図1の場合、1003b、1003c)に保持されるデータを、対応する抵抗変化型メモリセル(図1の場合、1002b、1002c)に書き込む。さらに、半導体装置1001は、第3のコマンドに応じてデータを書き込み後も、ワード線が活性化された状態を維持する。そのため、半導体装置1001は、バンクのページをオープン状態にして、選択された抵抗変化型メモリセルに対してのみ、書き込みを行うことができる。従って、半導体装置1001は、効率的なページモードの実現に貢献できる。
以下、各実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。なお、以下の説明では、スピン注入磁化反転書き込みを行うバイポーラ型のSTT−RAM(Spin Transfer Torque Random Access Memory)を抵抗変化型メモリセルとして使用した、メモリセルアレイを例示して説明する。
[第1の実施形態]
(第1の実施形態の構成)
図2は、本実施形態に係る半導体装置100の全体構成を示すブロック図である。半導体装置100は、メモリセルアレイ(2a〜h)を備える。また、半導体装置100は、外部端子として外部クロック端子CK、/CK、クロックイネーブル端子CKE、コマンド端子/CS、/RAS、/CAS、/WE、データ入出力端子DQを備えている。なお、本明細書において信号名の先頭に「/」が付されている信号は、対応する信号の反転信号又はロウアクティブな信号であることを意味している。従って、CK、/CKは互いに相補の信号である。
クロック発生回路23は、外部クロック信号CK、/CKとクロックイネーブル信号CKEが入力され、クロック発生回路23は、半導体装置100内部で必要とされる内部クロック信号を発生し、各部に供給する。
コマンド端子/CS、/RAS、/CAS、/WEは、それぞれチップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEが供給される。これらのコマンド信号は、コマンドデコーダ22に供給される。コマンドデコーダ22は、入力したコマンド信号をデコードし、チップ制御回路21に供給する。
モードレジスタ20は、半導体装置100の動作モードが設定される。チップ制御回路21は、コマンドデコーダ22の出力及びモードレジスタ20に設定された動作モードを入力し、それらに基づいて各種制御信号を生成して、バンク0制御回路12a〜バンク7制御回路12h、RW(リードライト)アンプ14、パラレル・シリアル変換回路15、データ入出力バッファ16、カラムアドレスバッファ17、ロウアドレスバッファ18、及びバンクアドレスバッファ19に供給する。
図2において、上述したコマンドデコータ22、モードレジスタ20、及びチップ制御回路21は、コマンド制御回路を構成している。
アドレス信号は、バンクを特定するバンクアドレスと、ワード線を特定するロウアドレスと、ビット線(GBL、ローカルビット線LBLにより構成される)を特定するカラムアドレスと、を含む。アドレス信号のうち、バンクアドレスはバンクアドレスバッファ19に供給され、ロウアドレスはロウアドレスバッファ18に供給され、カラムアドレスはカラムアドレスバッファ17に供給される。
バンクアドレスバッファ19は、バンクアドレスに応じて、対応するバンク0制御回路12a〜バンク7制御回路12hに、バンクアドレスを出力する。
ロウアドレスバッファ18は、ロウアドレスを出力する。そして、ロウアドレスバッファ18が出力するロウアドレスは、ロウデコーダ13によりデコードされ、このデコードに応じて、いずれかのメインワード線MWLが、選択される。
また、カラムアドレスバッファ17が出力するカラムアドレスは、カラムデコーダ11によりデコードされ、このデコードに応じて、複数のビット線のうち、カラムアドレスに対応するビット線が、選択される。選択されたビット線に対応するメモリセルアレイ内のレジスタ回路RRGは、I/O線対89を介してRW(リードライト)アンプ14に接続される。
RWアンプ14は、パラレル・シリアル変換回路15、及びデータ入出力バッファ16を介して、外部端子であるデータ入出力端子DQと接続されるリードアンプ回路及びライトアンプ回路である。ここで、パラレル・シリアル変換回路15及びデータ入出力バッファ16には、クロック発生回路23から内部クロック信号が供給されメモリセルアレイとデータ入出力端子DQの間のデータの入出力のタイミングが制御される。
図3は、第1の実施形態に係る半導体装置100のバンク0の構成を示すブロック図である。図3において、半導体装置100のバンク0は複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ320を有する半導体装置であり、読み出しデータ又は書き込みデータを外部から入出力するデータ入出力端子7と、半導体装置100のバンク0を制御するコマンド信号を受けるコマンド入力端子6と、選択すべき複数のメモリセルを指定するアドレスを受けるアドレス入力端子5とを備えている。
メモリセルアレイ320は、図3に示すように、データビット用セルアレイ321、チェックビット用セルアレイ322、及びリファレンス用セルアレイ323から構成される。以降、データビット用セルアレイ321、チェックビット用セルアレイ322、及びリファレンス用セルアレイ323に含まれるメモリセルを、それぞれ、データビット用セル、チェックビット用セル、及びリファレンス用セルという。また、データビット用セル、チェックビット用セルをセンスアンプでセンス増幅したデータを、それぞれデータビット、チェックビットという。また、メモリセルアレイ320に隣接してロウデコーダ13が配置され、ロウデコーダ13は、アドレス入力端子5から入力されたアドレス信号に含まれる行アドレスをデコートし、1本のワード線(図4のWL0〜WLm−1)を選択し駆動する。
また、データビット用セルアレイ321、チェックビット用セルアレイ322に隣接して、それぞれ、セレクタ324、セレクタ325が配置される。ビット線は、GBLとローカルビット線LBLによる階層構造となっている。データビット用セルアレイ321、チェックビット用セルアレイ322内部のローカルビット線LBLの選択は、セレクタ324、325に供給される接続信号(図4のSW0〜SWk−1)によって行われる。1つの接続信号が駆動することにより、1本のローカルビット線LBLが選択され、対応するGBLと電気的に接続される。
以上のようにして、選択されたワード線と、選択されたローカルビット線LBLとに接続された複数のメモリセルが、それぞれ対応するGBLと電気的に接続される。ここで、データビット用セルアレイ321に対するGBLは512本であり、以降、このグローバルビット線をGBLiと表記する(i=0〜511)。また、チェックビット用セルアレイ322に対するGBLは10本であり、以降、このグローバルビット線をGBLjと表記する(j=0〜9)。
各GBLiに対して、それぞれ読出書込部(データビット用)331が接続される。また、各GBLjに対して、それぞれ読出書込部(チェックビット用)332が接続される。読出書込部(データビット用)331は、センスアンプSADi、レジスタ回路RGDi、及び書き込みドライバWDにより構成される。また、読出書込部(チェックビット用)332は、センスアンプSACj、レジスタ回路RGCj、及び書き込みドライバWDにより構成される。
読出書込部(データビット用)331において、GBLiはセンスアンプSADiの一方の入力端に接続される。同様に、読出書込部(チェックビット用)332において、GBLjはセンスアンプSACjの一方の入力端に接続される。
また、データビット用セルアレイ321に隣接してGBLi、ローカルビット線LBLを所定の電位にプリチャージするプリチャージ回路328が配置される。同様に、チェックビット用セルアレイ322に隣接してGBLj、ローカルビット線LBLを所定の電位にプリチャージするプリチャージ回路327が配置される。
また、リファレンス用セルアレイ323に隣接してリファレンス用セルに対する読み出し・書き込みを行うリファレンス読出書込部333が配置される。リファレンス読出書込部333によって読み出されたリファレンス用セルの信号は、リファレンス信号に変換され、センスアンプSADi、SACjの他方の入力端に供給される。一般に、読み出されるデータビット及びチェックビットが信号電圧の場合には、リファレンス信号をリファレンス電位として供給し、読み出されるデータビット及びチェックビットが信号電流の場合には、リファレンス信号をリファレンス電流として供給する。本実施形態では、データビット及びチェックビットを信号電圧として読み出すので、レファレンス信号としてリファレンス電位VREFを使用している。
各センスアンプSADi、SACjは、入力されたグローバルビット線の電位を、センス増幅し、リファレンス電位VREFを基準に、HighレベルとLowレベルのいずれであるかの判定が行われる。そして、判定結果は、それぞれレジスタ回路RGDi、RGCjに保持される。
図3において、半導体装置100のバンク0は、さらに、バンク0制御回路12aと、ECC制御ブロック315と、カラムデコーダ11と、バッファ319とを備えている。
バンク0制御回路12aは、コマンド入力端子6から入力されたコマンド信号を受け、該コマンド信号に応じて、ロウデコーダ13、セレクタ324、325、プリチャージ回路328、327、センスアンプSADi、SACj、ECC制御ブロック315、カラムデコーダ11、及びバッファ319の動作を制御する。本実施形態に係る半導体装置100のバンク0においては、バンク0制御回路12aは、ライトバックコマンドを受けた場合、書き込みドライバWDに対し、ページライトバック制御信号/WPを供給する。
ECC制御ブロック315は、ECCを用いた誤り検出・訂正を実行する機能を有する。読み出し時には、512個のデータビットと、10個のチェックビットとの組み合わせから誤りの有無を検出し、訂正可能である場合に訂正を実行する。また、書き込み時には、データ入出力端子7から受けるデータに応じてチェックビットを生成する。例えば、ECC制御ブロック315では、1ビットエラー訂正能力を備えたハミング符号を用いるECCの方式を採用しても良い。但し、この方式に限定されるものではなく、その他の誤り検出・訂正の方式を適用することも可能である。
次に、図4を参照しながら、データビット用セルアレイ321の詳細な構成について説明する。図4は、データビット用セルアレイ321のうち、1本のグローバルビット線GBLiと接続されるメモリセルを含む部分(データビット用セルアレイ71)と、その周辺を含む回路図である。その周辺部として、プリチャージ回路72(図3のプリチャージ回路328の一部)、及びセレクタ74(図3のセレクタ324の一部)が、データビット用セルアレイ71に隣接して配置される。データビット用セルアレイ71は、m本のワード線WL0〜WLm−1と、k本のローカルビット線LBL0〜LBLk−1との交点に二次元配置されるm×k個のメモリセル67a〜fを含んでいる。各メモリセル67a〜fは、抵抗変化型素子75a〜fとセルトランジスタ76a〜fの直列接続により構成され、各セルトランジスタのゲートにワード線WL0〜WLm−1が接続される。各セルトランジスタのソースは、ソースプレートに接続され、電源VCSが供給される。
抵抗変化型素子75a〜fは、例えば、スピン注入磁化反転書き込みを行うSTT−RAMに用いられる磁気トンネル接合(MTJ)素子である。磁気トンネル接合(MTJ)素子はトンネルバリア層を強磁性体層で挟んだ構成とされており、例えばトンネルバリア層としてMgOが、強磁性体層としてCoFeやそれを含んだ合金が用いられている。また、抵抗変化型素子75a〜fは、バイポーラ型であり、データ1を書き込んで低抵抗状態にする場合と、データ0を書き込んで高抵抗状態にする場合とで、抵抗変化型素子75a〜fの両端に印加する電圧の向きを逆に設定する。具体的には、データ1、データ0を書き込むときに、それぞれローカルビット線LBLに印加する電圧V1、V0は、V1=VDD、V0=VSS、V0<VCS<V1となるようにする。
プリチャージ回路72は、k本のローカルビット線LBLをプリチャージするk個のプリチャージNMOSトランジスタ79a〜cから構成される。ここで、k本のプリチャージ信号PC0〜PCk−1は、それぞれ、プリチャージNMOSトランジスタ79a〜cのゲートに接続される。各プリチャージ信号PC0〜PCk−1がHighレベルに制御されるとLBL0〜LBLk−1は、それぞれ電源VCSと電気的に接続され、電位VCSにプリチャージされる。
セレクタ74は、k本のLBLに対応したk個の接続NMOSトランジスタ80a〜cから構成される。ここで、k本の接続信号SW0〜SWk−1は、それぞれ接続NMOSトランジスタ80a〜cのゲートに接続される。選択された1本のLBLに対応する接続信号のみがHighレベルに制御され、対応する接続NMOSトランジスタのみが導通し、選択されたLBLがGBLiと電気的に接続される。一方、選択されない(k−1)本のLBLは、プリチャージ信号の駆動によりVCSの電位に保持されるので、選択されたワード線に接続されたメモリセルであっても、電流は流れない。
なお、上記したプリチャージ回路72、データビット用セルアレイ71、及びセレクタ74の制御信号であるPC0〜PCk−1、WL0〜WLm−1、SW0〜SWk−1は、Highレベルが電位VPP(VPP>VDD)、Lowレベルが電位VSSである。
選択されたワード線WLと選択されたLBLに接続する1個のメモリセル(例えば、67eとする)は、書き込み時には、端子69eがLBL0とGBLiを経由して対応する書き込みドライバWDと電気的に接続される。また、読み出し時には、端子69eがLBL0とGBLiを経由して対応するセンスアンプSADiと電気的に接続される。
なお、チェックビット用セルアレイ322のうち、1本のGBLjと接続される部分、及びその周辺(プリチャージ回路327の一部、セレクタ325の一部)の構成は、図示しないが、図4と同様である。
次に、図5を参照しながらリファレンス用セルアレイ323及びリファレンス読出書込部333について説明する。図5に示すように、リファレンス用セルアレイ323は、データ1領域とデータ0領域とにより構成される。ここで、データ1領域内のリファレンス用セルにはデータ1に対応するリファレンスデータが記憶され、データ0用領域内のリファレンス用セルにはデータ0に対応するリファレンスデータが記憶される。ここで、データ1、データ0は、データビット用セル及びチェックビット用セルが記憶する2つの抵抗状態に対応したデータである。
データ1領域及びデータ0領域は、それぞれm個のメモリセル47a〜c、57a〜cを含み、各メモリセルのセルトランジスタ46a〜c、56a〜cのゲートは、ワード線WL0〜WLm−1のいずれかと接続される。リファレンス用セルアレイ323のメモリセル47a〜c、57a〜cは、データビット用セル、チェックビット用セルと同様に、STT−RAMの抵抗変化型素子(磁気トンネル接合素子)を使用する。
各セルトランジスタ46a〜c、56a〜cのソースはソースプレートに接続され、電源VCSが供給される。また、データ1領域の各抵抗変化型素子45a〜cの一端はリファレンスビット線BL1と接続され、データ0領域の各抵抗変化型素子55a〜cの一端はリファレンスビット線BL2と接続される。
データビット用セル、チェックビット用セルの場合と同様に、リファレンス用セルアレイのセルトランジスタのゲートはワード線WL0〜WLm−1と接続され、ワード線によりリファレンス用セルを選択する構成としている。これにより、データ1領域、データ0領域の中から選択ワード線に対応したリファレンス用セルを1つずつ選択する。例えば、ワード線WL0が選択されている場合、リファレンス用セル47a、57aが選択される。
次に、リファレンス読出書込部333について説明する。リファレンス読出書込部333は、選択されたリファレンス用セルを読み出し、リファレンス信号として出力するリファレンス読出回路35と、リファレンスデータを選択されたリファレンス用セルに書き込むリファレンス書込回路36a、36bとにより構成される。
リファレンス読出回路35は、PMOSトランジスタ(63a、63b)、NMOSトランジスタ62a、62bを含んで構成される。リファレンス読出回路35は、IACT端子52を介して、アクティブコマンドに対応して駆動される制御信号IACTを受ける。また、リファレンス読出回路35は、BIASACT端子51を介して、PMOSトランジスタ63a、63bにバイアスレベルを供給する信号BIASACTを受ける。PMOSトランジスタ63a、63bのゲートには信号BIASACTが供給され、PMOSトランジスタ63a、63bは定電流源として機能する。PMOSトランジスタ63a、63bのドレインは、それぞれリファレンスビット線BL1、BL2と接続される。PMOSトランジスタ63a、63bが供給する定電流は、それぞれリファレンスビット線BL1、BL2を介して、選択されたリファレンス用セル(例えば、WL0が選択ワード線の場合、47aと57a)に流れる。定電流の電流値は、リファレンス用セルが保持する情報を書き替えない程度になるように、信号BIASACTのレベルを設定しておく。
NMOSトランジスタ62a、62bは、リファレンスビット線BL1とリファレンスビット線BL2の間に直列に接続され、2つのリファレンスビット線BL1、BL2の電圧をイコライズする機能を有している。IACT端子52の制御信号IACTがHighレベルの時に、その接続節点Nrefから、イコライズされた中間の電位がリファレンス電位VREFとして出力される。このように、データ1を保持するリファレンス用セルと、データ0を保持するリファレンス用セルの読み出しデータの中間レベルをセンスアンプSADi、SACjに供給することによって、読み出しマージンを確保することができる。
次に、リファレンス書込回路36a、36bは、ERROR端子54を介してECC制御ブロック315が発生したエラーフラグを受けると、再度データ1、データ0が選択されているリファレンス用セルに書き込むように制御する。ここで、エラーフラグは、訂正能力を超える誤りが生じた場合に駆動される(Highレベルになる)信号である。リファレンス書込回路36aは、PMOSトランジスタ61aとバイアス電圧出力回路(データ1)38aとにより構成される。同様に、リファレンス書込回路36bは、NMOSトランジスタ61bとバイアス電圧出力回路(データ0)38bとにより構成される。バイアス電圧出力回路(データ1)38aは、ERROR端子54のエラーフラグを受けて、データ1を書き込むのに必要なバイアス電圧をPMOSトランジスタ61aのゲートに供給するものである。同様に、バイアス電圧出力回路(データ0)38bは、ERROR端子54のエラーフラグを受けて、データ0を書き込むのに必要なバイアス電圧をNMOSトランジスタ61bのゲートに供給するものである。
抵抗変化型素子はバイポーラ型であるため、データ1を書き込んで抵抗変化型素子を低抵抗状態にする場合は、リファレンスビット線BL1の電圧を電源VCSよりも高く設定し、データ0を書き込んで抵抗変化型素子を高抵抗状態にする場合は、リファレンスビット線BL2の電圧を電源VCSよりも低く設定する。
また、本実施形態では、複数のワード線WL0〜WLm−1に対応して複数のリファレンス用セルを設けて、データビット用セル及びチェックビット用セルの選択と同様に、ワード線によりリファレンス用セルを選択するようにしている。このようにすることで、データビット用セル及びチェックビット用セルからセンスアンプまでのビット線の配線長(グローバルビット線GBLiとローカルビット線LBLを含む)と、リファレンスビット線BL1、BL2の配線長の差が小さくなり、配線抵抗の影響が抑制され、読み出しマージンを確保する上で有利になる。但し、リファレンス用セルアレイは、上記の構成に限定されず、他の構成も可能である。例えば、ワード線毎にリファレンス用セルを設けるのではなく、ワード線を幾つかのグループに分けて、グループ単位でリファレンス用セルを設けるようにしてもよい。或いは、1組のリファレンス用セルで共通化してもよい。
また、本実施形態では、データ1とデータ0に対応したリファレンス用セルを設けているが、その代わりに、データ1とデータ0に対応する抵抗値の中間の抵抗値を有するリファレンス用セルを用いて、レファレンス電位VREFを出力するように構成してもよい。
次に、図6を参照しながら、読出書込部(データビット用)331について説明する。図6は、読出書込部(データビット用)331の回路図である。図6において、読出書込部(データビット用)331は、1本のGBLiに対応して設けられたライトバッファWBi(95)、センス回路SAi(92)、ページバッファPBi(91)を含んでいる。図6では、ライトバッファWBi(95)を、書き込み制御回路90、書き込みドライバ93、GBLプリチャージ回路94に分離し、それぞれの回路の詳細を示している。
まず、センス回路SAi92について説明する。センス回路SAi92は、図6に示すように、センスアンプ回路SAD87、及びNMOSトランジスタ101を含んで構成される。NMOSトランジスタ101のゲートにはリードパルス信号RPが供給され、NMOSトランジスタ101のソース/ドレインの一方はGBLiと接続される。また、NMOSトランジスタ101のソース/ドレインの他方はセンスアンプ回路SAD87の入力端と接続される。
上記の構成により、センス回路SAi92では、リードパルス信号RPがHighレベルに制御されると、NMOSトランジスタ101が導通し、センスアンプ回路SAD87の入力端とGBLiが電気的に接続される状態となる。このとき、センスアンプ回路SAD87は、前述したセンス増幅の動作を行う。
カラムデコーダ11において、512個の読出書込部(データビット用)331のレジスタ回路RRG88のDQ、/DQ端子とI/O線対89間に、それぞれ入出力回路86が接続される。
入出力回路86は、2つのNMOSトランジスタ106、107から構成される。NMOSトランジスタ106のゲートと、NMOSトランジスタ107のゲートとは接続され、その接続ノードはカラム選択信号YSiと接続される。図6に示すように、NMOSトランジスタ106、107のソース/ドレインの一方は、それぞれレジスタ回路RRG88の出力端子DQ、/DQと接続され、NMOSトランジスタ106、107のソース/ドレインの他方は、I/O線対89のそれぞれと接続される。
次に、書き込み制御回路90について説明する。書き込み制御回路90は、NMOSトランジスタ161、164、177と、PMOSトランジスタ160、162と、インバータ回路179と、NOR論理回路175と、XOR論理回路176と、ラッチ素子178とを含んで構成される。NMOSトランジスタ177のゲートには、ロード信号LDが供給され、ソース/ドレインの一方には、レジスタ回路RRG88の/DQ端子と接続され、NMOSトランジスタ177のソース/ドレインの他方はラッチ素子178のD端子と接続される。XOR論理回路176の入力端子の一方には、ラッチ素子178のQ端子が接続され、XOR論理回路176の入力端子の他方にはレジスタ回路RRG88の/DQ端子が接続される。XOR論理回路176の出力端子はノードN1と接続される。
さらに、書き込み制御回路90は、ノードN0と、ノードN0にドレインが接続されたPMOSトランジスタ162とを有している。プリチャージ期間にプリチャージ信号/PCがLowレベルに駆動すると、PMOSトランジスタ162を介してノードN0を予め電位VDDにプリチャージする。即ち、PMOSトランジスタ162はプリチャージ回路として機能する。また、書き込み制御回路90は、ノードN0と接地の間に直列に接続されたNMOSトランジスタ164を有している。NMOSトランジスタ164のゲートには、ノードN1が接続される。
また、PMOSトランジスタ160とNMOSトランジスタ161は、電源VDDと接地の間に直列に接続され、1つのインバータ回路を構成している。該インバータ回路は、インバータ回路179と接続される。これにより、ラッチ回路を構成する。PMOSトランジスタ160のドレイン、NMOSトランジスタ161のドレイン、及びインバータ回路179の入力端子は共に、ノードN0と接続される。上記の構成により、/PC、LD、YSiによって制御されたノードN0の電位が、該ラッチ回路により保持される。
NOR論理回路175の一方の入力端は、ノードN0と接続され、他方の入力端にはページライトバック制御信号/WPが供給される。これにより、ページライトバック制御信号/WPがLowレベルで、且つ、ノードN0がLowレベルの場合に、制御信号C2(NOR論理回路175の出力)は、Highレベルに駆動される。
次に、書き込みドライバ93は、上記の制御信号C2を受けて、それぞれGBLiを駆動する機能を果たしている。書き込みドライバ93は、PMOSトランジスタ102、103、NMOSトランジスタ104、105、及びインバータ回路298により構成される。PMOSトランジスタ102、103は電源VDDとノードNoutの間に直列に接続され、NMOSトランジスタ104、105は、ノードNoutと接地の間に直列に接続される。
NMOSトランジスタ104のゲートがノードNin2と接続され、PMOSトランジスタ103のゲートがインバータ回路298を介してノードNin2と接続される。
GBLプリチャージ回路94は、PMOSトランジスタ212、213により構成される。PMOSトランジスタ212、213は、電源VCSとグローバルビット線GBLiの間に直列に接続される。PMOSトランジスタ212のゲートには読み出しパルス信号RPが供給され、PMOSトランジスタ213のゲートはノードNin2と接続される。ノードNin2は、書き込み制御回路90のNOR論理回路175の出力端と接続され、制御信号C2が供給される。
上記の構成により、ロード信号LDがHighレベルの期間において、レジスタ回路RRG88にストアされたデータは、ラッチ素子178に保持される。この時、ノードN1は、Lowレベルになる。レジスタ回路RRG88に保持されるデータが反転された場合、ノードN1は、Highレベルに遷移し、ノードN0は、Lowレベル(電位VSS)に制御される。この状態で、ライトバックコマンド、又はプリチャージコマンドを受け、ページライトバック制御信号/WPがLowレベルに駆動されると、制御信号C2は、Highレベルに駆動され、GBLiは、レジスタ回路RRG88に保持されるデータが1(/DQがLowレベル(電位VSS))の場合はHighレベル(電位VDD)に駆動され、レジスタ回路RRG88に保持されるデータが0(/DQがHighレベル(電位VDD))の場合はLowレベル(電位VSS)に駆動される。そして、レジスタ回路RRG88のデータがメモリセルにライトバックされる。しかし、ライトコマンドを受けても、レジスタ回路RRG88のデータが反転されていない場合(読み出したときと同じデータの場合)には、メモリセルへのライトバックは行われない。
(第1の実施形態の動作)
図7は、図4のワード線WL0と、ローカルビット線LBL0とが選択された場合の各信号の動作波形を示す。
図7の左半分(A)は、データ0読み出し(リードデータが0)→ページアクセス期間→データ1のライトバックを順次行う場合の動作を示している。プリチャージ期間はLBLがVCSに、GBLは読出書込部(データビット用)331によりVCSにプリチャージされる。
まず、セル選択期間になると、LBL0がGBLに接続される。次に、センスラッチ期間の開始に先立ちGBL及びLBL0の電位は読み出し電位Vreadに設定され、抵抗変化型メモリセル(図4の67e等)に読み出し電流Iread0が流れ、読出書込部(データビット用)331のセンスアンプ(図6の87)内で読み出し電圧Vsig0に変換される。
センスラッチ期間になると、読み出し電圧Vsig0と、参照電圧VREFとの電位差が、センスアンプ87により増幅され、読出書込部(データビット用)331のレジスタ回路RRG(図6の88)にデータ0が保持される。ここで、GBL及びLBL0の電位は、Vreadに保持される。そして、センスラッチ期間が終了すると、GBL及びLBL0は電位VCSに戻り、続いてページアクセス期間となる。
ページアクセス期間においては、リードコマンドに対応して、読出書込部(データビット用)331のレジスタ回路RRG(図6の88)からデータ0が読み出される。また、読出書込部(データビット用)331のレジスタ回路RRG(図6の88)に対してライトコマンドWtによりデータ1の書き込みが行われると、該書き込みが行われた読出書込部(データビット用)331が、プリチャージコマンドPREの実行時にメモリセルアレイの書き込みが行われる読出書込部(データビット用)331として選択される。ここで、ページアクセスは、選択された読出書込部(データビット用)331に対してのみ行われる。
続いて、プリチャージコマンドPREを受けると、ライトバック動作が開始される。ライトバック動作においては、データ1の書き込みに対応してGBL及びLBL0を電位VDDに駆動すると、データ1がメモリセルアレイ内の抵抗変化型メモリセル(図4の67e等)に書き込まれる。その後、WL1、SW0は、VSSに制御される。続いて、PC0がVPPに制御される。続いて、LBL0は電位VCSにプリチャージされ、GBLも読出書込部(データビット用)331により電位VCSにプリチャージされる。なお図示しないが、ライトバックは、ライトバックコマンドを受け付けると、ページアクセス期間中であっても、実行される。
図7の右半分(B)は、データ1読み出し→ページアクセス期間→データ0のライトバックを行う場合の動作を示す。セル選択期間の動作は図7の左半分(A)と同様であるため、説明を省略する。センスラッチ期間の開始に先立ち、GBL及びLBL0の電位は読み出し電位Vreadに設定され、抵抗変化型メモリセル(図4の67e等)に読み出し電流Iread1が流れ読出書込部(データビット用)331のセンスアンプ(図6の87)内で読み出し電圧Vsig1に変換される。
センスラッチ期間になると、読み出し電圧Vsig1と、参照電圧VREFとの電位差が、センスアンプ87により増幅され、読出書込部(データビット用)331のレジスタ回路RRG(図6の88)にデータ1が保持される。ここで、GBL及びLBL0の電位は、Vreadに保持される。そして、センスラッチ期間が終了するとGBL及びLBL0は電位VCSに戻る。
ページアクセス期間においては、リードコマンドに対応して、読出書込部(データビット用)331のレジスタ回路RRG(図6の88)からデータ1が読み出される。また、読出書込部(データビット用)331のレジスタ回路RRG(図6の88)に対してライトコマンドWtによりデータ0の書き込みが行われると、該書き込みが行われた読出書込部(データビット用)331が、プリチャージコマンドPREの実行時にメモリセルアレイの書き込みが行われる読出書込部(データビット用)331として選択される。ここで、ページアクセスは、選択された読出書込部(データビット用)331に対してのみ行われる。
続いて、プリチャージコマンドPREを受けると、ライトバック動作が開始される。ライトバック動作においては、データ0の書き込みに対応して、GBL及びLBL0の電位をVSSに駆動すると、データ1がメモリセルアレイ内の抵抗変化型メモリセル(図4の67e等)に書き込まれる。その後の選択解除期間からプリチャージ期間の動作は、図7の左半分(A)と同様であるため、説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る半導体装置100の動作波形の一例を示す図である。図9は、LD、及び/PCの発生回路500の一例を示す。図10は、LD、及び/PCの1ショットパルスの生成を制御する、信号N2の発生回路510の一例を示す。以下、図8、図9、図10を参照し、半導体装置100の動作について説明する。
まず、アクティブコマンドACT、バンクアドレスBA、ロウアドレスRAが入力される(図8のタイミングt0)。続いて、プリチャージ信号/PCがHighレベルに制御される。続いて、選択されたワード線WLがHighレベルに制御される。
次に、所定の期間(図8の期間T1)、RPがHighレベルに制御されると、GBLi及びLBL0を介して選択された抵抗変化型メモリセル(図4の67e等)に読み出し電流Ireadが流れる。これをセンスアンプ回路SAD(図6の87)でセンス増幅してレジスタ回路RRG(図6の88)でラッチすることで、DQ、及び/DQのデータがリードデータに対応して更新される。ロード信号LDがHighレベルの期間において、レジスタ回路RRG88にストアされたデータは、ラッチ素子178に保持される。
次に、ページアクセス期間(図示せず)になり、ライトコマンドにより、レジスタ回路RRG(図6の88)のデータが反転され、ノードN1がHighレベルに、ノードN0がLowレベルに遷移する。
この状態でライトバックコマンドWB、及びバンクアドレスBAが入力されると(図8のタイミングt1)、所定の期間(図8の期間T2)、ページライトバック制御信号/WPがLowレベルに制御される。つまり、ページライトバック制御信号/WPがLowレベルに遷移後、所定の期間(図8の期間T2)経過後、ページライトバック制御信号/WPはHighレベルに遷移する。
ここで、ページライトバック制御信号/WPがLowレベルに遷移した場合、図10に示す信号N2の発生回路510により、信号N2は、Highレベルに遷移する。そして、ページライトバック信号/WPがHighレベルに遷移した場合、図9に示すLD、及び/PCの発生回路500により、LDは、Highレベルに遷移する。また、図10に示すLD、及び/PCの発生回路500は、ページライトバック制御信号/WPがLowレベルに制御される期間(図8の期間T2)を制御する。また、ページライトバック制御信号/WPがHighレベルに遷移した場合、図10に示す信号N2の発生回路510により、所定の時間遅延して、信号N2はLowレベルに遷移する。
また、レジスタ回路RRG(図6の88)に保持されるデータに対応して、GBLが駆動される。そして、抵抗変化型メモリセル(図4の67e等)に、レジスタ回路RRG(図6の88)に保持されるデータがライトバックされる。
続いて、所定の期間(図8の期間T3)、ロード信号LDがHighレベルに制御されると、レジスタ回路RRG(図6の88)の/DQ端子から出力されるデータが、ラッチ素子(図6の178)に取り込まれる。そして、ノードN1がLowレベルに遷移する。続いて、所定の期間(図8の期間T4)、プリチャージ信号/PCがLowレベルに制御されると、ノードN0がHighレベルにプリチャージされる。
この後も、ページアクセス期間(図示せず)は継続され、ライトコマンドにより、レジスタ回路(図6の88)に保持されるデータが反転されると、ノードN1がHighレベルに、ノードN0がLowレベルに遷移する。
この状態で、プリチャージコマンドPRE、及びバンクアドレスBAが入力されると(図8のタイミングt2)、所定の期間(図8の期間T5)、ページライトバック制御信号/WPがLowレベルに制御される。そして、レジスタ回路RRG(図6の88)のDQ、及び/DQのデータに対応して、GBLが駆動される。
そして、抵抗変化型メモリセル(図4の67e等)に、レジスタ回路RRG(図6の88)のDQ、/DQのデータがライトバックされ、ワード線WLが非選択状態のLowレベルに制御される。
続いて、LDがHighレベルに制御されると、ラッチ素子(図6の178)には、再度反転されたレジスタ回路RRG(図6の88)のデータが取り込まれ、ノードN1がLowレベルに遷移する。続いて、プリチャージ信号/PCがLowレベルに遷移されると、ノードN0がHighレベル(電位VDD)にプリチャージされ、一連のページアクセス動作が完了する。
なお、図8では、プリチャージコマンドPREが外部から印加される場合について示しているが、それに限定されず、例えば、プリチャージ動作を伴ったリードコマンド、又はプリチャージ動作を伴ったライトコマンドにより、リード又はライト動作終了後に半導体装置100内でプリチャージコマンドPREが自動的に発行されるようにしても良く、その場合も図8と同様な動作を行う。
以上のように、本実施形態に係る半導体装置100においては、ページアクセス期間中に、ライトバックコマンドが入力されると、それまでの期間に反転書き込みされたデータを抵抗型メモリセルにライトバックされる。さらに、本実施形態に係る半導体装置100においては、ページアクセス期間中に、再度ライトバックコマンドが入力された場合、又はプリチャージコマンドが入力された場合、前回のライトバックコマンドの入力後に反転書込みされたデータが抵抗型メモリセルにライトバックされる。
[第2の実施形態]
次に、図11、図12を参照して、第2の実施形態について説明する。
図11は、第2の実施形態に係る情報処理システム200の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理システム200は、前述の実施形態に係る半導体装置100と、マルチコアプロセッサ230と、を含む情報処理システム200を構成している。マルチコアプロセッサ230は、図11に示すように、コア_1〜コア_4(231a〜d)、I/O232、半導体装置制御ブロック233、及びオンチップメモリ234を含んで構成される。コア_1〜コア_4(231a〜d)、I/O232、半導体装置制御ブロック233、及びオンチップメモリ234は、夫々、プロセッサ内部バス235を介して接続する。半導体装置制御ブロック233は、半導体装置100とコマンド信号、アドレス信号、クロック信号、及びデータ信号とをやり取りすることにより、半導体装置100を制御する。
図12は、半導体装置制御ブロック233の構成を示すブロック図である。半導体装置制御ブロック233は、制御ロジック部410と、コマンド生成部421と、アドレス生成部422と、データ出力部423と、データ入力部424と、を含んで構成される。制御ロジック部410は、コマンド生成部421、アドレス生成部422、データ出力部423、データ入力部424を制御する。
コマンド生成部421は、半導体装置100に対してコマンド信号を供給する。アドレス信号生成部422は、半導体装置100に対してアドレス信号を供給する。データ出力部423は、半導体装置100に対して、データ信号を書き込みデータとして供給する。データ入力部424は、半導体装置100から、データ信号を読み出しデータとして取得する。
制御ロジック部410は、ステートマシン411と、アクセスキュー412と、スケジューラ413と、ページライトカウンタ414と、を含んで構成される。
ステートマシン411は、半導体装置制御ブロック233の全体を制御する。アクセスキュー412は、アクセス要求を蓄積する。スケジューラ413は、アクセスの順番を制御する。ページライトカウンタ414は、オープンしたページに対するライトコマンドの発行回数をカウントする。
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム200においては、オープンページ毎に、ライトコマンドを発行した回数をカウントする。そして、本実施形態に係る情報処理システム200においては、予め定めた所定の回数に到達する度に、当該オープンページ(バンクアドレス)を指定してライトバックコマンドを発行する。そして、本実施形態に係る情報処理システム200においては、同時にライトバックする、抵抗型メモリセルの個数の上限を設定でき、過剰な書き込み電流により、書き込み電圧がドロップすることを防止できる。またオープンページ(バンクアドレス)を指定してライトバックを行っている期間中でも、他の異なるバンクに対してはアクティブコマンドの発行や、オープンしているページに対してはページモード動作による読出しや書込みができるので、比較的時間のかかるライトバックを行ってもメモリアクセス効率の低下を防止することができる。
なお、各実施形態で開示した半導体装置において、抵抗変化型素子として磁気トンネル接合(MTJ)素子を用いてスピン注入磁化反転書き込みを行うSTT−RAMを使用する場合について説明したが、それに限定されず、例えば、AlOxやHfOx等の金属酸化物等をWやTi、Taを含む電極等で挟んだ構成用いるRe−RAM(Resistive Random Access Memory)や、相変化メモリ(PCM:Phase Change Memory)を使用した半導体装置に対しても、各実施形態の開示内容を適用することが可能である。
さらに、抵抗変化型素子以外のメモリセルを使用する半導体装置においても、ページモードによる書き込みを行う場合には、本発明の各実施形態の開示内容を適用することが可能である。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
2a〜2h メモリセルアレイ(バンク0〜7)
5 アドレス入力端子
6 コマンド入力端子
7 データ入出力端子
8 エラーフラグ端子11 カラムデコーダ
12a バンク0制御回路
13 ロウデコーダ
14 RWアンプ
15 パラレル・シリアル変換回路
16 データ入出力バッファ
17 カラムアドレスバッファ
18 ロウアドレスバッファ
19 バンクアドレスバッファ
20 モードレジスタ
21 チップ制御回路
22 コマンドデコーダ
23 クロック発生回路
35 リファレンス読出回路
36a、36b リファレンス書込回路
38a バイアス電圧出力回路(データ1)
38b バイアス電圧出力回路(データ0)
45a〜c、55a〜c、75a〜f 抵抗変化型素子
46a〜c、56a〜c、76a〜f セルトランジスタ
47a〜c、57a〜c メモリセル
51 BIASACT端子
52 IACT端子
53 VREF端子
54 ERROR端子
61a、63a、63b、102、103、212、213、160、162、212、213 PMOSトランジスタ
61b、62a、62b、101、104〜107、161、164、177 NMOSトランジスタ
67a〜f メモリセル
69a〜f 端子
71、321 データビット用セルアレイ
72、327、328 プリチャージ回路
74、324、325 セレクタ
79a〜c プリチャージNMOSトランジスタ
80a〜c 接続NMOSトランジスタ
86 入出力回路
87 センスアンプ回路SAD
88 レジスタ回路RRG
89 I/O線対
90 書き込み制御回路
91 ページバッファPBi
92 センス回路SAi
93 書き込みドライバ
94 GBLプリチャージ回路
95 ライトバッファWBi
100、100a〜n、1001 半導体装置
175 NOR論理回路
176 XOR論理回路
178 ラッチ素子
179、298 インバータ回路
200 情報処理システム
230 マルチコアプロセッサ
231a〜n コア_1〜n
232 I/O
233 半導体装置制御ブロック
234 オンチップメモリ
235 プロセッサ内部バス
315 ECC制御ブロック
319 バッファ
320 メモリセルアレイ
322 チェックビット用セルアレイ
323 リファレンス用セルアレイ
331 読出書込部(データビット用)
332 読出書込部(チェックビット用)
333 リファレンス読出書込部
410 制御ロジック部
411 ステートマシン
412 アクセスキュー
413 スケジューラ
414 ページライトカウンタ
421 コマンド生成部
422 アドレス生成部
423 データ出力部
424 データ入力部
500、510 発生回路
1002a〜d 抵抗変化型メモリセル
1003a〜d データ制御回路
1004a〜d ビット線
1005 ワード線
1006a、1006b データ
1008 コマンド制御回路
SAD0〜511、SAC0〜9 センスアンプ
RGD0〜511、RGC0〜9 レジスタ回路
WD 書き込みドライバ
DQ 入出力端子
GBL、GBLi、GBLj グローバルビット線
N0、N1、Nin2、Nin3、Nout ノード
Nref 接続節点
WL0〜WLm−1 ワード線
C2 制御信号
LD ロード信号
PC0〜PCk−1、/PC プリチャージ信号
RP リードパルス信号
YSi カラム選択信号
/WP ページライトバック制御信号
SW0〜SWk−1 接続信号
VREF リファレンス電位
VDD、VCS 電源

Claims (12)

  1. ワード線と、
    複数のビット線と、
    前記ワード線と前記複数のビット線の交点位置に対応して配置され、一端が前記複数のビット線とそれぞれ接続される複数の抵抗変化型メモリセルと、
    前記複数のビット線とそれぞれ接続される複数のデータ制御回路と、
    コマンド制御回路と、
    を備え、
    前記コマンド制御回路は、
    第1のコマンドの入力に応じて、前記ワード線を活性化し、
    第2のコマンドの入力に応じて、選択された1以上の前記データ制御回路にそれぞれデータを保持し、
    第3のコマンドの入力に応じて、前記選択された1以上の前記データ制御回路に保持される前記データを、それぞれ対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み、かつ前記ワード線の活性化された状態を維持する半導体装置。
  2. 前記コマンド制御回路は、
    活性化された前記ワード線に対して、前記第2のコマンドが入力された回数をカウントし、前記第2のコマンドが入力された回数が所定の閾値を超える場合、前記第3のコマンドを入力する、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記コマンド制御回路は、前記第3のコマンドの入力に応じて、保持する前記データを、対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み後、ワード線が活性化された状態で、新たに前記第3のコマンドが入力された場合、前回の前記第3のコマンドの入力後に保持したデータを、対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込む、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記コマンド制御回路は、
    前記第1のコマンドの入力に応じて、対応する前記抵抗変化型メモリセルから読み出したリードデータを保持し、
    前記第2のコマンドの入力に応じて発生されるデータを、前記選択されたデータ制御回路の前記リードデータに上書きし、前記データとしてして保持し、
    前記第3のコマンドの入力に応じて、対応する前記抵抗変化型メモリセルに前記データを書き込む、請求項1乃至3のいずれか一に記載の半導体装置。
  5. 前記コマンド制御回路は、第4のコマンドの入力に応じて、前記選択されたデータ制御回路に保持された前記データを、それぞれ対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み、かつ前記ワード線を非活性化する、請求項1乃至4のいずれか一に記載の半導体装置。
  6. 前記コマンド制御回路は、前記第3のコマンドの入力に応じて、保持するデータを対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み後、前記第4のコマンドが入力された場合、前回の前記第3のコマンドの入力後に、新たに保持したデータを、対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込む、請求項5に記載の半導体装置。
  7. ワード線と、複数のビット線と、前記ワード線と前記複数のビット線の交点位置に対応して配置され、一端が前記複数のビット線とそれぞれ接続される複数の抵抗変化型メモリセルと、を備えた半導体装置の制御方法であって、
    第1のコマンドの入力に応じて、前記ワード線を活性化するステップと、
    第2のコマンドの入力に応じて、選択された1以上の前記ビット線に接続された前記抵抗変化型メモリセルにそれぞれ書き込むデータを保持するステップと、
    第3のコマンドの入力に応じて、選択された1以上の前記ビット線に接続された前記抵抗変化型メモリセルに保持されたデータを、それぞれ対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み、かつ前記ワード線の活性化された状態を維持するステップと、
    を含む半導体装置の制御方法。
  8. 活性化された前記ワード線に対して、前記第2のコマンドが入力された回数をカウントするステップと、前記第2のコマンドが入力された回数が所定の閾値を超える場合、前記第3のコマンドを入力するステップと、をさらに含む、請求項7に記載の半導体装置の制御方法。
  9. 前記第3のコマンドの入力に応じて、保持する前記データを、対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み後、ワード線が活性化された状態で、新たに前記第3のコマンドが入力された場合、前回の前記第3のコマンドの入力後に保持したデータを、対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込むステップをさらに含む、請求項7又は8に記載の半導体装置の制御方法。
  10. 前記第1のコマンドの入力に応じて、対応する前記抵抗変化型メモリセルから読み出したリードデータを保持するステップと、
    前記第2のコマンドの入力に応じて発生されるデータを、前記データ制御回路の前記リードデータに上書きし、前記データとして保持するステップと、
    前記第3のコマンドの入力に応じて、前記データを対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込むステップと、をさらに含む、請求項7乃至9のいずれか一に記載の半導体装置の制御方法。
  11. 第4のコマンドの入力に応じて、前記選択された1以上のデータ制御回路に保持された前記データを、それぞれ対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み、かつ前記ワード線を非活性化するステップをさらに含む、請求項7乃至10のいずれか一に記載の半導体装置の制御方法。
  12. 前記第3のコマンドの入力に応じて、保持するデータを対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込み後、前記第4のコマンドが入力された場合、前回の前記第3のコマンドの入力後に、新たに保持したデータを、対応する前記抵抗変化型メモリセルに書き込むステップをさらに含む、請求項11に記載の半導体装置の制御方法。
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