JP2009184373A - 船外機の吸気口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気口に通じる吸気室がエンジンの上方でエンジンカバー内に形成される船外機の吸気口装置において、簡単な構造で大量被水時にもエンジンルーム内への水の浸入を防止する。
【解決手段】エンジンカバー15との間に吸気室39を形成してエンジンカバー15に内方から取付けられる内部カバー41が、エンジンカバー15の上部内面に対向する底板部41aと、該底板部41aの前縁から上方に立ち上がってエンジンカバー15の上部内面に連接される前壁部41bと、底板部41aから上方に立ち上がる一対の筒部41c,41dとを一体に有し、両筒部41c,41dは、吸気口38から吸気室39内に入った水が両筒部41c,41d間を通過するようにして左右に並んで配置され、吸気室39内で前壁部41bに当たって左右に分かれた水を排出するための一対の排出孔48が吸気室39内の前部左右に通じてエンジンカバー15に形成される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、船体に支持されて上下に延びるケーシングの上部にエンジンが搭載され、後方側に開口した吸気口を上部に有して前記エンジンを覆うエンジンカバー内に、前記エンジンの上方に配置される吸気室が前記吸気口に通じるようにして形成される船外機の吸気口装置に関する。
このような船外機の吸気口装置は、特許文献1および特許文献2等で既に知られている。
特開2007−22423号公報 特開平10−8985号公報
上記特許文献1および2等で開示されたものでは、吸気室およびエンジンルーム間を連通する通路孔を形成するようにして上下に延びる筒部の上端をエンジンカバーの上部内面に近接させる等により、荒天等で吸気室内に浸入した水がエンジンルーム内に浸入してしまうのを防止する工夫がなされているものの、波高の高いときや、追い波によって吸気室が大量被水したときにはエンジンルーム内への水の浸入を防止することが困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で大量被水時にもエンジンルーム内への水の浸入を防止し得るようにした船外機の吸気口装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、船体に支持されて上下に延びるケーシングの上部にエンジンが搭載され、後方側に開口した吸気口を上部に有して前記エンジンを覆うエンジンカバー内に、前記エンジンの上方に配置される吸気室が前記吸気口に通じるようにして形成される船外機の吸気口装置において、前記吸気室は、前記エンジンカバーと、前記エンジンを収容するエンジンルームおよび前記吸気室間を区画するようにして前記エンジンカバーに内方から取付けられる内部カバーとで形成され、該内部カバーは、前記エンジンカバーの上部内面に対向するとともに該エンジンカバーの上部内面に後縁部および両側縁部が連接される底板部と、該底板部の前縁から上方に立ち上がって前記エンジンカバーの上部内面に連接される前壁部と、前記吸気室および前記エンジンルーム内を連通せしめる通路孔を形成して前記底板部から上方に立ち上がる一対の筒部とを一体に有し、前記両筒部は、前記吸気口から前記吸気室内に入った水が両筒部間を通過するようにして左右に並んで配置され、前記吸気室内で前記前壁部に当たって左右に分かれた水を排出するための一対の排出孔が前記吸気室内の前部左右に通じて前記エンジンカバーに形成されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記吸気口の左右方向の幅が、前記左右方向での前記両筒部の外端間の距離よりも小さく設定されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記底板部が、前記吸気口から前記前壁部に向かって上方に傾斜して形成されることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記両筒部の前記吸気口に臨む側壁が、前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して形成されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、吸気口から吸気室に浸入した水は、一対の筒部間を通って前壁部に達し、その前壁部に当たって左右に分かれて両排出孔から外部に排出されることになり、一度に大量の水が吸気口から吸気室に浸入したとしても両側の排出孔から効率よく排出することができるので、吸気室からエンジンルームに水が浸入することを効果的に防止することができる。しかもエンジンカバーに内方から取付けられる内部カバーの形状を工夫するだけの簡単な構造で、エンジンルームに水が浸入することを防止することが可能となる。
また請求項2記載の発明によれば、吸気口から吸気室に浸入した水を、吸気口の左右方向の幅よりもその左右方向での外端間の距離を大きくした一対の筒部間に効果的にガイドすることができる。
請求項3記載の発明によれば、底板部が吸気口から前壁部に向かって上方に傾斜しているので吸気室内に入った水を吸気口側に戻すようにして、吸気室からの排水をより効果的に行うことができる。
さらに請求項4記載の発明によれば、両筒部の前記吸気口に臨む側壁が、前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜しているので、吸気口から吸気室に浸入した水を一対の筒部間に効果的にガイドすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の一実施例を示すものであり、図1は船外機の側面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図1の要部拡大図であって図6の4−4線に沿う断面図、図5は図4の5矢視図、図6は図4の6−6線断面図である。
先ず図1において、この船外機10は、船体12の船尾にクランプされるスターンブラケット13と、該スターンブラケット13にスイベル軸14を介して左右方向に揺動可能に連結されて上下に延びるケーシング11とを備え、該ケーシング11の上部にエンジンEが搭載され、該エンジンEがエンジンカバー15で覆われる。またエンジンEが発揮する回転動力は、後端部にプロペラ16が装着されるようにして前記ケーシング11の下部に支持されたプロペラ軸17に伝達される。
前記エンジンカバー15は、前記ケーシング11の上部に固定されるロアカバー18と、前方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜した第1平面PL1に沿う第1結合面20で前記ロアカバー18に結合されるアッパーカバー19とで構成され、ロアカバー18およびアッパーカバー19は、複数のロックレバー21…で相互に連結される。
図2および図3を併せて参照して、前記エンジンカバー15内から線状材たとえばスロットルワイヤ22、シフトワイヤ23および電線24等を導出する線状材引き出し部25が、ロアカバー18およびアッパーカバー19の前壁間に設けられる前記ロックレバー21を避けるようにして前記ロアカバー18の左右両側壁のうち右側壁寄りに配置されてエンジンカバー15の前壁から前方に突出され、前記スロットルワイヤ22、シフトワイヤ23および電線24等は前記線状材引き出し部25に装着されたグロメット26を液密に貫通して外部に導出される。
前記線状材引き出し部25は、前記ロアカバー18に一体に連なって該ロアカバー18の前壁から前方に突出するケース部27と、前記第1結合面20よりも下方に配置されて第1平面PL1と斜めに交差する第2平面PL2に沿う第2結合面29で前記ケース部27に結合される蓋部材28とで構成されるものである。
前記ケース部27の右側壁は前記ロアカバー18の右側壁よりも内方に位置するものであり、ケース部27の右側壁およびロアカバー18の右側壁間をほぼ直角に結ぶ連結壁部31がロアカバー18に一体に設けられる。
蓋部材28は、その外形形状に対応した第2ガスケット30(図2参照)をケース部27との間に介在させて該ケース部27に締結されるものであり、蓋部材28および前記ガスケット30は、線状材引き出し部25の左側でロアカバー18の前壁に内方から当接する第1突部28a,30aと、線状材引き出し部25の右側で前記連結壁部31と重なるようにしてロアカバー18の右側壁内面側に突出する第2突部28b,30bとをそれぞれ一体に有する。
エンジンカバー15を構成するロアカバー18およびアッパーカバー19間で前記線状材引き出し部25を除く部分にはガスケット32が介装されるものであり、このガスケット32はアッパーカバー19側に嵌合され、前記ロアカバー18の前記ケース部27を除く周壁上面には前記ガスケット32を接触させる平坦なシール面33が形成される。またアッパーカバー19および前記蓋部材28間には図示しないシール部材が介装される。
ところで第2結合面29が第1結合面20よりも下方にあるので、前記蓋部材28の一部は第1結合面20よりも下方位置にあり、その部分で蓋部材28およびロアカバー18間にはシール部材が存在せず、蓋部材28をロアカバー18に極力当接させるようにしても蓋部材28およびロアカバー18間に微小間隙が生じることは避けられない。
線状材引き出し部25の左側では蓋部材28の第1突部28aがロアカバー18の前壁に内方から当接するので、線状材引き出し部25の左側で線状材引き出し部25およびエンジンカバー15間に生じる間隙は迷路状となっており、エンジンカバー15内への水の浸入は極力防止されることになる。一方、線状材引き出し部25の右側では蓋部材28の第2突部28aがロアカバー18の右側壁に内方から当接するので、このままの構造では、線状材引き出し部25の右側で蓋部材28の第2突部28aおよびロアカバー18の右側壁間に生じた間隙からエンジンカバー15内に水が浸入する可能性がある。
そこでロアカバー18には、該ロアカバー18の右側壁に滑らかに連なって線状材引き出し部25に極力近接するように延びる延長壁部18aが、前記連結壁部31の前方に位置するようにして一体に設けられており、ロアカバー18には、前後に間隔をあけて配置される前記連結壁部31および前記延長壁部18aで前後壁が規定される水浸入室34が、線状材引き出し部25の右側に配置されるようにして形成され、しかもロアカバー18には、前記水浸入室34内の水を外部に排出するための排水孔35が前記水浸入室34内の底部に開口するようにして設けられる。
図4〜図6において、エンジンカバー15におけるアッパーカバー19には、後方側に開口した吸気口38が設けられるとともに、エンジンEの上方に配置される吸気室39が前記吸気口38に通じるようにして形成される。
吸気室39は、前記エンジンカバー15のアッパーカバー19と、エンジンEを収容するエンジンルーム40および前記吸気室39間を区画するようにして前記アッパーカバー19に内方から取付けられる内部カバー41とで形成されるものである。
前記内部カバー41は、前記アッパーカバー19の上部内面に対向するとともに該アッパーカバー19の上部内面に後縁部および両側縁部が連接される底板部41aと、該底板部41aの前縁から上方に立ち上がって前記アッパーカバー19の上部内面に連接される前壁部41bと、吸気室39およびエンジンルーム40内を連通せしめる通路孔42,43を形成して底板部41aから上方に立ち上がる一対の筒部41c,41dとを一体に有して合成樹脂によって形成されるものであり、底板部41aの後部中央部がねじ部材44によって吸気口38の下方でアッパーカバー19に締結され、底板部41aの前部両側がアッパーカバー19の内面に一体に設けられた一対の取付けボス45…にねじ部材46…でそれぞれ締結され、前記前壁部41bの上端中央がねじ部材47でアッパーカバー19の上部内面に締結される。
前記両筒部41c,41dは、前記吸気口38から前記吸気室39内に入った水が両筒部41c,41d間を通過するようにして左右に並んで配置され、前記吸気室39内で前記前壁部41bに当たって左右に分かれた水を排出するための一対の排出孔48,48が、前記吸気室39内の前部左右に通じて前記アッパーカバー19の左右両側に形成される。
しかも吸気口38の左右方向の幅Dは、その左右方向での前記両筒部41c,41dの外端間の距離Lよりも小さく設定されており、前記両筒部41c,41dの前記吸気口38に臨む側壁41ca,41daは、前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して形成される。
また底板部41aは、吸気口38から前壁部41bに向かって上方に傾斜して形成されており、前壁部41bは後方に凸に彎曲しつつ前上がりに傾斜して形成される。
次にこの実施例の作用について説明すると、エンジンEを覆うエンジンカバー15が、ケーシング11に固定されるロアカバー18と、第1結合面20でロアカバー18に結合されるアッパーカバー19とで構成されており、エンジンカバー15内からスロットルワイヤ22、シフトワイヤ23および電線24等の線状材を導出する線状材引き出し部25が、ロアカバー18に一体に連なって該ロアカバー18の前壁から前方に突出するケース部27と、第1結合面20よりも下方に配置される第2結合面29でケース部27に結合される蓋部材28とで構成されるのであるが、前後に間隔をあけてロアカバー18に一体に設けられる連結壁部31および延長壁部18aで前後壁が規定されるようにしてロアカバー18に形成される水浸入室34が、線状材引き出し部25の左右両側のうち蓋部材28およびロアカバー18間に微小間隙が生じる側に配置されるので、荒天での航走時に蓋部材28およびロアカバー18間の微小間隙からエンジンカバー15内に浸入しそうになる水を水浸入室34で一旦受けるようにしてエンジンカバー34内への水の浸入を極力抑えることができる。しかも前記連結壁部31および延長壁部18aはロアカバー18に一体に設けられるものであり、部品点数の増大を抑えた簡単な構造でエンジンカバー15内への水の浸入を極力抑えることができる。
しかもロアカバー18に、水浸入室34内の水を外部に排出するための排水孔35が前記水浸入室34内の底部に開口するようにして設けられるので、水浸入室34に浸入した水は排水孔35から外部に効果的に排出されることになり、水浸入室34に水が貯留されてしまうことはなく、エンジンカバー15内への水の浸入をより確実に抑制することができる。
またエンジンカバー15内の上部に形成される吸気室39は、前記エンジンカバー15のアッパーカバー19と、エンジンルーム40および吸気室39間を区画するようにしてアッパーカバー19に内方から取付けられる内部カバー41とで形成され、該内部カバー41は、アッパーカバー19の上部内面に対向するとともに該アッパーカバー19の上部内面に後縁部および両側縁部が連接される底板部41aと、該底板部41aの前縁から上方に立ち上がって前記アッパーカバー19の上部内面に連接される前壁部41bと、吸気室39および前記エンジンルーム40内を連通せしめる通路孔42,43を形成して前記底板部41aから上方に立ち上がる一対の筒部41c,41dとを一体に有し、前記両筒部41c,41dは、前記吸気口38から前記吸気室39内に入った水が両筒部41c,41d間を通過するようにして左右に並んで配置され、前記吸気室39内で前記前壁部41bに当たって左右に分かれた水を排出するための一対の排出孔48…が前記吸気室39内の前部左右に通じて前記アッパーカバー19の左右両側に形成されている。
したがって吸気口38から吸気室39に浸入した水は、一対の筒部41c,41d間を通って前壁部41bに達し、その前壁部41bに当たって左右に分かれて両排出孔48…から外部に排出されることになり、一度に大量の水が吸気口38から吸気室39に浸入したとしても両側の排出孔48から効率よく排出することができるので、吸気室39からエンジンルーム40に水が浸入することを効果的に防止することができる。しかもエンジンカバー15のアッパーカバー19に内方から取付けられる内部カバー41の形状を工夫するだけの簡単な構造で、エンジンルーム40に水が浸入することを防止することが可能となる。
また吸気口38の左右方向の幅Dが、前記左右方向での前記両筒部41c,41dの外端間の距離Lよりも小さく設定されるので、吸気口38から吸気室39に浸入した水を一対の筒部41c,41d間に効果的にガイドすることができ、さらに両筒部41c,41dの前記吸気口38に臨む側壁41ca,41daが、前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して形成されるので、吸気口38から吸気室39に浸入した水を一対の筒部41c,41d間により効果的にガイドすることができる。
しかも底板部41aが、前記吸気口38から前記前壁部41bに向かって上方に傾斜して形成されるので、吸気室39内に入った水を吸気口38側に戻すようにして、吸気室39からの排水をより効果的に行うことができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
船外機の側面図である。 図1の2−2線拡大断面図である。 図2の3−3線断面図である。 図1の要部拡大図であって図6の4−4線に沿う断面図である。 図4の5矢視図である。 図4の6−6線断面図である。
符号の説明
11・・・ケーシング
12・・・船体
15・・・エンジンカバー
38・・・吸気口
39・・・吸気室
40・・・エンジンルーム
41・・・内部カバー
41a・・・底板部
41b・・・前壁部
41c,41d・・・筒部
41ca,41da・・・筒部の側壁
42,43・・・通路孔
48・・・排出孔
E・・・エンジン

Claims (4)

  1. 船体(12)に支持されて上下に延びるケーシング(11)の上部にエンジン(E)が搭載され、後方側に開口した吸気口(38)を上部に有して前記エンジン(E)を覆うエンジンカバー(15)内に、前記エンジン(E)の上方に配置される吸気室(39)が前記吸気口(38)に通じるようにして形成される船外機の吸気口装置において、前記吸気室(39)は、前記エンジンカバー(15)と、前記エンジン(E)を収容するエンジンルーム(40)および前記吸気室(39)間を区画するようにして前記エンジンカバー(15)に内方から取付けられる内部カバー(41)とで形成され、該内部カバー(41)は、前記エンジンカバー(15)の上部内面に対向するとともに該エンジンカバー(15)の上部内面に後縁部および両側縁部が連接される底板部(41a)と、該底板部(41a)の前縁から上方に立ち上がって前記エンジンカバー(15)の上部内面に連接される前壁部(41b)と、前記吸気室(39)および前記エンジンルーム(40)内を連通せしめる通路孔(42,43)を形成して前記底板部(41a)から上方に立ち上がる一対の筒部(41c,41d)とを一体に有し、前記両筒部(41c,41d)は、前記吸気口(38)から前記吸気室(39)内に入った水が両筒部(41c,41d)間を通過するようにして左右に並んで配置され、前記吸気室(39)内で前記前壁部(41b)に当たって左右に分かれた水を排出するための一対の排出孔(48)が前記吸気室(39)内の前部左右に通じて前記エンジンカバー(15)に形成されることを特徴とする船外機の吸気口装置。
  2. 前記吸気口(38)の左右方向の幅が、前記左右方向での前記両筒部(41c,41d)の外端間の距離よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1記載の船外機の吸気口装置。
  3. 前記底板部(41a)が、前記吸気口(38)から前記前壁部(41b)に向かって上方に傾斜して形成されることを特徴とする請求項1または2記載の船外機の吸気口装置。
  4. 前記両筒部(41c,41d)の前記吸気口(38)に臨む側壁(41ca,41da)が、前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の船外機の吸気口装置。
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