JP2004185780A - リムーバブルディスクドライブ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであって、電源が投入されていない状態でも記録媒体の排出を可能にする。
【解決手段】装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチ109を介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段104は装置各部に電源供給を開始し、制御手段101は、記録媒体排出手段142に対して記録媒体を排出させる制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間は電源供給手段104に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチ109を介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段104は装置各部に電源供給を開始し、制御手段101は、記録媒体排出手段142に対して記録媒体を排出させる制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間は電源供給手段104に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は挿抜自在な記録媒体を用いるリムーバブルディスクドライブ装置に関し、特に、他の機器(PC)との間でデータ転送と電力供給授受とが可能に構成されたUSBなどのバスを備えたリムーバブルディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光磁気(MO)ディスクや光ディスクなどを挿抜可能な状態で扱えるリムーバブルディスクドライブ装置などのコンピュータ周辺機器の場合、コンピュータなどの他の機器(ホストPC)との間でデータ転送と電力供給授受とが可能に構成されたUSB(Universal Serial Bus)などのバスを備えたものが存在している。
【0003】
このような周辺機器としてのリムーバブルディスクドライブ装置100をUSBインタフェースによりホストPC300に接続する場合、図5に示すように、USBインタフェースケーブル200により接続する。
【0004】
この図5のように接続することで、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100でのデータ転送と、ホストPC300からリムーバブルディスクドライブ装置100への電力供給とを、USBインタフェースケーブル200によって同時に行うことが可能になる。なお、このような接続は、バスパワー方式と呼ばれている。
【0005】
また、USBインタフェースの場合、Data+,Data−,GND,VBUSのピンアサインが定められており、VBUSのピンを介して5V,0.5A(2.5W)までの電力を供給することが可能なように規格が定められている。
【0006】
一方、2.5W以上の電力が必要となる場合には、図6に示すようなセルフパワー方式と呼ばれる接続を行う。すなわち、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100の間でUSBインタフェースケーブル200でデータ転送を行い、リムーバブルディスクドライブ装置100の電力はACアダプタ400などの専用電源を用意する。
【0007】
従来のリムーバブルディスクドライブ装置では、電源スイッチによって電源ON/OFFをするものが存在している(▲1▼)。また、従来のリムーバブルディスクドライブ装置として、電源スイッチによって電源ON/OFFをする代わりに、バスを介してホストPCから電力供給される端子の電圧を監視しておき、その電圧の有無で電源ON/OFFをするものが存在している(▲2▼)。
【0008】
すなわち、バスの所定の端子に電圧が現れれば、ホストPCが稼働しており、ホストPCとリムーバブルディスクドライブ装置との間のインタフェースケーブルも接続されていることを意味している。また、バスの所定の端子に電圧が無くなれば、ホストPCが停止するか、あるいは、ホストPCとリムーバブルディスクドライブ装置との間のインタフェースケーブルが抜かれたことを意味している。
【0009】
なお、リムーバブルディスクドライブ装置において、以上の▲2▼のように電源の管理を行うことが、本件出願人が既に出願した以下の特許文献1に述べられている。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−350548号公報(第3頁〜第5頁、図1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リムーバブルディスクドライブ装置の電源がオフの状態で、記録媒体の排出だけを行いたいという要望もある。このような場合、リムーバブルディスクドライブ装置の電源を投入してから、イジェクトスイッチを操作する必要があり、操作性が良くないという問題があった。また、記録媒体の排出後に再度電源スイッチにより電源を切断する必要もあり、操作が繁雑になり、操作性は良くなかった。
【0012】
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであって、電源が投入されていない状態でも記録媒体の排出が可能なリムーバブルディスクドライブ装置を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記の課題を解決する手段としての本願発明は以下に述べるようなものである。
【0014】
(1)請求項1記載の発明は、他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備え、挿抜自在な記録媒体が用いられるリムーバブルディスクドライブ装置であって、記録媒体の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチと、記録媒体の排出を実行する記録媒体排出手段と、装置各部に電源を供給する電源供給手段と、装置各部の動作状態を制御する制御手段と、を備え、前記電源供給手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、前記記録媒体排出手段に対して、記録媒体を排出する制御を行う、ことを特徴とするリムーバブルディスクドライブ装置である。
【0015】
この発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行う。
【0016】
これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0017】
(2)請求項2記載の発明は、他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備え、挿抜自在な記録媒体が用いられるリムーバブルディスクドライブ装置であって、記録媒体の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチと、記録媒体の排出を実行する記録媒体排出手段と、装置各部に電源を供給する電源供給手段と、装置各部の動作状態を制御する制御手段と、を備え、前記電源供給手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、前記記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出する制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間、前記電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う、ことを特徴とするリムーバブルディスクドライブ装置である。
【0018】
この発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間は電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【0019】
これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、イジェクトスイッチの操作が一瞬であったとしても、電源保持制御によって安定した記録媒体排出が実行できる。さらに、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態例では、コンピュータ(ホストPC)などの他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備えたリムーバブルディスクドライブ装置を具体例として説明する。
【0021】
また、他の機器(PC)との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスとしては、USB(Universal Serial Bus)を具体例に用いて説明を行う。
【0022】
図1は本発明の第1の実施の形態例の構成を示すブロック図である。この図1において、10はリムーバブルディスクドライブ装置において挿抜可能な状態で扱える光磁気(MO)ディスクや光ディスクなどの記録媒体である。
【0023】
100は本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置であり、USBインタフェースなどによりコンピュータ(ホストPC)に接続されるMOドライブ装置などの周辺機器の一種である。
【0024】
また、200は、リムーバブルディスクドライブ装置100とホストPCとを接続するインタフェースケーブルであり、300はインタフェースケーブル200によりリムーバブルディスクドライブ装置100と接続されるホストPC(パーソナルコンピュータ等)である。
【0025】
なお、以上のリムーバブルディスクドライブ装置100は、この図1のように接続することで、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100でのデータ転送と、ホストPC300からリムーバブルディスクドライブ装置100への電力供給とを、インタフェースケーブル200によって同時に行うことが可能に構成されている。また、図6に示したように、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100の間でUSBインタフェースケーブル200でデータ転送を行い、リムーバブルディスクドライブ装置100の電力はACアダプタ(図示せず)などの専用電源を接続することも可能である。
【0026】
101はリムーバブルディスクドライブ装置100の各部の動作状態を制御する制御手段であり、この制御手段101は、後述するように、電力供給検知手段の検知結果と記録媒体検知手段の検知結果とを参照し、インタフェースを介して外部機器から電力供給が可能な状態になっている場合には、該リムーバブルディスクドライブ装置を稼働状態に制御し、インタフェースを介して外部機器から電力供給が可能な状態なっていない場合には、該リムーバブルディスクドライブ装置を待機状態に制御する。
【0027】
また、この制御手段101は、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行う。さらに、この制御手段101は、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、記録媒体の排出が完了するまでの間は、電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【0028】
102はセルフパワー方式として外部のACアダプタなどの電源手段からの電力供給を受ける外部電源端子である。なお、この電源供給端子からリムーバブルディスクドライブ装置100内部の各部に必要な電力を供給する電力供給手段104については周知の電源供給機能を有するものである。
【0029】
なお、外部電源端子102は、インタフェースケーブル200を介した場合よりも大きな電力の供給を外部の電源手段から受けることが可能であることが望ましい。
【0030】
103はバスパワー方式としてインタフェースケーブルを介して電力供給を受けることと、インタフェースケーブルを介してデータ転送することとがケーブルを介して可能に構成されたバス端子である。
【0031】
104はリムーバブルディスクドライブ装置100各部に電源供給を行う電源供給手段である。なお、この電源供給手段104は、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、装置各部に電源供給を開始する。また、この電源供給手段104は、制御手段101から電源保持制御の指示を受けた場合には、この電源保持制御の指示が解除されるまでは、装置各部への電源供給を続行する。
【0032】
105は、ホストPC300との間でデータ転送と電力供給授受とがインタフェースケーブル200を介して可能に構成されている場合に、インタフェースケーブル200を介したホストPC300からの電力供給の有無を検知する電源供給検知手段である。
【0033】
106はインタフェースにおけるデータ転送を高速に行うための高速インタフェース回路である。この高速インタフェース106は、インタフェース端子103からの信号ラインを経由してデータ転送を行っている。
【0034】
107はセンサであり、該リムーバブルディスクドライブ装置100内に記録媒体10が装着されているか否かを検知する記録媒体検知手段を構成している。なお、記録媒体10に設けられた書き込み許可/禁止ノッチの状態を検出する書き込み可否状態検出手段用のセンサを、記録媒体検知手段として用いることも可能である。
【0035】
109は記録媒体10の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチである。このイジェクトスイッチ109の操作の結果は、制御手段101と電源供給手段104とに伝達される。
【0036】
110は光ディスクに対してリード/ライトする際に必要な信号処理を行う信号処理回路、111はリード/ライトする際のデータを一定の量だけ記憶しておくキャッシュメモリである。
【0037】
120は光ディスクに対して光を用いてリード/ライトするための光ピックアップ、121は光ピックアップ120を光ディスクの所定のトラックにアクセスさせるためのフォーカス制御やトラッキング制御を行うPU制御回路、122は光ピックアップ120でリード/ライトするためのリード/ライト回路である。
【0038】
130は光ピックアップ120を光ディスクの所望のトラックにトラックジャンプしてアクセスさせるためのシーク動作を行うためのリニアモータ、131はリニアモータ130を制御するリニアモータ制御回路である。
【0039】
140は光ディスクを回転駆動するスピンドルモータ140、141はスピンドルモータ140を所定の回転数で回転させる制御を行うスピンドルモータ制御回路である。
【0040】
142はイジェクトスイッチ109の操作に応じた制御手段101からの指示に基づいて、記録媒体10を装置外に排出するための機構を有する排出手段である。
【0041】
なお、以上の構成において、この制御手段101は、以下の▲1▼と▲2▼の制御を実行することを特徴としている。
【0042】
制御▲1▼:装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチ109を介して記録媒体10の排出の指示があった場合には、記録媒体排出手段142に対して記録媒体10を排出させる制御を行う。
【0043】
制御▲2▼:装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチ109を介して記録媒体10の排出の指示があった場合には、記録媒体10の排出が完了するまでの間は、電源供給手段104に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【0044】
ここで、図2のフローチャート、図3のフローチャート、図4の状態説明図を参照して、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100の動作説明を行う。
【0045】
なお、図4の状態説明図は、制御手段101と電源供給手段104との制御によって、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100がどのような状況にあるかを、模式的に示す状態説明図である。
【0046】
まず、VBUS供給による電源制御の例を先に説明し、次に本実施の形態例の特徴部分であるイジェクトスイッチの操作に基づく制御について説明することにする。
【0047】
〈VBUS供給による電源制御〉
まず、リムーバブルディスクドライブ装置100には、ACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされておらず、このため、制御手段101の制御によって動作が停止した状態になっている(図2ステップ1)。また、この状態では、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部にも電源の供給がなされていない。
【0048】
ここで、リムーバブルディスクドライブ装置100にACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされると(図2ステップ2でY)、制御手段101は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部を「待機モード」として最低限の部位のみを低速の動作クロックで動作させる。すなわち、インタフェース回路106や信号処理回路110などを停止させておく。また、光ピックアップ120やスピンドルモータ140およびそれらの制御回路なども停止させておく。なお、電源供給手段104と電源供給検知手段105とは動作させておく。このような待機モードの動作により、消費電力は最低限の状態になっている。なお、このような待機モードの状態をVBUSによる電源供給があるまで実行する(図2ステップ4でN)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。
【0049】
なお、制御手段101は、電力供給検知手段105の検知結果を参照し、インタフェースを介してホストPC300から電力供給が可能な状態になっているかを定期的に調べている(図2ステップ4)。なお、このインタフェース内の電源供給用のピンがVBUSである。
【0050】
ここで、VBUSがオフ(図2ステップ4でN)であれば、ホストPC300が動作状態にないことを意味しているので、制御手段101はリムーバブルディスクドライブ装置100の待機モードを維持する。
【0051】
そして、電力供給検知手段105の検知結果を参照し、インタフェースを介してホストPC300から電力供給が可能な状態になっている(図2ステップ4でY)場合には、制御手段101は、該リムーバブルディスクドライブ装置100を稼働状態に移行させる制御を実行する。
【0052】
すなわち、電源供給手段104は制御手段101の制御に基づいてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部に電源供給を開始する(図2ステップ5)。この状態は、図4(b)に示す状態▲2▼である。
【0053】
さらに、制御手段101は、電源供給手段104に対して、電源供給状態を保持する電源保持制御を行う(図2ステップ6:電源保持制御ON)。この状態は、図4(c)に示す状態▲3▼である。
【0054】
ここで、制御手段101から電源保持制御の指示を受けた電源供給手段104は、この電源保持制御の指示が解除されるまでは、装置各部への電源供給を続行する。
【0055】
また、制御手段101は、必要に応じてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部を初期化し、ホストPC300側からの指示に基づいて、通常の記録媒体のリード/ライトの動作を実行する。この際に制御手段101は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部を「稼働モード」として全体を通常の動作クロックで動作させている。このような稼働モードの動作により、消費電力は通常の定格の状態になっている。
【0056】
また、この制御手段101の制御によって稼働モードになったリムーバブルディスクドライブ装置100では、インタフェース回路106がホストPC300と通信を開始することにより、ホストPC300側にリムーバブルディスクドライブ装置100が認識されることとなる。
【0057】
この稼働モードにおいても、制御手段101は、電力供給検知手段105の検知結果を参照し、インタフェースのVBUSを介してホストPC300から電力供給が可能な状態になっているかを定期的に調べる(図2ステップ7)。
【0058】
また、ここで、VBUSがオフ(図2ステップ7でY)になっていれば、ホストPC300が動作状態になくなったことを意味しているので、制御手段101は、必要に応じて、スピンダウン処理により記録媒体10を停止させる(図2ステップ8)。この状態は、図4(f)に示す状態▲6▼である。
【0059】
そして、制御手段101はリムーバブルディスクドライブ装置100のインタフェース回路106を停止させる。また、制御手段101は、キャッシュメモリ111内に、未記録のデータが存在していないか、スピンダウン処理は完了したか、等を確認する。このようにして、電源切断の準備が整った時点で(図2ステップ8でY)、電源保持制御を解除する(図2ステップ9:電源保持制御OFF)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。ここで、電源供給手段104は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部への電源供給を停止する(図2ステップ10)。
【0060】
〈電源非投入時におけるイジェクト制御〉
ここでは、VBUSがオフになっている状態であって、リムーバブルディスクドライブ装置100の電源も投入されていない状態で、イジェクトスイッチの操作があった場合について説明を行う。
【0061】
まず、リムーバブルディスクドライブ装置100には、ACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされておらず、このため、制御手段101の制御によって動作が停止した状態になっている(図3ステップ1)。また、この状態では、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部にも電源の供給がなされていない。
【0062】
ここで、リムーバブルディスクドライブ装置100にACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされると(図3ステップ2でY)、制御手段101は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部を「待機モード」として最低限の部位のみを低速の動作クロックで動作させる。すなわち、インタフェース回路106や信号処理回路110などを停止させておく。また、光ピックアップ120やスピンドルモータ140およびそれらの制御回路なども停止させておく。なお、電源供給手段104と電源供給検知手段105とは動作させておく。このような待機モードの動作により、消費電力は最低限の状態になっている。
【0063】
なお、このような待機モードの状態を、制御手段101の制御により、イジェクトスイッチの操作があるまで実行する(図3ステップ4でN)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。
【0064】
なお、制御手段101は、イジェクトスイッチ109が接続された入力ポートの状況を参照し、イジェクトスイッチ109の操作がなされたか否かを定期的に調べている(図3ステップ4)。
【0065】
ここで、イジェクトスイッチ109の操作がなければ(図3ステップ4でN)、制御手段101はリムーバブルディスクドライブ装置100の待機モードを維持する。
【0066】
そして、イジェクトスイッチ109の操作が一瞬でもあれば(図3ステップ4でY)場合には、制御手段101は、該リムーバブルディスクドライブ装置100を稼働状態に移行させる制御を実行する。
【0067】
すなわち、電源供給手段104は制御手段101の制御に基づいてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部に電源供給を開始する(図3ステップ5)。この状態は、図4(d)に示す状態▲4▼である。なお、この実施の形態例においては、後述するイジェクト動作が目的であるので、少なくとも、記録媒体排出手段142への電源供給を行う。
【0068】
さらに、制御手段101は、電源供給手段104に対して、電源供給状態を保持する電源保持制御を行う(図3ステップ6:電源保持制御ON)。この状態は、図4(e)に示す状態▲5▼である。
【0069】
ここで、制御手段101から電源保持制御の指示を受けた電源供給手段104は、この電源保持制御の指示が解除されるまでは、装置各部への電源供給を続行する。
【0070】
また、制御手段101は、必要に応じてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部を初期化し、記録媒体排出手段142によって記録媒体10を装置外に排出するイジェクト動作を実行する(図3ステップ7)。
【0071】
このイジェクト動作において、制御手段101は、センサ107の検知結果を参照し、イジェクト動作が完了した状態になっているかを調べる(図3ステップ8)。
【0072】
なお、この状態は、図4(f)に示す状態▲6▼である。すなわち、イジェクトスイッチ109の操作が一瞬であったとしても、電源保持制御によって電源供給が安定してなされているので、イジェクト動作も安定して実行できる。すなわち、イジェクト動作が中断してしまうことがない。また、ユーザに対してイジェクトスイッチ109を長押しさせる必要もない。
【0073】
そして、制御手段101はイジェクト動作をはじめとした各種処理が完了したか等を確認し、電源切断の準備が整った時点で(図3ステップ8でY)、電源供給手段104に対する電源保持制御を解除する(図3ステップ9:電源保持制御OFF)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。ここで、電源供給手段104は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部への電源供給を停止する(図3ステップ10)。
【0074】
以上説明したように、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100によれば、リムーバブルディスクドライブ装置100に電源が投入されていない状態であっても記録媒体10の排出が可能になる。また、このイジェクト動作には、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になるため、操作性が向上する。
【0075】
また、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100では、電源保持制御を行うようにしているので、イジェクトスイッチの操作が一瞬であったとしても、イジェクト動作が中断することなく、電源保持制御によって安定した記録媒体排出が実行できる。すなわち、ユーザに対して、イジェクトスイッチ109を、イジェクト動作が終わるまで長押しさせる必要がなくなる。このため、面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0076】
〈その他の実施の形態例〉
また、他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスとして、USBを具体例にしたが、IEEE1943などの他のインタフェースに適用することも可能である。
【0077】
また、挿抜可能な状態で扱える光磁気(MO)ディスクや光ディスクなどに限られず、各種のリムーバブルディスクを用いるリムーバブルディスクドライブ装置に本実施の形態例を適用することが可能である。
【0078】
また、コンピュータ機器に限らず、家庭用や車載用の各種オーディオ機器やビジュアル機器やゲーム機器などの各種機器に本実施の形態例を適用することも可能である。
【0079】
【発明の効果】
以上、実施の形態例により詳細に説明したように、本発明では、以下に述べるような効果が得られる。
【0080】
(1)請求項1記載の発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行う。これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0081】
(2)請求項2記載の発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間は電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、イジェクトスイッチの操作が一瞬であったとしても、電源保持制御によって安定した記録媒体排出が実行できる。さらに、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置の電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例における動作状態を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態例における動作状態を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態例における動作状態を示す状態説明図である。
【図5】バスパワー方式の接続を説明するための説明図である。
【図6】セルフパワー方式の接続を説明するための説明図である。
【符号の説明】
100 リムーバブルディスクドライブ装置
101 制御手段
102 外部電源端子
103 インタフェース端子
104 電力供給手段
105 電力供給検知手段
106 インタフェース回路
107 センサ(記録媒体検知手段)
109 イジェクトスイッチ
110 信号処理回路
111 キャッシュメモリ
120 光ピックアップ
121 PU制御回路
122 リード/ライト回路
130 リニアモータ
131 リニアモータ制御回路
140 スピンドルモータ
141 スピンドルモータ制御回路
142 記録媒体排出手段
【発明の属する技術分野】
本発明は挿抜自在な記録媒体を用いるリムーバブルディスクドライブ装置に関し、特に、他の機器(PC)との間でデータ転送と電力供給授受とが可能に構成されたUSBなどのバスを備えたリムーバブルディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光磁気(MO)ディスクや光ディスクなどを挿抜可能な状態で扱えるリムーバブルディスクドライブ装置などのコンピュータ周辺機器の場合、コンピュータなどの他の機器(ホストPC)との間でデータ転送と電力供給授受とが可能に構成されたUSB(Universal Serial Bus)などのバスを備えたものが存在している。
【0003】
このような周辺機器としてのリムーバブルディスクドライブ装置100をUSBインタフェースによりホストPC300に接続する場合、図5に示すように、USBインタフェースケーブル200により接続する。
【0004】
この図5のように接続することで、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100でのデータ転送と、ホストPC300からリムーバブルディスクドライブ装置100への電力供給とを、USBインタフェースケーブル200によって同時に行うことが可能になる。なお、このような接続は、バスパワー方式と呼ばれている。
【0005】
また、USBインタフェースの場合、Data+,Data−,GND,VBUSのピンアサインが定められており、VBUSのピンを介して5V,0.5A(2.5W)までの電力を供給することが可能なように規格が定められている。
【0006】
一方、2.5W以上の電力が必要となる場合には、図6に示すようなセルフパワー方式と呼ばれる接続を行う。すなわち、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100の間でUSBインタフェースケーブル200でデータ転送を行い、リムーバブルディスクドライブ装置100の電力はACアダプタ400などの専用電源を用意する。
【0007】
従来のリムーバブルディスクドライブ装置では、電源スイッチによって電源ON/OFFをするものが存在している(▲1▼)。また、従来のリムーバブルディスクドライブ装置として、電源スイッチによって電源ON/OFFをする代わりに、バスを介してホストPCから電力供給される端子の電圧を監視しておき、その電圧の有無で電源ON/OFFをするものが存在している(▲2▼)。
【0008】
すなわち、バスの所定の端子に電圧が現れれば、ホストPCが稼働しており、ホストPCとリムーバブルディスクドライブ装置との間のインタフェースケーブルも接続されていることを意味している。また、バスの所定の端子に電圧が無くなれば、ホストPCが停止するか、あるいは、ホストPCとリムーバブルディスクドライブ装置との間のインタフェースケーブルが抜かれたことを意味している。
【0009】
なお、リムーバブルディスクドライブ装置において、以上の▲2▼のように電源の管理を行うことが、本件出願人が既に出願した以下の特許文献1に述べられている。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−350548号公報(第3頁〜第5頁、図1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リムーバブルディスクドライブ装置の電源がオフの状態で、記録媒体の排出だけを行いたいという要望もある。このような場合、リムーバブルディスクドライブ装置の電源を投入してから、イジェクトスイッチを操作する必要があり、操作性が良くないという問題があった。また、記録媒体の排出後に再度電源スイッチにより電源を切断する必要もあり、操作が繁雑になり、操作性は良くなかった。
【0012】
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであって、電源が投入されていない状態でも記録媒体の排出が可能なリムーバブルディスクドライブ装置を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記の課題を解決する手段としての本願発明は以下に述べるようなものである。
【0014】
(1)請求項1記載の発明は、他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備え、挿抜自在な記録媒体が用いられるリムーバブルディスクドライブ装置であって、記録媒体の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチと、記録媒体の排出を実行する記録媒体排出手段と、装置各部に電源を供給する電源供給手段と、装置各部の動作状態を制御する制御手段と、を備え、前記電源供給手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、前記記録媒体排出手段に対して、記録媒体を排出する制御を行う、ことを特徴とするリムーバブルディスクドライブ装置である。
【0015】
この発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行う。
【0016】
これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0017】
(2)請求項2記載の発明は、他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備え、挿抜自在な記録媒体が用いられるリムーバブルディスクドライブ装置であって、記録媒体の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチと、記録媒体の排出を実行する記録媒体排出手段と、装置各部に電源を供給する電源供給手段と、装置各部の動作状態を制御する制御手段と、を備え、前記電源供給手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、前記記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出する制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間、前記電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う、ことを特徴とするリムーバブルディスクドライブ装置である。
【0018】
この発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、前記制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間は電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【0019】
これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、イジェクトスイッチの操作が一瞬であったとしても、電源保持制御によって安定した記録媒体排出が実行できる。さらに、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態例では、コンピュータ(ホストPC)などの他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備えたリムーバブルディスクドライブ装置を具体例として説明する。
【0021】
また、他の機器(PC)との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスとしては、USB(Universal Serial Bus)を具体例に用いて説明を行う。
【0022】
図1は本発明の第1の実施の形態例の構成を示すブロック図である。この図1において、10はリムーバブルディスクドライブ装置において挿抜可能な状態で扱える光磁気(MO)ディスクや光ディスクなどの記録媒体である。
【0023】
100は本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置であり、USBインタフェースなどによりコンピュータ(ホストPC)に接続されるMOドライブ装置などの周辺機器の一種である。
【0024】
また、200は、リムーバブルディスクドライブ装置100とホストPCとを接続するインタフェースケーブルであり、300はインタフェースケーブル200によりリムーバブルディスクドライブ装置100と接続されるホストPC(パーソナルコンピュータ等)である。
【0025】
なお、以上のリムーバブルディスクドライブ装置100は、この図1のように接続することで、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100でのデータ転送と、ホストPC300からリムーバブルディスクドライブ装置100への電力供給とを、インタフェースケーブル200によって同時に行うことが可能に構成されている。また、図6に示したように、PC300とリムーバブルディスクドライブ装置100の間でUSBインタフェースケーブル200でデータ転送を行い、リムーバブルディスクドライブ装置100の電力はACアダプタ(図示せず)などの専用電源を接続することも可能である。
【0026】
101はリムーバブルディスクドライブ装置100の各部の動作状態を制御する制御手段であり、この制御手段101は、後述するように、電力供給検知手段の検知結果と記録媒体検知手段の検知結果とを参照し、インタフェースを介して外部機器から電力供給が可能な状態になっている場合には、該リムーバブルディスクドライブ装置を稼働状態に制御し、インタフェースを介して外部機器から電力供給が可能な状態なっていない場合には、該リムーバブルディスクドライブ装置を待機状態に制御する。
【0027】
また、この制御手段101は、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行う。さらに、この制御手段101は、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、記録媒体の排出が完了するまでの間は、電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【0028】
102はセルフパワー方式として外部のACアダプタなどの電源手段からの電力供給を受ける外部電源端子である。なお、この電源供給端子からリムーバブルディスクドライブ装置100内部の各部に必要な電力を供給する電力供給手段104については周知の電源供給機能を有するものである。
【0029】
なお、外部電源端子102は、インタフェースケーブル200を介した場合よりも大きな電力の供給を外部の電源手段から受けることが可能であることが望ましい。
【0030】
103はバスパワー方式としてインタフェースケーブルを介して電力供給を受けることと、インタフェースケーブルを介してデータ転送することとがケーブルを介して可能に構成されたバス端子である。
【0031】
104はリムーバブルディスクドライブ装置100各部に電源供給を行う電源供給手段である。なお、この電源供給手段104は、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、装置各部に電源供給を開始する。また、この電源供給手段104は、制御手段101から電源保持制御の指示を受けた場合には、この電源保持制御の指示が解除されるまでは、装置各部への電源供給を続行する。
【0032】
105は、ホストPC300との間でデータ転送と電力供給授受とがインタフェースケーブル200を介して可能に構成されている場合に、インタフェースケーブル200を介したホストPC300からの電力供給の有無を検知する電源供給検知手段である。
【0033】
106はインタフェースにおけるデータ転送を高速に行うための高速インタフェース回路である。この高速インタフェース106は、インタフェース端子103からの信号ラインを経由してデータ転送を行っている。
【0034】
107はセンサであり、該リムーバブルディスクドライブ装置100内に記録媒体10が装着されているか否かを検知する記録媒体検知手段を構成している。なお、記録媒体10に設けられた書き込み許可/禁止ノッチの状態を検出する書き込み可否状態検出手段用のセンサを、記録媒体検知手段として用いることも可能である。
【0035】
109は記録媒体10の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチである。このイジェクトスイッチ109の操作の結果は、制御手段101と電源供給手段104とに伝達される。
【0036】
110は光ディスクに対してリード/ライトする際に必要な信号処理を行う信号処理回路、111はリード/ライトする際のデータを一定の量だけ記憶しておくキャッシュメモリである。
【0037】
120は光ディスクに対して光を用いてリード/ライトするための光ピックアップ、121は光ピックアップ120を光ディスクの所定のトラックにアクセスさせるためのフォーカス制御やトラッキング制御を行うPU制御回路、122は光ピックアップ120でリード/ライトするためのリード/ライト回路である。
【0038】
130は光ピックアップ120を光ディスクの所望のトラックにトラックジャンプしてアクセスさせるためのシーク動作を行うためのリニアモータ、131はリニアモータ130を制御するリニアモータ制御回路である。
【0039】
140は光ディスクを回転駆動するスピンドルモータ140、141はスピンドルモータ140を所定の回転数で回転させる制御を行うスピンドルモータ制御回路である。
【0040】
142はイジェクトスイッチ109の操作に応じた制御手段101からの指示に基づいて、記録媒体10を装置外に排出するための機構を有する排出手段である。
【0041】
なお、以上の構成において、この制御手段101は、以下の▲1▼と▲2▼の制御を実行することを特徴としている。
【0042】
制御▲1▼:装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチ109を介して記録媒体10の排出の指示があった場合には、記録媒体排出手段142に対して記録媒体10を排出させる制御を行う。
【0043】
制御▲2▼:装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチ109を介して記録媒体10の排出の指示があった場合には、記録媒体10の排出が完了するまでの間は、電源供給手段104に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。
【0044】
ここで、図2のフローチャート、図3のフローチャート、図4の状態説明図を参照して、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100の動作説明を行う。
【0045】
なお、図4の状態説明図は、制御手段101と電源供給手段104との制御によって、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100がどのような状況にあるかを、模式的に示す状態説明図である。
【0046】
まず、VBUS供給による電源制御の例を先に説明し、次に本実施の形態例の特徴部分であるイジェクトスイッチの操作に基づく制御について説明することにする。
【0047】
〈VBUS供給による電源制御〉
まず、リムーバブルディスクドライブ装置100には、ACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされておらず、このため、制御手段101の制御によって動作が停止した状態になっている(図2ステップ1)。また、この状態では、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部にも電源の供給がなされていない。
【0048】
ここで、リムーバブルディスクドライブ装置100にACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされると(図2ステップ2でY)、制御手段101は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部を「待機モード」として最低限の部位のみを低速の動作クロックで動作させる。すなわち、インタフェース回路106や信号処理回路110などを停止させておく。また、光ピックアップ120やスピンドルモータ140およびそれらの制御回路なども停止させておく。なお、電源供給手段104と電源供給検知手段105とは動作させておく。このような待機モードの動作により、消費電力は最低限の状態になっている。なお、このような待機モードの状態をVBUSによる電源供給があるまで実行する(図2ステップ4でN)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。
【0049】
なお、制御手段101は、電力供給検知手段105の検知結果を参照し、インタフェースを介してホストPC300から電力供給が可能な状態になっているかを定期的に調べている(図2ステップ4)。なお、このインタフェース内の電源供給用のピンがVBUSである。
【0050】
ここで、VBUSがオフ(図2ステップ4でN)であれば、ホストPC300が動作状態にないことを意味しているので、制御手段101はリムーバブルディスクドライブ装置100の待機モードを維持する。
【0051】
そして、電力供給検知手段105の検知結果を参照し、インタフェースを介してホストPC300から電力供給が可能な状態になっている(図2ステップ4でY)場合には、制御手段101は、該リムーバブルディスクドライブ装置100を稼働状態に移行させる制御を実行する。
【0052】
すなわち、電源供給手段104は制御手段101の制御に基づいてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部に電源供給を開始する(図2ステップ5)。この状態は、図4(b)に示す状態▲2▼である。
【0053】
さらに、制御手段101は、電源供給手段104に対して、電源供給状態を保持する電源保持制御を行う(図2ステップ6:電源保持制御ON)。この状態は、図4(c)に示す状態▲3▼である。
【0054】
ここで、制御手段101から電源保持制御の指示を受けた電源供給手段104は、この電源保持制御の指示が解除されるまでは、装置各部への電源供給を続行する。
【0055】
また、制御手段101は、必要に応じてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部を初期化し、ホストPC300側からの指示に基づいて、通常の記録媒体のリード/ライトの動作を実行する。この際に制御手段101は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部を「稼働モード」として全体を通常の動作クロックで動作させている。このような稼働モードの動作により、消費電力は通常の定格の状態になっている。
【0056】
また、この制御手段101の制御によって稼働モードになったリムーバブルディスクドライブ装置100では、インタフェース回路106がホストPC300と通信を開始することにより、ホストPC300側にリムーバブルディスクドライブ装置100が認識されることとなる。
【0057】
この稼働モードにおいても、制御手段101は、電力供給検知手段105の検知結果を参照し、インタフェースのVBUSを介してホストPC300から電力供給が可能な状態になっているかを定期的に調べる(図2ステップ7)。
【0058】
また、ここで、VBUSがオフ(図2ステップ7でY)になっていれば、ホストPC300が動作状態になくなったことを意味しているので、制御手段101は、必要に応じて、スピンダウン処理により記録媒体10を停止させる(図2ステップ8)。この状態は、図4(f)に示す状態▲6▼である。
【0059】
そして、制御手段101はリムーバブルディスクドライブ装置100のインタフェース回路106を停止させる。また、制御手段101は、キャッシュメモリ111内に、未記録のデータが存在していないか、スピンダウン処理は完了したか、等を確認する。このようにして、電源切断の準備が整った時点で(図2ステップ8でY)、電源保持制御を解除する(図2ステップ9:電源保持制御OFF)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。ここで、電源供給手段104は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部への電源供給を停止する(図2ステップ10)。
【0060】
〈電源非投入時におけるイジェクト制御〉
ここでは、VBUSがオフになっている状態であって、リムーバブルディスクドライブ装置100の電源も投入されていない状態で、イジェクトスイッチの操作があった場合について説明を行う。
【0061】
まず、リムーバブルディスクドライブ装置100には、ACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされておらず、このため、制御手段101の制御によって動作が停止した状態になっている(図3ステップ1)。また、この状態では、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部にも電源の供給がなされていない。
【0062】
ここで、リムーバブルディスクドライブ装置100にACアダプタ(図示せず)などから電源供給がなされると(図3ステップ2でY)、制御手段101は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部を「待機モード」として最低限の部位のみを低速の動作クロックで動作させる。すなわち、インタフェース回路106や信号処理回路110などを停止させておく。また、光ピックアップ120やスピンドルモータ140およびそれらの制御回路なども停止させておく。なお、電源供給手段104と電源供給検知手段105とは動作させておく。このような待機モードの動作により、消費電力は最低限の状態になっている。
【0063】
なお、このような待機モードの状態を、制御手段101の制御により、イジェクトスイッチの操作があるまで実行する(図3ステップ4でN)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。
【0064】
なお、制御手段101は、イジェクトスイッチ109が接続された入力ポートの状況を参照し、イジェクトスイッチ109の操作がなされたか否かを定期的に調べている(図3ステップ4)。
【0065】
ここで、イジェクトスイッチ109の操作がなければ(図3ステップ4でN)、制御手段101はリムーバブルディスクドライブ装置100の待機モードを維持する。
【0066】
そして、イジェクトスイッチ109の操作が一瞬でもあれば(図3ステップ4でY)場合には、制御手段101は、該リムーバブルディスクドライブ装置100を稼働状態に移行させる制御を実行する。
【0067】
すなわち、電源供給手段104は制御手段101の制御に基づいてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部に電源供給を開始する(図3ステップ5)。この状態は、図4(d)に示す状態▲4▼である。なお、この実施の形態例においては、後述するイジェクト動作が目的であるので、少なくとも、記録媒体排出手段142への電源供給を行う。
【0068】
さらに、制御手段101は、電源供給手段104に対して、電源供給状態を保持する電源保持制御を行う(図3ステップ6:電源保持制御ON)。この状態は、図4(e)に示す状態▲5▼である。
【0069】
ここで、制御手段101から電源保持制御の指示を受けた電源供給手段104は、この電源保持制御の指示が解除されるまでは、装置各部への電源供給を続行する。
【0070】
また、制御手段101は、必要に応じてリムーバブルディスクドライブ装置100の各部を初期化し、記録媒体排出手段142によって記録媒体10を装置外に排出するイジェクト動作を実行する(図3ステップ7)。
【0071】
このイジェクト動作において、制御手段101は、センサ107の検知結果を参照し、イジェクト動作が完了した状態になっているかを調べる(図3ステップ8)。
【0072】
なお、この状態は、図4(f)に示す状態▲6▼である。すなわち、イジェクトスイッチ109の操作が一瞬であったとしても、電源保持制御によって電源供給が安定してなされているので、イジェクト動作も安定して実行できる。すなわち、イジェクト動作が中断してしまうことがない。また、ユーザに対してイジェクトスイッチ109を長押しさせる必要もない。
【0073】
そして、制御手段101はイジェクト動作をはじめとした各種処理が完了したか等を確認し、電源切断の準備が整った時点で(図3ステップ8でY)、電源供給手段104に対する電源保持制御を解除する(図3ステップ9:電源保持制御OFF)。この状態は、図4(a)に示す状態▲1▼である。ここで、電源供給手段104は、リムーバブルディスクドライブ装置100の各部への電源供給を停止する(図3ステップ10)。
【0074】
以上説明したように、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100によれば、リムーバブルディスクドライブ装置100に電源が投入されていない状態であっても記録媒体10の排出が可能になる。また、このイジェクト動作には、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になるため、操作性が向上する。
【0075】
また、本実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置100では、電源保持制御を行うようにしているので、イジェクトスイッチの操作が一瞬であったとしても、イジェクト動作が中断することなく、電源保持制御によって安定した記録媒体排出が実行できる。すなわち、ユーザに対して、イジェクトスイッチ109を、イジェクト動作が終わるまで長押しさせる必要がなくなる。このため、面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0076】
〈その他の実施の形態例〉
また、他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスとして、USBを具体例にしたが、IEEE1943などの他のインタフェースに適用することも可能である。
【0077】
また、挿抜可能な状態で扱える光磁気(MO)ディスクや光ディスクなどに限られず、各種のリムーバブルディスクを用いるリムーバブルディスクドライブ装置に本実施の形態例を適用することが可能である。
【0078】
また、コンピュータ機器に限らず、家庭用や車載用の各種オーディオ機器やビジュアル機器やゲーム機器などの各種機器に本実施の形態例を適用することも可能である。
【0079】
【発明の効果】
以上、実施の形態例により詳細に説明したように、本発明では、以下に述べるような効果が得られる。
【0080】
(1)請求項1記載の発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行う。これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【0081】
(2)請求項2記載の発明では、装置各部に電源供給がなされていない状態でイジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合には、電源供給手段は装置各部に電源供給を開始し、制御手段は、記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出させる制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間は電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う。これにより、リムーバブルディスクドライブ装置に電源が投入されていない状態であっても記録媒体の排出が可能になる。また、イジェクトスイッチの操作が一瞬であったとしても、電源保持制御によって安定した記録媒体排出が実行できる。さらに、電源投入や電源切断などの面倒な操作が不要になり操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例のリムーバブルディスクドライブ装置の電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例における動作状態を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態例における動作状態を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態例における動作状態を示す状態説明図である。
【図5】バスパワー方式の接続を説明するための説明図である。
【図6】セルフパワー方式の接続を説明するための説明図である。
【符号の説明】
100 リムーバブルディスクドライブ装置
101 制御手段
102 外部電源端子
103 インタフェース端子
104 電力供給手段
105 電力供給検知手段
106 インタフェース回路
107 センサ(記録媒体検知手段)
109 イジェクトスイッチ
110 信号処理回路
111 キャッシュメモリ
120 光ピックアップ
121 PU制御回路
122 リード/ライト回路
130 リニアモータ
131 リニアモータ制御回路
140 スピンドルモータ
141 スピンドルモータ制御回路
142 記録媒体排出手段
Claims (2)
- 他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備え、挿抜自在な記録媒体が用いられるリムーバブルディスクドライブ装置であって、
記録媒体の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチと、
記録媒体の排出を実行する記録媒体排出手段と、
装置各部に電源を供給する電源供給手段と、
装置各部の動作状態を制御する制御手段と、を備え、
前記電源供給手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、装置各部に電源供給を開始し、
前記制御手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、前記記録媒体排出手段に対して、記録媒体を排出する制御を行う、
ことを特徴とするリムーバブルディスクドライブ装置。 - 他の機器との間でデータ転送と電力供給授受とがケーブルを介して可能に構成されたバスを備え、挿抜自在な記録媒体が用いられるリムーバブルディスクドライブ装置であって、
記録媒体の排出の指示が入力されるイジェクトスイッチと、
記録媒体の排出を実行する記録媒体排出手段と、
装置各部に電源を供給する電源供給手段と、
装置各部の動作状態を制御する制御手段と、を備え、
前記電源供給手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、装置各部に電源供給を開始し、
前記制御手段は、装置各部に電源供給がなされていない状態で該イジェクトスイッチを介して記録媒体の排出の指示があった場合に、前記記録媒体排出手段に対して記録媒体を排出する制御を行うと共に、該記録媒体の排出が完了するまでの間、前記電源供給手段に対して電源供給状態を保持する電源保持制御を行う、ことを特徴とするリムーバブルディスクドライブ装置。
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Cited By (5)
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