JP2009187606A - 光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムおよびコンピュータ - Google Patents

光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムおよびコンピュータ Download PDF

Info

Publication number
JP2009187606A
JP2009187606A JP2008024814A JP2008024814A JP2009187606A JP 2009187606 A JP2009187606 A JP 2009187606A JP 2008024814 A JP2008024814 A JP 2008024814A JP 2008024814 A JP2008024814 A JP 2008024814A JP 2009187606 A JP2009187606 A JP 2009187606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eject
tray
optical disk
disk drive
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008024814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4558807B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Yamazaki
充弘 山▲ざき▼
Yasumichi Tsukamoto
泰通 塚本
Toshiki Takahashi
俊樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lenovo Singapore Pte Ltd
Original Assignee
Lenovo Singapore Pte Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lenovo Singapore Pte Ltd filed Critical Lenovo Singapore Pte Ltd
Priority to JP2008024814A priority Critical patent/JP4558807B2/ja
Priority to US12/356,583 priority patent/US7929383B2/en
Publication of JP2009187606A publication Critical patent/JP2009187606A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4558807B2 publication Critical patent/JP4558807B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/266Arrangements to supply power to external peripherals either directly from the computer or under computer control, e.g. supply of power through the communication port, computer controlled power-strips

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】電源が完全に停止した光学ディスク・ドライブのイジェクト・スイッチを操作して短時間でトレイを排出する排出システムを提供する
【解決手段】光学ディスク・ドライブ100は、ディスク111を保持するトレイ113と、光学ディスク・ドライブのハウジングに取り付けられイジェクト信号を生成する自動復帰式のイジェクト・スイッチ133と、イジェクト信号を受け取ったことに応答してトレイを排出するように光学ディスク・ドライブを制御するコントローラ125とを有する。コンピュータ・システムは、イジェクト信号を検出して光学ディスク・ドライブに電力を供給し、電力を供給してから所定の時間が経過した後にトレイを排出するための擬似イジェクト信号をイジェクト信号が転送された共用ライン101を経由してコントローラに送るエンベデッド・コントローラ25を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学ディスク・ドライブの省電力を図る技術に関し、さらに詳細には省電力を図りながらイジェクト・スイッチの操作により短時間内にトレイを排出させる技術に関する。
ノートブック型パーソナル・コンピュータ(以下、ノートPCという。)には、通常DVDドライブやコンボ・ドライブ(combo drive)などの光学ディスク・ドライブ(以下、ODDという。)が搭載されている。また、ノートPCはモバイル環境で使用する場合に、バッテリィによる動作時間を延ばすことは重要な課題である。ODDでは、記録媒体であるディスクの装着および取り外しが可能である。そしてODDは、ディスクに対する読み書きのとき以外には使用しないので、ノートPCの全体の使用時間の中で実際に動作している時間は短い。ODDは、使用していないときでも電力が供給されると内部で200mW〜400mWの電力を消費する。
ODDは、ODDメーカにより供給されコンピュータ・メーカによりノートPCのデバイス・ベイに組み込まれる。トレイ・ローディング方式のODDでは、トレイにディスクを装着して使用する。ODDのハウジングの表面にはイジェクト・スイッチが設けられており、ユーザがイジェクト・スイッチを押下するとイジェクト信号が生成されてトレイがODDのハウジングの中からモータまたはソレノイドなどの電気的な駆動機構でスライドして飛び出してくる。また、ユーザがそのトレイを軽く押し込むと駆動機構が動作してトレイを中に引き込む。
ODDの電力は、ノートPCの電源回路から供給される。使用する予定のないときにはODDの電力を停止することはできる。電力の停止したODDにディスクを装着して使用するためには、トレイを引き出す必要があるがトレイは電気的に動作するので事前にODDに電源を供給しておく必要がある。電源供給スイッチを設けたり、ソフトウエアを利用したりしてODDに電力を供給してからユーザがイジェクト・スイッチを操作してトレイを引き出すことは可能である。しかし、スイッチを設けることはコスト増につながり、また、ユーザに余分な操作を強いることになるのでこのような方法は好ましくない。
ODDに電源が入っているときには、ユーザがイジェクト・スイッチを一瞬だけ押下するとODDはイジェクト信号を認識してただちにトレイを排出する。ユーザはイジェクト・ボタンの操作に対するトレイの時間的な反応をそのように認識しているので、電源が停止しているODDにおけるトレイの排出もイジェクト・スイッチの動作だけで同様に行われることが望ましい。そのためには、イジェクト・スイッチとODDに電源を供給するスイッチとを兼用することが考えられる。
しかし、ODDは電源が入っていないときにはイジェクト信号を認識せず、また、ODDに電源が入った時点ではイジェクト・スイッチが復帰してイジェクト信号は消失しているため、トレイを排出するためにユーザはODDに電源が入ったことを確認した後に再度イジェクト・スイッチを押下する必要がありユーザは電源の入ったODDに対する操作とは異なる操作をする必要がある。
特許文献1は、電源オフ時に治具などを用いずにディスクのイジェクトあるいはローディングを可能にした情報処理装置を提供する。同文献の図3には、ODDにトレイとイジェクト・ボタンとトレイ・ローディング機構部が設けられ、情報処理装置に一時保持回路と電源供給回路が設けられている。ODDの電源が停止した状態でイジェクト・ボタンを押下してイジェクト信号を生成すると、一時保持回路はイジェクト信号を保持するとともにそれを電源起動信号として電源供給回路に送る。電源起動信号を受け取った電源供給回路が起動してトレイ・ローディング機構部に電源を供給する。トレイ・ローディング機構部が動作できる状態になった時点でも一時保持回路が保持していたイジェクト信号はトレイ・ローディング機構部に供給されているのでトレイの掃き出し/収納が行われる。そして一時保持回路は所定の時間が経過すると電源起動信号の出力を停止するため電源供給回路は停止する。
特許文献2は、フロッピー(登録商標)ディスク装置のインターフェース信号線の数を減らすために、1つの端子を入力と出力で兼用できるように制御する技術を開示する。
特開平11−149689号公報 特開平7−154234号公報
特許文献1の発明では、ODDを使用しないときにはその電源を停止しておき、ODDの本体に設けられたイジェクト・ボタンを1回だけ押下することによりトレイの排出を行うことができる。近年、イジェクト信号を供給しながら電源を供給した場合に、トレイが排出されない構造のODDが製造されるようになってきている。このようなODDでは、ユーザがイジェクト・スイッチを押しながらノートPCの電源を投入しさらにODDにも電源が投入された場合はトレイが排出されないので、一旦イジェクト・スイッチを解放し、再度イジェクト・スイッチを押すことでトレイを排出することができる。このようなODDに対して特許文献1に記載したような方法でイジェクト・ボタンの操作によるODDの電源の投入とトレイの排出をしようとする場合には、一時保持回路はイジェクト信号を保持し続けるのでトレイは排出されないことになる。
そこで本発明の目的は、光学ディスク・ドライブの省電力を図ることができるトレイ排出システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、電源が完全に停止した光学ディスク・ドライブのイジェクト・スイッチを操作して短時間でトレイを排出するトレイ排出システムを提供することにある。さらに本発明の目的はそのようなトレイ排出システムを採用したコンピュータおよび制御方法を提供することにある。
本発明にかかるトレイ排出システムは、コンピュータと光学ディスク・ドライブで構成される。光学ディスク・ドライブは、ディスクを収納するトレイと、光学ディスク・ドライブのハウジングに取り付けられイジェクト信号を生成する自動復帰式のイジェクト・スイッチと、イジェクト信号に応答してトレイを排出するように光学ディスク・ドライブを制御するドライブ・コントローラとを有する。コンピュータは、イジェクト信号に応答して光学ディスク・ドライブに電力を供給し、電力を供給してから所定の時間が経過した後にトレイを排出するための擬似イジェクト信号をイジェクト信号が転送されたラインを経由してドライブ・コントローラに送るイジェクト・コントローラを有する。
このトレイ排出システムによれば、イジェクト・コントローラはイジェクト信号を受け取って光学ディスク・ドライブに電力を供給してから所定時間が経過した後に擬似イジェクト信号をイジェクト信号が転送されたラインを経由してドライブ・コントローラに送るため、擬似イジェクト信号の生成にOSを介在させる必要がない。したがって、イジェクト・スイッチが押されてイジェクト信号を受け取ったOSが光学ディスク・ドライブを認識してイジェクト・コマンドを送ることができるようになるまでの時間より短い時間でトレイの排出をすることができる。所定の時間を、光学ディスク・ドライブに電源が供給されてから初期化が完了するまでの時間に設定すれば、イジェクト信号がアクティブになっている状態で電源が投入されたときにはイジェクト信号を認識しない光学ディスク・ドライブであってもトレイの排出をすることができる。
擬似イジェクト信号をワンショット・パルス信号にすれば、トレイが排出されディスクが収納されて使用状態に入った後に光学ディスク・ドライブの電力が停止することがなくなる。イジェクト・コントローラがワンショット・パルス信号を連続して複数個ドライブ・コントローラに送るようにすれば、初期化が完了するタイミングと擬似イジェクト信号を生成するタイミングとの間に設ける必要があるマージンを少なくすることができる。ドライブ・コントローラは、トレイにディスクが収納されていないことを検知したときにコンピュータに光学ディスク・ドライブに対する電源を停止するように指示すれば、使用する可能性のない光学ディスク・ドライブが無駄に電力を消費することがなくなる。
コンピュータ・システムと光学ディスク・ドライブとをシリアルATA規格のインターフェースで接続することができる。シリアルATAのインターフェースには余分なピンがないが、イジェクト信号と擬似イジェクト信号はユーザが使用することのないMDピンを利用して転送することができる。イジェクト・コントローラは、コンピュータ・システムのエンベデッド・コントローラやサウス・ブリッジで構成すれば、OSを介在させないでもイジェクト信号に応答した光学ディスク・ドライブの電力制御と擬似イジェクト信号の送出をすることができる。
本発明により、光学ディスク・ドライブの省電力を図ることができるトレイ排出システムを提供することができた。さらに本発明により、電源が完全に停止した光学ディスク・ドライブのイジェクト・スイッチを操作して短時間でトレイを排出するトレイ排出システムを提供することができた。さらに本発明により、そのようなトレイ排出システムを採用したコンピュータおよび制御方法を提供することができた。
図1は、ノートPC10の主要なハードウエアの構成を示す概略ブロック図である。CPU11は、ノートPC10の中枢機能を担う演算処理装置で、オペレーティング・システム(OS)、BIOS、デバイス・ドライバ、あるいはアプリケーション・プログラムなどを実行する。CPU11は、ノース・ブリッジ13およびノース・ブリッジ13にさまざまなバスを経由して接続された各デバイスを制御する。ノース・ブリッジ13は、メイン・メモリ15へのアクセス動作を制御するためのメモリ・コントローラ機能や、CPU11と他のデバイスとの間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータ・バッファ機能などを含む。
メイン・メモリ15は、CPU11が実行するプログラムの読み込み領域、処理データを書き込む作業領域として利用されるランダム・アクセス・メモリである。サウス・ブリッジ17はノース・ブリッジ13、磁気ディスク装置(HDD)19、およびODD100に接続されている。サウス・ブリッジ17には、HDD19のインターフェースとなるIDEコントローラおよびODD100のインターフェースとなるシリアルATAコントローラが組み込まれている。HDD19には、OS、デバイス・ドライバ、アプリケーション・プログラムなどの周知のプログラムが格納される。ODD100は、シリアルATAのインターフェースを備えている。
さらにサウス・ブリッジ17は、PCIバスまたはLPCバス21を介して、従来からノートPC10に使用されているレガシー・デバイス、あるいは高速なデータ転送を要求しないデバイスに接続される。LPCバス21には、エンベデッド・コントローラ(EC)25およびBIOSを格納したフラッシュROM23が接続されている。EC25は、8〜16ビットのCPU、ROM、RAMなどで構成されたマイクロ・コンピュータであり、さらに複数チャネルのA/D入力端子、D/A出力端子、タイマー、およびディジタル入出力端子を備えている。EC25は、ノートPC10の内部の動作環境の管理にかかるプログラムをCPU11とは独立して実行することができる。
パワー・コントローラ27は、EC25およびDC/DCコンバータ29に接続され、EC25からの指示に基づいてDC/DCコンバータ29を制御することができる。DC/DCコンバータ29は、AC/DCアダプタ35またはバッテリ31から供給される直流電圧を、ノートPC10を動作させるために必要な複数の電圧に変換し、さらに電源モードに応じて定義された電力供給区分に基づいて各々のデバイスに電力を供給する。AC/DCアダプタ35はノートPC10に接続されると、DC/DCコンバータ29とバッテリィ31を充電する充電器33に電力を供給する。
ノートPC10は、ACPI方式の省電力機能およびプラグ・アンド・プレイ方式に対応している。EC25は、パワー・コントローラ27を介してDC/DCコンバータ29を制御して、ノートPC10の電源モードに応じて定義されたソフト・オフ状態、サスペンド状態、ハイバネーション状態、またはオン状態などの各電源状態に応じて動作するデバイスを選択して電力を供給することができる。さらにEC25は、ODD100から指示を受けたときに図2に示すFET153を制御して、ODD100に対する電力を停止したり供給したりする。
フラッシュROM23は不揮発性で記憶内容の電気的な書き替えが可能なメモリであり、システムの起動および管理に使われる基本プログラムであるシステムBIOS、電源および筐体内の温度などを管理するソフトウエアである各種ユーティリティ、ノートPC10の起動時にハードウエアの試験や初期化を行うソフトウエアであるPOST(Power-On Self Test)などを格納する。図1では、特にODD100について、サウス・ブリッジ17に接続するライン105、EC25に接続するライン101およびDC/DCコンバータ29に接続するライン103を示しているが、これらの機能については、図2で詳しく説明する。
図2は、ODD100のトレイ排出システムを説明するためのブロック図である。本明細書においては、同一の構成要素には同一の参照番号を付すことにする。ODD100は、シリアルATAのインターフェースを備えており、信号端子122と電源端子121でノートPC10の他のデバイスに接続される。信号端子122はライン105でサウス・ブリッジ17に接続される。
信号端子122は、サウス・ブリッジ17からODD100に信号を送る1対の信号端子(A+、A−)と、ODD100からサウス・ブリッジ17に信号を送る1対の信号端子(B+、B−)と、3つのグランド端子(GND)の合計7個のピンで構成される。電源端子121は、Device Present(DP)、2つの電源端子(+5V)、Manufacturing Diagnostic(MD)、および2つのグランド端子(GND)の合計6個のピンで構成される。MDピンは、ODDの製造メーカがODDの製造プロセスの中で試験を行うために使用するものであり、通常は、出荷後においてユーザが使用することはない。
電源端子121には、ライン103を通じてN型MOSFET153のソースが接続される。FET153のドレインはDC/DCコンバータ29に接続され、ゲートはEC25に接続される。また、電源端子121のMDピンは共用ライン101を通じてEC25に接続される。共用ライン101は、プルアップ抵抗151を通じて、ODD100の電力が停止していても所定の電位に維持されている。
ODD100は、トレイ・ローディング方式の光学ディスク・ドライブであり、ディスク111を着脱可能に収納するトレイ113を備えている。ただし本発明は、ドライブに直接ディスクを押し込むスロット・ローディング方式のドライブに適用することも可能である。排出機構119は、矢印Aで示すようにトレイ113をODD100のハウジングから外に排出したり、内部に収納したりするモータ駆動機構を備えている。スピンドル・モータ117は、ディスク111を収納するトレイ113がODD100のハウジングに収納されたときに、CPU11からの読み取りまたは書き込みに関連するコマンドに応じてディスクを回転させる。
リード/ライト回路115は、レーザ発射部、光学機構、フォーカス機構、トラッキング機構およびデータ信号処理回路を含む。リード/ライト回路115はさらに、トレイ113にディスク111が収納されたことを検出するディスク検出回路を備え、ディスク111が装着されていないときは、コントローラ125およびライン105を通じてCPU11にディスク未装着を示す信号を送る。電源回路123は、DC/DCコンバータ29から受け取った電力をODD100の各デバイスに供給する。コントローラ125はサウス・ブリッジ17を通じてCPU11との間でデータ転送を行うためのシリアルATAのインターフェース回路、ODD100内のデバイスを制御する制御回路、プロセッサ、ファームエア、およびメモリなどを備えている。
コントローラ125のイジェクト端子にはライン135が接続される。ライン135はプルアップ抵抗127を通じて電源回路123に接続されて所定の電位が維持される。イジェクト端子にはライン135を通じてダイオード129のアノードが接続され、ダイオード129のカソードはイジェクト・スイッチ133の一方の端子に接続される。イジェクト・スイッチ133は、ODD100のハウジングに設けられており、他方の端子はグランドに接続されている。ユーザがイジェクト・スイッチ133を押すとライン135がロー状態になることによりコントローラ125のイジェクト端子にイジェクト信号が供給される。
ODD100に電力が供給されているときは、コントローラ125はイジェクト信号を認識すると、排出機構119を制御してトレイ113をODD100のハウジングの外に排出させる。イジェクト・スイッチ133は、モーメンタリ動作(または自動復帰動作ともいう。)をするタイプであり、押している間だけ回路が閉じ手を離すと回路が開く。これに対して、押す力を取り除いても閉路状態を保ち続け、さらにもう一度押すと元の状態に復帰するオルタネイト動作をするスイッチも存在するが、ODD100はイジェクト信号が供給された状態(ライン135がロー状態)で電源が投入されるとイジェクト信号を認識しないという特性を備えており、このようなODDにはオルタネイト動作のスイッチは使用できない。
これは、ODDの製造メーカが近年のODDを、初期化が終了しないとイジェクト信号を受け付けないように構成しているためであり、それは次のような理由であると考えられる。一つの理由としては、コントローラ125がODD100の内部状態をモニターできる状態になったときにすでにイジェクト端子がロー状態になっていることを認識した場合には、通常はハイ状態になっているべきイジェクト信号の経路がグランドにショートしたり、またはイジェクト・スイッチ133が意図しない外部的な状況で押された状態になっていたりする可能性があるので、何らかの不具合が起こっていると判断してしまうものと考えられる。そして、一度イジェクト・ボタン133が開放されてイジェクト回路が正常であることを確認したのちに生成されたイジェクト信号だけを認識するようにしていると考えられる。
他の理由としては、コントローラ125はイジェクト端子が単にロー状態であることをイジェクト信号として認識するのではなく、ハイ状態からロー状態に遷移するパルス信号の立ち下がりエッジをイジェクト信号として認識している場合があると考えられる。ユーザが通常行うイジェクト・スイッチ133の操作は、一瞬押して離す操作であるため、そのときの信号はワンショット・パルス信号になり、立ち下がりエッジを検出することがユーザが行う正常なイジェクト操作に近いといえる。ダイオード129のカソードは抵抗131を通じて共用ライン101に接続される。コントローラ125は、Manufacturing Diagnostic(MD)端子を備えており、MD端子はライン137を通じて共用ライン101に接続される。
共用ライン101はプルアップ抵抗151で電位が維持されているので、ODD100に電力が供給されていないときでも、イジェクト・スイッチ133を押下してロー・アクティブなイジェクト信号をEC25に供給することができる。本実施の形態ではイジェクト信号を受け取ったEC25は所定の時間が経過した後に共用ライン101に擬似イジェクト信号を送出する構成になっている。
図3は、EC25が共用ライン101を通じてイジェクト信号の入力と擬似イジェクト信号の出力を行うための回路を示すブロック図である。本実施の形態では、ライン101上でイジェクト・スイッチ133が生成したイジェクト信号およびEC25が生成した擬似イジェクト信号が転送される。EC25は、CPU201、RAM203、ROM205がバス207に接続されている。CPU201にはタイマー202が接続される。またROM205には、CPU201が実行するファームエアが格納されている。入出力端子102はライン101に接続される。
Dフリップ・フロップ(D−FF)209は入力端子D、リセット端子R、およびクロック端子Cがバス207に接続され、出力端子Qは、スリー・ステート・バッファ213の制御端子、ANDゲート217の一方の端子、およびANDゲート219の一方の端子(負論理)に接続される。D−FF209は、入出力端子102がEC25において入力端子または出力端子のいずになるかを決定する素子である。D−FF211は入力端子D、リセット端子R、およびクロック端子Cがバス207に接続され、出力端子Qは、スリー・ステート・バッファ213の入力端子およびスリー・ステート・バッファ221の入力端子に接続される。
スリー・ステート・バッファ213の出力端子は、入出力端子102に接続される。スリー・ステート・バッファ213の出力端子は、さらに、入力バッファ223の入力端子に接続される。入力バッファ223の出力端子はトライ・ステート・バッファ225の入力端子に接続され、トライ・ステート・バッファ225の出力端子はバス207に接続される。ANDゲート217、219の他方の入力端子は、それぞれバス207に接続される。ANDゲート217の出力端子はトライ・ステート・バッファ221の制御端子に接続され、トライ・ステート・バッファ221の出力端子はバス207に接続される。ANDゲート219の出力端子はトライ・ステート・バッファ225の制御端子に接続される。
つぎに、図3に基づいてEC25の動作を説明する。EC25は、入出力端子102が入力端子となるように動作するときに、ライン101を通じてODD100からイジェクト信号を受け取る。EC25は、入出力端子102が出力端子となるように動作するときは、ライン101を通じてODD100に擬似イジェクト信号を送出する。入出力端子102が入力端子になるときの動作は以下のとおりである。CPU201は、D−FF209の入力端子Dをロー状態にして、クロック端子Cにクロック信号を入力すると、出力端子Qがロー状態になる。その結果スリー・ステート・バッファ213の出力端子は、ハイ・インピーダンス状態になり、D−FF211からの信号は、入出力端子102に出力されない。
CPU201がリード・ラインにハイ信号を送ると、ANDゲート219が動作してスリー・ステート・バッファ225をオンにする。ライン101はプルアップ抵抗151で常時所定の電位に維持されているので、ライン101がローになるときに入力バッファ223は信号を検出しスリー・ステート・バッファ225を経由してCPU201に信号を転送する。入出力端子102が出力端子になるときの動作は以下のとおりである。CPU201は、D−FF209の入力端子Dをハイ状態にして、クロック端子Cにクロック信号を入力すると、出力端子Qがハイ状態になる。その結果スリー・ステート・バッファ213の出力端子は、論理的に入力端子の状態に一致する。
CPU201は入出力端子102から送出するデータをハイ信号またはロー信号としてD−FF211の入力端子Dに設定し、クロック端子Cにクロック信号を送ることで、出力端子Qからデータを送出することができる。このデータは、トライ・ステート・バッファ213を経由して入出力端子102からライン101に送出される。D−FF209の出力端子Qはハイ状態になっているためANDゲート219は動作せず、トライ・ステート・バッファ225の出力端子はハイ・インピーダンス状態に維持される。CPU201がリード・ラインにハイ信号を送ると、ANDゲート217が動作してスリー・ステート・バッファ221の出力端子は、論理的に入力端子の状態に一致するようになる。したがって、CPU201は、D−FF211が入出力端子102から送出したデータを読みとることができる。
つぎに、図4を参照して、ノートPC10によるODD100の動作を制御する方法を説明する。図4は、電源が停止したODD100のトレイ113を排出するときの動作を示すフローチャートである。ブロック301では、ノートPC10の電源がオン状態になって動作している。ODD100が装着された状態でノートPC10の電源が投入されたとき、または、動作中のノートPC10にODDが装着されて電源が投入されたときに、ODD100はノートPC10からリセット信号を受け取る。そしてコントローラ125の内部のROMのチェック、タイマー、割り込みなどのハードウエアの初期化、プログラムの各種パラメータに関するRAM領域の初期化などを行い、正常な動作ができるようになる。このようにODD100に電源が供給されてから、ノートPC10からのコマンドに対応できるようになるまでの間にODD100が内部で行う作業をODDの初期化という。一例ではODD100の初期化に要する時間は、600ms〜800ms程度である。
ODD100の初期化が完了すると、ノートPC10はプラグ・アンド・プレイにより、ODD100に対するリソースの割り当ておよびデバイス・ドライバの組み込みを行ってシステムとしてODD100を認識する。ブロック303でリード/ライト回路115はトレイ113にディスク111が装着されているか否かを判断する。ディスク111が装着されていれば、ODD100はCPU11からコマンドが送られてくるまでDC/DCコンバータ29からの電力を維持した状態で待機する。ブロック303でリード/ライト回路115がトレイ113にディスク111が装着されていないと判断したときは、コントローラ125はライン105を通じてODD100に対する電力を停止するための電力停止信号をEC25に送る。
電力停止信号を受け取ったEC25は、ブロック305でFET153を制御してODD100に対する電力を停止する。その結果、ディスク111が装着されていないために使用する可能性がないODD100で無駄に電力が消費されることがなくなる。ブロック307では、ユーザがODD100を使用するためにイジェクト・スイッチ133を操作するまで待機する。ブロック307でイジェクト・スイッチ133が押されるとライン135はロー状態になり、コントローラ125のイジェクト端子にイジェクト信号が供給される。しかし、コントローラ125には、電力が供給されていないので、コントローラ125はイジェクト信号に反応した動作をしない。
イジェクト信号は、通常ユーザが自動復帰型のイジェクト・スイッチ133を操作するときに生成されるワンショット・パルス信号である。イジェクト信号は共用ライン101上でEC25の入出力端子102に送られる(図2の矢印B)。ODD100に対する電力を停止したときは、EC25は、入出力端子102が入力端子として動作するようにD−FF209を制御する。電源端子121のMDピンは、製造時点でODDメーカが使用するためのものであり、出荷されたあとはユーザが自由に使用できるため、入出力端子102を入力端子に設定しておいても不必要な信号が送られて動作に支障をきたすようなことはないようになっている。
入力バッファ223を通じてイジェクト信号を受け取ったCPU201は、ROM205に格納されていたファームエアを実行しFET153をオンにしブロック311でODD100に電源を投入する。さらにEC25は、ODD100が装着されて電源を投入したことをOSに通知する。OSは、ODD100をノートPCが使用できるようにするための認識やさまざまな設定を開始する。
ブロック313では、EC25は電源が供給されたODD100の初期化を完了するまでの時間待機する。タイマー202は、EC25がODD100に電力を供給してから経過した時間を計測する。EC25はタイマー202のタイム・アップに基づいて、初期化の予想時間である600ms〜800ms程度に対する余裕を見込んだ時刻に、ブロック315で入出力端子102が出力端子となるようにD−FF209を制御し、さらにD−FF211を制御して共用ライン101にワンショット・パルス信号の擬似イジェクト信号を送る(図2の矢印C)。
ここで、コントローラ125のMD端子にも擬似イジェクト信号が送られるが、MD端子はユーザが使用している状態では外部信号を受け付けないようになっているのでコントローラ125はそれを無視する。擬似イジェクト信号は、コントローラ125がイジェクト信号を認識するパルス幅に余裕を持たせたパルス幅で生成される。このように本実施の形態においては、EC25が共用ライン101を通じて送られてきたイジェクト信号に応答して、ODD100の電源を投入しODD100の初期化が完了した直後に擬似イジェクト信号をODD100に送ってトレイ113を排出するために、イジェクト・スイッチ133の操作からトレイ113の排出までは1秒程度以内で完了することができる。この時間でのトレイ113の反応動作は、ODD100に電力が供給されているときに比べてユーザにとって時間的に違和感がないといえる。
擬似イジェクト信号を、ライン105を通じてOSがODD100にコマンドを送って行おうとすれば、つぎのようにイジェクト・スイッチ133が押されてからトレイ113が排出されるまで約10秒程度必要となる。EC25によりODD100に電源が投入されると、BIOSがOSに対してプラグ・アンド・プレイによりデバイス変更があったことを伝える。OSはこの通知を受けて、デバイスに何らかの追加や削減があったことを知り、ODD100のエニュメレーションを行い、ODDが追加または再接続されたことを検出する。ここまでの動作はOSのカーネル部分で行われるため、比較的速い時間で完了できる。
しかしこのあとに、OSでユーザ・モードの各種プログラムに対してODD100に関する情報の通知が行われる。たとえばWindows(登録商標)では、エクスプローラというツールでドライブを認識し、ODD100のディスク111に記憶されたファイルの読み取りなどのユーザの処理を受け付けることができるようになる。エクスプローラでは、ノートPC10に接続されたHDD、ODD、FDDなどの一覧が表示され、ファイルやフォルダなどはアイコンで表示されてそれらの生成、削除、移動、およびコピーなどを行なうことができるようになっている。OSはこのような作業に多くの時間を費やす。OSは、ユーザ・モード・プログラムへのODD100に関する連絡処理が行われた後でないとAPIを介してODD100のイジェクト・コマンドを受け付けないため、イジェクト・コマンドを送ってトレイ111を排出する方法は時間的に現実的ではない。
ODD100に対する電力供給の制御と、擬似イジェクト信号の送出は、EC25に代えてサウス・ブリッジ17が同様の構成で行うことができる。また、ODD100はシリアルATAのインターフェースを備えている例で説明したが、本発明はパラレルATAのインターフェースを備える光学ディスク・ドライブに適用することもできる。図5は、イジェクト信号が生成されてから擬似イジェクト信号が生成されるまでの動作を説明するためのタイミング図である。図5(A)はイジェクト信号を示し、時刻t0でロー状態のアクティブになる。図5(B)はODD100の電力状態を示し、イジェクト信号に応答して時刻t1で電力が投入される。図5(C)は電力の供給を受けたODD100の初期化の状態を示し、ODD100は時刻t3で初期化を完了して、システムからのコマンドを受け付ける状態になる。
図5(D)は擬似イジェクト信号を示し、時刻t4でロー状態のアクティブになって排出機構119が動作する。図2〜図3に示したトレイ排出システムによれば、時刻t0でイジェクト・スイッチが操作されてから時刻t4で排出機構119が動作するまでの時間を1秒程度以内に納めることができる。この時間を短縮するためには、初期化が完了する時刻t3と擬似イジェクト信号を送出する時刻t4までのマージンとしての時間をできるだけ少なくする必要がある。
しかし、マージンを少なくすると何らかの原因によって初期化の完了のタイミングが遅れて、擬似イジェクト信号がアクティブになるタイミングの方が早くなる可能性もでてくる。この場合、コントローラ125は擬似イジェクト信号を受け付けないのでトレイ113を排出できないことになる。これに対処するためには、擬似イジェクト信号を連続して複数個送出することができる。図5(E)では、初期化の完了する時刻であるt3より早い時刻t2で1個目のワンショット・パルス信号が送出されているが、時刻t3よりも遅い時刻t6で送出された2個目のワンショット・パルス信号で排出機構119を動作させることができるので、マージンを少なくしたときに初期化の完了のタイミングが遅れても正常にトレイ113の排出動作をすることができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
ノートPCの主要なハードウエアの構成を示す概略ブロック図である。 ODDのトレイ排出システムを説明するためのブロック図である。 イジェクト信号の入力と擬似イジェクト信号の出力を行うための回路を示すブロック図である。 電源が停止したODDのトレイを排出するときの動作を示すフローチャートである。 イジェクト信号が生成されてから擬似イジェクト信号が生成されるまでの動作を説明するためのタイミング図である。
符号の説明
100…ODD
101…共用ライン
111…ディスク
113…トレイ
133…イジェクト・スイッチ

Claims (12)

  1. コンピュータに搭載される光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムであって、
    前記光学ディスク・ドライブが、
    ディスクを収納するトレイと、
    前記光学ディスク・ドライブのハウジングに取り付けられイジェクト信号を生成する自動復帰式のイジェクト・スイッチと、
    前記イジェクト信号に応答して前記トレイを排出するように前記光学ディスク・ドライブを制御するドライブ・コントローラと
    を有し、
    前記コンピュータが、
    前記イジェクト信号に応答して前記光学ディスク・ドライブに電力を供給し、電力を供給してから所定の時間が経過した後に前記トレイを排出するための擬似イジェクト信号を前記イジェクト信号が転送されたラインを経由して前記ドライブ・コントローラに送るイジェクト・コントローラと
    を有するトレイ排出システム。
  2. 前記所定の時間は、前記光学ディスク・ドライブに電源が供給されてから初期化が完了するまでの時間である請求項1に記載のトレイ排出システム。
  3. 前記擬似イジェクト信号がワンショット・パルス信号である請求項2に記載のトレイ排出システム。
  4. 前記イジェクト・コントローラは前記ワンショット・パルス信号を連続して複数個送る請求項3に記載のトレイ排出システム。
  5. 前記ドライブ・コントローラは前記トレイにディスクが収納されていないことが検知されたときに前記コンピュータに前記光学ディスク・ドライブに対する電源を停止するように指示する請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトレイ排出システム。
  6. 前記コンピュータと前記光学ディスク・ドライブとがシリアルATA規格のインターフェースで接続されている請求項1〜請求項5のいずれかに記載のトレイ排出システム。
  7. 前記イジェクト信号と前記擬似イジェクト信号が前記インターフェースのMDピンに接続されるラインを経由して転送される請求項6に記載のトレイ排出システム。
  8. 前記イジェクト・コントローラがエンベデッド・コントローラで構成されている請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のトレイ排出システム。
  9. 前記イジェクト・コントローラがサウス・ブリッジで構成されている請求項1〜請求項7のいずれかに記載のトレイ排出システム。
  10. イジェクト信号を生成する自動復帰式のイジェクト・スイッチを備える光学ディスク・ドライブが搭載されたコンピュータであって、
    前記光学ディスク・ドライブに電力を供給する電源回路と、
    前記光学ディスク・ドライブのトレイにディスクが収納されていないときに前記光学ディスク・ドライブに対する電力を停止し、前記イジェクト・スイッチにより生成されたイジェクト信号に応答して前記光学ディスク・ドライブに電力を供給し、電力を供給してから所定の時間が経過した後に、前記トレイを排出するための擬似イジェクト信号を前記イジェクト信号を受け取ったラインを経由して前記光学ディスク・ドライブに送るコントローラと
    を有するコンピュータ。
  11. コンピュータに搭載される光学ディスク・ドライブを制御する方法であって、
    前記光学ディスク・ドライブの電源を停止するステップと、
    前記光学ディスク・ドライブのハウジングに設けられたイジェクト・スイッチの押下により生成されたイジェクト信号を前記コンピュータに供給するステップと、
    前記イジェクト信号に応答して前記コンピュータが前記光学ディスク・ドライブに電力を供給するステップと、
    前記光学ディスク・ドライブに電力を供給してから所定の時間が経過したことを前記コンピュータが判断して、前記トレイを排出するための擬似イジェクト信号を前記イジェクト信号を受け取ったラインを経由して前記光学ディスク・ドライブに送るステップと、
    前記擬似イジェクト信号に応答して前記光学ディスク・ドライブが前記トレイを排出するステップと
    を有する制御方法。
  12. 前記電源を停止するステップが前記光学ディスク・ドライブにディスクが収納されているか否かを判断するステップを含む請求項11に記載の制御方法。
JP2008024814A 2008-02-05 2008-02-05 光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムおよびコンピュータ Active JP4558807B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008024814A JP4558807B2 (ja) 2008-02-05 2008-02-05 光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムおよびコンピュータ
US12/356,583 US7929383B2 (en) 2008-02-05 2009-01-21 Notebook optical disc drive capable of generating a pseudo eject signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008024814A JP4558807B2 (ja) 2008-02-05 2008-02-05 光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムおよびコンピュータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009187606A true JP2009187606A (ja) 2009-08-20
JP4558807B2 JP4558807B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=40933044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008024814A Active JP4558807B2 (ja) 2008-02-05 2008-02-05 光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムおよびコンピュータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7929383B2 (ja)
JP (1) JP4558807B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012029153A1 (ja) * 2010-09-02 2012-03-08 富士通株式会社 情報処理装置、ドライブユニット、検出回路および制御方法
US8387079B2 (en) 2010-09-10 2013-02-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and drive control method
US8605565B2 (en) 2010-09-07 2013-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and operation control method of an information processing apparatus
US20150074691A1 (en) * 2012-08-31 2015-03-12 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Cd player and method for ejection control thereof
US9164571B2 (en) 2013-01-31 2015-10-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and power saving control method

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120124599A1 (en) * 2010-01-29 2012-05-17 Lovelace Robin T Optical disk drive ejection
CN102403001A (zh) * 2010-09-10 2012-04-04 建兴电子科技股份有限公司 光碟机与计算机系统及其控制方法
JP5112490B2 (ja) * 2010-09-30 2013-01-09 株式会社東芝 情報処理装置及び電源制御方法
KR101275319B1 (ko) * 2011-11-11 2013-06-17 도시바삼성스토리지테크놀러지코리아 주식회사 광 디스크 드라이브
CN105988966B (zh) 2014-12-22 2019-10-11 株式会社东芝 电子设备及其工作方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004185780A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Konica Minolta Holdings Inc リムーバブルディスクドライブ装置
JP2005222679A (ja) * 2004-01-09 2005-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置および情報処理装置の電源供給制御方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07154234A (ja) 1993-11-26 1995-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号入出力切替装置
JPH11149689A (ja) 1997-11-17 1999-06-02 Ricoh Co Ltd 情報処理装置
US6226237B1 (en) * 1998-03-26 2001-05-01 O2 Micro International Ltd. Low power CD-ROM player for portable computer
JP2006244068A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Toshiba Corp 情報処理装置およびその制御方法
KR20070013404A (ko) * 2005-07-26 2007-01-31 엘지전자 주식회사 저장 장치 전원 제어 장치 및 방법
JP4768673B2 (ja) * 2007-05-31 2011-09-07 株式会社東芝 情報処理装置、および情報処理装置の制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004185780A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Konica Minolta Holdings Inc リムーバブルディスクドライブ装置
JP2005222679A (ja) * 2004-01-09 2005-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置および情報処理装置の電源供給制御方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012029153A1 (ja) * 2010-09-02 2012-03-08 富士通株式会社 情報処理装置、ドライブユニット、検出回路および制御方法
JPWO2012029153A1 (ja) * 2010-09-02 2013-10-28 富士通株式会社 情報処理装置、ドライブユニット、検出回路および制御方法
US8854933B2 (en) 2010-09-02 2014-10-07 Fujitsu Limited Information processing apparatus, drive unit, detection circuit and control method
US8605565B2 (en) 2010-09-07 2013-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and operation control method of an information processing apparatus
US8387079B2 (en) 2010-09-10 2013-02-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and drive control method
US8516510B2 (en) 2010-09-10 2013-08-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and drive control method
US20150074691A1 (en) * 2012-08-31 2015-03-12 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Cd player and method for ejection control thereof
US9208814B2 (en) * 2012-08-31 2015-12-08 Mediatek Singapore Pte. Ltd. CD player and method for ejection control thereof
US9164571B2 (en) 2013-01-31 2015-10-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and power saving control method

Also Published As

Publication number Publication date
US20090199222A1 (en) 2009-08-06
JP4558807B2 (ja) 2010-10-06
US7929383B2 (en) 2011-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4558807B2 (ja) 光学ディスク・ドライブのトレイ排出システムおよびコンピュータ
CN107068172B (zh) 存储器装置、控制存储器装置的方法和设备
TWI528165B (zh) 用於電源管理的系統
US9389667B2 (en) Shortening resume time from a power-saving state
US20140163716A1 (en) Bridge device, automated production system and method thereof for storage device
JP2001255961A (ja) コンピュータ及び冷却ファンの制御方法
TWI402670B (zh) 控制usb大量記憶體功率消耗的方法、相關的個人電腦、以及存儲相關的usb大量記憶體驅動程式的存儲介質
US20160124487A1 (en) Storage device and method for processing power disable signal
US8516510B2 (en) Information processing apparatus and drive control method
EP2585934B1 (en) Pull-up resistor activation in a memory system
CN107809552B (zh) 信息处理装置、其控制方法及存储介质
US8520477B2 (en) Disc drive system
US20120063283A1 (en) Optical disc drive and control method thereof
US7231532B2 (en) Generating notifications by powered-down devices
JP3769541B2 (ja) コンピュータ装置、miniPCIカード、自動電源オン回路、および自動立ち上げ方法
JP5764114B2 (ja) 携帯式コンピュータを省電力状態からレジュームさせる方法、パワー・ステートの制御方法および携帯式コンピュータ
JP4586645B2 (ja) 制御回路、情報処理装置、及び制御方法
KR101474315B1 (ko) 스핀 업 오류를 방지하기 위한 하드디스크 드라이브
JP6066872B2 (ja) ディスク装置
JP2004185780A (ja) リムーバブルディスクドライブ装置
JP6143482B2 (ja) 電子機器および省電力制御方法
US9747958B2 (en) Device soft-start management for enumeration problems with USB hosts
KR20110056725A (ko) 외장형 광디스크 드라이브의 전원 제어 장치 및 방법
JP2011141926A (ja) 制御装置、情報処理装置および情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4558807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250