JP2009187168A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】フォント情報を電子文書内に登録することが要求される場合にあって、縦書き用のフォントと横書き用のフォントを共有化してフォント情報を削減した上で、縦書きと横書きが混在するような文書に対応する情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置の受付手段は、文字形状が横書き用及び縦書き用で同じフォントである共有フォントを受け付け、横書情報付与手段は、前記受付手段によって受け付けられたフォントを、横書き用フォントとして参照できる情報を付与し、縦書情報付与手段は、前記受付手段によって受け付けられたフォントを、縦書き用フォントとして参照できる情報を付与し、フォント情報生成手段は、前記受付手段によって受け付けられたフォントに基づいて、前記横書情報付与手段又は前記縦書情報付与手段によって付与された情報とともにフォント情報を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
電子ドキュメントを記述できる電子ドキュメントフォーマットが存在する。例えば、PDF(Portable Document Format)(登録商標)といわれるものがある。
この電子ドキュメントフォーマットでは、その電子ドキュメント内で用いられている文字のフォントを登録することができる。なお、フォントとは、印刷又は画面表示等に利用される文字の書体であって、フォントは文字の描画の方法によって、文字の形をドットでもつドットマトリックスフォントと、文字の輪郭を情報としてもつアウトラインフォントに分類される。本件明細書においては、フォントは、ドットマトリックスフォント、アウトラインフォントのいずれであってもよい。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、フォントデータのデータ量の減縮と入れ替え時間の削減を図ることを目的とし、例えば横書き用のフォントデータを母体にし、これに、縦書き用フォントデータの各文字パターンデータの中で、横書き用には含まれていないものだけを抜き出して加え、この一本化したフォントデータの各文字パターンに、識別子を付して第2のテーブルを生成し、別に、この識別子と文字コードとの関係を規定する第1のテーブルを、横書き用、縦書き用夫々別個に生成し、例えば横書きの文字パターンが要求されたら、要求に係る文字コードをキーワードとし、対応する識別子を横書き用の第1のテーブルから読み出し、これをキーワードとし、対応する横書き用の文字パターンを第2の対応テーブルから読み出すことが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、入力された文字を縦方向又は横方向に迅速に表示することができるようにすることを目的とし、キーボードが操作され、所定のキーが入力されると、処理部により対応する文字コードが認識され、記憶部に記憶されたフォントファイルより対応するフォントが読み出され、表示部に表示される。フォントファイルは、漢字に対応するフォントとそれ以外の文字に対応する縦書き専用のフォント及び横書き専用のフォントから構成され、各フォントのフォントファイル上での位置は簡単な計算により求めることができるため、高速なアクセスが可能であることが開示されている。
特開平06−043844号公報 特開平08−263046号公報
ところで、フォント情報を電子文書内に登録することが要求される場合がある。そのような場合に、縦書き用のフォントと横書き用のフォントを共有化しただけでは、縦書きと横書きが混在するような文書に対応することができない。
本発明は、かかる課題を解決するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、文字形状が横書き用及び縦書き用で同じフォントである共有フォントを受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられたフォントを、縦書き用フォントとして参照できる情報を付与する縦書情報付与手段と、前記受付手段によって受け付けられたフォントを、横書き用フォントとして参照できる情報を付与する横書情報付与手段と、前記受付手段によって受け付けられたフォントに基づいて、前記縦書情報付与手段又は前記横書情報付与手段によって付与された情報とともにフォント情報を生成するフォント情報生成手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記フォント情報生成手段によって生成されたフォント情報、文書を構成する文字の位置、該文字のサイズ、該文字の色、又は該文字の前記フォント情報を参照できる情報に基づいて、該文書を構成するための情報を生成する文書構成情報生成手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記受付手段が受け付けた共有フォントの文字を一意に識別できる文字識別子を付与する文字識別子付与手段と、前記フォント情報生成手段によって生成されたフォント情報及び前記文字識別子付与手段によって付与された文字識別子の文字のフォント情報を参照できる情報に基づいて、該文書を構成するための情報を生成する文書構成情報生成手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記文書を構成する文字を含む文字列は、横書きの又は縦書きの方向の文字列であるかを認識する文字列方向認識手段をさらに具備し、前記文書構成情報生成手段は、さらに、前記文字列方向認識手段による認識結果、前記文字の位置、該文字のサイズ、該文字の色、該文字の前記フォント情報を参照できる情報に基づいて、該文書を構成するための情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、複数の文字を代表する代表文字を生成する代表文字生成手段と、前記共通フォント情報生成手段は、前記代表文字生成手段によって生成された代表文字を共有フォントとして受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、コンピュータを、文字形状が横書き用及び縦書き用で同じフォントである共有フォントを受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられたフォントを、縦書き用フォントとして参照できる情報を付与する縦書情報付与手段と、前記受付手段によって受け付けられたフォントを、横書き用フォントとして参照できる情報を付与する横書情報付与手段と、前記受付手段によって受け付けられたフォントに基づいて、前記縦書情報付与手段又は前記横書情報付与手段によって付与された情報とともにフォント情報を生成するフォント情報生成手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、フォント情報を電子文書内に登録することが要求される場合にあって、縦書き用のフォントと横書き用のフォントを共有化してフォント情報を削減した上で、縦書きと横書きが混在するような文書に対応することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、縦書きと横書きが混在するような文書を構成することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、他のアプリケーションに用いることができる文字識別子を用いて文書を構成することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、縦書きと横書きが混在し、その縦書きであるか横書きであるかが予め判明していない場合でも文書を構成することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、さらに、フォント情報を削減することができる。
請求項6の情報処理プログラムによれば、フォント情報を電子文書内に登録することが要求される場合にあって、縦書き用のフォントと横書き用のフォントを共有化し、縦書きと横書きが混在するような文書に対応することができる。
まず、電子ドキュメントを記述できる電子ドキュメントフォーマットにおける横書き、縦書きのフォントの取り扱いについて説明する。
電子ドキュメントでは、PC(Personal Computer)上で、電子的に文書を閲覧することが行われる。
電子的に文書を閲覧する場合に、電子文書に記述されているテキスト情報をPC上で選択し、複写・貼り付け(コピー&ペースト)等の処理が行われる。
テキスト情報をPC上で選択する(例えば、電子ドキュメントを閲覧しているディスプレイ上に表示されているテキスト位置でマウスを左クリックしながらテキスト位置を右に移動させる等の動作でテキスト情報を選択することができる)場合、選択したテキストの領域が反転して、どのテキスト情報を選択しているかを示すようなビューワが存在している。なお、選択動作によって白黒が反転した状態のテキスト領域を、以下、反転矩形形状ともいう。
例えば、図2に示す例のようにテキスト情報である「あいう」(文字列210)が表示されている電子ドキュメント200があり、その「あいう」のテキスト情報をPC上で選択すると、図3に示す例の電子ドキュメント200内の選択文字列310のように、「あいう」の部分が反転して、「あいう」が選択されたことをユーザに示すことができる。
又は、前述のようにテキスト情報を選択した状態で、PC上でコピー&ペーストを行うと、別のファイル上に「あいう」というテキスト情報をコピーすることが可能となる。図4に示す例のように、ワードプロセッサ等のような別のアプリケーションファイル(電子ドキュメント400)上に、テキスト情報(文字列410)をペーストすることができる。
次に、このような電子ドキュメント内の文字形状を指定するため、PDFなどのように、フォント情報を電子ドキュメント内に包含させることができるものがある。つまり、電子ドキュメントを印刷又は画面表示する場合に、電子ドキュメントを作成するユーザの意図通りの文字形状を復元するために、電子ドキュメント内にフォント情報(文字形状情報)を埋め込んでしまうものである。このように電子ドキュメント内にフォント情報を埋め込んでしまうことによって、同一のフォント情報を持っていない電子ドキュメントの受け手(プリンタやPC等)が、電子ドキュメントの作成者と同じ文字形状を復元することができるようになる。
電子ドキュメント内に埋め込むべきフォントには、縦書き用のフォントである縦書き用フォントと横書き用のフォントである横書き用フォントが存在している。
電子ドキュメント内でテキスト情報を選択する場合、縦書き用フォントの場合と横書き用フォントの場合で動作が異なる。
例えば、図2に示した例の「あいう」(文字列210)が横書き用フォントで記述されている場合、「あいう」は1行の文字列としてビューワが認識する。そのため、図3に示した例のように、反転矩形形状が一つの長方形として整った形状となる。
ところが、図2に示した例の「あいう」(文字列210)が縦書き用フォントで記述されている場合、ビューワによっては、「あいう」が、3列の縦書きの文字列として認識されてしまう。その結果、反転矩形形状の品質が劣化することが起こりえる。
反転矩形形状の品質の劣化には2通りがある。
第1に、図5に示す例のように、各文字の反転矩形形状(選択矩形510、520、530)の間、つまり「あいう」の間に空白が発生してしまう場合がある。
第2に、図6に示す例のように、「あ」、「い」、「う」のそれぞれの反転矩形形状の上端の位置と、下端の位置が揃わなくなる場合がある。
さらに、図2に示した例の「あいう」が縦書き用フォントで記述されている場合、コピー&ペーストされたテキスト情報の品質も劣化してしまう。
「あいう」が横書き用フォントで記述されている場合、ペースト先の表示結果は、図4に示した例のように、作業者の意図したものになる。
しかし、「あいう」が縦書き用フォントで記述されている場合、ビューワが3列の縦書きの文字列として認識してしまい、改行コードが挿入されて、図7に示す例のように、電子ドキュメント700内に、3行の文字(文字列710、720、730)としてペーストされてしまうということが発生する。
前述の例は、横書きのテキスト情報を縦書き用フォントで記述した場合の不具合の例である。
同様に、縦書きのテキスト情報を横書き用フォントで記述した場合にも、同様の不具合が発生する。つまり、1つ目に、反転矩形形状の間に空白が発生する。2つ目に、反転矩形形状の左端と右端の位置が揃わなくなる。そして、3つ目に、1列の文字列が、複数行の横文字列として認識されてしまう結果、行ごとに改行コードが挿入されてしまう。
このような不具合を起こさないためには、横書きテキスト情報の文字列は、横書き用フォントで記述し、縦書きテキスト情報の文字列は、縦書き用フォントで記述すればよい。
ところが、電子ドキュメントにフォント情報を埋め込む場合に、単に横書き用フォントと縦書き用フォントの2つのフォントを埋め込む場合は、ファイルサイズが増大してしまう。
背景技術で示したように、横書き用フォントと縦書き用フォントの共通部分を抽出し、共通部分は重複しないように保持することで、ファイルサイズを低減させようとするものがある。
しかしながら、電子ドキュメントにフォントデータを埋め込む場合、縦書き用フォントと横書き用フォントを共有化してしまうと、各文字が縦書きであるか、横書きであるかという情報が失われてしまう。ビューワが文字の横書きか縦書きかを認識する機能を持っていれば解決できる場合もある。しかし、この解決方法は、ビューワの仕様に依存することになってしまうもので、電子ドキュメントの作成時に解決するものではない。しかも、ビューワが行う文字の横書きか縦書きかを認識する処理がもとの電子ドキュメントの横書き・縦書きと必ずしも合致するとは限らない。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。本実施の形態は、フォント情報を内部に包含する電子ドキュメントを対象とし、その電子ドキュメントの文字列の横書き及び縦書きを再現し、かつ、ファイルサイズを低減するものである。
本実施の形態の概要を説明する。
本実施の形態では、縦書き、横書きで文字形状(グリフ)が共通なフォントが存在している場合、その二つのフォントのうち、一つだけを共通フォントとして、電子ドキュメントに埋め込む。
さらに、その共通フォントを縦書き用フォントとして参照できる情報、つまり、縦書き用フォント名(又は縦書き用フォント番号)を登録する。縦書き用フォント名(又は縦書き用フォント番号)を指定された文字は、実態としては共通フォントを参照することになる。
さらに、前記共通フォントを横書き用フォントとして参照できる情報、つまり、横書き用フォント名(又は横書き用フォント番号)を登録する。横書き用フォント名(又は横書き用フォント番号)を指定された文字は、実態としては共通フォントを参照することになる。
そして、電子ドキュメントを生成する時には、文字毎に、フォント名(又はフォント番号)を指定することになる。つまり、フォント名(又はフォント番号)を指定することによって、横書き、縦書きの指定が可能となる。
さらに、文字毎に描画位置を指定する。
単に、縦書きと横書きのフォントのうち、共有できるものだけを共有する場合、縦書きと横書きで、描画位置が異なるものがある。例えば、「、」のような句読点は、横書きの場合、左下に描画されるが、縦書きの場合は、右上に描画される。そのため、句読点に関しては共有できないこととなる。また、プロポーショナルフォントの場合も、横書きと縦書きでフォント幅(高さ)が文字毎に異なるため、共有することができない。
本実施の形態では、文字毎に描画位置を指定する。このため、文字形状が横書き用及び縦書き用で同じ文字に対しては、その文字のフォントを共有化できる。これによって、本実施の形態は、フォント情報を埋め込んだ電子ドキュメントのファイルサイズを削減することができる。
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。
第1の実施の形態は、図1に示すように、共通フォント処理モジュール110、縦書情報付与処理モジュール120、横書情報付与処理モジュール130、文字登録処理モジュール140を有している。
共通フォント処理モジュール110は、縦書情報付与処理モジュール120、横書情報付与処理モジュール130、文字登録処理モジュール140と接続されており、文字形状が横書き用及び縦書き用で同じフォントである共有フォントを受け付ける。そして、受け付けたフォントを縦書情報付与処理モジュール120、横書情報付与処理モジュール130、文字登録処理モジュール140に渡す。つまり、共通フォント処理モジュール110は、縦書きと横書きで同じ文字形状をもつフォントを一つの共通フォントとして登録するために、文字登録処理モジュール140に渡す。
共通フォント処理モジュール110が受け付けるデータとしては、電子ドキュメントを生成する機能を有しているアプリケーションが出力するデータであり、例えば、電子ドキュメント作成アプリケーションの印刷機能により出力されるものである。また、本実施の形態を、その電子ドキュメント作成アプリケーションの印刷モジュールとして組み入れてもよい。また、例えば、紙文書を読み込んで、その画像から電子ドキュメントを構成するようなアプリケーションであってもよい。
また、共通フォント処理モジュール110は、共有フォント以外のフォントを受け付けて、共有フォントを選択して縦書情報付与処理モジュール120、横書情報付与処理モジュール130、文字登録処理モジュール140に渡すようにしてもよい。
縦書情報付与処理モジュール120は、共通フォント処理モジュール110、文字登録処理モジュール140と接続されており、共通フォント処理モジュール110によって受け付けられたフォントを、縦書き用フォントとして参照できる情報を付与する。そして、その付与した情報を文字登録処理モジュール140へ渡す。
横書情報付与処理モジュール130は、共通フォント処理モジュール110、文字登録処理モジュール140と接続されており、共通フォント処理モジュール110によって受け付けられたフォントを、横書き用フォントとして参照できる情報を付与する。そして、その付与した情報を文字登録処理モジュール140へ渡す。
つまり、縦書情報付与処理モジュール120は、共通フォントを親フォントとして、同じデータを参照する縦書き用フォントを登録するために、共通フォントを縦書き用フォントとして参照できる情報を付与する。例えば、ここで、縦書き用フォント番号を1とする。
同様に、横書情報付与処理モジュール130は、共通フォントを親フォントとして、同じデータを参照する横書き用フォントを登録するために、共通フォントを横書き用フォントとして参照できる情報を付与する。例えば、ここで、横書き用フォント番号を2とする。つまり、フォント番号が1の場合は、共通フォントを縦書き用フォントとして参照することになり、フォント番号が2の場合は、共通フォントを横書き用フォントとして参照することになる。
文字登録処理モジュール140は、共通フォント処理モジュール110、縦書情報付与処理モジュール120、横書情報付与処理モジュール130と接続されており、共通フォント処理モジュール110によって受け付けられたフォントに基づいて、縦書情報付与処理モジュール120又は横書情報付与処理モジュール130によって付与された情報とともにフォント情報を生成する。
また、文字登録処理モジュール140は、その生成されたフォント情報及び電子ドキュメントを構成する文字毎に、その文字の位置、その文字のサイズ、その文字の色、その文字の前記フォント情報を参照できる情報(以下、フォント番号ともいう)に基づいて、該電子ドキュメントを構成するための情報を生成するようにしてもよい。つまり、電子ドキュメントは、フォント情報(フォントとそのフォントを横書き用フォントとして参照できる情報又はそのフォントを縦書き用フォントとして参照できる情報を含む)と、文字の位置、文字のサイズ、文字の色、又は文字のフォント情報を参照できる情報を有している。換言すると、電子ドキュメントは、少なくともフォント情報、文字の位置、文字のフォント情報を参照できる情報を有している。そして、より好適には、文字のサイズ、文字の色を有している。さらに、その文字を一意に識別できる文字識別子である文字コードを含めてもよい。文字コードは、複数のアプリケーションで共通に用いることができるコード体系を用いる。
そして、ビューワは、表示すべき電子ドキュメント内の文字の位置に、文字のフォント情報を参照できる情報(縦書きの文字列の文字であれば縦書きのフォントの番号等、横書きの文字列の文字であれば横書きのフォントの番号等)を用いて、フォント情報内の該当するフォントを取得して、その取得したフォントを描画する。
前述の第1の実施の形態では、各文字毎に、文字の位置、文字のサイズ、文字の色、フォント番号を指定するものであるが、文字の位置、文字のサイズ、文字の色、フォント番号として、同じものが連続する場合(例えば、文字の位置の場合はX座標又はY座標が同じもの等)は、文字毎に指定しなくてもよい。つまり、この場合には、変化した時点で登録すればよい。また、その他の圧縮手法を施してもよい。
図8は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。この第2の実施の形態は、画像データを入力して、電子ドキュメントを作成する例を示すものである。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には、第1の実施の形態と同様である旨を示して重複した説明を省略する。
第2の実施の形態は、図8に示すように、文字コード付与処理モジュール810、代表文字生成処理モジュール820、共通フォント処理モジュール830、縦書情報付与処理モジュール840、横書情報付与処理モジュール850、文字列方向認識処理モジュール860、文字登録処理モジュール870を有している。
なお、第2の実施の形態に入力される画像は、紙文書をスキャナで読み込み、画像解析された結果である。つまり、その画像自体の他に、画素塊である文字画像の位置(以下、文字位置ともいう)、その画素塊である文字画像のサイズ(以下、文字サイズともいう)等の画像に関する情報の他に、その画素塊である文字画像(以下、文字画像ともいう)、その文字画像が縦・横に並んだ文字画像の列(以下、文字列ともいう)等の画像である。
図9を用いて、第2の実施の形態の処理例を説明する。
代表文字生成処理モジュール820は、複数の「2」という文字が記載された入力画像910内の文字画像911、文字画像912、文字画像913を対象画像とする。それぞれの文字画像は、文字画像911の解像度で切り出されたものである。そして、それぞれの文字画像の文字サイズ/文字位置950を文字登録処理モジュール870へ渡すようにしてもよい。
代表文字生成処理モジュール820は、これらの複数の「2」という文字画像が類似していると判定する。そして、代表文字生成処理モジュール820は、文字画像911、文字画像912、文字画像913の重点(重心線911A等の交差点)を求め、その重点を一致させるように位相を移動して高解像度文字画像920を生成し、共通フォント処理モジュール830へ渡す。
共通フォント処理モジュール830は、代表文字生成処理モジュール820から受け取った高解像度文字画像920から例えばアウトラインフォントを描画するに必要なアウトライン情報であるフォント・データ930を生成する。
文字コード付与処理モジュール810は、例えば「2」という文字画像の文字コード940を割り当てる。
文字登録処理モジュール870は、フォント・データ930及び縦書情報付与処理モジュール840から受け取ったそのフォントデータを縦書き用フォントとして参照できるフォントコード又は横書情報付与処理モジュール850から受け取ったそのフォントデータを横書き用フォントとして参照できるフォントコード、文字コード940、文字サイズ/文字位置950、文字列方向認識処理モジュール860から受け取った文字列が横書きであるか縦書きであるかを示す情報を用いて、出力すべき電子ドキュメントを生成する。
次に、各モジュールについて、詳細に説明する。
代表文字生成処理モジュール820は、共通フォント処理モジュール830と接続されており、画像内の文字画像毎に類似した文字画像を抽出し、それらを代表する文字画像(以下、代表文字画像ともいい、その具体的例として高解像度な文字画像がある)を生成する。その生成した代表文字画像を共通フォント処理モジュール830に渡す。
文字画像を抽出する方法としては、従来より提案されている種々の手法を用いればよい。例えば、特開2000−57261号公報、特開2001−43314号公報、特開2004−78531号公報等に開示されている技術を用いてもよい。さらに、文字画像が類似しているか否かを判定する手法として、例えば、特開2007−174009号公報等に開示されている技術を用いてもよい。
図10を用いて、代表文字生成処理モジュール820による代表文字画像の生成、つまり高解像度文字画像を生成する処理例を説明する。
図10(A)は、入力画像910の解像度(第1の解像度)における標本化格子(第1の標本化格子1001、第1の標本化格子1002、第1の標本化格子1003、第1の標本化格子1004)及び文字画像の重心位置(重心1001A、重心1002A、重心1003A、重心1004A)を表している。
代表文字生成処理モジュール820は、まず、図10(B)に示すように、文字画像の重心に基づいて、4つの標本化格子の位相を移動させる。
図10(C)、図10(D)は、第1の解像度よりも高い第2の解像度の標本化格子を設定する手法の例を説明する図である。図10(C)に記載された丸数字(1、2、3、4)は、第1の解像度における文字画像の値を例示している。ここで、文字画像は、丸数字が第1の解像度における標本化格子の格子点上に表されるようにプロットされている。
図10(D)において、第2の標本化格子1006は高解像度画像の標本化格子である。
代表文字生成処理モジュール820は、第1の解像度における4つの標本化格子の位相が移動されると、図10(C)に示すように、第2の解像度における標本化格子を設定し、図10(D)に示すように、文字画像の重心が一致するように、第2の解像度における標本化格子の位相を移動させる。
図10(E)は、第2の解像度における文字画像の値を算出する手法の例を説明する図である。第2の標本化格子1006A、第2の標本化格子1006B、第2の標本化格子1006C、第2の標本化格子1006D内の中心にある丸数字は、第2の解像度における文字画像の値を例示しているものである。ここで、第2の解像度における文字画像は、中心にある丸数字が、第2の解像度における標本化格子の格子点上に表されるように示されている。
そして、代表文字生成処理モジュール820は、第1の解像度における各文字画像の位相に基づいて、その各文字画像の画素値から、第2の解像度における文字画像の画素値を補間する。本例では、代表文字生成処理モジュール820は、最近傍補間法を適用して、第2の解像度における文字画像の画素値を補間する。すなわち、代表文字生成処理モジュール820は、第1の解像度における文字画像の4つの値(図10(E)では、丸数字の1、2、3、4)のうち、第2の解像度における標本化格子点に最も近い値を選択して、第2の解像度における文字画像の値とする。具体的には、第2の標本化格子1006Aでは、中心に最も近い値は「1」であり、「1」を採用している(丸数字は1である)。なお、補間方法は、この方法に限定されるものではなく、その他の方法(例えば、線形補間法など)を適用してもよい。
なお、代表文字生成処理モジュール820の処理は、前述の処理に限られず、線形補間、キュービックコンボリューション等でもよい。
共通フォント処理モジュール830は、文字コード付与処理モジュール810、代表文字生成処理モジュール820、縦書情報付与処理モジュール840、横書情報付与処理モジュール850、文字登録処理モジュール870と接続されており、代表文字生成処理モジュール820から受け取った代表文字画像の、例えばアウトライン情報であるフォント・データを生成し、文字コード付与処理モジュール810、文字登録処理モジュール870、縦書情報付与処理モジュール840、横書情報付与処理モジュール850に渡す。
縦書情報付与処理モジュール840は、共通フォント処理モジュール830、文字登録処理モジュール870と接続されており、第1の実施の形態の縦書情報付与処理モジュール120と同様である。
横書情報付与処理モジュール850は、共通フォント処理モジュール830、文字登録処理モジュール870と接続されており、第1の実施の形態の横書情報付与処理モジュール130と同様である。
文字コード付与処理モジュール810は、共通フォント処理モジュール830、文字登録処理モジュール870と接続されており、入力された文字画像又は共通フォント処理モジュール830から渡された代表文字画像に対して文字コードを割り当てる。そして、その文字コードを文字登録処理モジュール870へ渡す。
また、文字コード付与処理モジュール810は、フォントとして登録する文字形状と一対一対応ができるように、文字形状にコード(フォント番号)を付与するようにしてもよい。その場合、さらに、それに対応する入力画像内の文字画像に対して、文字コードを付与するようにしてもよい。文字コードを付与することによって、もとの文字画像の形状と類似した文字形状を、共通フォントから再生できるようになる。
付与するコード(フォント番号)は、フォントに登録した文字形状と一対一対応ができるようになっていれば何でもよい。又は、文字画像を文字認識して、SJIS、unicode等のコード体系の文字コードを与えてもよい。
文字列方向認識処理モジュール860は、文字登録処理モジュール870と接続されており、入力画像内の文字列の方向(横書きであるか、縦書きであるか)を認識する。そして、その認識結果を文字登録処理モジュール870へ渡す。
文字列方向の認識処理は、一般の文字認識処理で用いられている各種手法を用いてもよい。例えば、特開平5−35908号公報、特開平5−35909号公報、特開平5−35910号公報、特開平5−62010号公報、特開平5−73718号公報、特開平5−89284号公報、特開平5−298477号公報、特開平5−314309号公報、特開平6−243286号公報、特開平8−194773号公報、特開平9−200501号公報、特開2007−164719号公報等に記載されているような技術を用いてもよい。
文字登録処理モジュール870は、文字コード付与処理モジュール810、共通フォント処理モジュール830、縦書情報付与処理モジュール840、横書情報付与処理モジュール850、文字列方向認識処理モジュール860と接続されている。
文字登録処理モジュール870は、共通フォント処理モジュール830によって生成されたフォント情報に基づいて、縦書情報付与処理モジュール840又は横書情報付与処理モジュール850によって付与された情報とともにフォント情報を生成する。
さらに、文字登録処理モジュール870は、その生成されたフォント情報及び文字コード付与処理モジュール810によって付与された文字識別子の文字のフォント情報を参照できる情報に基づいて、電子ドキュメントを構成するための情報を生成するようにしてもよい。また、文字登録処理モジュール870は、さらに、文字列方向認識処理モジュール860による認識結果、文字の位置、文字のサイズ、文字の色、文字のフォント情報を参照できる情報に基づいて、電子ドキュメントを構成するための情報を生成するようにしてもよい。つまり、電子ドキュメントは、フォント情報(フォントとそのフォントを横書き用フォントとして参照できる情報又はそのフォントを縦書き用フォントとして参照できる情報を含む)、文字の位置、文字のサイズ、文字の色、文字のフォント情報を参照できる情報、文字コード、又は文字列の方向を有している。換言すると、電子ドキュメントは、少なくともフォント情報、文字の位置、文字のフォント情報を参照できる情報を有している。そして、より好適には、文字のサイズ、文字の色、文字列の方向を有している。さらに、文字コードを含めてもよい。
前述の第2の実施の形態では、各文字毎に、文字の位置、文字のサイズ、文字の色、フォント番号、文字列の方向を指定するものであるが、文字の位置、文字のサイズ、文字の色、フォント番号、文字列の方向として、同じものが連続する場合(例えば、文字の位置の場合はX座標又はY座標が同じもの等)は、文字毎に指定しなくてもよい。つまり、この場合には、変化した時点で登録すればよい。また、その他の圧縮手法を施してもよい。
図11を参照して、前述の実施の形態のハードウェア構成例について説明する。図11に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1117と、プリンタなどのデータ出力部1118を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1101は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、共通フォント処理モジュール110、縦書情報付与処理モジュール120、横書情報付与処理モジュール130、文字登録処理モジュール140、文字コード付与処理モジュール810、代表文字生成処理モジュール820、文字列方向認識処理モジュール860等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1102は、CPU1101が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1103は、CPU1101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス1104により相互に接続されている。
ホストバス1104は、ブリッジ1105を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス1106に接続されている。
キーボード1108、マウス等のポインティングデバイス1109は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1110は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などからなり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1111は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1101によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、入力画像、フォント情報、電子ドキュメントなどが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ1112は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1113に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1107、外部バス1106、ブリッジ1105、及びホストバス1104を介して接続されているRAM1103に供給する。リムーバブル記録媒体1113も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1114は、外部接続機器1115を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1114は、インタフェース1107、及び外部バス1106、ブリッジ1105、ホストバス1104等を介してCPU1101等に接続されている。通信部1116は、ネットワークに接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1117は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1118は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図11に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図11に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図11に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 テキスト情報が表示されている電子文書の例を示す説明図である。 テキスト情報が選択された状態の例を示す説明図である。 選択したテキスト情報を複写した後に貼り付けた場合の例を示す説明図である。 選択した状態で、反転矩形形状に空白が発生する場合の例を示す説明図である。 選択した状態で、反転矩形形状の上端と下端の位置が不揃いとなる場合の例を示す説明図である。 選択したテキスト情報を複写した後に貼り付けた場合の例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。 代表文字生成処理モジュールによる高解像度文字画像データの生成処理例を示す説明図である。 第1及び第2の実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
110…共通フォント処理モジュール
120…縦書情報付与処理モジュール
130…横書情報付与処理モジュール
140…文字登録処理モジュール
810…文字コード付与処理モジュール
820…代表文字生成処理モジュール
830…共通フォント処理モジュール
840…縦書情報付与処理モジュール
850…横書情報付与処理モジュール
860…文字列方向認識処理モジュール
870…文字登録処理モジュール

Claims (6)

  1. 文字形状が横書き用及び縦書き用で同じフォントである共有フォントを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられたフォントを、縦書き用フォントとして参照できる情報を付与する縦書情報付与手段と、
    前記受付手段によって受け付けられたフォントを、横書き用フォントとして参照できる情報を付与する横書情報付与手段と、
    前記受付手段によって受け付けられたフォントに基づいて、前記縦書情報付与手段又は前記横書情報付与手段によって付与された情報とともにフォント情報を生成するフォント情報生成手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記フォント情報生成手段によって生成されたフォント情報、文書を構成する文字の位置、該文字のサイズ、該文字の色、又は該文字の前記フォント情報を参照できる情報に基づいて、該文書を構成するための情報を生成する文書構成情報生成手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付手段が受け付けた共有フォントの文字を一意に識別できる文字識別子を付与する文字識別子付与手段と、
    前記フォント情報生成手段によって生成されたフォント情報及び前記文字識別子付与手段によって付与された文字識別子の文字のフォント情報を参照できる情報に基づいて、該文書を構成するための情報を生成する文書構成情報生成手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記文書を構成する文字を含む文字列は、横書きの又は縦書きの方向の文字列であるかを認識する文字列方向認識手段
    をさらに具備し、
    前記文書構成情報生成手段は、さらに、前記文字列方向認識手段による認識結果、前記文字の位置、該文字のサイズ、該文字の色、該文字の前記フォント情報を参照できる情報に基づいて、該文書を構成するための情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 複数の文字を代表する代表文字を生成する代表文字生成手段と、
    前記共通フォント情報生成手段は、前記代表文字生成手段によって生成された代表文字を共有フォントとして受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    文字形状が横書き用及び縦書き用で同じフォントである共有フォントを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられたフォントを、縦書き用フォントとして参照できる情報を付与する縦書情報付与手段と、
    前記受付手段によって受け付けられたフォントを、横書き用フォントとして参照できる情報を付与する横書情報付与手段と、
    前記受付手段によって受け付けられたフォントに基づいて、前記縦書情報付与手段又は前記横書情報付与手段によって付与された情報とともにフォント情報を生成するフォント情報生成手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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